兵士「なんでも、その石を持っているだけで死ぬことも老いることも無いらしいぞ」
男剣士(こいつは噂好きだから話半分に聞いていた方が良さそうだな)
男剣士「死なないってことは、死ぬような傷でも死ねないんじゃないか?」
兵士a「それがな、その石はどんな傷を負ってもその石を持ったときの状態に戻るらしいんだ」
興奮した様子で兵士は喋る。
男剣士「体ごと消し去られても?」
兵士a「ああ。しかもな、その石は何をしても壊れないらしい」
男剣士「ふーん。まあ、そんな石持ってたら上に没収されるか、死なない兵士として戦場に休み無しで行かされるに決まってるけどな」
兵士a「あー、確かにそうだな」
あからさまに落胆して、兵士は自分の持ち場に戻った。
ここは朱雀の国。
剣と魔法の国。
世界は今、四つの大陸に別れ、戦争を続けている。
ここ朱雀、龍や竜を操る青龍、鉄の機械を扱う白虎、防御がどこよりも硬い玄武。
どの大陸も他の大陸を狙っている、まさにバトルロイヤル。
こんな感じで地の文ありで厨二臭くやって行く
良いと思う
>>4
おお、ありがとう
後バトルロイヤルじゃなくてバトルロワイヤルだっけか
ロイヤルもロワイヤルも意味は同じ
ロイヤルは英語読み
ロワイヤルはフランス語読み
あの映画が公開をされるまではロイヤルが常識だった
とにかく臭さに期待する
>>6
そうだったのか、ありがとう
過度な期待は兎が死んでしまいます
男剣士「さて、久しぶりの休暇だ。何するかな」
新米教官「あ、お、男くん!」
バタバタと危なっかしい足取りで新米教官がやって来た。
新米教官「ひゃわっ!」
やはりつまずいたか。
男剣士「よっと。お前な、もうちょっと落ち着け」
新米教官「えへへ、ごめんなさい。あと、ありがと」
無邪気な笑顔で笑いかけてくる。
男剣士「……おう」
男剣士「それで、何の用事だ?」
新米教官「あ、そうそう! ちょっと訓練兵の数が多くて教官が足りないの。だから……」
男剣士「手伝えってか」
新米教官「うん!」
無邪気な笑顔で……ってそれ卑怯だよな。
男剣士「分かったよ、やればいいんだろ」
新米教官「ありがと!」
男剣士「……お前な良くそんなんで教官になれたな」
新米教官「? 何で?」
男剣士「いや、何でもない。行くぞ」
新米教官「おー!」
[訓練場]
男剣士「よし、訓練を始める」
訓練兵a~d『はいっ!』
男剣士「おお、威勢が良いな」
訓練兵a~d『ありがとうございますっ!』
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