芳佳「未来から来たウィッチ?」その後 (56)

続きです。どうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415632045

2015年・日本・東京


研究員A「K-26、現在の状態良好です!」


博士「うむ」


博士「(にしても、沙耶佳君も無茶なことを言ったものだ)」・


ファーンファーンファーンファーン


研究員B「大変です!K-26の制御装置が解除されました!!」ダッ・


博士「またか!?直ちにK-26の動力を停止させるんだ!」・


研究員B「やってみたんですが…何者かがK-26の電子信号を遮断したみたいで…」・


研究員A「まさか…!?いや、そんなことはない」・


博士「どうかしたのか!?」


研究員A「心当たりのある人物が思いつきまして…」


博士「…あぁ、いたなそういえば。取り敢えずK-26のところへ行ってきてくれ」


研究員B「了解しました」タッ・


博士「…はぁ、まだ早いよ沙耶佳君」

東京湾上空

沙耶佳「なぁけーじろー、私達過去に飛んでからもう一年経つんだね」

けーじろー「そうですねー、あの頃は私も荒れていました。お恥ずかしい限りです////」

沙耶佳「荒れてるどころじゃないよ!こっちは全滅寸前だったんだから!」

けーじろー「スミマセン!あれでもかなりパワーを抑えた方なんです…」

沙耶佳「お前…」

けーじろー「っと、博士からメッセージです」

博士『どうかね沙耶佳君。新しいK-26の調子は』

沙耶佳「問題無しです。コミュニケーションが取れる分向こうの感情がわかりやすいですし。なにより…」モニュ

けーじろー「ひゃあっ!ちょ、ちょっと沙耶佳様!やめて…くだ…ひゃんっ!!」

沙耶佳「これが一番ポイント高いですね」モニュモニュ

博士『そ、そうかね…にしても君も無茶を言ったもんだよ。立方体のネウロイを美少女に変えろだなんて』

沙耶佳「まぁ、名誉なんて貰うよりけーじろーと話す方が楽しいですし」

けーじろー「沙耶佳様ぁ…!」ウルウル

『ちょ、抱きつくな!お前重いんだって!』

博士「ふふ、楽しそうでなりよりだ」

研究員A「全く、呑気な研究員だよ。誰が開発部に頼み込んだと思ってるんだ。めちゃめちゃ嫌な顔されたんだぞ」

博士「まぁまぁ、彼女もまだ子供だ。両親を亡くしずっとひとりで、同い年くらいの話相手がいたって良いではないか」

研究員A「そうですけど」

研究員B「大変です!時空転送装置が勝手に作動されました!」

研究員A「なんだと!?まさか…」

博士「はっはっは!バージョンアップしたけーじろーでも見せにいくのだろう。楽しんで来いと伝えておいてくれ!」

研究員A「ええー!?」

研究員B「(土方博士って、結構楽天的だよな…やっぱ母親の影響なのか)」

取り敢えずここまで

東京湾上空


沙耶佳「けーじろー、私達過去に飛んでからもう一年経つんだね」


けーじろー「そうですねぇ、あの頃は私も荒れていました。お恥ずかしい限りです////」


沙耶佳「荒れてるどころじゃないよ。こっちは全滅寸前だったわ!」


けーじろー「スミマセン!あれでもかなりパワーを抑えた方なんです!」


沙耶佳「お前…」


けーじろー「っと、博士からメッセージです」


博士『どうかね沙耶佳君。新しいK-26-26の調子は』


沙耶佳「問題無しです。コミュニケーションが取れる分向こうの感情がわかりやすいですし。なりより…」モニュ


けーじろー「ひゃあっ!ちょ、ちょっと沙耶佳様!やめて…くだ…ひゃんっ!!」


沙耶佳「これが一番ポイント高いですね」モニュモニュ


博士『そ、そうかね…にしても君も無茶を言ったもんだよ。立方体のネウロイを美少女に変えろだなんて』


沙耶佳「まぁ、名誉よりもけーじろーと話せた方がいいですし」


けーじろー「沙耶佳様ぁ…!」ウルウル


『ちょ、抱きつくな!お前重いんだって!』

博士「ふふ、楽しそうで何よりだ」


研究員A「全く、呑気な研究員だよ。誰が開発部に頼み込んだと思ってるんだ。めちゃめちゃ嫌な顔されたんだぞ」


博士「まぁまぁ、彼女もまだ子供だ。両親を亡くしずっとひとりで暮らしてたのだから、同い年くらいの話相手がいたって良いではないか」


研究員A「そうですけど」


研究員B「大変です!時空転送装置が勝手に作動されました!」


研究員A「なんだと!?まさか…」


博士「はっはっは!バージョンアップしたけーじろーでも見せにいくのだろう。楽しんで来いと伝えておいてくれ!」


研究員A「りょ、了解です!」


研究員B「(土方博士って、結構楽天的だよな…やっぱ母親の影響なのか?)」

1945年 ロマーニャ


ネウロイ「キィィィィ」


芳佳「」ドガガガガガ


リーネ「」ドーンドーン


ペリーヌ「」ドガガガガガガ


バルクホルン「少佐!コアは見えたか!?」


美緒「…」


美緒「あそこか…!」


美緒「コアは左翼のところにある!!」


一同「了解!!」


ドガガガガガガガガガガガガ


ネウロイ「キィィィィ!!」ドシューン


芳佳「危ないっ!」バァン


バルクホルン「くそっ…中々コアに当たらん!」ダダダダダ


エーリカ「何かいい方法ないのー?」ドガガガガ











けーじろー!いっけぇぇぇえええ!!!!!!












☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


美緒「ネウロイが、一撃で」


バルクホルン「今の攻撃、まさか…!」


シャーリー「そのまさかだな」


沙耶佳「おーーーーい!!おっひさーーーーー!!!」キ-ン


ルッキーニ「さやか!」


エーリカ「武藤だ!」


美緒「武藤、どうしてここに!?」


沙耶佳「暇だったんで来ちゃいました」


リーネ「武藤さん!」


沙耶佳「バインバイン、またおっきくなったなぁ」モニュ


リーネ「ひゃあぅっ!」


ペリーヌ「貴女こそ、大きくなったんじゃなくて?」


沙耶佳「あー確かに。前に来た時よりも5cm大きくなったから今は175cmですね」


ペリーヌ「ひゃくなな…!」


沙耶佳「フフン、成長期なんですよ」

芳佳「沙耶佳~!」ギュ


沙耶佳「ひいおばあちゃん…」


芳佳「未来は…未来はどうなったの?」ボソ


沙耶佳「…」


沙耶佳「大丈夫だよ」ニッ


芳佳「…!」


けーじろー「さ、沙耶佳様~!やっと追いつきましたぁ!」フヨフヨ


沙耶佳「やっと来たか。そんなふよふよ飛んでたら日が暮れるよ?」


けーじろー「す、すみません!」


芳佳「沙耶佳、この人は?」


沙耶佳「ほら、自己紹介」


けーじろー「先日は御迷惑をおかけしました。私、K-26ことけーじろーです!」ペコリ


芳佳「えっ?」


一同「えぇぇぇぇぇぇ!?」

〜ロマーニャ基地〜


シャーリー「これがこの前の人工ネウロイかぁ…立方体だったのがよくここまで進化したもんだ」ツンツン


けーじろー「うみゅ////」


ルッキーニ「そりゃっ!」モミュッ


けーじろー「ひゃあぅっ!な、なんなんですか!?」


ルッキーニ「…やばい、シャーリーよりおっきいし柔らかい」モミモミ


シャーリー「なん…だと…」


けーじろー「あの、私の胸はおもちゃじゃないんですから…あまり触られると恥ずかしいと言うか何と言うか…」モジモジ


シャーリー「ルッキーニ、そんなにヤバいなら私にも触らせてくれよ」


けーじろー「だーめーでーすー!!いい加減にしないと撃ちますよ!?」チャキッ



ルッキーニ「」サッ


シャーリー「」サッ


ルッキーニ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」カタカタ


シャーリー「いや、うん…ほんの冗談だ。な?そんなに怒らないでくれ…」カタカタ


けーじろー「えっ?あの、そんなわけないですから。怖がらないでください!!」


ルッキーニ「うじゅう…シャーリーぃ」ギュー


シャーリー「ルッキーニぃ」ギュー


けーじろー「ふぇぇん!」アタフタ

美緒「武藤、あれは本当に前のネウロイなのか?」


沙耶佳「そうですよ~。立方体が何とまぁ進化を遂げたのやら」


美緒「そうだな…ところでお前はいつの時代から来たんだ?」


沙耶佳「2015年、今からちょうど70年後です」


美緒「と言うことは、一年で立方体から人間の形に変わったのか!?」


沙耶佳「開発部の人には無茶言いましたけどね」


美緒「未来の扶桑の技術には、つくづく驚かされる」


リーネ「…あの、今思ったんですけど武藤さんが話してるのってブリタニア語ですよね?」


沙耶佳「もっちろん!一年あれば英語…じゃなくてブリタニア語なんてペラッペラよ!」フンス


美緒「天才というのは凄いものだな」


芳佳「私のひ孫ですから」ドヤァ


美緒「はっはっは!それもそうだな!」ナデナデ


芳佳「あぅ」


ペリーヌ「(なっ!あんの豆狸ぃ…!坂本少佐に頭を撫でてもらうなんて!!羨ましいったらありゃしませんわ!!)」


沙耶佳「あ、そだ。今日は遊びに来ただけだので未来からのお土産も持ってきました」ゴソゴソ


\ババァーーーーーン/


一同「おぉぉぉ」


ルッキーニ「魔法のご飯がいっぱいだー!!」


エーリカ「ねぇ武藤!私にもちょーだい?」


沙耶佳「どぞどぞ」


ワイワイキャッキャ

おやすみ

ミーナ「…でも、今回は何の目的もなく来たのよね?」


沙耶佳「はい、そうですけど」


ミーナ「あのね武藤さん、私達は人類の脅威から戦ってるの。決してこの501も遊びで集まってるわけじゃないのよ?」


沙耶佳「それはわかってます」


ミーナ「…こんなこと言いたくないのだけれど、貴方にはあまり構っていられないわ。だから元の世界に帰って頂戴」


沙耶佳「別に私迷惑はかけな「帰って!!」


沙耶佳「…」


沙耶佳「…そうですか」シュン


沙耶佳「帰ろう、けーじろー。みんなの顔も見れたし」


けーじろー「沙耶佳様…」


沙耶佳「ごめんなさい。私、生まれ変わったけーじろーを見せたくてつい飛んできてしまって…」


芳佳「沙耶佳」


沙耶佳「ひいおばあちゃん、最後に元気な姿を見せることが出来てよかったよ」


芳佳「えっ、それってどういうこと…?」


沙耶佳「実は私、もう長くないんだ。医者には今週くらいが山場だって…」


芳佳「うそ…」


沙耶佳「さよなら、ひいおばあちゃん。それにみんなも」


沙耶佳「行こっか」


けーじろー「沙耶佳様…」


バッ!


芳佳「ミーナさん!少しだけでもいいですから沙耶佳をここにいさせてあげて下さい!!お願いします!!」


沙耶佳「ひいおばあちゃん…!」


ミーナ「駄目よ。ここは最前線、前は特例だけど今回はただ遊びに来ただけなんだから」


芳佳「でも…私、家族にお別れも言わないで死なれるのはもう嫌なんです!」グスッ


美緒「宮藤…」


ミーナ「…」


芳佳「うっ…うっ…」

ーーー
ーー



沙耶佳「って感じになると思ったんだけど普通に歓迎してくれたね」


けーじろー「ですねー。ミーナさん、ほんとによろしかったんですか?」


ミーナ「ネウロイ討伐を手伝ってくれるならの話よ?」


ミーナ「(これで美緒の出撃を軽減させられるわ)」


沙耶佳「ネウロイなんて軽く捻り潰してやりますよ」


けーじろー「お任せください!」


ミーナ「そう?頼もしいわぁ」


沙耶佳「へへ」


芳佳「そう言えば、沙耶佳また身長伸びたよね~」


沙耶佳「そういうひいおばあちゃんは、ちんちくりんのままだね~」


芳佳「この口だけは変わってないんだから!」プンスカ


ルッキーニ「見てみてさやか~」トテトテ


シャーリー「お前の土産の中にあった服着てみたんだけど…似合うか?」

沙耶佳「うん!似合う似合う!!すっごく未来的!」グッ


けーじろー「(まーた適当なこと言って)」


ミーナ「二人共、その服着るのは宿舎の中だけだからね。普段はちゃんと軍服を着ること。いい?」


シャッキーニ「はーい」


芳佳「…とってもダサいと思うのは私だけでしょうか?」


美緒「私もそう思うのだが、やはり我々は過去の人間だからか?未来の扶桑はあれが普通なのか?」


けーじろー「断じて違います。沙耶佳様の感覚がアレなだけです…」

沙耶佳「前の基地も綺麗だったけど、ここもなかなかいいなぁ」テクテク


ミーナ「今回はちゃんとゲストルームもあるから、前のように監禁室で寝る必要はないわよ?」テクテク


沙耶佳「ほっ、よかったぁ」テクテク


ミーナ「はい、ここがゲストルーム。けーじろーさんには隣の部屋だって伝えておいて?」


沙耶佳「たかがネウロイにそこまでしてくれるなんて…!」


ミーナ「されどネウロイ、よ」


沙耶佳「…ありがとうございます!」ペコリ


〜ハンガー〜


けーじろー「…」


シャーリー「おーい、けーじろー」


けーじろー「zzZ」スヤスヤ


シャーリー「なんだ寝てるのか…って、ネウロイも寝るのか!?」


けーじろー「ふぇ…あ、シャーリーさんおはようございます」ペコリ


シャーリー「あ、あぁおはよう」


けーじろー「いい天気ですねぇ。あったかくてつい寝ちゃいました」ゴシゴシ


シャーリー「あたしはネウロイが寝ることにびっくりだよ…」


けーじろー「私は、ネウロイとは言っても人工なので…シャーリーさんは何をなさってるんですか?」


シャーリー「魔導エンジンの調子を見ていたんだ。もっと速く飛べるようにな」


けーじろー「そうなんですかぁ、私は機械はさっぱりでして…」


シャーリー「機械なのにか?」


けーじろー「機械なのに、です」

ルッキーニ「しゃあ~りぃ~、お腹すいたぁ」フラフラ


ルッキーニ「あ、けーじろー。シャーリーと何しゃべってたの?」


けーじろー「のんびりお話してました。ルッキーニさんは…見たところ何かに追われ、ひたすら逃げていた感じですね」


ルッキーニ「折角お昼寝してたのに、バルクホルンがいつまでも寝るなって怒るから逃げてきたの」


けーじろー「あはは…」


シャーリー「走って汗かいたろ?風呂行こうぜ」


ルッキーニ「わーいおっふろ~♪けーじろーもはいろー?」


けーじろー「はい!」


シャーリー「ま、風呂って言ってもドラム缶の風呂だけどな」


けーじろー「五右衛門風呂ですね!私、一度五右衛門風呂に入ってみたかったんです!!」


ルッキーニ「ゴエモン…?」


シャーリー「なんだそりゃ、新しい風呂か?」


けーじろー「私達の国ではドラム缶風呂のことを五右衛門風呂って呼ぶんです。多分宮藤さんや坂本さんもそうおっしゃると思いますよ」


ルッキーニ「そなんだー」


シャーリー「(待てよ…?ネウロイって風呂に入って大丈夫なのか?)」


シャーリー「(考えるのやーめた)」

〜夕方 食堂〜


沙耶佳「~♪」モグモグ


芳佳「美味しい?沙耶佳」


沙耶佳「美味しいなぁひいおばあちゃんの料理は」


芳佳「あの…沙耶佳、私のことひいおばあちゃんって言うのはちょっと」


沙耶佳「じゃあ、ちんちくりんかひいおばあちゃんで選んで」


リーネ「(名前で呼ぶ選択肢はないんだ…)」


芳佳「ひ、ひいおばあちゃんでお願いします…」


リーネ「(あっさり決めちゃった!)」


沙耶佳「バインバイン、お茶頂戴」


芳佳「沙耶佳、それくらい自分で取りなさい」


沙耶佳「何だよー、お前は私の母親かっ!」


芳佳「曾祖母だよっ!」

リーネ「どうぞー」コポポ


沙耶佳「あんがと~」クイッ


沙耶佳「美味しい!さすが紅茶の本場だね!」


リーネ「そう言ってもらえると、煎れたかいがあります////」テレテレ


芳佳「そう言えば、沙耶佳って私のひ孫なんだよね?」


沙耶佳「何度も言ってるじゃん。そうだって」


芳佳「ということは、私は結婚して…子供が出来てるってこと!?」


リーネ「!!!!」コポポポポ


沙耶佳「そりゃそうだよ。ひいおばあちゃんの子供は私のおばあちゃんなんだから」


芳佳「じ、じゃあ私は女の子を授かるんだ…」


芳佳「あ、相手は誰なんだろう?////」ドキドキ


リーネ「(そこ重要だよ!武藤さん!!)」


沙耶佳「それは…ちょっと」


芳佳「言えないの?」


沙耶佳「言えないというか…ひいおじいちゃん知らないもん」


芳佳「ま、まぁそうだよね〜」


リーネ「チッ」


芳佳「リーネちゃんどうかしたよ?」


リーネ「ううん、なんでもないよ〜」


芳佳「気になるなぁ…私の旦那さん」


沙耶佳「グレイトな人間なんだといいね」


芳佳「そうだね。少なくとも沙耶佳みたいな人でないことを祈りたいね」


沙耶佳「えー!?」

おやすみ

リーネ「どうぞー」コポポ

沙耶佳「あんがと~」

沙耶佳「美味しい!さすが本場の紅茶だね!」

リーネ「そう言ってもらえると、煎れたかいがあります////」テレテレ

エイラ「宮藤ー、リーネーと…武藤!?」

サーニャ「沙耶佳ちゃん…!」

沙耶佳「おっひさ~」

エイラ「何だヨ!来たんなら早く言ってくれよナ!」

沙耶佳「だってミーナさんに二人は夜間哨戒があるから起こすなって言われたんだもん」

サーニャ「今日はどうして来たの?また…人工ネウロイが暴走したとか…?」

沙耶佳「遊びに来ただけだよ〜」

エイラ「そカ…って、ここ一応戦場の最前線だからナ!」

サーニャ「良かったわね、エイラ。また会うことが出来て…」

サーニャ「エイラったら、沙耶佳ちゃんが帰った後ずっと泣いてたのよ」

エイラ「サーニャ!それは言っちゃ…」

沙耶佳「」ニヤニヤ

沙耶佳「そうかそうか~、寂しかったんでちゅね~ユーティライネンたん♪」ナデナデ

エイラ「撫でるナ!子供扱いすんナ!!」

沙耶佳「可愛い可愛い」ギュッ

エイラ「あっ…」

沙耶佳「ふふ」ギュ-

エイラ「////」

エイラ「おかえり…」

沙耶佳「うん、ただいま」

シャーリー「あー!いい湯だった!」ホカホカ

啓二朗「はい!とても気持ち良かったです!」

ルッキーニ「」ムスッ

啓二朗「ルッキーニさん、どうかしましたか?」

ルッキーニ「狭かったー!もっと広々使いたいー!!」

シャーリー「アッハッハッハ!一人分しか入れないところに無理矢理だったもんなぁ!」

ルッキーニ「おっきいの嫌い!」

シャーリー「えっ」シュン

ルッキーニ「うそ、シャーリーのはすきー」モミュ

啓二朗「えっ」シュン

ルッキーニ「け、けーじろーのもすきー!」

啓二朗「ルッキーニさぁん!」ギュム

ルッキーニ「うじゅじゅ」

芳佳「いいなぁ」

リーネ「芳佳ちゃん…」

エイラ「シャーリー、そいつ誰ダ?」

シャーリー「こいつか?」

啓二朗「k-26こと啓二朗です!お久しぶりですエイラさん、サーニャさん」

エイラ「お前、あの時の人工ネウロイ!?」

サーニャ「可愛い」

エイラ「ああ、それ二…」

啓二朗「沙耶佳様~、お風呂とっても気持ちいいですよ?沙耶佳様もお入りになられては?」タユン

エイラ「とんでもない上物ダ」

サーニャ「エイラ…」ジー

エイラ「い、いや!何でもナイ…何も考えてないゾ!!」

サーニャ「」フイッ

エイラ「サーニャぁぁぁぁああああああ!!!!!!」

リーネ「…そろそろ夕食の準備しよっか?」

芳佳「そうだね。よーし今日は沙耶佳と啓二朗さんを歓迎して腕によりをかけるよー!!」

リーネ「おー!」

沙耶佳「ほへー、お前風呂入っても大丈夫だったんだねー」

啓二朗「はい、一応水中でも活動出来るようにはなっているのでお風呂は全然問題ないです」

バルクホルン「もうネウロイの面影もないな」

沙耶佳「あ~食った食った」ポン

美緒「武藤、明日はお前も訓練に参加しろ」

沙耶佳「えー!?」

美緒「どうせ暇なんだろ?なら走って時間を潰せ」

沙耶佳「走るとかむーりぃ」

美緒「そうか…なら基礎練習にするか」

沙耶佳「あ、訓練は強制的なのね…」グスッ

芳佳「沙耶佳~、一緒にお風呂入ろう?」テテテ

沙耶佳「はーい」

美緒「風呂か…私も入るか」

芳佳「坂本さんも?」

美緒「なんだ、私が入ってはダメなのか?」

芳佳「ち、違います!私達と一緒に入っても騒がしくなると思うので…」

美緒「そんなことか。別に気にする必要は無い!」

沙耶佳「じゃ、たまには扶桑の人間だけで入るとしましょう」

~風呂場~・

沙耶佳「で、何でドラム缶風呂なんですか!」

美緒「まだ風呂の工事が終わっていなくてな。まぁこうして五右衛門風呂に入るのも、未来の扶桑では体験出来ないだろう」

沙耶佳「確かにそうですけど…これ出たあと絶対寒いよね」

芳佳「はぁ~きもちーい」

沙耶佳「本当なら室内で、ここらへんにでーっかい富士山の絵があるといいんだけどなぁ」

芳佳「私も扶桑の銭湯に行った時見たことあるよ」

美緒「ほぉ、未来の銭湯にも富士山の絵はあるのだな」

沙耶佳「はい!あの絵を見ると銭湯に来たなぁ~って気分になれるんですよね!」

芳佳「そうそう!一度でいいから本物を見てみたいなぁ」

美緒「平和になれば私達で見に行こうじゃないか!」

沙耶佳「…」

芳佳「…」

美緒「どうした?私と富士山を見るのが嫌なのか?」

芳佳「いえ!そんな訳じゃないです!一刻も早く私達でネウロイから平和を取り戻さ無いといけませんね!」

美緒「あぁ、そうだな!」

芳佳「(私が頑張らなくちゃ。おばあちゃんになった私と坂本さんと、そして沙耶佳と富士山を見るためにも)」

沙耶佳「ひいおばあちゃん狭いよ」ギュウギュウ

芳佳「仕方ないよ、本来なら一人用なんだから」

美緒「はっはっは!家族で一緒のドラム缶に入るのもいいじゃないか!」

沙耶佳「家族…そうですよね」

芳佳「どうかしたの?」

沙耶佳「べっつに~?それにしても、ひいおばあちゃんほんと成長して無いなぁ」ツンツン

芳佳「な!どこ触ってるの!」ツンツンヤメロ

芳佳「それに、沙耶佳こそ大きくなったのは身長だけ…ハッ!」

沙耶佳「なに?」ゴゴゴ

芳佳「なんでもありません…」ガクガク

美緒「はっはっは!胸の大きさなど気にするな!」ポヨン

沙耶佳「」プチッ

芳佳「」ムカッ

美緒「ん?どうした二人共」

沙耶佳「坂本さん、貴女そういう人だったんですね…!」ガタガタ

芳佳「ちょ!ちょっと沙耶佳!あんまり動いちゃドラム缶が」

美緒「何だ武藤、風呂をこかすと後の人間が入れなくなるぞ」

沙耶佳「ひいおばあちゃん!私を止めないで!」

芳佳「だめ!」ガッシ

沙耶佳「離して!立派なモノをお持ちの癖にいただけない発言をした坂本さんは粛清しないといけないんだっ!」ワキワキ

美緒「武藤!何を考えているんだ!」

芳佳「私も協力…じゃなくてダメ!我慢しなさい!!」

沙耶佳「ターゲットロックオン!いっけぇえええええ!!!!!」

芳佳「ぁぁぁあああ!!!!!!!」

ゴッ

バッシャーーーーン

美緒「あーあーあ」

美緒「お前達、もう一度沸かし直しておくんだぞ」ザバァ

よしさや「りょ、りょーかーい…」

ペリーヌ「これはまさしく!坂本少佐の着替え…!?」

ペリーヌ「」ソー

啓二朗「ペリーヌさーん」

ペリーヌ「ぬひゃあ!け、啓二朗さん…おどかさないでくださいまし!」ドキドキドキ

啓二朗「ご、ごめんなさい!」

啓二朗「ところでペリーヌさんは何をなさってたんですか?」

ペリーヌ「これは…!いや、その…」アセアセ

啓二朗「その水練着…」

ペリーヌ「坂本少佐には内緒ですわよ!絶対にですわ!」シー

啓二朗「はい!」

「ペリーヌ、そんなところで何をしているんだ…?」

ペリーヌ「!?」

ペリーヌ「あのっ…少佐!これは…その」アセアセ

沙耶佳「坂本少佐だと思った?残念、沙耶佳ちゃんでした」

ペリーヌ「おどかさないでくださいまし!」

美緒「どうしたペリーヌ、水練着なぞ持って…それに啓二朗も」

ペリーヌ「」

啓二朗「坂本少佐!ペリーヌさんは決して貴女の服を持ってニヤニヤなんてしていませんから!!」

ペリーヌ「!!!???」

美緒「ペリーヌ…お前という奴は」

啓二朗「な、なんでバレたのですか!?」

ペリーヌ「貴女の…せい…ですわ」ゴフッ

美緒「ペリーヌ!しっかりしろペリーヌ!!」











芳佳「くそぅ!沙耶佳に逃げられた!!」フーフー

次の日 滑走路

沙耶佳「もうダメ…」バタン

美緒「そんなんでへばってどうする」

沙耶佳「あの、私軍人じゃないんで…」

美緒「宮藤はこれくらい楽にこなすぞー」

沙耶佳「…わかりましたよ!やればいいんでしょうやれば!!」

美緒「そうだ、文句言わずにさっさとやれ」

沙耶佳「(くそ!未来に帰ったらボロクソ言ってやる!)」グッグッ

美緒「宮藤、リーネ、ペリーヌ、後5周だー!」

沙耶佳「(あぁ…これならまだ走る方がよかったかも)」グッグッ

リーネ「疲れたぁ…」バタン

宮藤「もう動けない…」バタン

ペリーヌ「こんなんでへばるなんて、貴女達もまだまだですわね」

美緒「ペリーヌ、少し来てくれるか?」

ペリーヌ「は、はい!!少佐のためならどこへだって行きますわ!!」

美緒「いや、そんな大したことではないんだが…」

沙耶佳「」グッタリ

美緒「武藤を宿舎に運ぶのを手伝ってくれないか?」

ペリーヌ「も、勿論ですわ!」

美緒「私が足を持つからお前は腕を持て」

ペリーヌ「よいしょと…」

美緒「よし、いくぞペリーヌ!」

ペリーヌ「はい!」

~宿舎~

沙耶佳「んあ…あれ?なんで私宿舎に…?」

美緒「訓練中にお前が倒れてな…少し無理をさせてしまった。申し訳ない」

沙耶佳「あー…運動不足が原因ですから。気にしないでください」

ペリーヌ「全く…坂本少佐に迷惑をかけて!昨日もまた少佐に手を出したそうですわね!?」

沙耶佳「ペリーヌさんも坂本さんの水練着クンカクンカしてたじゃん」

ペリーヌ「それは…い、今は関係ないことですわ!!」

美緒「ペリーヌ、取り敢えず今は問い詰めてやらないでくれ」

ペリーヌ「しょ…少佐」

沙耶佳「よっこいしょ。私はもう大丈夫ですから。一応これでもウィッチなんで」

沙耶佳「さーてと、昼飯昼飯♪」スタスタ

ペリーヌ「はぁ…未来の扶桑人って」

美緒「武藤のような人間ばかりいると思うと、少し心配になるな…」

~食堂~

沙耶佳「ほんと美味しいなぁ、ひいおばあちゃんの料理は。最近ロクなもの食べてなかったし…」モグモグ

芳佳「それってどういうことなの?」

沙耶佳「一人で住んでるからインスタント続きだったんだよ。博士の手伝いは疲れるし、そんな状態で作るのも嫌だしね」

リーネ「インスタント?」

ルッキーニ「お湯を煎れるだけで出来ちゃうまほーの料理だよ!あ、よしかおかわり~」

リーネ「もしかして、お土産にあった箱のこと?」

芳佳「はいどうぞ」

ルッキーニ「あんがと~。そうそうそれそれ」

沙耶佳「美味しいし手軽だからついつい食べちゃうんだよね」

シャーリー「ルッキーニと一度食べたんだけど、確かにうまかったよな」

ルッキーニ「かたまりだったのが、お湯をかけたらごはんになってちょーびっくり!」

バルクホルン「まさか…リベリアン、数少ない貴重な未来の食品を勝手に食べたというのか!?」

シャーリー「前の武藤との別れ際に、ルッキーニが貰ったのを食べただけだよ」

バルクホルン「くっ!」

エーリカ「武藤だって宮藤と同じくらい料理出来るんだから作ればいいのに…」

沙耶佳「材料揃えるのが面倒なんですよねー」

沙耶佳「でも、帰ったら久しぶりに作ろうかな。ごはん」

数日後

美緒「時に啓二朗」

啓二朗「はい?」

美緒「人工ネウロイとは我々の時代に造られたウォーロックのようなものなのか?」・

啓二朗「ウォーロックはネウロイのコアを使用していたみたいなんですけど、私の場合はコアから造ったらしいので少し違いますね」

美緒「ということは、お前はネウロイであってネウロイでは無いということか?」

啓二朗「そうですね…ですが、一応形式上はネウロイと同じ扱いなんです」

美緒「成程な…それにしても、正四面体だったのが1年でこのような型になるとはなぁ」

啓二朗「開発部の人達の頑張りのおかげです♪」

美緒「技術は日々進歩し続けているのだな」

啓二朗「はい」

啓二朗「そうだ坂本さん、沙耶佳様見ませんでした?」

美緒「武藤か?いや、昼食以降見てないが…」

啓二朗「どこに行ったんでしょう?」

ハンガー

沙耶佳「…よし出来た」

ペリーヌ「なんですのそれ?」

沙耶佳「ペリーヌさん、これ持ってトネール発動してくれますか?」

ペリーヌ「何だかよくわかりませんけど…トネール」ピリピリ

コポコポコポ

沙耶佳「成功した成功した」

ペリーヌ「あの、これいつまでやっていればいいんですの?」ピリピリ

沙耶佳「お湯が沸くまでです」

ペリーヌ「ケトル…?」ピリピリ

沙耶佳「電気でお湯を沸かすんです。これも未来の技術なんですよ?」

ペリーヌ「画期的ですこと」ピリピリ

ピーーーーー!!!!!

ペリーヌ「な、なんですのいきなり…!」

沙耶佳「沸いた沸いたー」カポッ

コポポポポポ

沙耶佳「どぞー」スッ

ペリーヌ「あら、いい香り」スンスン

ペリーヌ「美味しい。これも未来の紅茶で?」

沙耶佳「リ〇トンですよ」

ペリーヌ「あらそ」

沙耶佳「ぷはー、まさかペリーヌさんがお菓子持ってたとは…」フラッ

ペリーヌ「(ホントは坂本少佐にあげようと思っていたのに…)」

ペリーヌ「ま、紅茶が美味しかったからそのお礼ですわ」

沙耶佳「そう思いますか?そうですか!」

ペリーヌ「へ?な、何をおっしゃっていますの?」

沙耶佳「わたしはね、ぺーぺーのままじゃいかんとおもうんですよ!この前もね、出世のチャンスだったんだけどけーじろーを人型にさせちゃったんだよなぁ…いやぁ惜しいことをした!」ヒック

ペリーヌ「まさか…」スンスン

ペリーヌ「やっぱりお酒が入っていますわ…ということは!」

沙耶佳「奥さん、いいでしょ奥さぁん!」ガバッ

ペリーヌ「わたくしは貴女の奥様ではありません!離れなさい!!」グググ

ペリーヌ「い、意外と力強いですわね…」グイッ

沙耶佳「やめて!私に乱暴する気でしょう?」バッ

ペリーヌ「は、はぁ!?」

沙耶佳「エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」グスッ

ペリーヌ「何を言っているのか全く意味がわかりませんわ!!」

沙耶佳「zzz…」スヤァ

ペリーヌ「…」

ペリーヌ「何なのですかー!!」

啓二朗「こんなところにいた…」タッタッ

沙耶佳「ムニムニ…このド貧乳め」スヤスヤ

ペリーヌ「一々寝言が癪に障りますわね…」

啓二朗「膝枕してくれてたんですね。ありがとうございます」

ペリーヌ「啓二朗さん、彼女にアルコールを飲ませてはいけませんわ!」

啓二朗「はい?」

ペリーヌ「絶対にですわよ!!」

ゲストルーム(沙耶佳の部屋)

沙耶佳「ええっ!?BTTF2って2015年の世界なの!?」ガバッ

芳佳「あ、起きた?」

沙耶佳「ひいおばあちゃん、何で私自分の部屋に…」

芳佳「ペリーヌさんの持ってたお菓子にお酒が入ってたみたいで、それ食べて酔っ払ったんだよ」

沙耶佳「こりゃまたお世話になったもんだ」ポリポリ

芳佳「あ、そうそう。明日皆で海に行くから。坂本さんがそう言ってたよ」

沙耶佳「海!?」

芳佳「とは言っても、私はほとんど訓練だけどね」

沙耶佳「いやったー!!海だぁ!!海水浴だぁぁ!!!!」

芳佳「…」

芳佳「ぶふっ!」

沙耶佳「え!?なんか私おかしなこと言った!?」

芳佳「違う違う、アハハ…私と同じこと言ったから面白くて」

沙耶佳「ど、どういうこと…?」

芳佳「私が初めて501にきた時、坂本さんに海へ行くって言われたんだ。その時はてっきり遊べるものだと思って」

沙耶佳「へぇ〜」

芳佳「やっぱり私と沙耶佳は、似た者同士だね」

沙耶佳「まぁ血の繋がった関係ですし…」



沙耶佳「まぁそうだよね…あんなにはしゃいじゃって…私って、ホント馬鹿」ズーン

啓二朗「沙耶佳様…元気出してください」

バルクホルン「武藤はどうしたんだ?」

エーリカ「水着持ってきてなかったんだって」

バルクホルン「それは…まぁ」

シャーリー「ひゃっほーぅ!!」ザブン

ルッキーニ「さいこぉー!!」ザブン

芳佳「またこの訓練…」

リーネ「ちゃんとできるかな…」

ペリーヌ「何故わたくしも…」

美緒「内容は前に言った通りだ。さぁ飛び込め!!」

ザブーーーン

美緒「ふむ…」スッ

ブクブクブク

ペリーヌ「ぷはっ!」ザバッ

美緒「ほぅ、流石だなペリーヌ」

ペリーヌ「そ、そんなぁ////」テレテレ

芳佳「ゲホゲホ!!」ガシッ

ペリーヌ「ちょ…!掴まらないで下さいまし!!」

リーネ「ハァ…ハァ…!」ガシッ

ペリーヌ「リーネさんまで!…って」

ペリーヌ「きゃあああああ!!」

ブクブクブク

美緒「…はぁ」ヤレヤレ

サーニャ「…」

エイラ「…」ポリポリ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom