【モバマス】棟方戦記 (34)
これからご覧いただくのは
一人の魔法使いと
一人の偶像が
命を賭して撮影した
貴重な記録映画である
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417956699
愛海「あ、もう撮ってる?」
モバP(カメラ)「おう、撮ってるぞ」
愛海「でもホントにいいの?好き勝手やっちゃうよ?」
モバP「構わん。思う存分欲望の限りを尽くすのだ」
愛海「ふふふ、待った無しだからね」
モバP「なに、覚悟はしてきた」
愛海「そう。じゃ…始めよっか」
愛海「血湧き…肉踊る…!夢の祭典を!!」
#1.島村卯月
愛海「尻村こと島村卯月、CGプロ最古参にしてブルマ担当」
愛海「自他共に認める普通性を武器に、愛され系アイドルとして活躍する」
愛海「だが、私は思う」
愛海「何が普通か」
愛海「どこが普通か」
愛海「齢17にして83-59-87」
愛海「83?87?」
愛海「問おう」
愛海「普通とは、何だ?」
愛海「もはや私には分からない」
愛海「だが、彼女に求めるは、やはり普通という名の安寧」
愛海「その安定性は彼女の尻が如く重い」
愛海「それは如何なるときも揺るがない。例えば――」
卯月「おはようございま――」ガチャ
愛海「いたっ!だきっ!ますっ!!」
卯月「きゃっ!?あ、愛海ちゃん?」
愛海「うへ、うへへ」モミモミ
卯月「や……ンッ!待って……。あっ……」
愛海「うへへへへ」モミモミシリモミ
卯月「え、お尻までッ……!愛海ちゃん……だめッ!」
愛海「うへへへへ……ふぅ」モミモミ…
愛海「ね?普通でしょ?」
卯月「ハァ……ハァ……」
#2.渋谷凛
愛海「CGプロ最古参の一人、クールの代名詞こと渋谷凛」
愛海「若干15歳にして大人顔負けの雰囲気を持つ」
愛海「その一方でいわゆる“蒼い”部分が年相応というもの」
愛海「今日はそんな彼女の気取った表情が崩れると思うとぐへへ」ジュルン
凛「ねぇ愛海、聞こえてるんだけど」
愛海「おっといけねぇ、あたしとしたことが」
愛海「さて、渋谷先輩」
凛「な、なに…?ちょっと、にじり寄ってこないで…」
愛海「いざっ!覚悟っ!!!」
凛「え、待っ……アッ……バカっ!」
愛海「ふむふむ」モミモミモミモミ
凛「愛海!やめなさ…ンッ!ぷ、プロデューサー!見てないで助け……」
凛「え!?何…?撮っ……?ほんとバカッ!……やだっ…ン…///」
愛海「ぐふふ、眼福眼福」モミモミ
凛「っ…もう、やめ……///」
愛海「……ふぅ、眼福でした」
凛「……///」
#3.本田未央
愛海「“パッション”とは“情熱”である」
愛海「“情熱”とは“胸”に燃えたぎるもである」
愛海「前の二人同様、CGプロ最古参の一人、本田未央」
愛海「彼女の“胸”には溢れんばかりの“パッション”が詰まっているのだ」
愛海「84-58-87……」
愛海「84-58-87!!」
愛海「しかも15歳!ああ、素晴らしきかな!!素晴らしきかな!!!」
未央「Pさーん、未央ちゃんが来たよー!用事ってなんだい?」
愛海「張りのあるうら若き未央っぱい。いざ!堪能せん!」
未央「うわっ…!あ、あつみん…!?びっくりしたー」
愛海「おお…おお…」モミモミ
未央「ふふーん、どうだい?未央ちゃんのないすばでいは」
愛海「素晴らしいです!生きてて良かった…」モミモミモミモミ
未央「ン…ちょ、ちょっとあつみんストップして」
愛海「いや、止まらないっす。無理っす」モミモミモミモミモミモミ
未央「ンンッ…はいっ!終わり!ね、もう良いでしょ?」
愛海「…………チッ」
未央「!?」
ちょっと席外します
#4.緒方智絵里
智絵里「あ、あの……」
モバP「うん?どうした智絵里」
智絵里「先ほどから…いったい何を…?」
モバP「あー…、うん。愛海」
愛海「え、いいの?」
モバP「なんだ、さっきあれだけ豪語してたのに、怖じ気付いたのか?」
愛海「いや、緒方先輩はなんかこう…。ほんとにイケないことしてるみたいな、ね?」
モバP「……覚悟、したと言ったろ?」
愛海「でもっ…」
モバP「責任は俺が取る。愛海は気にするな」
智絵里「え…?えっと…その…」
愛海「…緒方先輩!」
智絵里「は、はい!」
愛海「南無三!」
智絵里「きゃ…!」
愛海「……」モミモミ
智絵里「あ、あの……愛海ちゃん」
愛海「はい」モミモミ
智絵里「せめて、もうちょっと……優しく…」ナミダメ
愛海「……」モミモ…
愛海「」
モバP「あー、フリーズしおった。処理しきれなかったか」
智絵里「……?」
#5.木場真奈美
愛海「……ハッ」
モバP「お、気付いたか」
愛海「あたしはいったいなにを…」
モバP「欲望の塊は純粋の権化に弱いらしいな」
愛海「なにか、凄く幸せだったような気が……」
モバP「まぁ気にすんな。それより次のターゲットがあっちで雑誌読んでるぞ」
愛海「え!?次のおっぱい!?」
真奈美「…………」
愛海「」
モバP「あ、まただ」
愛海「…ハッ、イヤイヤイヤムリムリムリ」
モバP「愛海」
愛海「ハイ」
モバP「“待ったなし”って自分で言ったよね?」
愛海「……ハイ」
モバP「……Go」
愛海「……ハイ」
愛海「(後ろからソーっと)」
愛海「(よし、なんとかソファーの後ろまで来――)」
真奈美「……アタミ」ボソッ
愛海「!!!!!!」
真奈美「ふむ……温泉もいいな」
愛海「(あ、ああああたみ熱海かぁ、ひぃびっくりしたぁ)」
愛海「(コワイ…でも、いい加減に覚悟決めないと)」
愛海「(ハァ……いい乳生だったなぁ…)」
愛海「……失礼します!!!」モミモミモミモミ
真奈美「!?」
愛海「………」モミモミ
真奈美「……」
愛海「……」モミモ…
真奈美「……」
愛海「…全部、プロデューサーの指示です」
真奈美「そうか、少し席を外すよ」
愛海「はい(ごめん、プロデューサー)」
ア、アレ?キバサン
ヤァ、チョットキミニハナシガアルンダガ
エ、エ?チョッ…アーーーーッ!!!
#6.城ヶ崎美嘉
モバP「痛ェ……」
愛海「大丈夫?プロデューサー」
モバP「まぁ、なんとか。カメラだけは死守したよ」
愛海「次はもっと簡単な子にしようよ」
モバP「そうだな、できる限りチョロい子が…」
美嘉「ただいまー。はぁ疲れたぁー」
愛海モバP「………」
モバP「美嘉、お疲れ」
美嘉「あ、プロデューサーもお疲れー」
モバP「今日はダンスレッスンで疲れただろ」
美嘉「んー、まぁね。筋肉もちょっと張ってるし」
愛海「マッサージならまかせて!」
モバP「お、ちょうどいい。愛海にマッサージしてもらいなよ」
美嘉「あは、ありがと。でも愛海ちゃんマッサージ以上のことしそうじゃん?つかそれ目的なんでしょ?」
モバP「前科があるだけなぁ」
愛海「ソ、ソンナコトナイヨ」
モバP「まぁ、カリスマギャルならそんなこと気にしないだろうし、信用してやってもらったら?カリスマギャルなら」
美嘉「え……」
愛海「あ、あたしもカリスマギャルのマッサージして学びたいなぁ、なんて」
美嘉「う、うん。私ぐらいになればねぇ~そんなこと気にしないし?お願いしよっかな~?」
愛海モバP「……」ニヤッ
愛海「じゃあ、そこのソファーに座ってください」
美嘉「はーい」
愛海「肩から始めますねー」
美嘉「あぁ~、愛海ちゃん上手~」
愛海「少しずつ範囲広げていきまーす」
美嘉「は~い」
愛海「……」
美嘉「……」
愛海「痛いとこありませんか」
美嘉「う、うん」
愛海「……」
美嘉「あ、あの……」
愛海「どうかしましたか?」
美嘉「いや、なんでもっ…ないよ!(ちょっと、下がりすぎじゃ……)」
愛海「……」
美嘉「ね、愛海ちゃん……」
愛海「ここらへんはリンパが集中してるんで我慢してくださいねー」
美嘉「うっ…うん…///あっ、ちょ…」
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【15分後】
美嘉「///」プシュー
愛海「ふふふ」テカテカ
モバP「良かったな」
愛海「うん!」
#7.
モバP「さて、そろそろ終わりにするか」
愛海「えー!?もう?」
モバP「もうって……ビデオのバッテリーが切れそうなんだが」
愛海「物足りないよー!」
モバP「最後に思う存分できたじゃないか」
愛海「あ、あそこにいるのはちひろさん!」
モバP「へ?」
愛海「ふふふ。プロデューサー!あたしの雄姿、ちゃんと撮っといてね」
モバP「あ、バカ!」
愛海「(木場さんのも揉めたんだ。後ろから近づけば……)」
愛海「(そーっと……)」
ちひろ「…………」
愛海「(せーのっ)いただきまっ――」
ちひろ「愛海ちゃん?」
愛海「!?え、後ろ?あれ?」
ちひろ「何してるのかな?」ジャラジャラ
愛海「(手に…メダル…?何あれ…恐い!)い、いえ、何でもないです」
ちひろ「そう」ニッコリ
モバP「愛海!ちひろさん!」
愛海「あ…」ホッ
ちひろ「あ、Pさん。お疲れ様です」
モバP「愛海、今日はもう終わりだ。寮に帰りなさい」
愛海「…はい。お疲れ様でした」
ちひろ「で、Pさん。今日のお仕事は?」
モバP「言われた通りこなしましたよ。はい、これです」
ちひろ「……確かに。ちょっと待っててください」
ちひろ「はい、今日の報酬です。マイスタ・マイエナ、1ダースずつ」
モバP「どうも。じゃ、俺はお先失礼します」
ちひろ「はい、お疲れ様です。……ふふふ、これでいくら儲かるかしら……」
ちひろ「…………あら、まだ録画中じゃない」
―――プツン
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以上になります
SS書くの久しぶりで練習がてら短編を
楽しんでいただけたら幸いです
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