あやせ「ストーカーがいるんです。」 (4)

例の如くあやせに呼び出された俺は、例の如く手錠をされ、囚人よろしくベッドの上で膝を抱えている。


「ストーカーねぇ、………お、俺のことじゃ!?」


「何言ってるんですか!?違います!他の!ストーカーです!」


可憐な少女が顔を赤らめ、座っている俺に目線の高さを合わせるように屈み込む。悲しいかな、露出の少ない服のおかげで、谷間が見えたりはしない。


「そうか、他のか。心配だな……他の?」

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