俺「まったく……母さんも勝手に家にあげるなよな…」ﾇｷﾇｷﾞ

穂乃果「ねぇねぇ、着替え終わったー？」ｶﾞﾗｯ

俺「あ、馬鹿！」

穂乃果「きゃあっ！」ﾊﾞﾀﾝ

穂乃果「……その…ごめんなさい…」

俺「はぁ…気にしてないよ」

俺「よし、これでいいな」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

俺「海未もことりも待ってるみたいだしな、さっさといくか」

穂乃果「」ﾎﾞｰ

俺「ほら、いつまでも気にしてんだよ、早くいこうぜ」

穂乃果「う、うん」

俺(……昔はあんなの気にもしなかったはずなんだけどな)

母ちゃん「穂乃果ちゃん朝御飯は？」

穂乃果「家で食べてきたので大丈夫です！」

俺「母ちゃんもういいから！ほら、海未たちを待たせるのはダメだろ」ｸﾞｲｯ

穂乃果「あっ」

母ちゃん「あらそう、いってらっしゃい」

穂乃果「はい、いってきまーす！」

ｶﾞﾁｬｯ

海未「あ、やっときましたね」

ことり「もう、遅いよ～！」

俺「ごめんって！いつも悪いな」

海未「そう思うならもっと早くおきてください」

穂乃果「本当だよ～、いつも私が起こしに来てるんだから！」

俺「だからって部屋まで来なくてもいいだろ…」

穂乃果「電話にでない俺がわるんでしょ！」

ことり「それにしても、俺君と穂乃果ちゃんは本当に仲が良いんだね！」

穂乃果「そうかな？普通くらいじゃないかな」

海未「そうです！だって…さっきから手を繋いで歩いている訳ですし…」

海未「実は付き合ってたり…とか…」

穂乃果「///」ﾊﾞｯ

穂乃果「ちっ、違うよ！これはさっき急いでてて…その…」

俺「…そうだって！俺が穂乃果と付き合うわけないって！」

海未「そ、そうですか…」

穂乃果「……」

海未「今日は遅刻しなさそうですね」

ことり「だね」

穂乃果「全く、俺がいるからいつもギリギリだよ！」

俺「だからごめんって！」

海未「音ノ木坂が共学になる前も、穂乃果のせいで遅刻ぎりぎりでしたけどね」

ことり「俺君と通うようになってから早起きになったよね！」

穂乃果「そ、そんなことないって！」

|￣|　∧∧
|ニニ( ﾟД∩ｺ
|＿|⊂　　ノ
　　 / ＿０
　　(ノ

　えっ…と、糞スレ
＼はここかな…、と／
　￣￣￣Ｖ￣￣￣￣
　　∧∧ ∧∧
　∩Дﾟ≡ﾟДﾟ)|￣|
　 ヽ　　|)ニニニ|
　　　|　|?　|＿|
　　　∪∪

　　∧∧ ミ　 ドスッ
　 (　　) ＿＿＿
　 /　　つ 終了｜
?(　 /　 ￣||￣
　∪∪　　　|| ε3

　　　　　 ﾞﾞ~ﾞ~

穂乃果「それにしても、音ノ木坂無くならなくてよかったよね」

ことり「結局、俺君の学校と合併することになったけど、残ってよかったよね！」

俺「俺の学校はもう生徒は少なかったから、ちょうどよかったんだと思うよ」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ことり「よかったー間に合って！」

海未「やっぱりまたギリギリでしたか…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

先生「はーい、授業始めるわよー！」

ことり「穂乃果ちゃん、μ,sの新曲どうしようか」

穂乃果「うーん…そうだね……」

海未「」ｶﾞｻｺﾞｿ

海未「あれ……おかしいですね…」ｶﾞｻｺﾞｿ

俺「？…海未どうかした？」

海未「あの、教科書入れたはずなんですが見当たらなくて……」

再放送？

海未「やっぱり忘れたみたいです…」

俺「しょうがないな……」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

海未「な、なにを…？」

俺「席隣だし、一緒に見ようぜ。教科書」

海未「あの、いいんですか？」

俺「別に気にしないって」

海未「あ、ありがとうございます！」

俺「おう」

>>12
新編

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

穂乃果「あー！お腹すいたー！」

海未「穂乃果、もう女子校じゃないですしもう少し慎んで…」

穂乃果「えー…海未ちゃんがおしとやかすぎるんだよ」

ことり「私はどっちもどっちだと思うけど…」

俺「そうだよ。もう少し女の子らしくした方がいいって、穂乃果は」

穂乃果「えー…やっぱりそうかな…」

ことり「でも、ほのかちゃん共学になってからお弁当作るようになったよね！」

俺「え？そうなの？いつも作ってるって言ったけど…」

海未「はぁ…それは嘘ですね。最近、事あるごとに私に聞きに来ましたから」

穂乃果「もう！海未ちゃん！」

俺「あぁ…でも最初の方は確かに変なのあったな…」

穂乃果「俺君も思い出さなくていいよ！」

俺「まぁ、今では結構美味しくできてるけどな」

穂乃果「本当！？」

俺「ああ、この卵焼きとかスッゴい旨かったよ」

穂乃果「えへへ～。この唐翌揚げも美味しくできたんだよ！食べて食べて！」

俺「お、くれくれ」ﾊﾟｸｯ

穂乃果「どう…かな？」

俺「んー！うまい。この調子でどんどんうまくなってってくれ！」

穂乃果「うん！」

海未「もう私に頼らないで作れるようになってくださいね」

お、またきたのか

期待

俺「そういえば、海未の弁当も美味しそうだよな」

海未「そうですか？」

俺「だって、あの穂乃果に作り方教えてるんだろ？それで美味しくないわけないしな」

穂乃果「ちょっとー！」

海未「…よかったら何か食べますか？」

海未「その…教科書のお礼もあるわけですし…」

俺「そういえばあったな。海未のおすすめは？」

海未「えっと…肉じゃがですね」

俺「じゃあそれで！」

>>19
仕事が一段落したからね

どこまでやったっけ？絵里だっけ

俺「なぁなぁ、海未のもうちょっともらってもいい？」

海未「はい。構いませんよ」

俺「じゃあ、この煮物貰うよ」

海未「はい」

俺「いただきまーす！」ﾊﾟｸｯ

ﾓｸﾞﾓｸﾞ

俺「あーやっぱり上手いわ。毎日食べたいくらい！」

海未「も、もう…///…少し言い過ぎですよ！」

俺「だってマジで上手いから」

ことり「……あの、私のお弁当も…」

>>22
エリーチカおわってなかったっけ
俺も忘れたけどさ

俺 「お、ことりも弁当くれんの？」

ことり「食べたいの？」

俺「うん。ことりのサンドイッチもうまそうだし、ちょっとでいいから食べたい！」

ことり「もう、しょうがないな～///」

ことり「はい、あーん」

俺「い、いや、さすがにそれは…」

ことり「はやくー！」

俺「……」

ﾊﾟｸｯ

ことり「美味しい？」

俺「おう、美味い美味い」

ことり「こっちも食べて！」

俺「お、食べる！」

ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ことり「…ねぇねぇ、私いいお嫁さんになれるかな？」

俺「んー…なれると思うよ。ことり美人だしな」

ことり「えへへ～ありがとう～///」

俺「ふぅ……つい食い過ぎちまったな…」

俺「さて…」ｽﾀｯ

穂乃果「あれ、どこいくの？」

俺「トイレ」

ｶﾞﾁｬ ｽﾀｽﾀ

俺（元女子校だからってトイレくらい作ってくれてもいいだろ…）ｽﾀｽﾀ

俺（なんで職員用しか使えないんだよ）ｽﾀｽﾀ

凜「あ、俺先輩ニャー！」

凛「俺先輩、今日はμ,sの練習に付き合ってくれるのかニャー？」ﾀﾞｷｯ

俺「おい、凛。あんま引っ付くなって」

凛「ごめんなさいニャー…い、嫌だった？」

俺「いや、嫌じゃないけどさ…」

凛「じゃあ気にすることないニャー！」ﾀﾞｷｯ

俺「…せめて職員室前ではやめてくれ…」

凛「凛は先輩が来てくれると嬉しいんだけどニャー」

俺「…わかったから、そんな悲しい顔するなって！」

俺「放課後だろ？確か屋上だっけ？」

凜「そうニャー！」

俺「時間あったらいくよ！」

凜「絶対きて欲しいニャー！」

俺（今日は暇だし穂乃果達と一緒に行くか）

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

穂乃果「あ、おかえりー」

俺「おう。さっき凛に誘われたんだけど、今日μ,sの練習に行ってもいい？」

穂乃果「え？」

俺「ん？」

俺「なんかまずいのか…？」

海未「いえ…今日はμ,sの練習は休みのはずなんですが…」

俺「え、嘘？さっき俺確かに誘われたんだけど…」

ことり「きっと予定日間違えてたんじゃないかな～」

ことり「伝えておかなきゃ！」

穂乃果「でも、俺君が練習来るのって久しぶりだよね」

海未「そうですね、二週間ぶりくらいでしょうか」

俺「穂乃果が毎回押し倒してくるからな…止めたらいつでも行ってやるよ」

穂乃果「えー。私そんなのやってないよー！」

俺「お前よくやるだろ。俺が水持ってきた時に両手でおもいっきり」

穂乃果「あー…あれは…その…スキンシップ…みたいな」

俺「あれ、意外とダメージ来るから止めてくれよ…」

穂乃果「わかった。次からは気を付ける！」

俺「マジで頼む」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

穂乃果「ん……ふぁあ…後は体育だけだー！」

俺（あいつ寝過ぎだろ…そりゃ赤点取るわ）

俺「さてと……着替えにいくか…」

ｶﾞﾁｬ ｽﾀｽﾀ

ｽﾀｽﾀ

俺（…まだ誰か体育館にいるのか）

俺（更衣室あの中だから入りにくいなのに…）

俺（仕方ない…行くか）

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

俺「あれ？」

のぞみ「あら」

えり「俺君じゃない？どうしたの？」

俺「いや、どうしたのって言うか…次体育なんで更衣室使いたいんですけど…」

えり「ああ、そうだったの。ごめんなさい」

のぞみ「なんなら一緒に着替えてく？」

えり「ちょっとのぞみ！」

のぞみ「もーえりちそんなに本気にせんでも冗談やよ」

俺「あはは…」

俺「とりあえず荷物だけ置かせてもらってもいいですか？」

のぞみ「あ、ええよ」

俺「わかりました」

えり「あ、ちょっ…今」

俺「え？」ｶﾞﾁｬ

えり「にこが…」

にこ「……」

俺「あ…」

俺「あの…その…着替え中だって知らなくて…」

にこ「あ…あああああああ…」

にこ「あ、あんた馬鹿じゃないの！？」ﾊﾞﾁｯ

俺「いてぇ！」

えり「あーあ…」

のぞみ「ごめんねー」ﾍﾟﾛｯ

えり「のぞみ…あんたね…」

のぞみ「えーなにー？」

えり「もう、のぞみったら…」

俺「いててて…」

えり「にこも本気でいったわね…ほら、こっち向いて」

俺「え？」

ﾍﾟﾀｯ

えり「ハラショー。これでいいわね」

えり「一応予備の絆創膏あるから使って」

俺「はい、ありがとうございます！」

にこ「ちょっと俺、そこにいるんでしょ？」

俺「…はい、いますけど」

にこ「あんた、今日ちょっと放課後付き合いなさいよ」

俺「え？まぁ、いいですけど」

俺「でも、なんで…」

にこ「私の着替えを覗いた罰よ、罰」

俺「はぁ…わかりましたよ」

先生「はい、俺君遅刻ねー」 ﾋﾟｯ

俺「いや、少し遅れましたけど、事故って言うか…」

先生「まったく…遅刻四回で欠席扱いだから気をつけてね」

俺「……わかりました」

ことり「俺君どうしたの？」

俺「さっき更衣室ににこ先輩とかいてさ…色々あったんだよ」

海未「新曲の振り付けでもかんがえていたんでしょうか…」

ﾋﾟｰ

俺（…男子少ないとはいえ、一緒にやるのもどうなんだよ）

俺（しかも俺、バスケだけは苦手なんだよなぁ…）

ことり「俺くん！ボール！」

俺「…え？」

ﾄﾞﾝ

俺「いてて…」

ことり「俺くん、大丈夫？」

俺「なんとかな…」

穂乃果「もう、ぼーっとしてるからだよ！」

俺「俺、バスケだけは苦手なんだよ…」

俺「…穂乃果も昔から知ってるだろ」

穂乃果「…ええっと…そうだっけ？」

俺「そうなんだよ」

海未「もう、気を付けてくださいね」

俺「あはは…すまんすまん」ﾀﾗｰ

俺「あ、やべ、鼻血だ」

ﾋﾟﾋﾟｰｯ

先生「レフェリータイムアウトね」

先生「俺くん、一応保健室いく？」

俺「いえ、別にこれくらいティッシュ詰めておけば大丈夫ですよ」

ことり「だめ！ちゃんと保健室いかないと…」

海未「そうです！一応みてもらった方がいいと思います。」

海未「それに頭も怪我してるみたいですし…」

俺「これはにこ先輩が…」

ことり「私、一緒に保健室いくね！」

先生「そうだな、じゃあ南頼むわ」

俺「え？いやでも…え？」

俺(なんで保健室行く流れになってんだよ…)

ことり「俺君、大丈夫？立てる？」

俺「だから大丈夫だって…」

ことり「あんまり無理そうだったら言ってね！」

俺「あぁ、ありがとう」

穂乃果「あの…私もいこうかな……なんて」

俺「いや、そこまで迷惑かけられないし、穂乃果はバスケしとけよ」

穂乃果「……わかった」ｼｭﾝ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ことり「失礼しまーす」

ことり「…あれ、誰もいないね」

俺「しょうがない。適当に薬もらって帰るか」

ことり「うん。俺君そこ座ってて」ｽｯ

俺「はいよ」ｽｯ

ことり「えへへー…///痛いところはありませんか？」

俺「いや、そういうのいいから」

ことり「もう、せっかく私がみてあげてるのに！」

俺「いや、本当に大丈夫だし…」

ことり「そう…」ｼｭﾝ


先生(保)「きみたちー、いい年してお医者さんごっこかー？」

ことり「ひゃっ！」

俺「いや、俺はただ薬をもらいに来ただけで…」

先生(保)「またまたー」

先生(保)「休憩かな？それとも宿泊？」

先生(保)「私はどっちでもいいけど」

俺「なんですか…そのシステム」

先生(保)「ま、いいや。とりあえず南白衣返してよ」

ことり「はい…」

ｽﾀｽﾀ

俺「はぁ…」

俺(…なんか一気に疲れた気がする)

ことり「ごめんね、俺君…」ｼｭﾝ

俺「いや、なにも謝られるようなことされてないし…」

ことり「うん…」

俺(……)

俺「ま、まぁ、ちゃんと薬貰えたしさ」

俺「それにさ、白衣似合ってたしことりがいなかったら倒れてたかもしれないしな」

俺「本当にありがとな」

ことり「……」

ことり「…本当にそう思ってるの？」

俺「本当だって」

俺「あー、でも、鼻血ごときで倒れるのかもわかんないけどさ」

ことり「そこじゃなくて！」

俺「え？」

ことり「白衣似合ってたって…」

俺「あ、ああそれか。…似合ってたよ。普通にさ」

ことり「……えへへ///」

ことり「俺君、もう一回言って？」

俺「なんでだよ…」

ことり「そういうのは言われて嬉しいものなの！」

俺「そういうもんなのか？」

ことり「うん！」

俺「…わかったよ。これやる方も以外と恥ずかしいな…」

ことり「はやく～！」

俺「ふぅ……白衣似合ってたよ、ことり」ﾎﾟﾝ

ことり「……///」ｶｱｧｧ

おかえり

>>57
ただいま

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

俺「ん…」

俺(やば、起きたらもう授業終わってんじゃん……)

\ﾗｲﾝ!/

俺(……絶対にこ先輩だよなぁ)

穂乃果「俺君、よく寝てたねー、一緒に帰ろう？」

俺(……お前もよく寝てるけどな)

俺「あー…ごめん。今日にこ先輩が付き合ってくれっていわれててさ……」

穂乃果「にこちゃんに？なんで？どこか行くの？」

俺「いや、俺もわかんないけどさ」

穂乃果「そっかぁ……。ほむまんの新作ができたから食べてもらいたかったんだけどなぁ…」

俺「家が隣同士なんだし、いつでもいいじゃん」

穂乃果「その…私は今食べてほしいっていうか…出来立てを食べてほしいっていうか…」

穂乃果「とにかく、早く食べてほしいの！」

俺「わかったから。じゃあ明日な」

穂乃果「うん！」

玄関

にこ「遅いわよ！何分待たせる気よ！」

俺「ﾊｧﾊｧ……いや……授業終わってから今から来いって……ﾊｧ…おかしいですよ…」

にこ「あんたが覗いたせいじゃないの。自業自得よ」

俺「……不可抗力ですよ！」

にこ「早く行くわよ！」

俺「…わかりましたよ」

ｽﾀｽﾀ

俺「行くって…どこ行くんですか？」

にこ「決まってるじゃない。買い物よ。買い物」

俺「わかりましたよ」

俺(まぁ、にこ先輩のことだしアイドルグッズとかなんだろうな)

にこ「……」

\ﾗｯｼｬｰｾｰ/

俺「ここって……」

俺「ただのスーパーじゃないですか」

にこ「うるっさいわねー…見ればわかるでしょ」

俺「いや、俺はてっきりアイドルグッズでも買いに行くんだと…」

にこ「そんなわけないでしょ」

にこ「それに、あんたとグッズなんて買いに行けるわけないでしょ」

俺「…そうですか」

にこ「卵と牛乳…」

俺(はぁ…俺本当になにしに来たんだよ)

にこ「…ちょっと俺はなにか食べたいもの…」

俺(このままだと確実に荷物持ちだよなぁ…)

にこ「ちょっと、聞いてるの？」

俺「…は、はい！」

にこ「それで、好きな食べ物とかあるかってきいてるの」

俺「えっと…好きな食べ物…ですか」

俺「いきなり言われても…あ！」

にこ「何よ、あるじゃないの」

俺「カレーですね、昔から好きですよ」

にこ「…全く、子供みたいねぇ」

俺「でも、美味いですよ。カレー」

にこ「それじゃあ、今夜はカレーね」

にこ「それじゃあ、あんたカレールー持ってきなさいよ！」

俺「え？俺ですか？」

にこ「なんのためにあんたと来たと思ってるのよ」

にこ「バーモンドの甘口限定よ！」

俺「わかりましたよ…いってきます」

ｽﾀｽﾀ

俺(確かここら辺に…あった！)

小太郎()ｼﾞｰ

俺(なんかスゲー見られてるし…)

俺(つーか子供だけでも買い物とか来たりするんだな)

俺(ああいうのってテレビだけかと思ってたけど、そうでもないんだ)

俺(確かバーモンドの甘口だったよな)

小太郎「こぶんー」

俺「…は？」

小太郎「こぶんー」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

こころ「ちょっと小太郎どこいって…」

こころ「あ……すいません。うちの小太郎がご迷惑を…」

俺「いや、迷惑ってほどじゃ…」

こころ「…あの、もしかしてこぶ…俺さんですか？」

俺「え？そうだけど……なんで俺のこと知ってんの？」

にこ「ちょっと、いつまでかかって…ってこころに小太郎！」

こころ「あ、おねぇ様！」ﾀﾀﾀ

俺「え…おねぇ様って…」

こころ「俺さんのことはいつもおねぇ様から聞いてますから！」

小太郎「こぶんー」

俺「……ってことは、にこ先輩の妹達ってことか…」

にこ「そうよ。悪い？」

俺(つーかおねぇ様って呼ばせてるのかよ…)

\ ｱﾘｻﾞｰｼﾀｰ/

にこ「でも、こころ…こんなところでなにしてたのよ」

こころ「おねぇ様が買い物に来ると今朝いっていたので来ちゃいました！」

にこ 「もう……帰って晩御飯にするわよ」

こころ「はーい！」

にこ「ほら、俺、持ちなさいよ」

俺(やっぱりこうなるのか…)

ｶﾞﾁｬ

にこ「ただいまー」ｶﾁｯ

俺「お邪魔しまーす…」

こころ「どうぞ！」

俺「買い物、ここにおいておきますね」ﾄﾞｻｯ

こころ「ありがとうございます！」

俺「それじゃ、俺は帰りますね」

にこ「…ちょっと待ちなさいよ！」

俺「…え？」

にこ「ば、晩御飯食べていきなさいよ」

寝る寝る寝るね

いや、それ俺じゃねーし

これか！

俺「え、でも……」

こころ「おねぇさまのご飯は美味しいんですよ！」

俺「そ、そうなんだ…」

俺「っていうか、にこ先輩の親にも悪いですし…」

にこ「うちの親ならいないわよ！」

俺「それって…」

にこ「違うわ！出張でいないだけよ！」

俺「そうだったんですか…」

俺（あぶねー……地雷踏んだかと思った…）

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

俺（しかし、にこ先輩の妹ってスゲー似てるな…）

こころ「俺さん、にっこにっこにー！」

俺「……ん？」

こころ「俺さんも一緒に！にっこにっこにー！」

俺（まさか…妹たちにもやらせてるのか…？）

俺「に、にっこにっこにー…」

にこ「ちょっと俺！手伝いなさいよ！」

俺「わかりましたよ。ごめんね、こころちゃん」ｽｯ

こころ「はい」

俺（ほんと、にこ先輩とは正反対だよなぁ…こころちゃんって）

にこ「………」

にこ「あんた今、失礼なこと思ったでしょ」

俺「お、思ってませんよ！」

にこ「……目が泳いでるわよ」

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

俺「いてて…玉ねぎしみる……」

にこ「それくらい我慢よ、我慢」

俺「わかってますけど、痛いものは痛いですよ」

にこ「もう、ちょっと変わりなさいよ」

ﾄﾄﾄﾄﾄﾄ

にこ「こうよ、こう。わかった？」

俺「あはは…」

俺「なんか、こうやってだれかとご飯作るのも楽しいですね」

にこ「……そうね」

俺「彼女いたらご飯作るのもこんなに楽しいのかなって思います」

にこ「あんたね、μ,sで誰か狙ってる訳じゃないでしょうね！」

俺「そんなの、あるわけないじゃないですか！」

にこ「いい、アイドルに彼氏はご法度なのよ！」

にこ「それくらい知ってるでしょ！」

俺「わかってますよ…」

にこ「………ふん」

にこ「じゃあ、あとはこれを煮込むだけだし」

にこ「俺、もういいわよ」

俺「わかりましたよ」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

俺「あ、地震だ」

にこ「言わなくてもわかってる……きゃっ！」ｽﾞﾙｯ

俺「危ねぇ！」ｷｬｯﾁ