Pと真美の暇つぶし (23)
(安価スレではないです。短い予定です)
真美「暇だね」
P「ああ、珍しく時間が空いたな」
真美「事務所誰もいないしさ。ピヨちゃんもどっか行っちゃったし」
P「たまにはのんびりするのもいいさ」
真美「えー。真美は退屈だよー。兄ちゃん、何かして遊ぼ?」
P「何かって何する?」
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真美「うーん、今日はゲーム機持ってきて無いし」
真美「そうだ、この間学校の友達に教えてもらったゲームしようよ!」
P「どんなのだ?」
真美「真美がある人の名前を書くから、それを兄ちゃんが質問して誰か当てるんだよ」
P「ふーん」
真美「兄ちゃんが出来る質問の数は3つ。イエスかノーかで答えられる質問じゃなきゃダメだよ」
P「質問3つ?それじゃ当たらないよ」
真美「この事務所のアイドルの名前を書くから。それならいけるっしょ」
P「まあ、範囲は狭まるけどなあ」
真美「それと、質問は1分以内で考えてね」
P「色々と厳しいなあ。1分なんてどうやって計るんだ?」
真美「真美のスマホにストップウォッチの機能があるからそれでバッチリだよ」
真美「じゃあ、この紙に書くから、ちょっとあっち向いてて」
P「分かった」
真美「ハイ、書けたよ。じゃあスタート!」
P「え、もう始まったのか。えーと・・・」
P「まずは半分くらいに、人数を絞らないとな」
真美「おー、考えてるねー」
P「うーん。じゃあ、その人は中学生だ。イエスかノーか?」
真美「イエッスだよー」
P「よし、これで5人になった。幸先いいな」
真美「むむむ、あっさり当てられちゃうかなー」
真美「でも、次の質問まで時間は無いよー」
P「あ、そうか。うーん・・・・」
真美「15秒すぎたよーん」
P「焦るなあ。えーと、残ってるのは真美と亜美とやよいと伊織と美希だから・・・」
真美「30秒経過ー」
P「あー、その人は普段髪を束ねている。イエスかノーか?」
真美「んっふっふー、イエスだよー」
P「えーと、3人になったか」
真美「さあ、あと質問は一つだよー」
P「一つの質問で確実に3人を1人に絞るのは無理だろう」
真美「運良く1人になる質問なら、兄ちゃんの勝ちだねー」
P「そうだなあ。うーん」
真美「さあ、時間はドンドン過ぎていくよー」
P「難しいなあ」
真美「40びょー」
P「・・・・」
真美「50びょー。10・9・8・7・・・」
P「その人は俺の事が大好きだ。イエスかノーか?」
真美「!?」
P「さあ、どっちだ?」
真美「うーん、イエスだよ」
P「じゃあ、分かった」
真美「えー?ほんとに?」
P「その人は、亜美だろう?」
真美「すごーい。兄ちゃんなんで分かったの?」
P「真美はすぐにイエスって言っただろう」
真美「うん」
P「残ってたのは真美と亜美とやよいだったからね」
真美「兄ちゃんの事が大好きなのは亜美だけって思ったの?」
P「いいや、俺は真美の反応を見てたんだ」
真美「え?どういうこと?」
P「真美は亜美の事ならなんでもよく知ってると思ってるから、もし亜美が正解なら、すぐに答えを言うだろう」
P「やよいが正解なら、もうちょっと考えてから答えを言うんじゃなかいな」
真美「へえー。でも真美が正解でもすぐに答えを言うと思わなかった?」
P「真美が正解なら、『俺の事が大好きか』なんて質問に、普通に答えるとは思えないからね」
P「盛大に照れるか、冗談でごまかすか、答えないか・・・」
真美「・・・・確かにそうかも・・・」
P「まあ時間が無かったから、苦し紛れな所はあったよ」
真美「でもすごいよ」
P「でも、これはゲームのやり方としては反則かもなあ。相手の反応をみて正解を出すゲームじゃないもんな」
P「俺の反則負けか?」
真美「ううん。それは許してあげるよ。兄ちゃんの勝ちー!」
P「でも、真美が正解だったら良かったのにな」
真美「えっ、なんで?」
P「さっきの質問の答えがきけるだろ。イエス?ノー?」
真美「そ、そんなの真美が正解じゃなかったから答えないもんねー」
真美「次は兄ちゃんが誰か書いてよ。真美が当てるから」
P「分かった。じゃあ書くから向こうをむいててくれ」
真美「オッケー」
P「よし、書くぞ」
『双海真美』
P「うん、書けたよ」
真美「じゃあ、質問するよー。んっふっふー、兄ちゃんはその人の事が大好き!イエス?ノー?」
P「イエスだ」
真美「真美、もう正解がわかったよ!」
真美「正解はねえ・・・」
おしまい
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うおおおおい
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