取手「大体な、俺たちが千葉に敵うわけが……」
つくば「下剋上じゃなくて……」
取手「!?」
つくば「俺たちが格上だろ?」
常陸大宮「つくばの言う通りだ。千葉なんて敵じゃあねぇよ」
常陸太田「いまこそ千葉を討つときなり!」
取手「付き合ってらんねーよ。お前たちは知らないんだ。千葉の恐ろしさを……」
守谷「俺も取手と同じ意見だ。俺は千葉に付くぜ」
ひたちなか「ああ言ってますがどうします?水戸さん」
水戸「あいつらは元から千葉寄りの売県奴だ、放っておけ」
下妻「古河はどうする?」
古河「俺も千葉は嫌いだ。だが、争いはもっと嫌いだ。俺は埼玉に付くことにする」
日立「……」
古河「あ?なんだ日立………うぐっ」
日立は古河の腹をサバイバルナイフで刺した
下妻「ひ……日立貴様ぁ!良くも古河を……」
スパッ
日立は下妻の首を跳ねた
日立「千葉を制圧?本当の敵がどこにいるかも知らないで、呑気なもんだぜ」
ひたちなか「下妻と古河がいませんね?」
水戸「あいつらも埼玉寄りの売県奴だ、放っておけばいいさ」
牛久「で、制圧ったって、まず何をするんだ?」
土浦「決まってんだろ、すべてをぶち壊すのさ」
つくば「これだから野蛮人は……。貴様は永遠に黙っていろ」
土浦「あ?誰が野蛮人だ?コラ」
土浦はつくばの胸ぐらを掴んだ
北茨城「あー、何やってんすか土浦さん。落ち着いてくださいよ 」
土浦「うっせぇ死ね!」
北茨城「すみませーん、こいつちょっと殺っちゃってもいいすか?」
水戸「構わない。俺が許可する」
北茨城「それじゃあ、お構い無く……」
その日、土浦の悲鳴が、関東全土に響き渡ったと言う
市川「………聞こえたか?今の悲鳴」
船橋「茨城の方から聞こえたなっしな~」
浦安「これは戦いの予兆と言う奴だね、ハハッ」
日立「また茨城がなにか企んでいるのかね」
我孫子「茨城風情が何をしたところで無駄なこと」
千葉「返り討ちにしてくれる……」
千葉「誰だお前」
日立「」
船橋「きゃああああああああああああああ梨汁ぶっしゃあああああああ!」
日立は船橋の胴体を真っ二つに切り裂いた
柏「ひ、日立いいいいいいいいいいいいいい!…………ぐふっ」バ タン
日立「どうした?千葉ってのはこんなもんか?」
千葉「い、茨城風情がぁ………我孫子、あれを出せ」
我孫子「あびこまりました」
我孫子は縄で縛られた取手と守谷を連れだした
我孫子「こいつらの命が欲しかったらあああああ!今すぐ!降伏しろおおおおおおおおお!!」
取手「た、だづげてくれぇ~茨城県民だろ~」
日立「」
日立はサバイバルナイフを投げ棄てる
日立「これで満足か……?二人は大事な仲間なんだ。早く解放して やってくれ……」
我孫子「ふっ、いいだろう。オラ、とっとと茨城に帰れや田舎モン!」
我孫子は取手と守谷を蹴飛ばした
市川「これで日立の武器は無くなった……。こいつらどうするよ? 千葉さん」
市川「……千葉さん?おい、返事くらい………なッ……!」
千葉の頭にはさっき日立が投げたサバイバルナイフが刺さっていた
こうして茨城の下剋上は達成された
日立はその後、茨城に戻ることはなかった
現在はイギリスにいるのだという
日立に日本というステージは、小さすぎたのかも知れない
日立の闘いはまだまだ続く
その命が 尽きるまで
Fin
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