第一章 もしかしてラブコメ?
ある日の放課後、彼はいつもの通りに奉仕部の部室に向かっていた。部室まで少しのところで彼女が彼に声をかけた。
「……ヒッキー。あの、ちょっといい?」
彼女の発した声は、普段からは想像できないような小さなものだった。これはただなんとなく声をかけてきたというわけではない と彼は思ったので、なんか用があるのか?と答えた。すると、
「その、大事な話があるの! だからいい?」
今度は普段以上に大きく、力の入った返事だった。彼は彼女の声に驚きながらも おう、それじゃ先部室いくわ と返し、その場をあとにした。
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酉変
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