第1話「終焉の始まり」 (48)

設定ぶっ飛んでるssです
(人格がおかしくなってるわけではなく、単に設定自体がおかしいだけです。ただし、一人称や漢字の違いはあるかもしれないです。)

一応続編は書くつもりです。

では投下していきます

快父「ふはは、天体観測は楽しいか?快(かい)よ」

快「うん、楽しいよ父さん」

快父「俺にも見せてくれ、おぉ、綺麗だn…ん、あれは?」

快「父さん、あれ隕石じゃない!?」

快父「マズイ、逃げろ!」

快、快父「「うわぁぁぁ……」」

快「ん、んん…、痛い、痛いよぉ…」

快父「か…い…、大丈夫…か…?」

快「と、父さん!父さんこそ大丈夫なの!?」

快父「俺は…、もう、ダメだ…」

見ると、大きな鋭く尖った石がいくつも快父の体に刺さっていた
快の体にほとんど無かったのはまさに奇跡と言わざるを得ないだろう

快「父s…グ、グァぁぁァァ、い"、いだいよぉぉ、胸が、胸が苦じいよお"…」

快父「快…!大丈夫、か…?悪い…俺にはもう…何も出来ん…、許してくれ…」バタッ

そういいながら快父は息絶えた

快「と、父さん…」

快「!?グハァッ、ゲボォ…」

更には快も大量の吐血
もう死ぬかと思われた

しかし、突如として快の胸が赤く光だした

快「な、なんだぁ…?」

その直後、快の体は淡く光ったかと思うと、東京の、自分の良く知る病院の前だった

快「!?こ、此処は…」

朦朧とする意識のなかで、一瞬脳内処理に戸惑ったが、そんなことを思考する暇など無く直後に気絶した

哀れみの一レス

>>6
ありがとう

目を覚ますと、快はベッドに居た

快「こ、此処は…何処だ…?」

周囲には見知らぬ人間ばかり、だがそこからヒントを得て失われていた記憶を少しずつ呼び戻していく

快「!び、病院か!」

跳ね起きた快
だが、同時に胸に激痛が走る

快「い、痛いっ!」

激痛で再度落ち着きを取り戻したので、ナースコールを使用した

直ぐに看護師は来た

看護師「あら、起きたのね。よかったわぁー、すごい怪我だったのよ」

快「あ、ありがとうございます」

看護師「いえいえ、怪我人を助けるのが仕事ですもの。それより、何で1人で病院の前に倒れてたの?」

快「え…、そうだったんですか?」

看護師「そうよー、担架で運ぶの大変だったのよ」

快「あ、それはすいません…」

快は思い出した

快「!父は!父親は一緒に居ませんでしたか!?」

看護師「え、父親?私は君しか知らないわよ?急患の手術も1人だったし、いなかったんじゃないかしら?」

快「そ、そんな…」

襲いかかってくる絶望

看護師「……何か深刻そうね、話してくれない?力になれるかどうかは分からないけど、一旦状況を整理して落ち着きましょ」

快「は、はい」

そこから快は語り出した、思い出しながら
天体観測をしていたこと、隕石が降ってきたこと、そして父親の絶命の場面までハッキリと思い出して、話した

看護師「そう、そんな事があったの…。でもそうすると貴方はなんで此処にいるわけ?長野で星を見てたんでしょう?」

快「はい、何でか分からないんです」

看護師「隕石もニュースになってるし、その内お父様の遺体も見つかるわ。辛いけど、頑張って乗り越えましょう」

快「……うっ………」

看護師「?」

快「うわぁぁぁん、うぅぅ、うっ、うわぁぁぁぁ」

快は泣き出した
大きな声でもう中3だというのに、いや、春休みが終わればもう高校生だ
だが、楽しい思い出になるはずだった事が、思い出したくもない出来事になってしまったのだ。そして、唯一の家族であった父親を失った。
無理もない、高校生になると言え、まだ子供。大きな、大きな声で泣いた。看護師は静かに、泣き止むまで快を優しく包み込んでいた。

看護師「…どう?落ち着いた?」

快「はい…、ありがとうございます。お見苦しいところを申し訳ございません…」

看護師「いいのよ、正直貴方の悲しみは私には到底理解出来ないわ。でも、すごい大きな悲しみっていうことだけは分かる。そういう大きな悲しみや苦しみをみんなで支え合っていくのが人間っていう生き物なのよ」

看護師「それに、心は深く傷ついていても、体はもう大丈夫でしょ?」

快「ほんとだ…。でも、さっきすごい胸が痛かったんです。感情とかじゃなくて物理的に」

看護師「あ、その事を話すのを忘れていたわ。どうやら、手術を担当した方の話によると、胸に心臓の半分程の大きさの赤いダイヤモンドのような物があるんですって」

快「な、なんですかそれ!?」

看護師「分からないのよ。だからとりあえずそこ以外直しといたわ。」


その時、ドアがノックされた

快「どうぞ」

担当医「もう動けるんだね?」

快「一応大丈夫です。時折激痛が来ますが…」

担当医「じゃあほとんど心配ないね」

快「いつ頃退院できますかね?」

担当医「早ければ2日後にでも大丈夫だね。あ、そうそう、汗はかいてない?」

快「あ、そういえば…。」

担当医「やっぱりね。10032号、白崎君に着替えを頼むよ」

10032号「分かりました、とミサカは素直に命令に従います。はい、どうぞ白崎様」

快「あ、ありがとうございます」

担当医「どうだい?まだシャワーは浴びれないけど、退院したら浴びれるからね、それまで我慢だね」

快「何から何までありがとうございます」

担当医「じゃあ僕は仕事に戻るね、絶対安静にしてないとダメだからね?」

看護師「私も戻るわ。何かあったらナースコール使ってね」

快「分かりました、本当にありがとうございます」

快「やっぱすげえな…学園都市は…」

中学生?

なんかめっちゃ叩かれてるけどとりあえず続編書かなくても書いた分だけ投下します

>>17
高校生

2日後

快「あー、ようやく退院だ!」

看護師「おめでとう、これからもちゃんと健康には気を使うのよ。また何かあれば来てね」

快「ありがとうございます、担当医さんにもよろしくお伝えください」



そして色々手続きをして事情を話し、早めに寮へ

快「ここが俺の寮かー、俺ももう高校生なんだな」

その時、父親の「快ももう高校生なんだな」という言葉を思い出す

快「………、いや、学園都市に来たら結局1人だもんな。別れるのが早まっただけだと思えば…いいさ」

快は泣きそうになっていたが、流石にエントランスで泣くわけにもいかないので、ダッシュで階段を駆け上がっていく

快「…ふぅ、よし入るか…」

ガチャッ
ドアが開いた
何も無かった

快「とりあえず入学式まで1週か…。色々買い揃えよう」

快「お金いくら持ってるんだろ…」

財布を見ると1万円札が7,8…
8枚だと?

通帳の預金を見る
残金800000円
ちなみに寮1ヶ月15000円

快「何か買うか…」

とりあえず必要な物は
?シャンプー、ボディソープなどの風呂セット、洗顔用具
?棚、ハンガーなど
?食料品
?私服

うん、こんなもんか
いくつか備え付けの家電があってよかった

うん、こんなもんか
いくつか備え付けの家電があってよかった

快が家を出る
その時、「わー、助けてくれー」「逃げないの!今日こそ焼肉にするんだよ!」という声

快は賑やかだなあ、と思いつつ家を出た。


~セブンスミスト~

快「とりあえず今日は無難にカレーにでもするか」

快「あっやべ、鍋が無い。まあ、買えばいいよな。」

バイト「お会計1670円でーす、ストロー付けますか?」

快「あ、お願いします」

バイト「毎度ありー」

快「カフェオレ6本は重いぜ…」


ふぅ、次だ次

~デパート~

快「シャンプーってあんなに高かったか?たく、もう持てねえな。」

快「一旦タクシーで帰るか、とその前に米だけ買っとこう。万が一にもありえなさそうだが、米は常備しときたいからな」

~セブンスミスト~

バイト「毎度ありー」

快「めちゃくちゃ重くなっちまった…」

快「ヘイタクシー!」



~寮~

快「疲れた、もう動きたくない」

快「晩飯どうしよう…」

と、その時

ピンポーン

インターホンだ

快「はい?」

??「となりの部屋の土御門舞夏というものだぞー」

舞夏「肉じゃがが余ったのだが、よかったら貰ってくれないか?」

快「!?いいんですか?ありがとうございます!」

~玄関~

舞夏「はい、どうぞ」

快「ありがとうございます」

舞夏「こちらこそ、貰ってくれてありがとうだ。そうだ、まだ名前を聞いていなかったな、なんと言うのだ?」

快「白崎快と言います」

舞夏「そうか、私はさっきも名乗ったが土御門舞夏だ。よろしくな。ちなみに、義兄の土御門元春と2人で住んでいる。」

舞夏「そして、さらにその隣が上条当麻というウニヘッド野郎だ」

舞夏「見た目によらず良いやつだからな、気軽に声をかけてくれ。ちなみに、兄と上条当麻は親友で、多分お前の1個上だ。」

舞夏「まあ年齢など気にせず近所付き合いしよう、よろしくな快」

舞夏の笑顔にすこしドキッとした快

快「こ、こちらこそ、よ、よろしく」

ややどもる

舞夏「じゃあ私は部屋に戻る。感想を言ってくれてら嬉しいなー。またな」

快「ご近所付き合い大丈夫そうだな…、とりあえず安心か」

そんなこんなで1週間

~入学式当日~

あの日舞夏と仲良くなったことで、上条当麻、土御門元春とも直ぐに打ち解けることが出来た

ただ、上条当麻と同棲しているあのシスターはどうも苦手だ…

どこの学校でも校長の話は長いんだなーとか思いながら聞いている

そしてここが入学式1番の見せ場

校長「新入生総代、秋山澪」

澪「は、はい!」

快「新入生総代って事は頭良いんだろうなー…って、めっちゃ震えてるじゃん…大丈夫なのか?」

よくわかんないこと話して、入学式は無事終了した

快「俺のクラスは2組か…。とりあえず行こう」



~初ホームルーム~

ガラガラという音と共に担任が入ってくる。

担任「えー、君たちは今日からこの高校の生徒です。そして、高校1年2組の担任を務めさせて頂きます、山中さわ子、と申します」

山中「どうぞ宜しく。更にもう1人、実習生としてこのクラスで2ヶ月勉強する、中国からの留学生、李舜生(リ?シェンシュン)君です。李君、一言貰っても宜しいでしょうか」

李「はい、えー、みなさんこんにちは。入学おめでとうございます。僕の名前は李舜生です。日本語は話せますが、まだまだわからない事も多いです。わからない事があれば教えてください。みなさんと仲良くしたいです、よろしくお願いします」

クラス全員からの拍手、そして女子から黄色い声。

男の俺から見てもかなりのイケメンだもんな…。そりゃ興奮するよな


ところで、俺は世間一般で言う「コミュ障」という奴だ
話しかけることは出来ないし、話かけられてもどもる
しかしこんな俺でも中学まではちゃんと友達も居た
果たしてどうなることやら…

キーンコーンカーンコーン…


そんな事を考えていると1時間目が終わり10分休憩になった

山中「えー、では1時間目はとりあえず終了です。次の時間はみんなの自己紹介と委員会などを決めていきますので、軽く考えておいて下さい」

山中「じゃあとりあえず日直は…、秋山さんお願いします」

澪「ひぇっ!?え、えっと、起立!」

声が裏返った
みんなクスクス笑っている

恥ずかしそうに立っている秋山さん、可哀想に…

と、その時

律「えー、こんな奴ですが、これでも私の大事な親友です。恥ずかしがり屋でいつまでも子供な奴ですがみんなよろしくお願いしまーす」

いきなりこんな感じの事をやや強くもふざけた感じで言った

そこには、何か澪をバカにするなといったような感情がこもっていた気がする

秋山さんの方を見ると涙目だった
まああんないい友達なかなか居ないよな
そう思っていたら声がかかった

澪「起立!」

今度は力がこもっていた、やはり大分落ち着いたんだろう

澪「礼!」

クラスみんな「ありがとうございました!」

1時間目が終わった10分休みの筈だったのにさっきのやり取りがあったので残りは5分弱しかない
まあ良いものを見せて貰ったし、よかったかな



あの後すぐに秋山さんは田井中さんの方へ言った
よく聞こえなかったけど多分こんな事を言っていた

澪「さっきはありがとうな、お陰で助かった」

律「何感謝してんの、本当の事を言っただけさ。それよりこれからも定期考査の前は勉強教えてなー」

澪「律…、勿論教えてやるぞ!その代わり、これからもよろしくな」

律「…お前本当に澪か?」

澪「当たり前だろ、何いってんだお前は」

律「あはは、ごめんな。こっちこそよろしくな、澪」

俺には誰も話しかけてこなかったな
まあ周りもまだそうだし、焦らなくてもいいよね…?

キーンコーンカーンコーン…

ガラガラとドアが開く

山中「2時間目始めるわよー、秋山さん号令よろしく」

澪「起立、礼」

クラスみんな「お願いします」


山中「じゃあ早速自己紹介ね。さっき私と李君はしたから…、まあスタンダードに名前順で秋山さんからでいいかしら?」

澪「は、はい」

山中「オッケー。じゃあ名前と、今年の抱負とか好きな事とか言ってね」

澪「わかりました。えー、私の名前は秋山澪です。えーっと、好きな事は音楽を聴きながら何か作業をすることです。よろしくお願いします」

パチパチパチパチ…

どんどん自己紹介が進んでいく

女子生徒「名前は霧切響子。目標や好きな事は特に無いわ。よろしく」

霧切さん、か
えらく無愛想な人だなあ、みんなの表情が固くなったよ…



あ、俺の番か

快「名前は白崎快です。好きな事は魚釣りです。よろしくお願いします」

ふぅ、ちょっと緊張したな

とりあえず気になった人の自己紹介を紹介するね

律「田井中律でーす。好きな事はドラムを叩くことでーす。みんなよろしくぅ!」

秋山さんの親友だ、流石のノリだね
なんか一緒だと面白いことがありそうで楽しみだな

女子生徒「私の名前は琴吹紬です。好きな事は…、みんなと普通に遊ぶことです!よろしくお願いします!」

琴吹さん
この人の特徴と言えばなんと言っても沢庵のような眉毛だろう
にしても、普通に遊ぶことってなかなか斬新な自己紹介だな


女子生徒「えーっと、平沢唯です。好きな事はこれから見つける予定です。何か面白いことがあればよろしく教えてください!」

平沢さん
なんかほんわかしてる雰囲気だね
好きな事はこれから見つけるってのもなかなか斬新な自己紹介だと思った
このクラス楽しそうだぞ…?

女子生徒「千葉エリカっていいまーす。えっと、ずっと剣道をしてます。どうぞよろしく」

千葉さん
剣道美少女というべきか。赤い髪の毛が特徴的で、おちゃらけながらも凛々しい感じがあるかっこよさげな人


男子生徒「こんにちは、僕の名前は苗木誠です。えっーと、今年の目標は成績を真ん中より上で保つことです。よろしくお願いします」

苗木くん
大人しそうな奴だ、ああいう奴の方が俺にとっては深い中になりやすいし、後で声かけてみようかな

男子生徒「えー、どーもこんにちは。福部里志といいまーす。好きな事は、サイクリングかな。みんなよろしく!」

福部くん
俺は正直こういう奴は苦手だ、今までの経験でそう思っている。だが、あんなひょろひょろなのにサイクリングが趣味とは驚いたなあ

男子生徒「名前は森山素直。最近はこいつの世話でなかなか遊べません、まあ特にやること無いんで大丈夫ですが」

森山くんがそういって指差したのは森山くんの机上にうごめく謎の「それ」。「それ」は人間なのか?恐らく1時間目から気になってる人は大勢いたがなかなか聞き出せなかったのだろう。そう考えていたらいきなり「それ」が突然喋り出した。いや、鳴きだしたのか?

それ「ほにほに、ほーにー!」

素直「こいつの名前はぽてまよっていいます。みんな仲良くしてやって下さい」

ぽてまよ「ほにー?」

首を傾げた。すごい可愛い、癒される。それはみんなも同じようで、次々に「可愛いー!」「ぽてちゃんこっち向いてー」などの黄色い声が湧いてくる。

森山くんも良い奴っぽいな。え?根拠?そりゃ経験だよ、今までこういう奴にははずれが居ないからね


男子生徒「高須竜二です。好きな事は掃除で、料理は人より得意だと思います。宜しく」

高須くん
鋭い眼光…、ちょっと近寄り難い雰囲気醸し出してるね。ま、まあ人は見た目によらないっていうし、きっと良い奴だよ、うん

山中「じゃあ今年はずっとこのクラスメイト達と生活しますからね、みなさん仲良くしてくださいね」

みんな「はーい」

山中「じゃあ委員会決めていきましょうか」

山中「えっと、まず定期的に集まりがある専門委員が、放送委員、風紀委員、図書委員、保健委員ですね。それぞれ男女1人ずつの計2人。そして、イベントなどの際の実行委員が、合唱コンクール実行委員、文化祭実行委員、体育祭実行委員で、各3人ずつです。」

山中「あぁ、委員長、副委員長を忘れてました。で、それら以外の方達は、クラスでの各教科担当などの係りになってもらいます。」

山中「じゃあまずやりたいのがある人、挙手してください。」

みんな「……………………」

山中「えーっと…?みんな、積極的にやろう?ね?」

律「はいはーい、じゃあ文化祭実行委員やりまーす。澪もやろーぜー。」

澪「お、おう。いいぞ」

山中「田井中さん、秋山さん、ありがとう」

これを皮切りに、どんどん手が挙がった。が、委員長、副委員長が決まらない。俺がやればって?コミュ症に何言ってんだよ、よく考えろ

放送委員→霧切、苗木
風紀委員→福部、千葉
図書委員→森山、絹旗
保健委員→前原、竜宮
合唱コン→平沢、琴吹
文化祭→秋山、田井中
体育祭→宇佐美、櫛枝

とりあえずここまで決まったが…

やはり最後はアレか

山中「先生とジャンケンして、負けたら立ったままで、あいこはセーフです」

山中「いきますよー、ジャンケンポン!」


…負けた


おい、どうしてくれr…山中「はい!」

山中「じゃあ委員長は白崎くんに決定ですね!良いと思う人拍手~」

パチパチパチパチ…

山中「じゃあ副委員長は…白崎くんに任せましょう!」

快「…え?」

一瞬訳が分からなかった
俺が決める?どうやって?

快「どうやって決めれば…?」

山中「そこも任せたわー、くじでも指名でとなんでとオッケーよ」

快「はぁ…、えっと兼任ってありですか?専門委員とかとの兼任です」

山中「まあ問題無いと思うわ。」

快「わかりました。では、クラス全員でのくじ引き、でどうですか?」

山中「どう?みんなオッケー?」

みんな「大丈夫でーす」

協力的なクラスでよかったー、反抗するやつとかいたらマジでめんどくさいしな。安心したわ

快「えっと、じゃあくじを作りますので、紙を下さい」

山中「あぁ、くじなら李君が作ってくれたわ。李君、白崎君にくじを渡してあげて」

李「はい、どうぞ」

快「ありがとうございます」

快「では名前順で1人ずつ、教卓に置いてあるくじを引いてください。○が描いてあるものを引いたら副委員長ということになります」

山中「みなさん引き終わりましたね、一斉におーぷん!」

実乃梨「よかったー」

レナ「安心したよー。圭一君はどうだったかな?かな?」

圭一「俺も大丈夫だったぜ、レナ」

竜二「セーフだ」

んー、誰なんだろう

律「おー、よかったーセーフだ。おーい澪、どーだっt…」

澪「……………はぁ」

律「澪…、どんまいだな。大丈夫だって、副委員長なんかやる事少ないよ。大体委員長がやってくれるって、安心しなよ」


山中「誰が○付きのくじを引いたのかしらー?」

秋山さんが力無く手を挙げる
あー、秋山さんは兼任か、悪い事しちゃったかな…?

山中「秋山さんね、兼任だけど大丈夫?」

澪「はい…、頑張ります…」

そう言ったとき

キーンコーンカーンコーン…

チャイムが鳴った

山中「じゃあ2時間目終わりね。今日は次の学校案内で最後よ。」

山中「秋山さん、号令お願いします」

澪「起立…礼…」

みんな「ありがとうございました」

いやー、2時間目終了だ
秋山さんには悪い事しちゃったかな…
謝った方が良いんだろうけど、女子と話すとか絶対無理だ…

うーん…と悩んでいるといきなり

ぽてまよ「ほにー!」

森山君のペット?が俺に飛びついてきた。…可愛い、癒される。

由美「もー、なんでそっちいくのよ、そんな奴より私の方が良いでしょ!」

こいつは確か…、小椋由美さんだ。外見は良いと思ってたけど…こんな奴だったとは。

由美「ぽてちゃんこっち来てー」

ぽてまよ「シャー!!」

いきなりぽてまよの威嚇
小椋さんも驚いてるけど俺も驚いた。こんな可愛い外見で威嚇とかするんだ。

由美「ひっ!なっ、何よ!もういいわ!」

そう言って小椋さんはどこかへ行ってしまった。まあ学校案内の時には戻ってくるだろうが…。にしても、こいつはいきなりどうしたんだ。

ぽてまよ「ほにー?」

ふと視線を感じた…。
そちらを見ると、ある奴がいた。
そいつの名前は確か竜宮レナさん。いつも前原圭一君と一緒にいるなかなか可愛い子だ。


突如として竜宮さんが襲いかかってきた

レナ「はぅぅぅぅ、ぽてちゃんかあぃぃよぉぉ!お持ち帰りぃぃぃ~」

ぽてまよ「にゃーー!!にゃにゃにゃー」

そう言うと(叫ぶと?)ぽてまよは俺の顔から降りて森山君のところへ戻った。
竜宮さんは前原君に注意されていた。
平和だなあ。

キーンコーンカーンコーン…

3時間目だ

山中「じゃあ今からぐるっと校内一周見学ツアーをしまーす」

山中「わからない事があればその場で質問、もしくは李君に聞いてくださいね」

李「とりあえず大体は分かるので、聞いてくれても大丈夫ですよ」

山中「じゃあしゅっぱーつ!」


~理科室~

山中「ここは理科室です。基本的に中学校の設備と同じですよ」

山中「物理、化学の実験もここでします」

こんな普通すぎる説明が全部屋続いた、退屈だった


面倒だから簡単にまとめると
授業で使いそうなのは、理科室、美術室、書道室、技術家庭科室、体育館、校庭、音楽室あたりか

それと職員室、印刷室など職員しか使わなさそうな部屋

主にこれだけで、特段すごいものとかは無かったかな

ただ、体育館に地下2階まであるのはすごかったな、プールも屋内だし

山中「とりあえずこれで終わりです、何か質問は?」

森山「はい」

山中「森山君どうぞ」

森山「パンを買えるところはありますか?」

山中「お昼休みになればパンが売り出されるので大丈夫ですよ、他にはあります?」

山中「無い様ですね、では帰りまs…「おい、ちょっといいか」

山中「は、はい?どちら様でしょうか?どなたかの保護者様でいらっしゃいますか?」

不審者「いや、俺はそこの李に用があるだけだ、30秒ほど借りるぜ」

山中「ちょ、 ちょっと!」

李「大丈夫ですよ、僕こう見えても喧嘩強いんで」ニコッ

不審者「良いから来い!」グイッ



何やらさっきの不審者(おっさん)と李先生がヒソヒソ話している

~李サイド~

不審者「黒(ヘイ)、裏で別の暗部がまた暴れたぜ。恐らく第4位のところだ」

李(黒)「アイテムって名前のやつか。あそこはレベル4や爆弾女もいたな。で、何をしたんだ?」

不審者「恐らく第3位との抗争だ。レベル6シフト計画でいざこざがあったんだろう。戦闘舞台の工場は壊滅状態らしい。結局アイテムの連中がポカして逃げられたんだと」

不審者「そして、そのアイテムの一員がこの学校にいるって話だ」

李(黒)「やはりか、俺も見たことあるような奴が居るとは思っていた。あのボーイッシュなやつだろ?確か能力は窒素装甲(オフェンスアーマー)だったか?」

不審者「そうだ、そしてレベル4の強者だ。お前はレベル的には劣っても戦闘力では寧ろ勝っているといっていいだろう」

李(黒)「わかった、充分警戒しておく、アイテムの動向も監視頼んだぞ
、黄(ホァン)」

黄「任せとけ、なんかあったら報告する」

李(黒)「了解。銀(イン)も任せた」

黄「わぁってるよ、お前は安心しろ。ただし、ちゃんと組織の招集があれば直ぐ戻れよ」

李(黒)「あぁ、それじゃあな。あと、歯はちゃんと磨いた方が良いぞ。」

黄「余計なお世話だ。じゃあな」

みんなサイド

李「すいませーん、遅くなって。」タッタッタッ

山中「あの方はなんと?」

李「いやー、内密に頼むと言われたので教えられませんね。申し訳ない」

山中「そうですか、詮索はしませんが、怪しい関係なら断つことをお勧めします。教職ということもちゃんと考慮して、生徒の模範を目指して下さいね」

李「ははっ、本当に良いことを言いますね。みなさん山中先生が担任で良かったですね」

山中「なっ!そ、そんなこと…///」

律「山中先生照れてる~」

山中「な、ちょっ、田井中さん!言いがかりはやめなさい!」

律「はーい、すいませーん」ニヤニヤ

山中「とっ、とにかく教室にもどってホームルームやりましょう!」


霧切「……………」

苗木「霧切さんどうしたの?なんかあった?」

霧切「いえ、なんでもないわ。ただ…少し気になることがあってね」

苗木「1人で抱え込むのはよくないよ!何か力になれそうな事があれば、相談してね!」

霧切「…えぇ、そうするわ///」

苗木「うん、よろしくね」





こうして高校生活初日を終えた




次回「けいおん部」

まあ次回続きませんけど、もう少し勉強してきます。

もっと認めてもらえるよう頑張ります。また勝手に書いたら投下すると思うので、その時はまた読むだけでもお願いします

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