【モバマス】沙理奈「エッチのやり方を教えて欲しい?」美嘉「うん…」【R18】 (34)


諸注意

・地の文。
・タイトル通り18禁です。
・沙理奈さんは経験豊富。
・チンポはオリジナル。
・沙理奈さん誕生日おめでとう。

でも、沙理奈さん、お胸ちっさくなった?
松本沙理奈(22)
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>>1の過去作は枕営業シリーズと調教シリーズ

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1.

「で、相談ってなに? 美嘉ちゃん」

運ばれてきたフレッシュジュースをひと口啜り、僅かに声量を落として言う。

液体を嚥下する動作に合わせて、彼女が日頃から誇示しているB92の爆乳が揺れ、対面に座る少女の喉が色んな意味で『ゴクリ』と鳴った。

「……えっと、こーゆーの頼めるのって、沙理奈さんしかいないから…」
「うんうん、それで?」

相槌を返す巨乳の女性は、松本沙理奈22歳。CGプロ所属の爆乳アイドルだ。

その正面で珍しく身を縮めているのは、城ヶ崎美嘉18歳。『カリスマギャル』と称される、彼女もCGプロ所属のギャル系アイドルだ。

「まず、始めに聞きますけど… 沙理奈さんてバージンブレイクいつでしたか?」
「あ、そういう話? いいねぇ、お姉さんそういう話は大好きだよー」

口唇についたジュースを舌で“ぺろり”と舐めて沙理奈が言う。その動作1つ1つが、やけに卑猥に感じる。

「初エッチは中1の夏かなー。キスやペッティングは小6までに済ませてたけど、やっぱりエッチってなると色々カクゴも必要だしね」

ニヤニヤして話す沙理奈の目の前では、予想通りに美嘉が驚愕の表情を浮かべていた。

「おっと、処女には衝撃的な事実だったかなぁ?」
「しょ、しょ、しょ、処女とかッ!? わ、ワケわかんないしッ!」
「またまた、照れない照れない。そういう話なワケっしょ?」

猛烈にキョドる美嘉を沙理奈が冷静にいなすと、美嘉は赤い顔をさらに紅く染めて俯き、言った。

「……うん、そーゆーハナシ… アタシ、『カリスマギャル』って売ってるけど… だけど… まだバージン…」

これは、城ヶ崎美嘉の極めて大きなコンプレックスの1つだ。

外見、挙動、口調、どれをとっても“ギャル系”な美嘉だが、反面、その内実はひどく男性関係には消極的なオンナノコなのである。

「なるほど、ということは、初体験のお世話をすれば良いわけね。オッケー、オッケー、口が固いオトコは沢山キープしてるから、美嘉ちゃんの好みを言ってよ」

軽い勘違いをした沙理奈がスマホをぐりぐりと弄り始める。

「美嘉ちゃんってワールドカップでサッカー好きになったよねぇ? 流石に代表選手は知らないけど、Jリーガーなら何人かツテがあるよ…
 あ… “局”の人にしとく? 繋がり持っとくと今後の芸能活動が色々とスムーズになるよ。
 あとは… “後援”してくれる社長さんとか? 美嘉ちゃんならコスメ系のアパレル会社に良い人が……」
「ストップッ! 沙理奈さん! ストーップッ!!」

“軽く”暴走を始めた沙理奈を美嘉が慌てて止める。

「え… 違うの?」
「ほ、方向的には合ってなくもないけど、レベルが突き抜けすぎッ!」

ハァハァ、と肩で息をし、ジュースを、ごくごく、と飲んで息を整える。

「ふぅ… あ、あのね、沙理奈さん… その、まだバージンブレイクしたいとか、そういうハナシじゃないの…」
「ふむふむ、というと?」

猫の様な目で沙理奈が続きを促す。

「ブレイクはまだだけど… で、でも、興味はあるから… てゆーか、色々知っとかないと、そろそろボロが出そうだから…」

そこまで聞いて、沙理奈はなんとなく美嘉の言いたい事がわかった。

「つまり、エッチのこと… セックスのやり方を教えてほしいってこと?」
「そ、そうなの……」

最早、顔どころか露出した肌全体まで紅く染めて美嘉が言う。

「なるほど、なるほど… うん、気持ちはよーっく分かるわ。」

うんうん、と何度も頷き、沙理奈がニヤリと笑った。

「最初は不安だし、出来ればオトコを上手くコントロールしたいよねぇ」
「う、うん…」
「そもそも、オトコのアレとか、実際に見てみないと弄り方もわかんないしねぇ」
「うん…… うん?」
「よしよし! 沙理奈おねーさんに全部任せなさい!」
「えっと… 沙理奈さん…ッ?」

かくして、沙理奈による“授業”は、依頼者の想像を超えて、果てしなく暴走を始めるのであった……


2.

「はいはい、ちゅーもくー」

某時、某所。

やけに広いキングサイズベッドの傍に立つ沙理奈は、ひどく楽しそうだ。

「これから沙理奈おねーさんによるエッチな授業が始まりまーす!」

すでに沙理奈の格好は扇情的な黒いベビードールと、それに合わせた黒いショーツのみ。

そして、キングサイズベッドの上には…

「んぐぅ… ぐぉ…」

目隠し、ボールギャグ、密閉型ヘッドフォン、後はお情けのトランクス。

それだけを身に着けた20歳前後の男が、仰向けの体勢でベッドに拘束されていた。

これからナニが始まるのか、明らかすぎるほどに明確なシチュエーションだ。

「で、始まる前にちょっと沙理奈おねーさんから質問なんだけど…」
                        ・・
チョロ、と沙理奈が部屋に居るアイドルたちを見回して尋ねる。

「なんか、人数増えてない?」

「あぅ… 美嘉に無理やり連れられて…」
「お、同じく…」

室内には城ヶ崎美嘉の他に、綾瀬穂乃香、中野有香の姿もあった。

それぞれ、クラシックバレエ出身の清楚系(?)アイドル、空手少女を下敷きにしたギャップキュート系アイドルだ。

さらに言えば、美嘉と同じく2人とも処女である。

「えと… 穂乃香たちも前にキョーミあるって言ってたし… 丁度良いし…」

ごにょごにょと弁明する美嘉だが、本心と言えば、

『エロイ空間で沙理奈さんと男と3人きりとか、絶対に無理ッ!!』

という、実に微笑ましい理由だった。

「ま、良いわ。それじゃ、穂乃香ちゃんも有香ちゃんも、セックスのお勉強ってことで良いのね?」

沙理奈が念を押すと、やはり2人とも興味はあるのか、おずおずと、しかし、しっかりと首を縦に振った。

「よろしい♪ それじゃ、紹介するわね、今日の教材、Aくんでーす」

沙理奈はそう言うと、頭の諸々はそのままに、男性―Aくん―のトランクスを一気に引き降ろした。

「ひっ」「あぅ…」「きゃッ!」

ぽろん、と晒されたAくんのチンポを見て、3人が3人とも可愛い悲鳴をあげて両手で顔を覆う。

が、3人ともお約束のように指の隙間からチラ見をしていた。

「あ、あの… この人はどうやって…?」
「ちょっとした知り合いだけど、数時間前にしこたま酒を飲ませて潰したあと、この部屋に引っ張り込んだの」

なんでも無いように言うが、状況的には拉致監禁である。

「個人的な弱みも沢山握ってるし、今回のイベントにも快く承諾してもらったわ♪ ね?」

沙理奈の指がAくんのチンポを、ピンッ、と指で弾く。

嫌々ながらも『チンポ役』を了承しているのか、Aくんは力なく「あぃ…」と短く呻いただけだった。

「それじゃ、よーく見ていてね…」

沙理奈はそう言うと、まだ萎えたチンポを手で優しく握り、亀頭を包んでいる包被を、ちゅるり、と剥いて微笑んだ。




.


3.

「まず、おチンポから慣れましょう。最初はこんな感じでふにゃふにゃなの。可愛いでしょ?」

亀頭を指でつまんだ沙理奈が、軽くチンポを引っ張って左右に振る。

まるでフラダンスのように左右に揺れる様子はどことなくユーモラスで、3人は緊張を忘れて、クスリ、と笑った。

「柔そう…」
「か、固くなるんだよね…」
「仕組みがよく分かりません…」

恐る恐る近寄ってチンポを凝視する。

「ほら、触ってみて」

沙理奈が優しく促すと、3人をそれぞれ顔を見合わせながら、やがて覚悟を決めたらしい美嘉がゆっくりと手を伸ばした。

「し、失礼します…」

ヘッドフォンのせいで声は聞こえないだろうが、それでも声を掛けてから美嘉は震える手でチンポに触れた。

「あ… あったかい…」
「んぁー」

触り方で沙理奈ではないことを察したのか、Aくんが挨拶めいたうめき声をあげた。

「優しく触ってね、ぎゅっと握っちゃ駄目よ」
「は、はい…」

さわさわ、と美嘉が陰嚢も含めて性器全体を撫で回す。

「……なんか、可愛いかも」
「う、嘘…?」
「ホントだよ、穂乃香も有香も触ってみなよ」
「そ、そうだね…」

美嘉に促され、美少女2人もチンポ弄りに参加する。

さわさわ、さわさわ、と可憐な少女たちの細く美しい指が、グロテスクなチンポを弄る様は、どうしようもなく淫靡な光景だった。



.


4.

「あ、あれ、あれ…」

最初に『変化』に気付いたのは穂乃香だった。

「お、おっきくなってない…!?」

その言葉に、美嘉と有香が、びくっ、とチンポから指を離す。

「え…?」
「おっきく…?」

ためつすがめつ美少女3人がチンポを凝視する。

よくよく見てみれば、確かに最初に弄り始めたときより大きくなっているように思える。

「さ、沙理奈さん…!」
「うふ、そりゃ、オンナノコが遠慮なく弄ったら、ホンキになっちゃうわよねぇ…」

沙理奈は半勃ちのチンポをそっと握ると、美嘉たちとは比べ物にならない滑らかな手つきで、チンポを上下にしごき始めた。

「おごっ!?」

それまでは、「あぉ…」とか「んぅ…」とか比較的リラックスした声を出していたAくんが、突然の快楽刺激にくぐもったうめき声をあげた。

「わ… はやい…」
「み、見て… もっとおっきくなり始めたよ…」
「す、すごい…ッ!」

沙理奈の手コキは、あっと言う間に海綿体に血液を集め、数瞬後には見事な完全勃起チンポが美少女3人の前に姿を現していた。

「これが勃起したチンポ、準備オッケー♪ って感じかな?」
「じゅ、準備…」
「そ、セックスの準備オッケーってことね」

沙理奈が3人を見回して言う。

とりあえず第一段階終了だが、それまで怯えが大半を占めていた美少女3人の眼が、好奇の色に輝き始めたのを沙理奈は見逃さなかった…




.


5.

「それじゃ、次のステップ行ってみよっか」

沙理奈がセミロングの髪の毛をゴムバンドで後ろに束ねる。

今からやる行為には、髪の毛は邪魔なのだ。

「次のステップ…?」
「そう。ちょーっと抵抗あるかもだけど、これをマスターするとカレシを上手くベッドで支配できるようになるから…」

沙理奈はそう言うと、固く勃起したAくんのペニスを手で支え、すーっ、と顔を近付けると…

「あむ…」

ぱくっ、という擬音が聞こえるくらいあっさりと、Aくんの亀頭を丸々口腔で咥えてしまった。

「「「★□☆○△●※■!!!!!!」」」

美少女3人にとっては、あまりに予想外で規格外な出来事だったらしく、完全に眼が点となってしまった。

「ほうやって、おひゃぶりすると、ふっごくひょろこふんらよ…」
「おぉぅッ! あぅッ!!」

沙理奈がチンポを咥えたまま、もごもご、と言葉を発するたびに、Aくんが哀れに思うぐらい悲痛なうめき声を上げた。

「まっれれ、いまからホンキらすから…」

にわかに沙理奈の顔が真剣味を帯び、スーハー、と軽く鼻で息を吸い、吐いた。

次の瞬間、

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!

「おごぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!!」

頬がへこむほどの強い吸引とともに、沙理奈の舌がまるで蛸の触手のようにAくんの亀頭を嬲りまわす。

むろん、刺激は口だけではに。

コスコスコスコスコス………!

親指と人差し指でOリングを作り、リズミカルに竿をしごく。

さらに、空いた手で陰嚢を絶妙の力加減で揉みしだく。

「す、凄い…!」

壮絶で、しかし、ひどくテクニカルな沙理奈の“技”に、美少女3人は思わず眼を奪われてしまった。

「あぐぅッ!! おごッ!! やめッ! あっ!!」

よっぽど強い快感を快感を感じているのだろう。

Aくんは拘束された身体を、それでも頑張って動かして逃れようとするが、沙理奈はそんな“オトコの動き”も絶妙にコントロールしてみせた。

「あばれにゃいのぉ… ほぉら…」

腰が浮いたら口を離し両手で竿をしごく、少し落ち着いたら再び魔性の口が亀頭を責める。

「ぢゅぱ… ぢゅぷ… れろぉ…」

亀頭だけでなく、たまに竿を舐めたり、陰嚢に吸い付いたりして変化を持たせる。

そして、唾液まみれの鈴口を、指で、ちゅくちゅく、と弄り始めたころには、Aくんは「うぅ… うぅ…」と啜り泣くような声しか出せなくなっていた。



.


6.

「んー、そろそろかなー」

Aくんの陰嚢を、さわさわ、と撫ぜながら沙理奈が呟く。

「そろそろって… もしかして…」

3人を代表して穂乃香が疑問を口にすると、沙理奈はニヤリと笑って「うん、射精」とあっけらかんに答えた。

「ほら、タマタマの袋がかたーくなってるでしょ? これって、発射準備おっけーって合図なの」
「なるほど… 勉強になります…」

有香が真剣な表情で頷く。

「じゃ、じゃあ… しゃせー、しちゃうわけ…?」

美嘉の問いに沙理奈は笑顔のみで答えると、3人に近づくように手招きをした。

「ふふ、どうせなら、射精の瞬間をしっかり見ておきなさい…」

沙理奈のお達しに美少女3人は神妙な顔で頷くと、まるで植物の成長を見守る小学生のように、チンポを取り囲んでジッと凝視し始めた。

(あっはー、あんなに近づいたら… 楽しいことになるかも…)

沙理奈が心の中で舌を出す。

「…それじゃ、フィニッシュいくよ……!」

鈴口を弄っていた指を離すと、沙理奈は両手で竿を握り、ダイナミックに、かつ、リズムカルに手コキを始めた。

「ふぐぅぅぅぅッッ!! やへぇぇぇッ!! れるッ!! れるッ!!!!」
「いいよッ!! 出しちゃいなッ!!」

声は聞こえないだろうに、その沙理奈の一言がトリガーとなった。

「うぅッッ!!」

短いうめき声とともに、鈴口が一瞬だけ縮まる、

そして、次の瞬間、

びゅるッ!! どぷッ!! どくッッ!!

沙理奈の手で方向を微妙にコントロールされたチンポが、猛烈な勢いで精液を空中に発射した。

その勢いは凄まじく、まるで活火山のマグマのように吹き上がり、

そして当然、

「うわッ! こ、こっち来たぁッ!?」
「やぁん! か、顔に… 髪に…ッ!?」
「あぅ… く、口… 口に入っちゃった…ッ!?」

至近距離で凝視していた美少女3人の顔に、これでもかと精液がぶっかけられたのであった。




.


7.

「ひどいですッ! うぅ… グス…」

顔中を精液でコーティングした美嘉が、半べそをかきながら沙理奈に抗議する。

「が、顔射されちゃった……」

こちらは呆然とした表情の穂乃香が、しげしげと手に付いた精液を見つめて呟いている。

「うぅ… なんか… ヘンな匂いしますけど… 身体に害はありませんよね…?」

精液が口に入ってしまった有香は、ティッシュに唾液を吐きながら、不安そうに尋ねた。

「まぁまぁ、これからこの精液を、口に出されたり顔に出されたり、そして、オマンコの中に出されたりするのよ? 今から慣れておいた方が絶対に良いって」
「それは、そうかもしれませんけど…」

筋が通っているようで通っていない沙理奈の説得に、しぶしぶと美嘉が納得をする。

「でもこれ… どうすれば良いんですか…?」
「フツーにウェッティーで拭き取れば良いわよ。あ、美嘉ちゃんは化粧と混ざらないように気をつけてね」
「はい… うぅ、すっぴんで来れば良かった……」
「美嘉、拭いてあげるから動かないで…」
「顔を洗いたいです…」

美少女3人が、きゃあきゃあ、と顔の精液を拭っている間に、沙理奈はぐったりとしたAくんのチンポを優しく手で支えた。

「え… 沙理奈さん?」

その動きに気付いた美嘉の言葉で、穂乃香と有香も視線を沙理奈に集める。

その中で、

「じゅぷ… ぢゅうぢゅう…… んぅ… ごくっ…」

沙理奈は竿や下腹部に散乱した精液を綺麗に舐め取ると、尿道の精液も吸い取って、確かに、ごくり、と嚥下して見せたのだ。

「う、嘘… 飲んで…!?」
「んぅ… まぁ、慣れればこれくらいは、ね。ただ、口の中で発射されると、けっこうツライんだよね~」

指についた精液もペロリと舐め取ると、沙理奈は不意にハンドバックに手を伸ばし、中から2つの品物を取り出した。

それは、ビニールに包まれたコンドームと、粘度の高いベビーローションだった。



.


8.

ごくり、と誰かの喉が鳴ったのを美嘉は聞いた。あるいは、それは自分の喉が鳴ったのかもしれない。

息を潜めて凝視する美少女3人の目の前では、再び勃起したチンポに、沙理奈がコンドームを被せている最中だった。

「コンドームはね、けっこう簡単に破れちゃうから、こうやってきちんと被せなきゃだめよ」
「フーセンみたいに思われがちだけど、焦って絶対に引っ張らないこと」
「クルクル、っと、こうやって被せて、先端に空気を入れないようにね…」

極めて実用的なコンドームの授業に、3人がそれぞれ神妙な顔で頷く。

「ねぇ、沙理奈さん… コンドームって、いつも持っておかなきゃ駄目…?」
「自分にオンナとしての自覚があるなら、持っておくべきね。オトコにこういうコトを期待しちゃだめよ」

すーぐ、猿になるんだから… と沙理奈は溜め息まじりに続けた。

「よし、装着完了… それじゃ、いよいよ本番いくよ…」

今日一番の真剣な声で言うと、沙理奈は黒いショーツを、スルスル、と脱いで、ベビーローションを多量に秘所へ塗布し始めた。

「…今度機会があったら、ペッティングの授業もしてあげるわね…」
「ペッティングって… 相手はどうするんですか…? その人を解放するんですか…?」
「なに言ってるの。適当な相手がそこにいるじゃん」
「「「え???」」」

美少女3人が、ひくひく、頬を引き攣らせている隙に準備が整った。

「それじゃ、今度も近くで見てね… 大丈夫、もう何も飛ばないから…」

そう言われ、恐る恐る近づいた美少女3人の目の前で、沙理奈は馬乗りの逆騎乗位で膣穴を亀頭にアジャストさせた。

「セックス、するよ…」

ズズッ、と小陰唇を巻き込みながら亀頭が腟内に潜り込む。

Aくんが「おぉ…」と歓喜のうめき声をあげ、美少女3人が同じく「おぉ…」と感嘆の吐息を漏らす。

「ん… けっこうおっきぃ…」

ふぅ、と軽く息を吐いて腹圧を整えると、沙理奈は「はぁぁぁぁ…」と息を吐きながら一気に腰を落とした…!

ずぶ、ずぶずぶずぶっ!

「ひっ!」

肉壺が肉槍を、捕食するかのように飲み込む様を間近で見て、穂乃香が軽い悲鳴をあげる。

「すごいです… あんなにおっきなモノが… おなかの中に…」

軽く興奮しているのか、頬を赤く染めながら有香が呟く。

「これが… セックス…」

同じく、ぼぉ、っとした表情で美嘉が呟く。

(なんか… 想像していた以上にエロい…)

美嘉の想像では、セックスとはもう少し“キレイ”な印象を持つモノだったが、目の前で繰り広げられているそれは、全く異質な肉の饗宴に思えた。

(アタシもいつか… こういうことするんだ…)

無意識に、そっと片手で下腹部を押さえる。

なぜだか急に、子宮がうずくような感触があったからだ。

「あ、あれ…?」

ふと隣を見ると、バツが悪そうな顔をした穂乃香と目が合った。

「え、穂乃香…?」
「美嘉も、なの…?」
「あ… 有香も」
「うん…」

穂乃香も有香も、手で下腹部を押さえていた。

知らず知らず、美少女3人は、オンナの準備が出来たことを、身体の一番大事な部分で理解していた…


9.

「昨日はありがとうございました~」
「勉強になりました… すごく…」
「滅多にない機会をありがとうございました」

翌日、再び4人は集まり、反省会と称したお茶会を囲んでいた。

「まぁ、役に立ったらなによりかな~。でも、一番大切なのは本番だからね」
「それは、もう…」
「アイドルやっていると、バージンブレイクは難しいかもしれないけど、良いオトコが居たら躊躇っちゃだめよ」
「はい」

神妙な顔で3人が頷く。

「そういえば… あの男性は大丈夫でしたか?」

昨日、沙理奈が騎乗位でAくんを絶頂に導いたあと、3人は「授業は終わりよ」という沙理奈の言葉に、後ろ髪引かれつつ部屋を後にしたのだ。

そのため、その後の部屋の様子は全く知らないのだ。

「うん。あのあとは縛ってるのから解放して、思う存分犯されてやったから、カレも満足したんじゃないかな?」
「お、犯されって…」
「もうそりゃ凄かったわよ~。バックでガンガン突かれたり、まんぐり返しで串刺しにされたり、終いにはアナ…」
「さ、沙理奈さん… それ以上は…ッ!」

理解不能なエロトークの気配を感じ、流石にこれ以上は無理と判断した有香が沙理奈を止める。

「けど… そうやって色んな人と関係を持って、よくトラブルになりませんね…」
「そこはそれ、色々とコントロールできるもんなのよ」

例えば、と沙理奈が言いかけた瞬間、沙理奈のスマホが音を立てて振動を始めた。

「あ、ゴメンね」

3人に断り、沙理奈が電話に出る。

すると、すぐに、

「えっ、ホント? 予約取れたの? わぁ、ありがと~、Dさん大好きッ!」

と、ひどく愛嬌のある声でしゃべり始め、2.3の打ち合わせをした後、「それじゃ、楽しみにしてるわね♥」と、ハート交じりの挨拶で電話を終えた。

「……デートですか?」
「まぁ、そんな感じ? ちょっとした高級店に連れて行ってくれるって。でも、密会ってほどじゃあないかな~」

クスリ、と笑う。

「…あのね、今の電話は○○局のディレクターさん」
「ああ、あの人ですか… なるほど…」

少しだけ面識がある穂乃香が頷く。

「で、昨日のカレは、あの局のアシスタントディレクターね」
「えぇ! 嘘ッ!?」

眼を丸くして美嘉が言う。

「ついでに言うなら、このADくんは今の電話のD氏の直属の部下なのよね~」
「えと… え… どういうこと…?」

混乱のあまりハテナマークを頭に浮かべる3人を見ながら、沙理奈は妖艶に微笑んだ。

「ふふ… じゃ、ソレは次の授業までの宿題ね♪」




                                                                    おわり

沙理奈さん誕生日おめでとう。
でも、エロが薄くてごめんなさい。リハビリ中なんです。
酉も忘れてごめんない。メモは大事ですね。

誕生日過ぎたら過去ログ申請します。

それでは失礼します。

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