ミンウ「フリオニールとは何だったのか」 (21)
~サラマンド~
ヨーゼフ「なにぃ!?ネリーがパラメキアの奴等にさらわれた!?」
ヨーゼフの家の前にいた愛人さん「あぁ、村の男共も一緒にね」
ヨーゼフ「こうしちゃいられねぇ!待ってろネリー!」
~セミテの滝~
ヨーゼフ「うおりゃぁ!!」
帝国兵「なんだこのハゲ!メチャクチャ強い!」
村人「流石ヨーゼフだ!」
ネリー「おとうさんかっこいい! ……キャッ!」
帝国兵2「おっと、娘の命が惜しかったら投降するんだな」
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ヨーゼフ「ネリー!」
ネリー「うん!」金的
帝国兵2「ぐぽぉ!?」ハナレル
ヨーゼフ「トドメだ!」ドガッ
帝国兵2「」
ネリー「流石だわおとうさん!」
ヨーゼフ「お前もな!流石は俺の娘だけある!」
村人「まだ指揮官が残っててミスリルを独占してるんだ!倒してくれ!」
ヨーゼフ「勿論だ! ……だがサラマンドの男ならお前達も戦え!」
村人達「うおおおおおおおお!!!!!」
サージェント「来たかヨーゼフ、娘だけでも逃がせば一緒に死ぬことも無かったのに馬鹿な親だ」
ヨーゼフ「貴様なんぞにやられる程俺もネリーも柔じゃないんでな、ネリー、行けるか?」
ネリー「うん!おりゃああああ!!」ドガッ
サージェント「馬鹿め!」ガード
ネリー「!? こいつ!ただのサージェント(ぐんそう)じゃないわ!」ハナレル
サージェント「ハッハッハ!私の鎧は全てミスリル製!拳なんぞでは歯も立たんわ!」
ヨーゼフ「そうかよ!」バキィ!
サージェント「なんだと……ミスリルの盾と剣と鎧が……」
ヨーゼフ「お前等!今だ!」
村人達「おっしゃぁぁぁぁあああああ!!!!」
サージェント「ば 馬鹿な!」
~サラマンド~
ヨーゼフ「セミテの滝を取り返してミスリルも奪い返したのは良いが俺達が使うには多すぎるな」
愛人さん「フィンの王女様がアルテアで反乱軍を立ち上げたらしいよ、ミスリルが必要だろうし献上したらどうだい?」
ヨーゼフ「反乱軍か……アルテアには鍛冶屋のトブールも居るしな、もっていこう」
ネリー「おとうさん……寂しくなるね」
ヨーゼフ「留守する間が寂しく無いように欲しいものはあるか?」
ネリー「大きな亀の甲羅が欲しい!スキーするの!」
※原作ではヨーゼフは反乱軍の諜報員でしたが都合の良いように少しだけ変えています
~雪原の洞窟~
ヨーゼフ「たしかこの洞窟の最奥にデカい亀が居たとか聞いたな」
アダマンタイマイ「グオオオ……」
ヨーゼフ「おりゃっ!」9999!
アダマンタイマイ「グオオオ……」
ヨーゼフ「死んだか、甲羅を剥いでっ……」
ゴゴゴゴゴ
ヨーゼフ「な、なんだ!?壁が動いて……」
ヨーゼフ「なんだこの鐘?えっと……女神のベル?」
テーテテテテーテーテー♪
めがみのべるをてにいれた!
ヨーゼフ「高価そうだし俺が持ってても勿体ないからヒルダの姫さんに献上しよう」
~サラマンド~
ネリー「わーいありがとう!いってらっしゃい!」
愛人さん「気を付けてね」
ヨーゼフ「行ってくる」
~ガテア~
老人「反乱軍の新たな若き戦士達がフィンに潜入して無事帰還したらしいぞ」
ヨーゼフ「骨のある若者も居るんだな、ネリーには適わんが」
~道中~
大戦艦「」ゴゴゴゴゴ
ヨーゼフ「な、なんだ!?」
~アルテア~
ヨーゼフ「なんだこれは……酷い……」
トブール「ヨーゼフ!久しぶりじゃの!」
ヨーゼフ「これは……何があったんだ」
トブール「大戦艦じゃ……ところでその荷物はもしや」
ヨーゼフ「ああ、ミスリルだ」
トブール「これさえあれば帝国に対抗出来るやもしれん、腕がなるわい」
~アジト~
ヒルダ「ヨーゼフ、よく来てくれました、ミスリルを持ってきて頂き感謝します」
ミンウ「私からも礼も言わしてくれ」
ヨーゼフ「ミンウに姫さん、堅いことは無しにしようや」
ヒルダ「ヨーゼフ、頼みが有るのですが」
ミンウ「大戦艦を爆破してほしい」
ヨーゼフ「ああ、俺も大戦艦は許せない」
とりあえずここまで
乙
童帝が主人公じゃないのか…
ミンウに優しい世界なのだろうか
とにかく期待
前書いた奴みたいに一瞬で終わらせるつもりが構想が膨らんだので割と長めになりそう、って事で酉付けました
もし前作から待ってる人が居たのならお待たせしました
方向性を示す為ちょびっとだけ更新
ヨーゼフ「……いや、ちょっと待て」
ヒルダ「どうしたのですか?」
ヨーゼフ「ここに来る道中のガテアで聞いたんだが骨のある若者が入ったらしいじゃねぇか、そいつはどうした」
ヒルダ「……ああ」
ミンウ「ヨーゼフ、アレを見ろ」
ヨーゼフ「ん?」
フリオニール(以下フリオ)「帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い帝国怖い」
マリア「兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん」
ガイ「…………」
ヨーゼフ「……なんだありゃあ」
ヨーゼフ「……もしかして、アレがか?」
ヒルダ「……はい」
ヨーゼフ「一体何があったんだ」
ミンウ「彼らは私達と同じでフィンに住んでたんだがフィン陥落時に両親と死に別れてな」
ヒルダ「そして逃げてる途中に黒騎士に襲われ瀕死になりお兄さんともはぐれてしまった所を私が見つけてミンウに治療して貰ったのです」
ミンウ「目が覚めた彼らは兄を探すためにヒルダ様に義勇軍入りを志願して断られてな、私が試験としてフィンへの潜入を命じたのだ」
ヒルダ「ですがそこで英雄であるスコットの死を目にし、義勇軍として与えられた大戦艦破壊の任務にも失敗してしまい……」
ミンウ「心が折れてしまったのだ」
ヨーゼフ「……情けねぇ」
ヨーゼフ「……もしかして、アレがか?」
ヒルダ「……はい」
ヨーゼフ「一体何があったんだ」
ミンウ「彼らは私達と同じでフィンに住んでたんだがフィン陥落時に両親と死に別れてな」
ヒルダ「そして逃げてる途中に黒騎士に襲われ瀕死になりお兄さんともはぐれてしまった所を私が見つけてミンウに治療して貰ったのです」
ミンウ「目が覚めた彼らは兄を探すためにヒルダ様に義勇軍入りを志願して断られてな、私が試験としてフィンへの潜入を命じたのだ」
ヒルダ「ですがそこで英雄であるスコットの死を目にし、義勇軍として与えられた大戦艦破壊の任務にも失敗してしまい……」
ミンウ「心が折れてしまったのだ」
ヨーゼフ「……情けねぇ」
ヨーゼフ「おい、テメェ等」
フリオ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんごめんごめん」
マリア「どうせ兄さんも死んでるんだからもう義勇軍から追い出されても良いわ、死ぬしか無いもの」ボソボソ
ヨーゼフ「…………」イライラ
ガイ「……なに、おじさん、おれ、きく」
ヨーゼフ「……ほう、お前は腑抜けて無いのか」
ガイ「おとうさん、おかあさん、しんじゃった人、ため、おれが、やらなきゃ」
ヨーゼフ「お前は良い目してるじゃねぇか、よし」
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