兄「10レスごとに妹にセクハラする」 (200)
兄「回数を追うごとにエスカレートしようと思うんだがどう思う?」
妹「はあ? キモいこと言わないでよ」
妹「つーか意味わかんないし」
兄「最初は軽いから安心しろ」
妹「バカなこと言ってないでもう学校行くから」
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兄「一緒に行こうぜ」
妹「だからマジキモいから」
兄「一緒に居ないとセクハラ出来ないだろ?」
妹「最初は軽くって言ったじゃん。近寄らないでよ」
兄「それセクハラじゃねえよ」
兄「……」スタスタ
妹「……」スタスタ
兄「なあ、もうちょっと近くに行っていいか?」
妹「だめ、キモい、帰れ」
兄「俺を不登校にする気か」
兄「返事してくれる辺り、まだ愛を感じる」
妹「鳥肌立つから」
兄「寒いか? 学ラン貸すか?」
妹「それ以上近寄ったら叫ぶから」
兄「お、おう」
兄「セクハラしなくちゃ!」
妹「……っ」ビクッ
兄「うおおおおおぉぉ!」ダッ
妹「くんなぁぁぁっ!」
兄「よしよし」
妹「なでんなキモい」バキッ
兄「ぐっ」
妹「…………マジ死ね」
兄「しかしいい天気だな」
妹「…………」
兄「最近どうだ? 困ったこととかないか?」
妹「今、変な奴につきまとわれて困ってる」
兄「照れちゃってかわいいな」
妹「消えろ」
兄「ん、あれ妹の友達じゃないか?」
妹「っ!」サッ
兄「なんで隠れるんだよ。ケンカでもしたか?」
妹「あんたなんかといるところ見られたくないのっ! 絶対あんた着いてくるでしょ」
兄「まあ、挨拶しないとな」
妹「それが嫌なの。ハウス」
兄「犬じゃないが」
学校
妹「……」
兄「もう学校か。名残惜しいと思うが、また後でな」
妹「……」ホッ
妹「妹友ー」
妹友「おー、おはよ。なんか疲れた顔してない?」
妹「あー、いつものウザい兄貴」
妹友「なるほどね」
下駄箱
妹友「しかし、愛されてるね」
妹「ごめん、まじ勘弁して。吐き気がする」
妹友「あはは」
妹「しかも、今日なんか頭触られたし」
妹友「髪乱れるとやだよねー」
妹「早く家に帰ってシャンプーしたい……」
妹「早く教室行こ」
妹友「待ってよー。そんなに急がなくても」
妹「いや、ここにいたら兄貴が来そうだからさ」
妹友「どんだけ嫌いなの」
兄「セクハラしなくちゃ!」
妹「……!」ビクッ
兄「うおおおおおぉぉ!」ダッダッダッ
妹「ひっ」
兄「妹の手、GETだぜっ!」ギュ
妹友「うわあ……」
妹「いやぁぁぁぁぁっ! 腐る、キモいぃぃぃ」バッ
兄「あったかいナリィ。じゃあの」
妹「あー、あー! もうなんなのあいつ!」
妹友「な、仲が良くて羨ましいよ」
妹「ねえ、じゃあなんで距離開けるのかな?」
妹友「あはは」
妹「そんな渇いた笑いはやめてーっ!」
教室
妹「一時間目世界史かー。眠くなるんだよね」
妹友「分かる! まあ何時間目でもそうだけど」
委員長「ちゃんと起きてないと駄目だよ?」
妹「分かってるよー」ムー
妹友「寝てたらチョップしてあげるよ」
妹「やめてー」アハハ
妹「……」ウツラウツラ
教師「今日のところ試験出るからなー」
委員長「妹っ。起きないと」ボソボソ
妹友「……くかー」
委員長「あんたもかっ」
教師「ほらーみんな起きろー。テスト出すとこだぞ」
兄「セクハラしなきゃ!」ダッ
兄「失礼しますっ! 妹の耳に息を吹きかけに来ました!」ガラッ
妹「ひっ!」ビクッ
教師「!?」
妹「あいつは他人あいつは他人あいつは他人」ブツブツ
兄「妹っ! ……ふぅー」
妹「ひにゃっ」ビクン
クラスメイト「かわええ……」
兄「かわいいぞ」
妹「……ぁぁ」ゾワゾワ
兄「失礼しました。授業を続けてください」
教師「……あっ! ああ、え?」
ザワザワ
「今の誰だったんだ」
「妹ちゃん、かわいい」
「不審者? 制服着てたけど」
「でも妹さんの名前知ってたし……」
教師「あー、後で確認しとくから。とりあえず授業続けるぞー」
「先生情けなーい」
教師「……」ショボン
休み時間
妹「ほんっとにありえないっ!」
妹友「……まあ気持ちはわかるけど落ち着いてよ」
妹「お、落ち着いてられないよぉ……」グスッ
妹「死にたい……」
妹友「まあまあ。お兄さんも後でたっぷり絞られるでしょ」
妹「ほんと? もう居なくなる?」
妹友「いやあ、居なくはならないかなぁ」
兄「セクハラしなきゃ!」
兄「どこだぁぁぁっ、妹ぉっ!」ガラッ
「ま、また来たぞ!」
妹「ひっ!」ガタッ
兄「見つけたっ」
妹「もう、来んなぁ!」
兄「くんくん……妹」
兄「いい、香りだ。くんくん」クンクン
妹「きもいぃぃぃぃっ!」ドゴッ
兄「ぐふっ」
妹「こうなったら、もう逃げるしか」
妹友「でも、お兄さんの方が足早いんじゃない? 男子だし」
妹「それでも、黙ってやられてばっかられないって」
妹友「あー、まあ結果は見えてる気がするけど」
妹「……絶対逃げ切ってやる」
兄「セクハラしなくちゃ!」
妹「……っ!」ダッ
兄「あ、おい! 待てよーあはははは」
兄(まるでビーチで追いかけっこする恋人のようだ)
兄「捕まえたよ、ハニー」ギュッ
妹「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 離してっ! きもきもきもいぃぃ!」
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「もうしてるっ! してるからっ!」ジタバタ
兄「ほっぺ出せ」
妹「なっ! なにする気!?」バキッ
兄「っ! そんなもので俺は止まらん」チュッ
妹「い、い、い、いぎゃぁぁぁぁっ! 変態っ! 変態ぃっ!」
更衣室
妹「はあ……今日の体育なんだっけ?」
妹友「大変だったね……バスケだよ」
妹「まじでっ!? バスケ楽しみだなー」パァッ
妹友「同じチームにしようね」
妹「もちろんだよ」
更衣室
妹「はあ、でも本当に今日の兄貴はどうかしてるよ」
妹友「いつも変って言ってなかったっけ?」
ロッカー「がたっ」セクハラシナキャ
妹「……………………」ジトー
妹「……………………」ゲシッ ドガッ
ロッカー「うっ! ぐうっ」
妹友「い、妹? どうしたの?」
妹「なんでもないよ! 害虫がいただけ」
体育館
妹「いや、もうあいつの身内ってだけで死にたい」
妹友「分からなくもないよ」
妹「まあ、ロッカーは塞いでおいたし大丈夫かな」
妹友「ロッカー?」
妹「あ、なんでもないよ」
100まで行ったら一旦休憩
再開してから10レス数えます
妹「パス、パス!」
妹友「妹っ!」ダムダム シュッ
妹「ナイスパスっ! (このままターンして!)」
ドンッ
妹「いっ、たたた。ごめん、ぶつかっちゃった」
兄「気にするな」ムニッ
妹「ど、どこ触ってんだ、変態兄貴ぃっ!」ドゴォッ
兄「ぐぼぉっ! くそ、リトさんなら、生乳や、パンツの中まで……」ガクッ
妹「……この野郎」プルプル
妹友「待って待って! 頭は死んじゃう死んじゃう!」
妹「妹友どいて! 兄貴殺せない!」
兄「……はっ! くそっ、退却だ」ダッ
体育教師「妹さん、大丈夫? なんなのあの男……」
妹「胸……胸……」
妹友「ま、まあ減るもんじゃないし。元気だしてよ」
妹「お嫁に行けない……」
妹友「ほら、バスケ続けるよー」
妹「うぅぅ」
兄「セクハラしなきゃ!」ガララッ
「きゃーーっ!」
「また出たぞ!」
体育教師「なんなの、あなたっ! って、ウチの生徒の……たしか……」
兄「妹ぉぉぉぉ!」ダムダム
妹「きゃぁぁぁぁぁっ! 来んなぁ! さっきセクハラしたでしょ!?」
兄「まだだっ! まだセクハラを強いられてるんだっ!」
兄「あっ」カクッ ズデーン
兄「くそ、転けちまった」
妹「……………」
兄「ん? これ、ズボ……」チラッ
妹「ころ、ころして、やる……」ウルウル
兄「水色か。いいと思うぞ」
妹「しねぇっ!」バキッ
兄「ごっ」ガクッ
兄「はっ! ……ここは?」
妹「……」チッ
保険医「保健室よ。気絶して運ばれたの」
妹「そのまま、起きなきゃよかったのに」ボソッ
兄「そうですか。すいませんでした」
保険医「念のため病院に行った方がいいわ。救急車呼ぶ?」
兄「いえ、大丈夫です。お世話になりました」スタスタ ガラッ
保険医「あ、ちょっと!」
保険医「あ、妹さん。ちょっといい?」
妹「あの男とは無関係です」
保険医「あ、いや。あなたもしかして頭二回蹴飛ばしたりした?」
妹「え、いや、やりたかったけど止められました」
保険医「そう……」
妹「それがなにか?」
保険医「後頭部に打撲の跡が二つあったから。今はちゃんとしてるけど必ず病院に連れていってね」
妹「あ、はい……」
妹「失礼しました」ガララッ
妹「後頭部に二つ? もしかして、頭打ったからあんなにおかしくなったの」
兄「…………」
妹「そこでなにしてる」
兄「スカートの中を覗いている」
妹「なにか言い残すことは」
兄「水色もいいが、やはりし、ろぉっ!」ガクッ
休憩します。予想以上に流れ速くてびっくりした。多分明日また来る。
意外と10レスごとにちゃんとセクハラしてるな
0:00位から再開します。
今までの経過
10 頭なでる
20 手を握る
30 耳に息吹きかけ
40 匂いを嗅ぐ
50 追い掛けて抱きつき
60 ほっぺにチュー
70 更衣室で覗き
80 πタッチ(体操服越し)
90 ズボンを下ろす(体操服。パンツは水色)
100 スカートを覗く(白の方が好き)
再開
昼休み
妹「ご飯食べよう」
妹友「うん。そういえば、お兄さんさっき放送で呼び出されてたね」
委員長「しかも生徒指導室」
妹「退学でいいんじゃないかな」
妹友「あはは、ひどー……くもないかな」
委員長「同情できないよねー」クスクス
妹友「それにしてもなんでいきなりセクハラに目覚めたのかな」
妹「たしかに。今までも変だったけど、こんなことはしなかったのになあ」
委員長「それはもしかして……禁断の愛!?」
妹友「兄妹だから我慢してたけど……みたいなーっ!?」キャー
妹「家出するわ、そんなの」
妹「まあ、なにはともあれ。生徒指導室いるなら安心したよ」
妹「あれ、今日のお弁当ちょっと手が込んでる?」
妹友「分かる? 今日のは自信作なんだ」
委員長「でも、作る相手がいるわけでもないのにタコさんウィンナー……」
妹友「う、うっさいよ」
妹「あはは、まあ相手が出来た時に役に立つじゃん」
妹友「そうそう!」
妹友「妹も前は自分でお弁当作ってなかったっけ?」
妹「あー、あれは、まあ。気まぐれだったから」
委員長「えー、怪しい」
妹友「ラブコメの匂いがしますなぁ」
妹「やめてよー」アハハ
生徒指導室
教師「それで、どうしたんだ? 今日のお前はおかしな行動ばっかり取ってると聞いたが」
兄「……」
教師「あんまり度が過ぎると、相応の処分が下る可能性もある」
教師「普段の真面目なお前のことだ。信頼はしてやりたいが……」
兄「俺は……」
↑普段「は」です。脳内修正お願いします。
教師「なにか悩みがあるなら聞くぞ」
兄「ありがとう、ございます」
教師「ご両親の件も関係しているのか?」
兄「……」
教師「……すまんな、踏み込み過ぎた。忘れてくれ」
兄「いえ、俺は……!」
兄「セクハラしなきゃ!」ダッ
教師「あ、こら! まだ話は終わってーー」
兄「妹の教室は……下か!」ヒュッ
兄「妹っ! 来たぞ!」スタッ
「ま、窓から変態が!」
「また、妹か」
「か、かっこいい」
「騙されちゃだめ! 変態だよ!」
妹「……」ポカーン
兄「君、そのタコさんウィンナーは?」
妹友「ひぃっ!? わ、私のですか?」
兄「はむっ」パクッ
妹友「ちょっ!」
兄「あーん」
妹「」パクッ
妹「」ゴクン
兄「任務完了」
妹「」
兄「またな」
「帰りはドアなんだ」
「口移し……」
「妹ちゃんぺろぺろしたい」
妹「い、い、いやぁぁぁぁっ! げほっげほっ!」
妹友「私のタコさん……」
妹「ちょっと、口洗ってくる……」
委員長「そ、そう」
妹「う、うえー」ゴシゴシ
妹「口がつかなかっただけマシだけど」
妹「一応洗っとこ……」ピチャピチャ
妹「まさか、窓から来るなんて」
妹「あんなアグレッシブな兄貴一体いつ以来だろ」
妹「普段は変だけど、こんなことしなかったのになぁ」
妹「そうだ、後で兄友さんに聞いてみようかな」
妹「もしかして誰かに告白して振られたショックでああなったのかも……」
妹「だとしたら、はた迷惑だっての」
妹「教室戻ろ」ハァ
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「うわぁっ! びっくりした……」
兄「すまんな。めくらせてもらう」バサッ
妹「え……きゃあ!」
兄「パンツが見たいのではない。その赤らんだ顔が見たかったんだ」
妹「この、ど変態がっ!」
兄「さらばだっ」
放課後
妹「はあ……もう散々だよ」
妹友「今日の授業は終わったんだからいいじゃない」
妹「い、家に帰りたくないな」
妹「もー妹友の家泊めてよ」
妹友「んー……いや、でもお兄さん来るかもしれないし」
妹「そしたら警察だよ」
妹友「容赦無く身内を差し出すね」
ksk
妹「はあ……」
妹友「お兄さんってああいう人だったの?」
妹「昨日までは違ったんだけど」
妹友「なにかに取り憑かれでもしたの?」
妹「そうであって欲しいよ」
妹「でも、なんか引っかかるんだよね」
妹友「なんか?」
妹「こう、なんだろう?」
妹友「いや、こっちに聞かれても」
委員長「まあ、思い出せないなら大したことじゃないんじゃない」
妹「それもそっか」
妹「教室戻ろ」ハァ
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「うわぁっ! びっくりした……」
兄「すまんな。めくらせてもらう」バサッ
妹「え……きゃあ!」
兄「パンツが見たいのではない。その赤らんだ顔が見たかったんだ」
妹「この、ど変態がっ!」
兄「さらばだっ」
間違えた
妹「ちょっと教卓に隠れてやり過ごすから上手くごまかして」
妹友「いや、でもいつ来るか分からないよ」
兄「セクハラしなきゃ!」
妹友「来た!」
兄「む? 妹がどこに行ったか知らないか」
妹友「あ、多分もう帰ったかと」
兄「そうか。ならいい」
兄「そういえば、この間脱衣所で見たんだが、あいつ安産型なんだ」
男子「……」ガタッ
兄「部屋ではバストアップの運動をしていたり、ブラを着ける時も寄せてたりしてな」
男子「……」ゴクリ
兄「ちなみにお気に入りの下着は上下セットのピンーー」
妹「だまれぇぇぇっ!」バキッ
兄「ぶっ! なんだいたのか」
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「ひっ!」
兄「本当に安産型だよな。いい尻だ」サワサワ
妹「あ、ふざけっ、んな! どこ触って……」
兄「……」ムニッ
妹「あっ」
「おおぉぉぉぉ!」
妹「いい、加減にしろぉ」ウルウル
兄「成長……したな」ナデナデ
妹「……っ!」ゲシッ ゲシッ
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「このっ! いい加減に目を覚ませっ」パンッ
兄「あ……」
妹「ふー、ふー。妹にこんなことするなんて、どうかしてる」
兄「そう、だな。俺はどうかしていた」
妹「やっと気づいたの? 遅いよ」
兄「今まで、ごめんな」
ドン
妹「え……?」
委員長「あ、あれは、壁ドン!?」
兄「こんなかわいい妹を放っておくなんて、どうかしていた」
妹「……え、ええ!? 反省してたんじゃ」
兄「鎖骨、綺麗だな」ペロ
妹「やっ、くすぐっ、んっ」ビクン
兄「……」ツツーッ
妹「ふあっ、やめ……てぇ」
「これやばくね? 先生呼んだ方が」
「いや、もうちょっと……」
バキッ
兄「う……」バタン
妹「え……?」
妹友「妹! 今のうちに逃げて!」
「うわあ、モップで脳天直撃したぞ」
「死んだんじゃないか……?」
妹「ご、ごめん!」ダッ
兄「せく、セクハラ……」
兄「セクハラ、しなきゃぁぁぁっ!」バッ
妹友「きゃっ!」
兄「セクハラ、セクハラ、セクハラァァァァッ!」ダッ
「ひっ!」
妹友「ごめん、妹……足止めにも、ならなかったよ」
兄「妹っ! 妹っ!」
屋上
妹「声がっ! もう、近くまで」ハァハァ
「妹ーーっ! どこだ!」
妹「逃げないと……」
「みつけた」ヌッ
妹「……っ! あ、ああ……」
兄「どうした、そんなに青ざめて」
兄「もしかして、胸が苦しいのか?」
妹「な、なにが目的なの!?」
兄「……」ササッ プチッ
妹「え、あ、ブラが」
兄「直接触るぞ」
妹「いやいや、ほんとだめっ! 手、入れな、そこは……ああぁっ!」ビクッ
妹「だめ、だってばぁ……言ってるのに」ハァハァ
兄「怖い、か?」
妹「え……?」
兄「柔らかいな」モミモミ
妹「んっ、いい加減にしてっ!」バッ
兄「そろそろ帰るか」
妹「……変態は1人で帰れ!」バキッ
兄「ぐはっ! 寂しいな」
妹「……」
兄「……」
妹「着いてくるな」
兄「帰り道が同じなんだ。仕方ないだろ」
妹「今日は、図書室行かなくていいの?」ハア
兄「ああ、いいんだ」
兄「セクハラしなきゃ!」
妹「は!? ど、どこに手を入れてん、あっ」
兄「ふんっ! 秘技、パンツ下ろし!」バッ
妹「きゃぁぁぁぁっ! な、ええっ!?」
兄「奥義、スカートめ……」
妹「いやぁぁぁぁっ!」ドゴッ
兄「ごふぅっ!」
妹「いや、いや、いやぁぁぁぁっ!」ゴスッゴスッゴスッ
兄「いや、ちょっ、鞄はし、死ぬっ!」
一旦休憩
妹「もう知らないっ、ばかっ」ダッ
兄「い、妹!」
兄「あいつ、パンツ忘れていったぞ……」
兄「大丈夫、か?」
兄「妹……」
兄「ただいまー」
兄「靴はあるな。よかった。無事に帰れたようだな」
兄「妹、帰ったぞー」
兄「……かくれんぼか」
兄「いいだろう、鬼いちゃんの実力を見せてやろう」
兄「妹の部屋が怪しいな」ガチャ
兄「鍵がかかっていないな」
兄「制服が掛かっている。どうやら着替えたようだ」
兄「……」ゴソゴソ
兄「よし」
兄「リビングにも、二階にもいない……」
兄「風呂場にも……いないな」
兄「…………」
チョロチョロチョロチョロ
兄「この音、トイレから」
兄「セ、セクハラ……」
兄「セクハラしなきゃ!」
兄「10円玉で」カチャ
「え! え!?」チョロチョロ
兄「オープン!」
妹「…………はぁ?」チョロ チョロ
兄「ふむ」
妹「う、あ……」ピチョン
妹「出てけーっ!」
今日はここまで
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