男「幼馴染と暇つぶし」(71)

幼「男~遊ぼっ」フリフリ

男「今、忙しいんだよな」

幼「横になって、おしりかいてるのは、暇なんじゃないのかな」

男「こう見えて、日本の未来に、思いを馳せているのさ」ポリポリ

幼「私の退屈にも、思いを馳せてほしいよっ」プー

ありがとう

精進します

男「はいんな」クイッ

幼「おじゃましまーす♪」

男「とりあえず緑茶でいいか?」コポコポ

幼「ありがとー」

男「…」イジリイジリ

幼「おまんじゅう、おいしー」パクッ

男「…!」イジリイジリ

幼「なにしてるの?」キョトン

男「…茶柱、立ててんだよ」グイグイ

幼「…それ自分でやっちゃ、駄目なんじゃ」

男「」イジリイジリ

幼「男のお部屋って、いつもきれいだよね。物多いのに、えらいね」

男「…幼がくるからな」ボソ

幼「なんか、とってもいい匂いするよね。ふしぎ」

男「…アロマ焚いてるからさ」ボソ

幼「おいてるまんがも面白いし」

男「…好みはリサーチ済みだし」ボソ

幼「住みたくなっちゃうなぁ」ニコニコ

男「な、何いってんだよっ!!」プンプンニコニコ

幼「…何で、複雑な顔して起こってるの?」

男「」ジタバタ

男「幼、dvd見ようぜ」

幼「…それ怖いやつじゃん…。私、ほん怖すらみれないのに…」

幼「やーっ」ジワッ

男「ちょっとでいいんだ。一話分。怖いの見たい気分なんだ」

男「…俺も側にいるし」

幼「…ちょっとだよ」グスッ

男「…怖いdvd見てたら、幼が抱きついてきた作戦開始」ニヤリ

……

dvd「バアアアッ!!」
幼「きゃああっ!?」ブンドゴン

男「ぐっ!?」ガッ

幼「…男、どうして倒れてるの?」

男「…あごが」キュ~

男「なぁ、幼」

幼「なあに?」ゴロゴロ
男「すごいくつろいでんな…。一応、俺の部屋だよ…」

幼「幼稚園から高校まで通ってる部屋だもん♪」ニコニコ

幼「えへへ~、落ち着く~」ゴロゴロ

男(ふふっ)ニコ

男(…スカートに気をつけてほしい)

幼「男~、クッション取って~」ニコニコ

男「ほい」ポイッ

幼「届いてないよ、おとこぉ~」ジタバタ

幼「も~」ジタバタ

男(…やべえ、なんか、和んだ)

幼「クッション取れたぁ」モゾモゾ ギュッ

幼「とうっ!」ポスッ

男「…ナチュラルに俺のベッドでゴロゴロかい」

幼「♪」ゴロゴロ

幼「このマンガ面白い~」クスッ

男(…ベッドにいい匂いがついたら、夜寝られなっちゃう)モンモン

幼「それにしても、男の本棚って、オマケ付きの本多いねぇ」

幼「それに、創刊号ばっかり。ホント飽きやすいんだから」クスッ

男「悪かったね」ブスッ

男「…まあ、絶対飽きないものもあるんだが」ボソ

男「…」ジーッ

幼「なぁに?」クビクィッ

幼「飽きたたほうがいいものもあるよね。」クスッ

男「うん?」

幼「…万物を創造する左手。」キリッ

男「…?」

幼「…陰に住まう鬼神」バーン

男「…!?」

幼「…奇跡管理機構」カッ

男「よせっ!やめろ!!」

幼「…中1から、中2病、重症すぎだよ、男…。早くおさまってよかったね」

男「!」ジタバタジタバタ
幼「ジタバタしてる男、かわいい」クスッ

幼「…ふふっ、…わたしにだけ、そういう設定、教えてくれたんだよね…」ボソ

ありがとう
擬音おさえます

みてるひと、どうも

男(クッション、だっこしてるの、かわいいな…)

幼「♪」ギュー

男(沈黙が苦にならないな)ニコ

幼「」(マンガ読んでます)

男「…」ニコ

幼「…なぁに?」

男「…なんでも」

幼「」グーッ

男「ぷっ!」

幼「いまの私じゃないよっ!」カァッ

男「…そろそろ、昼ご飯食べるか…」ニコ

幼「私じゃないもんっ!食いしんぼ違うっ!!」

男「いっぱい作ろううね?」

幼「もぉー!」

男(…微笑ましいな)

男「…」ジーッ

幼「」

男「えいっ!」

幼「ふぁっ!!」

幼「わき腹、つつかないでよぉ!男~!」

男「悪い、悪い」

幼「もぉ~」

幼「…」

幼「とおっ!」

男「があっ!!」

男「…おい」

幼「えへへ、ごめんね」

男「…」

男「ていっ!」

幼「にゃっ!」

幼「男~!またぁっ!?」

男「…すまん」

幼「もぉ~、やめてよねっ」

幼「…」

幼「えいっ!」

男「ぎあっ!!」

男「…わき腹って敏感なんだな」

幼「…ごめんね」

男幼「……」

男「…ご飯用意しようか」

幼「うん」

幼「エプロンど~お?男っ」クルッ

男「似合ってるな」

幼「ねえ、なんで私の分のエプロンがあるの?」

男「…おかんが買ってきたんだよ」

幼「…ふーん」

男「さっ、作ろうか」

男(…よく来るから、俺が用意したんだけどね)

幼「そういえば、エプロンと言えば、新婚さんだよね」

男「…まあ、そうだな」

男(…いきなり、何言い出すんだ…)

幼「…」カァッ

幼「え、エプロンで思い出したんだけどね」

幼「…あとね、か、割烹着」

男「うん?」

幼「…き、給食の時、小学校の頃のさ」

男(急に話題を変えたな、…なんか、しどろもどろだし)

幼「着てたよね」

男「うん」

幼「割烹着、普段、着ないよねぇ」

男「うん」

男「持って帰って、洗濯するんだよな、あれ」

幼「忘れがちだよね」

男「給食袋なんてのもあったな」

男「ランチョンマット入れて持っていくんだよな」

幼「…なんか懐かしくなっちゃう…」

男「…給食の甘いカレー」

幼「家じゃ、作れないんだよ、あれ。市販のルーじゃダメなのかなぁ…」

男「きな粉あげぱんとか…」

幼「残るとジャンケンだったよね、プリンもだけど」

男「…俺、勝ったことないや、ジャンケン」

幼「わたしあるよ♪」

男「幼、昔っから、運いいからなぁ」

幼「まあねっ」ニコ

幼「私はいつも幸せだよ」ニコニコ

幼「今だってね」クスッ チラッ

男「…なんだ?」

幼「給食、男は食べるの早かったよね」

幼「走るの遅いのに」クスッ

男「うっせ」

男「幼も遅いじゃんか」

幼「私はいいんだよ、おそくても…」

幼「男がかわりに、走ってくれるって言ったじゃない」

幼「私が困ってたらって…」

男「小1のときか…」
幼「…ちゃんと覚えててくれるんだ」

男「…忘れないって」

幼「…そろそろでき
るよ、ご飯」

男「食おうか。時間かかりすぎ」

幼「私たち、雑談してばっかりだもん」

男「楽しいから、いいじゃんか」

幼「うん」

男「テレビ、見ながら食べようぜ」パクッ

幼「うん」パクッ

幼「あっ、ペット特集だ」ニコニコ

男「幼ペット好きだもんな」

男「まあ、幼自身がペットみたいなもんか」クスッ

幼「男~、怒るよっ!」

男「ちまっこくて、小動物みたいだし」

幼「そんな小さくないもん!背は低くないしっ!」

男「…少しスレンダーなだけだよな」

幼「セリフ取らないでよっ!」

幼「しかもバカにしてる~!」

男「そんな怒るなよ」

幼「」(怒)

ssって難しいな
みんな幼馴染ssすき
か?

ありがとう
支援とかうれしい

テレビ ペット特集

幼「えへへっ。ネコちゃんかわいい~」

男「…」ジーッ

幼「どうしたの?男」ニコニコ

男「…いや、幼もかわいいなって…」

男(しまった!何言ってんだ俺…)

幼「…」

幼「ふふっ…、じゃあ」

幼「にゃー、なんちゃって」

幼「にゃーにゃー」

(詰め寄る幼)

男「おい!?なんだよ!」

幼「ふにゃーん」スリスリ

男「…」(汗)

男(…どうしょう、てか、いい匂いする)
幼「ふにゃ」スリスリ

幼「にゃん、にゃーにゃー」スリスリ

男「…」ナデナデ

幼「にゃふぁ、ふわっ…ふぇ」

男「」ナデナデ

幼「ふぇ、ふぁっ…はわっ、ふぅ…」

男(かわええ、いい匂いするし…)ナデナデ
幼(ふぁ…ふ、ふぇぇっ…)トローン

男「…幼の髪、綺麗だな」ナデナデ

幼「ふぇ、えへへ」スリスリ

男「スゴイ、さらさらしてるし」ナデナデ

男(甘い匂いするし)
幼「ふふっ、肩までの長さでも、お手入れに気をつけてるんだよ」

幼「気づいてもらえて、うれしいな」ニコ

前、支援してもらえたからありがとうって意味です

文句いいながらよんでくれるなんてやさしいですね

幼「…男、どうして女の子が髪のお手入れ頑張るか、わかる?」

男「」

男「…」

幼「…」

男「…」

幼「…」

(電話、ジリリリリン)

幼「…でるの」

男「あっ、うん」

男「…はい、もしもし」

男「…すみません、うちは○○じゃないんです…」

幼「…」

幼「…まあ、乙女にはいろいろあるんだよ」

幼「ご飯、おいしかったねっ」ニコ

男「ああっ、ナポリタン上手くできてよかったな」

幼「ふふっ、そだね」

幼「男、お口汚れてるよ」フキフキ

男(…顔近い…)

幼「取れたよっ」ニコッ
男「…」カァッ

幼「食器、片づけようね」

男(恥ずかしげもなく、そういう事するんだよ、昔っから)

幼「♪」

男(…今日は、顔の赤みがなかなか引かない、…なんで?)

男(こんなの、よくあることなのに)

男(幼の顔が、見れない…)

幼「…どうしたの?」

幼「少し、ゆっくりしょっか」

男「ずっとゆっくりしてるじゃん」

幼「もっとなの!」

幼「最近、つかれてるんだよ」フー

男「なに、疲れるんだよ」

男「幼、部活とかしてないじゃん」

幼「それでもつかれるの」

幼「男とのリフレッシュたいむが、大事なのっ」

男「そうかい。でも毎日、そう言ってるよな」

幼「事実だもん」

男「…そっか」

男「…お茶でも飲むか?」

幼「うんっ、飲むっ!」

男「コーヒーな」

幼「もちろん、ブラックで」キリッ

男「砂糖3つ、ミルク2つだろ、甘党め」

幼「言ってみただけ」ニコ

幼「男は砂糖2つで、ミルクは1つだよね」

男「うん。ありがとう」

幼「あったかいねえ」ニコッ

男「うん、あったかいな…」

……

男「寝てたか…」

男「コタツの魔力、侮れないな」

男「」チラッ

幼「…」スヤスヤ

幼「…ふふっ」

男(ほっぺ、突っついてみたり…)ツン

幼「ふにゃ…」

男「楽しいな…」ツン

幼「ふぇ…」

男「…次はナデナデ」ナデナデ

幼「えへっ、えへへぇ…」

男「緩みきってる」
ナデナデ

幼「ふわっ、ふふっ…」スヤスヤ

男「…こんなことばっかしてるな、今日は…」

幼「…ふぁぁ…」

男「」ピコピコ

幼「…ゲーム?何の…?」

男「…起きたか、rpgだけど」ピコピコ

幼「ふーん」

男「そういえば、幼がrpgするときは、よく、レベル上げをさせられたな…」

幼「今は自分でしてるよ。レベル上げも楽しいって、思えるようになったんだよね」

幼「私が男の為に、レベル上げしたこともあるし」

男「そうだな」

男「何でも協力しあうって、約束したからな」

幼「ゲームで大げさだなぁ」

幼「まぁ、そうなんだけどね」

幼「いっしょにゲームするの、楽しいよね」ニコッ

幼「またやろうね。rpgとか、パーティーゲームとか、レースとか色々」

男「うん」

幼「…ゲームもいいけど、ちょっと外に行かない?」

幼「散歩しよ?」

男「いいよ、いこっ」

幼「寒いね~」

男「大丈夫か?」

男「ほら、カイロやるよ」

幼「ありがとっ!」

幼「あったかぁい」ニコニコ

男「ふふ」ニコ

幼「♪」

男「路肩の縁石に乗って歩いたら、危ないぞ」

男「幼はとても高一に見えないな、子供みたい」

幼「それは、私が若々しいってことよね♪」

男「…幼のプラス思考は時々、うらやましくなるよ」

幼「そうでしょ」

幼「…それに」

幼「男だって乗ってるじゃん」

男「」

幼「なんでかやっちゃうよね、それ」

男「…確かに」

(ぶらぶら散歩する二人)

男「…」

幼「…この道、小学校の頃の通学路だね」

男「…そうだな。桜がスゴい咲くんだよな」

幼「キレイだよね。そこの公園、桜よく見えるから、お花見に来る人も多いんだよね」

男「俺らも、何回も行ったよな」

幼「私の家族と、男の家族でね」

幼「お弁当もって、あの木の下で食べたよね」

男「うん、あのでかい木だ」

幼「小学校四年のお花見のとき、私のお弁当のササミしそ揚げ、勝手に食べたよね」

男「…なんで覚えてんだよ、そんなこと」

幼「食べ物のウラミは怖いんだよ。」

幼「バツとして、私にあんまんを奢りなさい」

男「幼が食べたいだけだろう」

幼「あのとき、オカズ交換って言って、私をだましたよね」

幼「男はそうやって私から、オカズを何回もうばったんだよっ!」

幼「家のご飯でも、お弁当でもっ!」

幼「忘れないもん!!」

男「…わかったよ」

男(なんでそんなに、記憶力がムダにいいんだ…)

男(勉強には、全く活用されないのに)

幼「高校じゃ、私がお弁当、よく作ってるんだし、いいよね」

男「弁当は俺も作ってるんだけどね」

幼「それとこれとは、別なのっ!」

幼「…おいしいし、感謝してるんだけどね」ボソ

幼「それでは、コンビニへゴー!」

俺「…おー…」

お風呂行きますね
うつの遅くてすみません

訂正最後の行

俺じゃなくて男

幼「あんまん、にくまん♪」

男「なんだ、その歌?」

幼「中華まんのうた」ニコ

幼「ピザまん、ちょこまん、カレーまん♪」

男「子供みたい…」

男「…俺まで、腹へってきた」

イラッシャイマセー

男「コンビニの匂いって、独特だよな」

幼「色々混ざっちゃってるよね、なんか落ち着くけど」

幼「何にしょうかなー」ニコニコ

幼「男も食べるよね?」

男「うん」

幼「じゃあねっ!」

幼「…あんまん二つ、にくまん二つ、後、ちょこまん一つくださいな~」

店員「……はい」

男「随分、食べるな…」

男「幼、テンション高いな…」クスッ

幼「まあね♪」

幼「近くの公園でたべよっ!」ニコ

男「ああ」ニコ

アリガトウゴザイマシター

幼「いこっ」ニコニコ

男「あんまり走ると、こけるぞ」ニコニコ

幼「平気だもん、…えへへっ」タタッ

店員「…」

店員「さびしいな、なんでだろ…」

男「…ここ、俺たちが通ってた幼稚園の近くの、公園だね」

幼「ここに来たかったの…」

幼「懐かしいでしょ?…そこの砂場でお城よく、作ったよね」

幼「…男、ノイシュバンシュタイン城とか、名前つけてたでしょ」

幼「カッコつけすぎ」クスッ

男「幼だって、ブランコで、私は風になるとか叫んでただろ」クスッ

幼「若気の至り…だよ」ニコ

幼「…私たち、面白すぎだね」ニコニコ

男「全くだよ」ニコニコ

男「…まあ、ふたりでいたから、楽しいんだよな」

男「何でもないことでも、すごく嬉しいんだよ。幼といると…」

幼「…私もそうだよ」

幼「一緒にいることが、当たり前になってるんだよ」

幼「これからも、ずっと男とふたりで、楽しく笑ってたいなぁ」

幼「…なんか、センチメンタルになっちゃうな。今日は…」

男「…確かに」

男「でも、一緒にいたいのは本音かな…」

男「幼はどうかな?」

幼「…」

幼「…私もそうだよ、さっきまで言った通り」

幼「男とずっと一緒にいたい…」

男「…」

男「…じゃあ、そうしょうか?」

男「大学生になっても、社会人になっても、親になっても、お年寄りになっても」

男「幼と離れずにいようか?」

男「当たり前を永遠にしよう」

男「幼…。それでいいかな?」

幼「…男、セリフがクサイよ」クスッ

幼「…断れるわけないよ」

幼「そんな風に言われたら」

幼「…」

幼「…はい」カァッ

幼「…だいすき」ニコッ

男「俺もずっと大好きだよ」ニコ

幼「私も…」

男「うれしいな」

男「…」

幼「…」

幼「…なんか、恥ずかしいよぉ」ウルッ

幼「おねがい…、なにか、しゃべって…」

男「」ダキッ

幼「ふわっ…」ギュッ
男「」チュッ

幼「…ふぇ」カァ

男「どうだ…」テレッ

幼「ふぁぁ、いきなりすぎだよぉ…」ジワッ

男「…ごめん、たえられなくて…」ナデナデ

幼「もぉ~」グスッ

男「…中華まん、食べようか…」

幼「…おいしいね」パク

男「…うん」パク

男「幼、ちょこまん分けてくれよ」

幼「いいよ…」パク

幼「」チュッ

男「!」

幼「ふいうちだよ」ニコッ

幼「…負けないよ、男っ!」

男「…勝てないよ、幼には…」

男(ちょこ味か…)

幼「私と付き合う以上、1日も退屈させないよっ!!」

幼「私の暇つぶしにずっと、付き合ってよね」

男(俺の、幼との暇つぶしは、これからも続いていく)

男(ずっと、ずっと)

……

男「♪」

男(…そろそろかな)ニコニコ

幼「男っ!」ニコッ

幼「あそぼぉー♪」


おしまい

お付き合い頂き、ありがとうございます
それではまた

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