凛「何改まってんのよ～今日からここがあなたの家なんだから、さっ遠慮しないではいって!」ﾄﾞﾝ

桜「へ!?きゃあ!?」

～遠坂邸内～

凛「ここがあなたの部屋よ」

桜「でもこの部屋って･･･」

凛「私の部屋でもあるけど」

桜「他の部屋はないんですか?」

凛「ごめんなさい、急だったから掃除や片づけが済んでなくて、それとも私と一緒の部屋は嫌?」

桜「い、いえ!そうじゃなくて、姉さんの迷惑にならないかどうか･･･」

凛「何変に気つかってんの～私たち姉妹じゃない、気楽にしてたらいいの」

桜「そうですか･･･それで姉さん、何かやることは」

凛「ああ、別にいいわよ大体のことは私がやっとくし」

桜「でも･･･」

凛「そうね･･･それじゃあ家事全般を頼むわ、アーチャーの奴が衛宮君のところに行るから（ｸﾞｳ～）･･･あ」

桜「ｸｽｯ、それじゃあ夕食にしますね」

凛「ええ、頼んだわよ桜」

～夜～

凛「助かったわ桜、アイツもいらないくらいの働きっぷりね」

桜「そ、そんな･･･褒めるほどじゃ･･･」

凛「桜･･･まだ昔のこと気にしてるの?」

桜「いえ、そうじゃなくてただ･･･姉さんは羨ましいなって･･･」

凛「???」

桜「だって容姿端麗、文武両道、才色兼備の優等生で魔術師としても超一流」

桜「私のもってない物を全部持ってる、だから先輩も姉さんに振り向いてる、そんな姉さんが羨ましいなって」

凛「なんだそんなこと?桜は桜なんだしなにもネガティブにとらえなくても･･･桜「だから･･･（ｷﾞｭ）」ちょっと桜!?」

桜「そんな姉さん自体が私は欲しいなと思いまして」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ

凛「まったく･･･解決してるなら最初からそうしなさい///」

桜（昔か･･･昔みたいに姉さんに甘えられて嬉しい///）