カイザー「あったか」ガサガサ

カイト「いや見つからん」ガサガサ

カイザー「すまないな手伝ってもらって」

カイト「気にするな。お前には正しい弟との接し方を教えてもらった」

ミザエル「どういうカードなんだ」

カイザー「簡単に説明すればサイバーだ」

ミザエル「サイバー・・・サイバーか」

カイト「それだけでは解らん。もっと特徴はないのか？」

カイザー「エクシーズだな」

カイト「そうか」

ミザエル「気長に探すとしよう」ガサガサ

遊馬「カイト！俺も手伝うぜ！」

カイト「遊馬」

カイザー「九十九遊馬か・・・先日は」

遊馬「いいっていいって！俺ってMだからさ」

シャーク「聞いたぜカイト、エクシーズモンスターを探してるんだってな」

カイト「ああ特徴はサイバーだ」

シャーク「骨の折れる作業だぜ」

小鳥「でもほらチンポとか肛門に比べたら健全じゃない？」

シャーク「それもそうか」

遊馬「必ず探し出そうぜ！」

小鳥「うん！」

シャーク「なあ・・・おいカイト！」

カイト「黙れ喚くな」

シャーク「本当にここにあんのかよ？なあ？」

ミザエル「実は私も薄々こんな所には無いような気がして来た」

カイト「・・・」

カイザー「いや俺の五体に流れるサイバー流の血脈がここにあると感じ取っている」

シャーク「本当かよ。だいたい俺はお前が遊馬にした仕打ちを許す気にはなれないぜ」

カイザー「許さなくてもいい俺はそれだけの事をしたんだ」

カイト「お前も似たような事をしただろ電流責めなんて軽いものだ」

シャーク「うるせえ！お、俺は俺で」

遊馬「いいじゃねえか！俺はどんな事をされても許すぜ」

シャーク「チッ、お人好しが」ガサガサ

遊馬「喧嘩なんかしないで早く探そうぜ？いいよなカイト、シャーク」

カイト「・・・」ガサガサ

シャーク「・・・」ガサガサ

カイザー「三人はいつもあんな感じなのか？」

小鳥「うん基本的に三人が三人とも性格がまるで違うから」

小鳥「けどこの1年でデュエルを通して三人は一緒にどんな困難にも立ち向かって来たんだよね」

カイザー「興味深いな」

小鳥「まずはカイトのお父さんとのデュエル。思えばあれが始まりだったのかな次はドン・サウザンド・・・この時はカイトは居なかったけど居たんだよね」

カイザー「居なかったのに居た？つまりデュエリストの魂がそこに居たと言う意味か」

小鳥「さすが遊馬の先輩の先輩！後はウンコ騒動に私にチンポが生えた事件でしょそれにAVからデュエルモンスターが現れた時もAVで世界制覇を狙った破滅の光、遊馬の先輩の遊星さんの彼女のおっぱい事件に私の肛門が遊馬のチンポを引き千切った事件に・・・」

カイザー「つまり君達は色々な事件に懸命に立ち向かったというわけか」

小鳥「そう、多分ね色んな世界を探してもこんな事してるのはあの3人ぐらいかな」

カイザー「フッ・・・実に勇敢なデュエリスト達だ」

小鳥「遊馬とシャーク、カイトとミザエルだって最初はお互いがお互い張り合ってたんだけどね。遊馬は少し違うけど」

カイザー「そんなものだデュエリストとは幾ら歪みあってもデュエルを通して絆が芽生える」

遊馬「あれ？これじゃないか！」

カイト「サイバー・ドラゴン・ノヴァ・・・亮！」

カイザー「これだ・・・これこそが新たなサイバー流の一ページ」

ミザエル「良かったなカイザー亮」

カイザー「ああ俺もこれで帰れる」

遊馬「十代さんによろしくな」

カイザー「伝えておく。遊馬、カイトそれに凌牙」

カイザー「君達は今日まで多くの戦いを繰り広げそして未来を切り開いてきた」

カイト「当然の事をしているまでだ」

カイザー「きっとこの先も様々な戦いを演じるだろう。だがこれだけは覚えてくれ絆は途切れぬ事をな」

カイザー「それはたとえ敵の罠にかかり仲違いしても消滅しても一度芽生えた絆はそう簡単には途切れぬ事をな」

遊馬「ああ！忘れないぜ！」

シャーク「覚えてやるよ。絆は嘘をつかねえからな」

カイト「フッ」

カイザー「なら俺はこれで・・・幸運を祈るぞ若きデュエリスト達よ・・・」

遊馬「何ていうか色んなデュエリストと会った気がするな」

カイト「カイザー亮もまたその1人か」

鬼柳「凌牙！ちょうどいいところに居るじゃねえか」

カイト「誰だこいつは」

小鳥「この人は鬼柳京介さんって言ってこの世界を満足に染めようとした人よ」

鬼柳「あいつは元気か？Ⅳは」

シャーク「元気だぜ。て言うか何しに来たんだよ」

鬼柳「遊星から頼み事されてなあいつの仲間にアキって奴居るだろ？」

遊馬「あのおっぱいの」

鬼柳「そいつのブラがこっちの世界に飛ばされちまってよ俺が探しに来たんだ」

シャーク「おいおい今度はブラ探しか」

カイト「まだ昼時だ時間はたっぷりある」

遊馬「1着だけ？」

鬼柳「6着らしいぜ赤と紫と黒と乳首丸出しが3着だとか言ってたな」

小鳥「それだけじゃ分からないよ」

鬼柳「簡単に見つかると思うぜ！何せ南瓜6個ぐらいの大きさだからな！」

小鳥「！？」

鬼柳「さっさと見つけねえと遊星が満足できねえとか言ってよ」

小鳥「何でブラなんだろうね」

鬼柳「さあな？」

Ⅳ「ったく何だよこのデカいブラはどこのどいつだ一体」

小鳥「あっ！」

シャーク「Ⅳ！その身体中に引っかかってるやつは」

Ⅳ「凌牙？見てわからねえのか！ブラに決まってんだろ！！」

鬼柳「よし！案外見つかるもんなんだな」

Ⅳ「てめえは鬼柳」

鬼柳「これで俺も満足して帰れそうだぜ」

Ⅳ「凌牙このブラ」

シャーク「俺達はこのブラの持ち主に一度殺されかけたのを忘れたのか」

Ⅳ「・・・あいつか」

鬼柳「探してくれた礼に1着やるよ。ほら」

遊馬「でも怒るんじゃないか？」

鬼柳「5着だけでも俺が言いくるめて満足させてやるよ！」

遊馬「やったぜ！」

鬼柳「じゃ帰るわ」

シャーク「ああ達者でな」

遊馬「また会おうぜ」

鬼柳「頑張って満足しながら生きろよ人生ってやつは奥が深いんだからな」

鬼柳「今日満足すれば明日も満足して明後日も満足だ！じゃあな！」

遊馬「行っちまったな」

小鳥「気がついたらもう夕方ね」

遊馬「さーて帰るか」

カイト「そうだな」

シャーク「また来ると思うか鬼柳は」

カイト「きっと来るだろう鬼柳もカイザー亮もそれに」

遊馬「まだ見たこともないデュエリストもな！」

小鳥「今度はどんな人が来るんだろうね？」

遊馬「誰が来てもデュエリスト同士は助け合いだからな！」