苗木「なにしてるの?不二咲さん」不二咲「ssを書いてるんだよぉ」 (13)

苗木「ss?」

不二咲「うん、ちょっと行き詰まった時にリフレッシュするためにたまに書いてるんだぁ」カタカタ

苗木「……ssって、なに?」

不二咲「え?あ、ごめんねぇ。ssっていうのは、short story の略称。平たく言うと小説かな」

苗木「小説を、不二咲さんが?」

不二咲「そ、そこまで大それたものでもないけどね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416539840

苗木「ね、見てもいい?」

不二咲「す、すこし恥ずかしいけど……はい」

苗木「どれどれ……」カチ

ーーー

不二咲「できたよ苗木くん!好意を自由自在にあやつるスイッチだ!」

苗木「本当かい不二咲くん!」

不二咲「うん!これで苗木くんはモテモテのハーレム王だよ!」

苗木「すごいよ不二咲さん!じゃあまずは誰にしようかな……」

不二咲「>.>3なんてどうかなぁ」

ーーー

苗木「……しょう、せつ?」

不二咲「あー、確かに書き方は違うよね。ssって基本的に台本形式で書かれるから、地の文が付いてて、名前も振られてないものとは全然違うんだ」

苗木「へー……これは、ダンガンロンパのお話?」

不二咲「そう、ダンガンロンパの二次創作だよぉ」

さくらちゃん

苗木「ふーん。それにしても不二咲さんがこういうのを書いてるって、意外だなぁ……この安価はなに?」

不二咲「その安価先に書かれた指示に従ってssを書くんだよ、いわゆる安価スレだねぇ」

苗木「へー、あ、安価ついたよ」

不二咲「あ、本当だ」カタカタ

苗木「……ちょっと興味湧いてきたかも」

不二咲「そう?じゃあ苗木くんもss書いてみたらどうかな」

苗木「え?いや、ボクは……うーん」

不二咲「ちょっとまってね、ひと段落するまで書くから」カタカタ

苗木「う、うん」

>>3
ごめん、安価にならないように.挟んどいたんだけど……これ安価じゃないんだ

不二咲「……ふぅ、少し休憩しよっと。お待たせ苗木くん」

苗木「いや、いいよ。 ……ところで、それ2chだよね?」

不二咲「んー、そうだね。同じネット掲示板」

苗木「そんなとこで書くの?」

不二咲「ssってそういうものだよ。いろんな人がリアルタイムで観てるから、安価スレなんてたてられるわけだし。安価がないスレももちろんあるけどね」

苗木「へー……」チラッ

不二咲「……苗木、興味津々って目をしてる」

苗木「え、いや、そんなこと」

不二咲「もっと詳しく教えてあげようか?」

苗木「……お願いしていいかな?」

不二咲「うん!もちろんだよぉ。じゃあ基本から……苗木くんはssのどんなことを知りたい?」

苗木「え?きゅ、急に言われても」

不二咲「アバウトな質問だからねぇ……でも、本当に思ったことでいいんだよ」

苗木「……えと、>>8

あぁごめんなさい。すげーわかりにくいけど>>は本物の安価、>.>は偽物の安価です
安価先を>>9に変えてもう一回

TRPGがついてるスレについて

SS中の安価は不等号逆にするとか

>>11
それいいっすね



苗木「……このスレはなに?TRPGってついてるけど」カチッ

不二咲「あぁ、それはテーブルトークRPGのことだねぇ」

苗木「てーぶる、とーく……?」

不二咲「テーブルトークRPGっていうのはもとは外国で生まれたものでね、一つのテーブルを囲んで、GM(ゲームマスター)とプレイヤーにわかれて、会話をしながら進めていくボードゲームのことだねぇ」

苗木「へぇー」

不二咲「語源は、
T(テーブルトーク(机を囲み話しながら))
R(ロール(役割を))
P(プレイング(演じる))
G(ゲーム(遊び))
だねぇ」

不二咲「これのGMの役割をコンピューターに任せて、一人で遊べるようにしたのが最近のテレビゲームのRPGなんだよ」

苗木「な、なるほど」

不二咲「で、このTRPGによく似た方法で遊ぶスレにはこの名前がつけられたりするね」

不二咲「これは安価スレの中でも長期にわたって続きやすいのが特徴かな。GM役の>>1が世界観とキャラクターを定めて、プレイヤーの参加者たちは、安価でそれを操作する、ゲーム性の強いssスレだね。安価への依存度がすごく高いのが特徴だね」

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