亜美「鏡」(14)

アイマス百合SSです

以下が苦手な人は見てはいけませんよ

百合、同性愛表現

性的描写

短い、拙い、色気ないの三拍子ですが、どうぞ


亜美「ねぇねぇ、このウィッグ借りてっていい?」

律子「あら珍しい。でも、こんなウィッグ何に使うの?」

亜美「んっふっふ~!ちょーっとね!」

律子「そのウィッグはもう出番なさそうだし、返すのはいつでもいいわよ」

亜美「やったぁ!」

思いの外簡単に借りれてホッとした

今日は急いで帰らないと

亜美「そいじゃお先にしつれ→」

律子「あら?今日は真美を待たないの?」

亜美「うん。今日は遅くなりそうだから先に帰っててだって」

律子「あらそう。次回のレッスンの日程ちゃんと覚えてるわよね?」

亜美「だーいじょぶだって!バイバーイ」バタン

律子「全くあんなに急いで・・・また新しいゲームでも買ったのかしら」

急げ急げ

信号も、階段も、電車の待ち時間ももどかしい

早く早く

必死に駆けてく

ガチャ バタン ガチャリ

勢い良く部屋に上がってく

深く、深く深呼吸

息を整える


ζ*'ヮ')ζ<cool down

落ち着いた

でも逆に鼓動は早くなってくる

私は服を脱いで、裸になった

私の部屋は真美の部屋

真美の部屋は私の部屋

箪笥の真美の段を引き出す

中でも真美が一番気に入っている下着を取り出す

ゆっくりと下着を履く

これだけでも強い背徳感で絶頂しそうになる

次に真美のパジャマを着る

今朝は急いでいて、二人共服を脱ぎ捨てて出掛けたので、ベッドに出しっぱなしだった

まだ残暑も厳しく、微かに真美の汗の匂いがした

そして最後に・・・このウィッグを付ける

ゆっくりと大きな鏡に歩み寄る

鏡に写ったのは・・・


私の片思いの相手だった

いつから意識し始めたのだろうか

家族なのに、姉妹なのに・・・双子なのに

いつから「映し身」ではなくなったのだろうか

彼女が同じ服を着ても、私とは違う魅力が映しだされた

いつから私達の心は・・・離れてしまったのだろうか

私が竜宮小町に入ってから、時間も、心も、すれ違う事が多くなった

あんなに一緒にいたのに


悲しい

苦しい

呼吸が激しくなる

頬は赤くなってだんだんと頭の中が白くなっていく

鏡に手を伸ばす

コツン と指が触れる

サワレナイ

でも、

自分の体を抱きしめる

あぁ、真美だ

私は今、真美を抱きしめているんだ

真美の胸に手を這わす

弄くり回す

ゆっくりと太ももから秘部へ

「・・・あっ」

もうしっとりと湿っているそこを撫でる

初めての自慰を覚えたのは、つい二週間前の事だった

そしてそれは、真美の下着を着て背徳の味を知った時と同じだった

「ふうっ・・・んっ」

もう立てない

パタリと倒れても、真美を慰め続ける

指を加えて、淫らに音を立てて舐める

(真美!真美真美真美!)

心で唱えても、言葉にはしない

きっと彼女なら声を出さないと思うから

「くっ・・・はぁはぁ・・・あっんっ!」

そのまま体がガクガクと痙攣する

心地よい白の中を漂う・・・

そういえば彼女はいつ帰ってくるのだろうか

―外ではぽつりぽつりと雨が降り始めていた

以上です

一桁で終わった・・・

次回は続きを書こうかなーと思います

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