【仮想戦争SS】第三次世界大戦―安価 (49)
普段は特定のジャンルSSを書いているものです
今回はふと思い立ち、自分も興味のある、戦争を題材としたSSです
設定、世界観は>>2に記載しますので
興味のある方無い方、だれでも見ていってください
安価はたくさん取るかもしれませんし
そうじゃないかもしれませんが、安価を狙ってくれれば幸いです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418803474
第三次世界大戦という設定
発端は、ロシアがアメリカへ宣戦布告
アメリカ、イギリス、フランス、日本はそれに対抗
ロシアは各四国に向けて武力を投入
そこで、ドイツはロシアへ協力を求められ
戦争を禁じられた条約を破り、協力
連合国
アメリカ、日本、イギリス、フランスなどの主力国
北連合
ロシア、ドイツ その他軍力を持つ北国各国
その他アジア、南米国は中立
連合国、北連合は他国を占領、植民地行為はしないと明言
…
そこで、1945年、ドイツ軍がイギリス軍へ
対抗するべく送り込まれたティーガーⅡがあり
イギリス軍の研究施設へと侵攻、ティーガーⅡもそこに居た
研究施設へと砲撃、破壊をした瞬間、光が広がり、ティーガーⅡ含め搭乗員は
日本、北海道へとタイムスリップ&ワープ
当時、北連合は北海道へ進出、ある程度の戦力もあった
ティーガーⅡ搭乗員名
車長 デトレフ (Detlev)
砲手 ジムゾン (Simson)
装填手 ユリウス (Julius)
無線手 ローゲル (Roger)
操縦手 ミケ (Mike)
※登場する名前は仮想のものです
訂正…イギリス軍ではなくフランスへ侵攻したということにします
―1940年5月 ドイツはフランスへ侵攻
今に伝わる、フランスの戦い、また、バトルオブフランスと呼ばれる戦い
「…徹底的にフランスを叩く」
「わかりました」
「ああ、それと、アレを用意しておけ」
「…いいのですか?」
「構わん」
…
ジムゾン「おいおい、凄えな、なんだよこの戦車は」バンバン
デトレフ「新車だ、汚すな」
ミケ「秘密裏に試作されていたティーガー戦車の改良型… 新型戦車のそのまた先を試作するなんてな…」
ローゲル「面白い作り話だな」カチン
ユリウス「チッ… 煙草吸うんじゃねえよ…」
ローゲル「車内禁煙だろ」フー
指揮官「お前らか、戦車隊の隊長車は」
デトレフ「ああ」
指揮官「…なんでこのような戦車がお前らに配備されたのかは知らんが、お前らには第二波の攻撃に一番乗りしてもらう」
ミケ「俺達が実績あるからだろ」
ユリウス「当たり前だな」
デトレフ「黙れ、それで?」
指揮官「お前らはこの地点から侵攻、見える人間は全て潰せ、轢き潰してもいい」
ローゲル「こいつ、轢けるほど速いのか」
ミケ「重いからいけるだろ」
デトレフ「うるせえ」
指揮官「…あと、戦車は壊すな、だそうだ ヒトラー閣下直々の指示らしい」
ジムゾン「おいおい、マジか」
ローゲル「デトレフのおかげだな」
デトレフ「…わかった、時刻は」
指揮官「明日早朝だ、準備しておけ」
ユリウス「えぇ?明日かよ…」
デトレフ「でかいな」
ミケ「おい、動かすぞ」
グオンッ… ドドドドド…
ミケ「ははっ、今まで乗ってた戦車と音が違うぜ」
ユリウス「こんなのに乗っていいのか…」
ローゲル「こいつの装甲は?」
デトレフ「全面が最大で180mm、側面最大80mmだ」
ジムゾン「ほー、イケてるな」
ミケ「こいつが一番車なら、俺はこの戦車の後ろで音楽聞きながら踊るね」
ジムゾン「やれよ」
ミケ「やらねえよ」
ユリウス「これが弾か…重いぞ…!」
ローゲル「こいつがフランスの戦車にぶち当たるんだぜ、跡形もねえなこりゃ」
ジムゾン「おいそこの!!」
兵士「は、はい!」
ジムゾン「ここの基地司令に行っとけ、試し撃ちするってな」
兵士「え、えぇ?」
ジムゾン「さっさと行け!てめぇを的にするぞ!!」
兵士「わかりましたっ!!」
ジムゾン「チッ…ああいうのが俺は嫌いだ」
デトレフ「お前も最初はああだったろ」
ジムゾン「知らないね、ようし、ミケ、平地まで動かせ」
ミケ「ほら、新車の出発だ、乗れ、みんな」
ミケ「おっせぇ…なんだこのドン亀は」
ユリウス「今までが速かっただけだろ?」
ジムゾン「もう前の戦車も忘れたな、俺は」
デトレフ「Ⅲ号だ」
ミケ「よしついたぞ、あの小屋を吹っ飛ばせ!」
ユリウス「あれ人いないよな?」
ジムゾン「おらユリウス、練習だ、できるだけ早く弾を込めろ、俺が合図したらだ」
ユリウス「…おう」
ジムゾン「装填!!」
ユリウス「ぐっ… 」ガチャッ… ゴンッ
ジムゾン「遅ぇよ!10秒も掛かってんじゃねえ!」
ユリウス「じゃあお前がやれよな!ったくよ!」
ジムゾン「よーし、やるぞー…」
ジムゾン「発射!!」
ドゴォォォン―――
ドスゥーン…―
ジムゾン「最高だぜこいつは… はっはははは…」
―
ユリウス「なんだお前俺より、掛かってるじゃないか!」
ジムゾン「はあっ…なんだこの鉛は… てめえAP弾装填したんだろ!俺のはHEだ!」
ユリウス「HEに決まってんだろうが脳筋」
ジムゾン「おいおいおいおいテメェ」
デトレフ「黙れ、戻るぞ」
ローガン「デトレフあの戦車嫌いだろ」
デトレフ「どうして」
ローガン「三号気に入ってたし、あんまりいい印象受けてないみてえだし」
デトレフ「俺はあの戦車が好きでも嫌いでもない ただの武器だ」
ジムゾン「俺は好きだぞ、あの砲の音聞いただろ?たまんねえよ」
ユリウス「装填する身にも…なったか」
ジムゾン「はいはい、お前は優秀だ」
ミケ「クソ、あれで戦闘するのかよ…遅いと物足りないぜ」
デトレフ「…明日は早い、寝れる間に寝ておけ」
ジムゾン「お前はママかっつの」
指揮官「出発!!」バッ
ドドドドドド…
ミケ「ふあー… ねみいな畜生」
ユリウス「酒なんぞ飲むからそうなるんだよ」
ミケ「はいはい」
デトレフ「もうちょっと速度を出せ」
ミケ「精一杯だが?」
デトレフ「…そうか」
二号車「「おい一号車!もう少し速くしろ!」」
ローゲル「精一杯だ」
三号車「「おい一号(ry」」
ローゲル「うるせえ!黙って着いてきやがれアヒル共!!」
――
デトレフ「ここからフランス領だ、前を見てろ」
>>2
に書いてありますが、今はまだ序章です
デトレフ「敵戦車」
ジムゾン「おっ、いいねぇ、早速…」
ゴギーン
ローゲル「何だ?今の音」
―
フランス車長「おい、弾を弾かれたぞ!次!撃て!!」
フランス砲手「なんだよあの戦車!絶対貫通できませんよ!」
フランス車長「馬鹿にするな、我がフランスのルノーB1重戦車だぞ!?」
―
デトレフ「弾を弾いた音だ、さっさと潰せ」
ジムゾン「了解」
ガキーン ゴキーン
ドンッ
ユリウス「全部弾いてるね」
デトレフ「弾いてないのもあるが非貫通だ」
ジムゾン「っしゃあAP装填できてるな、 発射!!」ダンッ
ドゴォォッ
ドガーン―…
ジムゾン「おいおい一撃かよ、まだコンクリートの建物のほうがマシだぜ」
デトレフ「次行くぞ」
―
二号車車長「おいおい、重戦車…だよな、あのポテトみたいな戦車」
二号車砲手「やべえよ、やべえよ…」
―
フランス歩兵「!? せ、戦車が!?」
フランス歩兵「ちょ、どうすんだよ!」
フランス歩兵「馬鹿、殺される前に逃げるんだ…」
三号車車長「HE装填、やれ」
三号車砲手「発射!」
ドンッ
ぐああああっ… あああああ…!
―
ジムゾン「なんだ、味方のか? しょっぺえ音だな」
ローガン「今撃ったのは誰だ」
三号車無線手「すまない、こちらだ」
ローガン「どうせ使わねえのに手柄立てようとしやがってよ…」カチッ
>>1はwotやってるのかな?
デトレフ「…歩兵が見える」
ジムゾン「なんだ、撃っていいのか?」
デトレフ「ミケ」
ミケ「はいはい」ダダダダダダ
ぎゃああ、ぐああああっ
デトレフ「…? 歩兵が入っていく建物がある」
ユリウス「何かあるのかな?」
ジムゾン「構わねえ、戦力が減らせるならぶっ潰しちまおうぜ」
デトレフ「二号車、三号車 こちらは建物を破壊する、先に行け」
二号車「まーた手柄取るのか」
三号車「まったくだ」
デトレフ「黙れアヒル共」カチッ
ジムゾン「ここでいいんだな」
ユリウス「HE装填!」ガチャンッ
ジムゾン「へへ、どこを狙おうか」
デトレフ「上を狙え、天井を崩す」
ジムゾン「了解、発射!!」
ドゴォォン!!
ドゴン… グシャアァァァ
ぎゃああ!? 天井がー… ぐああああ!
デトレフ「まだ生きてるぞ、残骸に撃ちこめ」
ユリウス「HE装填!」
ジムゾン「発射!!」
ドゴォォン… ドンッ…
ジムゾン「はは、ほんとに戦車よりやりごたえあるぜ、こりゃあ」
ミケ「よし、もう行くぞ」
デトレフ「待て、何か…」
ミケ「は?」
ビキッ、ビキッ… ドゴンッ―! カッ
デトレフ「く、何だ…! 眩しい!」
ミケ「うお!!覗き窓しめられねえのかこれ!!」
ジムゾン「目をやられる所だった」
フワッ…
ジムゾン「…は?」
ミケ「なんだ、この…」
ローガン「浮いてる感じ… あ、デトレフ!!」
デトレフ「く…何だ、外は何も見えないぞ!!」
ローガン「くそどうなってる! 二号車!三号車!! くそ、通じない!」
ミケ「エンジンもかからねえっ…」
カチャンッ
デトレフ「…!待て、地上が見えた! … いや、待て…」
ミケ「なんだよ!」
デトレフ「あと100mで地上だ」
ジムゾン「何言ってんだお前」
デトレフ「お前ら、何か上に掴まれ、下に尻をつけるな」
ドゴォォォォォォンッ!!!!!
>>11
プレイしてます
WoT知識も混ざってますが
WoT脳にならないよう努力しています
「何だ!!」
「敵の攻撃か!」
デトレフ「くっ… お前ら、大丈夫か…」
ミケ「な、なんなんだよ… てか、ここ何処だ?」カチャンッ
ジムゾン「上空から落ちてんのになんともねーじゃねーか、こいつ」
ユリウス「化物だな」
ローガン「無線は… 畜生、故障してる 今ので壊れた」
「隊長…!人がいます! 戦車です!」
「何… 見たことのない戦車だ…構わん!日本人じゃない、撃て!」
パンパーンッ
パキュンッ カコーン
ミケ「な、うわあっと!?」ガチャンッ
デトレフ「くそ、敵の領地か…?」
ローガン「言語も違うみたいだぞ」
ユリウス「‥聞き覚えがあるな」
ローガン「… 何かくるぞ、戦車…? 速いぞ!」
―10式戦車車内
日本車長「こんなところに戦車…? しかも大きい…」
日本操縦手「なんですか、あれ… あっ」
日本砲手「まあ、大丈夫じゃないでしょうか 日本の戦車は世界水準ですし」
日本車長「馬鹿、それは慢心だ よし、撃破するぞ」
デトレフ「…こちらに主砲を向けてる… なんだあの戦車…小さいぞ」
ジムゾン「はっ、ならぶっ潰せばいいんだろ、よし、いいな?」
ユリウス「ああ、AP装填!」
ミケ「回すぞ!」
グォォォオオオッ
―
日本操縦手「…!! 隊長!」
日本車長「何だ!」
日本操縦手「あれは、ドイツの戦車です、それも、第二次世界大戦のです!」
日本砲手「何を言ってるんだ?」
日本操縦手「自分、こう見えて昔の戦争について興味が… それに、あれはティーガーⅡと言う、当時最強と言われていたティーガーⅠをしのぐ…」
日本車長「なんだ、第二次世界大戦の戦車だと? ふ、ドイツも血迷ったな 化石め、攻撃始め!!」
日本砲手「了解!発射!」
ドゴォォンッ
―
デトレフ「来るぞ!!」
ガコォンッ
デトレフ「…ん?」
ミケ「はは、弾いてる」
ジムゾン「発射!!」
ドゴォォォォンッ!!
ガシュッ…
日本操縦手「ぐあっ!!あ、ああっ…!」
日本車長「何だと… おい、しっかりしろ!!」
日本砲手「は、弾かれてる… しかもこちらの装甲を貫通だと…?」
日本操縦手「あ、ああ、隊長… 逃げて、ください…!」
日本車長「お前がやられたらどのみち動けんぞ!」
日本操縦手「ちがい、ます… 戦車から、離れてください…! あの戦車は…駄目です!」
ジムゾン「ん?誰か引きずり出そうとしてるぞ」
ミケ「操縦手をやったみたいだな」
デトレフ「…三人しか乗っていないのか、凄いな…あれで動くのか」
ローゲル「車長が無線と… 装填手を兼任してるんじゃないのか?」
デトレフ「自動で装填するのかもしれんぞ」
ジムゾン「まさかな、未来じゃあるまいし で、あいつら、どうする?」
デトレフ「…そうだな、あいつらは…>>20」
日本車長「お前がやられたらどのみち動けんぞ!」
日本操縦手「ちがい、ます… 戦車から、離れてください…! あの戦車は…駄目です!」
ジムゾン「ん?誰か引きずり出そうとしてるぞ」
ミケ「操縦手をやったみたいだな」
デトレフ「…三人しか乗っていないのか、凄いな…あれで動くのか」
ローゲル「車長が無線と… 装填手を兼任してるんじゃないのか?」
デトレフ「自動で装填するのかもしれんぞ」
ジムゾン「まさかな、未来じゃあるまいし で、あいつら、どうする?」
デトレフ「…そうだな、あいつらは…>>20」
連投してしまった
あれ、もしかしてそんなに興味引きつけない感じだったかな…
性別確認、男だろうが女だろうが生け捕りにする
あいつら、と指しているのは
10式戦車に搭乗する日本人のことですが… 捕虜にするということにします
デトレフ「捕虜にしろ、銃を持っていけ」
ユリウス「デトレフ、俺、少しだがあいつらの言葉がわかる」
デトレフ「初耳だな」
ジムゾン「お前みたいなのでも他言語を話せるんだな」
ユリウス「あと、今更だがあいつらは、日本人だ」
デトレフ「…日本?」
ローゲル「おいおい、日本はオレたちの国と同盟を結んだんじゃあ」
ユリウス「細かいことは聞けばいい、とにかく行ってくる」
―
ユリウス「ヘイ!ヘイヘイヘイ!」
日本車長「な、なんだ…くそ、殺すなら殺せ!!」
ユリウス「オマエ、ニホンジン?」
日本車長「あ、あぁ? そうだ、そうだよ!」
ユリウス「コイ」
日本車長「捕虜になるだと?そんなん御免だ!!」
ユリウス「ハンコウ、スレバ、ウツ」
日本砲手「隊長… どうしましょう」
日本操縦手「…俺は置いていって、いいですから…」
日本砲手「馬鹿野郎…」
ユリウス「コロシは、シナイ スグカエス」
日本砲手「…すぐ返してくれますって言ってますけど…」
日本車長(手榴弾だけポケットに入れておけ…)「いいだろう、行ってやる」
ガチャンッ
日本車長「…本当に昔の戦車らしいな…」
日本操縦手「へえ、すごい、すごいなあ… 死ぬ前に入れて感激だ…」
日本車長「死ぬ前提にするな…」
ユリウス「… ナマエは?」
日本車長「…佐藤」
ユリウス「アー、サトウ、イマはナンネンだ?」
日本車長「西暦か? 今は2025年だ 2・0・2・5」
ユリウス「…デトレフ…どうやらイマは2025年らしい」
デトレフ「…訳がわからん」
日本車長「しかし、こんな過去の戦車に倒されるとは…とんだ戦車を配備してくれたものだ」
日本砲手「ほんとですよ、周りは新型ばっかりなのに」
ユリウス「…ジャア、オマエラにトッテ、ドイツは敵カ?味方カ?」
日本車長「…敵だ」
ユリウス「…どうやら今の時代は、日本とは敵にあるらしい」
ローガン「おい、じゃあ俺らは敵地に放り出されたってことか?」
ユリウス「…日本ハ、イマドンナジョウキョウ?」
日本車長「…ドイツ、ロシアの北連合によって、この北海道が占領されつつある…」
ユリウス「北連合… どうやら今のドイツは、ロシアと手を組み、この地域を占領しようとしているらしい」
デトレフ「そうか、なら話は早い、目的が見つかったな …よし、もう返せ あと、包帯と止血剤が外にあるから渡しておけ」
ドドドドドド…
ジムゾン「情けなんかかけて良かったのかよ…情報が漏れたら…」
ミケ「馬鹿だなお前 漏れる情報も無いだろうが」
ジムゾン「ぐっ…」
デトレフ「ミケ、北に行くぞ ドイツがいるかもしれない」
ミケ「了解」
ローガン「はーあ、無線がありゃあどこかと繋がったのにな」
―
ドイツ兵「…ストップ、止まれ! 何か居るぞ… 戦車隊を呼べ!」
ドイツ車長「…何、大きい戦車?」
ドイツ砲手「えぇ…ここまで日本が上がってくるなんて無謀ですね」
ドイツ無線手「ロシアかもしれませんよ」
ドイツ砲手「まさかなぁ?」
―
デトレフ「止まれ、戦車だ」
ミケ「戦車?また日本ので?」
デトレフ「いや…さっきのとは違う」
―
ドイツ車長「なんだあのデカイ戦車は… おい、照準を合わせておけ」
ドイツ砲手「了解」
―
デトレフ「こちらに砲を向けてる、こちらも向けておけ」
ジムゾン「…ああ」
デトレフ「俺が行ってくる」
ローガン「は?お前、殺されるかもしれないぞ」
デトレフ「武器なしで人間を撃つのは俺らくらいだから大丈夫だ」
ユリウス「どんな理屈だよ…」
ドイツ砲手「…誰か来たぞ」
ドイツ車長「私が行く、見てろ」
ドイツ操縦手(大丈夫かよ…)
デトレフ「GutenTag」
ドイツ車長「Gutentag… なんだ、ドイツ人か」
デトレフ「…よかったドイツか」
ドイツ車長「お前はどこの所属だ、あの戦車は?どこから来た?」
デトレフ「…話せば長いんだが―
ドイツ車長「お前、何言ってんだ…?」
デトレフ「あいつが良い証拠さ、昔の戦車に詳しい奴は居ないのか?」
__ノ___カチャン
ドイツ車長「どうやらうちのにいるらしい」
ドイツ操縦手「えーと、そうですね、昔のドイツのティーガーⅡです」
ドイツ車長「信じるしか無いのか…」
デトレフ「…戻る方法も、ない 保護して欲しい どう使ってくれても、構わない」
ドイツ車長「運が良かったな、お前は… 私は前線を仕切ってるものだ、侵攻を一旦引き伸ばすことにしよう」
デトレフ「…ダンク」
司令「…1945年からね」
デトレフ「俺達だって信じたくない」
司令「…君たちの戦車は動くか?使い物になるか?」
デトレフ「今の、ドイツの戦車と比べるとわかりませんが… 一世代旧式の日本の戦車の弾を弾き、撃破しました」
司令「まあ、旧式と行っても前線に出されるくらいだ、きっと使い物にはなるだろう」
デトレフ「予備知識として知っておきたいんだが… 日本の戦車と、ドイツの戦車はなんという戦車なんだ?」
司令「うむ、我がドイツの主力戦車は、Leopard3という新型、2020年に作られた 日本のは…確か24式戦車だったか、まだ出来たばかりらしいが、世界水準だ」
デトレフ「ほう、じゃあ、うちらが対自したのは?」
司令「日本の使用されている旧式戦車は… 10式戦車というものだ 2010年に作られた」
デトレフ「40年以上も未来の戦車に、ティーガーⅡは勝ったと」
司令「そう考えると、戦力としては…」
デトレフ「…」
司令「あるな」
司令「君たちには、階級と最新の機器、またティーガーⅡに詳しい人間も呼ぶことにしよう」
デトレフ「ダンクシュー」
司令「…さて、うちのLeopard戦車との差だが…」
デトレフ「そこで、前線にいるかいないか、と」
司令「エンジンも積み替えないと難しいかもな」
ジムゾン「ほんとにぶち込んでいいのか?」
デトレフ「ああ、様々な角度から打ち込んで欲しいそうだ」
ジムゾン「そうか、じゃあ、いつでもいいんだな?」
デトレフ「行くぞー!!」
ドイツ兵「おk」
ジムゾン「AP発射!」ガコッ
ドゴォォォォンッ
Leopard3「」
ジムゾン「おい、正面装甲に大穴空いたぞ?」
デトレフ「こりゃあ実験するほどでもないな…」
ユリウス「ティーガーⅡって凄いんだな」
―
司令「行ってよし」
デトレフ「おkダンク」
―
デトレフ「晴れて俺たちティーガーⅡ隊は、前線を任されることになった」
ドイツ車長「くそ…助けたのは俺らだぞ」
デトレフ「まあ運命というものだ、気にするな」
デトレフ「…俺達に居場所があるとすれば、ティーガーだけだ」
デトレフ「ここのドイツは ただの学校と同じだ」
デトレフ「俺らは逃げない、もしどんなに強い戦車が来ても、逃げない いいな?」
ジムゾン「くっせーこと言ってんな」
ユリウス「流石に激寒だよデトレフ」
ローゲル「おーおーかっこいいこと」
ミケ「きもっ」
デトレフ「…」
デトレフ「では、作戦だが… やはり侵攻を止めてしまったのは申し訳ないからな、明日とする」
デトレフ「…で、日本の端から端までを占領すればいいのか?」
司令「違う、日本の首都、トウキョウに攻め、降伏させる」
デトレフ「日本の味方は?」
司令「アメリカがいるが、ロシアとの戦闘に全力をかけているらしく、私らは日本を任された訳だ」
デトレフ「そうなると…技術力にもよるが、日本は我々に比べれば劣っているということで?」
司令「おそらくな」
デトレフ「わかった」
司令「ああ、あと、各地域によって、自衛隊…まあ日本軍の基地があるから、それだけは気をつけてくれ」
デトレフ「ちゃんと空軍の支援はあるんだろうな」
司令「ああ、滑走路も確保したから問題ない」
デトレフ「…よし」
――
デトレフ「行くぞ」
ミケ「パンツァーフォー!」
ドゴンッ!!!ズドドドドドド
ミケ「…おい、爆発してないよな?」
ユリウス「新しいエンジンって凄いな…」
ローガン「無線も最新だぞ! 凄いな、昔より使い勝手がいい」
ジムゾン「照準器はこのままか…」
ユリウス「自動装填装置、レオパルドにはあったのに」
デトレフ「お前をリストラしてもいいなら、着けても良かったな」
ユリウス「装填めっちゃ楽しいわー」
グオオオオオオオオオオオンッ!!!
ミケ「うほ、速い!すごく速いぜ! こんな巨体で40kmも出やがる!」
デトレフ「時代の流れってのは凄いな… Leopard 1号車、10号車 索敵をしろ、レーダーを使え」
ジムゾン「なんだよレーダーって?」
デトレフ「…赤外線というのがなんやらで、敵の場所が把握できる機械らしい」
ジムゾン「おいおいなんだよそれ…」
ローガン「うちにもあるけど使い方わからねえから降ろしたぞ」
ジムゾン「馬鹿じゃねえのかお前」
デトレフ「問題ない… っと 何か見えるぞ」
ジムゾン「ありゃあ…」
デトレフ「>>30のようだ
伸びない… 安価控える方針で行くことにします
96式装輪装甲車
もしくは新しいもの
デトレフ「戦車… いや、装甲車だな」
ジムゾン「なんだ、戦車10両引き連れてる中にな、ご愁傷様だぜ」
―
運転手「!? ちょっ…ドイツが侵攻してきてます!!」
隊員「何両だ」
運転手「10両以上です! しかも真ん中に10式をやったと思われる戦車が…」
隊員「そうかそうか… な、なんだと!? 退け!!死ぬぞ!!」
運転手「生きて索敵報告できますように… クソッ」
ブオオオオン
―
デトレフ「Leopard3戦車、全車砲撃しろ」
ドゴーン… ドンッ ドドーン
ジムゾン「おい、俺らは撃たないのか」
ユリウス「弾がまだ支給されてないんだ、ある分しか撃てない」
ジムゾン「チッ… 主砲を撃つ時だけが楽しみなのによ…」
デトレフ「それに走行中だ、どうせ当たらないだろう」
ジムゾン「おおっと足が滑った」カチン
ドゴォォォォンッ
ドカーン
ジムゾン「当たりゃ問題ないだろ?」
デトレフ「上出来」
ミケ「主砲ぶちこむことくらいしかやれることねえのかよ」
ジムゾン「うるせえ、だったらもう少し乗り心地良くしろ」
ミケ「クッションでも引いておけ 痔かよお前は」
デトレフ「地図… くそ、外か」
ユリウス「デトレフ、これならあるぞ」
デトレフ「なんだこの板は」
ユリウス「タブレット、って言うらしいぞ それで地図見たりできるらしい、 人類ってのはすげえよな」
デトレフ「ほう… 少し方角を変えろ、西だ」
ミケ「おう」
デトレフ「全車方角を変えろ、5キロ進めば敵基地だ」
― 北海道、自衛隊駐屯地
「偵察へ向かった装甲車と無線つながりません」
「何…」
「…最悪の事態かもしれません」
「くそ、応援を呼べ、戦闘態勢だ」
―
デトレフ「待て、既に一キロ圏内だ、市街地に戦車がいるかもしれない、気をつけろ」
デトレフ「各号車、散開 敵を見つけたらすぐに報告しろ」
ミケ「装甲が薄すぎてやられないといいけどな」
デトレフ「ユリウス、HEを装填しておけ ジムゾン、見ない戦車が見えたらすぐぶち込んでいいぞ」
ユリウス「了解…」
ジムゾン「やったぜ」
「こちらLeopard7号車! 敵を発見― ぁ!―――す――応―」ガガガー
デトレフ「待ちぶせしていたか…近くのLeopardはそこへ向かえ」
デトレフ「我々と離れている戦車は基地へ行くぞ」
「…こちら、Leopard5号車… 6、8号車がやられました…」
デトレフ「敵は」
「…一両撃破です」
デトレフ「合流しろ」
「了解」
ローガン「敵一両に3両撃破… やはり日本が上なのか?」
デトレフ「うかつなだけだったと信じたい、ミケ、そこを左、大通りに出るぞ」
―
隊長「来たぞ、全車構え!!」
ウィーン…
デトレフ「まずいなこりゃ」
ユリウス「どういうふうに?」
デトレフ「大通りを24式が塞いでこちらに砲を向けている」
隊長「撃て!!」
ドゴン ドンッ― ドン… ドゴォン ドンドガァァン…
ガキンガキン ドゴンッ パキィン ガギィ ゴンッ ドシャアッ…
ミケ「履帯外れたぞ!」
隊長「なんだあの戦車は… 弾を全て受けきった…」
デトレフ「ジムゾン、好きなのを撃て」
ジムゾン「HEで二両ずつ木っ端微塵だ、発射!!」
ドゴォォォォンッ!!
ガシャァンッ バキィンッ
デトレフ「撃破はしてないが一両横転、一両履帯が切れてる」
ユリウス「HE装填!」
ジムゾン「発射!!」
ドゴォォォォンッ!!
ガッ― ドゴォンッ
デトレフ「一両木っ端微塵、全Leopard。市街地から顔を出して砲撃、撃ったら装填まで隠れろ」
ガガガ…
ドンッ ドゴンッ ドンッ
バキィンッ バギッ ごすんっ ドゴォン…
ドイツ車長「ティーガーはあの数の戦車から砲撃を受けてもなお健在…どうかしてる」
ドイツ砲手「まさにキングですね」
ドイツ操縦手「キングか… ようし、やっちまえキング!!」
ドイツ無線手「だそうですキング、ここからでは砲撃の効果が薄いです、どうしましょう」
デトレフ「全車、キングの後ろに着け」
隊長「くそ、なんだあいつらは… 退却しろ!下がれ!!」
隊員「ですが我々が下がると基地が…」
隊長「基地には戦車なんて仰山いる!」
ミケ「履帯直したぞー、よし、俺らも行くか 全滅してなきゃいいけど」
デトレフ「全速力で向かえ」
ドゴゴゴゴゴゴゴ…
ドンッ、ドゴォン ドンッ ドンッ
デトレフ「まだ生きてるみたいだな 全車道を開けろ キングのお通りだ」
ローガン「キングの呼び名絶対気に入ってるだろ」
ミケ「子供かよ」
ユリウス「まあ案外そういう面もあるし」
ジムゾン「デトレフがいつ切れるか楽しみだな」
デトレフ「よし、敵の弾丸を全て受けろ それと、あの司令塔を狙え」
ジムゾン「了解、ユリウス、次もHEでいいぞ」
ユリウス「HE装填!」ガチャコン
デトレフ「グーテンナハト」
ドゴォォォンッ…―
―
司令「あっという間に北海道占領とは、たまげたな」
デトレフ「無敵でしたようちの戦車は」
司令「うむ、昔の戦車に対抗できない現代車というのも考えさせられるな」
デトレフ「今の時代は機動戦なんでしょう?それだったらLeopardは優秀です」
司令「他の国々と歩幅を合わせている感じだな」
デトレフ「で、北海道を占領したわけだが… 東京まではまだ遠い、か」
司令「それに、やはりLeopardでは力不足だろうか?」
デトレフ「ああ… 他の戦車はないのか?」
司令「…ロシアの戦車なら何両かはあるが」
―
司令「T-99戦車… まあ、Leopardとの比較用に預かっているものだが… 勿体無いな」
デトレフ「これはなんだ?」
司令「対戦車ミサイルだ、威力はよくわからないが、主砲よりは使い勝手もいいだろうな」
デトレフ「… 使おう」
司令「…ここにあっても持ち腐れか…いいだろう、好きにしろ」
デトレフ「乗るのは俺らではないがな」
その後、TigerⅡ、T-99、Leopard3を運用し続け
ドイツ軍は東北まで進出。東北各県の自衛隊駐屯地を攻撃していった
―
「…ダメです、ドイツの侵攻を止められません」
「何か新たな兵器でもない限り、私達は負けてしまいます」
「米国は現在アテにできません… こうなるとどうにも…」
「それに、現在私達の有する兵器では、ドイツ軍の、謎の巨大戦車を止められません…」
「そこは戦略の問題だ。欠点のひとつやふたつあるはずだ!」
「じゃあ、見つけられるんですか」
「空軍はどうなっている」
「…ダメです、戦闘機の数が…」
「海軍は…」
「… 本来海軍の艦艇は海にいる目標を攻撃するのが目的です…地上への攻撃はほぼ…」
―
デトレフ「上手く行き過ぎてるな」
ローガン「なんだよ、何かあるっていうのか?」
デトレフ「いや、そんな気がするだけだ」
ユリウス「意味ありげな発言怖いんだけど…」
ガガー…ガガガガッ
ローガン「ん? こちらティーガーⅡ… はぁ? 何言ってんだ?」
デトレフ「どうした」
ローガン「…最悪だ >>38」
何が起きた?
安価ないとやはりきつい…
安価↑
ローガン「ドイツが原子爆弾の開発に成功したらしい」
デトレフ「…おいおい、元々は戦争をしない国だったんじゃないのか」
ユリウス「幻滅だね」
ミケ「で?それがどうしたんだよ、まさか俺らの上に落とされるとかじゃないよな」
ジムゾン「まさかな」
ローガン「まあ、ただのお知らせってところか?」
デトレフ「よりによって原子爆弾か…」
ユリウス「日本の戦争を早く終わらせるために東京に投下とかありそうだよね」
ジムゾン「冗談じゃねえぞ、俺達だって今は東京近辺だぞ」
デトレフ「さて…何も起きないうちに侵攻するか… どうするか」
ミケ「ここまでティーガーだけで無双してきたからな、何か新しい戦車や兵器とか…」
デトレフ「無くもないな」
――
「ドイツは既に東京近辺…まで侵攻してきているようです」
「くそ…このままでは」
「…何か手は」
「ひとつだけ、ある」
「え?あるんですか?」
「うん」
「…コレが最後の日本の盾になってくれるかどうかだが」
「>>42」
41+富士山に封印を解除して
「…ゴジラ?」
「君も知っているだろう」
「ゴジラって映画上の…」
「…時代は進んでいる 君が思っている以上に」
「ゴジラを使う… 制御は?」
「わからんから、日本の盾になるかどうか疑問なのだ」
「無茶です…ヘタすれば我々も」
「…ではこの状況を打破できることが君には思いつくか!!私は思いつか無い!!
「う…」
「そういうことだ… 今こそ封印を解く時だ すぐかかれ」
「封印を解くって、どうやって?」
「このボタンだ」
__| ̄|__
|DANGER きけん|
| おすな |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「チープすぎませんか」
「気にするな」
「私が、私がこれを押したばっかりに、人々が命を落としたら、私、耐えられませんよ…!」
「あ、外にゴジラが」
「え?」
「はい」グイッ
ピー
「お、押してしまった…」
「やってしまった…あれほど私は反対したのに」
「!?」
ゴゴォォォン…
ジムゾン「何の音だ…?」
ミケ「爆発音…?わからんな、すごく大きいのはわかる」
ユリウス「デトレフ、何か見えるか?」
デトレフ「なあ、日本の有名な山って知ってるか」
ローガン「知らんな」
ユリウス「ああ、現代のやつに聞いたことがあるぞ、フジヤマって言うんだったか」
デトレフ「俺も聞いたんだが、あれはフジヤマだろうか」
ユリウス「なんだよ、ちょっと出るからどけよ」グイグイ
ゴォォォォン…
ズガァン…
ユリウス「…フジヤマが、崩れてる…!?」
ローガン「山を崩すだと? ドイツの列車砲でも持ち込んだのか?」
デトレフ「そういうレベルじゃ… 何か見えるぞ…」
「うおお…ゴジラ!?」 「え、ガッズィーラじゃないのか?」
「同じだよ… なんだ、あれ、現実に存在してるのか!?」
デトレフ「おい、あれはなんだ」
「怪獣… 化物だよ、日本の映画にしか登場していないはずの、化物だよ…」
デトレフ「… くそ、タイムスリップといい、怪獣といい、訳がわからん…」
ギャオォォォォォォ…
ドスン… ドスン…
「おい、こっちに来てないか?」
デトレフ「制御されてるとは思えんが… このままじゃあヤバいな…」
ミケ「逃げれるスピードでもなさそうだぞ、おい、どうする」
デトレフ「>>48」
あれを見ろ、光の巨人が現れたぞゴジラと戦ってくれるみたいだ
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