【アカメが斬る!】ナイトレイドVSイェーガーズ 決戦!サッカー対決! (40)




@『アカメが斬る!』の世界が大抵の事はサッカーで片付ける感じの世界だったらっていうSS

@深く考えちゃダメ、ノリで行こう

@単行本派だけど手元に無いから一人称や相手の呼び方に間違いがあったら教えてください

@サッカーするけどサッカーのルールなんてあってないような物



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ワアアアア!


ロクゴウ『いよいよ始まります。帝国が誇る最強のチーム『イェーガーズ』と反帝国組織が作り上げた最凶のチーム『ナイトレイド』のサッカー対決!
     この世紀の瞬間を見届けようと、帝都最大のこのスタジアムにあらゆる地方から人々が押し寄せて観客席を埋め尽くしています!』

ロクゴウ『実況は私ロクゴウ、解説にはチーム『三獣士』のエース、リヴァ選手にお越し頂いています!リヴァ選手、何か一言!』

リヴァ『いい加減帝国も財政難です。両チームとも、スタジアムを壊さない程度に頑張って頂きたいですね』

ロクゴウ『さぁそれでは簡単なルール説明です』



・試合に参加するのは1チーム『アタッカー』3人『ディフェンダー』3人『キーパー』1人の7対7の計14人で行う。

・『アタッカー』は相手のゴールポストにボールを運ぶ事で得点が入る。『ディフェンダー』は得点が入らない。

・『ディフェンダー』『キーパー』はボールを破壊する事が出来る。『アタッカー』が破壊した場合は失点となる。

・『ディフェンダー』は自陣に入った相手チームの『アタッカー』を攻撃出来る。この時、『アタッカー』は必要に応じて反撃が出来る。

・『アタッカー』はボールを保持した相手チームの『アタッカー』『ディフェンダー』に攻撃出来る。

・監督はメンバーの『アタッカー』『ディフェンダー』『キーパー』のポジションを変更出来る。1分以内に変更出来ない場合、失点となる。



ロクゴウ『では、続いて両チームの出場メンバーの紹介です!まずはチーム『ナイトレイド』!』





【アタッカー】

『帝都訪ねて三千里。辿り着いたのはナイトレイド!期待の新人!帝具を持たずともその実力は確かな物!タツミ選手ーーーーー!』


タツミ「よっしゃあ!絶対に勝つ!勝って故郷の皆を救ってみせる!」


『乙女が駆ける!獅子が駆ける!百獣の王となってフィールドに君臨する!レオーネ選手ーーーーー!』


レオーネ「イエーイ!お姉さんをよろしく~!」


『輝くリーゼントは漢(おとこ)の勲章!その身に宿る熱き魂で勝利を目指し、掴み取れ!ブラート選手ーーーーー!』


ブラート「さぁ~て、いっちょビシッと決めて行こうか!」


【ディフェンダー】

『狙った獲物は逃がさない!ピンチが己の攻撃力!射撃の天才!マイン選手ーーーーー!』


マイン「どんなピンチも、私がいれば形成逆転なんて容易い事よ」ふんすっ


『天然な姿なんて飾りです。常に冷静でいられるのが私の強さ!全てを切り裂く刃を携えたクールブレインガール!シェーレ選手ーーーーー!』


シェーレ「どこまで出来るかわかりませんけど、頑張っていきます!」


『どんなアタッカーも一斬必殺!どんなボールも一刀両断!我が前に敵は無し!アカメ選手ーーーーー!』


アカメ「…………」


【キーパー】

『俺がナイトレイドのイケメン担当だ!変幻自在の糸は攻守において完璧だ!ラバック選手ーーーーー!』


ラバック(さすがは帝国の最強チーム……こっちに負けない位、女の子のレベルが高い!)グッ





ロクゴウ『続いてチーム『イェーガーズ』!』


【アタッカー】

『今日は娘の誕生日!勝って今夜は祝勝会も兼ねてやろう!ボルス選手ーーーーー!』


ボルス「いや~、ははは。どうもどうも。……よし、今日も頑張ろうね!」


『翼を広げたその姿、まさに天使!今日もイケメンが空を舞う!フィールドの貴公子、ラン選手ーーーーー!』


ラン「滅相も御座いません」ぺこり


『イェーガーズの苦労人!果たして活躍できるのか!?ミスター骨折り損!ウェイブ選手ーーーーー!』


ウェイブ「俺の紹介なんかヒドくねぇか!?」


【ディフェンダー】

『正義は勝つ!だからサッカーにだって勝つんです!正義のサッカーを執行せよ!セリュー選手ーーーーー!』


セリュー「悪に染まったボールは全て抹殺します!」


『運命のイタズラか、それとも神が仕組んだのか!アカメ選手の実妹!クロメ選手ーーーーー!』


クロメ「久しぶりだね。お姉ちゃん」


『かわいい見た目に騙されるな!その正体は生物型帝具『ヘカトンケイル』!コロ選手ーーーーー!』


コロ「…………」シャキーン


【キーパー】

『誰もがこの笑顔に恐怖する!チーム『青髭』からの助っ人!ナイトレイドにリベンジだ!ザンク選手ーーーーー!』


ザンク「フフフ……愉快愉快♪」





ウェイブ「ちょっと待てーーーーーい!?」

ロクゴウ『おおっと、ウェイブ選手が何か異議を申し立てています!?』

ウェイブ「確かに一緒に練習とかしたけど、なんでコロが選手で出場出来るんだよ!?帝具だろ!?」

リヴァ『生物型帝具はある程度自分で動けるなら選手として出場可能です』

ウェイブ「え、いいの?……いや、じゃああのキーパー誰!?今日初めて会ったんだけど!?」

ザンク「ザンクです。よろしく♪」

ウェイブ「よろしくじゃねぇよ!」

ロクゴウ『どうやらメンバーに不満がある様子です。これはエスデス監督に聞いてみなければ分かりません』

エスデス「奴は負けたチームの選手とはいえ、奴個人の実力は申し分ない。使用する帝具も、キーパーを任せられる。
     故に急遽引き抜いておいた。キーパーというポジションなら、チームワークへの影響も少ない」

ロクゴウ『だそうです!』

ウェイブ「こんなタイミングで教えないで下さい……」

エスデス「なんだ、文句があるのか?」

ウェイブ「いえ、何も!」ビシッ!

ロクゴウ『ちなみに両チームともまだベンチに控えているメンバーがいますが、紹介は後ほど』





ロクゴウ『さぁ両チームの監督がフィールドの中心に向かい合って立ち”勝者の報酬”を宣言します!』

リヴァ『言うまでも無くこの帝国は”揉め事の決着はサッカーの勝者が全て”。サッカーで勝利を手に入れた者がどのような
    事を決めても、敗者はそれに従わなくてはならない。それがこの帝国最大の法であり文化』

ロクゴウ『チーム『ナイトレイド』はこれまで、帝国最強のチーム『イェーガーズ』への挑戦権を手に入れるため、『オーガ警備隊』『青髭』
     『三獣士』などなど、帝国が持つチーム全てに挑み、勝ってきました』

リヴァ『そして、帝国が持つ最後にして最強のチーム『イェーガーズ』に勝てば、反帝国組織の意志の象徴『ナイトレイド』が提示する事に
    従わなくてはなりません。つまり、『イェーガーズ』の敗北は帝国の敗北と同じです』

ロクゴウ『こうして公式に試合が成立したという時点で、『イェーガーズ』の監督、エスデス監督は挑戦者『ナイトレイド』の”勝者の報酬”に予め納得
     したという事。それに見合った”勝者の報酬”が『イェーガーズ』には、帝国にはあるという事です!』

リヴァ『エスデス監督はそれを本日この場で発表するとの事です』

ロクゴウ『では、まず挑戦者『ナイトレイド』の監督、ナジェンダ監督からです!』





ナジェンダ「我々が望むのは現大臣を筆頭に、私利私欲のために権力を使い、民を虐げ、帝国を腐らせていくだけの無能以下の権力者や
      それに加担し私腹を肥やすの者達の処罰。そして今の帝国を愁い、真に帝国ため、民の平和な未来のために力になりたいと願う
      者達に是非とも力を振るってもらう事。……そして」

ナジェンダ「あらゆる揉め事をサッカーの勝敗に委ねるなどという下らない法を撤廃する事だ!」


ワアアアアア!!!


ナジェンダ「詳しい事は、この試合が終わり次第書類にして提出しよう」

ロクゴウ『この帝国の歴史を真っ向から否定し、かつ帝国そのものを揺るがすこの”勝者の報酬”!対するエスデス監督は何を望むのか!?』

リヴァ『反帝国組織全員を死刑……いや、奴隷にして拷問の限りを尽くすでもお釣りが来るでしょう。一体何を願うのか、誰もが気になるところですね』

エスデス「…………」


ザッ ザッ ザッ!


ロクゴウ『おおっとどうしたのかエスデス監督!?突然『ナイトレイド』のベンチへ向かっていく!?』

マイン「こっちに来る!?」

ブラート「おいおい、何だってんだ!?」

レオーネ「つーか歩いてこっちに来てるのだけなのになんつー気迫だよ!」


ザッ ザッ ザッ!


エスデス「…………タツミ。一度しか言わないから良く聞け」ゴゴゴゴゴ……

タツミ「は、ハイ!……え、俺?」




















エスデス「私はお前に惚れた!この試合に勝ったら、私と結婚しよう!」














タツミ「………………………………え?」





ナイトレイド『『ハアアアアアアアア!!?』』イェーガーズ


ウワアアアアアアア!!?


ロクゴウ『な、なんという事でしょう!?求婚です!まさかまさかの求婚!!いや、婚約です!!この会場にいる全ての人間の開いた口が塞がらない!』

リヴァ『これはさすがに予想外すぎますね……』

タツミ「え?は?え?」

マイン「ちょっとアンタどういう事よ!?何で敵の監督から婚約取り付けられてんのよ!」

タツミ「俺が聞きてぇよ!」

ラバック「しらばっくれんな!どうせまた落としたんだろこの年上キラー!!」

タツミ「どういう意味だよ!?」

チェルシー「…………」げしげし!

タツミ「痛いから無言で太もも蹴るの止めて!これから試合!!」

ロクゴウ『チーム『ナイトレイド』は動揺を隠し切れません!私達も是非理由をお聞かせ願いたい!』

エスデス「なんだ?私とタツミの馴れ初めか?それはだな……」





最初に出会ったのは、『イェーガーズ』の補欠メンバーを探すために募集をかけた時だ。色んなサッカーをするものがいたが、
私が満足するほどの技量を持った者はなかなかいなかった……。これは失敗だったかと思った時、タツミが現れた。


タツミ『せいっ!』ドシュ!


ラン『見事なシュートですね。それ以外も、ドリブル、パス、ブロックにフェイント、これまで見た中では一番の選手です』

エスデス『確かに。帝具もなしにあれほどの力を発揮する選手はそうはいないな……よし、奴をメンバーに加えるぞ』

ラン『分かりました』

エスデス『…………』


最初はサッカーの腕前に見事と思い、私はその時感じていた別の何かに気がつかなかった……


レオーネ「それって確かタツミに潜入調査させた時だよな?」ヒソヒソ

ラバック「あぁ……まさかその日のうちに連れて行かれるとは思わなかったけどな」ヒソヒソ


『イェーガーズ』のメンバーと練習する姿を見るたびに、私は自分の胸の中で感じる”何か”が大きくなっている事に気づいた。
だが、それが何なのか分からず、ウェイブと二人でフェイクマウンテンで自主練習を命じたその日、タツミは姿を消してしまった……


タツミ(あの時は大変だったなぁ……足を滑らせて斜面を転げ落ちるわ、危険種に襲われるわ……アカメが来てくれなかったら死んでたぜ)

ウェイブ(あの後は大変だったなぁ……タツミに逃げられたせいで拷問されるわ、練習がハードになるわ……あの一週間は地獄よりも地獄だったぜ)ホロリ


次に会ったのは月が綺麗な夜、我ながららしくもなく散歩に出かけ、フェイクマウンテンに来た時だった。タツミは危険種の群れに追われながらも、
ドリブルで駆け抜け、挟まれても見事な足裁きでボールを守りながら抜け出していた。
運命的なものを感じながらも、私は危険種を蹴散らし、再会を喜んだ。だが別の危険種の群れが襲い掛かって蹴散らしている間に、また消えてしまった。


ラバック「俺と二人で練習してた時か?危険種の群れに襲われて二手に分かれてた時だな!テメーこっちが命がけで逃げ回ってる時に何密会してんだ!」

タツミ「俺だって必死に逃げてたよ!まさか出くわすなんて夢にも思わなかったんだよ!」


出会っては別れ……私の心には”何か”を失って、ポッカリと穴が開いたようだった……。

気分転換も兼ねて、『イェーガーズ』の強化合宿のため南の無人島に来ていた時、また私は夕焼けを見ながら食後の散歩に出かけていた時、
一人リフティングしているタツミを見つけた。ユニフォームを見て『ナイトレイド』のメンバーと知って愕然としたが、それ以上に、夕焼けの
光を浴びながら必死に練習し、時折見せる無邪気な笑顔のタツミを見て確信したんだ……『あぁ、私はタツミに一目惚れしていたんだ』と。


レオーネ「それってウチらが強化合宿に来てた時か!?『イェーガーズ』のメンバーもいたのかよ!?」

スサノオ「さほど広くも無いあの島で練習中に出会わなかったのは凄まじい確立だな」

ラバック「着々とイベント積み重ねておっ建てたフラグじゃねーか!テメーどこの主人公だ!?」ガシィ!

タツミ「ユニフォーム引っ張るな!伸びるだろ!」





エスデス「その時は自分の気持ちに気がついて、戸惑いから思わず話しかけるのも忘れてその場を去ってしまったが、その夜に決心したんだ
     『ナイトレイド』とは必ず争う事になる。その時、この想いを伝えようと!」


ワアアアアア!


「帝国の存亡が掛かってるんだぞー!」「反帝国組織組織の人間は皆殺しにしろー!」「真面目にやれー!」「先にお姉さんがツバ付けてたんだぞー!」

ロクゴウ『一部の貴族や権力者たちから、というか『ナイトレイド』側からも凄まじいブーイングが聞こえます!』

リヴァ『まぁ、当然と言えば当然の反応ですね……』


ワーワー!   ブーブー!




エスデス「「「「   だ   ま   れ   !!!」」」」




ピタッ


し~ん……




エスデス「タツミ、受けてくれるな」

タツミ「え?えっと……」

ザッ

ナジェンダ「タツミ、了承しろ。でなければ試合が行われない」

タツミ「え!?拒否権無し!?」

ラバック「こっちとしては有難いわな。負けても『ナイトレイド』はメンバー補充できれば再戦出来るし、失う物なんてタツミの童貞だけだしな」チッ

タツミ「あんまり意味は変わらないけどせめて『貞操が危うい』って言ってくれよ!」

エスデス「どうだ、タツミ?」ぐいっ

タツミ(顔が近い!)

タツミ「っ…………分かった。分かったよ!そっちが勝ったら婿入りでもなんでもしてやらあ!!」


ワアアアアアア!


ロクゴウ『タツミ選手、ヤケ気味にエスデス監督の婚約を承諾したーーーーー!』





エスデス「その時は自分の気持ちに気がついて、戸惑いから思わず話しかけるのも忘れてその場を去ってしまったが、その夜に決心したんだ
     『ナイトレイド』とは必ず争う事になる。その時、この想いを伝えようと!」


ワアアアアア!


「帝国の存亡が掛かってるんだぞー!」「反帝国組織の人間は皆殺しにしろー!」「真面目にやれー!」「先にお姉さんがツバ付けてたんだぞー!」

ロクゴウ『一部の貴族や権力者たちから、というか『ナイトレイド』側からも凄まじいブーイングが聞こえます!』

リヴァ『まぁ、当然と言えば当然の反応ですね……』


ワーワー!   ブーブー!




エスデス「「「「   だ   ま   れ   !!!」」」」




ピタッ


し~ん……




エスデス「タツミ、受けてくれるな」

タツミ「え?えっと……」

ザッ

ナジェンダ「タツミ、了承しろ。でなければ試合が行われない」

タツミ「え!?拒否権無し!?」

ラバック「こっちとしては有難いわな。負けても『ナイトレイド』はメンバー補充できれば再戦出来るし、失う物なんてタツミの童貞だけだしな」チッ

タツミ「あんまり意味は変わらないけどせめて『貞操が危うい』って言ってくれよ!」

エスデス「どうだ、タツミ?」ぐいっ

タツミ(顔が近い!)

タツミ「っ…………分かった。分かったよ!そっちが勝ったら婿入りでもなんでもしてやらあ!!」


ワアアアアアア!


ロクゴウ『タツミ選手、ヤケ気味にエスデス監督の婚約を承諾したーーーーー!』





エスデス「よし。試合が終わったら結婚の場所と日取りと新婚旅行の場所を決めような!」


タッタッタッタ……


ロクゴウ『エスデス監督、ウキウキとした顔でベンチへ戻っていく!』

リヴァ『あんな乙女の顔をしたエスデス監督は初めて見ますね……』

タツミ「ハァ……なんでこんな目に……」

ラバック「自業自得だろーが」ペッ

アカメ「…………」

マイン「アカメ、アンタ随分落ち着いてるわね。タツミがいなくなるかもしれないのよ?」

アカメ「そんな事、ある訳がない」

マイン「え?」

アカメ「私達は今までどんな強敵にも勝ってきた。苦戦もしたが、みんなの力を合わせ、全てはこの試合に出るため、勝ってきた。
    そしてなにより、私達はこの試合に勝つためにここにいる。負ける事など考えないし、必要無い」

アカメ「私達は今日勝つんだ。だから、タツミがいなくなる事もない」

タツミ「アカメ……」ジ~ン





ナジェンダ「アカメの言う通りだ。だが、『イェーガーズ』はこれまで戦ってきた奴らとは別次元だ。全員無事で乗り切れるかどうか、正直に言って
      私にも予想がつかない。それでも、このメンバーなら必ず勝てると確信している。私も監督として全力を尽くす」

ナジェンダ「今日が帝国再誕の日だ!我々『ナイトレイド』はこのメンバーで勝つ!気合を入れろ!」


「「「「「「「「「オーーーーー!!!」」」」」」」」」


ウェイブ「監督!何やってるんですか!?」

エスデス「何の事だ?」

セリュー「結婚ですよ!奴らは断罪すべき悪!なのにどうして!?」

エスデス「正義だ悪だなんて、私のこの想いの前では何の関係も無い」

セリュー「そんな!」

エスデス「それより……」

エスデス「お前たち、分かっているな。奴らはこれまで戦ってきた雑魚共とは訳が違う」

ウェイブ(すげえ切り替えの早さだ……)

エスデス「奴らは私が持つもう1つのチーム『三獣士』も突破してきた。あの時は私が監督として出ていたわけではなかったが、それでも
     私が育て上げたチームであることに違いは無い。……奴らは手強い。油断すれば圧倒されるのはこちらの方だ。しかし、だからといって
     この『イェーガーズ』が負けるとは微塵も思ってはいない」

エスデス「持てる力全てを出せ!躊躇いも慢心も許さん!圧倒し、殲滅しろ!帝国最強『イェーガーズ』の恐怖を奴らに焼き付けろ!」


「「「「「「「了解!!!」」」」」」」


スタイリッシュ「腕の1本や2本折ってもすぐ直してあげるから安心なさい☆」





ロクゴウ『さあ両チーム配置に着きました!リヴァ選手、『イェーガーズ』と『ナイトレイド』の対決についてどう思われますか?』

リヴァ『そうですね。『イェーガーズ』の特徴は相手を飲み込むかのような怒涛の攻めを展開します。勢いに飲まれ下手に防御に徹しようとすれば
    それこそ思う壺。あっという間に点差を広げられるでしょう。対して『ナイトレイド』はナジェンダ監督の指揮の下、攻守どちらにも特化
    出来る柔軟なチームです。『イェーガーズ』に対し、『ナイトレイド』がどのように出るか、非常に気になりますね』

ロクゴウ『なるほど。それでは皆さん!いよいよ、キック・オフです!!』


白状します。鎧武映画のおかげですwww




ピーーーーーー!


ロクゴウ『さぁ試合開始のホイッスルが鳴り響きました!』


タツミ「貰ったぁ!」ザザァ

ウェイブ「ちっ、前より速い!」


ロクゴウ『先にボールを取ったのは『ナイトレイド』タツミ選手!』


タツミ「兄貴!」パシュ

ブラート「任せろ!」パシ


ロクゴウ『タツミ選手すかさずサイドのブラート選手にパス!』

リヴァ『ブラート選手はナイトレイドで最も得点を得ている選手です。となると、次にブラート選手が取る行動は……』


ブラート「先手必勝!」ダッ

ブラート「インクルシオオオオオオ!!」ズアッ!


ロクゴウ『ブラート選手、さっそく『インクルシオ』を纏いラン選手を突破して『イェーガーズ』の陣地へ駆け抜けていく!』


ウェイブ「だったらこっちも!」

ウェイブ「グランシャリオオオオオオ!!」ズアッ!


ロクゴウ『ウェイブ選手もすかさず『グランシャリオ』を装着してサイドのブラート選手へ向かいます!』





ウェイブ『同じ鎧の帝具使いとして、アンタの相手は俺がするぜ!』ズザァ


ロクゴウ『ウェイブ選手、ボールを保持したブラート選手の前へ立ちふさがり攻撃をしかけます!』


ブラート『ほう、お前みたいな良い男が俺に…… ナ ニ を し て ヤ れ る って ?』

ウェイブ(悪寒!?)ぞわっ


ロクゴウ『あーっと!どうしたウェイブ選手!?ブラート選手を前にひるんでしまった!』

リヴァ『ブラート選手は元帝国の選手でもあり、ベテランですからね。歴戦の猛者の気迫に気圧されてしまったのでしょう』


ブラート『悪いな。相手はまた今度してやるよ!』ザザッ!

ウェイブ『あ、しまった!?』


ロクゴウ『ブラート選手この隙を見逃さずウェイブ選手を突破!』


ウェイブ『すまねぇ!』

セリュー「ご心配なく!コロ!」

コロ「!」ピョーン


ぱしっ


セリュー「前方の鎧の悪を殲滅!」ブン!

コロ「ウギャアオ!!」グワッ


ロクゴウ『ディフェンダーのセリュー選手、センターのコロ選手を呼び寄せ投擲!コロ選手は空中でその身を巨大化させます!』





ブラート(ボール持ちでこいつの相手ははちょっとキツイか?)

ブラート『タツミ任せた!』バシッ!

コロ「ウガアッ!」ブオン!

ブラート『おおっと!?』ズザァアア


ズガン!


ロクゴウ『ブラート選手、ボールをタツミ選手に渡してコロ選手の攻撃を潜り抜けて回避!』


タツミ(良し!この距離なら打てる!)

セリュー「させない!正義守雷出印愚(セイギスライディング)!!」ザザザァッ!

タツミ「な!?…クッ!姐さん!」ばしっ


ロクゴウ『タツミ選手、シュートチャンスを阻まれ堪らずレオーネ選手にパス!』

リヴァ『しかしセリュー選手のスライディングに気を取られパスが少し雑になりましたね。勢いが無いため山なりに飛んでいます』


レオーネ「しかぁし!それでも問題無いのがこの私ってね!」ダン!


ロクゴウ『レオーネ選手は既に『ライオネル』で獣化していた!凄まじい跳躍でボールに喰らいつくように追いつくー!』


レオーネ「くらえ!ライオネル……!」


ドシュシュシュシュシュ!!


レオーネ「何!?」

ラン「失礼」ぱしっ


ロクゴウ『あーっとレオーネ選手!シュート直前に背後からラン選手の帝具『マスティマ』の羽による攻撃を受けこれを防御!
     空いたボールはそのままラン選手が攫っていった!』

リヴァ『『マスティマ』によって飛行し、レオーネ選手の背後に着いていましたね。空中は障害物もないためショートカットしやすく、
    羽の攻撃であらゆる選手を狙い打ちに出来ます。いかにフィールドを駆ける獅子と言えども、迂闊に空に跳べば撃墜は必至です』





レオーネ「畜生!やってくれるじゃんかあのイケメン!」


キン……


レオーネ「!」

クロメ「ッ!」シャッ!

レオーネ「おおっと!?」ババッ!


ロクゴウ『レオーネ選手、クロメ選手の妨害でラン選手を追えない!』


コロ「ウガアアア」ズガン! ズガン!

ブラート『『インクルシオ』を纏っても衝撃がハンパじゃねぇな!とんだじゃじゃ犬だぜこりゃあ!』


セリュー「オーガさんのチームに泥を塗った悪!それだけでも許せないのに監督の心を奪うなんて
     尚許せない!!監督が決めた事ゆえ、結婚は祝ってもお前の選手生命はこの試合で絶たせて貰う!!」ズガガガガガ!

タツミ「ふざけんな!こっちだって結婚なんてゴメンだっつーの!!」

クロメ「…………」ズバッ! 

レオーネ「あっぶね!?」

クロメ「チッ……」じりじり……

レオーネ(おいおいどういう事だよアカメ。コイツお前くらい手強いじゃねぇか……)じりじり……


ロクゴウ『『ナイトレイド』のアタッカー全員、ディフェンダーに阻まれ陣地に戻れない!』






ロクゴウ『一方ラン選手は背後をメンバーに任せ、空中リフティングしながら難なく『ナイトレイド』の陣地まで運んでいく!』


ラン「! ボルスさん!」パシュッ


ズドン!


ロクゴウ『しかしラン選手!センターラインぎりぎりで停止してボルス選手にパス!直後に光線が掠めたーーーー!』


マイン「ちぇ、こっちの陣地に入ってくれたら、その綺麗な顔ふっ飛ばしてあげたのに」ガション

ラン「貴方には警戒を怠らないよう、監督から指示されていますからね」フッ

ラン「ボルスさん。お願いします」

ボルス「任せて」しゅごおおおおお……


ロクゴウ『ボールを受け取ったボルス選手、センターに移動しラインぎりぎりに立ち、『ルビガンテ』を構える!』


ポン……


ボルス「ルビガンテシューティング!」ドゴアアアアアアアア!!


ロクゴウ『ボルス選手、ボールを蹴り上げルビガンテの業火を噴射ーーー!ボールは炎の波に飲まれそのまま『ナイトレイド』の陣地を
     突き抜けるーーーー!』

ロクゴウ『しかし、これではボールが灰となってアタッカーであるボルス選手がボールを破壊した事になり、失点してしまうのでは!?』

リヴァ『そこは彼の火力調整の技量にかかっていますね。表面が焦げ付く程度では”破壊”ではありませんからね。おまけに、あの炎の波にボールが
    隠れてマイン選手の『パンプキン』による射撃によるボール破壊ができません』





マイン「それでも大体の位置は予測出来る!」ズドン!


ロクゴウ『マイン選手、炎の波に向けて『パンプキン』を発射!しかし!炎の波に大穴を開けるもボールは破壊されていないーーー!』


アカメ「でも、姿は捉えた」キン……


ロクゴウ『だが炎の中にあるボールの姿が見えたアカメ選手、すかさず接近しつつ『村雨』を抜刀!』


アカメ「……葬る」


ズバンッ!!


ロクゴウ『アカメ選手、ボール破壊成功ーーーーー!』


ピーーー!


ロクゴウ『ボール型帝具『キャプテン』は破壊されてもフィールド中心から蘇ります。ただし出現に1分かかるため試合を1分止め、
     両チーム共もとの陣地に戻ってポジションに着き、破壊したチームはセンターラインから離れ、相手チームはセンターラインから
     試合を再開する事が出来ます』
    
ロクゴウ『しかしなぜこのような帝具が作られたんでしょうかね?』

リヴァ『きっとボールを紛失してもいいようにするためでしょう』






ラバック「サンキューアカメちゃん!俺じゃああのボールは止められなかったよ」

アカメ「マインのお陰だ。炎を掻き分けてくれなければ、ボールを捉えられなかった」

マイン「まぁあれくらいはお安い御用ってね」ふんすっ

タツミ「いって~。相手の腕が義手だから攻撃そらしてもこっちの腕がもたないんだよなぁ……」

レオーネ「おいおい大丈夫かタツミ?」ポロッ

タツミ「いや、全身羽だらけの姐さんの方がヤバイんじゃ」

レオーネ「生身ならともかく獣化してるからへーきへーき」


ウェイブ「すまねぇ皆!俺のせいで結構侵入されちまった!」

セリュー「平気ですよ!どんなに攻めてこようとも、最後には私達の正義のサッカーが悪を跳ね返しますから!」

ウェイブ「セリュー……」じ~ん

クロメ「まぁ、ウェイブが頼りにならないのは分かってたし」

ウェイブ「俺の評価酷いなオイ!」ガーン

ボルス「ごめんね。もう少し『ルビガンテ』の勢いがあったらあのままゴール出来たんだけど……」

ラン「気に病むことはありません。相手もこれまでとは別格なのは確かですし、今までの戦術が全て通じるとは限りませんからね」


ロクゴウ『さあボールが再びフィールドに現れました!『ナイトレイド』、果たして『イェーガーズ』の攻撃にどう出るか!?』


ピーーー!


休憩っす

お待たせ




ウェイブ『シャアッ!先手は取られたが、先制点は『イェーガーズ』が頂くぜ!』

タツミ「そう簡単に入れさせるかよ!」ザザッ!

ウェイブ『悪いが、帝具の無いお前じゃあ『グランシャリオ』は止められねぇ!!』ザザァッ!

タツミ「クッ!」


ロクゴウ『タツミ選手、『グランシャリオ』を装着したウェイブ選手に勇敢に攻撃を仕掛けに行くも、ウェイブ選手これを突破!』


マイン「全く……敵を止めたければねぇ」ガション……


ズドン!


ウェイブ『うおおお!?』

マイン「これ位やりなさ」

ウェイブ『なんてな!』パシッ!

マイン「え?」ポン


ロクゴウ『おーっとどうしたウェイブ選手!?マイン選手の攻撃にひるんだかと思えばマイン選手にパスしたーーー!』


ナジェンダ「マズイ! マイン!誰でもいいからパスを出せ!”狙われている”ぞ!!」

マイン「!? しまっ!?」

ラン「2対1でも」バサッ……

ボルス「悪く思わないでね」しゅごおおおお……


ドシュシュシュシュ!  ドゴアアアアアア!!


ロクゴウ『ボールを保持したマイン選手にラン選手とボルス選手の同時攻撃だーーー!』





リヴァ『ちなみにこの時ボールが破壊されても、『アタッカー』が狙ったのは”ボールを保持した『ディフェンダー』”であるため
    ”ボールを狙い破壊した”事にはならないので失点にはなりません』

マイン「ぐっ!?」バシッ


ドオオオン!!


シェーレ「マイン!!」


ロクゴウ『マイン選手、シェーレ選手にボールを逃がしたが直後に攻撃が炸裂ーーー!マイン選手は無事なのか!?』


マイン「っ……無事に決まってんでしょーが!前半でリタイヤしてたまるか!」


ロクゴウ『なんと無事だったーーー!』

リヴァ『攻撃が当たるよりも先に『パンプキン』で攻撃を消し飛ばしていたようですね。『ピンチはチャンス』を可能にする『パンプキン』
    だからこそ出来る芸当です』


シェーレ「マイン……」ほっ

ウェイブ『よそ見してる場合か!』ザッ!

シェーレ「!?」


ロクゴウ『ウェイブ選手、シェーレ選手からボールを奪い取った!』

リヴァ『先ほどのマイン選手へのパスはマイン選手を潰すために狙ったのでしょう。結果失敗でしたが、ウェイブ選手がボールを
    再び得た事で『イェーガーズ』の攻撃の手は緩む事はなくなりましたね』


明日は早いので寝る

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