warning!
これは、ジャネンバ×セルというマイナーcpによる話なので、気を悪くされる前に原作に飛び付いて下さい。
そして、ジャネンバが喋ります。変に感じるかもしれないですが、ご了承願います。
セル「つまらん、と言ったのだ。お前一人楽しそうに[playstation]とやらをやっているが…何なんだ?それは楽しいのか?」
ジャネンバ「楽しくなかったらやらねーよ」
ある日の昼下がり。
外はあんなに晴れているというのに、何故外に出ないんだ。
ゲームをする彼に後ろから抱きつく形で一緒に薄い画面に映るキャラクターと背景がおりなす世界を見ている。
正直何が楽しいのかが理解できないが、こいつが楽しそうならそれでいい。
セル「…時にジャネンバよ。いつになったら私の相手をしてくれる?」
ジャネンバ「んン~…このステージクリアしたらな。」
セル「それならさっきも聞いたぞ」
ジャネンバ「え、まじか」
正確に言えば、このやり取りはすでに七回目だ。
ゲームに入り込みすぎていて、全く相手をしてくれない。
そろそろ四時間くらい経つんではないだろうか…。
モヤモヤと頭の中で考え事をしていると、ステージクリアのファンファーレと、その文字が。
慌ててゲームをやめさせようとするも、相手が体をこちらに曲げては
優しく頬に口づけ
「悪ぃ、やっぱもうちょい待て」
と言う。
嗚呼、そうだ。さっきからこれのせいで同じことを四時間も繰り返していたのか。
つくづく、私は甘いな。
たまには…
セル「お前は、ずるいな…………」
相手の腰に回した腕を持ち上げれば首に回し、前のめりに倒れる。
ジャネンバ「?!ちょ…何だよ、急に…」
ハァ…っと相手の耳元でため息をつけば、背筋が強張るのを感じた。
そのため息につなげて、
セル「まだ気付かないのか?鈍感な奴め…まぁいい、私もそろそろ遊んでほしいのだ」
ジャネンバ「わーった、わーったから退け!次、クリアしたら…」
セル「八回目。」
ジャネンバ「?」
セル「…お前がそれを言うのは、今ので八回目だ。いつまで待てばいい?それとも、婉曲に断っているのか?」
体を起こし、相手と向かいあう。
無表情に見えたセルの顔には、深遠な悲しみが浮かんでいた。
人造人間に感情?と、皮肉ってやりたいところだが、よそう。
今はただ………………
ジャネンバ「……悪かったよ」
セル「謝るだけで済むなら、地球に警察なんて居ないんだぞ…。」
ジャネンバ「んな捻くれたこと言うなって」
苦笑するジャネンバから目を逸らし、うつむく。
些かばかり子供じみた事をするセルに
また、優しくキスを
今度は白い白い唇に。
そのまま思いっきり抱きしめてやれば、それだけで表情が変わる。
可愛いもんだな、と笑えば
不思議そうに見つめるセル。
セル「私は可愛いと持て囃されたところで、嬉しくも何とも無いぞ。」
そのままの表情で、仰向けで床にぺたりと寝転がるセル。
まるで「「お好きにどうぞ」」
と、言われているようだ。
鳴り止まぬファンファーレ
ほったらかしの画面が淋しげなのも無視して、相手の上に被さる。
セル「…重」
ジャネンバ「遊んでほしいんだろ?」
今更、と鼻で笑う相手は何だかんだで嬉しそうだ。
ちょっと休憩。
相手の表情がわかるギリギリまで顔を近づけてやれば
相手は少し目を見開き
直ぐ左を向いた。
ジャネンバ「目ェ逸らすなよ…」
仕返しのつもりで、耳元で囁く。
その瞬間だけ、相手は息を止めたようだ。
緊張なのか何なのか、
こういう事には案外疎いんだな。
一向にこちらを向かないセル。
はは、と安易な笑みを顔に貼っ付ければ
相手の耳殻に噛みついた。
セル「っ、…」
声を出さぬよう必死な姿は
顔に見合わず笑えてくる。
そして、耳殻から舌を這わせ
首筋をベロリと舐める。
セル「そ、れ…っ、やめてくれ……くすぐった、っ、いんだ…っ……」
ジャネンバ「へぇ、お前にくすぐったいって感覚があるとは思わなかったぜ」
再度休憩。
これは?と言えば、セルの右手を持ち上げ
犬や猫のように舐めまわした。
セル「いっ、………っ…!」
こいつの手、冷てぇな。
俺が熱いだけなのか?
セルの心いっぱいが温かいから、そっちに熱持ってかれて手が冷たくなるんだ、
と。
思いたいところだな。
ジャネンバの頭の中にフラフラ言霊が浮かぶ。
でも、目の前の相手を見てれば言霊全部が消えていく。
妙なもんだ。
口角をニヤリと上げれば、
ジャネンバ「完全体セル様の弱点探しと、いこうか」
セル「わっ、私に弱点などないぞ。」
ジャネンバ「はいはい、そーだなー?」
小さなこどもの戯言を、柔らかく受け流す母のように。
そして、こどもが何を伝えたかったのかを考える、こどものように。
>>1
小学生
>>10
んー(苦笑)もっと上ですよ
拙い文章ですよね…すいません><
>>11
中3ならタメ。
>>12
ごめんなさい、中2です!
ジャネンバ「さ…て」
相手の太股を自分の肩まで持ち上げれば、膝から舌で愛撫を始めた。
セル「ひぁ!?」
突然足に当たる感覚に、らしくない声をあげる。それを聞けば余計に高ぶる気持ち。
歯ぎしりをしては、そばにあったクッションに顔を埋めた。
ジャネンバ「お前の体、弱点しかねーんじゃ」セル「「馬鹿を言うな!!」」
クッション越しに怒鳴られ
見えない相手がどんな表情をしているのかを想像してしまう。
セル「弱点じゃなくて…お前だからだ」
ジャネンバ「ぁん?…何?」
クッションに耳を近づければ、もう一度か細い声が聞こえた。
セル「お前だからだと…言っているだろう…!」
ジャネンバ「は?俺だから?」
セル「他のやつに同じことされても…きっと何も思わない…感じないんだ…………でも…お前は違う……お前に触れられる度冷たい体が火照る感覚……目が合えば吸い込まれそうな感覚…私は何かおかしくなってしまったのか…?」
存在しない何かに怯えるように、セルはジャネンバを抱きしめた。
一秒、一秒
鼓動は速まり体温は上昇する。
セル「なぁ…教えてくれ………お前を見ていると…皮膚が、眼が、手が、足が……」
「ヒリヒリして熱くなるのは、何故?」
これって誰得なんだろ……
俺得?
今日はここまでにします。
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