トナカイ「...は?」
サンタ幼女「だからぁクリスマスまであと一週間でしょ?」
トナカイ「そういえばもうそんな季節ですか...早いですね」
サンタ幼女「ということでクリスマスをぶっ潰すの。リア充共がうざいからぁ」
トナカイ「いやいやいや...意味が分かりません」
トナカイ「そもそもクリスマスなんてどうやって潰すんですか...無理ですよ」
サンタ幼女「>>3を使ってぶっ潰すんだよぉ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418810304
天候操作能力
サンタ幼女「私の天候操作能力でぶっ潰すんだよぉ」
トナカイ「...そんな能力ありましたっけ?」
サンタ幼女「うん。ちなみにこの能力で去年は花火大会をぶっ潰したよぉ」
トナカイ「...」
トナカイ「というかさすがにサンタがクリスマスを潰すのは職業的に色々まずいんじゃないですか?」
サンタ幼女「うるせぇ!!!サンタだって人間なんだよぉ!!!」
サンタ幼女「嫉妬だってするし殺意だってあるんだよぉ!!!お前の価値観を押し付けるなぁ!!!」
トナカイ「お、おう...」
サンタ幼女「それになぁ!クリスマスクリスマスなんて騒いでるがお前クリスマスが何の日か知ってんのかぁ!?」
トナカイ「神様の誕生日...じゃないんですか?私も詳しく知りませんが...」
サンタ幼女「じゃあ神様が死んだ日はぁ!?神様が復活した日はぁ!?」
トナカイ「...分からないです」
サンタ幼女「私も知らねぇよぉ!バーカ!!!」
トナカイ「...」イラッ
サンタ幼女「そもそも無宗教のくせに祝ってんじゃないよぉ!!普段は神様なんて信じてないくせに肝心な時に頼りやがってよぉ!!」
トナカイ「...サンタさんって宗教家でしたっけ?」
サンタ幼女「無宗教に決まってるじゃん。神様なんて可愛い女の子しか認めないよぉ」
トナカイ「そ、そうですか...」
サンタ幼女「じゃあ早速近くの町に行くよぉ」
トナカイ「...私も行くんですか?」
サンタ幼女「当たり前じゃん。お前以外に誰がソリを引っ張るのぉ?」
トナカイ「...はぁ」
...........................................................
...................................
ジングルベール♪ジングルベール♪
トナカイ「さすがにもう町はクリスマスムードですね」
カップル「」イチャイチャ
トナカイ「...カップルもいつもより多く見えます」
サンタ幼女「...」
サンタ幼女「マジ死なねぇかなあいつら」
トナカイ「やめなさい」
サンタ幼女「うんごめん。死ねはさすがに言い過ぎたよぉ」
サンタ幼女「...毎朝下痢に苦しめばいいのに」
トナカイ「やめなさい」
サンタ幼女「成人してるカップルは千歩譲って許すけどさぁ...学生カップルは本当に殺意しか湧かないよねぇ...」
トナカイ「そうですか?青春してる感じがして私は好きですけど」
サンタ幼女「恋愛してる時間があるなら学生なら勉強しろっての」
トナカイ「あなたにどうしてそんなこと言われなきゃいけないんですか...」
サンタ幼女「...どうせ学生のカップルなんてすぐ別れr...」
トナカイ「やめなさい」
サンタ幼女「じゃあさっそく天候を弄ってやるよぉ!」
トナカイ「...まだ今日はクリスマスじゃないですけど」
サンタ幼女「ハロウィンが終わってクリスマスのCMが始まる11月から私にとっては毎日がクリスマスなんだよぉ!!!」
トナカイ「は、はぁ...」
サンタ幼女「まずはここら辺一帯を>>12にしてみるかぁ」
トナカイ「!?」
スコール
トナカイ「...スコールってあのジュースですか?」
サンタ幼女「はぁ?何言ってんのお前馬鹿?」
トナカイ「」イラッ
サンタ幼女「スコール (squall) は、激しい天候変化(豪雨、落雷あるいは大雪など)を伴う急激な風速の増加現象である。
短時間のうちに継続的に風速が増加し、激しい突風を生じる場合もある。
スコールは通常、中層からの下降気流または中層での対流による冷却(冷たい大気の先端に生じた局所的な上昇気流)により発生し、局所的な下降気流を強める。」
トナカイ「???」
サンタ幼女「簡単に言えばなんかすっごい風が吹く現象だよぉ」
サンタ幼女「でも風だけだとつまんないからおまけに雷と雨と雪も追加してやるかぁ!」
トナカイ「...嫌なおまけですね」
サンタ幼女「行けぇ!スコール!」ピカッ
ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!
トナカイ「...すごい風ですね」
サンタ幼女「おまけに雷雨雪!!!」ピカッ
ゴロゴロザーザービュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!
トナカイ「うわぁ...すごいカオス...」
カップル「キャーキャー」
サンタ幼女「ふぇ!ふぇ!ふぇ!逃げ惑えリア充共!」
サンタ幼女「何が恋人といる時の雪って特別な気分に浸れて僕は好きですだぁ!」
サンタ幼女「オラオラァ!恋人といる時の雪が好きなんだろぉ!?もっと楽しめよぉ!!!」
トナカイ「...完全に悪役じゃないですか」
トナカイ「...もうカップルは全員逃げたみたいですけど」
サンタ幼女「うるさぁい!まだ私の気がすまないんだよぉ!」
サンタ幼女「ふふふ...そうだなぁ...もうこの際ここら辺に100年に一度の大雪を降らせてみようかぁ...」ブツブツ
「待てぃ!」
サンタ幼女「!? だ、誰だぁ!」
「クリスマスを潰そうとする悪党め!私が成敗してやる!」
サンタ幼女「誰が悪党じゃごらぁ!!!」
トナカイ「いや悪党ですよあなた」
>>19「クリスマスは必ず私が守ってみせる!」
紅幼女
紅幼女「正義の味方!紅幼女!」キリッ
サンタ幼女「...誰あいつぅ」
トナカイ「...私が知るわけないじゃないですか。同じ幼女だしサンタさんの妹か何かじゃないんですか?」
サンタ幼女「いや違うしぃ...それに私ただの幼女じゃなくてサンタの幼女だしぃ...」
紅幼女「クリスマスセールの寿司は私が守る!」キリッ
テレレレレレレンテッテッテーテー♪
『あ!やせいの紅幼女がとびだしてきた!』
『ゆけっ!奴隷一号!』
トナカイ「...奴隷一号って私のことですか」
サンタ幼女「当たり前だろぉ!早く行けぇ!」
『紅幼女の 炎攻撃!』
紅幼女「食らえ!」ゴォォォ
トナカイ「ちょ、ちょっと!相手炎出して来たんですけど!」
サンタ幼女「避けろ!耐えろ!」
トナカイ「無茶言わないでくださいよ!!!」
トナカイ「あ、暑い!や、やめて!」ボゥ
『こうかは ばつぐんだ!』
トナカイ「し、死ぬぅ...」ピコンピコン
サンタ幼女「よし!よく耐えた!」
サンタ幼女「今度はこっちの攻撃ターンだぁ!>>24で攻撃ぃ!」
いかついおっさんアタック
サンタ幼女「いかついおっさんアタックゥ!」
トナカイ「...なんですかそれ」
サンタ幼女「知るかぁ!とりあえず体当たり的な何かでもしてこい!」
トナカイ「...もう知りません!えっ、えいっ!」ドスン
紅幼女「ぐはっ...」バタン
『紅幼女は たおれた!』
トナカイ「えっ」
サンタ幼女「...よわっ」
サンタ幼女「おらぁバトルに負けたなら有り金の半分寄越せよぉ」ガサゴソ
紅幼女「や、やめろぉ!」
サンタ幼女「チッ...500円しか入ってねぇ...」
サンタ幼女「じゃあこの250円は貰って行くから。あばよぉ」
紅幼女「わ、私の金がぁ...」シクシク
サンタ幼女「いやぁ!リア充が逃げる姿を見れてしかも金まで手に入るなんてラッキィー!」
トナカイ「...」
サンタ幼女「ん?どうしたの?」
トナカイ「...いえ何でもないです」
サンタ幼女「じゃあこの調子でクリスマスをぶっ潰して行こうかぁ!」
今日はここまで
クリスマスなんてなくなればいいのに
~~~~翌日~~~~
サンタ幼女「ふぃぃ~こたつ暖かい~」ヌクヌク
トナカイ「あの...」
サンタ幼女「なにぃ~」ヌクヌク
トナカイ「クリスマス潰すんじゃなかったんですか?」
サンタ幼女「いやだってさぁ...」
サンタ幼女「外寒くない?」
トナカイ「えぇ...」
サンタ幼女「いやだって今日反則的な寒さじゃん。凍死するレベルだよこれぇ」
トナカイ「冬に何言ってるんですか...」
サンタ幼女「そもそも私幼女だしぃ寒さには敏感な年頃だしぃ」
サンタ幼女「いいよねぇ、鹿は毛皮があるから寒くなくて」
トナカイ「私トナカイなんですけど...」
サンタ幼女「じゃあ聞くけどさぁ...トナカイと鹿の違いってなに?」
トナカイ「...」
トナカイ「つ、角とか生息地域とか...」
サンタ幼女「誤差レベルだよねぇ?ぶっちゃけ鹿でも代用できない?」
トナカイ「し、鹿は飛べません!」
サンタ幼女「いや現実のトナカイも飛ばないけど」
トナカイ「」
サンタ幼女「じゃあ来年からトナカイは鹿に変更ということでぇ」
サンタ幼女「宮島とか奈良にいっぱい居るからコスパもトナカイよりいいだろうしねぇ...」
トナカイ「や、やめてください!」
サンタ幼女「じゃあアイス買ってきてぇ。チョコのやつぅ」
トナカイ「...寒いんじゃなかったんですか」
サンタ幼女「こたつの中は話は別なのぉ。いいから買ってこい」
トナカイ「はいはい...買ってきますよ...」ダッ
サンタ幼女「まったくこれだから鹿は...」ピッ
TV『今このテーマパークではクリスマス一色です!』
サンタ幼女「こんな寒い中アトラクションに並ぶとか馬鹿じゃねぇのぉ...」
TV『見てください!カップルがこんなにたくさん!』
サンタ幼女「...あ?」ピキッ
トナカイ「アイス買ってきましたよ...」ガチャ
サンタ幼女「おい鹿!今すぐソリを出せぇ!」
トナカイ「...は?」
トナカイ「...つまりテレビで見たリア充共がうざいから潰しに行くと」
サンタ幼女「何なのあいつらぁ...何でこんなに寒いのに何であんなに楽しそうなのぉ」イライラ
トナカイ「八つ当たりもここまで来ると酷いですね...」
サンタ幼女「ホッカイロで防寒対策は万全!さあ行くぞぉ!」
トナカイ「はぁ」
~~~~某テーマパーク~~~~
サンタ幼女「世界一のクリスマスツリーがある某テーマパークに来たよぉ!」
トナカイ「...ゆ」
サンタ幼女「某テーマパークっつってんだろぉ!」
サンタ幼女「ふふふ...ここのクリスマスもぶっ潰してやるぅ!」
トナカイ「私興味ないんで新しくなった蜘蛛男と針ポッター乗ってきますね」
サンタ幼女「あ、私も乗りたいから順番が来たら電話して」
トナカイ「えぇ...」
サンタ幼女「さてまずは>>42でもするかぁ!」
パーク内のキティと蜘蛛男を融合
サンタ幼女「えーと子猫...子猫...」キョロキョロ
子猫「」フリフリ
リア充「ちょ、あれキティちゃんじゃーんw写メ撮ろw」
サンタ幼女「見つけたぁ!」ダッ
サンタ幼女「オラァ!腹パン!」ドン
子猫「」グタッ
リア充「ちょ、キティちゃん腹パンされたw写メ撮ろw」
サンタ幼女「あとはこいつに特殊な毒蜘蛛を噛ませて」チクッ
サンタ幼女「蜘蛛男のタイツを履かせれば...」ヌギヌギ
蜘蛛子猫「」
サンタ幼女「出来たぁ!新マスコットの蜘蛛子猫!」
サンタ幼女「さて撤収ぅ!」ダッ
蜘蛛子猫「」
リア充「ちょ、キティちゃんスパイダーマンになってるw写メ撮ろw」
サンタ幼女「自分の看板マスコットがあんな目にあったら向こうの人も大激怒!」
サンタ幼女「何か色々揉めて結果的にはクリスマスが潰れるはずだよぉ!」
サンタ幼女「...あれ?」
サンタ幼女「まあいいやぁ!次は>>47をしよう!」
クリスマスツリーに放火
サンタ幼女「ふぇふぇふぇ...クリスマスツリーに放火してるぜぇ...」
サンタ幼女「何が世界一のクリスマスツリーだぁ!燃えちゃえば全部燃えカスになるんだよぉ!」
サンタ幼女「さあショータイムの始まりだぁ!」
『待てぃ!』
サンタ幼女「!? だ、誰だぁ!」
『紅幼女は四天王の中でも最弱...幼女ごときにやられるとは四天王の面汚しよ...』
サンタ幼女「な、何ぃ!?」
バッ
>>50「クリスマス四天王の一人...>>50!」
蜘蛛男
サンタ幼女「誰だお前は!」
蜘蛛男「地獄からの使者、スパイダーマッ! 」
サンタ幼女「...何か私の知ってる蜘蛛男と違う」
サンタ幼女「というか赤縛りでもあるのこれぇ...まあ私もサンタコスで赤いけどさぁ」
蜘蛛男「地獄から来た男、スパイダーマッ!」
サンタ幼女「いやもうそれは知ってるぅ...」
プルプルプル
サンタ幼女「あ、鹿から電話だ」
サンタ幼女「ちょっと待っててねぇ」
蜘蛛男「...」
サンタ幼女『もしもしぃ?順番来たの?』
トナカイ『その件ですがやっぱり自分で並んでください。マナー違反なので』
サンタ幼女『はぁ!?いいじゃん別にぃ!私それ何回もリア充にやられたんだけどぉ!?』
トナカイ『常識です。今からなら三時間並べば乗れますよ』
サンタ幼女『さっ...三時間!?』
トナカイ『あ、もうすぐ順番が来ます。ではまた』プツッ
サンタ幼女「...」
サンタ幼女「糞がぁ!間に合えっ!」ダッ
シーン
蜘蛛男「...」
..................................................
.............................
サンタ幼女「結局三時間も並んだぁ...」
トナカイ「お疲れ様です」
サンタ幼女「アトラクションは面白かったけど前後リア充に囲まれて本当に苦しかったよぅ...」
トナカイ「面白かったならいいじゃないですか...」
サンタ幼女「...本当リア充死ねばいいのに」
トナカイ「やめなさい」
サンタ幼女「アメリカの湖にキャンプしに行けばいいのに。アライグマの名前の街に旅行に行けばいいのに。チャイルドなプレイの人形に襲われればいいのに」
トナカイ「だからやめなさい」
サンタ幼女「まあいいやぁ!せっかく来たんだしアトラクションを楽しもっと!」
トナカイ「...クリスマスを潰すんじゃなかったんですか?」
サンタ幼女「よく考えたらテーマパークに罪はないしねぇ!リア充は死ねぇ!」
トナカイ「...」
サンタ幼女「何か忘れてるような気がするけど次は自転車宇宙人に行こうかぁ!」
トナカイ「あれ潰れましたよ」
サンタ幼女「!?」
....................................................
..................................
サンタ幼女「いやぁ!楽しかったぁ!久しぶりに幼女らしく遊んだよぉ!」
トナカイ「良かったですね」
サンタ幼女「明日はどこのクリスマスを潰そっかなー♪」
トナカイ「...テーマパーク繋がりで夢の国のクリスマスは潰さないんですか?」
サンタ幼女「いやあそこに手を出したらガチでやばい」
トナカイ「...ですよね」
今日はここまで
8割某テーマパークの話でごめんなさい
~~~~翌日~~~~
サンタ幼女「ふわぁ~おはよう~」
トナカイ「もう夕方ですけど」
サンタ幼女「いやぁ昨日は遊びすぎて疲れちゃったよぉ」
トナカイ「ところでサンタ協会からプレゼントのリストが届いてるんですが」
サンタ幼女「...リスト?」
トナカイ「はい、もうクリスマスまであと5日ですからね。そろそろプレゼントを作らないと間に合いませんから」
サンタ幼女「ふぅーん...ちょっと貸してぇ」
トナカイ「どうぞ」ペラッ
サンタ幼女「.........」フムフム
サンタ幼女「えいっ」ビリッ
トナカイ「!?」
トナカイ「ちょ、ちょっと!何してるんですか!」
サンタ幼女「いやだってクリスマス潰す予定だしぃプレゼント作っても仕方ないでしょ?」
トナカイ「は、はぁ!?まさか本気でクリスマスを潰すつもりだったんですか!?」
サンタ幼女「当たり前だよぉ。私はいつだって本気だよ?」
トナカイ「...」
サンタ幼女「さぁ!時間もないし今日もクリスマスを潰さないとぉ!」
トナカイ「...今日はどこに行くんですか?」
サンタ幼女「うーんそうだねぇ...じゃあ人が多そうな>>64にでも行こうかぁ」
学校
サンタ幼女「学校にでも行ってみようかぁ」
トナカイ「学校ですか?あまりクリスマスは関係ないと思いますが...」
サンタ幼女「まあ確かに学校ではクリスマスのイベントはしないけどさぁ...」
サンタ幼女「クリスマスで浮かれてる学生カップルが死ぬほどムカつくからそいつらを潰しに行く」
トナカイ「...嫉妬ですか」
サンタ幼女「そもそも学生カップルなんてすぐ別れるじゃん?それなのにあいつらは愛()だの恋()とかいう言葉に酔って...」
トナカイ「やめなさい」
サンタ幼女「恋愛というよりせいよk」
トナカイ「やめなさい!」
サンタ幼女「じゃあ行こうかぁ。早くソリを出せ鹿ぁ!」
トナカイ「だから鹿じゃないです...」
シャン シャン シャン♪ シャン シャン シャン♪
トナカイ「もうすぐ学校に付きます」
サンタ幼女「ん。じゃあこれに着替えてねぇ」スッ
トナカイ「...なんですかこれ」
サンタ幼女「ちょっとした演出だよぉ」
......................................................
...................................
リア充A「クリスマスどうするべw?」
リア充B「みんなで集まってパーティーすんべw」
リア充C「んだwんだw」
パリン
サンタ幼女(覆面)「動くなぁ!!!この学校は私達が占拠したぁ!!!」
トナカイ「テロリストじゃないんですから...」
リア充A「だ、誰だおめぇ!窓から入ってきやがって!」
サンタ幼女「...私かぁ?地獄からお前らにプレゼントを届けに来たサンタだよぉ!!!」
トナカイ(間違ってはないですけど)
リア充B「ふざけやがって!ぶっとばしてる!」ダッ
リア充C「んだ!」ダッ
サンタ幼女「遅い!当て身ぃ!」トン
リア充BC「ぐはっ...」バタン
サンタ幼女「動いたらどうなるか分かったかぁ!!!全員席につけぇ!!!」
ザワザワ ザワザワ
>>69(こ、これが噂に聞く学校にテロリストか!)
雪女
雪女(これが噂に聞く学校テロリストですか!まさか私の学校にも現れるなんて...)
雪女(...私はどうすればいいんでしょうか。こういう場合はやっぱり撃退した方が...)
雪女(だ、駄目です!私の正体がバレてしまいます!)
サンタ幼女「えー...ではこのクラスの中に付き合ってる人がいる人手挙げてぇ」
シーン
サンタ幼女「オラァ!0人なんてあり得ないだろうがぁ!さっさと挙げないと全員ぶっ殺すぞゴラァ!!!」
トナカイ(うわぁ)
スッ スッ スッ スッ スッ
サンタ幼女「ほぼ全員じゃねえかゴラァ!ぶっ殺すぞてめぇらぁ!!!」
雪女(嘘っ!?恋人がいないの私だけですか!?)
サンタ幼女「...そこの手を挙げなかった白い子」
雪女「は、はいっ!」
サンタ幼女「...本当に恋人がいないんだろうなぁ?」
雪女「居ませんけど...」
リア充D「私雪女さんが女の人と一緒にいるところ見たよ!!!」
サンタ幼女「!?」
雪女「!?」
サンタ幼女「お、お前まさかそっち系かぁ!!!!!」
雪女「ち、違います!あれは一緒に住んでる人で...」アタフタ
サンタ幼女「ど、同棲だとぉ!?その歳でぇ!?」
雪女「ち、違います!本当に一緒に住んでるだけです!」
サンタ幼女「その歳で他人の女と暮らしてるわけないだろぉ!!!」
雪女「...っ!」
雪女(い、言えない...雪女だから他の人と一緒に暮らしてるなんて言えない...!)
サンタ幼女「くそがぁ!最近の学生は全員付き合ってるのかよぉ!性乱れ過ぎだろぉ!」バンバン
トナカイ(そういうことしか頭にないんですか...)
サンタ幼女「...決めた」ニヤァ
サンタ幼女「えーでは今日は皆さんに、ちょっと>>75をしてもらいます」
カラオケ大会
サンタ幼女「この首輪を付けてカラオケバトルをしてもらいまぁす」
雪女(...首輪?)
サンタ幼女「ちなみにこの首輪、もし私の気に入らない歌を歌ったりド下手な歌を歌ったら爆発しまぁす」
「「「 !? 」」」
サンタ幼女「まあ爆発と言っても気絶するだけだから安心してねぇ」
トナカイ(...どこかで見たような光景ですね)
雪女(...歌ですか)
サンタ幼女「一人でも最後まで歌いきったらその時点で全員解放しまぁす」
サンタ幼女「はいじゃあ出席番号1番からぁ」
リア充A(だ、大丈夫...!歌は得意だ!)
リア充A「ありのーwwwwwwままn」ドッカーン
「「「 !? 」」」
リア充A「」プスプス
サンタ幼女「私その映画見てないし何回もテレビで流れてうざい次」
トナカイ(あーこれ多分最後まで歌わせる気がないですね)
リア充B「君に巡り会えたそれって奇跡wwwwwwwwwふたr」ドッカーン
サンタ幼女「リア充のテンプレみたいなやつだなお前。あと歌ド下手くそ」
リア充C「千本桜wwwwwww夜n」ドッカーン
サンタ幼女「ボカロ(笑)」
リア充D「ジングルベルwwwwwwジングルベルwwwwwすz」ドッカーン
サンタ幼女「私の前でその歌を歌うな殺すぞ」
リア充X「よーでるwwwwwwよーd」ドッカーン
サンタ幼女「私はポケモン派だ」
リア充Y「君がいた夏はwwwwwww遠いゆm」ドッカーン
サンタ幼女「死ね死ね死ね」
リア充Z「んでwwwwwwんでwwwwwwんd」ドッカーン
サンタ幼女「かまってかまってほしいのー」
雪女(...とうとう私一人になってしまいました)
サンタ幼女「次は...あぁレズか。どうせ爆発するだろうけど頑張れぇ」
雪女(う、歌に自信はないですが...あの人が好みの歌は大体分かりました)
雪女「...スゥー」
雪女「~♪~♪」
サンタ幼女(この歌は...)
トナカイ(...>>83ですか)
悲しみのベアークロー
雪女「ロボットでもない~♪超人でもない~♪」
サンタ幼女「...」
トナカイ(あれ?曲を止めない...)
雪女「鉄のハートが重いお前は~♪戦う事が生き甲斐なのか~♪」
トナカイ(もう二番に...サンタさんは何を...)
サンタ幼女「...」ポロッ
トナカイ(な、泣いてるっ!?)
雪女「ああ...Lonely Heart...」
サンタ幼女「...」ポロポロ
トナカイ(あらら...最後まで歌いきってしまいました...)
サンタ幼女「...その歌をどこで覚えた?」グスッ
雪女「ど、同居人の影響で覚えました」
サンタ幼女「...そうかぁ。いい友人を持ったなぁ」
サンタ幼女「...帰るぞ!鹿ぁ!」ダッ
トナカイ「!?」
トナカイ「ちょ、ちょっと待ってください!」ダッ
雪女「...」
雪女「...何しに来たんでしょうかあの人」
リア充A「雪女さんマジパネェ!」
リア充B「マジ渋いわ!」
リア充C「キン肉マンは王位争奪編しか見たことねぇけど!」
TV『バーロー』
サンタ幼女「あはぁ...今日はいい思いをしたなぁ」
トナカイ「...」
サンタ幼女「ん?どうした鹿。ずっと黙っててぇ」
トナカイ「ちょっとこれ見てください」スッ
サンタ幼女「あぁん?何これ手紙ぃ?」
サンタ幼女「何々...近頃クリスマスを潰そうとしてるサンタらしき者があちこちで見かけられる...」
サンタ幼女「よってサンタの諸君はクリスマス当日まで外出することを禁止する...」
サンタ幼女「...は?」
トナカイ「少し目立ち過ぎましたね。特定されなかっただけマシですが」
サンタ幼女「そ、外に出られないってことは...」
トナカイ「クリスマスを潰すなん100%無理ですね」
サンタ幼女「...」
サンタ幼女「あははぁ、クリスマスゥ逆から読んでもクリスマスゥ」
トナカイ「...」
サンタ幼女「クリスマスが今年もやってこない~♪」
トナカイ「目の前の現実に心が壊れましたか...」
サンタ幼女「ジングルHELL!ジングルHELL!」
今日はここまで
乙
延々と過去作品のキャラを安価で取られ続けるのは>>1的にはどうなんだろうか
>>95
正直嬉しいですはい
でも内輪ネタみたいでちょっとアレかなと思ったり
ならもう紅幼女メインに一本書いてみようかなとか思ってたり
やっぱり突然出すのはちょっとアレですよね
紅幼女メインは年が明けてから立てようと思うのでそれまで過去作の安価は少し待ってもらえると嬉しいです
何か色々ごめんなさい
~~~~翌日~~~~
サンタ幼女「慌てん坊のサンタクロース...クリスマス前にやって来た...」
トナカイ「いつまで落ち込んでるんですか...」
トナカイ「はい、これ上に問い合わせて特別にもう一回用意してもらったプレゼントのリストです」ペラッ
トナカイ「今度は絶対破かないでくださいね」スッ
サンタ幼女「.........」
サンタ幼女「あはぁ」クシャクシャ
トナカイ「!?」
サンタ幼女「ごみ箱に...シュゥゥゥゥゥゥゥーッ!!!」ポン
トナカイ「何やってるんですか!」
サンタ幼女「超!!!!!エキサイティン!!!!!!」
トナカイ「本当に頭がおかしくなりましたか...」
サンタ幼女「私は正常だよ」
トナカイ「救急車はえーっと...110番っと」ポチポチ
サンタ幼女「ふふふ...簡単な話じゃないか」
サンタ幼女「外出ができない?そんなの誰が決めた?」
サンタ幼女「そもそもクリスマスを潰すという表現自体が曖昧だった。まずは目標を決めてそこから潰すべきだ」
トナカイ「ま、まさか...」
サンタ幼女「サンタ協会をぶっ潰してやるよぉ!!!」
トナカイ「うわぁ...とうとう言っちゃったよこの人...」
サンタ幼女「まずはクリスマスを象徴するサンタを潰すぅ!リア充共を潰すのはその後だぁ!」
トナカイ「...言ってることがどれだけ無謀か分かってますか?」
サンタ幼女「確かにサンタ協会を潰すのは難しい!でも私ならできるよぉ!」
トナカイ「その自信はどこから来るんですか...」
トナカイ「とにかく今までは幼女のお遊びだと思って見逃していましたが今回は別です」
トナカイ「私は知りませんから一人で頑張ってください」プイッ
サンタ幼女「あーお腹減ったなぁー。今日は鹿鍋にしよっかなぁー」
トナカイ「」ビクッ
サンタ幼女「」ニコッ
シャン シャン シャン♪ シャン シャン シャン♪
トナカイ「あぁ...外出禁止を破っただけではなく反逆行為なんて...」
サンタ幼女「走れそりよ~風のように♪雪の中を~軽く早く♪」ルンルン
トナカイ「ところで私達はどこに向かってるんですか...」
サンタ幼女「サンタ協会の本部、グリーンランド国際サンタクロース協会だよぉ」
トナカイ「でもサンタ協会を潰すってどうやって...あそこのセキュリティは完璧ですよ...」
サンタ幼女「そうだねぇ...とりあえず>>105で特攻してみよっかぁ」
トナカイ
サンタ幼女「お前特攻してこい」
トナカイ「!?」
サンタ幼女「全力でスピードを出せば時速500kmくらい出るでしょ?とりあえず様子見で突っ込んでこい」
トナカイ「そ、そんな!嫌ですよ!」
サンタ幼女「大丈夫ぅ大丈夫ぅ、突っ込んだ後は真っ直ぐ全速力で帰ってきたら多分バレないからぁ」
トナカイ「うぅ......」
サンタ幼女「うーん...突っ込むならここら辺の位置ががベストかな」
サンタ幼女「じゃあいってらっしゃい。特攻したらすぐ帰ってきてねぇ」
サンタ幼女「あ、もし寝返ったりしたらお前に付けてる首輪が爆発するからぁ」
トナカイ「う、うわああああああああああああああああああんんんんん!!!!!!!!!!」ビューン
サンタ幼女「おお、速い速い」
ビューン
トナカイ「あ、あれがサンタ協会の本部ですか...見るのは初めてですね...」ビューン
トナカイ「...あれ本部というより城じゃないですか」ビューン
トナカイ「あぁ...もうすぐぶつかる...」
ドッカーン
トナカイ「へぶちっ!?」バン
トナカイ「か、かたっ!?何ですかこの城壁!?時速500kmがぶつかってもびくともしないなんて!」
プゥゥゥン プゥゥゥン
トナカイ「ま、まずい!警報が!」
トナカイ「とにかく一度戻りましょう!」ビューン
トナカイ「ということですごく硬いです。正面突破は無理です」
サンタ幼女「うーんやっぱりかぁ」
トナカイ「や、やっぱり...?」
サンタ幼女「だってあれで普通に壊されてるなら現代兵器でも普通に壊れるからねぇ...」
サンタ幼女「アメリカでも手を出せないサンタ協会だもん。多分あの城壁を正面から突破するのは無理だろうなぁ」
トナカイ「ならどうして私を特攻させたんですか...」
サンタ幼女「何となくぅ」
トナカイ「...」
サンタ幼女「外から無理なら中から潰すしかないよねぇ」
トナカイ「中って...どうやってあそこに入るんですか?外出禁止中ですからサンタさんでも入れないでしょ...」
サンタ幼女「うーん...」
サンタ幼女「...これ詰んでる?」
トナカイ「今更気付きましたか」
トナカイ「さあもう無理だと分かったら帰りますよ。ぶつかって体のあちこちが何か痛いです」
サンタ幼女「ま、待って!今考えるからぁ!」
サンタ幼女「そ、そうだぁ!>>112なら行けるんじゃない!?」
下水道を通過
サンタ幼女「下水道!下水道から侵入しよう!」
トナカイ「...下水道から入れるんですか?」
サンタ幼女「うるせぇ!それしか方法がないんだよぉ!」
サンタ幼女「あんだけでかいんだからきっと繋がってるはずだよぉ!」
トナカイ「そ、そうですか...」
サンタ幼女「さっそく下水道に行くよぉ!」
.......................................................
.......................................
サンタ幼女「おぅぅえぇぇ...くっさぁ...」
トナカイ「当たり前でしょ...」
サンタ幼女「ちょ、これ無理ぃ...吐くぅ...」
トナカイ「吐くなら向こう吐いてきてくださいね」
サンタ幼女「なんでお前平気なんだよぉ...うっぷ...おうぇぇぇ」ゲロゲロ
サンタ幼女「吐いたら楽になった!」スッキリ
トナカイ「はいはい」
サンタ幼女「そういえばさぁアメリカの下水道って白いワニがいるって聞いたことあるぅ?」
トナカイ「それって都市伝説じゃないんですか?」
サンタ幼女「まあ嘘だと思うんだけどさぁサンタ協会と繋がってる下水道なんだからどんな化け物が出てもおかしくないよねぇ」
トナカイ「怖いこと言わないでください」
>>116「グルルルルルルルルルルル!!!」
キメラサンタ
サンタ幼女「あーあ、ハンドガンの一つでも持ってくればよかったなー」
トナカイ「...銃撃てないくせに」
サンタ幼女「そうしたら白いワニが出てきてもガスボンベがあれば倒せるのになー」
トナカイ「...下水道にガスボンベなんてあるわけないです」
ヌメッ
サンタ幼女「...ん?何かヌメッとした物が降ってきたような...」
トナカイ「水滴じゃないんですか?」
サンタ幼女「なにこれ...くんくん...くっさ!」ヌチャヌチャ
フシュー
サンタ幼女「...う、上から何か聞こえてなかったぁ?」ブルブル
トナカイ「...聞こえません」ブルブル
サンタ幼女「い、いっせのーでで見てみようか!」
トナカイ「分かりました...」
トナカイ「...いっ」
サンタ幼女「...せのー」
キメラサンタ「グルアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!」
サンタ幼女「」
トナカイ「」
サンタ幼女「あうっ...」バタン
トナカイ「ちょ、サンタさん!気絶しないでくださいよ!」ユサユサ
キメラサンタ「ギャアアアアアアアアアアスッッッッッ!!!!!」
トナカイ「マ、マジですか...」
今日はここまで
トナカイ「起きろ!寝るな!起きろ!」ユサユサ
サンタ幼女「」
キメラサンタ「ブルワアアアアアアアアッッッ!!!!!」ザッ
トナカイ「ちょっとタンマ!ストップ!待ってください!」
キメラサンタ「ギャースッッ!!!」コクッ
トナカイ「いつまで気絶してるんですか!自分だけズルいですよ!」
サンタ幼女「」
トナカイ「起きろって言ってるでしょうが!!!」ブスッ
サンタ幼女「...い、痛い!」ガバッ
トナカイ「やっと起きましたか...」
サンタ幼女「お、お前...マジ何したのぉ...な、何かお腹から血が...」ドクドク
トナカイ「そんなことより化け物ですよ!化け物!どうするんですかあれ!」
サンタ幼女「お、お前刺したな...角で刺したなぁ...」ドクドク
キメラサンタ「グギャアアアアアアッッ!!!!!」キッ
サンタ幼女「な、なんだよあいつぅ...あんな化け物バイオハザードでしか見たことないんだけどぉ...」ドクドク
トナカイ「鳥の翼にライオンの鬣にその他色々...まるでキメラですね...なぜかサンタのコスプレをしていますが」
サンタ幼女「お、お腹痛い...これ本当にヤバいやつ...ハーブ...緑ハーブちょうだい...」ドクドク
トナカイ「とにかく逃げないと!サンタさん!私の背中に乗ってください!」
サンタ幼女「無理...動けない...だれかさんのせいで...」ドクドク
トナカイ「は、はあ!?」
キメラサンタ「オンギャアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!」ダッ
トナカイ「こ、こっちに向かってきました!」
トナカイ「...こうなったら私だけで逃げます!さようならサンタさん!」ダッ
サンタ幼女「ま、待てぇ!置いていくのかぁ!私達友達だろぉ!」
トナカイ「...」ピタッ
トナカイ「友達...」
サンタ幼女『ゆけっ!奴隷一号!』
サンタ幼女『あ、私も乗りたいから順番が来たら電話して』
サンタ幼女『今日は鹿鍋にしよっかなぁー』
サンタ幼女『お前特攻してこい』
トナカイ「さようなら」ダッ
サンタ幼女「待てやゴラアァァァァ!!!置いてくなぁぁぁぁ!!!」
サンタ幼女「あの糞鹿めっ!帰ったら絶対ぶっ殺してやるぅ!」
キメラサンタ「ヌワアアアアアアアアアアアッッ!!!!!」カッ
サンタ幼女「うぇぇっ!?あ、危ないっ!」サッ
ズドン
キメラサンタ「フシュルルルルルルル...」フッー
サンタ幼女「な、なんだよあれぇ...あんなのに当たったらマジで死ぬ...」
サンタ幼女「何か武器を...下水道なんだから武器くらいどこかにあるはず...」
キラン
サンタ幼女「...ん?あそこ何か光ってる!」
サンタ幼女「うおおおおおおおお!!!動けぇ!私の足いいいいいいいいいいいい!!!」ダッ
ガシッ
サンタ幼女「掴んだ!これは...>>127!?」
ワープ装置
サンタ幼女「何これ?何かのボタン...?」
キメラサンタ「ンニャアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」ダッ
サンタ幼女「ええぃ迷ってる暇はない!とりあえず押すしかないよぉ!」ポチッ
シュン
キメラサンタ「...ギャ?」
キメラサンタ「...」キョロキョロ
キメラサンタ「...クゥーン?」
トナカイ「な、何とか逃げられたようですね...」ハァハァ
トナカイ「とりあえず無我夢中で逃げてきましたけど...ここどこでしょうか?」キョロキョロ
トナカイ「...下水道から抜けられたってことはまさかここって」
トナカイ「サ、サンタ協会の本部の中...?」
........................................................
....................................
シュン
サンタ幼女「...!」グググ
サンタ幼女「...あれ?」パチッ
サンタ幼女「あの化け物は...?」キョロキョロ
サンタ幼女「というかここどこ...?」
サンタ幼女「...あ、このボタンよく見ると何か書いてある」
サンタ幼女「えぇーっと...ワープ装置サンタ協会本部>>131行きボタン...!?」
中枢部
サンタ幼女「ちゅ、中枢部って...」
サンタ幼女「...ということはここって」
ブゥゥゥゥン
サンタ幼女「おぅ...ここがサンタ協会の心臓か...」
............................................................
........................................
トナカイ「うぅ...まさか本当に繋がってたなんて...」
トナカイ「もときた道を戻ってもあの化け物が居るから帰れないし...」
トナカイ「な、何とか他の出口探すしかないですね...」
>>135「おいそこの鹿!こんなところで何をやってる!」
サンタ殺し屋
サンタ殺し屋「そこの鹿、こんなところで何をやってる」
トナカイ「し、鹿っ!?失礼な!私はトナk...」
トナカイ(そういえばサンタさんは全員外出禁止令が出てましたっけ...ということはトナカイだけがここにいると逆に怪しまれる...)
トナカイ「へ、へい...実は迷ってしまいまいまして」
サンタ殺し屋「...ここは関係者以外立ち入り禁止のはずだ。貴様どうやって入った?」
トナカイ「な、奈良せんべいの匂いにつられて来たらこんなところに...」
サンタ殺し屋(こいつどこか怪しいな...サンタを殺せという依頼を受けてサンタ協会の本部に来たらサンタが一人もいないし一体どうなってるんだ...?)
サンタ殺し屋「...出口はそこの通路を真っ直ぐ行って左だ。さっさと帰るんだな」
トナカイ「あ、ありがとうごぜえやす!」ダッ
トナカイ(...何とか切り抜けられました!後は帰るだけです!)
サンタ殺し屋「...!」
サンタ殺し屋「おい!待て!」
トナカイ「」ビクッ
トナカイ「な、何でごぜえやしょうか...?」
サンタ殺し屋「お前自分を鹿と言ったな...?」
トナカイ「へ、へい...」
サンタ殺し屋「鹿のメスにどうして角が生えてるんだ?」
トナカイ「!!!」
トナカイ「あ...あなたどこを見て判断したんですか///!」
サンタ殺し屋「トナカイと分かったら話は別だ」チャキッ
トナカイ(じゅ、銃!?)
サンタ殺し屋「ここで死んでもらう!」バキューン
トナカイ「うわっ!危ない!」サッ
サンタ殺し屋「チッ...外したか...」
トナカイ(何でこの人トナカイと分かった途端撃ってきたんですか!?)
トナカイ(まさかサンタ協会を潰そうとしてたことが既にバレていて私を殺そうと...)
トナカイ「と、とりあえずここは逃げます!」ビューン
サンタ殺し屋「待て!逃がすか!」ダッ
トナカイ「ぜぇ...ぜぇ...駄目です...少し走りすぎてスタミナが...」
サンタ殺し屋「こひゅー...こひゅー...なんて逃げ足が速いやつだ...」
サンタ殺し屋「だがここまでだ」チャキッ
トナカイ「ひっ...ち、近付かないでください!」ダッ
サンタ殺し屋「!? はやっ」
ブスッ
サンタ殺し屋「な、なんじゃこりゃあ... 」バタッ
トナカイ「あっ...うっかり刺してしまいました...」
サンタ殺し屋「」
トナカイ「ど、どうしましょうこれ...」
トナカイ「いやでも相手も銃持ってましたし...正当防衛ですよね...?」
トナカイ「...そういえば私はサンタ協会を潰そうとしていたテロリストでした...」
トナカイ「で、でも!あれはサンタさんに脅されてやったことで...」
トナカイ「...あれ?」
トナカイ「そういえばサンタさんはどうなったんでしょうか?」
........................................................
......................................
ブゥゥゥゥン
サンタ幼女「こ、ここが中枢部...」
サンタ幼女「つまりここを潰せばサンタ協会をぶっ潰したも当然...」
サンタ幼女「...」ゴクリ
サンタ幼女「>>146」
トナカイ…
サンタ幼女「トナカイ...」
サンタ幼女「よくもあいつ私を見捨てて逃げやがってぇ...!」
サンタ幼女「今度会ったら絶対鹿鍋にしてやるからなぁ!!!」
サンタ幼女「あーもう思い出しただけで腹立ってきたぁ!」ゲシッ
ブーブーブー ブーブーブー
サンタ幼女「...へ?」
ダダダッ ダダダッ
警備員「そこを動くな!」チャキッ
サンタ幼女「...うそん」
サンタ幼女「は、離せぇ!私はサンタだぞぉ!」ジタバタ
警備員A「サンタは外出禁止令が出てるはずだ!さては貴様アメリカのスパイだな!」
サンタ幼女「!? ち、違う!どうしてそんなことになるんだぁ!」ジタバタ
警備員B「隊長!本部に忍び込んでいたという情報があった殺し屋らしきやつと一緒にいた鹿を連れてきました!」
警備員B「ただ殺し屋は角で刺されていたので恐らく仲間割れかと!」
トナカイ「だから私は鹿じゃないですってばぁ!」ジタバタ
サンタ幼女「あ」
トナカイ「あ」
サンタ幼女「てめぇよくも逃げやがったなぁ!ぶっ殺してやるぅ!」ジタバタ
トナカイ「サ、サンタさんっ!?生きてたんですか!?」
サンタ幼女「勝手に殺してんじゃねぇぞぉ!ぶっ殺すぞぉ!」ジタバタ
トナカイ「そ、そもそも!サンタさんが動けなかったのが悪いんじゃないですか!」
サンタ幼女「お前に腹を刺されて動けなかったんだよぉ!!!」ジタバタ
サンタ幼女「あ、ヤバい...傷口が開いてきた...ちょ、これ死ぬ...」
警備員B「こいつらどうしますか...」
警備員A「...サンタ会長にとりあえず報告してみよう。もしかしたらこいつ本当にサンタかもしれんからな」
サンタ幼女「サ、サンタ会長っ!?」
警備員A『はい...はい...幼女がサンタと名乗っており...はい...』
サンタ幼女「や、やめろぉ!あいつだけには会いたくない!」ジタバタ
警備員A『はい...分かりました。失礼します』ガチャ
警備員B「どうでしたか?」
警備員A「どうやら本当にサンタらしい...会長の部屋に連れてこいだそうだ」
サンタ幼女「うわあああああああああああああああ!!!!本当にあいつだけはいやああああああああああ!!!!」ジタバタ
トナカイ「どうしてそんなに嫌がってるんですか...」
警備員A「おら行くぞお前ら。会長がお前らに話があるそうだ」グイッ
サンタ幼女「いやなのおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ズルズル
トナカイ「...」ズルズル
警備員A「この部屋だ。入れ」
サンタ幼女「いや!いや!」ガシッ
警備員「柱にくっつくな!」グググッ
サンタ幼女「いやなのぉ...」ベリッ
トナカイ「...」
警備員「さっさと入れ!」ゲシッ
サンタ幼女「きゃうん!」ズサー
トナカイ「どうしてそんなに嫌がってるんですか?」
サンタ幼女「あいつには会いたくないんだよぉ...」
>>154「...久しぶりだな、サンタ幼女」
サンタ幼女「あわわわわわわわわ...」ビクッ
聖女
聖女「久しぶりですね。サンタ幼女」
トナカイ「...あの人がサンタの会長さんですか?」
サンタ幼女「...そうだよぉ」ブルブル
聖女「まったく...まさかサンタ協会を潰そうとするなんて呆れました」
サンタ幼女「ど、どうしてそのことを!」
聖女「全部知ってますよ?そっちのトナカイさんが城壁にぶつかったことも下水道のキメラトナカイのことも」
聖女「あなたが中枢部へのワープ装置を持ってることもサンタ殺し屋さんをトナカイさんが見事倒したことも」
トナカイ「!?」
サンタ幼女「...こいつのこういう全部見透かしてるところが嫌いなんだよぉ」
聖女「まあトナカイさんは殺し屋さんを倒してくれましたから許すとして...」
トナカイ「...」ホッ
聖女「問題はあなたですよねぇ...サンタ幼女?」
サンタ幼女「」ビクッ
聖女「ププッ...さっ...さすがに...中枢部を壊そうとすりなんて...許されることでは...ククッ...」
サンタ幼女「...もしかして下水道のキメラとワープ装置全部お前の仕業かぁ!」
聖女「な、何言ってるんですか...聖女がそんなこと...ププッ」
サンタ幼女「どうせ私達が慌てる様子でも見て楽しんでたんだろうがぁ!」
聖女「...あなたがトナカイに見捨てられたところは傑作でしたね」
サンタ幼女「ぶっとばすぞコラァ!」
聖女「まあでも潰そうとしたのは事実ですし罰を受けてもらわないとねぇ...」
聖女「各地でクリスマスを荒らしてたこともありますし」
サンタ幼女「!?」
トナカイ「うわーすごい。本当に全部バレてますね」
聖女「まあクリスマス前ですし軽い罰にしてあげます。体を壊されても困りますしね」
サンタ幼女「い、いやだぁ!」ダッ
聖女「あ、逃がしません」ピカッ
キーン
サンタ幼女「ぶへっ!?み、見えない壁が!」
聖女「罰はそうですねぇ...>>160とかどうですか?」
サンタ幼女「」ビクッ
ありとあらゆる障害を乗り越えてとある幼女にクリスマスプレゼントを渡す
聖女「クリスマス当日にありとあらゆる障害を乗り越えてとある幼女にクリスマスプレゼントを渡してもらいます」
サンタ幼女「...どうせ何か裏があるんだろぉ」
聖女「まあ少しめんどくさいところに住んでるだけですよ」
サンタ幼女(ほっ...思ったより軽い罰だった...)
聖女「あ、そういえばあなた確かプレゼントのリスト破ったりゴミ箱にシュートしてましたね」
聖女「はいこれあなたの地区のリストと破った罰のおまけのリストです。多分徹夜すればクリスマスまでに間に合いますよ」スッ
サンタ幼女「だから何でそんなことまで知ってるんだよぉ!!!」
聖女「トナカイさんには特別にクリスマスまで有給をあげます。少しゆっくり休んでください」
トナカイ「あ、ありがとうございます!」
サンタ幼女「ちょっと待てぇ!こいつもクリスマスを潰そうとしてただろうがぁ!」
聖女「それはあなたが脅してただけじゃないですか」
サンタ幼女「」ギクッ
聖女「では解散、クリスマス頑張ってくださいね」ニコッ
........................................................
...................................
トナカイ「それでは私は有給を楽しんできます!24日に会いましょう!」バタン
サンタ幼女「...」
サンタ幼女「...」チラッ
リスト「」ドーン
サンタ幼女「徹夜って...幼女に徹夜って...」
サンタ幼女「マ、マジどうしよう...このままだと本当にクリスマスを迎えることに...」
サンタ幼女「トナカイがいないからどこに行くこともできないし...」
『──────力が欲しいか?』
サンタ幼女「!? 誰っ!?」
『──────力が欲しいか?』
サンタ幼女「ほ、欲しい!クリスマスをぶっ潰せる力が!」
『バーカ(笑)ぼっちに力なんてやらねぇよ(笑)ぼっちは孤独死でもしてろカス(笑)』
サンタ幼女「あぁん!?なんだとゴラァ!」
シーン
サンタ幼女「て、天の声にも馬鹿にされた...」
サンタ幼女「...」
サンタ幼女「...」ジワッ
サンタ幼女「...」ポロッ
サンタ幼女「ク、クリスマスなんてぶっ潰れろぉ...」ポロポロ
おわり
はいごめんなさい
終わりなんて書きましたが続きあります
クリスマス編は23日くらいに立てます
本当クリスマスなんてなくなればいいのに
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