【オリジナル】ゆりしまっ!【安価有】 (5)

以前、同タイトルで書かせて頂いておりましたが、主が入院をしていたため更新が出来ない状況となってしまっていました。
名前も多分これでやっていたと思います。

無事退院出来ましたので、今回色々考えて、また新たに設定などを練り直し、まっさらな状態で一からスタートしたいと思っています。

話が進んできたら安価とかもやりたいので、よろしくお願いします。
話の途中でも構わないので感想とかくれると嬉しいです。

では、お楽しみ頂ける作品を書いていけるよう頑張ります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411737304

がんば

私の父と母は、先月仕事の都合でアメリカへ越した。
私達娘を四人残して。私は長女の桜。二十四歳で、仕事はレストランの店長をやっている。後に語ることになるが、店員がこれまた奇怪な奴らなのだ。
さて、そんな私には妹が三人いる。ここで簡単なプロフィールを紹介してもいいが、実際見て頂いた方が早いので割愛する。

今は朝の六時。そろそろ妹達を起こす時間だ。
基本的に家事は私が全てこなしている。食事、洗濯、掃除諸々。
五時に目を覚ました私は朝食を作り終え、テーブルに配置済みだ。

では、まずは次女の向日葵を起こそうと思う。こいつがまた厄介なやつなのである。

「向日葵ー、そろそろ起きろー」
「ん……」

なんでこんなに色気があるんだよ畜生。
向日葵はTシャツ一枚という格好で寝ている。布団は乱れ、スラリと長く細い足がだらしなく見えている。
茶色の長い髪が頬を覆っていた。こいつは寝起きが最悪なので一番最初に起こすのだ。

「ひーまーわーりー」
「んー……後二時間でいいからー」
「なげぇよ腹立つな」

ガバッと布団を剥ぐと、向日葵は渋々ベッドから降りた。そして……私の頬にキスをした。

「なにしてくれてんだてめぇ!」
「朝のちゅーは基本でしょ?それとも、唇にして欲しかったのかな?」
「なわけあるかくたばれ」
「僕のお姫様。そんな素直なところも可愛いよ。朝からちょっと過激な運動でもどうかな?」
「後で警察呼ぶわ」
「事件なの!?」

次は、三女と四女。と言っても、双子なのだが。
話し方の変わった三女楓。いつも元気いっぱいの椿。二人の共通点は変わっていて読めないという点だ。

「楓、椿、起きてるか?」
「桜姉ちゃんおはよっ!!」
「桜姉さんおはよう」
「うし、ちゃんと起きてるお前らは偉いな」
「えへへー。あ!それより聞いてよー」
「なんだ?」
「楓が昨日宿題写させてくれなくてさ!宿題やってない!」
「前言撤回だこの野郎。宿題は自分の力でちゃんと一人で期限までには終わらせる事。もし分からない事があれば、三人も姉がいるんだから聞けばいいだろ」
「ううう…反省」
「椿の反省はものの一分で終わるからな。桜姉さん、相手にしない方が無駄な時間を費やさなくて済むと思うが」
「私は椿がちゃんと反省してくれることを信じてるよ」

一分半後

「反省完了!ほら、いつもより長いでしょ!?」
「ほんとお前そういう奴だよな」
「姉さん、早くしないと味噌汁冷めちゃうよ」
「向日葵姉ちゃんおはよ!」
「おはよ。双子」
「まとめて呼ぶのをやめてくれないか…」
「んー…かえつば?」
「更にまとめているじゃないか」

という漫談も終わり、私達は朝食をとることにした。話題はテレビのニュースの話だ。最も、つまらないニュース…と言うと問題がありそうだが、そういう類のものは殆ど興味がない。

朝食が済むと、各々学校に行く準備をする。
ちなみに向日葵は17歳で高校三年生。楓と椿は小学校六年生だ。
暗黙のルールとして、私が会社に車で行くので、こいつらを学校まで飽くまでついでに送ることになっている。

「準備できたかー?」
「おっけー!」
「私も大丈夫だよ」
「私も準備は出来ている」

私は車に三人が乗り込んだのを確認すると、発車させた。




今日はそろそろ眠いのでここまで。
明日からも暇な時は書きます。
読んでくださってありがとうございました。

>>2
ありがとうございます!
頑張ります。

おやすみなさい。

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