まどか「ほむらちゃん何やってるの!!」ほむら「・・・・?」 (43)

まどか「何やってるのって聞いてるの!!」

ほむら「何って・・・・見ての通りよ」

まどか「未成年がタバコなんてダメなんだよ!」
 
ほむら「いや、私はほら、ループしまくってたし」

まどか「ばかぁ!それでも体は中学生でしょ!」

ほむら「でも魔法少女よ?」

まどか「まどぉぉぉぉぉおおおお!!!」

まどか「だいたい何の銘柄吸ってるの!!」

ほむら「私は赤マルだけれど・・・・」

まどか「赤マル!?それってもうなんか人生に疲れたような人しか吸わないような奴だよ!」

まどか「確かに疲れた体に染み入る他のタバコとは一線を画したタールとニコチン!」

まどか「それにその若干癖になる深い味わい!」

まどか「悪くないけれど!悪くないけれど!」

まどか「それでもダメなものはダメなんだよ!」

ほむら「いやだけどねぇ・・・・」

まどか「ダメだよ!」

まどか「確かにね!」

まどか「イライラした時とかに「あれ?私ってこういう時って何してたっけ?」って思って!」

まどか「あ、タバコ吸ってたんだ」

まどか「そういう風に思うかもしれないけれどね!」

まどか「それでも赤マルはないよ!ほむらちゃん!」

ほむら「ま、まどか!赤マルを否定するというの!?」 

まどか「否定っていうか正直引いてるよ!」

まどか「普通女の子が吸うのはピアニッシモとかそういう類でしょ!」

ほむら「ふん、ピアニッシモなんて吸いごたえのないタバコもどきなんてゴメンだわ」

まどか「確かにそうだけれど・・・・ってそうじゃなくて!」

ほむら「赤マルは吸えば吸うほどその味わいが癖になる至高の一品よ」

まどか「まどぉぉぉぉぉおおおお!!!」

まどか「違うの!!」

まどか「未成年がたばこ吸うっていうのがそもそもの間違いなの!」

まどか「だいたいほむらちゃん何がきっかけで吸い出したの!」

ほむら「え?確か39回目のまどかが不良で・・・・」

まどか「39回目のイレギュラーな私ってほんとバカ!!」

ほむら「それでまどかに勧められて吸ってみたらなんか・・・・」

まどか「私でよければいいの!?」

まどか「というか私がタバコ吸ってたら止めてよほむらちゃん!」

ほむら「まどかを否定なんてできないわ」

まどか「ぬあああああああ!!!」

ほむら「というか吸ってるのは私だけじゃないわよ?」

まどか「じゃあ何!?マミさんとかさやかちゃんとか杏子ちゃんも吸ってるっていうの!?」

ほむら「あと志筑仁美と上条京介、QBなんかもね」

まどか「そんなの絶対おかしいよ!」

まどか「QB!?あんな人に対して有害以外の何者でもない奴がさらに毒を振りまいてるの!?」

ほむら「そう言えばこの前喫煙所であなたのお父さんにあったわ」

まどか「ひもおおおおおおおおおお!?!?!?」

まどか「何してるのパパ!!」

まどか「そんなの嘘だよ!」

ほむら「本当よ」

まどか「嘘だよ!」

ほむら「なら実際に確かめてみる?」

まどか「いいよ!!」

まどか「もし他の人たちが吸ってなかったらほむらちゃん銘柄変えてよね!」

まどか「間違えた!タバコやめてよね!!」

ほむら「分かったわ」

ほむら「おーい、美樹さやか、開けなさい」

ほむら「おーい、さやか」

ほむら「さやバカ」

さやか「なんだと!!」スパー

まどか「チョッキプリイイイイイイイイ!?!?!?」

まどか「何吸ってるの!さやかちゃん!!!」

さやか「ん?あぁこれ?」  

さやか「そういやまどかには変えたこと言ってなかったけ」

さやか「これセッタのメンソール」

まどか「そもそも吸ってたことすら初耳だよぉ!」

ほむら「あら、あなたミリ下げたの?」

さやか「んー、まぁ流石にね」

さやか「臭いがきつくなりそうだし」

ほむら「そんなの気休めにしかならないわよ」

さやか「でもメンソールって吸いやすいよね」

ほむら「そうね、私みたいに赤マルばっかり吸ってるとたまにメンソールが恋しくなるわ」

まどか「ストォップ!!!」

まどか「こんな会話変だよ!」

まどか「確かにね!」

まどか「日本ではかなり有名な部類に入っているセブンスターだからさ!」

まどか「そりゃあ多くの人が吸ってるよね!」

まどか「だから自分は少し違うものをすってみたいって言うのも確かに理解できるよ!」

まどか「パッケもかっこいいしね!」

まどか「いやそこじゃないよ!!!」

まどか「なっ!んっ!でっ!未成年がすってるの!?!?」バンバン!

さやか「あー、ははは」スパー

まどか「加えタバコ禁止!」

さやか「まどか、小学四年生の遠足覚えてる?」

まどか「・・・・え?さやかちゃんが風邪ひいてこれなかったやつ?」

さやか「うん」

さやか「その時さ、鼻づまりがひどかったんだ」

さやか「それを親に言ったらさ、親がくれたよ」

さやか「メンソール」

まどか「知らねぇよ!」

まどか「おかしいよさやかちゃんの親!」

さやか「鼻づまりすぐよくなったよ」

まどか「というか小四から吸ってたの!?」

まどか「ここは戦時中!?」

ほむら「ふふふ、まどか、日本では戦時中でも子供の喫煙は認められていなかったわよ?」

まどか「ツッコミが少し違うかな!!!!」

まどか「確かにメンソールは吸いやすいよ!!」

まどか「それにタバコ特有のあの苦味も感じにくいよね!」

さやか「そうそう、あの苦味どうも苦手なんだよね」

ほむら「あら、そこに価値があるのよ」
 
さやか「むー、ほむらとは分かり合えないなぁ」

まどか「シャラップ!今は私のターン!」

まどか「吸いやすいからと言って未成年が吸っていい事にはならないよ!」

さやか「えー、だってまどかも酒飲むでしょ?」

まどか「飲まないっ!!!!」

まどか「だんっじてっっっ!!飲まないっ!!!!」

ほむら「あら、でもまどか毎朝私が抱きつくとき顔が真っ赤よ?」

まどか「そ、それは別の理由かな!?/////」

まどか「じゃなくてぇ!!!/////」

まどか「とにかく!未成年が吸っていい訳ないんだよ!」

まどか「体がおかしくなっちゃうの!」

さやか「でもさやかちゃん魔法少女だよ?」
 
まどか「煙草少女になっちゃうよ」

ほむら「なるほど、煙草と魔法を置き換えたのね」

ほむら「それ、面白いわ」

ほむら「ええ、めちゃめちゃに面白くてお腹がよじれそう」

まどか「真顔で下手なフォローしないで!!」

さやか「そんなこと言うならさー」

さやか「マミさんちに行ってみようよ」

ほむら「あぁ、それいいわね」

さやか「マミさんってキャラ付けで吸ってるとこあるからコロコロ銘柄変わるしさ」

ほむら「ええ、きっとまどかの気に入る銘柄があるわ」

まどか「えへへ、そうかなぁ」

まどか「ってこら!」

まどか「違うよ!話が全く噛み合わないよぉ!」

さやか「そうと決まればレッツらゴー」スパー

ほむら「火貸して」

さやか「ん」

まどか「まどぉぉぉぉぉおおおお!!!」

マミ「あらみんなで一体どうしたの?」スパー

まどか「追いつかない!」

まどか「まっっったくつっこみが追いつかないよ!!」

ほむら「今度はブラックデビルなのね、マミ」
 
さやか「あー、チョコケーキ食べたくなってきた」

まどか「私って存在してる!?」

まどか「どうしてマミさんもブラックデビルなの!?」

まどか「あんなの周りへの公害でしかないのに!」

>>25
マミさんもブラックデビルなの!?×
マミさんブラックデビルなの!?○

まどか「喫煙所はパチンコのホールで異臭が近づいてきたとすれば!」

まどか「大体はキャスターかメビウスのブルーベリー!!」

まどか「だけどそれをはるかに凌駕する現存する最悪のタバコ!!」

まどか「ブラックデビル!」

さやか「jokerとかもキツかったねぇ」

ほむら「あれはタバコとは言わないわ」

まどか「世界の愛煙家を敵に回さないの!!」

まどか「だからそうじゃないんだよねぇ!!!」

ほむら「どうして金バットから変えたの?」

マミ「葉っぱが口に入るの」

さやか「名前がかっこいいからって買うからですよ」

まどか「かかかかかかか買えるのぉ!?」  

まどか「日本の法律はどうなってるのぉ!?」

マミ「そうねぇ、葉っぱは紅茶だけで充分よね」

まどか「うまくない!」

まどか「本当にうまくないよ!マミさん!!!」

マミ「あぁ、でもこれはいいわ」

マミ「タバコ本来の旨味もさることながら」

マミ「そこへ強烈なアクセントを加えて」

マミ「お互いがお互いの風味を邪魔しない」

マミ「まさに、至高」

まどか「うっとりしてるところ悪いですけどあなた未成年ですよ!」

マミ「あら、胸は大人並みよ?」

まどか「私だって最終話の母性だけで言ったらお母さんですよ!」
 
まどか「だから違うううううううう!!!!」

まどか「とにかく!私の憧れの先輩がタバコなんて吸わないでください!」

マミ「美樹さん、暁美さん、うちに喫煙所を作ったの、吸っていかないかしら?」

さやか「お、いいっすね」

ほむら「お邪魔させてもらうわ」

まどか「わーい、私も」

まどか「くどいっ!!!」

まどか「ノリツッコミへのフリがくどすぎるよ!皆!!」

まどか「そしてもう中へ!」

まどか「フリじゃないんかい!!!!」

さやか「あー、やっぱマミさんの家で吸うタバコって落ち着くわー」

ほむら「そうねぇ、気兼ねなく吸えるもの」

マミ「あらあら、褒めても何も出ないわよ?」

まどか「ところが褒めてないんですよこれが!」

まどか「褒めてないんですよこれが!」

ほむら「大事なことだったの?」

まどか「確かに二回言ったけどね!というか二回行ってなくても大事だよ!!」

杏子「おうあんたらも来てたのか」

まどか「わかばっ!」

杏子「ん?吸うかい?」

まどか「それがやりたかっただけでしょ!!」

さやか「えー、杏子またわかばァ?」

ほむら「それって味覚障害になるとか言う噂なかったかしら?」

杏子「まぁあたし自身特に問題ねーからいいだろ」

マミ「ふふふ、お金がないって言って安いわかばで節約してるのよね?」

杏子「ちょ、言うなよマミ/////」

まどか「禁煙すればいいなって!!!!!」

まどか「皆が一日ふた箱を三十年間続けるとそのお金でベンツが変えちゃうんだよ!」

さやか「ほむら何箱?私5箱」

ほむら「私は三箱ね」

マミ「私は4箱かしら」

??杏子「あたしはちょいとヘビーだから七箱かな」

まどか「三十年後に皆で十台近く帰るね!」

まどか「魔法少女だからって吸いすぎだよ!!」

杏子「だいたいさぁ、まどかも吸ってみりゃいいんだよ」

杏子「ほら、結構クセんなるぞ」

マミ「そうよね、はい私のも」

ほむら「まどかのためなら何本でも」

さやか「仕方ないなぁ、はい、まどかっ」

まどか「皆おかず交換みたくタバコを口に・・・むぐっ・・・・!」

まどか「・・・・うっ・・・・」

まどか(こ、これは・・・・!)

まどか(赤丸のくせのある香りとメンソールの爽快感、ブラックデビルの甘さとわかばの苦みがほどよくマッチして・・・・!)

まどか「うっ・・・・えろえろえろえろえろ!!」
 
まどか「うぉえええええええ!!!」

     






まどか「・・・・はっ・・・・!夢かぁ・・・・!」

まどか「・・・・」

まどか「変な夢見たなぁ・・・・」

まどか「・・・・ウェヒヒ」

まどか「そうだよね、ほむらちゃんが赤マルすったりさやかちゃんがセッタメンソール吸ったり」

まどか「マミさんが中2銘柄にコロコロ変えたり、杏子ちゃんがわかば吸ってたり」

まどか「・・・・そんなの絶対ありえないよ!!」

まどか「・・・・だってあれってこれと比べたら不味いもんね」シュボッ








まどか「うんっ!やっぱりメビウスオリジナルがナンバーワンだよ!!」スパー

ちなみに言っておく
キャラアンチでは決してない
俺は確かに喫煙者だがまどっちもほむほむもマミさんもさやさやもあんこも素晴らしく美しい非喫煙者だと思っている
なぎさは知らね
ラキストでも吸ってりゃいいんでね?
見てくれてありがとうおやすみ
この世のすべての愛煙家とまどマギファンに永遠の物語あれ
おやすみ


ピース吸わしてほしかった

>>39
まどぱぱ「やぁまどか、今帰りかい?」スパー

まどか「帰りだけどね、正直帰りたくなくなったよ!」

まどぱぱ「嫌なことでもあったのかい?」

まどか「現在進行中!」

まどぱぱ「・・・・?」 

まどか「パパってタバコ吸ってたっけ!?」

まどぱぱ「あ、これピースっていうんだ」

まどか「そうは聞いてないかなぁ!」

まどか「確かにピース他の煙草とは少し違う味わいで、香りも高級感漂うよ」

まどぱぱ「おっ、分かってるじゃないか、まどか、はい」

まどか「なんでっ!?」

まどか「なんでお菓子みたいな実の娘にピースを進められるの!?」

まどぱぱ「あはは、まどかは子供だなぁ」

まどか「子供だよ!!!!!!!!!」



はい

>>42
お菓子みたいに、ね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月30日 (木) 17:00:56   ID: 3yWVFzyL

最高だね
キャラと銘柄の扱いに拍手
ちなみにおれはドミンゴバージニアを手巻きめんどいのでキセル吸い+移動中用にハイライトとか赤マルあたり気分で
だがしかし、これは最高だった!!ってのがインドネシアしか売ってないんだが「サンプルナ」だ。
ガラムと同じクラテックだから周りからすりゃ公害なんだろうが、ガラムとは上品さ、味わいがダンチ
また吸いたいよ

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