上条「男子会…?」美琴「女子会…?」 (24)

とある高 自販機前


上条「なんだよ急に。つかなんだよ男子会って」

土御門「にゃー!言葉通りの意味ですたい」

土御門「ま、最近暇だしこういうのも悪くないと思っただけさ」

上条「まあ確かに暇だけどさ」

土御門「まさか野郎どもだけじゃ不満だとでも?」

上条「いやいや、別に上条さんはそういうのは気にしませんことよ」

土御門「なら決まりだぜい。日時は今週の金曜だ」

上条「今週の金曜!?明後日じゃねーか急すぎんだろ」

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土御門「金曜は学校も昼で終わるし都合がいいんだにゃ―」

土御門「どうせお泊り会にするつもりだったしな」

上条「ずいぶんと熱入ってんな…」

上条「で?他に誰を誘うんだ?」

土御門「んー、宛はたくさんいるし―――」

青髪「なに話してるん?もうすぐ昼休み終わるで」

上条「よう青髪」

土御門「ちょっと週末の相談だにゃ―」

青髪「え、今週末なんかすんの?」

上条「なんかコイツがノリノリで計画立ててんだよ。男子会だとさ」

青髪「だ、男子会やて……?」

土御門「だにゃー、お前も参加しろ青髪ピアス」


>>5 する・しない

しない

青髪「僕も参加したいんやけど、先週サボったつけが回ってきてるんよ」

上条「サボったって、あー、パン屋の手伝いか?」

青髪「そやねん。そういうわけで悪いんだけどまた誘うて」

上条「ああ、じゃあ次の機会になー」

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放課後

上条「俺までメンバー集め頼まれちまった…」

上条「ま、たかが遊びの集まりなんだしテキトーに誘えるやつだけでいっか」

上条「まずは一番こういうのに参加したがりな一方通行だな」

上条「そういやアイツ最近暇してるっぽかったしちょうどいい機会だ」


>>8

家まで誘いに行く メールで済ませる

家に押しかける

上条「どうせなら家まで誘いに行ってみるか」

上条「打ち止めの顔も見ておきたいしな」

上条「でもこの時間にお邪魔したら晩御飯をごちそうになっちまうよな…必然的に」

上条「なんつーか図々しいし、電話だけで済ませるか」

上条「………」Prrrr

一方『三下か?』

上条「出るの早いな!! びっくりしたっ!!」

一方『たまたま携帯を触ってたンだよ』

上条「まあいいけど。ところで今って話せるか?」

一方『あァ、問題ねェ』

上条「じゃあ単刀直入に聞くけどさ、」

一方『ちょっと待て。オマエ今どこにいる?』

上条「え?えっと高校の近くの表通りかな。これからスーパーに寄って帰るところだけど」

一方『どォせこれからなンも予定はないンだろ?』

上条「まぁそうだけど」

一方『なら今から黄泉川のマンションまで来い。場所はわかンだろ』

上条「場所はわかるけど、なんでだ?」

一方『ここ最近、黄泉川の炊飯器料理しか食ってねンだよ…!!』

上条「はぁ…?」

一方『頼む三下ァ…!! 助けると思って晩飯を食いに来やがれ。客がくりゃあさすがの黄泉川もマトモなモン出すだろ』

上条「いや、でも迷惑じゃ…」

一方『問題ねェ。クソガキの遊び相手になってくれりゃ大助かりだ』

上条「お前がそう言うならお邪魔しよっかな。芳川さんと打ち止めの顔も見ておきたいし」

一方『さすが三下だぜ。今のは芳川に伝えとく』

上条「いや待て。別にそんなつもりで言ったんじゃないからな!?」

一方『ンじゃ、俺は三下が来ることを黄泉川に伝えとく。あと着替えも持ってこい。泊まってけ』

上条「さすがにそこまでは…」

一方『いいから頼む…!! オマエが帰っっちまったら明日の朝飯も炊飯器だ』

上条「どんだけトラウマなんだよ…。んじゃ本当に泊まってくからな」

一方『おォ。近くに着いたら電話しろ』

上条「りょーかい」ピッ

上条「さてと。それじゃあ一旦寮に戻って準備しますか」

上条「インデックスは―――」


>>14 連れてく 小萌宅 イギリス

小萌宅

上条「そういえば今日は小萌先生の家にいるんだっけか」

上条「仕方ねえ。一人でトボトボ行きますか」

上条「ところでなにかお土産を持っていったほうがいいんだろうか」

上条「なんか買い物していくべきなのか…?」

白井「おや?類人猿…?」

上条「その失礼な呼び方で上条さんは振り返らずにお前を特定したーーっ!!」

上条「Σ」クルッ

白井「こんなところで何をやってますの?」

上条「別に。ただ帰ってるだけだけど」

白井「そんなことを言って、本当はお姉様を探してらしたとか…?」ジトー

上条「うわーっ! ひょっとして上条さんは常盤台のお嬢様にそんな疑惑を向けられてんじゃねーだろうな…」

白井「少なくとも黒子はあなたをストーカーとして認識してますの」

白井「このままだと警備員への出動要請も辞さない覚悟ですわ…」

上条「こいつ…」

上条「うわ、俺はこんなところで油を売ってる場合じゃなかった」

白井「おや?これからどこかへ?」

上条「まあな。お前のお姉様とは関わらないから安心しろ」

白井「当然ですの」

白井「それで、どちらへ向かわれますの?」

上条「なんで上条さんがそんなことをわざわざ…」

白井「わかってませんわね。これは職務質問ですの」

上条「マジで!? そんなに怪しい人に見えちゃってんの俺!?」

白井「それはもう」

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ーー

白井「なるほど、男子会ですか…」

上条「まあそれで友達を誘いにだなぁ」

白井「なるほどわかりました。しかし完全下校時刻まであと27分21秒」

白井「それを過ぎたら問答無用で補導させていただきますので」

上条「お前に足止めされなかったらまだ余裕あったんですけどねえ…」

上条「さらばっ」ダダダダー




白井「女子会………アリですわ」

疲れた寝る乙

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