穂乃果「ドキドキ☆ひめごと」 (229)

穂乃果「お話を始める前に、穂乃果から皆に注意があるんだ、いいかな?」


穂乃果「初めに……ここはエロスレだよ!」

穂乃果「だから、18歳未満の人はダメなんだからねっ」

穂乃果「……え?穂乃果も18歳未満だって?」

穂乃果「やだなぁ、18歳未満お断りなんて結局建ま……ゲフンゲフン、なんでもないよ」

穂乃果「と、とにかく!みんな、えっちなことばっかり考えてるのは、穂乃果にはバレバレなんだからねっ」

穂乃果「ここでは、そんな皆の願望を、是非叶えて貰うためのルールがあるんだっ!」

穂乃果「ばばーん!」




・安価で攻めキャラを選択(複数人も可能だよ!)
・安価で受けキャラを選択(複数人も可能だよ!)

穂乃果「この時に、『誘い受け』『攻めから始まり一転構成で受けに』『ヘタレ攻め』等のリクエストがあれば、可能な限り答えるよ!」



攻め>>105

105 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]

海未ちゃん
ヘタレ攻めだけど、徐々に受けになってく感じで!



・安価で場所を選択(屋上や、体育館倉庫みたいに場所を考えてね!夜道や、桜の並木道のように、時間帯や時期を含めても良いよ!)
・安価でシチュエーションを選択(お弁当を食べていた、デート中、お花見…etc、自由に考えてね!)
・安価でプレイの全体的な方向性を選択(SM、スカトロ、純愛、リョナ……等々、なんでも構わないけど、他の読者さんの気持ちをちょっとでも頭に置いてあげてね!)

穂乃果「それと……安価先のレスに、『作者に任せる』『>>1に任せる』『穂乃果に任せる』等があれば、穂乃果が自由な条件でお話をするよ!」

穂乃果「ルールはこれだけだよ!じゃあみんな、μ`s……レッツプレイ!」


*次のレスから安価を取り始めます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411753669

夜伽話の人か 超期待

*攻めは誰かな?
>>4

*受けは誰かな?
>>6

*場所はどこだったっけ?
>>8

*シチュエーションを教えてね!
>>10

*プレイ内容は確か……
>>12

花陽

穂乃果

部室

>>2
穂乃果(穂乃果はまとめで夜伽話を読んだだけだよ!方式は参考にしてるけど、これはあの作品とは、タイトルもトリップも違うから、このスレで他の作者さんのお話は……その、なるべくしない方が良いと思うよ!ごめんね!)

お互いにお弁当をつくって食べさせていた

食ザー

穂乃果「そうそう、あれはこの間の部室のことで……」

お昼休み……みんなが思い思いの食事をする、生徒全員の憩いの時。

ある人は友達とお弁当を。
ある人は部活の練習を。
ある人は試験勉強を。
ある人は……忘れてしまった今日提出の課題を。


「穂乃果ちゃん?お弁当はまだダメだよ?」

「えぇ~……もうお腹ペコペコだよぉ…」


私、高坂穂乃果は絶賛絶望中である。
なぜなら、私は今、部室の机に向かい……



課題をしているからだ。
……生徒全員の憩いの時間は、どうやら約束された物では無いみたいだね。トホホ…。

「まったく……どうしてすぐに忘れちゃうかなぁ」

「あ、あはは……ごめん」

「別にいいよぉ、いつものことだし……」

「うぅ……」


向かいに座るのは、花陽ちゃん。
笑顔がとっても可愛らしくて、ちょっと食いしん坊な私の恋人。

私は花陽ちゃんと、一週間に二回、お昼を摂るのだ。
その時間が削られたからか、どうやらご立腹らしい。


本当に……申し訳ないなぁ


とは思うものの、なんだかんだで私はうっかりしてしまうのだ。
そんな私を愛してくれる花陽はもしかしたら、すっごく器が大きいのかな……?

「……終わったよ!!」

「ほ、ホント!?」


ガタンッーー

椅子を揺らして立ち上がる花陽ちゃんは、その愛くるしい瞳を輝かせ、机に乗り出してくる。


「本当だよ?私だってやれば出来るんだからっ」

「穂乃果ちゃん、すごい……!」



フンス…!
私はえっへんと、腰に手を当てて見せたが……


「……でも穂乃果ちゃん、ここもここもここもここも間違えてるし、応用問題空白のままじゃ……」


落胆。
花陽ちゃんは私を見て、ため息を吐いた。


「良いんだよ!多少足りてなくても、提出すればっ」

「もう……穂乃果ちゃんは……」


恋人に呆れられるも、なんとか私は課題を鞄にしまう。
そして新たに机に出された包みは、幸せな温かさを私に提供してくれた。


「えへへ……いつもお弁当、ありがとうね?花陽ちゃん」

「い、いいよいいよっ。気にしないで?私がやりたくてしてるだけだから……」

「ううん、それでも嬉しいから……ね?」


私は花陽ちゃんに微笑むと、ゆっくりと包みを開けた。

「わぁっ…すごい……」


自然と、頬が緩むのがわかった。
花陽ちゃんはとってもお料理が上手で、いつも美味しいお弁当をくれるんだけど……今日はちょっと違う。
普段と比べて、すごく手が込んでいた。
何か良いことがあったのかな?


「えへへ……今日のはね?私の自信作なんだっ」

「す、すごいよ……!これ本当に美味しそうっ…ありがとう、花陽ちゃん!」

「そ、そうかな?そう言ってくれると嬉しいな…」

「うん!花陽ちゃん大好きっ」



そ、そんなっーー

顔を真っ赤にしながら髪先を弄る花陽ちゃんがとっても可愛くて、食欲三倍だ。

だけど、私は……一つ、物足りないなぁ、と感じてしまった。
多分、こういう部分も私のダメなとこなんだろうなぁ。

「あの……さ、すごく美味しそうなんだけど……ちょっと物足りないかなぁ、って…」

「え、えぇっ!?私何か間違えちゃったかな……」

「えぇっと、そうじゃなくて、ね……?」


私がもじもじしながら花陽ちゃんから目を背けると、私の心境を察したのか、ちょっと怒ってるようだ。


「ねぇ……穂乃果ちゃん、これ、自信作なんだけど……そのままじゃ、ダメ?」

「う、うん……私、"アレ"じゃないと満足出来なくて……ごめん」

「もう……謝るくらいなら言わないでよ、馬鹿」

「……ごめん」

「いいよ、もう……そういう部分も含めて、私は穂乃果ちゃんが好きだから」


私は、こんなふうに言われても、決して、喜べない注文をしていることも、わかっていて……興奮を抑えられなかった。


「それで……何が欲しいのかな?」


花陽ちゃんが上履きを脱いで、ゆっくりと机の上に座った。
私の目前には、スカートの中……花陽ちゃんのショーツが見えている。

思わず生唾を飲み、私はゆっくりと答えた。




「花陽ちゃんの、精液……こてこてで、とろとろで、すっごくいやらしい白い欲望の果てが欲しいの……」





私は、世間一般で言う、変態だった。

花陽ちゃんが蔑むような目で私を見詰める。
違うかな、哀れみかもしれない。

みんな、ビックリするかな?私の正体を知ったら。



「穂乃果ちゃんは、本当に……変態さんだね。友達や、μ`sのみんな、ファンの人が知ったらどう思うんだろうね?」

「どうかな……私と同じ変態さんが集まるかも」


私がそう答えると、花陽ちゃんは私の顎に指をあてがい、言った。






「ダメだよ……。穂乃果ちゃんは、私だけの」




「お犬さん、でしょ?」





花陽ちゃんが私を、見据えて、そう聞いて来た。

私の答えなんて、決まってるのに。





「そうだよ……私は、花陽ちゃんの犬だもん、だからちゃんと……躾けてね?」

「…………」

私は、変態に加えて……かなりのマゾでもある。

私が初めて花陽ちゃんと肌を重ねた日、私は花陽ちゃんの秘密を知った。
花陽ちゃんは、両性具有なのだ。
俗に言う、ふたなりってやつ。

それを知った私は、今までずっと沸々と感じていた、自分の中にある欲望、その本質を知った。

以降、私はどうしてもこの異常な性癖を堪え切れなくなると、花陽ちゃんにおねだりする。

花陽ちゃんは……最初は抵抗があったものの、「飼い主と犬」という役割に、付き合ってくれた。

だから私は、自分を願望のままに欲情する淫乱な雌犬であることを再確認出来るのだ。



「はぁ……ダメ」

「えっ…?」

「花陽ちゃん、そこは……『犬なら、人の言葉を使うな、汚らわしい』くらい言わなきゃ……」

「穂乃果ちゃん……本当、救い用が無い変態だね?」



ぶるっ……
花陽ちゃんは肩を震わせ、私を見下すように言い放った。

私が花陽ちゃんにここまで求めるのは、単に私が変態だから……それだけじゃない。

花陽ちゃん自身は気付いて無いけど、あるんだ。
花陽ちゃんの中にも、沸々と感じてる。

私とは違う形の、異常な欲求が。

「ホラ……舐めてよ、犬ならお手の物でしょ?ねぇ……」


花陽ちゃんが私の鼻先に、ピンクで可愛らしい衣に包まれた土踏まずを。


「アハ……嬉しいよ花陽ちゃん、その気になってくれて……」



そう、花陽ちゃんの中にあるモノは、戦慄する支配欲
そしてそこから生まれる、サディシズム。
花陽ちゃんは少しずつ……だけど確かにそれを起こしつつあった。
私達がこうしたプレイをする時は、突然スイッチが切り替わったかのごとく、その片鱗を見せてくれる。




(ああ……なんて甘美な臭い……)


私は花陽ちゃんに押し付けられた土踏まずを、私は丹念に嗅ぐ。
その臭いは、鼻腔を突き、脳を刺激した。



「ぁ……はぁ…ん……すぅ……」

「なに?穂乃果ちゃん……もしかして、私の……花陽の足の裏を嗅いで、興奮してるの?」

「んっ……ぷはぁ……花陽ちゃん好きぃ……」



花陽ちゃんの言葉など、最早私には入っていなかった。
一向に花陽ちゃんの足を味わうことしか、私の頭には残されていなかったからーー。

「嗅ぐばっかり?ねぇ……飽きたよ」

「ん……ふぅ……?」

「ホラ、こうやって……」



ズボッ!!



「んぐむぅ!?」


一瞬、何が起きたのか理解出来なかった。
喉奥から、直接嗅がされる刺激臭が、私をめちゃくちゃに犯す。
体内まで、花陽ちゃんの香りが拡がる。

花陽ちゃんは、もう一方の足で私の顎を抑え、強引に口の中に足を突っ込んできていた。



「んぐっ……んぶ、んんっ」

「穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃん苦しい?でもね、でもこれ穂乃果ちゃんが望んだことだよ……っ!」




息もままならない。
鼻から空気を取り込むと、私の内側にはその蒸れた匂いが広がり、肺を満たした。
私は、その愛しい爪先に、舌を這わす。
布のぼつぼつした感じが、わたしを歓喜させる。

「ぁっ…ぃ、いいよ……穂乃果ちゃん、きもち良い……んっ」

「んじゅ……ぶ、んも…ぐ、ふぐ…っ……」


ああっ……。
もう、なにを、自分が何を考えているのか、冷静で居られない。
唾液を吸い込み、口内を蹂躙するそれを、一心に愛撫する。
水分が消えて行くと、私の体内から、外へと吐き出したい欲求が強くってくる。
花陽ちゃんは、そんな私にお構いなく、グリグリと足を滑り込ませてくる。


「……ふぅ、もういいよ、穂乃果ちゃん」

「ぷは……ぁっ」


ズブッーー。
私の口内からそれが引き抜かれ、私は凄く物足りない気持ちになっていた。


「……?どうしたの?続けていいよ?」

「……?」


花陽ちゃんの言葉の意味を理解するまでに、私は少しだけ時間が掛かった。

「んっ……はぁっ」



私は自分でも気付かない内に、おまんこを弄っていたのだ。
私は、花陽ちゃんの言葉を聞くまで、無意識にオナニーをしていたようだった。
愛する人の体臭をオカズに、子宮を疼かせていた。
くちゅり……淫猥な水音が胎内に鳴り響く。膣内に中指を入れている中指が、より強い快感を求めて、その道をまさぐる。


「おっ…?あっ……んっっあっ!」


意識してしまうと、私の指は加速的に動いた。
最早、自分でその指を止められない。

ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅーー。

指先で激しく突き、愛液が弾け、パチュンと空気が出入りする破裂音が私の、快楽を求める雌脳を支配した。
雌になる、なりたい、いやらしくなりたい。
イきたい、全身で絶頂を味わい果てたい。
気持ちいい、気持ちいいよぉっ!!!

「オ、おふ……ぁっ、うぁっ……おっおっ……んんっあっ……っ!」



自分の性器を壊してしまうのでは無いか?
私は一心不乱に手を動かす。
膣に挿入された指先以外ー。人差し指、薬指、親指、小指。握り締めたそれらで力強く陰唇を、膣の入り口を叩く。
ギシギシと軋むパイプ椅子を私の愛液で濡らし、臭いをつけていく。
酸味の強い、刺激的な臭い。
チーズを思わせる臭さが部室を埋めて行く。
部室全部が私だ。
私全部が快感。
イク、イキたい、速く、速く速く速く速く速く速くっ!!!


パチュンッパチュンッ
グチュッグチュッ
パンッヌブッズブッ


狂った獣の如く高速でピストンし、膣口から吐き出される愛液が制服に掛かるのも躊躇わない。
クリトリスを親指で潰しながら、私はついに












「ダメでしょ?穂乃果ちゃん」

えっ…………?







「はぁ、全く……どうして主人の命令無しで、勝手に、イこうとしてるの?」


気付けば、グイッと……私の腕を引っ張られていた。
指が膣から抜けて行く瞬間、まだ、まだだって、そんな風に、膣が指に吸い付き、腰が浮いた。
イキかけた余韻、軽い絶頂で、背中を仰け反らせ、私は涎を垂らしながらビクビクと身体を震わせる。

花陽ちゃんはそんな私を無視して話を続ける。



「ねぇ?穂乃果ちゃんは私が嫌い?だから命令を聞けないの?」

「え、ち、違っ……」

「ふーん?信じられないな……あんなに、雌犬みたいに盛ってた癖に……私がここにいることなんて、忘れちゃってたんだよね?」

「そ、そんな……わ、私はっ」



ビクッ……。
私の肩が、震えているのがわかった。

全身に冷や汗が流れ始める。

嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ。
花陽ちゃんに嫌われたく無いよ。
やだよ、そんなの耐えられないよぉ!!



「そんなにオナニーが好きなら……私なんか、花陽なんか……要らない、よね……」

「そんな、そんなことないっ!!ごめん、ごめんね?謝るから……なんだってするから……っ!!」

ぼちぼちと再開してきます

「……なんでもするんだ?」

「へ?う、うん!もちろんだよ」

「そっか……じゃあさ」



花陽ちゃんが、スカートをたくし上げ、言った。


「花陽のこと、イかせてよ」


一瞬、花陽ちゃんの言っていることがわからなかった。
私は花陽ちゃんの、艶やかな肌に目が惹きつけられ、そこでようやく今言われた言葉を頭の中で反芻する。

花陽ちゃんは今、机の上で体育座りをしている。
黒いニーソックスから上、普段は制服に隠れている絹のように透き通った白。
肉感のある太腿に、今すぐにでも飛びつきたくなる。
花陽ちゃんのニーソックスの先は、さっきの唾液でぬらぬらとしていて、淡い光が色目かしく、私を誘惑していた。


「は、花陽ちゃん……」

「早くしてよ穂乃果ちゃん……まさか、本当に嫌だった?」

「ち、違うの……そうじゃなくて、なんていうか……」


私はこの胸の火照りと高揚で、気が狂ってしまいそうだった。
ああ、貪りたい。
花陽ちゃんの全部を、私だけの……。

「私も……穂乃果ちゃん見てたら、おまたのところが熱くて……っ…」

「はぁ……はぁ……花陽、ちゃん……」

「穂乃果ちゃんなら、出来るよね?お弁当に、これが欲しいんだもんね?」


花陽ちゃんの太腿の間に見える、水と白のシマシマ。
少しだけ湿っているのか、ショーツがピッタリと膣口に張り付いているようだ。
だけど、私がもっと気にしているのはその少し上……。
およそ、女の子の身体には到底見合わない……男性器。
ショーツ越しにでもわかる。
怒張した男根が膨らみを作っていた。
あれで、乱暴されたら私……どうなっちゃうんだろう。


「私、もう待てないよ?早くして欲しいな……私の雌犬なんでしょ?」

「はい……そうです……わた、私は……はぁ……はぁ……ご主人様の、おまんこと、おちんちんを見て欲情する……変態……」

「だ、だからっ!ほ、奉仕させてっ!花陽ちゃんのおちんちん、触りたいぃ……」

「うんうん、良いんだよ?ほら、早く……」

「はっ…はっ…花陽ちゃん……」

私は花陽ちゃんの太腿に舌を滑らせると、机に乗り出し、スカートの中に顔を埋め込む。
汗と、愛液と、男の子が混ざり合った、複雑な臭いが、私を更に興奮させた。
舌先をショーツに触れる。


「んっ……」


花陽ちゃんのえっちな声が頭上で聞こえる。
酢のような味が口に広がる。私はそれがたまらなく愛しく、ずずっと、ショーツの上から吸い込んだ。


「脱がすよ……」

「うん…っ」


花陽ちゃんのショーツをズラしていく。
クロッチと花陽ちゃんの膣に掛かった銀色の糸が、崩れて行くように机に落ちる。
そして、ブルンッ!と現れたペニスが、スカートを持ち上げ、上を向いていた。


「んっ……はぁ……ぅん」

外気に触れたからか、花陽ちゃんが身体を強張らせる。
私は聳え立つ勃起したおちんちんに触ると、愛しむように、舐め始めた。

アドバイスありがとう
でもエロって一度始まったらそのキャラ以外で成立しちゃうのは難しいよね
自分個人として感じることだけど、好きだからこそそのキャラでやれるんだと思う


すいません遅れました

「んちゅ……ん…ずずっ……」

「い、いぃよ……穂乃果、ちゃん……っ」


花陽ちゃんが私の頭を抑え、陰部を押し付けてくる。
股関節が鼻頭にぶつかり、鉄のような味を感じた。
私は次は秘部へと舌を伸ばし、花弁が滴らせる酸っぱい蜜を味わった。
左手で陰核を刺激し、右手で肉棒を扱く。
花陽ちゃんの甘い声が部室に響くと同時に、犬の食事のように、下品な音が私達の頭をふやかしていく。



「んじゅ、ぶっ…ん、んぐ……」

「あ、ひゃぁあっう…っあ!穂乃果ちゃ、いいっあっ!」

「んじゅぶっ…じゅぽっ……じゅぷぷっ」

「ひゃなよ……ん、じゅっ…んの、ほほ……あつくれ……おぃひい……んじゅ」


私が蜜を吸えば吸うほど、情熱が溢れ、私を誘惑する。
舌先と、秘部の間に、途切れない糸がまとわりつく。
私はそれを指で糸巻きし、口に含んだ。


「んぶ……んぐ、花陽ちゃん……もっと花陽ちゃんを味わいたい……良いよね?」

花陽ちゃんの肉棒にキスすると、私はそれを口に含んだ。
生臭さが口内を犯し、私は完全に雌犬と化した。


「んぶ、んぶ、ん……ぐぷ……」

「はぁぁ…っ……もっと、奥……ィぃっ」


音を立てながら喉までストロークする。
チンポしか頭に無い私は呼吸も忘れ、フェラを続けた。


(ちんちん……ちんちん美味しい、花陽ちゃん、好きぃ……好きだよ……)

「だ、ダメ…っ!足りないっ!穂乃果ちゃん、犬は……っ」

「犬は……っ、こうじゃなきゃっ……!」


花陽ちゃんは、わたしの頭をがっしりとホールドすると、いきなり腰を振り始めた。


「んぅ!?んぁっ!!!ぐぼっ!!ぐぼっぶっぐぶぶぶっ!!!!!」

「あは、イイっ!こ、こふぇらよぉおっ!!」

喉奥にチンポを叩きつけられ、嘔吐しそうになる。
カラになりつつある頭で、私は必死にそれを堪えた。

グボッグボッグッポグプッーー

こんなの、人と人がするセックスじゃない。
犬とご主人様がするセックス。

い、イイっ!
奴隷セックスいぃっ!
呼吸出来ない、死ぬ、死ぬ死ぬ死んじゃうっ!
犯されてる、オモチャみたいにっ!


「そ、うだよっ!あはぁっっ!穂乃果ちゃんは私の犬、オモチャ、オナホールっ!!」

「んぶぇっ!?ぶぅっ!ぐぶっ!」


パチュンッ!
ゲボッ!
グブブブッ!
ウブェッ!


口からは、泡立ったドロドロの粘液を吹き出し、酸素が足りなくなってくると、視界が歪んできた。

私は肉感のオナホ犬……花陽ちゃんの……


「あっあっ!ふぅ…っ!あぁっ!」
「んんぅ、んっぐ……」
「はぁあっ♡い、いぃっ♡好き、好きっ♡」
「んぐぅぅ…………」


チンポに喉を犯され、思考もままならないが、私のおまんこは、もうズブズブたな濡れていた。

花陽ちゃんは私の頭を股間に押しつけると、亀頭で喉をグリグリとしてきた。
花陽ちゃんはストロークよりも、亀頭を喉に擦り付けるのが好きみたいだ。
私が酸素を求めて藻掻くが、花陽ちゃんは私の首の後ろに腕を回し、抱き抱えるようにして抑え込んだ。

ボヤけた視界で花陽ちゃんを見ると、花陽ちゃんは舌を出しながら快感に飢えていた。
恍惚とした表情で、私の喉奥に亀頭を擦り付け、グリグリグリグリグリグリと。
花陽ちゃんは、お尻を左右にくねらせながら、もっと奥に、私の喉を全身で楽しみたいかのように、時折身体を震わせた。
呼吸が出来なくて力が抜けてくる。


(じぬ……わだ、わだじじんじゃ……っ)


限界ギリギリで、花陽ちゃんはチンポを引き抜いた。


「んぶぉぇえっ!!はぁ……ひゅ、はぁ……っぁ……っ!」

「はぁっは、はぁ……は…穂乃果ちゃ、ほの、っうあっ!!」


花陽ちゃんは自分でチンポをひたすらに擦り、腰をガクガクさせていた。


「イッ……ぁひぇえっ、イきゅ、イきまひゅぅっあっっ!!イグ、おちんちんイっちゃうッ!!手コキ気持ちいいッ!イク、ザーメン全部……ッ!あぁぁぁぁぁあぁぁあああぁああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

ブッビュゥウウブシャッビャァッビュビュビュビュビュッッッッッッ!!!!


「あ、ヒィ……は、あへ……あふぅ…」


花陽の精子が勢いよく飛び散り、白濁駅が私の顔をザーメンパックした。
部室の床、椅子、机。
白くてベトベトに汚されてしまってたそれらから臭う独特な臭さが私を魅了し、気を抜けば臭いだけでイッちゃいそう。


「はぁ……はぁ……しゃせー、きもち……はぁ、穂乃果ちゃん……」

「はな、花陽ちゃん……ん、んじゅ……ジュルルルル」

「イ゛ッ、ぁあっ!?」


私は我慢出来なくなり、花陽ちゃんのおちんちんにむしゃぶりつく。
余った精液をズゾゾと吸い込み、鈴口を舌の裏側の筋で磨いて、精液を飲み込んだ。


「おいひぃ、おいひぃよはなよちゃん……」


顔を蕩けさせ、私はもっと精液を求めた。
机の上の精液を掻き込むように舐めとり、ザーメンうがいをして、口の中で泡立てたそれを、よく味わうようにして飲み込む。
食道に絡む粘液が、花陽ちゃんに私が愛されてるんだと感じさせてくれた。

「穂乃果ちゃん……すごくエッチ……」

「花陽ちゃん、これ……凄く美味しそうだよ」


花陽ちゃんが用意してくれた手作りのお弁当は、ザーメンソースのトッピングで、一層美味しそうになっていた。
いや、間違いなく美味しいに決まってる。


「良いよね?食べて……」

「えへへ、どうぞ。味わって食べてね?」


私は、鼻を劈くような臭いにくらくらしながら、頂きますと告げる。
白濁した暖かいソースは冷めたお弁当を再びほかほかにしていた。
湯気が立ち上り、なんとも名状し難い喜びに包まれる。
私は急いで食べたくて、割り箸に手をかけた。


するとーー。





「穂乃果ちゃん、めっ!」


突然、手の甲を叩かれた。
びっくりして、割り箸を床に落としてしまう。
どうして?と、私は花陽ちゃんを見た。



「どうして、ワンちゃんがお箸なんて使うのかな?」

そうだーー。
私は犬なんだ。
大事なことなのに、失念していた。


「そうだね……箸なんて、要らないよ」


改めて自分が雌であることを自覚し、背筋がゾクっとした。
子宮が、子種を欲しがってジンジンしている。


「穂乃果ちゃん……犬なら犬らしく、床で食べて見たら?」

「!!そうだね、その通り……」


私はベトベトのお弁当箱を床に起き、お尻を突き上げ、まるで本当に獣のように食べ始めた。
ザーメンのドロドロ感と、お米の粒々感が、歯と頬の間の粘膜にこびり付き、そのエグい感触に、私は絶頂さえ覚える。


「えへへ……穂乃果ちゃん、美味しそうに食べるね。花陽には考えられないし、普通に食べて欲しくもあったけど……まあ、いっか」

「穂乃果ちゃんってば、お弁当に夢中でお尻突き上げてフリフリして、すっごく可愛いなぁ……」

サワッ……

「だから、後ろから犯しちゃうね?」


花陽ちゃんにお尻を触られ、身体にピクンと電気が走った。
なんだろう?と振り返ると、ショーツをズラし、私のおまんこに、再び勃起した勃起ちんちんをあてがっていた。


「いっ……!?」

「じゃあ……いくよ?」


ズプッ……パンッッ!!

刹那、破裂音を鳴らしながら、容赦ないチンポが私の子宮にキスした。



「あひぃいぎぃいいいい!!?!?」

「あぁっ…おっ…やっぱり、穂乃果ちゃんの膣内いいっ……♡」


あまりの衝撃に、一瞬、意識がトんでしまった。

「あ、いっ、良いっ!穂乃果ちゃんの肉襞良いッ!おまんこいいよぉっ!もっと貪りたいっ貪り交尾セックスッ!!」


私の膣に挿入するや、花陽ちゃんは必死に腰を振り始めた。
汚い言葉を口にしながら、もうセックスしか頭に無い。
おちんちんって、そんなに凄いんだ。


「おっっ!?おっ!おっ!んんっっあっ!はな、は、ちゃぁっ!!」

「穂乃果ちゃんっ!穂乃果ちゃんっ!穂乃果ちゃんっ!おっ!?ふぅ、ああっ!」


私は、顔中ザーメン塗れにしながら、ザーメン食して、子宮にザーメンを欲しがってる。


「こんな、こんなのもうっうっ!?獣姦、獣姦いいぃひぃいいいっイイッ!!!」

「ほりゃ、どっおっした、のほっ?おべ、おべんとうたべてよっ!」

「わか、りゃっ!食べりゅよぉっ?イきま、イいっふ、おいひい、よぉっ!!」


スクランブルザーメンエッグを口の中に掻き込む。
おまんこから激しく愛液を撒き散らしながら食べるザー飯は凄く美味しい、やばいよ。

くっさいザーメンが絡まった柔らかな感触が私の味覚を、舌を犯した。
ピストンされて息を吐くと、口からザーメンが飛び出した。私は顔から涙や鼻水や汗も出しながら、下品でだらしない顔をしながら、ひたすら食事を続ける。
顔は私の体液とザーメンでドロドロのぐっちゃぐちゃだった。

「おっおっおっおっ!!おほおおぉぉおっ!?!!ふぅっ!うまっ!おい、おいひっ!ザーメン、すきぃっっ!!」

「あげるっ!あげるよっ!穂乃果りゃんのだいひゅきっきらーめんいっぱいなかだひ孕ませしてあえるっふぅううぅぅぅううぅううっっっっっっっ!!!!」



ザーメン抽送運動はどんどん速くなり、子宮を乱暴にノックされる度に頭が変になりそうだった。


(子宮口刺激良い、ポルチオファック最高だよっい、イイっく、い、んほっぉおおっ)

「ヒギィぃぃぃいィィィイイっ!!?おっんふ、ほぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!?!?!!」

「しま、しまるっこれすると穂乃果ちゃんまんこしまるッ!良いっもっと閉め、締めてっええ、っへぇえええええええっ!!!!」


花陽ちゃんが腰を振りながら、私のクリトリスを、爪で摘み、引き千切るような力で引っ張った。
死んじゃう死んじゃう死んじゃう死んじゃう死んじゃうっ!!痛いッ痛いよぉっ!!死んじゃう、痛い死んじゃううぅっ!!!


スパァアアンッッ!!!!


「ンギィィイィイイイイィイイ!!!!!!!!!!!!!」


更に花陽ちゃんは、私のお尻を思いっきり叩いてきた。
壊れちゃう、私の性器ぶっ壊されるっううぅうううううう!!!!!!

私はおまんこに意識を向けまいとお弁当を食べ続けるが、気付けばお弁当箱は空だった。
ザーメンウインナーも無い。
ザーメンハンバーグも無い。
ザーメン磯辺揚げも無い。
ザーメンライス欲しい、ザーメンパスタ食べたい。
白くてドロドロベトベトで、ちゅるちゅる吸う度にヂュルヂュルザーメンが舌に絡むザーメンカルボナーラ……。
ザーメン、ザーメン足りない、欲しい、欲しいよっ!


「い、いいッイクッ!せーしでしゃうっ我慢出来ないよ穂乃果ちゃんっ!あげる、あげるっ!せーしおかわり全部子宮にっ!い、イ、んほぉぉおおおぉぉぉおぉおおっ!!!!!」


パチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンーーーーー。


「せーし!?ザーメン!?ちょーだい!おかわり、はなよちゃ、おかわりっ!子宮に全部!出して出して出して出して出して出して出してっ!!!!!!!」

もう、頭の中には何も無かった。
だらしなく果て、雌の悦びを味わい、赤ちゃんの元を花陽ちゃんに注がれて、ザーメンタンクになるまで、この欲求は止まらない。


「あぎっ!?い、イイっぎゅっ!イッちゃいましゅっ!イ、イイイイイイイイイイイイイイっ!!!!!」

「い、イイよきてぇっ!全部、全部子宮にひぃいいっいい、ぶりまれへぇええええあへっええっへぇぇぇええぇぇえぇえええっ!!!!!!!」
















「イくイくイ………………イッッッッッッくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!」

「んぎぃっ!はぁああああああああああああああああっあああっんぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

どびゅうううううるるるるるっぶひゅううぅぅぅぅうぅうぅううううううっぶぅっしゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!



ビチャ……ビチャ……


花陽ちゃんがチンポを名残り惜しげに抜くと、私のおまんこからは精液が噴水のように飛び出た。
私のお腹は妊婦のように膨らみ、ザーメン蓄積庫の子宮口が、ヒクヒクと痙攣していた。

私が体制を保てなくなると、突き上げていたお尻を、まるで吊るし糸が取れたマリオネットのようにガクンと落とした。
お腹が床に圧迫され、おまんこから精液がおもいきり噴き出す。
私はまた絶頂した。

キーーンコーーンカーーンコーーン…………


予鈴の後に続く、ボォォォン……という残響が私私達を現実へと引き戻す。


部室には………異臭と、乱れた呼吸音だけが残った。



「はぁ……はぁ……、予鈴……」

「あ、あはは……やっちゃったね……穂乃果ちゃん……」

「わ、私ってばまたあんなすごいこと言っちゃった……」

「いや……穂乃果ちゃんより、私の方が……」




「……………………」




間。
息も絶え絶えに、私達は部室を見回す。
物凄い罪悪感と、後悔に絶賛苛まれ中である。


「……掃除、しないとね」

「これを……掃除……?」

「しないと……大変だよ?」

「……うん、授業は……出れないね、ごめん」

「いいよ……私も後半ノリノリだったし…………」





その後一時間、私達は涙を流しながら掃除をした。
お互いに身体がグタグタで、残念ながら今日はダンスの練習なんて、とても無理。
立ってるのが精一杯で、私達はゆっくりと帰宅することにした。
あんな激しいまぐわいの後も、なんだかんだサバサバとした終わり方になるもんだなぁ……とか考えながら、翌日筋肉痛で学校を休む事になりましたとさ。






ひめごとノート、一枚目……終。

穂乃果「いやぁ、いやぁ……」

穂乃果「そ、想像以上に激しいファックだったね……」

穂乃果「食ザーが私(語り手)の大好きな性癖で、つい……えへへ」

穂乃果「さてさて、みんなは楽しんでくれたかな?今回はここまでだよ、ごめんねっ」

穂乃果「ひめごとノートは幾つもあって、設定は次のノートには引継がれないから安心してね?」

穂乃果「でもノートはきちんと残してあるから、シチュエーション安価で」


ひめごとノート一枚目の続編


穂乃果「ってレスが付いたら、このノートから再開するからね!」

穂乃果「それ以外の安価なら、基本的に別の世界線くらいに考えてくれたら嬉しいなっ!」

穂乃果「それではみんな、読んでくれてありがとう!またここで会おうね!」

穂乃果「安価だけ取りに来たよっ!」

穂乃果「再開は今日の夜か、明日になっちゃうかも……」


*攻めは誰かな?
>>69

*受けは誰かな?
>>71

*場所はどこだったっけ?
>>73

*シチュエーションを教えてね!
>>75

*プレイ内容は確か……
>>77

海未

海未ちゃんの家の自室

海未ちゃんとふたな凛ちゃんのお泊りデート

屍姦

(あの、自分語りになっちゃうからアレなんすけど、どうしても嬉しかったので言わせてください)

(バドミントンダブルス県大優勝しちゃいました)



穂乃果「ぼちぼちと再開してくよ!」

穂乃果「し、屍姦!?アブノーマルだね……」

穂乃果「でも穂乃果はそういうの嫌いじゃないよっ」


穂乃果「これは確か、凛ちゃんが海未ちゃんのお家にお泊りデートしに行った時の話だね」

「凛、まだ来ないんですかね……」


私は今、今世の一大イベントを控え、彼女がくるのを今か今かと待ち構えていた。
もう、約束の30分前からずっとそわそわしている。
髪を弄ったり、服のシワを伸ばしたり……。
私がこんなに、か弱い乙女のような立ち振る舞いをするなんて、夢にも思わなかった。



ピンポーン……ピンポーン……



「り、凛が来ましたっ!!」


私は一月前に心を通わせた想い人を迎えに、玄関へと駆け出した。


ガチャッーー。


「ど、どうもここ、こんにちわっ!」

「……っふふ、海未ちゃん、焦りすぎだなよ?」



……ファーストコンタクトは、失敗の用です。

「もう、さっきの話はやめてくださいっ……」

「えー、海未ちゃん可愛かったのにー」

(凛は私をバカにしていますっ!
そんな、可愛いなんて言葉……私には…)

「り、凛の……バカ」


凛の言葉が嬉しくて、私はつい赤面してしまう。
本当に恥かしい、静まって欲しいこの顔。
俯きながら顎に手をやり、最後はしりすぼみになってしまう。



「ここが海未ちゃんのお部屋?」

「えっ?え、ええ、そうですよ。どうぞ中に」


私は凛に答えると、戸を開き、中に入るように促した。











ーー1日目ーー

「わぁ……ここが海未ちゃんの……」

「な、何かおかしい……ですか?」


凛が、不思議なものを見るような目で部屋を見回すので、私はそう聞かずにはいられなかった。
片付けは、ちゃんとした筈なんだけどな……


「いや、全然そんな事ないよ?ただ、お座敷なんて初めて見たから……」

「あ、あぁ、なるほど」



はぁーー。

一息。少し焦ったが、なんだそんなことか。





「~でねー、真姫ちゃんがねー?」

「ふふ、真姫は面白いのですね」


時は経ち、もう夕方の六時だ。
凛は今日は泊まりに来ているので、ここらが……切り出し時だろう。

「……凛、私達はもう付き合って一ヶ月も経つんですね」

「え?あっ……本当だ」

「それで、ですね……」


私は指先をモジモジさせながら、心を決めた。


「海未ちゃん……?」

「え、えいっ!」

「んぅっ!?」


次の瞬間、私は凛にキスをして、床に押し倒す。
凛は夕焼けの光に照らされ、その表情まではわからないが、目を見開いたあと、ゆっくりと顔を逸らした。


「う、海未ちゃん……い、以外とムッツリなんだね……っ…」

「す、すいません……私、凛を見てるともう、もう……」

「……いいよ、海未ちゃんになら……凛の初めて、全部あげる」


凛の言葉を聞き、私は胸の高鳴りを感じた。

(凛、私の大好きな……凛)




「それでは……その、好きです……っ」

「凛もだよ、海未ちゃん……好き」

穂乃果「再開するよ(小声)」

穂乃果(日付が増す毎に回覧注意だからね)

んちゅ……ん、んぅ、んっ……ぶ、んぅ…


触れるようなバードキッスは次第に、深く…熱い、フレンチキスに変わって行った。
ねぶるような愛絆が、互いの心を通わせ、飲み込み、間を行き交う紅蛇が、銀の糸を紡いだ。

ぽたたっーー。

唾液は頬を伝い、座敷を濡らした。
この部屋に、私達の思いと想いを深くマーキングし、永遠とするかのごとく。

ーーーーーーーーーーー





ちゅむ……んじゅ、ず……んぐ、こくん……。

ん、ちゅっ……じゅるる…んむ、ぅ……。


どのくらいの時間が経ったのだろうか。
私達は夢中で唾液を交換している。
歯と歯茎の間を舌先でマッサージすると、凛からも私の味を確かめるようなサーチングをしてくる。

ふと目が合ってしまい気まずくなる。
しかし、目を背けてもキスは止まらない。
愛して、愛されて……ああ、私は凛が好き。
もっと、もっと、もっとーー。



「ん……ぷは……ん、ぅ……はぁ……はぁ……」

「は、ぁ……ふぅ……はぁ……」


どちらからともなく唇を離す。
名残惜し気に舌先と舌先が互いを引っ張り連れ戻そうとして、しかしそれは途切れてしまう。
間に掛かる唾液の愛塔が、互いの気持ちを繋ぎ留めた。

「凛……私……」

「凛も…、っ……もう我慢、出来ないよっ……!」


私は凛のスカートの裾をゆっくりと捲った。
凛……私、凛をもっと知りたい……私だけの、私だけの凛っ……。


ぎゅっ……


私のこころを知ってか知らずか、凛はぎゅっと私を抱きしめてきた。
未知への恐怖なのか、目をぐっと瞑り、私の背中に指先を立てる凛が、とても愛らしく思えた。



「ここ……触りますよ?」

「……ぅ、ん………」


震える小さくか細い声が、私の早まる鼓動を更にキツく締め付ける。

私が凛のショーツに触れると、凛はもうしっかりと濡れていた。
湿り気のある部分に軽く指を滑らせた後、その脇から指先を差し込み、クロッチを引っ張るようにズラす……秘部から零れだす熱い熱気が、私を昂らせた。


目尻に涙を溜め、懇願するように私の首に、柔らかな髪を押し付けてくる凛は、とても背徳的で、イケナイことをしている気分になる。


「良いですか……凛、もう後戻りは出来ませんよ……?」

「ん……っ…良い、よ……。凛、海未ちゃんが好きだから……いつも逞しくて、みんなを引っ張ってくれる海未ちゃんが……凛を可愛らしいって言ってくれた……海未ちゃんが……」

「凛……私も、凛のことが好きです……。もう、止まりません……止まれ、ないです……っ、だから……凛の秘密を、暴いても良いですか……?」

「良いよ…っ、全部……凛の全部、海未ちゃんのだからっ……!」

少しの間の後、私はスルスルと自分の服を脱いでいった。
先程までの火照った思考回路を、肌寒い風が少しだけ冷静にさせる。


「服、脱がしますね……」

「うん……お願い」


愛しい彼女が私に身を委ね、ベッドに寝転んだ。


「凛……少しだけ、胸が大きくなりましたか?」

「う、うん……2cmだけ」

「やはりですか、凛はいつも薄い服を着るので、すぐにわかりましたよ」


可愛らしいピンクの、シャツのボタンを、プチプチと外していく。
その度に下唇を震わせ、私を見詰める凛の顔は、未知への好奇心と恐怖で満たされているようだ。
可愛い猫が、あっという間に下着姿になった。


「凛は、ブラジャーはしないのですか?」

「その、凛、ちっちゃいからブラトップで充分だと思って……」

「うーん……でも、やはりブラジャーはあった方が良いと思いますよ?今度、一緒にジュエリーショップに行きますか」

「さて……脱がし終わりましたね」

「や、優しく……優しくだよ?」

「わかっていますよ、大丈夫……私は初めてですが、凛のことが大好きですから」

「……寧ろ、初めてじゃなかったら困るよ、凛」


ムスッと頬を膨らます凛が可愛い。
私は、その体躯をなぞると、愛らしい蕾へちゅっとくちづけをした。


「……っふ…」


小さく喘ぐ凛。
震える吐息が私の髪先を掠め、情欲を掻き立てる。


(こんなに、可愛い子が……私だけの、ああ凛、愛しています……。)


「ちゅぶ、ちゅぱっ、じゅる……」

「っ……は、はぁっ…」


徐々に、下へ下へと手を伸ばす。
優しく、包み込むように、パンツに手のひらを宛てがった。
するとそこには、およそ女の子らしからぬモノが、窮屈そうに膨らんでいた。


(これは、私だけが……他の誰も知らない、あの花陽でさえ知り得ない秘密……)


うっとりといった表情で凛を見詰める。
すると、もう一人の自分の姿に恥ずかしくなったのか、腕で顔を隠してしまった。

「もう……あんまりジロジロ見ないでよ、凛気にしてるんだよ?」

「ふふ、大丈夫ですよ、ちゃんと女の子らしいですから」

「……心にも無い事を言うにゃ」


心外な、と私は愛撫を続ける。

凛には男性器……所謂おちんちんがついている。
丁度陰核の位置する場所から、真上に一本聳え立っているのだ。

古の神とも言われるように、かなり珍しい症例らしい。
医学的には症例という言い方をするものの、別段身体に害は無く、ふたなりなどと言われる彼等の多くは、女性に位置する事が多いと言う。

だから、これは立派な女性である証たり得るのだ。……本人は否定しているが。



「凛……パンツが随分キツそうですが、直接触っても良いですか?」

「……ダメって言うわけないってわかってるのに、わざわざ聞く?」

「念の為ですよ、それと顔を隠さないでください」

「うるさい、変態むっつり海未ちゃん」



怒りました。
こんな事を言う凛は、もう知りませんから。

私は凛のパンツを膝まで脱がすと、蒸れた臭いを吐き出すイチモツに触れた。


「ひゃんっっ!」

「……凛?」

「……な、なんでもないにゃ」


(私の手が冷んやりしたのかもしれませんね……)
(これは……使えるかも)


「ふふ……凛は冷たいのがイイんですか?」


フルフルと首を横に振る凛。
ではでは次は手の甲で。


「ち、違うもんっ……ひ、ひあっう、たら……っ」


効果覿面。うーん、微熱が気持ち良い。
さて、そろそろ凛も我慢の限界だろうか?


「凛、そろそろ……気持ち良くなりたいんじゃないですか?」

「……り、凛は海未ちゃんとは違うから、え、えっちじゃないからわかんないもん……っ」


ええ、そうですか。
あくまで意地を張るのなら。


「此方にも、考えがありますよ?」


凛が腕の隙間から顔をチラりと覗かせる。
期待の眼差しが、私を魅力して止まない。
私は舌先をゆっくりと鈴口に合わせると、舌の裏の筋で、磨き始めた。


「ひ、ひゅっ……!?」


突然の快感に戸惑いを見せる凛。
腰を突き上げ、貪欲に快感を味わおうとする。
怒張した亀頭がいきなり喉奥を突き上げ、私は小さく嗚咽を漏らしてしまった。



「あ、ご、ごめん海未ちゃんっ!!」

「ケホッケホッ……んっ、はぁ……だ、大丈夫です、気にしないでください」

「ごめん……ごめんね、凛、その…今まで自分でしたことも無くて、だからびっくりして……っ」

「ですから……謝らなくて良いんですって、私は大丈夫ですから……ね?それに、素直な凛が更に愛しくなりましたし……」

「う、海未ちゃっ……!!」


凛が再び声を跳ねあげる。
またも凛が腰を浮かせ、更なる快感を求め爪先をピンと張らせた。
今度は私も動じず、先端から根元の方まで、丹念に舌で磨いて行く。
穢れを知らない初心な陰茎は、ビクビクと震え、血管が浮き上がっている。
凛の本能が、醜悪な獣の如く、私の唇の柔らかさから、舌上のザラザラとした感触、ヌルヌルとした口内壁、喉の奥の、食道へと窄んだ暖かな喉マンコまでをも、貪ろうとしているのだ。
徐々に口内の唾液分泌が激しくなる。ドロドロとした潤滑油が亀頭全体を包み込み、唾液や、その他粘液が混じり合ったモノが、私の口と凛の陰茎の隙間から、ネットリとした糸を張りながら、だらしなく溢れでた。

「だめ……だめぇ……うみちゃん、り、りんっ…わたし…っ……!」

「んぐ……ん、んじゅぶっ……ぐぷ、ふぅ……ぶ、ぷじゅっ…。凛……もうイきそうですか?ふふ……手コキでイかせてあげますね」


ぬらぬらと、艶やかでグロテスクな物体を、私は手の平で作ったホールで、強めに扱いていく。
根元の方をニギニギすると、亀頭が破裂しそうな程に膨らんだ。
そのままおちんちん全体を擦っていると、なにやら物足りないなそうな顔で私を見詰めている猫。
どうしたのですか?微笑みながら聞いてみると、凛は口をモゴモゴさせながら、零すように呟いた。


「足りっ……ないよぉ…っ!こない、なんか、変なの、これじゃくる感じっ……ならないっ…」

「ふふ……そうですか、なら……」

これならどうですか?と言いながら、私は凛の秘所……の更に下、キュッと力の入ったお尻に、舌を這わせた。
ここにある前立腺という部位を刺激すると、男性は陰茎に激しい快感が走り、精巣に強い射精欲を感じるという。


「ひぎぃっいい!!?」


そこを舐められるなんて、思いも寄らなかったのだろう。
予期せぬ快楽に、戸惑いと苦悶の表情を浮かべ、声にならない叫びをあげながら、筋肉が強張らせる。
私の舌先がアナルに飲み込まれるようにキツく締め付けられ、鼻腔の奥深くを、劈くような臭いが突き抜けていく。
それでもこの肉棒を擦る手を止めるどころか、私はラストスパートに向け、更にスピードを上げた。



「あぐっうぁあぁっ…っ!り、りんなんか、へんっになるぅ!!うみち、ゃあ、こわいのっ、気持ち良いの来るよっ…やめ、やめ……!!」

「んにゅ、んじゅぶっ……んぐ、んじゅ、ずずず……んっうう、おぅ、いぃひはいえうあ?(ふふ……もう、イッてしまいたいのですか?)」

「に、にゃあっううっぅっ!ぁ、ぁ、ぁ、ああっあああっ!!」

「ん、んぶぅ……ぶは、良いですよ!イッてください!!さあ、来て!!」

「り、りんっな、ああっくる、きちゃ、あっぁぁぁぁっ!!!」







「な、んかぁっ!クる……クるクる…ッ……………うっぁあああああっああ、ああああああああッッ!!」


刹那、凛は頂きに登り詰め、白く濁った欲望の塊を宙空に打ち出した。
甘美なる聖頂(ぜっちょう)、可憐に、美しく咲いた凛。
その余韻を甘受し、ビクビクと体を痙攣させ、舌先を放り出したまま、荒い呼吸を繰り返している。




「ひゅ……はぁ…、ぁっ、はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……ん、ふ……」

「いっぱい出せましたね、凛」

「うぅ……嬉しくないよ、そんなの…」

「そうですか……私は嬉しいです、凛がこんなに気持ち良くなってくれて」

「本当……っは、ふ…海未、ちゃん…変態さんだよ………」

「心外ですね、私は凛だからこそこんなに燃え上がるのに……」

「なに、言ってるにゃ…馬鹿」

「まあ、凛馬鹿ではありますね、私は」

「それだと……なんか、凛が馬鹿みたいに聞こえるし………」

「あら?それはすいません……」

「別に、いい、けどさ……」

苦しそうに私に返事をする凛……胸が上下に揺れる様子が、なんともイヤらしく思える。



「……性的な快感信号は背骨を通るらしく、足をピンとさせ、背中を反らすのは、無意識に快感を求める子……背中を丸めるのは必死に快感耐えようとする子らしいですが……」

「凛は前者みたいですね、初体験なのに……エッチな子ですねぇ、凛は」

「ち、ちが……あの時は頭がぽわっとして、それで…!」

「ふふ……可愛い。凛、これがなんだかわかりますか?」


私が自分の手に残ったゼリー状を凛に見せつけると、凛は「うわぁ……」と声を漏らした。


「こ、これ……凛のせい、えき……?」

「ええ……プルプルしてて、纏わり付くような感じ…かなり濃いんですね、これ」

「み、見せなくていいよそんな……っ」

「うーん、やはり凛はかなり初々しいです……そんな」


(そんな凛を、私の色に染めて行くのは……)

ゾクゾクッ!

私の背筋に、得体の知れない何か……とんでもないモノが駆け抜けたように感じた。

(……なにを、考えているんですか、私は)


首を左右に振り、もう一度凛を見詰める。


「……?海未ちゃん、どうかした?」

「見ててください、凛」


私は、凛の精液を口元に運ぶと、舌の先端で掬うようにして掻き込んだ。

「う、海未ちゃ……んぅ、ふぁっ…」

更に、凛の腹部に掛った精液をズルズルと音をたて吸い込み、口の中を見せた。


「海未ちゃん!だめ、吐き出して!それは飲むものじゃないよ!!?」

「んふふ……ほれへいいんれふ(これで良いんです)」


口に含んだ子種を外に逃がさないように、下顎の中に匿い、それを舌で遊ばせる。
口を閉じ、よく味わうように噛んでみた。

(うぷ……流石に美味しくはないです……。なんかこう、歯や歯茎に纏わり付く感じが……おぇぇ……)


私が眉をくの字に曲げるのを見て、必死に吐き出すように促す凛を見て、私はもっと彼女を慌てさせたくなった。


「いいえふあ……ふふ、よくみええくらはいえ? (いいですか……ふふ、よくみててくださいね)」

「う、海未ちゃんなにを……」


私は事もあろうに、それを使って嗽を始めたのだ。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと、子種が私の口内を犯し、暴れ回る。
泡立った液体を数回凛に見せたあと、私はそれを飲み込んだ。



ごくんーー。



瞬間に感じたのは、強い嘔吐感。
喉にへばりつく精液が、呼吸を妨げ、ぷくぷくと動くのが手に取るようにわかるのだ。


「う、海未ちゃんやっぱり無理しないで!吐き出して!!」

「いやでづ……んぐ、うう…わだしの、りんえの愛情……うぅっ!」

「海未ちゃん!?大丈夫!!?」

「……ふぅ、なんとかなりました」

「……もう、なにやってるのさ………」


(想像以上にキッツいですねこれは……)


もう二度とやりません。多分。

……おや?


「凛」

「にゃ?」

「それは……なんですか?」

「…………あっ」



凛の逸物が、これはこれは逞しくなっています。
第二回戦、臨戦態勢、凛戦態勢?



「出したばかりなのにギンッギンじゃないですか……」

「そ、それは海未ちゃんがあんな事するから悪いんだ!!」


あんなこと……はて。


「さ、さっき凛の、凛のあれを……っ!」


みるみるうちに真っ赤になる凛。

(なるほど、先程の私の一芸が効いたのですか。)



「……凛」

「…………はい」

「その、私はこのまま…二回戦目に行きたいんですが、その……次は私のココを使いたいんです」

「…………はい…………はい?」

「凛、私と最後までしてください!!」

「えええええええええええええええ!!!!???」


ここまでしたのに、そんなに驚かなくても……





*******************

あの、予告から一週間も遅れていて大変申し訳ないのですが、今週の土曜日と、日曜日の昼間にその分書き溜めを「大量」に一気投下するので許してくだしあ……

報告を忘れていたのは完全に自分のミスです、申し訳ありません……
書き溜めだけはしっかり行ってますゆえ……
何分最近までリアルが多忙で、こういう本気で取り組みたいものはゆっくり時間がある時に行いたかったので
あと、一度言いましたが、>>77の安価については、歓迎しているのでご安心を

*******************




「……海未ちゃん、本当に良いの?」

「ええ、構いません」

私は凛をじっと見据えると、その愛らしい輪郭を、慈しむようになぞっていく。

「違いますね」

「?」

「構わない、ではなく……私が望んだことなので」

凛の肩を抱き、そのまま引き寄せた。
私の胸に、凛の額が触れる。
ほんのわずかな性感でさえ、出来上がった私の身体は、素直に感じてしまう。

(人の身体とは、こんなにも素直なものなのですね)

高まる胸の内側が、凛に聞こえてしまっただろうか。
この浅ましい情までもを、凛は……。

「私を抱いてください、凛」

「海未ちゃん……」

「遠慮はいりません……あなたの欲望のままに、犯してください」

「…………」

(私は凛に、酷を強いているのででしょうか)

(私は……)

「それは、嫌だなぁ」

「……凛、あなたが本心なら望むのなら、今日は」

「そうじゃないよ」

「凛?」

凛が胴体を起こす。
暗い中でもよく見える凛の表情は、何時の間にか変わっていた。
野生動物の如く獰猛で、貫くような眼差しで、私をむしゃぶり尽くそうとする……。
そんな表情に、私はたまらず乙女を燻らせてしまった。

「犯すんじゃなくて……愛し合いたいんだよ」

「誰も知らない海未ちゃんを、凛に見せてくれたら嬉しいな」

「凛……」

(ああ、何故凛はーー)

これで、本当に私は戻れない……貴方が好き過ぎて、どうしようもなくなってしまう。

(この果てしない愛を、どうすれば凛を、私だけのものに出来るのですか?)

凛を、あなたを、私だけのものに……。

「凛、愛していますよ」

「だから……私を、愛してください」

「ありがとう。愛してるよ、海未ちゃん」

鳴呼、凛ーー。
今だけは、今だけは私だけの……。


*******************

*******************


「海未ちゃん、挿れるよ?」

「はい……っ、お願いしますっ…」

私の肉丘に、凛の肉棒が乗り上げてくる。
既に最高潮までに昂ぶっている私の小陰唇はすっかり開ききり、膣口への侵入を今か今かと待ち望んでいた。
子宮が疼いて疼いて仕方が無い。
雌としての本能が、自分が好意を抱く人間に支配されたいという被隷欲が、私の頭を蝕んで行く。
たったこれだけの接触でも、気を抜いてしまえば、一瞬にして雌犬に調教されてしまいそうだ。

「………………」

「………凛?」

私を焦らしているのか、陰核を擦るだけで、一向にモノは挿入って来ない。
凛は初めての筈なのに、随分と手慣れて……。

「ん……はぁ、はぁ…っ……」

「いじ、らしぃです…っ、はやくぅ……挿れて、くださぃ……っ、ぁあっ!」

「う、海未ちゃん……うん、今挿れるから……」

涙目で懇願しても、凛には一向に挿れてくれる気配が見えない。
物足りない性感と、その先への期待に胸が張り裂けそうなのに、凛はあくまで私をいたぶろうとしている。
私は今、誠意を求められているのだろうか。

(それなら……っ)

「はやく……!はやく挿れてぇ……お願い、しますっ……私の、はしたない入り口に……お願いっ……!」

渾身のおねだりをして、凛を誘惑する。
頭の中がどんどん白くなっていくのを感じていた。
それでもまだ僅かばかりに残っていた羞恥心が、私が繰り出す恥ずかしくてたまらない言葉一つ一つを反芻させてくる。

「おっ、おお、おまんこに……おまんこに早く欲しいんですぅ…………!!」

「!?」

自ら腰を振り、濡れそぼった私の膣前庭を凛の陰茎に擦り付ける。
くちゅくちゅと淫猥な音が響いた。

(でももう何もかもどうでもいいから……とにかく凛が、凛が欲しいっ!だから……)

「も、もう……焦らさないでぇ……っ」

「ち、ちがうの!海未ちゃん、その……凛は!」

「り、りん……?」

違う、とは……?
快感と羞恥で、真っ白にぼやけた頭の中をなんとか探し、その意味を考えるも、答えは見当たらない。

「あの、あのね?」

おずおずと口を開く凛に、先程までの獰猛さは感じられなかった。
何時の間にか、普段の凛に戻っていたようだ。
しかし、次に出てきた言葉で、更に私の頭の中は乱されてしまう。

「い、挿れ方が……わからない……」

「…………えっ」


………………。
……………………。
…………………………。

カァァッ!と、一気に顔が赤くなるのを感じた。

(まさか私は勘違いであんな破廉恥な言葉を吐き続けていたのですか!?)

(そんな、まさかそれが理由なんて………私は、園田家にあるまじき淫乱です……最低ですっ!!)

あまりにあまりな展開で、己を恥じずにはいられない。
先程までとはまた違った意味で、頭の中が真っ白になっていった。
あんな言葉を出せてしまう自分にもかなりの驚きだが、それ以上に恐ろしいのは、何時の間にか、「こんなにも私は凛に堕ちていた」ということだった。

「ご、ごめんね?凛は……その、一人でした事も無いから、全然わからなくて……」

「い、いや……良いんですよ」

どちらかといえば、もうそうとしか答えられない自分がいた。
ああ、もう恥ずかしい。

「その点海未ちゃんって結構慣れてるみたいで凄いよね……大人の女性って感じがする」

一瞬、ぽかんとしてしまった。
あまりにも想定外で、まさかそういう印象になるとは毛程も考えてなかったから。

「ち、違いますよ!?」

慌てて誤解を解く私。
実際私にはなんの経験もないし、むっつりなんて言われた事はあるけど、凛がふたなりだと知るまでは本当に興味も無かったのだ。
何故あんな言葉が出たのかは私にもわからないぐらいで、どちらかと言えば後悔の方が大きい。

「そうなの?海未ちゃんはモテるから、実は経験が豊富なのかなって……」

「私は今まで凛以外の方をお慕いした事はありませんよ!?」

モテるからって。

「いや、確かにそういう事もあったような気がしますが、好かれたからといってホイホイ手を出すような人間じゃないですから!!」

「凛だけです!私がこんな風になるのはっ!」

なんだかまた恥ずかしいことを言った気がするが、これは一応事実なのでノーカウント。

「そ、そっか…………えへへ、嬉しいな……凛が、海未ちゃんの初めてなんだね」

「そうですよ、当たり前じゃないですか……」

さっきまでは余裕があった筈なのに、すっかりペースが乱れてしまった。
お互いに目を離すことが出来ないまま、私達はあっという間に茹でダコのようになっていた。

「そ、それに、私達はまだ高校生なんですから、そんなに性が乱れている訳が無いでしょう?」

「そうなの?でも凛達は今、えっちなことしてるよ?」

「こ、これは特例だから良いんです!!」

「えぇぇっ!?」

かなり無理矢理に誤魔化した気がしないでもない。

くすくすーー。
どちらからともなく、部屋には微かな笑い声が響いていた。
顔を真っ赤にしたまま微笑み合い、私達の間に行き交う感情が、独占的な私の心を収めてくれ気がする。

(こんな愛らしい凛を見る事が出来るのは、きっと私だけです………凛を私だけのものにしたいなんて、そんなことは考えなくても良かったのかもしれませんね……)

どこか抜けきっていなかった私の緊張が、紐を解くように、するすると消えていった。

「さて、凛」

「う、うん……」

「少し、起き上がって頂けますか?」

頷くと、私の身体に覆いかぶさっていた凛が上半身を起す。
私が一緒に上半身を起こすと、凛の身体と密着するような態勢になった。

「凛、触りますよ」

「うん……んっ…」

凛の甘い声に、背徳感のようなものが湧き上がる。
凛の逸物を握り、そのまま、私のぱくぱくと口を開いた膣口にあてがう。
花弁から湧き出る花蜜が、凛の逸物を濡らした。


「ココにーー」

「挿れるんですよ」

ごくっ……。

凛が生唾を飲む。
不安な気持ちと、未知の快感への期待が入り混じった声で、凛は私に聞いてきた。

「こんな小さなところに入るの……?」

「ええ、人はそういう形に作られていますから」

「本当に……大丈夫なの?」

ええーー。
私がそう答えると、凛は少しだけ、逸物に力を込めた。
筋肉で逸物がつき上がり、陰核を弾かれる。
背筋にゾクりとした快感が走り、思わず声を出してしまった。

「んっ……くぅ………」

「海未、うみちゃん……っ」

凛はトロんとした表情になり、私を貪ることをイメージしているのか、息がかなり荒くなっている。

「良いんだよね……海未ちゃん」

「はい、ですが優しくしてくれた方が嬉しいです」

「勿論そのつもりなんだけど……我慢出来ないかも……っ」

「ふふ、可愛いですね……いいんですよ、あなたの思うがままで」

「…………海未ちゃん!!」

ぐにゅ、ぐぶぶ……。
私の膣内に、少しずつ硬いモノが入り込んでいく。
熱を帯びた凛のモノが、私の処女をこじ開けて、癒着した粘膜の内を突き進んできた。

「いっ……」

正直、ピリっとした痛みは感じたものの、そこまで痛くは無かった。
よく濡れていたというのもあるが、凛が必死に衝動を抑えながらゆっくりと挿入してくれている事と、この上ない幸福感が優っていることが大きいと思う。

「海未ちゃん、の……膣内、すごくあつい……っ」

「りん……っ、あなたが、入ってきてるって、凄く感じます……っ」

「りん、も……うみちゃんを感じるよ……っ……頭、変になっちゃう……、」

ちょっと休憩
勢いで書いた書き溜めを手直ししつつ投下してるので思ったよりゆっくり進行です
申し訳ない

ズリュ、ジュブッーー。

「はぁ………ふっ…!」

凛の勇ましい逸物が、私の膣内を満たしていく。
その度に私の内蔵は押し上げられるような圧迫感に締め付けられる。
私はその感触に対して、息を絞り出しながら凛の肩を思いっきり抱き締めた。

「もうちょっとだよ……海未ちゃん……っ」

肉襞が凛のカリ首を擦りあげ、子宮の方へと誘う。
凛は、腰を激しく突き回し私を組み伏せたいという願望に耐え、切なそうな顔でキスを要求してきた。


「はむ……んぢゅ、ん……ちゅ、ちゅぶ……」

「ぢゅ……えろ、んぐ…んぶ、んっ……!」

「ぷはっ、…んぢ、くちゅ……んっ、むたぅ……」

人間という種の本能のままに、激しい接吻を繰り返し、お互いを求め合う。
ぬるりと舌を絡ませ、イヤらしくテカる唇を舐め、頬に吸い付き、鼻の下に舌を這わせる。
責め立てるように唾液が注がれ、それを嚥下し、喉奥から戻ってくる凛の口内の薫りを再び飲み込み反芻する。
それが繰り返される度に、凛の陰茎が体内で膨張していくのを感じたを

「……ぷぁ…………」

「うみちゃん、ぜんぶはいったよ」

「凛、キてくださいっ……!好き、好きです……っ!!」

「りんも……りんもっぅ!い、がまんできないっ!」


ドンッーー。

私の身体は、凛によって容易に押し倒されてしまった。
凛の目から光が消える。
膣の内に挿入したソレを、今すぐに子宮口に叩きつけ、孕ませたいと言わんばかりに、腰をカクカクと震わせていた。
荒々しい呼吸を繰り返しながら、目の前にいる私の体躯を白濁で塗り潰してやろうという一片の曇りもない性的欲求に支配されているようだ。

「いくよ……っ!」

「凛ッ……り、」

バッチュンッッッ!!!!

私の言葉は、凛が思い切り腰を打ち当てた事で遮られてしまった。
一瞬にして脊髄から脳天まで快楽が直撃し、そこで私の思考も完全にトんでしまった。

「ひぐぅぅぅううううっっっ!!!?」

パンッ!パンッ!パンッ!!

「いぎぃいっ!んぐぅっ!?りん、りんんんんんっっっ!」

バチュンッ、パチュッ、ブバッ!!!

「ナカきもちぃぃぃい!?」
「きもちぃぃっ!ぃいっ!!?」
「これすごっ!うみひゃぁぁぁぁ!!」

「りんっ、りんんっ!!」
「らめれ、らめっ……わたひこわれちゃうっ!!」
「りんにこわされて、おかしくなっちゃいまひゅ!!」


人語すらマトモに使えない程に、呂律は破壊されてしまう。
足の指先がグィッと突っ張り、私の視界は上の方を向いている。
全身が性感帯に変えられてしまったかのような錯覚に陥る。
堕ちた、堕ちてしまった。
男性器による快楽が、私を完膚無きまでに終わらせてしまう。
下品な顔になり、涎が滴り落ちては、奇声を上げた。
一向、ただ一向に、快楽に溶かされてしまいたかった。
頭の内に残されたのはそれだけ。
さっきまで処女だったのに、こんなにも感じてしまう。
頭がどんどん馬鹿になる。
気持ちよくて、私はこうやってめちゃくちゃにされる度、女に産まれた事を歓喜した。

朧げになってゆく思考の中で、私は微かに感じていた。
どうすれば私は、このなにより甘い快楽を、凛という最愛の人物を、胸の内に知り続ける事が出来るのか。
もしこの単の想いや、刹那の激動が、永久の物となるのなら…………

凛が最後の瀬戸際に近付き、弓なりに浮いた私の腰を思い切り抱き締め、乱暴にピストンをする。
今の凛は、私と同じように、すっかり快楽の虜になっているようだ。
凛の腰が早くなるにつれ、私も加速的に絶頂へと近付いていく。
私の本能が凛を求め、無意識に凛の背を足でホールドしていた。

「うみちゃ、りん、りんもう来ちゃうよぉっ!」

「あっ、あぁぁ! わたしも、もうすぐっ……い、イってしまいますっ……!」

「っ、うみちゃっ……一緒に、いこ……!」

「っ……ぃいいっ!きて、きてくださいっ!」

「わたしに全部、全部くださいっっ!!」

「あっ、あっ、あぁあああっ!うみちゃんうみちゃんうみちゃ………………ぁあああっっっっっっっ!!!!」

ビュクンッーー。


その瞬間、私の身体が大きく跳ねた。
まるで、てっぺんから引き裂かれるかのような感覚に包まれ、激しくイッてしまった。

「うっ…………はぁ……っ!」

「ぁあっ…あっ……!」

私が絶頂している間尚も凛は吐精を続け、グリグリと私の最奥に男性器を押し付けていた。

ビュグッ、ビュッ、ドピュッ

Aスポットに立て続けにぶつけられる精液が、追い打ちをかけてくる。
体内に響く射精の振動で、波打つように数度の快楽が押し寄せてきた。

「ぁあ……は、はぁ……はぁ……っ」

凛が私の上にもたれかかる。
初めて尽くしに疲れてしまったのが、体を起こす気力が無いみたいだ。
抜かれないままの男性器が、少し熱い。

「っ……ふぅ…凛、良かったですよ…」

「りん……も、なんかっ……すごかったかも…」

性行為を終え、その余韻を味わう。
ここが、もし……二人だけの世界だったなら。

「…………」

「……うみ、ちゃん?」

そんなことを思っていると………ふと、少し前に考えていた事が頭を過った。

『どうすれば私は、このなにより甘い快楽を、凛という最愛の人物を、胸の内に知り続ける事が出来るのか。』

どうすればーー。

私は凛が誰よりも好きで、それが実った今、この上ない幸福を感じている筈だ。
ならばなぜ、私は不安になってしまうのか。

「うみちゃん……怖い顔になってるよ?」

よく考えてみる。
私達は今、どうして幸せで居られるのか。


生きているから。
これは当然。

じゃあ……




私達が、秘密の関係だから………?

(……そうです、私達は世の中における異端な存在。セクシャルマイノリティはいつの時代も忌避されてきました。)

(もし、私達が何かにひていされたのなら。もし、世界から追い出されてしまったのなら。どうしてその孤独が耐えられると言うのでしょうか。)

(私がそれを受け入れても、凛が受け入れてくれなければ、全てここで終わってしまう……)


私だけの、私達だけの世界は、いつまで壊れずに居られるのか。
考えれば考えるだけ不安は募り、決して答えは見えやしない。

「うみちゃん、もしかして痛かったのかな……」

「……いえ」

さっきまでに感じていた充足感も、幸福感も、決して偽りでは無いはずだったのに。
しかし、人間は満たされれば満たされる程に、欲は強まっていくものなのかもしれない。










ーーそうだ。死が二人を別つまで、何もせずにいるだけでは、永久なんて、あり得ない。ーー

生存報告です
再開はもう少しだけ先になりそうです……ごめんなさい

ひっそり生存報告
なかなか再開出来なくて申し訳泣いのです……

毎度生存報告ばかりで申し訳ないです……落とす気は絶対にないので、もう少しお待ちを……

生存報告
こんなに暫く生存報告ばかりな人もそういないでしょうね……忙しいもので
なるべく早くに復帰をしたいです

来月から再開します!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月19日 (木) 22:57:47   ID: 0VVz6Be-

続き待ってます。

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