響「最近妄想をするんだ」美希「は?」 (24)
美希「ひ、響? いきなり何言ってるの…ちょっと…ドン引きなのー…」
響「うがーっ! ちょっとドン引きってなんだ!日本語おかしいさー」
美希「ナイスなツッコミなの。ってそういう場合じゃないかな。妄想してるって…ちょっと怖い…かな…」
響「ピヨ子だってやってるじゃないか。なんで自分の時はそうなるんだー?」
美希「小鳥はほら…ゲンジツトウヒが必要なお年頃かなって。ケッコンテキレイキだし」
響「美希…ピヨ子の前でそれ言うなよ。きっと泣かれるぞ」
美希「もう遅いの」
響「言ったのか!?」
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美希「セイカクに言うと、泣いたんじゃなくて泣きながら事務所飛び出していったの」
響「もっとダメじゃないか!」
美希「あーでもでも。魔女っこミラクるんのドウジンシ上げたら許してもらえたの」
響「…急展開すぎて自分ついていけないぞ…なんで美希が同人誌もってるんだ?」
美希「クラスの子に書いてる子がいてねー。そのギョウカイでは超ユーメーらしいんだ。名前は…ラム子だったって思うな」
響「へえー」
美希「で、ミキ達何の話してたんだっけ?」
響「こら」
美希「あっ、思い出したのっ。響が最近妄想してるって話だったの」
響「そうそう」
美希「で、何か悩みがあるの?」
響「なんで自分がおかしくなった前提なんだー?」
美希「あはっ。響いじるの楽しいなー 楽しいなったら楽しいなー♪」
響「もういいっ!」プイッ
美希「わー待ってなの。聞くから聞くから」
響「今度こそちゃんと聞くんだぞ?」
美希「はーいなの」
響「あ、あのな最近やってるのは」
美希「うんうん」
響「もし765プロの皆がいろんな国の人だったら…」
美希「うん。よくわかんないの」
響「だからさ。プロデューサーからアイドルまでそれぞれ国籍が違うさー」
美希「あー、ジンシュノルツボってこと?」
響「それだぞー」
美希「ふうん。じゃあ響の妄想だと小鳥はどうなるの?」
響「ピヨ子はアメリカ人だな」
美希「アメリカ人で小鳥ってあんまりいないって思うな」
響「ちがうってー。ちゃんと名前も変えるさー」
美希「小鳥をアメリカ人に? うーん…」
響「ピヨ子はイーグルだな」
美希「イーグル? ああ。鳥ってことかあ。なるほどなの」
響「陽気なアメリカ人、ナムコプロの事務員、イーグルだぞ」
美希「な…なんかこれって…」
美希「チョーくだらないの!」
響「こら」
美希「でもちょっと面白いって思うな」
響「いったいどっちだぞ…」
美希「あ、じゃあ次千早さんやってみようなの」
響「千早か…うん。わかったぞ」
…
…
美希「千早さんはきっと、ラギニコフ、なの。カモクなロシア人」
響「うわ…全然違うぞ…」
美希「響の言ってみて」
響「チー・チャン。千早は中国が似合うぞ」
美希「なんか…」
美希「チョー面白いの!」
響「よし」
美希「じゃあじゃあ、次は真くん」
響「わかったぞ」
…
…
響「ふふーん」
美希「あっ、もう思いついたの?」
響「当然さー。真はマーティーだぞ」
美希「なんかビミョー」
響「うがー! 美希はどうなんだ」
美希「マコリーン、なの。イギリス人なの」
響「どっちも似たような名前じゃないか……」
美希「なんかこれって…」
美希「ちょー頭つかうの!」
響「うん」
ガチャ
貴音「おや、美希に響」
美希「あ、そうだ。貴音やってみようよ響」
貴音「はて? 一体何をしているのですか?」
響「まーおいおい説明するさー少し待つさー」
貴音「ええ」
美希「ねえ響。これは同時に言ってみない? 絶対イッチするよ」
響「む。そうか? じゃあいくぞ…せーの」
美希・響『たかね!』
美希「やったなのー!」ハイターッチ
響「いぇい」パチン
貴音「はて?」
貴音「響、そろそろ説明を…」
響「ああ、貴音、これはな」カクカクジカジカ
貴音「なるほど。これは……」
貴音「真、楽しそうな遊びですね!」
響「よし」
美希「やっぱり貴音は日本って感じなの」
貴音「よく言われます」
響「よし。じゃあ次は誰にするんだ?」
貴音「あずさはどうでしょう」
響「あずささんかあ~」
美希「あずさはカンタンなの~♪」
響「待つさー。自分も急いで考えるぞー」
貴音「ふむ。そうですね」
…
…
…
…
響「できたぞー」
貴音「わたくしもです」
美希「じゃあジュンジュンに言ってみようなの。響から」
響「あずささんはな、アズミスキーだぞ。ロシア人さ」
美希「アズシュタインって感じかな」
貴音「アズベリーヌ、といったところですか」
響「それはどこの国なんだ?」
貴音「フランスですね」
美希「なんか貴音って…」
美希「チョーセンスあるの!」
貴音「おや」
美希「じゃあ次は雪歩なの」
…
…
…
響「できたぞー!」
貴音「じゃあ言ってみましょうか」
美希「ハギミーナなの。イタリア人って感じかな」
響「ユキポノフ。ロシア人だぞ」
貴音「ユキノリキュウ、です」
美希「へ? ユキノ…?」
貴音「ユキノリキュウです」
響「それはどこの国なんだ?」
貴音「日本ですが…」
響「日本? そんな名前あったかー?」
美希「ふうん。なるほど。お茶入れるのうまいからねえ」
響「美希、分かるのか?」
美希「響、ニホンシ選択ならすーぐに分かるの」
響「自分地理だし」
美希「ならしょうがないの。貴音はセンノリキュウにかけてるっておもうな」
貴音「その通りです。正解です美希」
響「それなら自分も聞いたことあるぞ」
美希「もしかして響って…」
美希「ベンキョー苦手?」
響「こら」
響「じゃあ次!春香だぞ」
美希「春香はチョーカンタンなの♪」
貴音「一番容易に思いつきますね」
響「そ、そうか…?」
美希「じゃあこれは一斉に言うの!絶対イッチするって思うな」
貴音「賛成です」
響「待て待て!自分ほんとにわかんないぞ! なんだなんだ?」
美希「響ぃ 春香のあだ名を思い出してみるの!」
響「はるるん?」
貴音「それもありますが、他のあだ名です。すぐに思いつくはずですよ」
響「うぐぐ」
…
…
…
美希「響、いい?」
響「オッケーだぞ。でも大丈夫かなあ」
貴音「ではいきましょう。せーのっ」
美希・響・貴音『ハルシュタイン!』
美希「やったなのー!」
貴音「見事に一致ですね」
響「当たってよかったぞー!」
貴音「響、この遊びは…」
貴音「きっと流行りますね!」
響「よし」
美希「響、このモーソーって…」
美希「チョー楽しいの!」
響「よし」
終わり
美希、響は、貴音と同じく日本人
このSSまとめへのコメント
よしでいちいち笑う