越前「脇毛見えてますよ手塚部長」 (4)
手塚「お前、本当にそれでいいのか。後悔はないのか。」
河村「ないよ。俺は板前になりたいんだ、板前の修行に専念したいのもそうだけど、それ以上にテニスというデンジャラスな競技して怪我するわけにもいかない」
手塚「……解った。お前の退部を認めよう」
河村「恩に着るよ手塚。君と過ごしてきた日々のことは一生忘れない」
越前「感動のお別れのとこすみませんけど、河村先輩」
河村「なんだい越前?」
越前「最後に俺とテニスしてくださいよ。俺は青学のレギュラーの中では河村先輩とだけ試合をしてない、お願いします。」
河村「……いいだろう。」
越前「殺す」ボソッ
河村「?……なにか言ったかい?」
越前「気のせいじゃないすか」
桃城「いっけねっ、部室にテニスラケット忘れちまったよ。戻んねえと」
海堂「俺も同行するぞ」フシュゥゥ
桃城「ありがとな、海堂。愛してるぜ。」
海堂「バカ野郎が。照れるだろう。」
ドゴオォン!!
桃城「なんだぁ、今の音?」
海堂「青学の方から聞こえたな、どうせ、越前か手塚部長がテニスでもしてるのだろう」
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