【ミリマス】ぷっぷかにゃんにゃん (19)




――お笑い行方不明


掴み所のない麗花とうざかわいい茜


キャラを捨て


正統派で挑む彼女らに


笑いの女神は微笑むのか!?






エントリーナンバー184番





ぷっぷかにゃんにゃん!




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ドン!


ドン!


ドドドドドドドド!


茜「はいどうも~!」
麗花「はいどうも♪」


パチパチパチパチパチパチパチパチパチ


茜「ぷっぷかにゃんにゃんのプリティーな方、茜ちゃんだよ!」


麗花「ぷっぷかちゃんちゃんのプリティーな方、茜ちゃんだよ!」


茜「麗花ちん!?」


麗花「うん?」


茜「『うん?』じゃないよ 芸名違うし名前も違うよ」


麗花「そうなの?」


茜「そうだよ」


麗花「まあそんなことは気にせずにいきましょう♪」


茜「顔だけでも覚えて帰ってね~」




麗花「そういえば茜ちゃん」


茜「はいはい」


麗花「最近は怖~いニュースをいっぱい聞くわね」


茜「そんなに聞く?」


麗花「すっごく聞くわよ~」


茜「例えばどんな怖いの?」


麗花「朝起きて、ご飯を食べると!」


茜「ほうほう!」


麗花「仕事に行くでしょ?」


茜「それで?」


麗花「仕事に行って、帰る!」


茜「あ、帰るの……それで?」


麗花「おやすみ♪」


茜「寝ないで!」


麗花「まだよ!」


茜「まだなの!?」


麗花「まだよ」




茜「寝るところからでいいじゃん!」


麗花「でも、それだと働いてないって思われちゃう…」


茜「怖い話で職業なんて気にしないからね?」


麗花「でも働いてなかったら怖くない?」


茜「それは怖いけど…」


麗花「あっ、そういえば私、夢があるんです」


茜「また唐突に…どんな夢なの?」


麗花「世界中の山に登って…」


麗花「登って…?」


麗花「おやすみ!」


麗花「なんでやねーん!」


茜「コラァー! 勝手に話を進めない!」


麗花「進んでた?」


茜「進んでるよ! ボケとツッコミを一人でやってたよ」


麗花「じゃあ二人でやる?」


茜「元からそうでしょ!」


麗花「ごめんなさいね」




茜「それで、山に登って?」


麗花「おいしい窒素と酸素と二酸化炭素を吸い込むの」


茜「その表現やめよ?」


麗花「もしかして、酸素嫌いなの?」


茜「そんなわけないでしょ!」


茜「酸素が無かったら死んじゃうじゃん!」


麗花「そうなの?」


茜「そうだよ」


麗花「空気を目一杯吸い込んだら……やっほー!って」


茜「山の定番だね」


麗花「あ、これは違うの」


茜「違うの!?」


麗花「叫ぶ前の一言みたいな?」


茜「叫んでんじゃん!」


麗花「人工呼吸でも意気込むでしょ?」


茜「あれは空気を入れなきゃいけないでしょ」


麗花「窒素を?」


茜「言い方違う」




麗花「ちょっと人命救助の練習しない?」


茜「強引だね」


麗花「もしもを考えると、不安になっちゃって」


茜「じゃあ、まずは茜ちゃんがお手本やるから、麗花ちんは倒れてる人をやって」


麗花「うん、分かった」

スタスタ

茜「………………」


麗花「うっ…く、苦しい…」


茜「大丈夫ですか!?」


麗花「だ、大丈夫です…」


茜「大丈夫じゃないでしょ!」


麗花「のど飴が…のどに…」


茜「吐き出せー!」


茜「ほらトントン」


麗花「ゲホッゴホッ…あ、出てきた♪」


茜「嬉しそうに言わない」


麗花「食べる?」


茜「食べないよ!」


麗花「お持ち帰りですか?」


茜「いらない!」


麗花「じゃあ捨てちゃえ」ポイ


茜「捨てたらダメでしょ!」


麗花「じゃあ拾って?」


ヒョイ


茜「ゴミ箱に捨てます」


麗花「お箸は?」


茜「付けないよ!コンビニ弁当じゃないんだから」

話が噛み合ってねぇww
支援だよ

>>2
野々原茜(16) Da
http://i.imgur.com/yyse7am.jpg
http://i.imgur.com/ev1gtsZ.jpg

北上麗花(20) Da
http://i.imgur.com/QK5o42S.jpg
http://i.imgur.com/r7HnGNV.jpg



茜「人命救助の話でしょ!」


麗花「そうだった!」


茜「じゃあ今度は茜ちゃんが倒れるから、救助してみて」


麗花「分かった」


スタスタ


麗花「………………」


茜「う…頭が…ドサ…」


麗花「あ、変な人! ばいばい!」


茜「助けろー!」


麗花「写メ撮ろ」


茜「撮らんでいい!」


ピロリン


茜「ピロリンじゃないよ!」


麗花「でも『頭が…』なんて言って倒れないでしょ?」


茜「言わないけ・ど、駆け寄って助ける!いい?」


麗花「はい」




スタスタ


麗花「………………」


茜「苦しい…バタ」


麗花「大丈夫!?」


茜「う……」


麗花「大変…! 息してない!」


麗花「心臓も止まってる…瞳孔も…!」


麗花「私は医者だ」スッ


麗花「お医者様!」


麗花「脳死です」


チーン


茜「殺すなー!」


麗花「ダメだった?」


茜「死んだら助けられないでしょ!」


麗花「ギリギリがいいの?」


茜「そうそう」


麗花「ギリギリで♪いつーも生きていたいから~♪」


「「Ah~↑」」


茜「言わせないで!」バシ


麗花「ノリノリじゃない♪」


スタスタ


麗花「………………」




茜「苦しい…バタ」


麗花「大丈夫ですか!もしもし!?」


茜「……」


麗花「大変…息してない!」


麗花「人工呼吸しないと!」


茜「ちょいちょい、その前に救急車呼ばないと」


麗花「しゃべった!」


茜「違うよ! 続けて」


麗花「救急車は…110」


茜「警察だよ!」


麗花「119…もしもし大変です」


麗花「息をしてない女の子が…はい…わかりました!」


麗花「もうすぐ来るからね…」


茜「そうそう、次は人工呼吸」


麗花「気道を確保、手を胸において息を吸う」


茜「そしてそれを…」


麗花「やっほー!」


茜「叫ぶな!」




麗花「フー!フー!」


茜「そうそういい感じだよ、いい感じ」


麗花「フー!フー!」


茜「苦しくなってきたよ、苦しく」


麗花「フゥゥゥゥゥゥウ!」


茜「吹きすぎ!」


麗花「そう?」


茜「ずっと吹いたら吸えないでしょ!」


麗花「それもそうね」


茜「酸素と二酸化炭素のバランス!」




麗花「それじゃあいくよ~」


麗花「ひっひっ、ふぅー!」


麗花「ひっひっ、ふぅー!」


茜「バランスはいいけど出産じゃない!」


麗花「産まれないの?」


茜「う、産まれる…!」


麗花「産まれるの!?」


茜「そっちが振ったんでしょうが!」


ポコン!


麗花「産まれた!」


茜「産まれた!?」


麗花「お箸は?」


茜「弁当じゃないからいらない!」


茜「赤ん坊にお箸つける店無いでしょ!」


麗花「じゃあかんぴょう付けとくわね」


茜「それヘソの緒!」


麗花「レバー味♪」


茜「血・の・あ・じ!」


麗花「あってるじゃない」


茜「あってたね」



麗花「ねぇ~そろそろ人工呼吸のやり方教えて♪」


茜「麗花ちんが逸らしまくってるんでしょうが!」


麗花「一発でやるから、お願い」


茜「本当に?」


麗花「本当に」


スタスタ


茜「苦しいっ…バタ」


麗花「大丈夫!?…息してない、119!」


茜「いい感じだよ…」


麗花「人工呼吸ね…フゥー…スゥー…」


茜「バランスナイス!イケイケゴーゴー!」


ピーポー


麗花「来た!こっちですよーやっほー!」


茜「ヤッホーいらないよ、でも良いよ!ラスト決めよう!」


麗花「ああ!駄目だ!」


茜「どうして!?」


麗花「温めてない!」


茜「コンビニ弁当か!」


茜「いい加減にしろ」


「「どうも、ありがとうございました」」




終わりだよー(o・∇・o)

好みが分かれる(予防線)ものです


↓書いたもの
P「あんぱん」
百合子「765事務所探偵倶楽部第一話!」美奈子「もっと食べたい」

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