凛「行けども行けども獣道」 (34)
前回のファミマイブ!
真姫ちゃんが軽く引く感じでLAWSON派であることがわかった凛たち!
そこでいろんなコンビニのおでんを買い寄せて食べることにした!
あと、真姫ちゃんのLAWSON服コラまだですか?
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凛「はあーさむいにゃぁ〜…」
真姫「最近気温が安定しないわね…」
花陽「手がかじかんじゃうよ…」
凛「なんかあったかいもの買うにゃ…」
真姫「丁度いいところにLAWSONが」
凛「ブレねーにゃ真姫ちゃん」
凛「とりあえずコーヒー買うにゃ、この際あったかいなら何でも良い」
花陽「わかめごはんとお茶買おうっと」
凛「かよちんもブレないにゃ、おにぎりは必須なのかにゃ」
花陽「私が一番ブレちゃいけない所だと思うの」
凛「いやスクフェスでサンドイッチ食べてたしそこまで考えなくていいと思うよ…」
凛「あれ?ていうか真姫ちゃんは?」
花陽「そういえば居ない?」
真姫「おでん全品70円…?」
凛「なんか一人で呟いてる、怖いにゃ」
花陽「ま、真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「いやだって…全品70円って…300円で牛スジ4本買えるのよ…?」
凛「そんなに牛スジだけ買う人もいないと思うけど」
真姫「全品70円…これは素晴らしいイベントだわ…」
花陽「真姫ちゃんなんか興奮してない?」
凛「ある意味一番ブレてんじゃねーかにゃ」
凛「あ、そうだじゃあ真姫ちゃんはここでおでん買うにゃ、凛はセブンで買うから」
花陽「? どういうこと?」
凛「いろんなコンビニの買って食べ比べるにゃ」
真姫「いいわねそれ、じゃあ花陽はどうする?」
花陽「参加するのは決定ナノォ!?」
凛「食べくらべ開催場所は凛に任せるにゃ、じゃあまた後で連絡するね!」
真姫「ほぼ強制ね、花陽ファイトだよ」
花陽「真姫ちゃんはなんでちょっとテンション上がってるの…」
ちょっとご飯食べてくる
花陽「じゃあ他のコンビニ探しに行くね」
真姫「あとでね、花陽」
真姫「…さて、どれを頼もうかしら」
真姫 (なにせ全品70円…500円分で軽く一人前は超える量になるわ…慎重に選ばなくちゃいけないわ)
真姫「じゃあ…これとこれと…」
・・・
真姫「とりあえず自分の好きなもので固めたわ…凛たちと被らないといいけど」
ちくわ2本
大根
牛スジ3本
丸はんぺん 計七品
凛「ふぃー…とりあえず会場の予約は出来たにゃ」
凛「さーて凛は何を買おうかにゃ」
凛「かよみんは気遣って大根とかコンニャクとかメジャーなやつ買うでしょー…で、真姫ちゃんはどうせガチでお腹満たす用のラインナップで来るから…」
凛「軽めのもので攻めるかにゃ」
・・・
凛「偶然セブンも70円セールだったから助かったにゃー」
しらたき2つ
つみれ
さつま揚げ
だし巻き卵 計五品
花陽「うーん…LAWSONとセブンイレブン以外のコンビニのおでんかぁ…」
花陽「あんまりイメージないなぁ」
花陽「うーん…あ、ファミリーマートでいいかな」
花陽「食べくらべって言ってたし…メジャーな具のほうがいいよね?」
・・・
花陽「オーソドックスすぎたかも…?」
大根
こんにゃく
ちくわ
たまご 計四品
-リザルト-
ちくわ3本
大根2つ
牛スジ3本
はんぺん
しらたき2つ
つみれ
さつま揚げ
だし巻き卵
こんにゃく
たまご 計16品
凛「真姫ちゃん多くねーー!」
真姫「だ、だって…70円セール…」
凛「鍋パンッパンになるにゃーー!」
真姫「えっ、えっと…」
花陽「凛ちゃん落ち着いて…!」
凛「ナベパンパンニャァァー!」
花陽「ところで凛ちゃん、どこに向かってるの?」
凛「おでんパーティーに相応しい場所を選んだにゃ、楽しみにしてるといいにゃ」
真姫「おでんに相応しい場所ってなによ…」
花陽「和室?」
凛「ついたにゃ!」
花陽「道の途中でなんとなく予想してたけど…」
真姫「大丈夫? ちゃんと許可もらったの?」
凛「ママさんにもらったにゃ」
真姫「なら平気…かしら」
花陽 (…ん?)
ピンポーン
海未「こんな時間に誰でしょう…?」
凛「やっほー海未ちゃん!」
海未「凛!? どうしてこんな時間にっ、て2人まで!」
真姫「ハロー」
花陽「えへへ」
海未「えっ、ちょっと、なにが起こるんです!?」
凛「お邪魔しまーす!」ズカズカ
海未「あっ、待ちなさい凛!」
花陽「おでんたべにきました!」ズカズカ
海未「おでっ? え、おでん!?」
真姫「海未ってBUMP好きそうよね」ズカズカ
海未「真姫はなんなの!?」
凛「とりあえず落ち着くにゃ海未ちゃん」
海未「誰のせいだと…!」
花陽「おなべこれでいいんですかー?」
海未母「少し待っててくださいね、もっと大きいのを持ってきます」
海未「お母さんはなぜ馴染んでいるんですか!?」
真姫「どうどう」
海未「なんなんです! なんなんです!」
凛「みんなでおでん食べるから海未ちゃん家来たにゃ」
海未「凛はいつもそういきなりなんですから…」
凛「まぁママさんに連絡は取っておいたから」
海未「全く…」
花陽 (なんだこれは…さりげないりんうみなのか…!?)
真姫「とりあえずお鍋来たしみんなの具いれるわよ」
凛「ひゃっほう! お待ちかねにゃ!」
海未「私の分はあるんですか?」
真姫「あら、結局食べるのね」
海未「まぁ、せっかくなので」
凛「真姫ちゃんがあほみたいに買ってきたからそれ食べるにゃ」
花陽 (バカな…りんうみに可能性など………認めない…僕は認めない…)
真姫「あほて」
海未「いや、実際買いすぎだと思いますが…」
真姫「でもあほて」
凛「いーから食べるにゃー、いただきます!」
花陽「いただきます!!!」
真姫「声おっきくない!」
海未 (あ…つみれが一つだけあります…)
海未「ありがとうございます、凛」
凛「あ〜、なんのことかイミワカンナイにゃ〜〜」
花陽「むぐぐぐ!」
真姫「花陽どうしたの! ちくわを一口で食べきれるわけないでしょ! 花陽!」
海未「真姫は牛スジ3本も買ったんですか?」
真姫「海未の家に来るってわかってたらもう一本買ったのに…」
凛「かよちん卵半分こするにゃ」
花陽「うん…ありがと」
凛「なんか元気ないにゃ?」
花陽「そ、そんなことないよ!」
真姫「ほら、私の分はいいからみんな牛スジ食べなさい!」
凛「真姫ちゃんの牛スジ推しはなんなんにゃ」
海未「しらたきおいしいです」モグモグ
花陽「大根もおつゆが染みてるよー」モグモグ
真姫「じゃあ私さつま揚げもらうわ」
凛「海未ちゃんそれ凛のしらたき!」
海未「いいではないですか、もう一つあるんですから」
凛「しらたきは全部凛のにゃ!」
海未「真姫を見習いなさい! 惜しむことなく私たちに牛スジを分けてくれたじゃないですか!」
真姫「牛スジ…!私の牛スジが…!」
凛「めっちょ惜しんでるにゃ!しらたき返せにゃ!」
海未「なにこの執念!こんな凛はじめて見た!」
花陽「いちゃついてんじゃねえ!」シラタキパクー
凛「柿崎ィィィ!」
・・・
凛「おなかいっぱいにゃ…」
真姫「今更だけどこんなに騒いで平気だったの?」
花陽「ほんとに今更だね…」
海未「近所までは聞こえてないでしょうし…多分平気じゃないですか?」
凛「はぁ〜〜…こたつあったか…家に欲しいにゃ…」
海未「いつもウチで入ってるじゃないですか…」
花陽 (あ、今『いつも』って言った…ダメだこら、もう確定だわ…)
真姫「じゃあそろそろ帰ろうかしら」
海未「あれ、泊まるんじゃないんですか?」
凛「そうだった、2人に言うの忘れてた」
花陽 (自然と泊まる辺りもう100%そうだよぉ…)
真姫「えっ、着替えとかないわよ」
海未「うーん…私のでいいなら貸しますよ」
凛「かよちんの分は凛が持ってるにゃ」
花陽「つらい…」
凛「どしたん?」
・・・
海未「じゃあ電気消しますよー」
真姫「はーい」
凛「あっ、まってまだスクフェスやってない」
海未「消灯」
凛「非情である…」
花陽「現実は非情である…」
真姫「はー、今日はなんだか濃い1日だったわ」
花陽「数時間だったけどね」
海未「楽しい事はすぐ過ぎてしまうんですよ…非情である…」
真姫「それ流行ってるの?」
凛 (正直食べくらべは全く出来てなかったけどまぁ楽しかったし良いかにゃ?)
おわり
ナベパンパンニャーを書いてる時、ダメゼッタイニャーを思い出しました。
いくら日本に漫画がたくさんあるとはいえ、知人のいたずらで人生をやり直す事になってしまう主人公はあの漫画だけだと思う。
最近は肌寒くなってきてパジャマ選びも大変になってきましたね、これじゃ暑い、これは寒い、体調管理が難しい季節だけどみんなも気を付けてね。
次こそ凛ちゃんがカツ丼食べます。
おやすみ!
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