サラダ「うちはを再興する」
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サスケ「・・・本気で言っているのか、サラダ?」
サラダ「本気だよ、パパ」
サスケ「そもそもうちは一族の事を誰に聞いた!?お前たちの世代には知らせてはならない掟のはず・・・!!」
サラダ「いろんな記録から調べたんだよ。ほら、私ってママに似て勉強得意だし」
サラダ「閲覧禁止の書庫に忍び込んだらすぐだったよ。あはは、忍の技術はパパ譲りかな?」
サスケ「・・・。」
サラダ「私ってどっちにも似ているけど、それでもやっぱりパパの血の方が濃いのかな?なんてね」
サスケ「やめろ、サラダ」
サラダ「やめないよ。それに、もう止められない・・・」ギュルッ
サスケ「!? サラダ、その眼はッ!!」
サラダ「閲覧禁止の記録には、ちゃんとこの眼の事も書かれてたんだよ、パパ」クスッ
サスケ「お前・・・まさか!!」
サラダ「でも、ママを殺しても写輪眼しか手に入らなかったけどね」
サスケ「何てことを・・・サラダ!!」グッ
サスケ「サラダッ!!お前は自分が何をしたのかわかっているのか!?」
サラダ「それはパパこそでしょ?」
サスケ「な・・・ッ!?」
サラダ「うちはの再興はパパにとっても悲願だったんでしょ?それなのに、私だけを責める事なんて出来ないよ」
サスケ「お前に俺と同じ過ちを犯させないために言っているんだ!!」
サラダ「過ちなんかじゃない!おかしいのは・・・おかしいのはうちはをおとしめた木ノ葉の方だ!!」
サスケ「だからといって、今さら争いを起こして何になると言うんだ!?」
サスケ「何かがかえってくるわけでもない!!それがわからないのか!?」
サラダ「かえってこないからこそ、壊して新しくつくるんだよ、パパ」
サラダ「私は止まらないよパパ。もうあと戻りもできない!」
サスケ「・・・ならば」
サスケ「ならば!!俺が俺の責任をもってお前を止める!!うちはサラダ!!!」ギンッ
サラダ「パパには無理だよ」スッ
サスケ「!?」
サラダ「パパには私を殺せないもん」
ザクッ
サスケ「ゴフッ!!?」ドバァ
サラダ「うちは再興を諦めたパパに、うちは再興を志す私を[ピーーー]事なんてできない!!」
サスケ「サ・・・ラダ・・・ッ!」どさっ
サラダ「これは天啓だ!!」
サラダ「うちは再興をしくじったうちはサスケを!うちはの遺志を継ぐうちはサラダが殺した!!」
サラダ「うちはの風は!!私に向かって吹いているッ!!!」
サラダ「私こそがうちはだ!!!」
サスケ「・・・・・・サクラ・・・」がくっ
ギュルンッ
サラダ「すごい・・・!パパも殺したら、写輪眼が完全な形になった!」
サラダ「書いてあった通り。だとしたら・・・」
サラダ「木ノ葉を滅ぼすには、ただの写輪眼だけじゃ足りない・・・」
サラダ「最も、親しい者」
サラダ「ママを殺しても違った。パパを殺しても違った・・・」
サラダ「だったら、私にとって最も親しい者は」
サラダ「・・・やっぱり殺さないといけない」
サラダ「うずまきボルト・・・!!」
第一話・終
続きはいつになるかわからないので一度ここで終了させます
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