ー初号機内ー

コナン「しかしテストも無しに早速実践とはな」

？？？「その声……もしかしてコナン君ですか？」

コナン「ん？この声は光彦か？」

光彦「そうです！やっぱりコナン君だ！なんなんですかこの状況！」

コナン「何なんですかって……こっちこそ何で初号機の中でお前の声が聞こえるのか聞きてぇよ」

光彦「そんなの知りませんよ！昨日の夜寝るときは確かにベッドで寝てたのに」

光彦「目が覚めたら体は動かないし声は出ないし、意味がわかりませんよ！」

コナン「どういうことだこれは…」

阿笠「わしじゃよ」

コナン「博士！」

阿笠「さっきは説明する時間がなかったからのぉ」

阿笠「そのミツヒコ初号機にはコアと呼ばれる部位があるんじゃが」

阿笠「光彦君にはそのコアになってもらっておるんじゃよ」

光彦「僕が…」

コナン「初号機のコア…？」

阿笠「そうじゃ」

阿笠「光彦君にコアになってもらう事により、初号機は光彦君の能力を吸収、使用出来るようになっておる」

コナン「それってつまり……」

阿笠「そう！光彦君の超回復力及び、半不死身の能力を使用できるようになったことにより」

阿笠「使徒からどんな攻撃を受けても短時間で機体を修復、作戦行動の続行ができるというということじゃ！」

コナン「そいつはすげぇ！」

阿笠「しかも機体の修復に必要な物は光彦君の生命力のみと、家計にも優しいんじゃ！」

コナン「何という低コスト！」

光彦「ちょっと待ってくださいよ！」

光彦「じゃぁ僕は一生この意味のわからないロボットの中に閉じ込められるってことですか！？」

光彦「冗談じゃないですよ！今すぐここから出してくださいよ！」ギャーギャー

阿笠「だまらっしゃい！！！！」

光彦「！！」ビクッ

阿笠「存在しているだけで周囲を不快にさせる君を有効活用してやってるんじゃ」

阿笠「感謝はされど文句を言われる筋合いはさらさらないわい」

阿笠「それとロボットじゃなくて人造人間じゃ」

阿笠「二度と間違えるんじゃないぞ」

光彦「」ビクビク

歩美「使徒、第三新米花町内に侵入！」

阿笠「長話がすぎたようじゃな。新一、準備はいいか？」

コナン「あぁ、いつでも行けるぜ」

阿笠「ミツヒコ初号機、リフトオフじゃ！」

歩美「神経接続開始……神経パルス、シンクロ率共に安定」

歩美「システム、オールグリーン！いつでも行けるよ！」

歩笠「うむ！ミツヒコ初号機、発進じゃ！」ポチ

ーーーーーー
第三使徒　ウナジュエル
　　　襲　　　来

コナン「あれが……使徒……」

ウナジュエル「…………」ウネウネ

コナン「まるでうなぎじゃねぇか」ハハ

光彦「何で僕がこんな目に……」ブツブツ

コナン「うるせぇぞ光彦！今は目の前の敵に集中しろ！」

光彦「わかりましたよ……うぅ……」

阿笠「新一、とりあえず今は歩くことだけを考えるんじゃ！」

コナン「歩くだって！？目の前に敵がいるのにそんな悠長にやってられっかよ！」ダッ

阿笠「走ったじゃと！」

コナン「うおぉぉぉぉ…………ってあれ？」グラー

ドッシャーン

阿笠「こけおった」

歩美「顔面からいったよー…痛そう……」

コナン「いってー！……ん？痛くない？」

コナン「おかしいな神経接続してるはずなのに全く痛くないぞ？」

阿笠「新一は今日が初操縦じゃから痛覚は遮断しておいたぞい」

光彦「僕は痛いです……」

コナン「博士気が利くじゃねぇか！それならどんだけ攻撃受けても関係ねぇｗ」

コナン「特効だぁぁぁぁ！！」

光彦「だから僕は痛いんですってええぇぇぇぇ」

ウナジュエル「……！！」

コナン「うらぁぁぁ死ね！死ねぇぇぇ！」ガンガンガン

ウナジュエル「……」

コナン「こいつ固ってぇ！」

ウナジュエル「……」目ピカー！

コナン「やばいビームが……」ボン

コナン「右手がッ」

光彦「ぎゃあああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁあああ！！」

光彦「ぼ、僕の右手がぁぁぁぁ！！！」

コナン「光彦黙れ！まだ左手があｒ」

ウナジュエル「……」ブンブンブン

コナン「あ」ザシュザシュザシュ

光彦「うぎゃぁっぁあああぁあぁぁぁ！！！！！」

光彦「左手と両足までぇぇぇぇ！！！」

コナン「や…やべぇ達磨になっちまった！」

阿笠「いかん！いくら光彦君といえどあの状態からの再生には時間がかかる！」

光彦「手がぁぁぁぁああああぁぁぁぁああ！！！」

ウナジュエル「……」ウネウネ

コナン「これ…死んだかも」

光彦「両足ぃぃぃぃぃいいいぃぃ！！！」

阿笠「いかん！新一！！！」

光彦「あがががががががががが」

歩美「コナン君！」

光彦「あばばばばばばばばばばばば」

？？？「あなたは死なないわ、私が守るもの」バッ

コナン「こ、これは！」

歩美「ミツヒコ零号機！？」

阿笠「哀君！」

ウナジュエル「……！！」

灰原「工藤くん、今のうちに…！？」

ウナジュエル「……」ギチギチ

灰原「こいつ…纏わり付いて……くぅ…」

コナン「灰原！」

ウナジュエル「……」ヌルヌル

灰原「ちょっ///どこを///んんっ///」

コナン「灰原ぁぁぁぁ！！！」

歩美「使徒が…零号機を犯してる……」

灰原「くぅ///んあぁぁあ///」ビクビク

阿笠「歩美君！モニターを零号機のアップに！後音声をもっとあげるんじゃ！」ギンギン

歩美「で、でも……」

阿笠「早くするんじゃ！」ギンギン

灰原「ひゃん///ちょっと///いい…加減に///んあぁ///」

コナン「灰原ぁぁぁぁ！！」ギンギン

阿笠「哀くぅぅぅん！！！」ギンギン

歩美「もう限界だよ！零号機のエントリープラグ強制射出させるから！」ポチ

歩美「！！そんな…」

歩美「エントリープラグが何かに引っ掛かって半分しか射出されてない……」

灰原「んんっ///……っは///あぁぁぁ///」ビクビク

コナン「クソッ光彦！早く再生させろ！」ギンギン

光彦「」

コナン「光……彦……?」

光彦「」

コナン「クソッ動け動け動け動け今動かなきゃ何にも何ねぇじゃねぇか！」

コナン「動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け」

コナン「　　動　　け　　よ　　！　　」

光彦「！！」ギラン

ミツヒコ「うおおおおおおおおおおおん」

歩美「そんな……初号機の四肢が急再生！」

歩美「それに伴いシンクロ率がどんどん上昇していってるよ！」

歩美「200……300……」

歩美「し…信じられない！シンクロ率が400%を超えちゃった！」

阿笠「ありえん！」

阿笠「まさか……暴走！？」

ミツヒコ「うおおおおおおおおおおおん」

バシュッバシュッ

阿笠「いかん！下腹部の拘束具が！」

ミツヒコ「うおおおおおおおおおおおん！！」ダダダダダ

コナン「いっけぇぇぇぇ！！光彦ぉぉぉぉ！！！」

灰原「ん///くぅぅ///く…工藤くん///」

ミツヒコ「うおおおおおおおおおおおん」ガシッ

ウナジュエル「……」ウネウネヌルヌル

ミツヒコ「うおおおおおおおおおん！！」ズコバコ

原灰「んあぁぁぁぁ///後ろはらめぇぇぇぇ///」ビクビク

歩美「そんな……初号機も零号機を……犯してる……」

コナン「灰原ぁぁぁぁぁぁ！！！！」ギンギン

阿笠「哀くぅぅぅぅぅん！！」ギンギン

コナン「今だ博士！エントリープラグを射出してくれ！」ギンギン

阿笠「！？しかし新一！」ギンギン

コナン「いいから早く！」ギンギン

阿笠「……わかった！」ギンギン　ポチ

ボシュン

コナン「今だ！伸縮サスペンダーを零号機のエントリープラグに引っ掛けて……」ギンギン

コナン「いっけぇぇぇぇ！」ギンギン　ビュン

コナン「灰原！大丈夫か灰原！」ギンギン　ガチャッ

灰原「んん///んぁ///工藤…くぅん///」

灰原「ごめんなさい…はぁん///こんな時…ひゃん///どんな顔をすればいいか……あぁぁ///わ…わからないのぉぉぉ///」

コナン「アヘれば……いいと思うぞ」ギンギン

コナン「オラオラオラオラオラァァァァ」ズコバコ

灰原「工藤くぅぅぅぅぅん///しゅごい///しゅごいのぉぉぉぉ///」アヘアヘ

阿笠「もう辛抱たまらん！歩美くぅぅぅぅぅん！！！」ガバ

歩美「ちょ博士///あん///らめ///らめぇぇぇぇ///」

阿笠「ふんふんふんふんふん」ズコバコ

歩美「ひゃん///あん///はかしぇぇぇぇぇ///」アヘアヘ

コナン「俺の子を」ズコバコ

阿笠「わしの子を」ズコバコ

コナン・阿笠「孕めぇぇぇぇぇ！」ドビュルルルルル

灰原・歩美「らめぇぇぇぇぇぇ///」ガクガク

ーーーーーーー
阿笠(賢者)「ふう…さて新一聞こえるかの？」

コナン(賢者)「あぁ聞こえてるよ」

阿笠(賢者)「そこからすぐ近くに地下シェルターへがあるからそこへ避難するんじゃ」

阿笠(賢者)「今から初号機の中に仕込んで置いたN2爆弾で初号機を自爆させる」

阿笠(賢者)「それで使徒を倒せるじゃろうて」

コナン(賢者)「わかった。じゃぁまたあとでな」

ーーーーーーーー

コナン「俺は気絶した灰原を連れて地下シェルターへ避難。その後初号機の自爆により使徒は殲滅された」

コナン「しかし爆発の威力が強すぎたせいで第三新米花町は壊滅」

コナン「気絶していた歩美ちゃんは爆発に巻き込まれたのか行方不明」

コナン「博士は第三新米花町を壊滅させた主犯及び未成年者強制猥褻の容疑で死刑となった」

コナン「光彦は同じく第三新米花町を壊滅させた実行犯として、容疑者死亡で書類送検、史上最悪のテロリストとして歴史に名を刻んだ」

コナン「灰原はミツヒコとのシンクロ時に犯された事でセックス依存症となり、今は俺の肉便器として生きている」

コナン「悲惨な出来事だったが、犠牲になった人たちのぶんまで俺達は強く生きないといけないんだ」

コナン「真実はいつも一つ！」

完