モバP「どうにもお化けが出るようである」 (62)

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お気に召さない方はどうかそっ閉じをお願い致します。
お手数おかけしまして申し訳ありません。

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朋「ハンカチとティッシュは? ちゃんと持った?」

河合P「ある」

朋「着替えは? 靴下とか」

河合P「持ってる」

朋「そう……。お金は? ご飯食べたりするのに、大丈夫?」

河合P「大丈夫」

朋「うん、じゃあ……あの、じゃあ後は亜季さん、お願いね」

亜季「Yes,Ma'am. お任せください!」

朋「あっ、これ、お守り。二つあるから、亜季さんも……」

美紗希「朋ちゃん心配しすぎじゃない? 亜季ちゃんしっかりしてるから、大丈夫だよぉ」

朋「えっ、だって、だって、心霊スポットとかにも寄るって言うから……」

亜季「お守り、ありがたく頂戴いたします!」

朋「お化け出たらちゃんと逃げるのよ?」

亜季「なあに、いざとなれば私が身を挺してプロデューサー殿をお守りしますゆえ、ご安心を」

さくら「……」プクー

河合P「じゃあ行って来るからな」

さくら「……」

河合P「村松のいってらっしゃいが聞こえない」

さくら「……歯磨きセットも用意したのに」

河合P「遊びに行くわけではないから村松は連れて行けない。仕方ない」

さくら「……新しい歯磨きセットなのに」

河合P「じゃあ村松にはこれをやろう」スッ

さくら「……?」

河合P「これはプロデューサーバッジである」

さくら「バッジ?」

河合P「俺が帰ってくるまで村松がプロデューサー代理だ」

さくら「!?」

河合P「これで村松は権力者だ」

さくら「すごい!」

河合P「他のプロデューサーと同等の発言力を持つ」

さくら「とんでもない権力……」

河合P「付けてみるといい」

さくら「ちょっと待ってくださぁい……できました」

河合P「……ん? こんなところに凄い敏腕そうなプロデューサーがいるぞ?」

さくら「えー」テレテレ

河合P「可愛いし仕事も出来そうだし言うことない」

さくら「えへへぇ」

河合P「今度のお休みには村松もどこか連れてってやるからな」

さくら「わがまま言ってごめんなさぁい」

河合P「よしよし。じゃあ行ってくる」

さくら「いってらっしゃいですプロデューサーさぁん」

河合P「うん」

小梅「……」ジー

山井P「白坂さん、外に何か面白いものでも?」

小梅「……か、河合さん……出発、しました」

山井P「ああ、河合さんですか。確かロケ地の下見だとかで」

小梅「私も、心霊スポット……行きたいな」

山井P「ひひっ。しかし白坂さんなら、いわゆるスポットと呼ばれる場所でなくとも」

小梅「うん、見つけて、あげられる」

山井P「もしやとは思いますが、この部屋にも……」

まゆ「……」

みく「……」

小梅「……うん」

みく「みくは用事を思い出したんだにゃあ!」ダッ

まゆ「っ!!」ガシッ

みく「離すにゃあ! まゆチャン離してにゃあ!」

まゆ「一人にしないで、一人にしないでぇ……!」

みく「まゆチャンには山井チャンがついてるにゃ!」

まゆ「お化け関連だけはそうはいかないんです! お願い行かないで……!」

山井P「お二人とも、どうぞご着席下さい」

みく「みくには早急に対処しなきゃならない案件があるにゃあ!」

まゆ「まゆは、あの、まゆ、ま、マフラー、編んだり、あの、向こうの方で」オロオロ

みく「そもそも山井チャンは何でそんなに落ち着いてるにゃ!」

山井P「白坂さんの、お友達ですからねぇ」

みく「こ、こ、怖くないの?」

山井P「ええ、握手の一つでもと、それくらいには思っていますよ」

小梅「あ、握手は、無理……肘から、先が……えへへ」

山井P「ひひっ」

みく「笑ってる場合か!」

まゆ「まゆ、マフラーを、まふ、まゆらー、じゃなくて……」オロオロ

さくら「じゃあー、今日の予定を発表しまぁす」

美紗希「さくらちゃん、すっかりプロデューサーだねぇ」

さくら「えへへぇ。表にしておいたのでぇ、確認してくださぁい」

10時:おやつ

12時:ご飯

15時:おやつ(高級なおやつ)

朋「食べてばっかり」

愛海「高級なおやつって何?」

さくら「んー、里美さぁん」

里美「有名なパティシエさんの作った最高級のマカロンを持って来たんですの」

愛海「パティシエさん!?」

さくら「最高級!?」

里美「マカロン!?」

朋「……?」

里美「……ほわぁ、マカロンは驚くところではないですね~」

朋「里美ちゃんが驚く場面でもないかな」

さくら「ちょっとだけ権力を振りかざしてきまぁす」

美紗希「ほどほどにねー」

さくら「はぁい」

ガチャッ バタンッ

愛海「……プロデューサーが居ないこの状況」

美紗希「だーめっ」

愛海「まだ何にも言ってないのに!」

美紗希「はい、菜帆ちゃんから貰ったお饅頭あげるからぁ」

愛海「お饅頭って、そんなんであたしの……ぷにょふわだこれ」フニフニ

美紗希「うふふっ、いい子にしてよーね」

愛海「うん……ぷにょふわ」フニフニ

朋「美紗希さんの丸め込むスキルが上がってる気がする」

愛海「……」フニフニ

朋「無言で揉むのやめない?」

さくら「あっ、かな子さん!」

かな子「さくらちゃん、おはよー」

さくら「おはようございまぁす。かな子さんお仕事?」

かな子「うん、菜帆ちゃんとみちるちゃんとグルメリポート」

さくら「口元ゆるゆるしてる」

かな子「えっ、そ、そんな事ないじゅるり」

さくら「ないじゅるり」

宇佐見P「よう、マロ饅頭」

さくら「??」

宇佐見P「無視かてめぇ」

さくら「あっ、宇佐見プロデューサーさんだ。これあげる」

宇佐見P「ああ? タメ口きいてんじゃねぇぞうざってぇ」

さくら「お仕事がうまくいくさくらキーホルダー。つけてあげるね」

宇佐見P「なんだそりゃ、おいやめろ、勝手に着けようとすんな」

さくら「……」

宇佐見P「……何だ、どうした」

さくら「マロまんじゅう……」

宇佐見P「遅ぇよ」

さくら「かな子さんたちどこ行くの?」

宇佐見P「タメ口やめろってんだよ」ムニムニ

さくら「うぶぶ……今日はプロデューサーなのに」

宇佐見P「はあ?」ムニー

さくら「ほっぺた伸びちゃうー」

宇佐見P「伸びろ伸びろ」ムニムニ

さくら「うぶぶ……もー、じゃあー、どこ行くんですかぁ」

宇佐見P「うぜぇ……下北沢だよ」

かな子「下北沢グルメ。ふふーふふ」

さくら「トトロのシュークリーム売ってるお店あるところ?」

かな子「あっ、白髭のシュークリーム工房!」

さくら「たぶんそうです! 食べたいなぁ」

宇佐見P「……」

かな子「私にいい案があります」

宇佐見P「それ言っていい案出したやつ見たことねぇよ」

かな子「買いに行くか行かないか多数決を取りましょう」

宇佐見P「民主主義の暴力だな」

河合P「到着しました。草原です」

亜季「広いですなぁ」

河合P「向こうの森を抜けると川があるらしい」

亜季「あの、少しだけ、走り回ってもよろしいでしょうか」

河合P「子供のようだ」

亜季「その川とやらまで競争しましょう」

河合P「よーいドン!」ダダダッ

亜季「あっ! ずるいであります!」

河合P「荷物重い……」

亜季「半分持ちましょう」

河合P「大和は優しいな、頼りになる」

亜季「よーいドン!」ダッ

河合P「ずるいぞ! 卑怯な真似をしてはいけない」

亜季「あははっ、捕まえてみて下さい!」

 マテー アハハッ

河合P「これ食べられる草?」

亜季「はい、あくを取りながら煮込むと美味しく頂けます」

河合P「じゃあ分けておこう、食べられる草。こっちのは?」

亜季「少々すじがありますが、まあ食べられるでしょう」

河合P「食べられるけどすじがある草。これは?」

亜季「それはいけませんね、お腹が痛くなります」

河合P「食べられるけどお腹が痛くなる草」

亜季「気合で乗り切りましょう」

河合P「あっちの禍々しい草は?」

亜季「おや、見たことのない植物ですな」

河合P「引き抜いてみよう」ズボッ

< ギャアアアアアアアッ

河合P「草が叫んだ」

亜季「なるほど、マンドラゴラでしたか」

河合P「食べられるけど叫ぶ草」

< ヤメロー

河合P「草が言うにはここが水深の最も浅い場所らしい」

亜季「そのようですな」

河合P「よし、じゃあ草はここで解放だ、撮影のときにまた会えたらいいな」

< マタナー

亜季「道中お気をつけて」フリフリ

河合P「では向こう岸まで渡ってみよう」

亜季「はい」

ザブザブ

亜季「思いのほか、流れが速い」

河合P「バランス崩しそう。大和もっとこっち来て」

亜季「Yes,Sir. 少々お待ちを」ザブザブ

河合P「そしたら腰元にしがみ付いて」

亜季「は、はい、失礼します」ギュッ

河合P「まだ少し安定しないな。俺も大和に掴まっていい?」

亜季「はい、プロデューサー殿でしたら……どうぞ、遠慮なさらず」

河合P「では」ギュッ

亜季「……」

河合P「抜群の安定感だ! さくさく進もう」

亜季「あの、ゆっくりでも構いませんので、安全に参りましょう」

河合P「そうか。じゃあそうしよう」

さくら「あっ、猪狩プロデューサーさん」

猪狩P「……おう」

さくら「楓さんも、おはようございまぁす」

楓「はい、おはようございます、さくらちゃん」

さくら「お出かけですか?」

楓「いえ、今ちょうど、帰ってきたところで」

さくら「そーなんだぁ。お疲れ様でぇす」

楓「ふふ。……あら、さくらちゃん、素敵なバッジを付けてますね」

さくら「えー? あっ、これはぁ、プロデューサーの証でぇす」

楓「……ああ、今日は河合プロデューサー、いらっしゃらないんでしたね」

さくら「そうなんですよぉ」

楓「それで、さくらちゃんが代理を務めている、と」

さくら「そうです。……あれ?」

猪狩P「……何だ」

さくら「猪狩プロデューサーさん、プロデューサーバッジは?」

猪狩P「……聞いたことのない代物だな」

さくら「えー、プロデューサーの証なのに……まさか」

猪狩P「……」

さくら「偽者の人?」

猪狩P「表へ出ろ」

楓「えっ、プロデューサーバッジ、付けてないんですか……?」

猪狩P「……当然のようにそちら側なのだな高垣」

楓「そんな、偽者だったなんて……猪狩プロデューサーを返して下さい!」

猪狩P「ばれちまっては仕方な……俺は誰なんだ、表へ出ろ貴様」

さくら「本物の猪狩プロデューサーさんならぁ、あれが出来るはずです!」

猪狩P「……あれとは」

さくら「エヴァンゲリオンの総司令の物まね」

猪狩P「……姓が『いかり』だからか。物まねなんぞしたことが――」

さくら「よーい、スタート!」

猪狩P「問題ない」

さくら「……」

楓「……」

猪狩P「……」

楓「どうぞ、これを」スッ

猪狩P「……猫の写真だな」

楓「藍子ちゃんから頂いたんです、近所の黒猫ですって」

猪狩P「良い毛並みだ、全身真っ黒、『尾も白くない』ってな、おもて出ろこらぁ!!」

河合P「ズボンの裾が乾くまで焚き火に当たる作戦」

亜季「肌寒くはありませんか?」

河合P「少し」

亜季「なんとタオルケットを持って来ております!」

河合P「さすが大和だ!」

亜季「どうぞこちらへ、一緒に包まりましょう」

河合P「ではお隣に失礼して」

亜季「もう少し寄って下さい、くっついて構いません」

河合P「ならくっつこう。大和はあったかいな」

亜季「プロデューサー殿も」

河合P「俺なんか焚き火に比べれば全然だ」

亜季「流石プロデューサー殿、炎にまで対抗意識を……」

河合P「でも大和は焚き火と比べても遜色ない」

亜季「あははっ、私はある意味、燃えておりますので」

河合P「なんてこった」

亜季「……これだけくっつくと、どきどきしているのがバレバレでしょう」

河合P「俺やけどの薬もってきてるよ」ゴソゴソ

亜季「おや、奇遇ですな、私も持っております」ゴソゴソ

河合P「少し遅いけどお昼を作ります」

亜季「焚き火もいい感じですね」

河合P「テレレッテッテッテッテ テレレッテッテッテッテ」

亜季「テレレッテッテッテ テテテテ テッテッテー♪」

河合P「お鍋にバターを溶かし」

亜季「ニンニクをじっくりソテーした後、肉と野菜を炒めます」

河合P「コンソメと水を加え」

亜季「ことこと煮込む」

河合P「煮込み終わったものがこちらに」

亜季「ありませんな」

河合P「ありませんのでこのまま続けます」

亜季「そうしましょう」

河合P「ご飯はどんな感じ?」

亜季「もう十分ほどかかりますね」

河合P「炊き上がったものがこちらに」

亜季「ありません」

河合P「ありませんので待つ間にしりとりをします。では俺から、しりとり」

亜季「榴弾」

里美「ほわぁ、さくらちゃん、大きいココア飲んでますねぇ」

さくら「猪狩プロデューサーさんに買ってもらいました」チュー

美紗希「あとで何かお返し持って行こうねっ」

さくら「はぁい」

コンコンコンッ

さくら「どうぞー」

ガチャッ

美優「お邪魔します」

真奈美「失礼、邪魔をする」

愛海「!!!!?!??」シュバッ

真奈美「……今日は愛海は居ないのか」

朋「真奈美さんが来た瞬間に隠れたわ」

愛海「ばらしちゃ駄目だよ朋さん! 居ないことにして!」

朋「居ないみたいです」

真奈美「フッ、そうか、では誰か愛海を呼んできてくれ」

里美「お任せ下さい。愛海ちゃ~ん」ポヨンポヨン

愛海「里美さん来ちゃ駄目! ばれる! 居ないって言って!」

里美「はぁい。真奈美さ~ん、あそこの机の下には居ませんでした~」ポヨンポヨン

真奈美「本当に面白いなここの子達は」

美優「愛らしくて、良いと思います」

真奈美「引きずり出してはみたものの、今日は愛海のおしおきに来たわけではない」

愛海「じゃあ何であたし捕まったの?」

美優「今日は、河合さんがいらっしゃらないんですよね」

さくら「プロデューサー代理のさくらでぇす」

美優「ふふっ。なので、ときどき様子を見に行ってほしいと、猪狩さんから」

さくら「じゃあ一緒におやつを食べましょー」

美優「あ、ええと、私たちも、頂いてしまっていいのかしら……」

さくら「たくさんあるのでもりもり食べても平気ですよぉ」

朋「それ里美ちゃんのマカロンよ」

里美「ほわぁ」

朋「……にしても、これはチャンスね」

美紗希「チャンス?」

朋「年上のお姉様が二人も」←19歳

美紗希「素敵だねっ」

朋「あたしって実は結構、甘えたがりなのよね」

美紗希「うん、ときどきそんな感じするぅ」

朋「いつもは年上らしい人がいないからお世話する方だけど、今日はチャンスだわ……!」

美紗希「そっかー」

朋「うん」

美紗希「……あれ? 年上、あれ……?」←22歳

真奈美「こら朋、あまりだらけるな」

朋「だってー」

真奈美「仕方のない奴だ」

美優「あの、普段から頑張っていますし、少しくらいは……」

美紗希「はぁい、お茶が入りましたよぉ」

美優「あっ、ありがとうございます、すみません」

美紗希「いえいえ、お姉さんですからぁ」

朋「……もしかして美紗希さん、さっき言ったこと気にしてる?」

美紗希「えー? 何の話?」

朋「冗談だったんだけど……ごめんね?」

美紗希「全然気にしてませんよぉだ」

朋「美紗希さんはもう友達感覚だから、今さら甘えるのはちょっと照れくさいって言うか……」

美紗希「……うふふっ、もういーの。はいお茶、熱いから気を付けてねっ」

朋「ん、ありがと」

さくら「あっつい! このお茶あっついでぇす」

真奈美「さくらは少し人の話を聞くべきだな」

さくら「あっつい!」

真奈美「聞け」

里美「はわぁ、お茶を置いて、代わりにマカロンを持つと熱くありません」

さくら「ほんとだ、マカロンすごい」

真奈美「マカロン必要か?」

美紗希「美優さんの膝枕すごい……駄目になりそぅ……」

美優「美紗希ちゃん、髪の毛さらさらね、羨ましい」ナデナデ

美紗希「あわわわ……駄目になるぅ……」フルフル

朋「美優さんに真奈美さんて、こんなの甘えざるを得ないわよ」

愛海「美紗希さんまで落ちたもんね」

朋「人選が絶妙過ぎ。さすが猪狩さん、有能だわ」

愛海「朋さんも猪狩プロデューサーの所なら、妹キャラとかだったかもね」

朋「んー、そうかも」

ガチャッ

友紀「やっほー! 猪狩プロデューサーに聞いたよ! あたしに任せて!」

さくら「友紀さんだ、こんにちわー」

友紀「うん! あ、マカロン! いいねー、あたしにもちょうだい」

里美「はい、どうぞですぅ」

友紀「ありがとー、いただきまーす」

真奈美「……友紀、礼儀と節度だけは忘れるなよ」

友紀「わかってるって、任せてよ!」

真奈美「本当に分かっているのか?」

友紀「ひいふうみぃ……あたし入れて八人か、丁度いいじゃん、野球しようよ!」

コンコンコンッ ガチャッ

猪狩P「……姫川、やはりここにいたか」

友紀「あっ、プロデューサー、今からみんなで野球するけど一緒にやる?」

猪狩P「すまん、こいつは手違いだ……来い姫川」グイッ

友紀「なになに? キャッチボールにする?」

猪狩P「いいから表へ出ろ」

友紀「じゃあみんな隣のグラウンド集合ねー!」

猪狩P「休息の場に失礼した……ゆっくりしていてくれ」

ガチャッ バタンッ

さくら「……」

朋「……」

ガチャッ

そら「てぃんくる☆てぃんくる、りとるすたー☆」クルクル

猪狩P「こいつも手違いだ、度々すまん」グイッ

バタンッ

< シャアアッ!! ツギアタシ!! テンションMAXデイクヨー!!

< ワタシモ トツニュウ シマス!! ボンバー!!!

< トツニュウマチ レツヲナシ マチマチニ コウシン

< レッツ マーチ……マトメテ オモテデロォ!!

愛海「猪狩プロデューサーの所でもお世話キャラかもね朋さん」

朋「そうね」

菜帆「終わりました~」

みちる「見て下さい! パン貰いました!」

かな子「お仕事で美味しいもの食べれるっていいね」

宇佐見P「よし、そんじゃあ帰るか」

かな子「えっ! さくらちゃんにトトロのシュークリームを……」

宇佐見P「何で俺があのチビに土産買ってやんなきゃなんねぇんだ」

かな子「で、でも、たぶん、楽しみにしてます」

宇佐見P「知らねぇよ、帰るぞ」

かな子「じゃあ、私が買うので少し待ってて下さい……」

宇佐見P「……」

かな子「お仕事、順調に終わったし、あの、少し時間ありますよね……?」

菜帆「今日のお仕事は~、すごく上手くいきましたね~」

みちる「たくさん褒められて、パンまで貰いました!」

宇佐見P「ああ、それはよくやった。次の仕事も是非とまで言われたからな」

みちる「ノーミスですよ! パンも貰いました!」

宇佐見P「確かに怖ぇくらい上手くいったな」

みちる「ですよね! パン貰いましたし!」

宇佐見P「うるせぇよ、どんだけパン好きだお前」

みちる「宇佐見さんとパンが崖から落ちそうになってたら、頑張って両方助けます」

宇佐見P「パンは後で買ってやるから俺を優先してくれ」

菜帆「ところで~、ずっと気になってたんですけど~」

宇佐見P「何だよ」

菜帆「宇佐見さんの鞄に付いてるそれは~?」

宇佐見P「あん? ……うお、なんだこりゃ」

みちる「あー、可愛いの付けてるなーって思ってました!」

宇佐見P「……」

菜帆「それ何ですか~?」

かな子「あ、お仕事が上手くいく、さくらちゃんキーホルダー……」

宇佐見P「……」

かな子「お仕事が」

菜帆「上手くいく~?」

みちる「さくらちゃんキーホルダー?」

宇佐見P「……いや、今回上手くいったのはお前らの実力だろ」

みちる「あははー、ありがとうございます」

かな子「……」

宇佐見P「……」

かな子「……」

宇佐見P「……シュークリーム屋どこだよ」

かな子「こっちです!」

河合P「とりあえず大丈夫そうだな」

亜季「はい、フンや足跡を見ても、危険な動物は居ないようですし」

河合P「よしよし、じゃあ明日はいよいよ」

亜季「心霊スポットですな……緊張します」

河合P「というわけで、今日のところはこちらの温泉宿に泊まります」

亜季「綺麗な所ですね」

河合P「こんばんは、予約していた河合です」

受付「はい、河合様でございますね、河合様……ええと」

亜季「……?」

受付「……申し訳ありません」

亜季「いかが致しましたか?」

受付「ご予約を承っていないようなのですが……」

河合P「なんと」

受付「大変申し訳ありません。一部屋の空きが御座いますので、そちらなどは……」

亜季「一部屋……ど、どうしますか……?」

河合P「じゃあそこに大和が泊まるといい」

亜季「プロデューサー殿は?」

河合P「俺はテントを持っている」スッ

亜季「えっ?」

河合P「飯ごう、お鍋、カレー粉、昼間の残りのお米、ランタン、釣竿」スススッ

亜季「……」

河合P「折りたたみ椅子、寝袋、アルコールランプ、コーヒー、ライト付きヘルメット」ゴソゴソ

亜季「……」

河合P「望遠鏡」ニュッ

亜季「ずるいであります! プロデューサー殿ばっかり!」

河合P「問題はお風呂をどうするかだ」

受付「あっ、温泉のみのご利用も可能ですので、是非」

河合P「ならそうしよう。じゃあ大和、また明日」

亜季「嫌です! プロデューサー殿に付いて行きます!」

河合P「えー」

亜季「温泉から上がったら、待っていて下さいっ」アセアセ

河合P「でもなー」

亜季「……ずるいであります」シュン

河合P「しょうがない、じゃあ待ってる」

亜季「っ!! 約束ですからね、絶対待っていて下さい!」

受付「では温泉のみのご利用で、こちらにご記入をお願い致します」

亜季「は、はい! プロデューサー殿も、早く」ワタワタ

河合P「すごい星が出てる」

亜季「自然の豊かな場所ならではですな」

河合P「あとお腹いっぱい」

亜季「かなり食べておられましたからね」

河合P「……この望遠鏡は微妙だ」

亜季「やはり天体観測用の物でないと駄目でありますか」

河合P「折ろう」

亜季「なにも折らなくとも……私にも貸して下さい」

河合P「もう少し見る」

亜季「貸してー下さいー」グイグイ

河合P「あっやめろ、引っ張るな。しょうがない奴め、貸してやる」

亜季「ありがとうございます。……あっ、これは微妙ですなぁ」

河合P「……眠い」

亜季「おやっ、月面に何かおります」

河合P「何だと! ちょっと一回返すべき」

亜季「あははっ、なーんて」

河合P「……そういう嘘は、いけない……」

亜季「も、申し訳ありません……そんなにがっかりなさるとは……」

河合P「眠い……俺はそろそろ寝る」

亜季「はい、おやすみなさい。私はもう少し、星を見ています」

河合P「火の始末だけ頼む」

亜季「Yes,Sir. ああ、そうだ、今のうちに……」

河合P「なんでしょうか」

亜季「テントに荷物だけ置かせて頂きたいのですが」

河合P「うん?」

亜季「タオルケットさえあれば、私はどこでも眠れますので」

河合P「ふむ」

亜季「テントの隅だけお貸し頂ければと思って」

河合P「テントは大和が一人で使っていい。寝袋も」

亜季「……はい?」

河合P「外から開かないようにも出来るから、大和がテントを使うべき」

亜季「いや、いやいやいや、いけません」

河合P「俺はここでこのまま寝る」

亜季「勝手について来た私が、テントを占領するわけには」

河合P「……zzz……」

亜季「……プロデューサー殿? のび太くんでありますか?」

亜季「眼球の運動を見るに、本当に眠っておられるようだ」

河合P「……zzz……」

亜季「死ぬほど疲れていたのでしょうか」

河合P「……zzz……」

亜季「とりあえずテントまで転がしましょう。失礼します」

河合P「……zzz……」ゴロゴロゴロ

亜季「さぁ、お入り下さい」

河合P「……zzz……」ゴローン

亜季「あとは寝袋を……ん、これは、難しいですな」グイグイ

河合P「……zzz……」

亜季「腰元までしか入れられなかった……」

河合P「……zzz……」

亜季「タオルケットも掛けておきましょう」

河合P「……んー」ガシッ

亜季「へ?」グラッ

バタリ ギュムッ

亜季「あ、あの、プロデューサー殿……?」

河合P「……zzz……」ギュー

亜季「寝ぼけておいでですか……? 起きて下さい」

河合P「……zzz……」

亜季「この体勢は、まずいと言いますか、上官殿に馬乗りになるなど……」

河合P「……zzz……」

亜季「か、顔も、近いですし……お願いです、起きて下さい」

河合P「……zzz……」

亜季「プロデューサー殿、離して下さい、駄目です……」

河合P「……zzz……」

亜季「いけません、こんな……」

河合P「……zzz……」

亜季「こんな、格好……少し、力を抜けば……」

河合P「……zzz……」

亜季「唇が、触れ合って、しまうような……」

河合P「……zzz……」

亜季「唇、が……」

河合P「……zzz……」ギュッ

亜季「んっ……プロデューサー、殿……駄目……」

河合P「……zzz……」

亜季「……プロデューサー殿……」

河合P「……zzz……」

亜季「…………」

河合P「……zzz……」

亜季「…………」スッ

河合P「……zzz……」

亜季「……っ」ピタリ

河合P「……zzz……」

亜季「……私は」

河合P「……zzz……」

亜季「私は、幾人かの子が……」

河合P「……zzz……」

亜季「あなたに想いを寄せているのを、知っている……」

河合P「……zzz……」

亜季「私が居れば大丈夫と、信じて送り出してくれた人たちを」

河合P「……zzz……」

亜季「身を案じ、お守りまで持たせてくれた彼女たちを」

河合P「……zzz……」

亜季「そう易々と、裏切るわけには、いきませんよね……!」

河合P「……zzz……」

亜季「多少の手荒な真似を、お許し下さい」

バッ グググッ

亜季「……ふぅ。大変なご無礼を、失礼いたしました!」ザッ

河合P「……zzz……」

亜季「……にしても、まるで起きませんなプロデューサー殿」

翌朝

チュンチュンッ チュチュン

prrrrrr ピッ

河合P「もしもし、どうした藤居」

亜季「おや」

河合P「うん、おはよう。……ん? ああ、よく眠れた」

亜季「モーニングコールとは、やりますなぁ」

河合P「うん、何かやわらかい夢みた。幸せ」

亜季「……」

河合P「そう、準備できたし、今から行く、うん」

亜季「心霊スポットの話でしょうか」

河合P「気を付けて行く、うん、藤居が心配してくれて嬉しい」

亜季「……ふふっ」

河合P「じゃあ、また後でだな、お土産買ってく、うん、はい」

ピッ

河合P「藤居から、大和によろしくって」

亜季「なんと、私まで気に掛けて頂いて。ありがたい」

河合P「さて、顔洗った、ご飯食べた、火の跡は片付けた、歯も磨いた」

亜季「ごみも片付け、荷物も点検済み、ライト良し、お守りも良し」

河合P「では」

亜季「参りましょう」

心霊スポット・トンネル内

河合P「えー、驚くことに」

亜季「はい」

河合P「さっそく遭遇しました」

亜季「本当におりましたな」

河合P「お化けです」

??「お化けじゃなかよ」

河合P「怪しい」

亜季「こんな暗い所に、ロウソク一本とギターのみですからね」

??「お兄さんらも、ラブ&ピースば探しに来たと?」

河合P「こんな時は藤居のお守りを使おう」ゴソゴソ

亜季「そうですな」ゴソゴソ

河合P「これを見ろ!」バッ

??「はー、素敵なお守りやん」

亜季「全然効いておりません……」

河合P「藤居のお守りなのに……」

??「えっと……あー、くらくらする」

亜季「効いております!」

河合P「さすが藤居のお守りだ!」

??「とりあえず、一曲歌おか!」

河合P「……」

亜季「……」

??「じゃあ、一緒にゆうてみて!」

ポロンッ ポロロロンッ ジャワーン

??「ラブ&ピース!!」

河合P「出たー!!」

亜季「落ち着いて下さい! 出たか出てないかで言えば、先程から出ておりました!」

河合P「お化け出たら言おうと思っていたのを思い出したので」

亜季「いきなりはやめて下さい、驚きます」

河合P「ところであのお化け、よく見たらかなり可愛い」

亜季「えっ? ああ、本当ですな」

??「んー? ええと……ピース!」

河合P「可愛い」

亜季「まさか、プロデューサー殿……?」

??「あっ、いま気付いたけどお姉さん、テレビで見たことある!」

河合P「うちにはサンタも天使もいるし、お化けくらい訳無い」

??「お化けじゃなかよ?」

里美「お兄ちゃん……」

美紗希「里美ちゃん、どうしたのぉ?」

さくら「プロデューサーさんがもう帰って来てると思ってぇ、朝一番に来たみたいなんですけどぉ」

美紗希「朝からずっとあんな調子なの?」

朋「ときどき立ち上がって、窓のほうまで行って……」

里美「……」トコトコ

朋「外を見て、がっかりしての繰り返しで……」

里美「……はぁ」

朋「いたたまれないわ……」

美紗希「プロデューサー、お昼過ぎくらいって言ってたっけ?」

朋「うん、そろそろ帰って来ると思うんだけど」

さくら「あっ! それで思い出しました!」

朋「なに?」

さくら「昨日、宇佐見プロデューサーさんにぃ、シュークリーム買ってもらったんですよぉ」

朋「えっ、どれで思い出したの?」

美紗希「でもとりあえず、シュークリームでご機嫌取れそうだねっ」

さくら「じゃあー、シュークリーム食べる人は集まって下さぁい」

里美「シュークリーム、シュークリーム♪」トテトテ

美紗希「……」

朋「……なんかもやもやする」

美紗希「元気になって良かったってことでぇ」

みく「……もう怖いの居にゃい?」

まゆ「私には、わからないけど……山井さんが居ないと言っていましたし」

みく「疑わしい……。まゆチャンは何を編んでるにゃ?」

まゆ「ふふっ、マフラーが編み終わったので、今度は手袋を」

みく「よくこんな場所で冷静に編み物できるにゃあ」

まゆ「山井さんが居ないと言うのだから、平気です」

みく「思った以上にみく達がびびったから」

まゆ「はい、小梅ちゃんに頼んで、退室してもらったと」

みく「信じていいんだよね、小梅チャン!」

小梅「だ、大丈、夫……怖い子たちは、もう、い、いない……」

みく「一安心にゃ」

まゆ「……うふふ、みくちゃん、さっき」

みく「にゃにゃ?」

まゆ「私のこと冷静って言ってたけど、実は少し、動揺していたんです」

みく「そうにゃの? そうは見えなかったにゃ」

まゆ「見て下さい、この手袋……」

みく「??」

まゆ「指が八本あるの」

みく「ならもう編むのやめるにゃあ……」

小梅「……あっ」

みく「にゃ? どうかした?」

小梅「河合さん、か、帰ってきた、みたい……」

まゆ「あら、うふふ、担当の子たちも喜んでるわね、きっと」

小梅「あ、新しい子、ふふっ、連れてきた、かな……」

まゆ「……」

みく「……」

小梅「す、少しだけ、見に、行ってくるね……ふふっ」

ガチャッ バタンッ

みく「……まゆチャン」

まゆ「はい」

みく「なんで小梅チャン、外も見ないで、帰ってきたのが分かったの……?」

まゆ「……」

みく「……」

まゆ「まゆは九本目の指を編んでいたので何も聞いてません」

みく「それもう手袋ちゃうにゃ……」

小梅「……と、朋さん」

朋「うん? あっ、小梅ちゃん」

小梅「……か、河合さん、お出迎え……?」

朋「えっ、あー……うん、まぁ」

小梅「そ、そっか……」

朋「里美ちゃんとさくらちゃんは、着くなり飛んで行ったけど」

小梅「……」

朋「あたしは、別に、走って行くほど待ち遠しかったとかじゃ、ないから……」

小梅「……」

朋「ほ、ほんとよ?」

小梅「……河合さん」

朋「えっ?」

小梅「亜季さんと、ふ、二人で、行ったのに……」

朋「??」

小梅「……三人に、なって、帰ってきた……」

朋「えっと、えっ……待って、それって、もしかして……」

小梅「……」

朋「……」

小梅「……なんちゃって、ふふっ、びっくり、した?」

朋「……」

小梅「……あ、あれ、朋さん、聞こえて、る……?」

朋「……」タッ

小梅「と、朋さん……! あ、あわわわ、どうしよう……」

コツンッ コツンッ コツンッ ……ピタリ

河合P「あっ、藤居だ、ただいま」

朋「う、うん……あの、他の、みんなは?」

河合P「いまエントランスで自己紹介してる。これお土産――」

朋「ま、待って……!」

河合P「うん?」

朋「ごめん、ちょっとだけ、心の準備させて……」

河合P「どうした藤居」

朋「すぅ……はぁ…………うん、だ、大丈夫」

河合P「……? これお土産な、皆で分けて食べるように」

朋「……」キュッ

ダキッ ギュウッ

朋「……大丈夫」ギュッ

河合P「藤居がくっ付いてくるのは珍しい」

朋「平気、だから……」

河合P「何かあったのか?」

朋「あんたが、何かに憑かれちゃってても……」

河合P「あっ、どうして震えてるんだ藤居、可哀想に……」

朋「ちゃんと受け入れてあげられるように、覚悟くらい、出来てるんだから……!」ギュー

河合P「藤居……心配要らない、俺が付いてる」ナデナデ

朋「うん、あたしも……ずっと一緒に居るから、安心して……」

河合P「というわけで、改めて自己紹介よろしく」

柑奈「ラブ&ピース!」

さくら「ピース!」

里美「ピースですぅ」

亜季「ラブ&ピースであります!」

柑奈「ありがとうございます! 愛のうた歌い、有浦柑奈です!」

河合P「方言はどこへ」

柑奈「都会に来たので、少し慣らそうと思いまして」

亜季「訛っているのも可愛らしかったですよ」

柑奈「あはは、ここの人たちはラブとピースに溢れている感じがしますね」

河合P「まあどちらかと言えば、たぷたぷである」

朋「……」

河合P「あっ、藤居は有浦と同い年だ、きっと仲良くできる」

柑奈「そうなんですか! よろしくお願いします!」

朋「う、うん、よろしく……。ねぇ」

河合P「ん?」

朋「こういう事なら、そうだって、先に言ってほしかったって、言うか……」

河合P「よく分からんけど、胸の辺りに藤居のぬくもりが残っている」

朋「や、やめてよ……お願いだから忘れて……」

柑奈「ラブの香りがしますね!」

朋「ち、違っ…………もぉ……」

小梅「私のせいで、朋さんに、は、恥をかかせちゃった……」

山井P「優しい方ですから、きっと許して下さいます」

小梅「ご、ごめん、なさい……」

山井P「大丈夫です、謝りに伺いましょう、ご一緒しますので」

小梅「う、うん……」

山井P「人を驚かす作法も、私がお教えしますよ」

小梅「や、やり過ぎないように、教わる……」

みく「やめたほうがいいと思うにゃあ」

山井P「知識は正しく使えば、ひひっ、大きな武器になります」

みく「……。それより、まゆチャンが編み物してたにゃ!」

山井P「おや、完成したのですか?」

まゆ「はい……まゆ、山井さんのために、これを」

山井P「ありがとうございます。大切に使わせて頂きますね」

まゆ「手袋は、間違えて、指が九本になってしまって……」

みく「にゃ? 直してないの? なんで九本のままいったれ思ったの」

山井P「問題ありません、私の指のほうをどうにか増やしますので」

みく「恐ろし過ぎるにゃろ」

まゆ「まゆ的にはそんな山井さんもありですよぉ」

みく「みく的には手袋直せばいいと思うにゃ」

以上です。
私は朋ちゃんPですが、亜季ちゃんに女性らしさを見せられたらときめいてしまうタイプです。
HTML化の依頼を出して参ります。

>>25
> みちる「宇佐見さんとパンが崖から落ちそうになってたら、頑張って両方助けます」
> 宇佐見P「パンは後で買ってやるから俺を優先してくれ」
かなり笑った。

まだ元々いた子たちも満足に書けてないのに新メンバー加入させちゃって。
ご覧頂きましてありがとうございました。

>小梅「……三人に、なって、帰ってきた……」
ちょっと興奮した(小声)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月10日 (月) 10:49:29   ID: V-CCpWEl

今回も面白かった

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