俺「なにこれただの棒じゃん こんなんで戦えてたらとっくに誰か倒してるわ」
王様「いや、それただの棒じゃないから!ひのきの棒だから!」
俺「うっせえただの棒じゃねーか!」ドンッ
王様「」ビクッ
俺「しかも何だよこの金!たったこれっぽちかよ!外で飯喰ったらすぐ飛ぶわ!」
王様「うるせぇ!勇者はもうお前で963人目なんだよ!そんないろいろ持たせられるか!」
俺「で・・・ここに戻ってきたのは?」
王様「・・・・・・いない」
俺「じゃあ皆死んだって事かよ!ふざけんなよ!俺に死んでこいって言ってるのと同じじゃねーかよ!」
王様「それは違う!お前が魔王を倒せれば無事帰って来れる!」
俺「この棒で?」
王様「いや・・・途中で剣とか買って・・・」
俺「はぁ!?このはした金でか!?こんなんじゃのこぎり一本買えねーよ!」
王様「いや・・・途中でお金を・・・」
俺「はぁ!?なんだよそれ!?途中でバイトしろってことか!?」
王様「うっ・・・いやそれは・・・」
この>>1はいつも勇者と魔王ネタで楽しませてくれる人かな??
俺「大体な、さっきここに入るとき見たんだけどよ、門番でも鉄の鎧着てたぞ!こんなクソみたいな
ちっちゃい城の門番が鉄の鎧で、俺にはこの棒とはした金!おかしいだろそれ!」
王様「うるせぇ!少しだまっていれば!」
俺「」ビクッ
王様「大体な、その棒だって国民の税金で・・・」
俺「俺も税金払ってるぞ!てかあんな高い税金でこの棒しか買えねーのかよ!税金どこに流れてんだよ!」
王様「い・・・いや、王にもいろいろあってな・・・その・・・姫の機嫌取りとか・・・」
>>13ちがうよー
俺「は?」
王様「えっ」
俺「機嫌取りって何だよ」
王様「え・・・いやその・・・おもちゃとか・・・」
俺「見せろ」
王様「はい」つ十==
俺「これは・・・おもちゃの剣か?そうだな?てかそうだろ?ん?」
王様「・・・はいそうです」
俺「てめえふざけんじゃねえよ!!!!!!!」
王様「ヒイッ」
俺「この棒よりこの剣のがよっぽど強いだろ!!あんなくっせえクソブスにこんなんやったのかよてめえ!」
王様「ク・・・クソブスとはなんじゃ!」
俺「うるせえクソブスだろが!これ幾らしたんだよ!」
王様「これはただの剣ではなく装飾品であり芸術品であり・・・」
俺「だから幾らなんだよ!」
王様「・・・・・・100万」
俺「うあああああああああああああしねえええええふざけんなああああ」
王様「ヒイッ」
なんかすまんな
実はss書くの初めてなんだよ・・・温かい目で見守ってくれ
俺「うわあああきええええええええええええええあqswでfrgthyじゅきろp;:@」
王様(何言ってんだこいつ)
俺「魔王の方がよっぽどいい政治してるだろ!多分!」
王様「うるさい!絶対にそれだけはない!あいつは悪だ!」
俺「知らんわ!国民から税金取り立ててクソの役にも立たない姫様の機嫌取りしやがって!お前のがよっぽど悪人だろ!」
王様「なんだと!?あいつは腐ったものも喰える!クソより役に立つ!」
俺「そういうことじゃねえよ!」
王様「ヒイッ」
俺「いや、俺が言いたいのは、その、なんかさ・・・もっとこう・・・」
王様「なんじゃ?」
俺「とりあえず、装備よこせ」
王様「無理です」
俺「は?お前どうせなんかあるだろ」
王様「ありません」
俺「じゃあ廊下にたくさん置いてある物は何ですか?」
王様「でもあれは・・・その・・・コレクションで・・・」
こっから改行するね
俺「うるせぇ!いいからよこせ!てか持ってくぞ!」
王様「あっ待て!頼む!それだけは駄目だ!マジで!」
俺「じゃあなんか寄越せ!」
王様「うるせえ!これまでの勇者達もその棒と金で懸命に戦ったんだぞ!」
俺「でも魔王を倒した奴は居ないんだろ!?」
王様「うん・・・まあ・・・はい」
俺「じゃあさ・・・せめて仲間かなんかいないの?」
王様「これから旅立ってゆく勇者達は数多く居る。そいつらと協力するといい。」
俺「いや、そーじゃなくて!戦士とか賢者とか僧侶とか!」
王様「プッwwwwwwそんなんいるわけねーだろwwwwww」
俺「いや、そこじゃなくて!なんか特殊な技能のある奴とかいないの!?」
王様「友達連れて行けよ」
俺「いやだから俺は特殊な技能とかのある奴と行きたい訳!そもそも俺に友達なんて居ないし!」
王様「oh...」
俺「いいからなんかくれよ!装備でも金でも仲間でもいいから!さもないと帰っちゃうぞ!」
王様「でもさ・・・今までの勇者達はみんな檜の棒で戦ってたわけじゃん?」
俺「そうだな!戦えてないけど!」
王様「それって不公平じゃね?」
俺「」
王様「だからこれで戦いなよ・・・」
俺「やっぱやめるわ」
王様「えっ、ちょ、ま」
俺「結局なんもくれないならただ死ににいくだけじゃないか、そんなん俺はやだよ」
王様「」
俺「明日バイトもあるし」
王様「わかった・・・じゃあ、次の人ー!」
次の人「はい!」
オヌシニハマオウヲタオシテホシイノジャ
ハイーガンバリマスー
ジャアイッテコイ
その後、家に帰った俺は平和にフリーターを続けたとさ
めでたしめでたし
すまん急用が出来たんだほんとすまん
マジでごめん
行ってくる
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