モバP「私が医者だ」 (23)
頭の悪い内容なのでご注意
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P「えー、今から。アイドルたちの健康診断。始めようか。清良ナース」
清良「はいプロデューサー」
P「プロデューサーじゃない。今の私はドクターだ。ドクターと呼びなさい」
清良「はいドクター」
P「じゃあまず一人目。入ってきなさい」
凛「プロデューサー…何してんの?」
P「プロデューサーではないドクターだ! ドクターと呼べ。この白衣が目に入らないのか君は? ん?」
凛「え、あ、う、うん。で、ドクターは何してんの?」
P「見ての通り健康診断だ。わかるだろ?」
凛「見てわかんないし。それに口調も変…」
P「黙りなさい。清良ナース。私は何者だ」
清良「ドクターは、ドクターですよ♪」
P「よろしい。わかっただろ。私はドクターだ」
凛「そう…で、健康診断ってことは何するの?」
P「そうだな。まず心音を測らせてもらおう。清良ナース。服をまくって差し上げなさい」
清良「わかりました。失礼しますね」
凛「ちょ、待ってよ! まくるって、プロデューサーのま、」
P「プロデューサーではないドクターだ! 全く最近の若いもんは一度聞いたことを覚えられんのか」
凛「えぇ何それ」
清良「まくりましたよ」
P「よし。じゃあ胸に聴診器を…」
凛「ちょっと…!」
P「…よろしい。特に異常はなさそうだ。もう終わりだ。行ってもいいよ」
凛「え? 終わりなの?」
P「何か文句でも?」
凛「いや、もっとこう…この手の話って」
P「もしかして破廉恥な妄想をしていたのか。こんなタイトルだからと破廉恥な内容だと思ったのか? 全く最近の若いもんはいかんなぁ。お医者さんが出てこれば破廉恥だとい言う考え。そんなのはエロ漫画の界隈でしかないことだ。覚えておきなさい」
凛「イラァ」
P「清良ナース! 私は何者だ?」
清良「ドクターは、ドクターですよ♪」
P「その通りだ。いいか凛。医者がいちいち裸体で欲情していたら意味がないだろ。そういうことだ」
凛「うんそうだねー」
P「えー。渋谷凛。健康状態良好と」
凛「じゃ、私は行くから。プロデューサーも早く目を覚ましてね」
P「うむ。健康に気を付けたまえ」
P「じゃあ次の人。入ってきなさい」
きらり「きらりだよー☆ オッスオッス☆」
P「うむ。元気があって結構だ。清良ナース! 彼女に何か不健康な点はあるか」
清良「こちらに書かれてますよ」
きらり「Pちゃんなんで白衣着てるのー?」
P「Pちゃんではない。清良ナース! 私は何者だ?」
清良「ドクターは、ドクターですよ♪」
P「その通りだ。つまり今の私はPちゃんではない。Dちゃんと呼びなさい。おっと。表記もDに改めなくてはな」
きらり「PちゃんはPちゃんじゃないの?」
D「PちゃんではないDちゃんだ! さてこの書類によるときらりは最近あふれ出る力を制御できずに困っているそうだが。どうなんだね? 噂によると扉を破壊したとか」
きらり「そんなことないにぃ! きらりはそんなことしないよ☆」
D「ふむ。なるほど。では試してみよう。清良ナース!」
清良「はい♪」
D「ミット」
清良「どうぞ」
D「ふぅん。いい素材だ。さあきらり。打ち込んできなさい」
きらり「で、できないにぃPちゃん…」
D「Dちゃんだ! 大丈夫だ。こう見えて体は頑丈だから思いっきり打ち込んできなさい」
きらり「うぅ~…てや☆」ポスン
D「…今のが全力か?」
きらり「そうだにぃ」
D「なるほど…よろしい健康診断はおしまいだ。きらりの健康状態ギャップ萌えと」
きらり「きらりは~乱暴じゃないよ?」
D「ああ。よくわかったギャップ萌えの心を忘れるんじゃないぞ」
D「では次の人。入りなさい」
菜々「し、失礼します~…」
D「なんだ。随分と弱腰に入って来たな」
菜々「いえ、凛ちゃんにちょっと話を聞いて。悪い予感がプンプンしまして」
D「なるほど。で、実はあなたはミラクルロマンスな病にかかっていると聞いたんですよ」
菜々「み、みらくるろまんす?」
D「ええ。担当の方がタキシード仮面様に見えてしまうとか。今新シリーズやっていますしねぇ」
菜々「ち、違います」
D「では名案が思いつくとつい「私にいい考えがある」と言ってしまう病だとか。つい最近新作がやってましたからねぇ」
菜々「それも違います」
D「では無限大な夢の跡を追いかけてしまうとか! 来年続編が」
菜々「だから違いますって! ウサミン星人は健康に気を使ってるので大丈夫なんです! キャハ☆」
D「なるほど痛い痛い病ですか。これは重傷だ」
菜々「えぇ? それで判断するんですか?」
D「医者と言うのは小さな綻びを決して逃さないのだよ。では保険証出して」
菜々「ほ、保険証!? 何でですか!?」
D「何でと言われても、全額負担でいいのかね?」
菜々「…」
D「どうしました?」
菜々「…はい。どうぞ」
D「ふむ…ん! こ、これは!? 清良ナース! これを見たまえ」
清良「何ですか?」
D「この保険証。計算で17歳にならない!」
菜々「返してください!」
D「では次の人。入りなさい」
加蓮「健康診断って。別に大丈夫だよ。前に比べて、」
D「何を言ってるんだ加蓮! そんなこと言ってまたぶり返したらどうするんだ! 人一倍気をつけなくちゃダメじゃないか!」
加蓮「あ、あれ? 何かいきなりハイテンションじゃん」
D「加蓮! さぁ精密検査を行うから! ここに寝るんだ!」
加蓮「待ってよ! ちょっと強引過ぎるって! それにその機械何なの!?」
D「これは池袋大先生が作ってくれた対加蓮用健康布団型体調兵器だ! これに寝ると一瞬で健康になるらしい!」
加蓮「らしいってやめてよ! 兵器って物騒だよ! ちょ、待って…!」
D「安心しろ加蓮。お前は今でこそ元気そうにしているが今でもいつ体調が崩れるものかと気が気でならなかったが! これでお前が白いワンピースで野原を駆け回りながら笑顔を振りまくと言う最高のシチュエーションが実現できる!」
加蓮「い、いや! 何かアームみたいなもの伸びてきてるし! た、助けてー!」
清良「やりすぎです。手刀」
D「ぐみぇ」
加蓮「た、助かった」
清良「ごめんなさい加蓮ちゃん。プロデューサーも、加蓮ちゃんのことを心配してとった行動だから許してあげてくださいね」
加蓮「わ、わかってるけど…そうだ!」
清良「何してるんですか?」
加蓮「私の診断表の健康状態の所に『一番大切な人』と。ちょっとしたお返しだよ」
D「なんかひどい目にあった気がする…」
清良「気のせいですよ♪」
D「そ、そうか。ゴホン。では次の人。入ってきなさい」
薫「せんせぇ! おはようございまーす! 健康診断って聞いたけどほんとー?」
D「おぉ薫か。健康診断だ。アイドルたちの体調管理もプロデューサーの役割だからな」
薫「すごーい! じゃあせんせぇは今お医者さんなんだ!」
D「その通りだ。清良ナース! 私は何者だ?」
清良「ドクターは、ドクターですよ♪」
D「わかったかね薫。私は今お医者さんというわけだ。カッコイイだろ」
薫「カッコイイー!」
D「ふむ。子供は純粋でいいな。では健康診断を始めよう」
薫「何するの? バンザイ?」
D「フフフ。薫。実を言うとせんせぇはな。ただの医者じゃないんだ」
薫「えー? じゃあ何なの?」
D「実はな…清良ナース! CDっぽいやつ!」
清良「どうぞ♪」
D「頭につけてと。実はせんせぇ…歯医者さんだったんだ!」
薫「えー! せんせぇ歯医者さんだったの!」
D「そういうことだ。じゃあ薫。口を開けて」
薫「か、かおる虫歯なんてないよぉ」
D「それはこちらで確認する。じゃあ口開けて。あーん」
薫「あ、あー」
D「ふむ…こ、これは! まさか!」
薫「ほ、ほーひはほへんへぇ?」
D「なんてきれいな歯なんだ。薫。歯磨きはどれくらいしてるんだ?」
薫「ちゃんとやってるよ♪ 朝もお昼も夜もちゃーんとみがいてるんだ!」
D「ふ、してやられたな。これは健康状態花丸をあげないといけないな」
薫「花丸! やったー!」
D「この調子で今後とも頑張るんだよ」
D「じゃあ次の人。どうぞ」
みく「何やってるにゃPチャン」
D「あ、みくじゃん。じゃあかしこまる必要もないわな。まあ座って座って。あ、表記もPに戻しておこう」
みく「何にゃそれ…みくをないがしろにしてない?」
P「なんだよー。じゃあすっげー似非だけどかしこまった口調で接しられたいのかみくは?」
みく「そう言ってるわけじゃないにゃ。ただ。まるでみくがバカにされてるって言うか…」
P「そんなことないって。みくだから気を許せるって点もあるんだよ。じゃあ健康診断始めんぞ。腹出せ」
みく「と、唐突にゃ。は、恥ずかしいにゃ」
P「恥ずかしがってちゃ意味ないぞー。ほらほら」
みく「むー…」
P「ふむ。見た感じは良さそうだが…清良ナース!」
清良「何ですか?」
P「ドライヤー」
清良「どうぞ♪」
みく「待つにゃ! 何で健康診断にドライヤーが必要なの! 絶対おかしいよ!」
P「お黙り! これが俺式の健康診断だ! さ、そのまま腹を出してて」
みく「にゃにゃ!? ドライヤーの風があたるにゃ! ちょ、どさくさに紛れて服の中に向けないでよ!」
P「ふむ。なるほど。じゃあ下へ」
みく「にゃあ…足がくすぐったいにゃあ」
P「耳にやさしく」
みく「にゃにゃにゃあ…」
P「最後は背中」
みく「ぴ、Pチャァン…」
P「ふむ。もういいだろう。前川みく健康状態魚嫌いと」
みく「何でにゃ!」
P「じゃあDに戻してと。次。来なさい」
奏「おはようPさん。健康診断をしてるらしいね」
D「PさんではないDさんだ。健康チェックも仕事のうちだからな」
奏「ふふっ。白衣まで着て本格的ね」
D「それほどでもある。では。えー、奏の症状として…」
奏「どうしたの?」
D「ゴホン。どうやらお前はキスをせがむ時が多々あるとのことらしい」
奏「あら。そのこと」
D「こちらでも何かしらの対応を考えて、」
奏「そうなのよ。実は今でも、うずいてて」
D「ん? うずく」
奏「ねぇPさん」
D「Dさんだ」
奏「これ、どうやって鎮めればいい?」
D「鎮静剤を打とうか?」
奏「そんなのじゃ…おさまらないわ」
D「そ、そうか…じゃあ」
奏「治してくれる?」
D「健康だ! おめでとう。お前は健康だ! 退室していい!」
奏「初心なのね」
D「うるさい! いいから出てくんだ!」
奏「わかったわ。頑張ってねPさん」
D「Dさんだ! 全く…清良ナース!」
清良「何ですか?」
D「このことはあんまり口外しないでね」
D「次の人。入りなさい」
輝子「け、健康診断…よ、よろしく」
D「輝子か。輝子の症状は目に見てわかる」
輝子「い、いきなり、だね」
D「お前はこれに弱いと聞く」スッ
輝子「そ、それは…! 松茸!」
D「清良ナース!」
清良「何ですか?」
D「七輪」
清良「どうぞ」
D「松茸を焼いて食す~♪」
輝子「ノォーマイフレェェェンド!」
D「お前のフレンドではない! 初対面だろ!」
輝子「あ、うん」
D「全くそこかしこと叫ぶ癖はなんとかせねばいかんな。うーん何とも香しい。まるで香りに包まれるよう」
輝子「うぅ…」
D「よし焼けた。これを三等分にして。清良ナース。輝子。食べなさい」
輝子「え?」
清良「いいんですか?」
D「構わない。私からのおごりだ」
清良「では、いただきますね」
輝子「い、いいのか!?」
D「構わないよ」
輝子「…ヒャァッハー!! 松茸だぜぇー!」
D「輝子健康状態キノ子と」
D「もうそろそろ今日来る子は終わりだな。次」
まゆ「こんにちはPさん」
D「まゆか。言っておくがPさんではないD」
まゆ「Pさんは皆さんの健康診断をしているらしいですねぇ」
D「だからPさんではない! 清良ナース! 私はな」
まゆ「Pさんのその私たちの健康に対しての考えは立派だと思います」
D「だからP」
まゆ「Pさんのすることに口出しはしません。ですけど、ひとつ聞いてもいいですか?」
D「…何?」
まゆ「奏さんにキスを迫られたって本当ですか?」
D「なにぃ!? どこからその情報が漏れた! 内通者か!」
まゆ「しかもまんざらじゃなかったとも聞きました」
D「待て! ゴホン! 今は健康診断の時間だ。それは関係ない」
まゆ「じゃあもしまゆが唇がうずくと言ったら。治療してくれます?」
D「お前は健康だ! 今すぐ部屋から退去しなさい!」
まゆ「うふふ。どうなんですかPさん」
D「た、助けて清良ナース!」
紙『仕事が入ったので行ってきます 清良』
D「消えてる…!」
まゆ「他にも加蓮ちゃんの診断結果が一番大切な人だとか」
D「そんな馬鹿な! あ、ほんとだ。ってこれは知らないほんとに知らない!」
まゆ「うふふ…」
D「きょ、今日は健康診断終わりだ! 退去しないなら俺が退去する! まゆの健康状態絶好調で!」
まゆ「Pさん…!」
D「待たんよ!」
D「ふぅひどい目に遭った。あ、Pに戻さなきゃ」
幸子「おはようございますPさん! カワイイボクと会えるなんて幸運ですね!」
P「幸子か。おはよう」
幸子「今日は健康診断と聞いてます! まあカワイイボクは日頃から体調管理は完璧なので診てもらっても無意味ですけど、Pさんが診せてほしいと言うなら診せてあげますよ!」
P「あ、健康診断中止になった。悪いな」
幸子「そうなんですか! 残念ですね! きっとプロデューサーはボクに聴診器を当てたくて仕方ないと思ってたんですけどね!」
P「別にそういう訳じゃ…そうだ」
幸子「どうしたんですか? 何やら書いてますけど」
P「はいこれ。幸子の健康診断の結果」
幸子「結果? 何もしてませんけど…」
診断書『輿水幸子健康状態カワイイ』
幸子オチ!
すっごい短いですけど最初から各属性3人ずつとオチ要因の10人を予定してましたので終わらせてもらいます。
みくにゃんを当てた記念に書かせてもらいましたが一人の文章を二つに分けた方がよかった気もします。
頭の悪い内容でしたけどありがとうございました
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