後輩「先輩何読んでるんですか?」 (14)
後輩「なんでびっくりしてるんですか?」
後輩「マンガですか?」
後輩「なんで隠すんですか?」
後輩「なんで教えてくれないんですか?」
後輩「もしかしてえっちな本ですか?」
後輩「そんな全力で否定しなくても...」ジトメ
後輩「で、早く教えてくださいよ」
後輩「関係ないって言ったって私気になりますもん」
後輩「んで、まだですか?」
後輩「もー私が気になったんですから。いいじゃないですか」
後輩「はーやーくー」
後輩「隠してるのみーせーてー」
後輩「むーしぶといですね」
後輩「別に私はしつこくないですよ」
後輩「先輩が見せてくれないからこうなっているわけで」
後輩「私に非はありません!えっへん!」ムネソラシ
後輩「...今先輩私の胸見ましたよね?」
後輩「先輩のせいで可憐でいたいけな美少女である私は心に傷を負いました(棒)」
後輩「ちょっ冗談ですよ!そんなドン引きしないでください!ほんとに傷を負っちゃいます!」グス
後輩「でも胸見たからには償いをしないとですね」
後輩「なにすればいいかは先輩の胸に聞いて下さい」
後輩「ちなみに私は隠した本が見たいですよ」
後輩「分かりましたか?」
後輩「ちなみに私は隠した本が見たいですよ」
後輩「だって大事なことですから。二回言わないと」
後輩「それで私にどんな償いをしてくれるんです?」
後輩「ちなみに私はかーー」
後輩「えぇ、私のしつこさには定評ありますから。右に出る者はいないと自負してます!」ドヤ
後輩「いやこれ私のチャーミングポイントなんですが」
後輩「私全てにおいて完璧過ぎますからちょっとマイナスな面がチャーミングポイントになってしまうんですよ」ウフフ
後輩「凡人の先輩には一生かけても理解できないでしょうが」フッ
後輩「ってガン無視ですか!?ちょっともうやめてくださいよ~」
後輩「いくらほんとの事だからって...」
後輩「はいはいすいませんすいませんすいません。冗談もこの辺にしときます」
後輩「それで償いはどうするんです?」
後輩「は?胸の感想??」
後輩「胸の感想ってなんですか?」
後輩「男女がちょめちょめする前にやるやつのことですか?」
後輩「君の胸はびゅーてふぉーだ(裏声)」
後輩「とかですか?」
後輩「あ、違うんですね」
後輩「というか十分セクハラですよね」
後輩「訴えますよ」
後輩「隠した本を見せてくれれば許します」
後輩「それか...」
後輩「あ、いえなんでも」テヘヘ
後輩「というかこんなこと私以外の女の子に言ってないですよね?」
後輩「そうですか...よかったです。先輩は時々常識外れなとこありますから」
後輩「こっこんなこと言われても許すのは私ぐらいなんだからねっ!勘違いしないでよ!」ツン
後輩「ちょっとツンデレしたくなっちゃって。可愛かったですか?」テヘヘ
後輩「なっ///」
後輩「そっそんな可愛いとか言われても落ちないんだからねっ!///」ツンツン
後輩「全くもう...先輩は...。」
後輩「でもほんと私ぐらいですよ。訴えないのは」
後輩「他の人には言わないでくださいね。色んな意味含めて」
後輩「そうです。色んな意味です。色んな意味の内容は秘密です」
後輩「まぁまぁ。とにかく感想言ってみてくださいよ」
後輩「私も初めて言われるので気になりますし」
後輩「...」
後輩「.....」
後輩「.......」
後輩「先輩」
後輩「なんですかその感想は」
後輩「確認のためにもう一回いいですか?」
後輩「...........」
後輩「貧乳って言いました?」
後輩「そうですよね。貧乳って言いましたよね」
後輩「貧乳」
後輩「悪かったですね」
後輩「貧乳で」ピキッ
後輩「先輩が貧乳好きとか知らないです」
後輩「フォローになってないですし」
後輩「しかもお世辞にも感想とさえ言えないですし」
後輩「言うならばただの悪口ですよ」
後輩「先輩だってお前粗○ンだなって言われたら傷つくでしょう?」
後輩「私が卑猥なこと言ったからっていちいち興奮しないでください」
後輩「うわぁ...。全力で興奮してないと否定するところが童貞くさいです」
後輩「はいはい童貞じゃないんですねはいはい」
後輩「わっ私が処女かどうかなんて関係ないじゃないですか!///」
後輩「そっそういうのを聞いちゃうのが童貞くさいんですよ!!!」
後輩「あれ?先輩?ガチ凹みですか?」
後輩「やややだなー先輩は。先輩はまさに非童貞の鑑ですよ!」アセアセ
後輩「そうですそうです。先輩は童貞っぽくないです!」アセアセ
後輩「だからですね?落ち込まないでください」アセアセ
後輩「撫で撫でしてあげますから」ナデナデ
後輩「先輩は非童貞です」ナデナデ
後輩「そうです!先輩は非童貞です!!」
後輩「そうなんです!!だから落ち込むのはやめにしましょう!!!」
後輩「ふぅ。やっと落ち着いたか..。先輩落ち込むとメンドクサイんだよね...」ボソッ
後輩「いや別に何も言ってませんよ」
後輩「先輩の空耳です」
後輩「それにしても先輩にまたセクハラされました...」
後輩「ごめんで済むなら警察はいらないですよ」ツン
後輩「ところで裁判起こすにはどうすればいいんですかね」
後輩「まさかー。訴えませんよ。多分」
後輩「そうですそうです。訴えません」
後輩「一つ言うなら腕の良い弁護士見つけとくといいかもです」
後輩「だから訴える気なんてないです。おおよそですが」
後輩「ん~。そんなに謝られてもな~」ニヤニヤ
後輩「裁判起こしたらどっちが勝つかな~」ニヤニヤ
後輩「今は女性に対するセクハラは厳しい目で見られますよね~」ニヤニヤ
後輩「んー。そうですねー」
後輩「そこまで訴えられたくないなら私の言うこと一つ聞いてください」
後輩「いいんですか?訴えますよ?」ニヤニヤ
後輩「先輩には勝ち目ないんですよ?」ニヤニヤ
後輩「私がSって今頃気付いたんですか」
後輩「私はこの状況とても楽しんでますよ。先輩は楽しくなさげですが」
後輩「先輩はどちらかと言うとMですよね」
後輩「なんか私に足コキされる妄想で抜いてそうです」
後輩「はいはい抜いてない抜いてない」
後輩「話戻しますがどうです?たった一つでいいんですよ?」
後輩「たった一つで全てが許されるんです」
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