事務所
卯月「こんにちは~」
CuP「あら、おはよう。今日の卯月はなんだかふわっとしてるわね」
卯月「寒くなってきたので暖かくしてみました!」
CuP「うんうん女の子が体冷やしちゃいけないからね。それにとても可愛いわ」
ゾンビP「いやぁ寒くなってきてますよね。あったかいものがおいしくなってくる」
卯月「おでんとかいいですね。今度食べようかなぁ」
CuP「鍋も最高ね。鍋を囲んでこたつでゆっくりと……いいわねぇ」
ゾンビP「こたつかぁ。暖房はそろそろ置いたほうがいいかな」
晶葉「ん?暖房が欲しいのか。作ってもいいぞ、ちょうどいい時期だしな」
ゾンビP「おっ、いいのか。ここはひとつ高性能なもの作ってもらおうか」
晶葉「それじゃあ早速その義手を貸してくれ」
ゾンビP「作るってこっちのほうかよ」
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~~~~~~~~~~~~~~~
柚「PaPさんPaPさ~ん」
PaP「ん?」クルッ
柚「べろべろば~」
小梅「ば……ばぁ~」
PaP「……?」
柚「お菓子ちょーだい!」
PaP「あ、ハロウィンか。そっかそっか。ほれ飴玉」
柚「レモン味も~らいっ」ヒョイッ
小梅「わ、私はミルクで……」
PaP「ハロウィンはわかったが、べろべろばーってのは違うだろ二人とも」
柚「ふっふっふ、気づいてないなぁPaPさん」
PaP「気づいてないって何が?」
柚「ここにはPaPさんとアタシと小梅ちゃんのほかにあと一人いるのだ!」
PaP「え、どこだ?輝子か乃々が潜んでるのか?」
小梅「目の前に…います」
PaP「まさか……」
柚「あの子でーす!お化けのあの子にあわせてべろべろばーにしたんだ!」
PaP「きづかねーよ!」
小梅「で…でものあさんはき、気づいた…よ?」
PaP「のあさんと普通の人を比べちゃダメだよ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
ワイワイ ガヤガヤ
ちひろ「仮装してる子がいっぱいで今日のハロウィンパーティ盛り上がってますね」
仁奈「美玲おねーさんは狼女の格好でごぜーますか!かっこいいです!」
美玲「そ、そうか?ふふんウチならこれぐらい当然だ!」
CuP「割といつもしてる格好よねあれ」
清良「本人も納得してるようですしいいんじゃないでしょうか?」
CoP「まだここにいないのは小梅と……ん?ゾンビPさんがいませんが」
ちひろ「自分も仮装してくると言ってましたけど……」
CuP「仮装する必要あるのかしら」
ちひろ「気合入れるとかなんとかいって沙紀ちゃん連れてってましたよ?」
PaP「やぁ~な予感す……」
キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
CoP「礼さんの声!?どうしたんですか礼さーーーーん!!!」ダダッ
CuP「私たちもすぐに追いかけ……あだっ!」ドンッ
PaP「おいCoP、いきなり戻ってくるな!」
CoP「あれはあかんあれはあかんあれはあかんあれはあかんあれはあかんあれはあかん」
ちひろ「錯乱してる!?落ち着いてください。ほらエナドリのんで。大丈夫、あなたの奢りですから!」
PaP「それ奢りっていわない」
CoP「そんなことどうでもいいわよ!さっさと見に行くわよ」ダッ
真奈美「私もいこう。他の子たちはここで待っているんだよ」
PaP「あ、礼さんあんなとこで倒れて……気絶してんのか?」
CuP「隣にゾンビP……かしら。ちょっとゾンビP何があったの!?」
ゾンビP「あ、CuPさん。実は礼さんがおれを見たら倒れてしまって」クルッ
PaP「おわっ!」ビクッ
真奈美「……っ、ゾンビP。それは……」
ゾンビP「なかなか凝ってるでしょ?沙紀ちゃんが力作だといってましたよ」義眼なし状態
沙紀(別室)「アタシはモンスターを生み出してしまったッスよ」ブルブル
ゾンビP「小梅にはとても好評でしたよ!」グッ
CuP「やり直せええええええええええ!子供にトラウマ作る気かああああああああ!」
PaP「こりゃ夢に出るわ……」
真奈美「同感だ」
~~~~~~~~~~~
ゾンビP(ノーメイク)「えらい怒られてしまった……」
清良「流石に子供たちが泣き出すのはだめです。そのままが一番いいですよ」
ゾンビP「そりゃどういう意味でしょうかね」
清良「どういう意味でしょう」クスクス
輝子「じ、実際のところ…一緒にいたのが小梅で、た、助かったと思うぞ」
ゾンビP「お、輝子か。吸血鬼の衣装なかなか似合ってるな」
輝子「前に着てた衣装だから…ピッタリだ。でも、実は来てみたい衣装…ある…」
ゾンビP「お、どんなのだ?言ってみてくれ。もしかしたら仕事で着られるかもな」
輝子「ほ…本当か…。じゃ、じゃあ…マタンゴの衣装が着てみたいな…フヒッ」
ゾンビP「マタンゴ!?ま、マタンゴか……前向きに検討するよ……」
輝子「頼んだ…フヒヒ…。じゃ、じゃあ私は…乃々たちのとこに…行ってくるよ…」
清良「あの年の子でもマタンゴなんて知ってるんですね」
ゾンビP「あの子だから知ってるだけだろうなぁ。ところで、清良さんはナース服着てますがどういう仮装なんですか?
清良「いい案があるとかで少し青白くするメイクだけで終わって私はさっぱり教えられてなくて……」
日菜子「私の発案ですよぉ。ゾンビPさんに合わせた仮装です…むふふ」
ゾンビP「俺に合わせた仮装?」
日菜子「医療ミスで死んでしまった患者と、患者さんが死んだショックで狂ってしまい死体を看病し続ける看護婦という
設定ですよ…永遠に尽くし続ける女性と永遠に尽くされ続ける男性…むふふぅ♪」
ゾンビP「どんだけ重いんだよ設定がぁ!そもそもハロウィンに似つかわしくなさすぎだろうが!」
~~~~~~~~~~~~
周子「フレちゃんって献血したことある?」
フレデリカ「ないよー。どうかしたの?」
周子「この前さーレッスンの帰り道で献血バスを見かけて、久しぶりにしよっかなって思ったのよ」
フレデリカ「シューコちゃんそういうのに結構熱心なんだー。やっさしー♪」
周子「いやー献血するとお菓子とかもらえるからねー。お腹すいちゃっててさ」
フレデリカ「レッスンの後はお腹減っちゃうよね。わかるわかるぅ~☆」
周子「そしたらゾンビPさんも献血するっていってさー」
ちひろ(そのあとが予想ついちゃいますね)
フレデリカ「逆に血を欲しがってそうな見た目だよね」
周子「係りの人も、混乱して輸血ですか?って聞いてたしね~」
周子「いざ輸血しようと注射したら血が出てこないんでその人びっくりしてさ~」
フレデリカ「えー!?やっぱりゾンビPさんって本物だったの?」
周子「そしたらゾンビPさんが、そっちは義手なんですがって言って気まずい雰囲気で献血してたよ」
フレデリカ「あの腕本物そっくりだよね。アタシも作ってもらおうかなぁ~」
周子「作ってどうするの?つける?」
フレデリカ「ん~、飾る?」
周子「アイドル時代の思い出ってことにする?」
フレデリカ「これ、アイドルしてた時の腕なんだ~って自慢しちゃおう♪」
ちひろ(いやいやいやいや)
周子「献血終わってアタシはお菓子もらったんだけど、ゾンビPさんは輸血パック渡されてたよ。返してたけど」
フレデリカ「自給自足?」
周子「それで帰るとき、次に献血受けようとしてた人がゾンビPさん見て、献血しすぎだろって呟いてた」
ちひろ「んぶっほおっ!」ブハッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~
CuP「はい皆集まったわね。それじゃあ特別レッスン始めるわよ~」
千鶴「向井さんに財前さん……ほたるちゃんや李衣菜さんがいますけどいまいち繋がりがわからないですね」
CuP「人選についてはそれぞれ呼んだ人の一存だからほたる以外の子が来た理由は知らないわ」
時子「私がきたのだからつまらないことだったら覚悟しなさいよ?」
CuP「それはあなたを呼んだPaPにお願いね。じゃ、早速お手本カモン!」
卯月「はーい!」
CuP「早速いっちゃって!」
卯月「はいっ。エヘッ!」ピース
CoP「生エヘ顔ダブルピースきたぁぁ!」グッ
清良「とても可愛らしいですね。こっちまで笑顔になれそうな」
ゾンビP「流石といえますね」
CuP「いいわぁ!その笑顔、まるで心が浄化されてるみたいよおおおおおおお!」ナデナデナデ
卯月「ありがとうございます!」
ほたる「あ、あの……可愛いというのはわかりましたが、お手本というのは……?」
CuP「今から皆でこの笑顔の特訓をするのよ!」
時子・拓海「はぁ!?」
千鶴「え、そ、そんなの聞いてないですよ!私なんかじゃ似合わないし…でもできたら可愛いだろうなぁ…ハッ」
拓海「おい、こんな無理難題押し付けてどういうつもりだこらぁ!」
時子「躾けられたいようねぇ」ギリッ
CuP「だーかーらー人選に関してはPaPにでも聞きなさいよ。あんたたちが来るとは思ってなかったし」
ギロッ
PaP「うわ、こっち見た。こっち来た」
ゾンビP「そりゃ見ますよ、そりゃ来ますよ」
ギャーギャーギャイギャイ
李衣菜「えー、これってかっこよくなくないですか?ロックじゃないっていうか~あたしにはちょっと」
CoP「あの笑顔はロックとは違うかもしれない。だが、あっちを見てほしい」
李衣菜「あっちって、時子さんたちがどうかしたの?」
CoP「片や特攻隊帳、片や女王様。あの二人ですら尻込みするようなレッスンだ」
千鶴「あれって尻込みとは違うんじゃ……」
CoP「しっ、大事な話だから。それを李衣菜が涼しい顔であっさりとやってのけるんだ」
李衣菜「え、笑顔のはずなのに涼しい顔ってどゆことですか」
CoP「要はあっさり特訓をこなすんだよ!あの二人にもできないことをいとも簡単にこなす。かっこいいだろうなぁ」
李衣菜「ふむ……!」
CoP「ロックだろうなぁ!」
李衣菜「ま、まぁそう言われちゃうとロックな私がやらないわけにはいきませんよね。うんうん」
ゾンビP「のせられてるなぁ李衣菜ちゃん。っと、こちらも始めましょうかね清良さん」
清良「やっぱり私もやるんですね。流石に卯月ちゃんみたいなあの笑顔は難しいというか……」
ゾンビP「やってみましょうよ何事も挑戦ですよ。看護師からアイドルに転向したこと考えればなんてことないですよ」
1時間後
ほたる「え、えへへ……」ニコ
CuP「素晴らしいわ!少しだけ照れを感じさせるその笑顔、あなたにぴったりよ……!」
清良「エヘ……ど、どうですか」プルプル
ゾンビP「うん、顔真っ赤ですね。流石にこれ以上はやめときますか」
清良「す、すいません。うまくできなくて……」
ゾンビP「いやいや、なかなか可愛かったですよ」
清良「からかわないで下さいよもう」
千鶴「え、え……やっぱり無理よ……。私には似合わない。私じゃダメにきまってる」
卯月「そんなことないよ千鶴ちゃん。一緒にやろ?ほら、えへっ」ニコッ
千鶴「そこまで言われたら、せっかくお手本できてもらってるし・・・・・・覚悟決めよう。……えへっ」ニコッ
CoP「……」パシャ
千鶴「え、な、何で撮ってるんですか!?」
CoP「てへっ」
千鶴「てへっ、じゃないですよ!消して!今すぐ消してください!」
CoP「衣装着てさっきの笑顔してくれるなら消します」
千鶴「絶対そのときに写真撮る気ですよね!?」
更に1時間後
PaP「がんばれがんばれできるできるどうしてそこで諦めるんだ後もうちょっ・・・・・・」
拓海「うるせえええええええええええええええええええええ」
時子「・・・・・・」プルプルビキビキ
ゾンビP「財前さんがやばい。色んなものが切れる寸前の顔してる」
PaP「お前らにならできると俺は信じてるんだ!ファンの皆だって拓海のかわいい笑顔を期待してるはずだ!」
拓海「う、うぐぐ・・・・・・ああもうやってやるよ!特攻隊長の意地みせてやらあああああああああ」
拓海「たくみんすま~~いる☆」キャピーン
拓海「ど、どうだぁ!これでいいだろ!!」
PaP「すごいよ拓海。今のお前最高に可愛かったぞ」パチパチパチ
拓海「じゃあこれで特訓終了だな」
PaP「いや今の笑顔は求めてたのとは少し違った」
拓海「んがああああああああああああああああああ」グオッ
PaP「ぐぼあっ!」バキィ
~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
若葉「むぅ~」
珠美「ぬぬぬ・・・・・・」
ゾンビP「二人ともファンレター見て難しい顔してるけど、変なものが混じってたの?検閲はしてるはずだが・・・・・・」
若葉「変というわけではないのですけど~。これを読んでみてくれますか」
ゾンビP「なになに?可愛らしくテレビで活躍する若葉ちゃんを見ると孫ができたように微笑ましい気持ちになって
「癒されます。愛くるしく頑張っている若葉ちゃんをこれからも応援していきます、か」
若葉「どう思われますか?」
ゾンビP「どうって、普通の好意的なファンレターじゃないか。難しい顔するところあった?」
若葉「嬉しいことは嬉しいんですけど、大人として見られてる感じがしないって感じちゃいます」シュン
ゾンビP「あー、そっちのことか。珠美ちゃんも同じ理由?」
珠美「はい・・・・・・ゾンビP殿、珠美たちはどうしたら大人に見られるんでしょう?」
ゾンビP「大人にねぇ。珠美ちゃんは大人といえる年齢でもないでしょうよ」
珠美「うぐっ、し、しかし大人とまで行かずとも年齢相応に見られるようになりたいです!」
若葉「私なんてもう成人してるんですよ~」プンプン
ゾンビP「大人の振る舞いとか色々あるが、付け焼刃なものを見せられたら子供の背伸びに見られるし」
珠美「それでもやらなきゃだめなんです!!」
若葉「ひぅっ」ビク
珠美「この前もらったファンレターにこう書いてありました。とても可愛い!うちの妹になってほしい、と!」
珠美「この手紙の送り主は14歳でした!!!妹じゃないでしょう、お姉ちゃんでしょう!!!」
珠美「このファンレターを見た時の気持ち、想像できますかぁぁぁぁぁぁ!?」
ゾンビP「珠美ちゃん落ち着いて。若葉ちゃんが泣きそうになってる」
珠美「はぁ・・・はぁ・・・も、申し訳ありません。抑えきれずについ怒鳴ってしまいました」
若葉「い、いえ大丈夫ですよ。私もそんなファンレターくることありますから」
ゾンビP「思いは伝わったよ、うん。一緒に考えよう」
珠美「ありがとうございます。まずは子供っぽく見られないようにするにはどうしたらいいか・・・・・・」
若葉「それについて楓さんとかが参考になるかなーって思うんです」
ゾンビP「具体的にどういうところが参考になると思った?」
若葉「楓さんやのあさんってお茶目な発言とか多いですけど普通に大人扱いもされるじゃないですか」
珠美「確かにそうですね」
若葉「私たちと楓さんたちで言動以外のどこが違うのかを比べれば分かるんじゃないでしょうか」
ゾンビP「違うところって顔とか?でも流石に顔とか変えるのは無理だよなぁ」
珠美「声とか、も変わりようがありませんし・・・・・・身長かなぁ」
若葉「身長はすぐに伸びるわけでもないですし・・・・・・」
珠美「肩車をして背を高く見せてみてはどうでしょう!」
若葉「わぁ、いいですね。早速やってみましょう~」
ゾンビP(その発想がもう子供っぽい)
珠美「よっ、とと。どうですか若葉殿!」
若葉「背が高い人の気持ちが分かります~。ゾンビPさんどうですか?大人なお姉さんに見えます?」
ゾンビP「う~ん、将来に期待ってとこかな」
若葉「んむぅ~~~」プクー
~~~~~~~~~~~~~~~~
とある居酒屋の個室
礼子「事務所のこの話を聞いてたのだけど今と昔で言葉の意味って変わってくるものなのね」
ゾンビP「ん?どういうことですか」
礼子「最近少女マンガで流行っているシチュエーションに壁ドンってのがあるみたい」
ゾンビP「・・・・・・変なものが流行ってるんですね。今の少女マンガって」
志乃「ふふ。多分ゾンビPさんが想像してるのと違うわよ」
礼子「ゾンビPくんはまだ知らないのね。私が言った壁ドンは相手に迫る時に使うの。こういう風に」スッ
ゾンビP「・・・・・・顔が近いです」
礼子「そういうものだもの。本当は男の子が女の子にやるものみたいだけどね」
ゾンビP「元々あった言葉も今の子たちには違う意味で使われてるのか・・・・・・。最近の言葉も良く分からないの多いしなぁ」
志乃「そうねぇ。蘭子ちゃんは何を言ってるか私もさっぱりですもの」
ゾンビP「あの子はその中でも例外でしょうよ」
礼子「あの子と話せる子にコツとか聞いてみたけどなんとなく、としか言ってくれないのよねぇ」
ゾンビP「感覚的に会話してるんでしょう。今の自分たちではあまりそういうのないですから」
志乃「私たちも学生とかのころはそういう会話をしてたのかしらね」
ゾンビP「学生気分もとっくに抜け切っちゃってる年ですし、会話についてけなくなったりすることもあるかもなぁ」
礼子「それならそれで大人な会話をしましょう。うふふ」
早苗「・・・・・・あそこの会話にまざりた・・・混ざれる気がしないわ」
瑞樹「わかるわ。私たちにはちょっと早い会話よね。うん」
志乃「あら、そんなことないわよ?遠慮しないでこっちにいらっしゃい」フリフリ
ゾンビP「そうですよ~28も30も大して変わりませんよ~」ニコニコ
早苗「いやー!私はまだそちら側じゃないの!まざりたくない!」ブンブン
瑞樹「わからないわ!私にはまったくわからないわ!」
~~~~~~~~~~~~~~~
礼子「最近、周りの友達が結婚結婚ってうるさくなっちゃって」
志乃「私のとこもそういう話でいっぱいよ。親だってうるさいんだもの」
ゾンビP「まぁ結婚してもおかしくはないっていう年ですよね。一般人の感覚でなら」
礼子「でも私たちは芸能人よ。一般人とは違うの」
ゾンビP「それもそうですけど、お二人はそういう相手がいたらと考えたりはしないんですか?」
礼子「ふふ。そういう人なら割といるわよ。結婚を前提に~って人はね。好みかどうかは別として」
志乃「私も似たようなところかしらね。ゾンビPさんはどうなのかしら?」
ゾンビP「ははは。そんな相手いませんよ。こんな顔じゃ、そうじゃない人だって寄り付きません」
志乃「そんな卑屈にならなくてもいいじゃない。私はゾンビPさんみたいに鍛えてる体の人は好きよ」
礼子「そうねぇ。本当にたくましい体してるわね。一度はそういう体に抱かれてみたいものね・・・・・・」
ゾンビP「礼子さんだとワンナイトラブからそのまま結婚って流れになりそうで怖いですね」
礼子「アイドルになる前なら一夜限りの関係も何度かあったけど今じゃさっぱりね」
志乃「私も同じ・・・・・あ、アイドルになった後には一度だけね」
ゾンビP「え、それって一般の方と?その人に変に言いふらされたりしたら困りますよ」
志乃「大丈夫よぉ。CoPさんは覚えてないだろうから話しようがないわ」
礼子「え?志乃、あなたCoPと寝たの!?そんなことちっとも聞いてないわよ!」
志乃「話すのはこれが初めてだもの。CoPさんが酔いつぶれて家まで送った後に寝てるCoPさんを見てつい、ね?」
ゾンビP「ね?じゃなくて!CoPさんは覚えてなかろうがそれでできたりしたらまずいでしょう!」
志乃「ええ、その後は何にもなくて本当に良かったわ~」クイ
ゾンビP「はぁ・・・・・・気をつけてくださいよ。話すのはこれが初めてと言いましたけど、話してよかったんですか?」
志乃「礼子のことは信用してるわよ。それにゾンビPさんは話したくても話せないもの」
ゾンビP「どういう意味で?」
志乃「よく言うじゃない。死人に口なしって」
礼子「・・・・・・志乃、あんた結構酔ってるわね」
志乃「うふふ」
~~~~~~~~~~~~~~~~
志乃「色々と私たちに聞いてきたけど、ゾンビPさんは経験はどれぐらいあるのかしら」
ゾンビP「全くないんですよねこれが。まぁ皆怖この顔を怖がって近寄らないから当然っちゃ当然ですが」
礼子「あら?何回もアイドルを家に連れ込んでるのに」
ゾンビP「あれはトレーニングしにきてるだけですよ・・・・・・」
礼子「じゃあ私もトレーニングしに行こうかしら。そしたらたっぷりコーチしてね?」
ゾンビP「礼子さんの言うトレーニングは俺の思ってるトレーニングと違う気がするなぁ」
志乃「女性を連れ込んでるわけだけど気になったりはしないの?」
ゾンビP「そりゃあ気にはしますよ。皆、魅力的でスタイルもいいですし」
礼子「アイドルとプロデューサーがどうとかいっても見るとこはちゃんと見てるのね」
ゾンビP「動くたびにあの大きなものが揺れるんですよ?見るでしょう。縄跳びの時なんかもう・・・・・・」
志乃「早苗ちゃんもそうだけど亜季ちゃんも大きいものね。想像するとちょっと面白いかも」
礼子「それなら私も行ったほうが喜ぶかしら。大きさなら負けてないし、色々とサービスしちゃうかも」
ゾンビP「あー、そういえば最近マストレさんがくるんだよなぁ。礼子さんもトレーニングみてもらえるかも」
礼子「あ、やっぱり遠慮しておくわね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
みく「んにゃああああああああああああああ」バンバンバンバン
PaP「やっかましいぞ前川ァ!マグロ漁船の仕事とってきちまうぞ!」
ゾンビP「この前も取ってきたんだからもうやめましょうよ。それで、何でそんなに喚いてるの」
みく「これにゃ!!」ズイッ
PaP「ファンレター?ちゃんと検閲してるから変な贈り物とかは排除してるはずだぞ」
みく「ならなんでこんな内容が来るの!」
ゾンビP「えーっと、リアクション芸で他の芸人さんの仕事とっちゃうなんて失望しましたみくにゃんのファンやめます」
ゾンビP「なんだこれ」
PaP「そんなんいつものことだし、別にいいだろ?」
みく「ファンレターの大半に同じこと書かれてるんだけど!しかもこの魚の贈り物とその手紙!!!」
みくにゃんへ
テレビでにゃあにゃあはしゃぐみくにゃん可愛いです
そんなみくにゃんに僕が釣ったカツオをプレゼントします!
きっとこのカツオを見てみくにゃんは嫌な顔をしてることでしょう
ファンの気持ちを踏みにじるなんて失望しましたみくにゃんのファンやめます
PSのあにゃんのサインください
みく「じゃあのあちゃんに送れや!!!!!」
ゾンビP「これが本当だとしたらみくにゃんのファンがごっそり減ってることになるがいなくならないのかこれ」
PaP「元々凄まじいほどの数のみくにゃんファンがいるか、もしくは」
ゾンビP「もしくは?」
PaP「やめてもまたファンに戻ってしまう中毒性があるかだな」
みく「ふっふ~ん。なんだかんだ言ってもみくの魅力には抗えないのニャ!」
ゾンビP「中毒性があるなんて驚愕しました。みくにゃん禁止します」
PaP「みくにゃん中毒治療施設を作らねば・・・・・・!」
みく「作らなくていいでしょ!」
~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
ゾンビP「ただいま戻りました」ガチャ
留美「あら、お疲れさまです。ゾンビPさん」
ゾンビP「あ、留美さん、こんにちは。1週間ぶりですかね」
留美「それぐらいかしら。アレルギーのせいでボイスレッスンもまともに出来ずにいたわ」
ゾンビP「猫アレルギー・・・・・・でしたっけ。猫好きだけど」
留美「全く、何で猫好きで猫アレルギーに生まれたんでしょ」
ゾンビP「前世がとんでもないことをやらかしたからとか?」
留美「だとしたらゾンビPさんの前世は死体にろくでもないことをしてたか、もしくは死体愛好家なのかしら」
ゾンビP「確かめようもないですし、いくら知っても顔が変わるわけじゃないことですがね」
留美「その通りね。前世を知っても猫アレルギーが治るわけじゃないものね」
ゾンビP「でも近年になって猫アレルギーの仕組みが解明されて治療薬の研究が進んでるみたいですよ」
「いつか、猫アレルギーが無くなるかもしれないですね。そしたら触りたい放題ですよ」
留美「それがいつのことかは分からないのよね。いつか、いつかと待ち続けるのはもどかしいわ」
ゾンビP「じゃあ猫アレルギーにならない猫でも見つけますか?いるとしたらきっと新種ですし見つけたら注目されますよ」
留美「なるほど。そういう手があったわね。早速探険番組に営業しに行かなきゃ」スクッ
ゾンビP「いやちょっと」
留美「他にも誰かを入れようかしら。みくちゃんも話せば出てくれるかもしれないわね」
ゾンビP「冗談ですよ!ほら、みくちゃんで我慢してくださいよ。ね?」
留美「あれはキャラよ!猫じゃない!」
ゾンビP「ですよね」
~~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
千佳「ただいまー!」ガチャ
ちひろ「おかえり千佳ちゃん。レッスンはどうだった?」
千佳「ばっちりしっかりやってきたよ!ちひろさん、ゾンビPさんはいる?」
ゾンビP「俺ならいるけどどうかしたのかな」
千佳「あ、ゾンビPさん!ゾンビPさんが魔法使いって本当!?」
ちひろ「え?」
ゾンビP「ごめん。なんだって?」
千佳「比奈さんと百合子さんのお話を聞いてたらゾンビPさんは魔法使いだーって言ってたんだよ」
ゾンビP「もう少し詳しくその二人の話を教えてくれないかな・・・・・・」
千佳「えっとね、比奈さんが『ゾンビPさんって実は今までヤったことが一度もないみたいでスよ』って言ったの」
千佳「そしたら百合子さんが『えー!ゾンビPさんって30だじぇ!?それじゃあ魔法使いってことじゃーん!』って!」
ちひろ(魔法使いってそっちですか)
千佳「でも何をやってなかったら魔法使いになるの?教えて!」
ゾンビP「えーと、魔法使いってそういう意味じゃないと思うなぁ」
千佳「えー?それじゃあどういう意味なの?」
ゾンビP「い゛っ、それは~・・・・・・んーとだな・・・・・・」
ちひろ「まさか本当のことそのまま教えませんよね?」ボソボソ
ゾンビP「当たり前でしょう!そんなこと言えるわけないでしょうが!」ボソボソ
ゾンビP(下手に嘘ついても見抜かれそうだな。事実に少しだけ当てはまった嘘をつくべきか)
千佳「どうして話してくれないのー?」
ゾンビP「二人が言ってた魔法使いってのは、その、女性と付き合ったことのない人って意味なんだ」
千佳「ふ~ん。あれ?でもお姉ちゃんたちが一度もヤったこと~とかいってたけど付き合うのをやったことなんて言わないよ?」
ゾンビP「それは・・・・・・デートをやったことがないっていいたかったんじゃないかな」
千佳「でもお付き合いしてなくてもデートなんていくらでもしちゃうもんだって沙理奈お姉ちゃんがいってたよ?」
ゾンビP「あの二人にとってはデートは付き合ってる人としかしないって考えてるんじゃないかな」
千佳「それじゃあ魔法使いは30歳になっても誰とも付き合ったこともデートしたこともない人のことなんだね!」
ゾンビP「そ、そういうことになるね」グサッ
千佳「だからゾンビPさんは誰とも付き合ったこともデートしたこともないから魔法使いって言われてたんだね」
ゾンビP「・・・・・・そうだね」
千佳「ゾンビPさんは魔法は使えないのかぁ。残念だなぁ」
ゾンビP(なんだってこんな空しい気分になるんだ)ピッポッパッ
ゾンビP「荒木、話しがあるから会議室にきなさい」
千佳「そういえば絵本が廊下に落ちてたよ。裸の男の人が描いてあるけど誰のだろう?」
ちひろ「千佳ちゃんそれ持ち主に返しておくからこっちに渡して、ね?」
ゾンビP「大西ぃ!隣にいるだろう。お前も会議室こい!」
~~~~~~~~~~~~~~~
PaP「アイドルの特徴からどの部門とか考えてるけどよ。うちらを部門に分けるとしたらどうなるかね」
CoP「そんなの自分が担当してる部門と同じじゃないの?」
PaP「それじゃあCuPがCuになっちまうぞ」
CuP「おい、それどういう意味だ」
PaP「まぁ仮にそうだとしてもだ。ゾンビPさんやちひろさんはどこに当てはまるかってことになるだろ?」
CoP「ゾンビPさんは・・・・・・Paかなぁ筋肉めっちゃ鍛えてるし」
ゾンビP「Paの基準ってそこなのか?」
Pa「おいおい、Pa舐めんなよ。Paってのはユーモアとかもいるんだぜフレデリカちゃんみたいなさ」
CuP「それうちの子だから」
ちひろ「(他のPと比べて)落ち着いてるところありますしCoというのもあるんじゃないでしょうか」
PaP「えー?Coっていうか・・・・・・グール?」
ゾンビP「誰が人外だよ。新しい部門になっちゃってるし、俺以外に入るやつがいないだろ」
CoP「え?ちょっと範囲広げれば小梅には見えるあの子が入るでしょ?」
ゾンビP「いや、まぁ・・・・・・でも見えないしなぁ」
PaP「新部門考えちゃうならちひろさんはAだな」
ちひろ「A?アシスタントですかね」
PaP「悪魔のA」
ちひろ「誰が人外ですか」
CuP「そうよ!悪魔ならAじゃなくてDでしょおばか!」
ゾンビP「突っ込むとこそこかぁ」
~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
イヴ「ただいまです~」
ゾンビP「ただいま戻りました。袋はココに置いといていいですかね」ガサッ
ちひろ「あ、アイドルたちのプレゼントですね。相当な数ありますね」
ゾンビP「人数が人数ですからね。俺ならこれぐらい問題ないですよ」
イヴ「本当に助かりました~。きっと皆喜んでくれますよね」
ゾンビP「そうだね。年少組みは大喜びだろうね」
ちひろ「イヴちゃんも手伝ってくれてありがとうございます!」
イヴ「サンタのお仕事ですもん。ねー、ブリッツェン」
ブリッツェン「ぶも」コクコク
ゾンビP「アイドル活動に目が行きがちだけど本職はサンタだったね」
イヴ「そうですよ~?あ、お仕事手伝ってくれたいい人にサンタさんが何かプレゼントしましょ~」
ゾンビP「ははは、クリスマスプレゼントもらうような年ではないんだけどね」
イヴ「遠慮しないでくださいよ~。何か欲しいのはあります~?」
ゾンビP「右腕」
イヴ「えっ?」キョトン
ゾンビP「右腕が欲しい。動くやつ」
イヴ「あ、あの・・・・・・それ以外でありますか?」
ゾンビP「それ以外となると・・・・・・左目だよねぇ。二番目に欲しいものだな」
イヴ「か、体の一部以外でお願いしますぅ~」オロオロ
晶葉「そういうことは私に任せるがいい!!」バッ
ゾンビP「お断りします( ゚ω゚)」
晶葉「ちっ」
~~~~~~~~~~~
ガヤガヤ ザワザワ
ちひろ「それでは!クリスマスパーティー始まりますよー!」パァン
\ヤッター!/ \マッテマシタ!ジャンジャンノムワヨー!/ \メリークリスマース!!/
ゾンビP「特に問題もなく、始められましたね」
ちひろ「料理とかも揃えられましたし、飾りつけやコスプレの衣装なんかもバッチリ準備できましたね」
PaP「あそこにおいてあるケーキは愛梨が作ったもんだぞ。パンは大原がすごい勢いで用意してきたな。そしてすごい勢いで食べ取る」
CuP「ツリーや部屋の飾りつけはうちの娘たちがセンス全開で飾り付けてくれたわ」
CoP「フライドチキンなんかは加蓮たちが率先して買いに行ってましたね。食べ過ぎに気をつけるように見ときますがね」
ゾンビP「・・・・・・・うちらがした準備ってなんでしたっけ?」
ちひろ「プレゼントがあるじゃないですか」
ゾンビP「それ以外は」
ちひろ「・・・・・・・」
ゾンビP「自分たち楽をしすぎじゃないかな」
ちひろ「気の利くいい子達のお陰で楽なんです。決してだらけたり怠けてるわけではないです」
ゾンビP「ここのアイドルたちは多芸ですからね」
~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP「こんだけのご馳走よく用意できたもんだよなぁ」
志乃「ゾンビPさんメリークリスマ~ス」フラリ
ゾンビP「おっと、志乃さん。・・・・・・少し顔赤いですね。具合悪いんですか?あなたがこんな早く酔うわけないですし」
志乃「うふふ、始まる前から呑んでたのよぉ?ちょっと多めにワイン持ってきたから減らさなきゃ~って」
ゾンビP「始める前から呑んでんですか。というかあそこに20本ぐらいあけてないワインがあるんですが?」
志乃「そうよぉ?がんばってたくさん減らしたのよ。褒めてくれるかしら~」
ゾンビP「あれで減らした方だと・・・・・・」
ゾンビP「というかワインだけじゃなくてビールも多いな!あんな持って来たの誰だよ!!」
志乃「早苗ちゃんとぉ友紀ちゃんと・・・・・・後誰だったかしら?でもどっちみち呑むんだからいいじゃない」
ゾンビP「小さい子もいるんだから威厳損なわない程度に保ってくださいよ」
志乃「私の威厳はこういうところにあるんですもん。だいじょ~ぶよぉ」
友紀「ビールがけやるぞー!わははははー!」
PaP「やめろばかその手を下ろせ」
晴「大人ってカッコ悪いな」
CoP「あれを大人してみないでくれ」
~~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP「どうも、トレーナーさんたち。楽しんでくれてますか」
ルキトレ「あ、ゾンビPさん!はい、お誘いくださってありがとうございます。大勢のクリスマスって楽しいですね」
ベテトレ「しかし、私たちが来てしまうと皆が思いっきり楽しむことができないのではないか?」
ゾンビP「いやぁ、そんなことないですよ。それにいつもお世話になってるあなたたちにはこれぐらいしませんとね」
ベテトレ「君たちの好意ということなら甘んじて受けなければならないね。たっぷり楽しませてもらうよ」
ゾンビP「ところで・・・・・・マストレさんの姿が見えませんね」
トレーナー「姉さんならあそこにいますよ?」
マストレ「北条がフライドチキンを・・・・・・星、白坂、森久保はクッキーを・・・・・・」カキカキ
ゾンビP「パーティーに似つかわしくない目つきで何かを書いてるけどあれはなに?」
トレーナー「えーと、アイドルたちのカロリー計算をしているようでその分だけレッスンを増やすとか何とか・・・・・・」
PaP「うわーうっかりのみものこぼしてしまったー」バシャア
マストレ「あっ!ノートが!」バサッ
CoP「うっかりころんでじめんにおちたのーとがしたじきにー」ビリビリビリ
マストレ「のわー!なんてことするんだ!さっきまでの記録が台無しじゃないか!」
PaP・CoP「」ダッ
マストレ「あっ、待て!」ダダッ
~~~~~~~~~~~~~~~
輝子「ゾンビP・・・キノコ料理を作ってみたがど・・・どうだ?」
ゾンビP「お、なかなか美味しそうだな。頂くよ」パクッ
輝子「きょ、今日のパーティーは楽しいな・・・ふひ。ぼっちの私も皆と一緒に楽しめる・・・」
ゾンビP「うん、そうだな。もっと堪能しとくといいよ。今年のうちにこんなに集まれるのは今日だけかもね」
輝子「そ・・・そうなのか?」
ゾンビP「忘年会とかあるだろうけどもここまで大規模なのはしないだろうし、年越しは家族と一緒だろうからね」
瑞樹「いやいや分からないわよ?仲のいい子たちと年越しってこともあるじゃない。ええ、そうよ。うん」ズイッ
輝子「え?そ・・・そうなのかな・・・?み・・・瑞樹さんは家族と一緒に年を越したくないの・・・?」
瑞樹「それは・・・・・・家族と過ごしたいとは思うけど・・・・・・けどね」
輝子「け、けど?」
瑞樹「両親からのプレッシャーに耐えられないのよ・・・・・・」ドヨン
輝子「プレッシャー?み、瑞樹さんの家はな・・・なにかあったのかな?ゾンビPはわかるか・・・?」
ゾンビP「あー、川島さんぐらいの年になればわかるかもねー。分からない方がいいだろうけど」
輝子「お、大人の世界ってやつか・・・わ、私はまだまだ子供だから・・・分からない」
瑞樹「大人でいるの疲れたわー・・・・・・子供にもどりたーい。アンチエイジングアンチエイジング」ドヨーン
ゾンビP「さすがにアンチエイジングで子供にはなれませんよ。諦めてください」
瑞樹「うわぁぁぁぁぁぁん」ダッ
~~~~~~~~~~~~~
事務所
ゾンビP「いやー、正月の仕事も色々と立て込んで大変でしたね」
CuP「まだ一息ついたってところだけどね。少しでも気を休められるのはいいことよね」
PaP「ということでお年玉配るぞー!集まれー!」
ワーーーーーーー
CuP「あっと、貰えるのは中学生までよ!それ以上はお年玉なし!」
未央「えー!どうして私たちはもらえないのさーブーブー」
PaP「高校生も入れたらお年玉の数がやばいだろ。俺たちの財布も考えろ」
未央「あ、自腹なのね一応」
ゾンビP「はい、お年玉。ちゃんと考えて使ってなー」
小梅「は・・・はい、大事に使うね・・・」
愛海「お金よりも女の子をもむ権利を」
CuP「だめよ」
ゾンビP「ああ、まともにお年玉を上げられるなんて嬉しい」ジーン
PaP「ん?姪とか甥がいないのか?」
ゾンビP「親戚の集まりで子供がいると俺見て泣き出すからね。年末とかの忙しい時に泣かれると困るから来るなってよぉ」
CoP「なんともまぁ悲しいことで。ちゃんと列になって並んでくれよー」
ゾロゾロ コソコソ
ゾンビP「はーいうまく列に紛れ込んでる若葉さんはこっち来ましょうねー」ヒョイ
若葉「ひゃっ」
PaP「20にもなって何やってんですか・・・・・・」
若葉「あ、あはははは」
CuP「今年はずっとランドセル背負ってお仕事しましょうかね」
若葉「そ、それだけは勘弁してくださ~~~い!」
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日菜子「皆さんは初夢はどんなものが見れましたかぁ?」
珠美「初夢ですか!珠美は立派なアイドル、剣士として舞台に立って皆の注目を浴びてしかも背も高く・・・・・・・」
珠美「夢を見たままでいたかった・・・・・・」ドヨーン
ゾンビP「まぁまぁ、初夢はその年の運勢を表すらしいしなかなかいい年になるんじゃないかね」
日菜子「日菜子はシンデレラとなった日菜子を王子様が抱きかかえてお城に連れて行ってくれるという夢でしたよぉ・・・むふ」
珠美「普段の妄想とさして変わりありませんね」
ゾンビP「夢の中でシンデレラになってるわけだしいい夢といえばそうなんだろうね。普段も見てそうだけども」
愛海「女の子に囲まれて幸せだったよぉ~うへへへ。正夢になるといいなぁ」ダラー
ゾンビP「棟方はブレないな。だが他のアイドルに手を出すのは阻止させてもらう」
愛海「困難なほど山の登りがいもあるってものだね!」
珠美「ゾンビP殿は初夢はどんなものでしたか?」
ゾンビP「あー、俺の初夢は右腕が取れる夢だったわ」
珠美「うぇ!?」
ゾンビP「夢の中ではまだ右腕が元気に動く頃の年齢だったな。確か鉄骨が振ってきて腕が下敷きに・・・・・・」
珠美「あー!!やめてください!やめてください!!そういう話聞きたくないです!」
愛海「なかなかひどい初夢だね・・・・・・」
ゾンビP「正夢になろうと右腕はもう取れてるけどなー」
~~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP宅
真奈美「ふぅ、さっぱりした」
ゾンビP「ん、お風呂入り終わりましたか」
真奈美「すまないね。家主だというのに最後まで待ってもらうなんて」
ゾンビP「レディファーストってやつですよ。さて、自分も入るとするかな」
真奈美「ごゆっくり」
・・・・・・・
ゾンビP「あー、今日も冷えるなー」パサッ
真奈美「失礼するよ。クレンジングを置いたままだった」ガチャッ
ゾンビP「ちょっ!?いきなり入ってこないでくださいよ!」ササッ
真奈美「大丈夫、すぐに出て行くさ。それじゃ」
ゾンビP「あー、びっくりした。脱いでる時に入ってくるんだもんなぁ」
ゾンビP「さむっ。早く入ろう」ブルッ
・・・・・・
ゾンビP「ふぅ~、このあったかさは癖になるねー」ザバァッ
清良「ゾンビPさん。入りますよ~」ガララッ
ゾンビP「うえぇぇぇ!?清良さんなんで入ってきてんの!?俺いますよ!!」ギョッ
清良「ゾンビPさん片腕だけじゃ体洗うのに不便でしょう?お手伝いしますよ」
ゾンビP「いや一人で洗えますよ!大丈夫ですから!お気遣いありがとうございます」
清良「そうですか?遠慮なんていりませんよ。前のお仕事で背中流したりは慣れてますから」
ゾンビP「大丈夫ですから!!!」
清良「分かりました・・・・・・必要でしたら言ってくださいね」ガラッ
ゾンビP「仕事で慣れてるとはいえ躊躇なく入ってきたな・・・・・・」
・・・・・・
ゾンビP「はぁ~、そろそろあがるとするかな」ザパァッ
ゾンビP「この後何かつまもうかな・・・・・・何がいいかな」ガララッ
時子「あ、いたわねゾンビP。あなた、私のミネラルウォーターどこかにやったかしら?」ガチャ
ゾンビP「・・・・・・冷蔵庫の一番下の棚にしまいましたよ」
時子「そ。それだけよそれじゃあね」スタスタ
ゾンビP「・・・・・・」
ゾンビP「全員何の反応もなしか!戸惑う素振りもねぇよ!」
~~~~~~~~~~
早苗「いやー運動後のお風呂上りのビールは最高ね!」ゴクッ
楓「ほてった体にくくーっときますね。」クイッ
友紀「おつまみ欲しくなってきちゃうなー!」
楓「そう思って、はい」
早苗「お、なにこれ?大きめの袋だけど」
楓「おつまみセットだそうです。どんなおつまみが入ってるか分かりませんけど買って来ちゃいました」
友紀「結構入ってそうだね。早くあけてみよ~」
早苗「ほいきた。期待の中身はなんでしょ~」バリッ
友紀「おー!なかなかの量だねこれは。ん?これって・・・・・・」ヒョイ
早苗「あ、くるみだ。こんなのも入れてたのね」
楓「たくさん入ってましたけど、くるみは道具が欲しいですね」
友紀「早苗さんバリッとやっちゃってください!」
早苗「いやいやいや無理よこんなの。あたしだって普通の女の子よ?」
友紀「女の子?」
早苗「あ゛?」
友紀「女の子ですね」
早苗「あたしは無理だけど真奈美ちゃんならできるかもしれないわね。呼んでこよっと」
・・・・・・
真奈美「それで私を呼んだんですか。素直にくるみ割り機を探した方が良かったんじゃ」
早苗「まーまー、ものは試しでしょ?やってみてよ」
真奈美「そもそもここにはトレーニングで来てるはずでは・・・・・・はぁ、言っても聞くような人じゃないか」
真奈美「くるみ割りにはコツがあるのだが、まず二つもって片方のでっぱりをもう片方のくるみの柔らかいところに当てるんだ」
真奈美「すると」バキッ
楓「わぁ」
真奈美「とまぁこの通りというわけさ。これなら君たちにもできるんじゃないかな」
友紀「おー!早速やってみよう」
ゾンビP「さっきから何か聞こえてきますが何をしてるんですか」
早苗「あ、ゾンビPくんも一杯どう?」
ゾンビP「何でひとんちで酒盛り始めてんすか。それと皆が持ってるのは・・・・・・くるみ?」
楓「木場さんに素手でできるくるみ割りのやり方を教えてもらってたんですよ」
ゾンビP「へぇ~、やり方ねぇ」ヒョイ
真奈美「ああ、まずはくるみをふた・・・・・・」
ゾンビP「よっ」バキッ
早苗(指二本でくるみが割れた!?)
ゾンビP「くるみなんて久しぶりだな。あ、すいません。どんなやり方でしたっけ?」モグモグ
真奈美「いや、君には必要ないことだったよ・・・・・・」
楓「もう一回お願いします!」キラキラ
ゾンビP「それはいいけどさっさと寝てくださいよ」
~~~~~~~~~~~~~~~
柚「ゾンビPさん、暇だったら遊んで~」
ゾンビP「今?今は休憩時間だし構わないよ。何をする?」
柚「スマブラ!」
ゾンビP「ちょっと待とうか」
柚「えっ!ゾンビPさんスマブラ知らないの?じゃあ他のゲームにする?」
ゾンビP「スマブラは知ってるよ。たた俺がとてつもないハンデ背負ってるということを言いたい」
柚「プレイできないこともないよっ」
ゾンビP「移動しかできないんだよ」
柚「んー、それじゃあジャンケンしよっ」
ゾンビP「随分シンプルなものに切り替えたね。オッケー」
柚「じゃーんけーんほいほい、どっちだーすの?こっちだ・・・・・・」
ゾンビP「ストップ」
柚「まさかこれも知らないの!?ジェネレーションギャップってやつかな?」
ゾンビP「知ってるって!そのルールだと俺がどうやっても勝てないでしょ!!」
柚「ゾンビPさんは妙に勝ちたがる・・・・・・」
ゾンビP「君が理不尽なものばかり選ぶからだよ・・・・・・」
柚「じゃあ勝ち負けのないものにしよ!縄跳び!」
ゾンビP「柚ちゃん実は俺のこと嫌い?」
~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
幸子「・・・・・・」ガクガクガク
清良「幸子ちゃんすごい震えてるわ。そんなに寒くないはずなのに・・・・・・風邪かしら」
幸子「い、いえっ寒いというわけじゃないんですよ」ガタガタガタ
清良「じゃあ何でそんなに・・・・・・」
小梅「た、ただいま・・・」ガチャ
ゾンビP「お帰り小梅。仕事はどうだった?」
小梅「しっかりで、出来ました・・・。あ、さ・・・幸子ちゃん・・・お待たせ」
幸子「お、お帰りなさい!小梅さん」ビクッ
小梅「蘭子ちゃんと・・・輝子さんはもう、休憩室に向かってるから・・・私たちもいこ・・・?」
ゾンビP「何しにいくんだ?」
小梅「ほ、ホラー映画・・・借りてきたの」
ゾンビP「ああ、鑑賞会するのな。道理でこんなに怖がって震えてるわけか」
幸子「こここ、怖くありませんよよよ。これは武者震いとい、いうものです」カタカタカタ
清良「私も一緒に見ていいかしら?」
小梅「は、はい・・・どうぞ・・・」
ゾンビP「あ、じゃあ俺も行こうかな。仕事も終わったことだし」
・・・・・・
\グルオオオオオオ/ \ノォォォ!ゲラウトフォーミー!!/
幸子「ひいい!」
小梅「・・・・・・」ワクワク
ブチブチブチィッ \アアアアアアアアアアアアアアア/
蘭子「ひいいっ、き、切り離されし邪気眼・・・・・・っ(腕がとれて・・・・・・)」
輝子「怪物もよ、喜んだような顔を・・・してる気がする・・・・・・フヒ」
ゾンビP「んん?腕の断面ってあんなじゃなかったような・・・・・・」
清良「そうですねぇ、あんな構造だと腕が動かなくなっちゃいますね」
ゾンビP「それにあんな千切れ方したら胴体か腕の方に骨が幾分か余ってとれるだろうし・・・・・・」
幸子(こ、こっちも怖いこと言い出してきてるぅぅぅ)ブルブルブル
小梅「ぞ、ゾンビPさん・・・そういうこと言っちゃ・・・だめ・・・普通の人は腕の断面・・・良く知らないし・・・」
幸子「小梅さんも知ってるような言い方なんですね・・・・・・」
小梅「・・・・・・」
幸子「何でそこで静かになるんですか!?」
ゾンビP「まぁまぁ、幸子ちゃん。そう気にしないで映画楽しもうか」
幸子(全然楽しめないですよっ!!)
~~~~~~~~~~~~~
真奈美「・・・・・・ふぅ。」グイッ
ゾンビP「木場さん、ライブお疲れさまです。とても良いものでしたよ」
真奈美「そう言ってもらえると嬉しいね。厄除けされる方の格好でするのはどうかとも思ったけども」
ゾンビP「どうせ鬼がくるなら綺麗な鬼の方がいいでしょう。皆大喜びですよ」
真奈美「ファンの皆に福を呼びこめられたなら幸いだ。この格好は違うものも呼び込めてしまう気がしたけどね」
ゾンビP「はは、福がたくさん詰まってそうですからね。自然と拝みたくなるんじゃないんですかね」
真奈美「おやおや、君からも悪い気を感じるね。これは事務所に戻ったら念入りに厄除けしとく必要があるかな?」
~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
ゾンビP「さて、豆まきもしたし厄除けはいい感じにできたかな。後は恵方巻きか」
真奈美「さぁ、皆一つずつとるんだよ」
薫「真奈美お姉ちゃんの作った恵方まきとってもおいしそー!」
ゾンビP「薫ちゃん、恵方の方角を向いて食べると縁起がいいって言われてるよ」
薫「恵方ってどっちー?」
あい「今年は確か・・・・・・西南西の方角だったかな」
薫「分かった!」クルッ
みちる「では私も恵方の方角を向いて・・・・・・」スッ
ゾンビP「大原、その手に持ってるのはなんだ」
みちる「フランスパンですが?」
ゾンビP「恵方巻きを食えよ」
みちる「恵方巻きをパンでサンドしてっと・・・・・・、これでどうですか!」ジャジャーン
ゾンビP「いや、だからさ・・・・・・ああもうそれでいいわ」ハァ
法子「ハッ、ドーナツに恵方巻きを通せば・・・・・・!」ピコーン
PaP「どうやっても頬張れねぇだろ諦めろよ」
のあ「そうよ、せいぜい恵方巻き3本が限界よ。このみくにゃんのように」グイグイ
みく「フゴグガー!」
アーニャ「クルータ・・・みくのお口、とても大きいのですね」
ゾンビP「止めてあげようよ」
~~~~~~~~~~~
楓「CoPさんCoPさん」クイクイ
CoP「はーい何ですか楓さん、袖をつままなくていいですよ」
楓「最近私のファンの間で私のことを25歳児と呼ぶのがブームなんだそうです」
CoP「へぇ~そうなんですか」
楓「でも25歳も児童扱いなんて私のファンは皆25歳も子供に見えるぐらいお年寄りなんでしょうか?」
CoP「それは楓さんのその見た目で言動が幼いからそう呼ばれてるんじゃないかなぁ」
楓「そんな風に見えますか?」
PaP「俺はあなたの相手してるとたまに保育園児に見える時ありますけどね」
ゾンビP「あー、俺もそう感じることが多いなぁ」
CoP「だ、そうです」
楓「むー。・・・・・・今年こそは年相応になろうとしましょうか」
CoP「そういう駄洒落挟み込もうとする姿勢は年齢よりも上に見えますね。だめな方で」
ゾンビP「楓さんの持ち味とも言えるけどね。俺も年相応の言動とかしないとな」
PaP「自分からじじくさくなってくのか。早苗さんたちなら考えられないって腰抜かしそう」
ゾンビP「じじいとか言わないで。貫禄とかのことだよ。一応年上だぞ」
CoP「今日もいいお尻してるね!とか話してみたり?」
ゾンビP「セクハラじゃねーか。逮捕されるつもりはないぞ」
楓「CoPさんは普段からこんな風に話してますよ?」
ゾンビP「マジかよ・・・・・・」スチャ
CoP「通報しようとするのやめて!」
~~~~~~~~~~~~~~
李衣菜「弦を押さえて・・・・・・指が攣りそう・・・・・・!」ピクピク
夏樹「全く練習してないからそんなになるんだよ。ちょっとだけでもいいから毎日さわっとけって」
ゾンビP「んー?ギターの練習か」
李衣菜「ロックな私はギター触ってないと落ち着かないんですよ!」キリッ
夏樹「そのわりには触り始めて10分で指が攣りそうになってんだよなぁ~」グイイ
李衣菜「あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛やめてなつきち指がデスボイス出しそう」ビクンビクン
ゾンビP「もっと練習が必要みたいだね~ちょっと学生時代思い出すよ」
夏樹「あれ、ゾンビPさんはギターとかやったことあるの?」
ゾンビP「人並みにはあったよ。今は鳴らすことは出来ても演奏できないよ」
夏樹「片腕じゃあ無理だよなぁやっぱ」
李衣菜「え、そういう人は歯ギターで演奏するんじゃないの!?」
夏樹「・・・・・・だりー、片腕で歯ギターで演奏するやつ見たことあるか?」
李衣菜「ないかも。あ、それなら地面に置いて弾くとか!」
ゾンビP「それじゃあ琴だね」
~~~~~~~~~~~~~~~
LIVE会場
\ワァァァァァァァァァァァァァァ/
早苗「みんなー!今日はライブにきてくれてありがとう!楽しんでもらえたかなー?」
雪乃「今日は皆さんのためにチョコを用意してきましたわ!」
\オオオオオオオオオオオオオ!!!!!/ \イキテテヨカッター!/
亜季「しかし!今回は少し事情が違うであります!」
早苗「どこかのイベントでチョコを強奪された事件は知ってるかな?」
雪乃「思いのこもったチョコが取られるなんて送った側も受け取った側もとても悲しいことですわ」
早苗「だからチョコを受け取るのは強奪されないぐらい強い人だと嬉しいの!そこで!」
亜季「ライブにきてくれた皆さんにスタッフと腕相撲をしてもらうであります!」
早苗「腕相撲に勝てちゃうつよ~い素敵な人にチョコをプレゼントしちゃうよ!」
雪乃「皆様がんばって私たちの思いを受け取ってくださいませ」
\ヤッテヤルウウウウウウウウウウウウ/ \アイサエアレバムテキダ!!!/ \スタッフサンテカゲンデキネーゼ・・・/
早苗「皆やる気十分ね!それではスタッフさんお願いします!」バッ
ゾンビP「コーホー」ジェイソンマスク装備
観客「」
ナニアレスタッフナノ ニンゲンカモアヤシイダロ
ゾンビP「KILL YOU」パキポキ
コロストカイッテンダケド ウデズモウダヨネ?ウデチギラレナイヨネ?
雪乃「皆さん私たちのチョコ受け取ってくれないんですの?」ウルウル
\ウオオオオオオオテメエナンカコワクネエエエエエエ/ \ヤロウブッコロシテヤラアアアアアアアアア/
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
・・・・・・
今年のチョコはお預けになりました
~~~~~~~~~~~~
時子(全く何を考えているのかしらあのバカ)イライライラ
くるみ「ふえぇ・・・・・・」グスッ
時子(こんなでかい飾り物の胸したガキとの仕事を入れるなんて)
くるみ「あ、台本が・・・・・・」バサッ
くるみ「う~ん、んん~~、届かない・・・・・どうしてぇ・」グスッ
時子(その無駄な贅肉のせいでしょうが。押しつぶしてるのにも気づかないなんて本当に飾りなのかしら?)ムカッ
くるみ「やぁ~~~~!とぉ~~~~~!届いてよぉ~」
時子「あぁいつまでやってるのよ鬱陶しい!ちょっと体勢変えれば取れるでしょうが!!」ガタッ
くるみ「ひぅっ」
時子「少し考えれば分かるのにもたもたしないでもらえるかしら?」ヒョイッ バシッ
くるみ「あぅ、あ、ありがとうございましゅ」
時子「ふん、あなたがもたもたしてるからもうスタジオに向かう時間よ。さっさと行くわよ」カツカツカツ
くるみ「ふぁ、ふぁい」トテトテトテ
・・・・・・
時子「・・・・・・」カツカツカツ
くるみ「うんしょ、うんしょ・・・・・・」ノロノロ
時子「なんで階段を降りるのがそんなに遅いのよ!なめくじの真似でもしてるのかしら」ビキビキ
くるみ「ご、ごめんなしゃい・・・・・・胸が邪魔で足元見えなくて怖いんでしゅ・・・・・・」
時子「あぁ!?胸が邪魔で見えないだぁ!?」
時子「こんなでかい胸を自分でぶら下げておいて邪魔だなんて全く持ってふざけてるわね!」
くるみ「なんでおっきくなっちゃったかくるみもわからないよぉ」グスッ
時子「ごちゃごちゃと泣き言ばかりうるさい!」ヒョイ
くるみ「わ、わわっ」
時子「なめくじに合わせたら移動で一日が潰れるのよ!!」ツカツカツカ
スタジオ
PaP「お、時子様きた。なんか抱えてるけどもしかしてくるみちゃんか?」
時子「全く胸に余計なものをつけてるせいで重いのよ。つくづく面倒よ」
くるみ「ご、ごめんなしゃい・・・・・・」
時子「いいこと?胸がでかいから、なんて仕事が遅れていい理由にはならないわよ。しっかりしなさい」
くるみ「は、はいぃ!」
PaP「そうだそうだ!時子様ではできないいい訳だがくるみがしていいということでもないぞ!」
時子「シュッ」ビュオッ
PaP「あおおおおおおおおおおおおお!」バシーン
時子「次も同じようないい訳したらああするわよ」
くるみ「ひゃ、ひゃい」ガクガクガク
~~~~~~~~~~
亜季「今日も元気にゾンビP殿の家でトレーニングであります!」
真奈美「彼の家もすっかり慣れてしまったね。何度も使わせてもらって少し申し訳ない気もするよ」
亜季「何かお礼をしたいものですね。……着きましたね」ピンポーン
???「はーい!いらっしゃいませー!」ガチャ
亜季「え?」
真奈美「仁奈?どうして君が……」
ゾンビP「仁奈ちゃん。誰がきたの?」スタスタ
仁奈「真奈美おねーさんと亜季おねーさんでごぜーます。本当にきやがりましたね!」
ゾンビP「うん。この二人はよく来るからね。お二人もどうぞ上がって」
真奈美「あ、ああ。でも仁奈がどうしているんだい?」
仁奈「それはですねー、ママがお仕事で家に帰れないから他の人のおうちに泊まるように言われました」
仁奈「するとゾンビPのお家ではお泊り会をすると聞いたんです!だから仁奈も混ぜてもらうことにしたんでごぜーますよ」
ゾンビP「とまぁ、そういうわけですよ。俺の家なら子供一人ぐらい問題ないですからね」
亜季「私たちもたびたびお世話になっていますからね」
仁奈「他にもおねーさんたちがくるんですよね!楽しみですよー!」
ゾンビP「そうか~、でもすぐにはこないだろうし部屋で待ってようね。ほら二人も」
亜季「お邪魔するであります。しかし連れてく時に何かありませんでしたか?声をかけられたりとか」
ゾンビP「ははは……俺もいつくるかと考えてたけどなぜか今日は何もなかったな。なんでかな」
・・・ゾンビP帰宅時・・・
住人A「も、もしもし警察の方ですか!公園で悪霊が子供に取り付いてるんです助けてください!」
警官(今日はいたずら電話多いな)
~~~~~~~~
ゾンビP「ふぅ~、腕立て1000回終了っと。今日はこれぐらいかな」
早苗「相変わらずあほみたいな運動量ね」
ゾンビP「力が自慢ですからね。長所は伸ばしていくべきでしょう」
美優「皆さんお湯が沸いたのでお風呂に入れますよ」
ゾンビP「三船さんわざわざありがとうございます」
仁奈「仁奈もお風呂掃除を手伝いやがりました!」
ゾンビP「仁奈ちゃんは偉いね~。それじゃあ一番風呂は仁奈ちゃんと三船さんに譲るよ。一緒に入ってきなさい」
美優「お言葉に甘えさせていただきますね。仁奈ちゃん、行きましょうね」
仁奈「ゾンビPも一緒に入りやがりましょー!」
ゾンビP「えっ」
美優「に、仁奈ちゃん!?」
仁奈「みんなで仲良く入ればきっと楽しいごぜーますよ」
ゾンビP「い、いやぁ俺が美優さんとも一緒というのは流石に……」
清良「じゃ、じゃあゾンビPさんと私で入りませんか!」ビシッ
ゾンビP「清良さんなにいってんの!?そういうことじゃないでしょうが!」
仁奈「仁奈はみんなと一緒にお風呂入りたいですよー」ジタジタ
ゾンビP「う~んじゃあ最初に美優さんと一緒に入ってその後に仁奈ちゃんだけ残って俺が入るのは」
美優「仁奈ちゃんがのぼせるかもしれないからダメです!」キッ
ゾンビP「ですよね。しかしこれは一体どうしたら……」
清良「私と一緒に……」
ゾンビP「だからそれもだめですってば」
早苗「いっそのこと全員で入るのはどう?」
ゾンビP「全員?」
・・・・・・・・・
ゾンビP「混浴スーパー銭湯とは……」
早苗「よく通ってるからね。水着だからあまりお風呂ってイメージ沸かないけど」
ゾンビP「そういえば趣味がスーパー銭湯でしたね。助かりましたよ」
友紀「やっぱり広いねー!」ザパーン
ゾンビP「あ、姫川!銭湯なんだから飛び込むんじゃねぇそれでも二十歳かお前!」
~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP「皆でお風呂に入るという仁奈ちゃんの希望はかなったわけですが」
早苗「うん」
ゾンビP「固まりすぎです」
友紀「別にいいじゃん~知り合い同士なんだし」
ゾンビP「目立ちすぎだって言いたいんだが……アイドルだっていう自覚ある?」
真奈美「確かに私たちは一般人と違って人目を気にする立場というのはあるな」
ゾンビP「そんなわけだから散りましょうか」
仁奈「えー!いやだー!」
友紀「私気にしないよー?」
美優「仁奈ちゃんもこう言ってますので……」
清良「いやでーす♪」
ゾンビP「清良さんまで……というか清良さん妙に近くないですかね」ススス
清良「そんなことないですよ?」ススス
早苗「別にいいじゃない。目立つどうこうで言ったら片腕ゴリマッチョの君が一番よ?」
真奈美「というか義手は置いてきたのか?精巧にできてるから見つかると騒ぎになりそうなものだが」
ゾンビP「あー大丈夫ですよ。義手の上に服を被せたんで見えるわけが……」
ザワザワ\オイドウシタンダ/ \ニンゲンノウデ!?/ ザワザワ
早苗「新聞に載ったかもねーこれは」
ゾンビP「いってきます……」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP宅
ゾンビP「銭湯では大変な目に逢いましたね」
真奈美「どう考えても君のせいだと思うのだが」
ゾンビP「次からは貴重品ロッカーにでも入れるとしますか」
美優「それもそれで異様な光景ですね……」
ゾンビP「次なんて早々ないと思いますけどね。さて、寝る準備でもしますかね」
早苗「あたしたちも布団敷かなきゃね」
亜季「明日も早いでありますからね」ゴソゴソ
美優「亜季ちゃんそれ…寝袋?」
ゾンビP「ちゃんと人数分の布団はあるっていうのになぜ毎回そっちを選ぶかなぁ」
真奈美「気持ちよく寝られるなら問題ないだろう。個性と考えたらどうかな」
早苗「そういう真奈美ちゃんも寝袋よね」
仁奈「歯磨きしてきたですよー」ポテポテ
ゾンビP「しっかり磨けてるかなー」
仁奈「清良おねーさんが褒めてくれたですよ」イー
美優「それじゃあ一緒に寝るお布団敷きましょうね」
仁奈「はーい……あれ?真奈美おねーさんたち。それはなんでごぜーますか?」
亜季「寝袋でありますよ。私たちはこれで寝ます」
仁奈「おおおおおお。寝るキグルミでやがりますか!?」
早苗「あはは。仁奈ちゃんには寝袋がそう見えたか~」
仁奈「仁奈もこれで寝たいです!おねげーします!」
亜季「むむ、寝袋はこれしか持ってきてないのでありますが……」
美優「仁奈ちゃん、あんまり言うと二人が困っちゃうわ……こっちで一緒に寝ましょう。ね?」
仁奈「う~」
真奈美「いいさ、私の寝袋は余裕があるからおいで」
仁奈「わーい!ありがとうごぜーます!さなぎの気持ちになるですよ!」モゾモゾ
美優「あ……」シュン
ゾンビP「切ない顔で見てる。一緒に寝たかったんだろうなぁ」
清良「ふふ、ゾンビPさんは私と寝ますか?」ニコ
ゾンビP「遠慮します。一緒じゃないと寝られない子供じゃないんで」
早苗「その年までずっと独り寝してきたものね」
ゾンビP「いきなり心えぐるのやめてもらえます?」
~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP宅寝室
ゾンビP「う~ん……5時……?少し早いな」
ゾンビP「二度寝の気分でもないし起きるか。木場さんなら起きてるだろうし、リビングいこう」
・・・・・・・・・
ゾンビP「あれ?誰もおきてないのか……?」
真奈美「ゾンビP、起きたのか」ボソボソ
ゾンビP「なんだ木場さん起きてるんじゃないですか」
真奈美「もう少し声を落としてくれないか。仁奈が起きる」
ゾンビP「おっと、失礼。それでどうして寝袋に入ったままなんです?」
真奈美「動けない」
ゾンビP「え?」
真奈美「動くと仁奈が起きてしまう。というわけで申し訳ないが朝食を作れそうにない」
ゾンビP「そういうことなら俺が作りますかね」
真奈美「頼む。私はその間仁奈の寝顔を観察してるよ。2時間ぐらい」
ゾンビP「どんだけみるんすか……まぁ俺もずっと見てみたいとは思いますけど」
真奈美「そうだろう?だが今は私専用だ。この位置も誰にも譲らん」
ゾンビP「あ、そっすか」
~~~~~~~~~~~~~
レッスン室
マストレ「よし、今日もレッスンをしていくぞ。柔軟からだ。しっかりとやれよ」
涼「よーし、小梅。押してくぞ」
小梅「は…はい」ググー
ゾンビP「うおっ、小梅そんな曲がるの!?」
涼「おいおいゾンビPさん。そんな驚くことじゃないだろ。小梅も結構アイドルやってるんだから」
ゾンビP「いやぁなんか小梅はもう少し固いイメージあって……一瞬上半身と下半身が分かれたかと思ったぞ」
マストレ「ゾンビP殿も一緒にやってみてはどうかな」ズイ
ゾンビP「やることがあるのでレッスンをする時間まではないんですよ」
マストレ「では柔軟だけでもしようじゃないか。その程度なら問題ないだろう。さぁそこに座って」
ゾンビP「いやちょっと……はぁ分かりましたよ」
マストレ「では早速」ググ
ゾンビP「あ、もう無理」ピタッ
涼「はやっ!ほとんど動いてないだろ!?」
マストレ「これは流石に……もっと強く押そう」
ゾンビP「だから無理だっていたたたたただだだだだだだだ!」
マストレ「まだ動かないか……全力でやるぞ!」
涼「いやその辺にしといたほうが……」
ゾンビP「お゛っ゛」ゴキン
小梅「えっ?」
マストレ(あ、しまった)
マストレ「ぬ゛ぅ゛ん゛!」ゴリン
ゾンビP「ごふっ!ごほっ、ごほっ」
涼「マストレさん今明らかに骨かなんかが……」
マストレ「ん?いや何も外れてはないぞ」
涼「でもゴキンって音したけど」
マストレ「体が凝ってるときはポキポキと骨がなるだろう?」
涼「え、えぇ~……」
小梅「だ、大丈夫…ですか?」
ゾンビP「もう絶対あの人には背中みせんぞ……」
~~~~~~~~~~~~~~~
レッスンルーム
清良「はーい、押していきますよ~」グッ
ゾンビP「あたたたた、ストップストップ!」
清良「あら、ほとんど動いてないみたいですけど」
ゾンビP「そうはいってもここが限界なんですよ……」
清良「ここまで固いだなんて……少し心配になってきますよ」
ゾンビP「特に日常生活で困ったことにはなってないんですがねぇ」
清良「それでもある程度は曲がったほうがいいと思いますよ?さ、もう一回やりますよ。はい息をはいて~」グッ
ゾンビP「いたたたたたた」
PaP「まだ誰かレッスンしてるのかー?って清良さんとゾンビPさん?」
未央「お二人で何してたの~?」
清良「ゾンビPさんのストレッチをしてたんですよ。体がとても固いから……」
PaP「え?あれテディベアの物まねじゃないの?」
未央「んぶおっ」ブハッ
清良「ち、違いますよ。あれはあそこまでしか体が曲がらないだけで……確かにそう見えるかもしれませんね」
未央「テ、テディ……ベア……んふっ、ふっ」プルプル
PaP「お、ツボ入った?良かった?」
清良「ゾンビPさんはまじめにやってるんですのに」
ゾンビP「くまの気持ちになるですよー」
未央「ぶっふっ!う、うひはははは真顔でいうのやめてほんとあははははは」ゲラゲラ
清良「もう!ゾンビPさん!」
ゾンビP「いやぁここまでウケがいいとつい……」
PaP「気持ちは分かります。あ、そろそろここ閉めるので」
清良「あ、もうそんな時間なんですね」
ゾンビP「鮭でも食って帰るか!」スクッ
未央「んふっ」
・・・・・・・・
美穂「この前遊びに来た未央ちゃんがクマのぬいぐるみ見たら笑い出したんですがどうしたんでしょう?」
CuP「さぁ……?どうしたのかしらね」
ゾンビP(まだツボに入ってるのか)
~~~~~~~~~~~~~~~~
PaP「お疲れー佐藤。今回のプライダルの撮影よかったぞー」
心「はぁとならどんな仕事だってバッチリ♪というか佐藤っていうな☆」
ゾンビP「まさかここまでの出来とは……普段のキャラでは想像がつかないのに」
PaP「キャラがあれだからこそこういうギャップが響くんだなぁ」
心「二人して何いってやがんだおい♪」
CoP「それにしてもよく受けたねーはぁとさんと歳近い人たちは受けるの悩むのに」
心「それだけはぁとはアイドルにマジなんだよ☆それにいざというときはPaPがもらってくれるし☆」
PaP「いやぁ流石にこんな疲れそうなのはちょっと」
心「おいこら☆こんな朝から晩までドキドキが止まらないスウィーティーな嫁がもらえんだぞ♪」
PaP「すいーつ(笑)」
心「こんなことさせておいてそれとか容赦しねぇぞ。ゾンビPは私の言うこと分かるよな☆」
ゾンビP「ん?ああ佐藤にはいい人見つかるかもしれないね多分」
心「こんの不能野郎どもめ☆」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ちひろ「た、大変です!」
PaP「お茶でもこぼしました?」
ちひろ「違います!!うちの掲示板に時子ちゃんへの犯行予告が書き込まれてるんですよ!」
時子「はぁ?随分と身の程知らずな奴がいたものね」
ゾンビP「その気はなくとも捕まるかもしれないってのに物好きな奴ですね……」
ちひろ「そ、それが家の写真まで載せてるようで……ここに放火すると」
ゾンビP「家まで特定してるとなると話は変わってきますね。対処しないと」
時子「わざわざ家まで特定するなんて呆れた根性だわ。……あら?これ私の家ではないわよ」
ゾンビP「勘違いして違う人の家を載せちゃって……これ俺の家じゃん……」
ちひろ「あ、時子ちゃんじゃなくてゾンビPさんの家だったんですね、あーよかった~」
PaP「時子様の家じゃないのか。なら問題ないな」
ゾンビP「問題だらけだろぉ!?」
時子「そうね、流石に私の別荘を燃やされるのは癪ね」
ゾンビP「お・れ・の・い・え!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美波「やっぱり警察の方に相談をした方が……」
ゾンビP「いや、それだけじゃあ無理だろうね。何とかこっちで送り迎えするように……」
CoP「うーんいつも送ってあげたいとは思ってるけど予定が詰まってるからなぁ……」
晶葉「さっきから話し合いをしているが一体何を話しているんだ?」
美波「あ、晶葉ちゃん。実は最近帰り道に誰かがつけてきてるみたいなの」
晶葉「む、それはストーカーという奴か?」
ゾンビP「そうかもしれないと警察に相談を考えてるが、正直それだけじゃなぁ……」
CoP「いつも送ってあげることもできないしアイドル一人一人が何か対策しないといけないかもね」
晶葉「ふうむ、それならちょうど電磁砲が打てるスタンガンを置いてあるが」
CoP「流石に電磁砲撃つアイドルは物騒かなー」
晶葉「それならゾンビPの義手やらでも投げたらどうだ。相手が怯んでるうちに逃げればいい」
ゾンビP「人の義手をトカゲの尻尾みたいにいうなよ」
美波「いくらゾンビPさんでも事務所のアイドル全員分の義手はないでしょうし……」
ゾンビP「なんで全員俺の義手使うことになってんだよ。自腹で買ってくれよ」
晶葉「しょうがない。アイドル護衛用SPウサちゃんロボでも出すか」ゴソゴソ
ゾンビP「何で最初にそれださなかった?」
SPロボ「ウサ!」
CoP「あ、サングラスついてる」
美波「ふふっ、スーツも着ててやる気満々なとこもかわいい」
晶葉「かわいいだけじゃないぞ!SPとしての役目もきっちりこなすギミックつきだ!ギミックオン!」
SPロボ「ウサー!」ガションガションガション
晶葉「体格を大きく見せるために手足を伸ばして180cmまで全長を伸ばせるんだ!」
ゾンビP・CoP「うわぁキモッ!」
SPロボ「ウサァッ!」ガーン
晶葉「き、きもい!?何てこというんだ!SPウサちゃんロボは繊細なんだぞ!」
ゾンビP「なんで足だけで全長を伸ばそうとするんだよ人型なだけに余計きもいわ!!」
美波「お、落ち込まないで?よしよし」
SPロボ「ウサァ~……」ズーン
CoP「あの体で体育座りできるのはすごいね……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
事務所
マストレ「失礼する」ガチャ
ゾンビP「げ」
ちひろ「あら、マストレさん。どうかしたんですか?」
マストレ「いやなに。アイドルに飲ませるドリンクの試作を持ってきたのでゾンビPに見てもらおうと」
ゾンビP「やっぱりですか。あーもう逃げ損ねた。いいですよ飲みますよ」
マストレ「いつも悪いな。これがその試作だ」スッ
ゾンビP「……」フリフリ
ゾンビP「没」スッ
マストレ「一口も飲まないで何を言ってるんだ?」
ゾンビP「振ってるのに水音しないってどういうことですか。これ多分のどごし最悪ですよ」
ちひろ「水音しないって相当ドロドロなんじゃないでしょうか……。流石にレッスン後とかに飲ませられませんね」
マストレ「とろろ入れたのが失敗か……?」
ゾンビP「何でそれを入れる発想にいたるんですか。飲ませる気あるんですか!?」
輝子「あ、あのドリンク…私たちが飲む前にあんな試行錯誤がさ、されてるのか…ゾンビPには感謝だな…フヒ」
トレーナー「以前は私たちが味見役をしてたんですよ」
輝子「お、おおう。ト、トレーナーさんい、いたの…」
トレーナー「ゾンビPさんがきたことによってあれから解放されて……ゾンビPさんには本当に感謝です」ウルウル
PaP(たまに俺たちも犠牲になってるんだけどな)
マストレ「粘りのあるものは栄養価が高いと相場が決まっててな……」
ゾンビP「それを飲むことができるかという問題に気づいてくださいよ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
CoP「やっぱりクールだと思うんだよCuPだってそう思うでしょ?ねぇ」
CuP「だぁー!しつこいわね、いくらいってもやらないわよ」
ゾンビP「何を話してるんですかやるとかやらないとか」
CuP「CoPが清良ちゃんはクールの部門になるべきじゃないかってうるさいの」
CoP「ゾンビPさんだってあの落ち着いた雰囲気と愛海ちゃんに対しての対処を見たらそう思うでしょ?」
ゾンビP「それ以上にキュートな部分の方が多いと思うなぁ。ほかの人と競演してる時に割と張り切っちゃうとことかあんまりうまくいかないでいると少しむくれちゃうとことか
亜理沙さんと一緒に年少組みの面倒見てるときに一緒に歌を歌ってるとことか衣装と一緒になっている小道具でイタズラしてきたりイタズラを考えたときの楽しそうな顔とか
バランスボールに飛び込んではねるのを楽しんだりするとことか病院勤務してたころの患者さんを相手してるときに見せるやさしい顔とかキュートなとこばかりでしょ」
CoP「………………そうですか!」
亜理沙「色々見てますね~」
清良「何で私の暴露話になってるんですか……」カァァァ
~~~~~~~~~~~~~~
清良「仮眠室を霊安室に書き換えた上寝てるゾンビPさんの顔に布を被せた悪い子は誰ですか」ゴゴゴゴゴ
麗奈(やば……!)コソッ
~~~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP「今回の企画は書類作業が多いな……」カタカタカタ ガッ
比奈「手帳落ちたっス……なんすかこの手帳。理に背きし時=起床って。他にも色々ありまスが」ヒョイ
ゾンビP「ん?ああ、その手帳か。しまい忘れてたよ。最近そういうのを考え始めたの」
比奈「ゾンビPさんも中二病に取り付かれた一人なんでスね」
ゾンビP「いやいや、蘭子ちゃんと会話をするためのものだぞ。それにこういうのは頭の柔軟にもなるだろうし」
比奈「私たちは大丈夫でスけどゾンビPさんあたりになると話が通じないこと多いみたいっスね」
ゾンビP「せめて会話ぐらいはできるようにしたいからね。一応自分で考えた文章も書いてみたけど……」
比奈「みしてもらっていいですか?」
ゾンビP「ちゃんと伝わるかチェックもしてくれる?」
比奈「OKっス。……ゾンビPさん」
ゾンビP「あれ、伝わらない部分あった?」
比奈「これじゃあ古文でス」
ゾンビP「やっぱり難しいねこれ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
早苗「事務所の皆集まれー!」
ゾンビP「護身術指導はじまりまーす」
早苗「今回は襲われたときの状況を作って皆で実際に動いてみてね」
ゾンビP「まずは持田さんからどうぞ」
亜里沙「はい!子供たちを守るお手本になりますよ~」
ゾンビP「ではいきます」スッ
亜里沙「ええーい、やあっ!」グイッグイッ
早苗「……亜里沙ちゃん。それじゃあ普通に押さえつけられて終わりよ」
ゾンビP「なんというか……相手からしたらめっちゃ楽ですね」
亜里沙「はぁ……はぁ……。あ、あのウサコちゃんを連れてきていいですか?」
ゾンビP「な、なんで!?」
亜里沙「頼りになるウサコちゃんと一緒ならできると思うんです」
早苗「それで解決するとは思えないんだけど。まぁ物は試しよね」
亜里沙「はいっ!それじゃあウサコちゃんがんばりましょう!」
ウサコ「皆を守るうさー」
ゾンビP「それじゃあ」スッ
ウサコ「兎手空拳『三日月落とし』」クイッ
ゾンビP「えっ」グルン ドサッ
ウサコ「ウサコヘッド!ウサコヘッド」ベシッベシッ
早苗「追い討ちがまだまだ甘いわね。でも片手で投げるなんて最初の対応は100点ね!」
亜里沙「やったぁ♪さすがウサコちゃん」
ゾンビP「もっと別のとこについて言及すべきでしょう?」
~~~~~~~~~~~~~
乃々「はぁ……ひぃ……」
亜季「どうしました乃々殿。まだまだダンスは続きますよ!」
乃々「ま、まだやるんですか……もう動けないんですけど……」
亜季「これからですよこれから!」
真奈美「そういってやるな亜季。乃々もずっとダンスじゃ辛いだろうさ」
乃々(救いの手が……)
真奈美「やはり同じトレーニングでは飽きるだろう。次は発声練習といこうか!さぁ腹からしっかりと声を出すぞ」
乃々(地獄への誘いでした……)「むぅーりぃー……」
ゾンビP「皆調子はどうですかねー」ガチャ
真奈美「順調さ。ヘロヘロのシンデレラもいるが問題ない」
乃々「3人のように逞しくなるなんて森久保には難しいんですけど……灰をかぶったままでいいんですけど……」
ゾンビP(別にムキムキになれとはいってないんだがな)
亜季「そんな弱気でどうしますか!そんなことでは魔法使いはやってきてくれませんよ!」
乃々「森久保はお留守番します……力溢れる3人でお城の武道会で思う存分腕をふるってください……」
ゾンビP「そんなシンデレラ物騒すぎるわ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
清良「198…1199…200、と」ヒュタンッヒュタンッヒュタンッ
ゾンビP「お、縄跳びですか」
清良「はい、たまにはこういう運動も楽しいですよ。場所もとりませんし」
ゾンビP「小学生以来やってないなぁ」
清良「それじゃあ久しぶりにやりませんか?」
ゾンビP「いやいや片手でできるものではないでしょう」
清良「私がいるから大丈夫です!お兄さんっ、お入んなさい♪」タンッタンッ
ゾンビP「いや~それは……ははは」
清良「は~や~く♪」
ゾンビP「……少しだけですよ」ピョン
清良「あらあら、そんな離れてると縄に当たっちゃいますよ?もっとこっちに」
ゾンビP「まだ近づくんですか!?」
清良「もっともっと近づいてください♪」
ゾンビP「これは近づきすぎなんじゃ」
清良「そうですか?私には丁度いいと思います。むしろもっと近づいても!」
心「……この年でああいうの見せ付けられるとマジ辛いんだけど逃げていい?」
PaP「そのビール腹なくなったらな」
心「ちっくしょう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
比奈「ふぅぅ~~」ダラーン
ゾンビP「随分とだらけてるね。どうした?」
比奈「レッスンすごい疲れるっス。汗ダラダラになりまスし……あーシャワーで汗と一緒に疲れも流れてほしいでス」
ちひろ「レッスンお疲れ様。疲れはお風呂に入ってしっかりとるようにしましょうね」
比奈「レッスン後にシャワーで家に帰ってゆったり風呂に浸かって……ちょっと贅沢な気分っスね。水道代が嵩みそう」
ゾンビP「シャワーは施設のを使わせてもらってるし心配なさそうだけどね」
比奈「ゾンビPさんは自宅でトレーニングしてますよね?シャワーよく浴びてそうですし参考までに水道代とか教えてもらっていいでス?」
ゾンビP「ん~、一番高かったときで6万・・・かな」
ちひろ「6万だとぉ!?」ガビーン
比奈「一人暮らしでスよね!?どういう使い方したらそうなるっスか!」
ゾンビP「真奈美さんたちがトレーニングくる上なぜか酒飲みも集まってきて。当然皆お風呂入るしさ……それに朝シャンする人もいるからそれで、ね?」
ちひろ「お金が排水溝に流れて消えて流れて消えて……」ブツブツ
ゾンビP「ガスとか電気含めたら10万超えてたような気もするなぁ」
ちひろ「っっっっっっっ」ブクブクブク
比奈「ちひろさんがやばいっス!この話やめ!やめー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
拓海「……」イライライライラ
里奈「どーしたのたくみん?いらつきすぎてムカみんになってるけど」
拓海「……何でもねぇよ。というかムカみんってなんだよ」
ゾンビP「仕事でたくみんスマイルしながら、仁奈ちゃんとみんなのきもち歌ってからずっとこうだよ」
拓海「おっまっ!言うんじゃねぇよ!」
里奈「なにそれあたしもちょー聞きたい!ちょっとたくみん歌ってちょー。スマホで動画も撮るからさ☆」
拓海「りぃーなぁー!」クワッ
里奈「やっば!ムカみんからピキみんになっちゃった系?ゾンビP助けてちょー」サッ
拓海「ピキみんってどこの極小生物だこらぁ!」
ゾンビP「落ち着け紫ピキみん。早苗さんだって歌ほめてたじゃないか、腹かかえて」
拓海「それどう聞いても褒めてねぇだろうがぁ!」ドゴォ
ゾンビP「はい腹パンセーフ」ムキッ
拓海「マジで効いてねぇのが更にむかつく……!それになんで紫なんだよ!」
ゾンビP「力あるし特攻服が紫だし……あれ、結構近いな」
里奈「たくみんの方が割りと意識してる感じぃ?マジ似てるー!」
拓海「それじゃあてめーは黄色みてぇに高くぶっ飛ばしてやろうかぁ?」
里奈「やーんそんな怒らないでたくみーん!」ダダッ
拓海「待てごらぁ!」
時子「事務所についてみたら何なのこの騒がしさは」
ゾンビP「あ、白ピキみん」
時子「はぁ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
会議室
ゾンビP「大体揃ってるかな?」
真奈美「ゾンビP、一体何の用かな。他にも君の家でよく顔を合わせる人もいるが」
ゾンビP「うちを利用してる人はみんな呼んでますからね。仕事でこれない人もいますが、そこは後で各々連絡します」
早苗「となると話は君の家関係のこと?何か問題でも起きたの?」
ゾンビP「俺の家自体は問題ないんですけどねぇ」
早苗「勿体ぶるわねぇ。さっさと言っちゃいなさいよ」
ゾンビP「じゃあこれを見てもらえますかね」ドサッ
清良「この箱は?」
ゾンビP「宅配便で届いた酒です。楓さんや志乃さんたち宛ての。」
清良「まぁ……」チラ
ゾンビP「なんで楓さんや志乃さんたち宛ての物が俺の家くるんですかねぇ」ジロ
志乃「……」フイ
楓「……」ソッ
ゾンビP「ちょっとぐらいの私物は持ってきて置いておくことも許しますとも。だけど宅配の届け先にするって、うちは酒蔵じゃないんですが」
早苗「いやははは、わざわざ持って行くのも面倒だからついそっちに送っちゃって」
ゾンビP「あなたに関しては着払いでうちに来たんですが」
真奈美「早苗さん……」
早苗「あー、違うのよ?ネットでの払い方が分からなかったもんだから。ちゃんと後でお金は払うつもりよ。ね?」
ゾンビP「年長者がうちにきては酒飲んで騒ぐばかり!少しは清良さんや木場さんを見習ってくださいよ!」
コンゴキヲツケルワ ハナシオワッタ? ソレジャアソノオサケノミマショウカ ハンセイシテクダサイ!!
真奈美(私もゾンビPの家にトレーニング器具送ったことどう言い出そう……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ ガヤガヤ
ちひろ「あぁ、疲れた」
PaP「あ、ちひろさん。聞きましたよ事務所に不審者が入り込んだとか」
ちひろ「ええ、そうなんですよ。しかも刃物を持った不審者で、その場に居合わせてたので事情聴取されたけど疲れましたよ」
早苗「事務所にまでくるだなんてとんでもないわね。でも誰も怪我もしてないしほんとよかった」
ちひろ「小さい子もその場にいませんでしたし怖がらせることもなくて安心しました。しかし今後警備を強化する必要ありますね」
PaP「ゾンビPさんも事情聴取受けてるようですね。犯人を捕まえたとかで」
ちひろ「え?一番最初に事情聴取受けたはずなのにまだ終わってないんですか?結構経ってますよね」
PaP「犯人に関していろいろ聞かれてるんですかね?……あ、戻ってきましたよ」
ゾンビP「あ、PaPさん来てたのか。話はもう聞いてますかね。ついさっきまで事情聴取受けてたけども」
ちひろ「一番最初に受けてたのにどうしてこんなに時間かかったんですか?」
ゾンビP「正直に話してるのに相手がまったく俺の話を信じようとしないで全然進まなかったんですよ」
PaP「一体何をどう話したのか教えてほしいんだが」
ゾンビP「とりあえずちひろさんやアイドルの子たちは下がらせて、俺は犯人が刃物持ってるから武器か盾になるもの探したんだ」
PaP「刃物で襲い掛かられたら大変だし、まぁ俺もそうするだろうね」
ゾンビP「とりあえず何か長いものないか、ということで辺りを見回してソファが目に付いたんだよ」
PaP「んん?」
ゾンビP「ソファを持ち上げた後に壁に近かった犯人をソファで壁に押しつけて動けなくして警察を呼んだ」
PaP「お、おお?」
ゾンビP「ソファを持ち上げたって話したとこで事情聴取の人が、は?って何度も聞き返してきて最終的に怒り出すし……」
PaP「そりゃあ警察からしたらそんなこと報告書に書くのはなぁ……」
ちひろ「文面で見て納得する内容ではありませんね……」
ゾンビP「でも実際にそうなったから仕方ないだろ。ソファは休憩、仮眠、護身に使えるソファは便利ってことだよ」
早苗「最後の明らかに想定されてない使い方よね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ゾンビP「うおおおおおおおおお」ググググ
清良「……う~ん」スッ
ゾンビP「……ハァッ。どうですか」
清良「1センチ……ですかね」
ゾンビP「あれだけ柔軟をたくさんしてもまだ1センチですか。まさかこれだけ厳しいとは……」
清良「もっと効果が現れてもいいはずですが……どうしてでしょう」
ゾンビP「まーた晶葉から死後硬直とか言われるなぁこれは」
清良「……少し視点を変えた方法を試してみましょうか」
ゾンビP「と、いいますと?」
清良「ゾンビPさんは態度も硬いと思うんです」
ゾンビP「えー?そうですかね。そんなに硬くもないと思うんですが、どこらへんがそう感じます?」
清良「未だに私に対して敬語のままなとことか!」
ゾンビP「え、そこ?」
清良「付き合いも長いし、事務所でい・ち・ば・ん親しい私にも敬語ですから硬いに決まってます。ええそうに決まってます」
ゾンビP「一応未成年の子たちに敬語じゃなかったりしますが。清良さんは大人ですしそれ相応の対応でないといけないかなーと」
清良「それでもゾンビPさんは私よりずっと年上ですし、もっと砕けた口調でもいいと思います。でないと体も硬いままですよ!」
ゾンビP(説得しようにも清良さん折れなさそうだなぁ……。悪いことでもないしまぁいいか)
ゾンビP「体硬いままも嫌ですからそうしてみましょ……そうしてみるよ」
清良「はい♪それと私にならもっとスキンシップをとっていただいても構いませんよ~」スススッ
ゾンビP「さすがにそこまでするのはおかしいと思う」ペチッ
清良「あんっ。残念です」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
加蓮「たっだいま~CoPさん。レッスンやってきたよ!」
ゾンビP「ただいま戻りました。一緒にレッスンしてたほかの子達は他に予定がないことを確認して直帰しました」
CoP「報告ありがとうございます。昼時だし飯でも食いに行こうか加蓮」
加蓮「あ、あたしはお腹減ってないからいいかな」
CoP「ん、そうなのか。じゃあゾンビPさん行きますか?」
ゾンビP「あ、俺も腹減ってないから遠慮する」
CoP「ゾンビPさんも?二人ともどこかで食ってきた?」
加蓮「いや違うよ?……ケフッ」
CoP「……ほんとに?」
加蓮「ほんとほんと」
CoP「ふーん……あ、ほっぺにソース」
加蓮「げっ、てりやきのがついてた!?」ギクッ
ゾンビP「あ、ばか」
CoP「あ、なんもついてなかった。ところでなんでてりやきのソースだと思った?ハンバーガーでも食ったか?」
加蓮「だ、騙したね!?」
CoP「そういうお前も黙ってたじゃないか。どうしてそんなにジャンクフード食べたがるんだ」
加蓮「おいしいんだもん!もう心も体も一つなの!!!」
CoP「それ単なる消化吸収だろうが!体に悪いって何度言えば分かるんだよもーーーー!」
ゾンビP「あっさりひっかかっちゃって……」
清良「それでゾンビPさんは何を食べたのでしょう?」
ゾンビP「え?いや俺は連れてっただけで、迎えにいく前に別の場所で飯を……」
加蓮「ビッグマッグ3個食べてました」
ゾンビP「かれえええええええええん!?」
清良「昨日も一昨日もお肉食べて今日もですか・・・!!こっちにきなさい!」
ゾンビP「OH!NO!」
加蓮「さらばゾンビPさん……マックおごってくれたあなたを忘れないよ」
CoP「加蓮もこっちにくるんだよ!」
加蓮「ゆるしてーーーーー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
礼子「瑞樹。今日、志乃やゾンビPさんと飲むのだけどあなたもどうかしら」
瑞樹「き、今日は喉の調子が悪いから遠慮します。ん、んんーこほんこほん」
礼子「一緒にボイトレしたとき絶好調のようだったけど?」
瑞樹「そ、それはその時に喉を使いすぎたみたいで……」
礼子「……ま、無理に誘う気はないわ。それじゃあね」スタスタ
瑞樹「わ、私の分も楽しんでくださいね~。ふぅ、なんとか断れたわ」
早苗「いやー断るネタもちょっと尽きてきてるわね」
瑞樹「ええ。そうね……このままではまずいわ」
CoP「何がまずいんですかね。普段は喜んで飲みに行くのに」
早苗「飲みにいくということは大歓迎なんだけどもねぇ」
瑞樹「あの3人と一緒というのが……」
CoP「あの3人がどうかしたんですか?実は内心3人をよく思ってないとか?」
瑞樹「あの3人に囲まれてると私まで三十路を迎えたような気分になって……」
CoP「ああ……そういうことでしたか」
早苗「しかもあの3人揃った状態って抜け出そうにもプレッシャーを感じるのよね」
バミューダトライアングル
瑞樹「逃げだすことのできない魔の三十路領域が形成されてるの……」
早苗「礼子さんと志乃さんのときは大丈夫だったんだけどゾンビPくんが入ったことによって完全になってしまったわ……」
CoP「お二人がその領域から逃げられるのも後2……」
瑞樹・早苗「言わないでぇぇぇ!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
某店個室
清良「ゾンビPさん、今日もお疲れ様でした」
ゾンビP「ええ、お疲れ様です。清良さんから飲みに誘うなんて珍しい……というより初めてかな?」
清良「そう言われるとそうだったような……何ででしょう?」
ゾンビP「考えてみたら家のほうによく来てたりしてお店で飲むというのが思いつかなかったのかも」
清良「確かに事務所で会ってからはゾンビPさんのお家に他の人とよくお邪魔してましたからね」
ゾンビP「家で飲むにしても誰かしらいたから二人っきりというのは本当に初めてだなぁ」
清良「ええ、そうですね。そういえばお誘いした時にゾンビPさんがこのお店で飲もうと言いましたけどよく来るんですか?」
ゾンビP「少人数で飲むときはここを使ってるよ」
清良「礼子さんや志乃さんとかと飲むときですか?あのお二人と一緒によく飲んでると聞きましたよ。仲がよろしいんですね~」
ゾンビP「二人が飲みすぎたときに送る役なのと、年が近いわけで話も合うからなだけで……清良さんと飲むのは俺としては嬉しいんだよ?」
清良「あら♪そう言われると私も嬉しくなってしまいます。今日はたくさん飲んじゃおうかしら」
ゾンビP「明日に響かない程度にしといたほうがいいよ。酔いつぶれても面倒は見てあげるけど」
清良「大丈夫ですよ、元ナースですから。でももしものときは頼りにしてますよ」
ゾンビP「あの二人と比べると清良さんは非常に安心感がある。しっかり者というか。だから普段は助かってるよ他の子の面倒とか」
清良「自然とそうしてしまいますから、こういう性分なのかもしれません」
ゾンビP「だからこそたまには羽目をはずして楽しむべきだと思うよ。その時は俺がちゃんと見ててあげるから」
清良「優しいんですね」
ゾンビP「あなたのプロデューサーだからね」
清良「うふふ、そうでした。私のプロデューサーでしたね♪」
ゴチュウモンノシナオモチシマシター
ゾンビP「おっ、きたきた。それじゃあ飲みますかね。乾杯」スッ
清良「はい、それでは乾杯♪んっ……ふぅ、美味しい。お料理も……う~ん、幸せ~♪」モクモク
ゾンビP「礼子さんたちのお墨付きだからね。気に入ってもらえたなら次に飲むときもここにする?」
清良「いいですね。その時はまた二人っきりで」ニコ
ゾンビP「ええ、二人っきりで」ニコ
ここらで終わります
html依頼してきます
また気が向いたら書くこともあるかも
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