気が付けば教室。
目の前の黒板には【脳を捕食】と書かれていて、周りには拷問器具に乗せられた少年が怪物に脳を食いちぎられる絵が。
拉致られたか。そう思って欠伸を欠く。
教室の後ろには、少女が椅子に拘束され、目隠しをされている。
少女の方へ向かおうとすると、見えない壁に遮られた。どうやら硝子か何か貼り付けてあるらしい。
ガチャン。音がすると、俺の目の前にボタンが五つ表れた。
後ろの黒板は真っ二つに割れ、軽快な音楽と共にムービーが流れ出す。
【内容・250点。それ以下は脳を捕食】
見えない壁にパーセントが表示され、矢印がボタンを指す。
押せ、と言う事なのか。
コンマ下1~5
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後四つ
【※>>1の時書くの忘れてた。グロ注意】
【190点、失敗】
ゴリゴリゴリと、天井から何かが現れる。
それは、肉。骨が剥き出しで、恐ろしい程まで醜い化け物。
その肉塊が開き、骨で出来た。まるでドリルのような螺旋状の棒を、少女の頭に付き立てた。
がりがりがりがり。
肉が千切れる。骨が砕ける音がする。
少女は呻きつつ、悲鳴も出せずに体を善がる。
固定した両手は食い込み、ミシミシと骨がひび割れる音がする。
頭の周りの皮と肉が切り取られ、黄色く変色した脂肪と砕けた頭蓋骨が見える。
ショック死するんじゃないか、と思えるほどの血液を流して、肉塊は脳を掴む。
そして、力任せに引きちぎると、少女は人形のように動かなくなる。
少女は、死んだのだ
教室の扉が開いた。
どうやらこの教室から出ろ、と言う事らしい。
少女の亡骸は、首から下を見れば、未だに動きそうに見える。
ウィーーーン、と音がする。少女と遮っていた見えない壁が回収される。
ボト。
何かが落ちた。
それは、少女の脳を食った怪物が天井から地面に落ちた音だ。
怪物は、スライムのように動くと、明らかに俺の方へ向かってくる。
命の危険。そう思った俺は、>>11を実行する
逃げる
逃げるが勝ち。
そう思い静かに外に出る。幸いあの怪物は足が遅いようだ。
廊下に出ると、窓際一面に【校庭に肯定】と書かれてある。
どう言う意味だろうか?とりあえず校庭に行け、と言う事なのだろうか?
俺は考え、そして>>14に行くことにした。
じゃ、校庭
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