提督「テイトクスレイヤー?」 (25)

◆出オチ重点◆知識が一切ない◆
◆素人のSS◆ニュービーヘッズ◆雑談歓迎◆


このSSは艦これとニンジャスレイヤーのクロスオーバーです。
主はつい先日ニンジャスレイヤーを知ったばかりのニュービーです。
4,5スレで終わる可能性があります。
というか、終わらせます。

注意重点!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416153881

「そんなの聞いたことないな。」

ブーンブーンブブーン。蠅めいた音が鳴る蛍光灯。
その光は弱々しく点滅し、一人の提督と艦娘を照らす。

「ハイ。どうやら軍紀を乱す提督を懲らしめてるそうです。」

「くだらん。何処の情報だ?」

「他の提督=サンからです。」

「妄想だろう。冗談はやめて、近寄るがいい。加賀=サン。」

「ハイ。」

言われるがままに提督に擦り寄る加賀。
彼女の目は光がなく、まるでアンドロイドめいて暗い。
提督は椅子に座ったまま軽く加賀の尻を撫でた。

ドーモ、>>1=サン
読み専ニンジャです
シエン・ジツを食らえ!

「フィヒヒ!流石だ、加賀=サン。」

「有難うございます。」

初めて見る方はこの光景に首を傾げるかもしれない。
だが、これが現代の鎮守府の有様なのだ。
提督に従わない艦娘はファックされ、廃棄される。
おぉ、ブッダ!あなたは寝ていらっしゃるのですか。


その時であった。

「Wasshoi!!」

突如、部屋の窓を突き破り、一人の人間が現れた。
それは、国防色の軍服に帽子を纏い、「憲」「兵」とデザインされた禍々しいメンポをつけている。
ゆらり、と体を揺らし提督へ向き合う。

「ドーモ、提督=サン。憲兵です。」

「アイエッ!?」

提督は狼狽した。ケンペイ?憲兵ナンデ?
ちらりと加賀を見やる。彼女も驚き、腰を抜かしている。

ドーモ、>>3=サ...グワーッ!

「...ドーモ、憲兵=サン。提督です。」

冷や汗を垂らしながらも、アイサツを返す。
アイサツは礼儀だ。軍規にもそう書かれてある。

「いったい何をしに来た。憲兵なぞに用はない。」

「ふざけるな、セクハラをしていただろう?」

「とんでもない、スキンシップですよ!フィヒヒ。」

ぐい、と加賀を立たせる提督。加賀はと言うと虚ろな目で何も言わない。

「憲兵=サン。私は優良提督ですよ?セクハラなんて、そんなこと...。」

「イヤーッ!」「グワーッ!!」

ナムサン!白々しく嘘を吐いた提督に憲兵は怒った。
提督の額を軍刀の柄が炸裂!

「憲兵を嘗めるな。オヌシの軍紀違反行為は既に押えている。」

その様子を呆然と見ている加賀はしめやかに失禁。そして叫んだ!

「あ...アイエエエエ!」

冷静さを失った加賀はヨタヨタと尻を地に着きながら部屋の隅へと避難し震える。
提督は思った。

(((ヤバイ、これはヤバイ。実際、ヤバスギル。)))

提督はフトコロから何やらスイッチを取り出した。それを押す!何度も!!

「アイドル!」「ナカチャン!」

バカン!バカン!天井を突き破り二体のナカ=チャンが現れる。
クローンナカチャンだ!

クローンナカチャンとは、建造技術の進歩による産物だ!
クローンナカチャン用途は、解体からステカン・ジツにまで幅広く使う提督がいる。
オリジナルのナカチャンは現在、隠居生活を送っているらしい。

「イヤーッ!イヤーッ!」

憲兵は素早く、ナカチャンらの首にジゴクめいたチョップを繰り出す!

「「ンアーッ!」」

プシュー、とケムリを吹いて動作停止!ナムアミダブツ!
クローンとはいえ、艦娘にまで慈悲は無いのか...。
否!見よ!ナカチャンは微力ながらも憲兵を掴もうとすがる。
だが、動作は遅く、憲兵は軽くそれを避けた。
ナカチャンらはしばらくすれば回復するだろう。
憲兵は手加減をしていたのだ。ワザマエ!

「アイエエエエエ!?何でだっ!私は間違ってない!皆やってること、やっただけ!」

にじり寄る憲兵を前に失禁する提督。アワレ!

「みんながやっているから、いいということにはならない。ルールは絶対に守らせる。それが憲兵だ!」

ぐっと軍刀を握り、それを引き抜く!
ギラリと光るそれを見て、提督の脳内がソーマト・リコールした。

新規着任。カワイイな艦娘に腕を引かれ一緒に戦ったこと。
イベント。ツヨイ深海棲艦を一生懸命鍛えた艦娘で打倒したこと。
友人にレア艦娘を自慢されながらも、挫けず直向きに働いたこと。
あぁ、こんな素晴らしき日々を何時から失ったのだろうか。

「イヤーッ!」「グワーッ!!!」

キリステ・ゴメン!憲兵はそう叫び、軍刀で提督の腹部を切りつける。
提督は膝から崩れ落ち、意識を失っていくのが感じ取れた。
改心しよう。セクハラはやめよう。ケッコンしたい艦娘を見つけ、幸せになろう。
そう心に決め、眼を閉じて倒れこんだ。...ナムアミダブツ。

無様に倒れた提督を見下ろし、憲兵は軍刀を鞘に納めた。
刃は血で濡れてない。ミネ・ウチだ。
憲兵は提督を罰するが、殺しはしないのだった。

「さて、戻ってあきつ丸=サンにオスシソバを作ってもらおう。」

悠然と、何もなかったように去って行った憲兵。
その後姿を、加賀と言う一人の艦娘が静かに見送った。


◆◆◆◆◆◆◆◆

と、いうわけでデオチ・ジツがしたかっただけの>>1でした。
さっさと始まりさっさと終わるという事をすることもできて、自分的には満足しました。
見てくれた人アリガトウ!そして、サヨナラ!

おいおい、4,5スレは続くんだろう?
とりあえず一旦乙

>>15
スレとレス間違えちった

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