刹那「……頼む、ロックオン」(9)

刹那「お前にしか出来ない事なんだ」

ライル「……本気か、刹那?」

アレルヤ「君は……自分が何を言っているのか理解しているのか?」

刹那「分かっている」

ティエリア「……」ゴクリ

刹那「頼む……ロックオン」ズルッ



刹那「俺の尿道を、その針で狙い撃ってくれ!」ボロン

ライル「…」

アレルヤ「……付き合いきれないよ」退室

ティエリア「ほう……これが刹那の……」マジマジ

刹那「……さぁ、頼む。ロックオン」ブルンッ

刹那「俺は知った。あの量子空間の中で、沙○とル○スがのめり込んだアブ・ノーマルなプレイの存在を」

刹那「俺も、一度で良いから試してみたいんだ……。しかし、失敗するのは怖い……」

刹那「お前にしか出来ない事なんだ!頼む、ロックオン!」

ライル「―――どうなっても知らねえぞ」キラリ

刹那「構わない」

ライル「だったら―――」スッ



ライル「狙い刺すぜぇっ!!」ズリュッ



その瞬間、刹那の身体を、電撃のような快感の波が突き抜けた。
ロックオン・ストラトスの精密な狙撃センスは遺憾なく発揮され、針は刹那の尿道を傷付ける事無く奥へと入り込む。

刹那「こ、これはっ……!!」

金属特有の冷たさが、秘部を内側から刺激する。また、動けば刺さってしまうという一種の緊張感が絶妙なスパイスとなり、刹那の身体を這い回る快感の波は更に増幅した。

刹那「うぐっ……だ、駄目だ!抑えきれないっ……静まれ、俺のダブルオー!!」

キ○タマ「トランザム!」フルボッキ!

刹那「ダブルオォォォォォっ!!」

そして、快感に打ち負けた時、刹那は針が刺さってしまう事を確信した。挿入中に半勃ちから全勃ちへとシフトしてしまっては、最早取り返しは付かない……。針が内側から刺さってしまう……。

ティエリア「上だ!ロックオン!!」

ロックオン「―――!あいよ!」グイン

しかし、その僅かな一瞬すらも、ティエリア・アーデは見逃さない。刹那のダブルオーキ○タマがトランザムを発動する寸前、起立勃起のルートをヴェーダの演算機能を利用、割り出しに成功。

そして、ロックオンが静かに指を持ち上げる。

刹那「―――刺さって、ない」

ティエリア「流石だ。ロックオン・ストラトス」

ライル「どうって事ねえよ」キリッ

ライル「そんじゃ……仕上げといきますか!」シュッシュッシュッシュッシュッシュッ

ティエリア「おおっ!針が……」

刹那「高速で出し入れされてっ……!」

超高速尿道針ピストン。圧倒的な危険を孕んだその技は、しかしロックオン・ストラトスの冴え渡る技巧により失敗の兆しすら見える事がない。

否。むしろ、次第に速度は上昇していた。刹那の尿道の肉を刺さないように、針を尿道の肉に擦り付けるように加速させていた。

ティエリアは涙を流した。ロックオン・ストラトスのその圧倒的な技術と刹那の逞しい男根に、その魂が揺さぶられたのだ。

ロックオンは無言だった。針、指、腕のコントロールに全神経を尖らせ、ただ刹那の絶頂を待っていた。

そして、刹那は喘いだ。脳内には、もしもの事など思い浮かびすらしない。そこにあるのは圧倒的な快感と、仲間に対する絶対的な信頼。恐れなど、抱くはずもない。

そして、時は訪れた。

刹那「うっ……で、出るっ……!!」

ライル「来たのか!?」

ハレルヤ「遅えんだよ!!」

グラハム「待ちかねたぞ、少年っ!!」



刹那「クアンタム・バーストっ!!」



ドピュッ………

スメラギ「刹那、次のミッションプランなんだけど―――」ガラッ

フェルト「刹那、出撃の準備を―――」

ミレイナ「あ、アーデさんも居たですか―――」



ピュッ……



ピチャッ……

フェルト「えっ……」ネチャァ

刹那「あっ……」

ライル「」

ティエリア「では、僕はこれで失礼する」スタスタ

ハレルヤ「……後は任せたぜ、アレルヤ」

アレルヤ「ハレルヤ!?ちょっ……ハレルヤ!!」

グラハム「また会おう、少年!」スタスタ



フェルト「……」ネチョォ……

スメラギ「」

ミレイナ「」

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