海未「ふふ…我ながら素晴らしい案です」
海未「もし気づかれたとしてもその時は、穂乃果に私の気持ちを分かってもらえるチャンス」
海未「そ、そしたら…」
＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
穂乃果「海未ちゃん…そんなに私の事想っていてくれたんだね…」
私「そうですよ、穂乃果…貴女の透き通った蒼の瞳、春風に揺れる橙の絹糸…私は貴女を、この地球の誰よりも愛しています」
穂乃果「海未ちゃん…私も好き！」
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海未「ぐ、ぐへへ…」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「何ですか穂乃果…」
海未「…穂乃果！？」

穂乃果「どうしたの？海未ちゃん。早く学校行こうよ！」
海未「い、いえ。なんでもありません。行きましょう穂乃果」
穂乃果「うん！ってあれ？ことりちゃんは？」
海未「きょ、今日は休むと朝連絡がありました。風邪でも引いたんでしょう」
穂乃果「そうなんだ！心配だねえ」
海未(何が春風に揺れる橙の絹糸(？)ですか！恥ずかしい！)




海未(今は穂乃果のパンツのことだけを考えるのです！)

一行ずつ下げると見やすくなるよ
そして少しハァハァ切りを思い出す

>>4
ありがとう！ハァハァ切りって何だ


穂乃果「あっ！あそこに絵里ちゃんがいるよ！」

海未「本当ですね。亜里沙も一緒みたいです」

亜里沙「あら？おはようございます海未さん！今日も暑いですね」

海未「おはようございます。亜里沙」

絵里「あら、海未……ちょっと話があるの。来てもらえるかしら」

海未「？はい…あ、先に学校に行っていてくださいね」

穂乃果 亜里沙「「はーい」」

海未「話って？」

海未(まさかこの前、穂乃果の練習着をこっそりhshsしていたのがバレた！？…！それじゃあ私が穂乃果のパンツを盗もうとしているのも…)

絵里「話っていうのはね」

海未「はい」

海未(いや、考えすぎでしょう。流石の絵里でもそこまで…)



絵里「穂乃果の事よ」

海未「」

ハァハァ切りとは

ハァハァ切りとは、文脈に「は・ぁ」といった文面を切って繋げないようなやすることでる

神無月の巫女ってアニメのあるシーンのこと
一応百合だよ

>>7おちつけ。ありがとう
>>8そうなのか。見たことないアニメだわ


絵里「私たt

海未「すいませんでした」

絵里「え？」

海未「ばれてるんですよね？私が穂乃果の…その…パ、パンツを盗もうとしているって」

絵里「」

海未「ごめんなさい。μ′sを混乱させる様な真似をしようとして」

絵里「いやちょっと待って。あなたまさか…」

海未「私は本気なんです。気持ち悪いと思われてもいい。それでも私は、高坂穂乃果を愛しています。だから絶対に、パンツは盗んでみせますから」ﾀﾞｯ












絵里「…あれは…重症だわ……」ﾌﾙﾌﾙ

穂乃果「あ！海未ちゃん！遅いよ～HR始まるよ？」

海未「はい…」



海未(絵里に宣言してしまいました…大丈夫でしょうか)

ｼｭｯｾｷﾄﾙｿﾞｰ

海未(ここまで来たらやるしかないでしょう！海未！それでこそ園田家の娘！！)

ﾐﾅﾐﾊﾔｽﾐﾅｰ

海未(問題はどうやって盗むかです。今度温泉に誘ってみるというのはどうでしょうか。ほ、穂乃果と温泉…ほのまんを拝むチャンス)

ｵｶﾑﾗｰ ｺﾊﾞﾔｼｰ ｻﾄｳｰ ｿﾉﾀﾞｰ

海未(天才ですね私は。温泉なら怪しまれません)

ｿﾉﾀﾞｰ

海未(穂乃果の健康的な体…豊満な胸…想像しただけで今から舞い上がりそうで…)

先生「園田！！！」

海未「はい！！こちら園田です！！！」

先生「お前…疲れが取れてないんじゃないか？保健室で休んでてもいいぞ」

海未「いえ、大丈夫です」

穂乃果「だ、大丈夫？海未ちゃん」ﾎﾞｿ

海未「…たるんでいますね、私」ﾎﾞｿ

放課後


絵里「…ということなのよ」

凛「そんな…」

花陽「海未ちゃんが…」

希「それはまずいね…」

絵里「とにかく、私たちで海未の目を覚ましましょう」

花陽「でも、そんな事して大丈夫かなあ？海未ちゃん」

希「やってみないとわからんなあ。でも、このままほっとくよりは良いと思うで」

花陽「そうだよね…」

海未「穂乃果、帰りましょう」

穂乃果「はーい！」

＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
穂乃果「ねえ海未ちゃん」

海未「？なんですか穂乃果」

穂乃果「その…今日、海未ちゃん家に泊まってもいいかな？」

海未「！！」

穂乃果「…ダメ？」

海未「いっ、いいに決まってます！」

穂乃果「やったあ！実は昨日、ママと喧嘩して気まずいんだ…」

海未「そ、そうですか。今日は母も父も居ないので丁度いいですね」ﾜﾅﾜﾅ

穂乃果「じゃあ、荷物持ったら海未ちゃん家に行くね！」ﾀﾞｯ

海未「待っていますよ」ﾆｺﾆｺ

海未「……」

海未「よっしゃあああああああ！！」ｱｲｼﾃﾙﾊﾞﾝｻﾞｰｲ

……………………………

花陽「これとこれ、どっちがいいと思う？」

凛「え、えーと、このコシヒカリ？が良いと思うにゃ」

花陽「やっぱり！？じゃあこれ買っちゃおっかな！！」

凛(違いが良くわからないにゃ)

凛「…あれ？あの人って」

花陽「音ノ木の制服だねー…って、あれは……」









花陽「海未…ちゃん？」

穂乃果「はー美味しかった！海未ちゃんは料理上手だね！」

海未「そ、そんなこと…」ﾃﾚﾃﾚ

海未(さて…)

海未「穂乃果、先にお風呂に入って来てはどうですか？」

穂乃果「うん！そうしようかな！」


ﾊﾟﾀﾝ


海未(計画通り)

脱衣所

ｻﾞｰｻﾞｰ

海未「穂乃果は今風呂場の中。完全に油断している」

海未「神様。どうか私をお許しください」

ｺﾞｿｺﾞｿ…

海未「…ありました」

海未「これが…ほ、穂乃果の…！」

海未「は、早く部屋に戻りましょう」

ﾊﾟﾀﾝ


海未(落ち着きなさい、海未)

海未「汚れのない純白のシルク…」ｽｰﾊｰ

海未「穂乃果…穂乃果の香りです…」ｽｰﾊｰ

海未「穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果」ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

穂乃果「海未ちゃーん！お風呂あがったよー！！！」
海未「！？は、はーい！今行きます！！」

海未「これは……」ｼﾞｯ


海未「カバンに入れて持ち歩くとしましょう」

次の日


穂乃果「うう～…いつもと道順が違うから迷いそうだよ～」

海未「そんな訳ないでしょう。こんなに短いのに」

穂乃果「えへへ～」

海未(ああ…目の前にも穂乃果、カバンの中にも穂乃果。私は幸せです)

穂乃果「今日もことりちゃん休みなんだね。心配だなあ」

海未「そうですね」

放課後

穂乃果「はあーー！やっと授業終わったっ！海未ちゃん、今日も遊びに行っていい？」

海未「！も、もちろんです！！」

絵里「…海未」

海未「あ…絵里」


絵里「話があるの」

海未「何ですか、絵里。それに希、花陽、凛まで。部室に呼び出したりして…」

穂乃果「どうしたんだろうね？みんな」

絵里「…海未。あなた言ってたわよね。穂乃果のパンツを盗むつもりだって。あれどういうつもり？」

海未「！！！！！！」

海未「絵里！！穂乃果がいるのにそんな話をするなんて…！」

絵里「やっぱり」

海未「え？」

絵里「やっぱりそうなのね…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「え、絵里？」

絵里「海未…もうやめて…目を……覚まして……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

希「えりち。もうええ、休んどき。ウチが代わりに話す」

海未「の、希。これは一体…」

希「海未ちゃん。よく聞いて欲しい。ええな。」
















希「穂乃果ちゃんは、２ヶ月前に亡くなったんや。交通事故でな」

海未「穂乃果が…………死んだ………？」

希「辛いのはわかる。ウチらだってまだ立ち直れてへんし…」

海未「嘘です！！穂乃果ならここに…」




海未「穂乃果？」

海未「どこですか穂乃果！！隠れてないで出て来なさい！！！」

海未「はは…嘘ですよね？だって、昨日だって…」

海未「そうです！昨日私は、穂乃果のパンツを！！」ｺﾞｿｺﾞｿ

海未「これが証拠です！穂乃果の、存在の証明です！！」

凛「…凛たちね、昨日見たの……」



凛「海未ちゃんが、それと同じパンツ、買ってるとこ」

海未「え…？」

絵里「海未、ごめんなさい。あなたの異変にもっと早く気づくべきだった…」

絵里「あなた、穂乃果が死んでからずっと学校に来てなかったのに、最近急に元気になって登校して来たわよね。おかしいと思ってたの…でも、立ち直ったんだって。乗り越えたんだって、思ってた…」

海未「……」

希「ウチらはな、海未ちゃんに立ち直ってもらいたいんや。ことりちゃんは…あんなことになっちゃったけど……」

海未「ことり…？ことりがどうかしたのですか！？」

花陽「まさか海未ちゃん、ことりちゃんの事も覚えてないの…？」

希「…ことりちゃんはね、海未ちゃんと一緒で、ずっと学校に来てなかったんよ」

希「でも一週間前、手首を切って自殺した。かろうじて一命は取り留めたけど、まだ意識は戻っとらんよ。理事長の希望で、学校のみんなにはただの病欠ってことになってるから、思い出せなくても無理はなかったかもしれんね」

凛「…そういえばその頃だったね。海未ちゃんが、学校来る様になったの……」

海未「う、嘘です！嘘です！！嘘ですっ！！！！」

海未「何ですかみんなして！！悪い冗談はやめてください！！！全っっっ然笑えませんよ！？」

海未「だって穂乃果は！さっきまで教室で一緒にっ……！」ﾀﾞｯ

絵里「海未！！」

希「ウチらも追うで！！」

花陽「はあ、はあ…どこに向かってるの！？海未ちゃん！！」

凛「多分、教室だにゃ！！」


海未「穂乃果！！」ｶﾞﾗｯ



ｼﾝ…



海未「穂乃果…」

海未「！？」ﾂｶﾂｶ

海未「ここは…穂乃果の机」


海未「ふ…はははははは！！！！！」

絵里「海未！！」

海未「誰ですか！こんな…穂乃果の机の上に花なんて飾ったのは！！穂乃果は！穂乃果は生きています！！こんなの、許しません！！」

希「海未ちゃん、落ち着いて！！」

海未「こんなものっ！！」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾞｼｬｰﾝ

絵里「とめないとまずいわ！！」

凛「海未ちゃん落ち着いて！！」

凛「きゃっ」ﾄﾞｻｯ

海未「穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果あはははははははははははははははは」ﾀﾞｯ

花陽「あれ、まずいんじゃない…！？」

絵里「待って海未！！」ﾀﾞｯ

花陽「凛ちゃん、追いかけよう！」

凛「ごめん、かよちん…」




凛「足、ひねったみたい」

海未「穂乃果！どこですか！？穂乃果！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

希「海未ちゃん、前が見えとらんみたいや」

絵里「…！その先は階段よ！！」



海未「穂乃果あ！！！」





希「追いつけ……！！！」








絵里「海未━━━━━！！」





















ﾄﾞｻｯ ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…




海未「………………………ほ、…の…………………」






……………………………
………………………
…………………

花陽「昨日、だよね。海未ちゃんの退院の日」

絵里「…ええ、行ってきたわ。海未のところへ」

凛「本当！？…どうだった？海未ちゃん……」

絵里「……」ﾌﾙﾌﾙ

花陽「そっ、か……」

希「近々、精神病院に入るんやって」



ことり「…私の、せいかな」

絵里「ことり…」

希「ことりちゃん…それは違うで。誰のせいでもない。」

凛「きっと良くなるよ、海未ちゃん。またすぐ戻ってくるにゃ！だから…だから凛たちは、いつでも海未ちゃんが戻って来れるように…！」


花陽「凛ちゃん…そうだよね。私たちだけでもしっかりしなきゃ」





ことり「海未ちゃん……」







ことり「待ってるからね」

＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿


海未「穂乃果…。私は、穂乃果が居てくれればそれでいいのです」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

穂乃果「もお～、照れるよ海未ちゃん」

海未「ふふ…穂乃果は可愛いですね」


海未「穂乃果」

穂乃果「なに？海未ちゃん」



海未「私は貴女を、この地球の誰よりも愛しています」

穂乃果「……」


































海未「私も好きだよ、海未ちゃん」