【モバマス】先生「はい、それでは特別学習を終わります」千枝「……」 (18)


千枝「おはようございます」ガチャッ

ちひろ「あら、おはよう千枝ちゃん。今日は、確かCM撮影だっけ?」カタタタタ…

千枝「はい。ここを10時に、Pさんと一緒に現場へ向かうことになっています」

ちひろ「あら、じゃあまだ30分以上あるじゃない。いつも時間より早くに来て、えらいね千枝ちゃん」フフッ

千枝「えへへ、そんなこと……」(あ、そうだ)ティンッ!


千枝「あ、あの!」

ちひろ「ええっと、年明けは茄子さん目当てに大量御奉納されるから、スタドリ100万本エナドリ200……あっ、何か言った?」カタタタタタッ

千枝「えっと……いそがしそう、ですね」

ちひろ「うーん、年末年始でみんなのイベントが多くて、その準備がね。まあ、プロデューサーさん程じゃないけど。それで、どうしたの?」カタタッ

千枝「あ、いえ! たいしたことじゃないんです……ソファーに座って、ご本読んでますね! お仕事がんばってください」テテテッ

ちひろ「あ、うん……?」



千枝(何だか、いざ聞こうとしたら聞きづらいな。ちひろさん、いそがしいし)ペラッ

千枝「けど、知りたいなぁ……他に、誰か」キョロキョロ

桃華「おはようございます♪」ガチャッ





・ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです。

 アイドルの言動等は作者の想像・妄想含みですので、この人はこういう捉え方なのだとわかるわしてもらましたら助かります、




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419160288


千枝「あ、おはよう桃華ちゃん!」

桃華「あら、おはようですの♪ 千枝ちゃん、今日はお仕事でPちゃまをお待ち?」

千枝「うん、CMの撮影でこの後スタジオに……あ、桃華ちゃんも?」

桃華「いいえ、来週出演させていただく教育番組の台本を、うっかり事務所に忘れてしまいましてね。今日は、それを取りに来ただけですの。おそらく、Pちゃまの机の上に……」テクテク


千枝「そっか……っ! あの、桃華ちゃん」

桃華「よかった、ありましたわ……はい、なんですの?」テクテク

千枝「えっと、ちょっと知りたい事があって。桃華ちゃん、もし知っていたら教えてほしいんです! 昨日から、ずっと気になってる事なの……」

桃華「あらあら、そんなに真剣なお顔になって、何ですの? わたくしで分かることでしたら、何でもお答えしますわよ。これでも、1つ年上のお姉さんですからね」フフッ


千枝「……赤ちゃんって、どうやって出来るのか分かる?」

桃華「あ、あら……赤ちゃん、ですの?」


千枝「うん。昨日ね、学校で特別の授業って女の子だけ集められて……少しずつ、身体が大人になっていくお話を聞いたの。その、男の子とは身体つきがいろいろ変わっていって……お胸やお尻が大きくなって、大人っぽい女性の身体になっていくって」

桃華「ええ、確かに。わたくしも学校で、そういった授業を受けましたわ。男性と女性、身体のつくりが違って、成長の仕方も変わるお話……女性には、その……月経って、分かります?」

千枝「えっと、その……生理、だよね? それは、お友達の家で読んだ少女マンガで……ちょっと、分かります///」モジッ

桃華「そうした事を経て、少しずつ1人前のレディに近付いていくのですわ。わたくしも不思議ですけど……あと少しで、赤ちゃんが生まれるお部屋もわたくし達の身体には出来ていくそうですの!」

千枝「あ、それも少し分かります! お友達のお母さん、赤ちゃん産む前にお腹すっごく大きくなってたのも、そういうことだよね。そして、千枝の身体もそういう大人の準備が出来ていく……けど、ね?」

桃華「ええ?」

千枝「赤ちゃんの生まれるお部屋が、女の子には出来るとして。そこに、赤ちゃんがどうやって出来ていくのかが分からなくて。それに、どうやって産まれるのかも」

桃華「それは……そういえば、わたくしもまだ詳しくは習っていませんわね。先生に、ご質問はされていないの?」

千枝「授業が終わってから、先生に質問はしたんです。けど、もう少し大きくなってからのこと、少しずつお勉強しようねって……ちゃんと、教えてくれなかったんです」

桃華「そうですの。けど、学校の授業は学年ごとに行う事が決められて、少しずつレベルアップしていくものですから。わたくしも教えられていないという事は、中学校以上で詳しく教えられるのでしょう。身体の準備や成長と同じく、これから先のお話ですもの」

千枝「そうかも、しれません。けど、千枝は早く大人の女性になりたいから、大人の一歩って思える赤ちゃんのこと、ちゃんと知りたくて……その、いつでも大丈夫な準備って、言うのかな」モゴモゴ
桃華「あらあら、千枝ちゃんはもう赤ちゃんがほしいですの?」フフツ

千枝「そ、そそれは違うよ!? まだ赤ちゃんとか、そこまでは!」

桃華「フフッ、その前に夫婦となる旦那様を見つけないといけませんものね♪」

千枝「ふぇっ!? だ、だんなさまって……」モワーン



 ~~


モバP『ただいまー』ガチャッ

千枝『おかえりなさい、Pさん!』タタッ

モバP『おいおい、いい加減名字で呼ぶのはやめてくれよ。もう、一緒になったんだからさ』フフッ

千枝『あ、ごめんなさい。まだ慣れなくて……えっと、それじゃあ!』

千枝『おかえりなさい、あ、あなた//////』モジモジ

モバP『ただいま、千枝』キュッ

千枝『えへへ♪』ギューッ


 ~~

千枝「手が//////」バンバンバンッ

桃華「ちょっ、ちょっと千枝ちゃん! 置いてあった雑誌を机に叩き付けちゃだめですわ!!」


千枝「あ、ごめんなさい! つい……恥ずかしくなっちゃって///」 ⊃週刊ベイスボール ボロッ

桃華「何をお考えでしたの……まあ、千枝ちゃんが気になさるのも分かりますわ。女の子にとって大事なことですものね、赤ちゃんも旦那様も」フフッ

千枝「えへへ。あ、そういえば旦那様……お父さんも、赤ちゃんと関係あるのかな?」

桃華「その可能性はありますわね。夫婦になってから、子供が産まれることがほとんどですもの……誰か、もう少し年長の方にお話を聞いてみたいですけれど」チラッ


ちひろ「ぬぬぬぬぬ」カチャチャチャ…


桃華「ちひろさんは、お忙しそうですわね」

千枝「もう少し年上のお姉さんが、来てくれないかなぁ……」


 ―ガチャッ


小梅「……おはよう、ございます……」

桃華「あら♪ おはようございます、小梅さん。ちょうど良いですわ」

小梅「……な、なぁに?」

千枝「あのね?」


 -カクカクシカジカ-


小梅「あ、赤ちゃん……わ、私もよく、わかんない。小学校の時から、そんな授業、あったかな……?」

千枝「そうなんですか? 学校によって、違うのかなぁ」

桃華「地域差、というものかもしれませんわ。それに、中学校からはお仕事でお休みの日に、そういった学習があったのかもしれませんわね」

小梅「そう、かな……けど、私のお腹に赤ちゃん、出来るとか……想像、できない」ポンポンッ

桃華「それは、わたくしもですわ。どうやって産まれるものかも分かりませんが、きっと大変な事でしょうから」

小梅「……! あ、赤ちゃんがどうやって、産まれてくるのかは……ちょっと分かるかも」

千枝「ど、どうやって産まれるんですか、お腹から」


小梅「赤ちゃん、は……お母さんの、お腹を……食いちぎって、這い出る」フフッ

千枝・桃華「え!?」

桃華→千枝はさん付けでは


桃華「って、それは小梅さんが好きな、怖い映画のお話ではなくて!?」

小梅「ホ、ホラー映画では、よくある……展開、だよ。あながち、まちがってない、かも……何なら、今度おススメの持ってくる……涼さんも、叫んでくれたくらい、の」フフッ

桃華「や、やめてくださいまし! 寝れなくなってしまいますわ!!」

千枝「ううっ、そういう大人っぽいお話は知りたくないよぉ」プルプル

小梅「それは、ざ、残念……けど、お腹の中にいる赤ちゃん、普通に出てくるなら……おしり?」

桃華「そ、それは場所が場所だけに少々想像したくないですが、可能性はありますわね。授業の説明でも、赤ちゃんのお部屋は、その……お股の先へ繋がっていましたから///」

千枝「……痛く、ないのかな。その……赤ちゃんの身体、おっきいのに」

小梅(な、なんだか……恥ずかしい話、してる……みたい?) コクッ


 -ガチャッ!


ナターリア「おっはヨー!!」

桃華「あら、また少し年上の方が来てくれましたわね」

小梅「お、大人っぽい身体で、よく、結婚したいって言ってる……ナターリアさんなら、もしかして……?」


ナターリア「オー、千枝。今日はいっしょにCMだってナ! Pはまだカ?」

千枝「はい。それよりも、ナターリアさんにちょっと聞きたいことが」

ナターリア「何だ? バナナスシの作り方カ?」

千枝「い、いえ! あのですね……」


 -カクカクシカジカ-


ナターリア「うーん、赤ちゃんの作り方とか、よく分からないナ! ガッコのおべんきょう、お仕事で休むことあるシ、うっかり寝ちゃうこともあるからナ!」

千枝「そっかぁ」シュンッ

桃華「みなさん、忙しいですものね……でも、授業中に寝てはダメですよ、ナターリアさん」

ナターリア「ダメだなぁって思うんだけどナ、つい、ふわぁ~ってなるから……寝る!!」

小梅「……ちょっと、わかる」フフッ

桃華「もう、小梅さんまで!」


千枝「ほんとうに、赤ちゃんってどうやって出来るのかな?」

ナターリア「……あ! 1コ、小さいことに近所のおねえちゃんが言ってたこと、思い出したゾ!」ティンッ

桃華「と、唐突ですわね。いったい、どんなお話ですの?」


ナターリア「赤ちゃんは、パパとママの……愛のけ、けっ……そう、愛の結晶だってナ!」

小梅「パパとママ……夫婦の、あ、愛の……血症、か」フフッ

千枝「ふわぁ……愛の結晶、ですか」

桃華「あら、何だか素敵な表現ですわ。けど、愛の結晶とは具体的にはどういったものなのでしょう?」

ナターリア「うーん……まあ、パパとママがラブラブ愛し合うってことじゃないかナ! チューとか、ハグとか、2人とずぅーっとずぅーとしていたり、カナ?」

千枝「ラブラブ愛し合う!? ちゅ……キ、キスを、ずっと///」

桃華「ま、まあ/////」モワァーン

>>4 あれ? 京町イベントのSRカードのセリフで千枝ちゃんって呼んでたと……間違えたかな? その時は脳内で補完下さい!


 ~~


モバP『桃華は、あったかいなぁ。俺と何が違うんだろう』ギューッ

桃華『あら、わたくしもあなたの身体で温まっていますわよ? 少し、熱いぐらいに///』ギューッ

モバP『そうか、でもやめないぞ?』

桃華『もう、甘えん坊さんなのですから♪』ギュギュ-ッ

モバP『しかし、こう毎日毎日くっついていたら……できちゃうかもな』フフッ

桃華『あら、それは素敵なことではありませんか。私達がこうやって、仲良く愛し合うからこそ生まれる……証ですわ』

モバP『ああ、そうだな……なら、もっと愛し合おうか。桃華……もっと、な?』

桃華『あ、ン……はい//////』 チュッ…チュルッ


 ~~


桃華「んん//////」バンバンバンッ

千枝「ちょっ、ちょっと桃華ちゃん! 机に置いてある雑誌を壁に叩き付けちゃだめだよ!!」

桃華「あ、あら! ご、ごめんなさい! つい……その、少し考えてみたら恥ずかしくなってしまって///」 ⊃ねこ耳のきもち ボロボロッ

千枝「わ、わかります///」

ナターリア「そうかな? そーぞーすると、胸がドキドキして楽しい気持ちになるけどナ!」

小梅「……」 モワァーン


 ~~


モバP『アアァ……こ、うめ……』 ズリズリ…ズリ

小梅『フフッ……こっち、だよ……もう少し、ほら……』オイデオイデ

モバP『ウ、アアァ……つ、かまえたァ』ガバッ

小梅『はい、よくできました……フフッ、今日もごほうび……2人の』 ギュ-ッ!

モバP『こ、うめ……アイ、し、てる……ゾ』ガクガクガク(ボロッ、ボロボロ)

小梅『……うん。わ、私も、Pさん……大、好き』

モバP『こ、れから、も……ズット、も……いっしょに……あ、あああいあいあいいあい』

小梅『うん……死んでも、いっしょ』 チュッ


 ~~


小梅「おお……楽しい、ね」ゾクゾクッ

ナターリア「ナ! ナターリアも、結婚して、愛し合って赤ちゃんほしくなってきたゾ~!」

千枝「ふ、2人とも大人です……」

桃華「さ、さすがは中学生……やっぱり、何か教わっているのではなくて?」ジィーッ


 -ガチャッ


モバP「おはようございまーす」


千枝・桃華「!」ビクンッ

モバP「おお、千枝にナターリア、早いな。待たせたか? それに桃華と小梅……は、今日何かあったっけ?」

小梅「忘れ物、とりにきただけ、だったけど……」チラッ


千枝「え、えっと、その……」モジモジ

桃華「あの……P、Pちゃま!」

モバP「ん?」


ナターリア「P! ナターリアと愛し合って、赤ちゃん作ろーヨ!!」タタターッ

モバP「はぁ!?」ギュゥッ

桃華「ちょ、ちょっとナターリアさん! 先に、いえ、急に何という事を……!」

千枝「そ、それはダメです!! Pさんは、その……私と……」モゴモゴ

ナターリア「え~? それじゃあ、みーんなで愛し合って、パパとママになるノ?」

桃華「どうしてそのような発想に飛躍しますの!?」


モバP「な、なんなのなの……」

小梅「あの……赤ちゃんが、どうやってできるのかって、お話になって……ナターリアさんの、夫婦で毎日……ちゅ、ちゅーして、抱きしめられるとか、愛し合って出来るって意見が……有力」

モバP(なんか、とんでもない会話のタイミングで来てしまった……)


ナターリア「なあ、P! みんなで愛し合って、結婚するカ! 毎日ちゅーやハグしてラブラブしてたら、家族も増えるんだロ?」

モバP「いや、アイドルとそんなことしたらプロデューサー失格だっての。そもそも、ちゅーやハグで赤ちゃんは出来ないし……あ」

ナターリア「そうなのカ? じゃあ、教えて!! ちゅーやハグより、すごいことするのか!? ちょーラブラブなことカ!!」

モバP(ナターリアなら、ノリでこうなるって分かる筈なのに、俺ってやつは)


千枝「じゃ、じゃあどうやってら赤ちゃん出来るんですか? 千枝、大人の女性のこと、とても気になるんです……千枝にちゃんと、全部教えてください、Pさんから」ズイッ

桃華「わ、わたくしも! ここまで聞いた以上は気になりますわね。ねえ、Pちゃま……わたくしたちにとっても、大事なお話になるかもしれませんわよ?」フフッ

モバP「ええ~」

小梅「……あの、Pさん……時間は」

モバP「ん? あ、もう10時過ぎたか! いかん、現場に遅れるからもういくぞ、千枝! ナターリア!」

ナターリア「えー、赤ちゃんの話とかハ!?」

モバP「…………女の子のセンチメンタルでコンプライアンスな、むずかしーいお話になるから、ちゃんと説明できるように考えをまとめておく。適当な事を、俺の大事なアイドル経ちに言えないからな! だから、また今度! さ、さあいくぞ!!」ダダ-ッ

ナターリア「?? よくわからないけど、分かったゾ! またちゃんと、スシ食いながら結婚と赤ちゃんのお話しようナ☆」

千枝「あ、Pさん……絶対に、ぜんぶ教えてもらいますからね!」タタッ


 ガチャッ…バタンッ


桃華「あらあら、逃げられてしまいましたわね……まあ、お約束していただいたのですから、ゆっくり進めていけばよろしいですわね。それでは、わたくし達も帰りましょうか」フフッ

小梅「う、うん……Pさんのゾンビ化は、また別の機会に」フフッ

桃華「そんな話してなかったでしょう!?」


 ガチャッ…バタンッ



ちひろ「……ふぅ、いったわね」ヌッ

ちひろ「プロデューサーさんには悪いけど、大人しくしておいて正解だったわ。とっくに仕事は落ち着いていたけれど……子供たちのあんな会話に入るのは、大人の女性でもややこしいもの」フフッ


 -ガチャリッ


ちひろ「っ!?」ビクッ

みりあ「おはようございまーす☆」

ちひろ「あ、みりあちゃん……おはよう、今日も元気一杯だね!」

みりあ「エヘヘ~♪ ちひろさんも、毎日朝早くからお仕事お疲れ様です!」

ちひろ「フフッ、ありがとう。今日は、10時半からダンスレッスンよね。まだお時間あるから、ソファで待っていてね。今、お茶を入れてくるから」

みりあ「わーい! あ、そうだ……ねえ、ちひろさん。少し、お話聞いてもいい? 学校の授業で、お友達と最近気になってることがあるの!」

ちひろ「あら、何かしら?」


みりあ「パパとママがどんなことしたら、赤ちゃんができるの~?」

ちひろ(……今日は、こういう話をする運命なのかしら)




 おわり

お粗末さまでした。機会があれば、15歳以上にも挑んでみようかな。

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