【ラブライブ!】凛「海未ちゃんの束縛が激しい」 (327)
海未ちゃんがヤンデレの話。
うみりん。
多少のグロ、エロ描写があるかも(予定)。
想像以上に長編になりそうな予感。
書き溜めをどんどんあげていく方針。
長くなっても、どんな形であれ完結させるつもりです。
それでは、始めます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409147530
「1.2.1.2・・・・・・・・・」
海未「穂乃果!そこのステップ間違えてますよ!」
穂乃果「は、はい!」
海未「花陽。もっと身体を大きく使ってください」
花陽「ぴゃぁっ」
海未「凛!一人だけずれてます!」
凛「にゃ、にゃにゃにゃ、にゃあ!」
_____________
_______
___
「「「お疲れ様でした~~!!」」」
___カエリミチ
穂乃果「うーー・・・今日も疲れたぁ」グデェ
凛「でも、身体を動かすのはきもちいいにゃあ!」ピョンピョコピョンピョーン
花陽「り、凛ちゃん!危ないよぉ」
ことり「凛ちゃんは元気いっぱいだね♪」
海未「凛は体力が有り余りすぎて、一人、先走ることが多いです。もう少し落ち着きなさい」
凛「はーい!」
海未「まったく・・・」
絵里「でも、元気がいいのは見てて気持ちいいわよね」
希「にこっち大丈夫ぅ~?歩ける?ウチがおんぶしたげよかぁ~?」ニヤニヤ
にこ「じ、自分で歩けるわよ!バカにしないで!」
真姫「さっきまで死にそうな顔してたくせに・・・」
にこ「あんただってゼェゼェ言いながらへばってたじゃない!」
真姫「は、はぁぁ?!にこちゃんに言われたくない!」
にこ&真姫「ぐぐぐ~~~~~!」
凛「まーた始まったにゃあ」
花陽「二人は仲がいいんだね・・・」
にこ&真姫「仲良くない!」
絵里「ハラショー・・・」
希「ふふふ」
ことり「あ、じゃあことりは穂乃果ちゃんとちょっとお出かけする用事があるからここで・・・」
希「お?なになに?デートかいな。お熱いねぇお二人とも!」
穂乃果「えへへへ~・・・//」
ことり「ごめんね、海未ちゃん。今日も一人にさせちゃて・・・」
海未「いえいえ。二人で楽しんできてください」
穂乃果「じゃあ皆またあした~~!」
クレープタベタイナァ
エーキノウモタベタヨォ
キャッキャッ
絵里「じゃあ私たちもここで。にこ、いい加減にしなさいよ」
にこ「ふんっ。今日のところは見逃してあげるわ」
真姫「ナニソレイミワカンナイッ」
希「ほーら。にこっち行くで。ほなね~」
ハラタツニコー!!
ケンカスルホドナカガイイッテワケネ
フフ、セヤネェ
ナカヨクナイワヨッ!
花陽「私たちも行こっか」
真姫「そうね。海未の家はこっちのほうなの?」
海未「・・・・・・・・・・・・」ギリッ
凛「海未ちゃーん・・・・・・?」
海未「・・・・・・!!?は、はいぃ?!」
真姫「だから、家はこっちなのかって。話聞いてた?」
海未「あ、は、はい。しばらくこの道です」
花陽「じゃあ一緒だね」
海未「そ、そうですね・・・」
凛「凛ラーメン食べたいにゃあ。皆で寄り道しよーよー!」
真姫「あたしはパス。今日は用事があるの」
凛「えー。かよちんは?」
花陽「うぅ・・・今日はオニギリマンの日だからダメ、かな・・・ごめんね」
凛「かよちんもー?つまんないにゃあ・・・」
海未「・・・・・・」ギリリッ
凛「っ!!海未ちゃん、怖い顔してどうしちゃったの・・・?凛変なこと言った?」
海未「え、あ、いや、すみません、少し考え事をしてて・・・」
花陽「ほんとに?さっきから海未ちゃんずっとぼーっとしてるよ?無理してない・・・?」
真姫「そういえば顔色も少し悪いわね・・・ウチの病院くる?時間外だけどパパに頼んでみてもらえるように手配するわ」
海未「いえ!!そんな迷惑はかけれません!大丈夫ですよ。ほんとに考え事をしてただけなので」
真姫「・・・まぁ無理にとは言わないけど。でもほんとにしんどくなったら連絡するのよ?」
花陽「じゃ、じゃあ凛ちゃん、海未ちゃんと一緒にラーメン屋さんに行ったらどうかな?最近海未ちゃん、練習や作詞とかで煮詰まりすぎなんだよ。息抜きに、ね?」
凛「にゃ、にゃあ?(か、かよちん~・・・!凛、海未ちゃん苦手なのに・・・)」
海未「凛と、ですか?私はこのあと何もありませんし、凛さえよければですが・・・」
凛「(うう、断れない雰囲気にゃあ・・・)そ、それじゃあ、いっくにゃあ~!凛ってば常連さんだからサービスしてくれるんだよ~!」
海未「へぇ。それは楽しみです」
かくして、凛は海未先輩と初めて二人きりで遊びに行くことになりました。
そして、このときの凛はまだ知らなかったにゃ。事の発端がこのおでかけにあることを。
・・・このときに断ってさえいれば、凛は海未ちゃんとμ'sのメンバー同士、音ノ木坂学院の先輩と後輩という関係のままで終始してたのに。
もしくはかよちんや真姫ちゃんがもっと海未ちゃんに気をつかっていればなんとかなったのかも、しれない。
「うっ・・・っはぁ、がはっ・・・!」タッタッタッ
ハァッ・・・ハァッ・・・ハァッ・・・
ハァッ・・・ハァッ・・・
口の中、鉄っぽいのが、いっぱいに広がって、
気持ち悪いにゃあ・・・
「がっ、あぁっ!?」ドスンッ
うぅ痛い、痛いよ。
膝、擦りむいちゃった。かよちん、真姫ちゃん・・・。
「う、うぇぇ・・・ひっく・・・」
もう限界だよ。
誰か、助けて・・・
「ひっく、ひっく・・・う、うぅ・・・」
なんで、こんなことになっちゃったのかなぁ・・・
短いですが、プロローグっぽいものと書き溜め終了
次回は8/30(土)にまとめてあげる予定
1/3は仕上げ、たい
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
_____________
_______
___
真姫「いくら凛に海未への苦手意識を無くさせるためとはいえ、ちょっと強引だったんじゃない?」
花陽「凛ちゃんはちょっと強引に進めなきゃ、納得してくれないから・・・」
花陽「それに、本人は意識してないだろうけど、凛ちゃんの海未ちゃんの苦手意識は日に日に濃くなっていってる。ましてや二人は同グループなわけだし、これが長引けば、そこからμ's内での分裂もあるかもしれないでしょ・・・?早いうちに解決しておかないと・・・」
真姫「・・・まぁそうよね。最近、目に見えるようになってきてるし・・・」
花陽「上手くいきますように。・・・じゃあ帰ろっか」
真姫「・・・そうね」
この、胸に渦巻く嫌な予感は、何?
本当に上手くいくといいのだけれど・・・
すみません。
急遽土曜日の休みが今日に変わったため今から更新します
今、がんばって書いています
とりあえず今までの書き溜め投下
___ラーメンヤ
店主「はい。中華そば二つお待ちどおっ」ドンッ
海未「・・・?あの、写真と少しチャーシューの量が異なってる気がするのですが・・・」
店主「手が滑ったんだよッ!こんなべっぴんさんを目にしたらついなッ」
海未「べ、べべべべべっぴんさんっ!?//」ボンッ
凛「あーっ!凛は何回も通わなきゃサービスしてあげないって言ってたのに酷いにゃ!」
店主「はははッ!今はもう娘みたいに思ってるッて」
カランカラーン
店主「じゃあ他の客もきたことだし行くわなッゆッくりしてッてくれッ」クシャクシャ
凛「にゃーッ髪の毛がぼさぼさになるから、わしゃわしゃするのやめてよーっ」
ッシャーセーッ
チュウカソバフタツ
アイヨッ
海未「べ、べべべべべ、ぴ、ぴぴ、べべべべ//」
凛「海未ちゃん?顔が真っ赤にゃあ。暑いの?店長に言って温度下げてもらおうか?」
海未「ハッ。い、いえ!平気ですよ!それより、今凛のことを娘って・・・」
凛「ああ。あの店長、そうやって凛のことをからかってくるんだにゃ。頭もぼさぼさにするしいい迷惑だよ」
海未「仲がいいんですね」クスッ
凛「そ、そんなことないにゃあっ!だっていーっつも凛のことバカにしてくるんだよっ?凛が好きなのは美味しいラーメンを作ってくれるところくらいにゃ」ズルズル
海未「ふふ・・・」チュルルン
海未「あ・・・美味しい」
凛「でしょでしょーっ!ここが凛の追い求めた魚介スープの味なんだにゃ!魚介の旨味を、もぎゅっと閉じ込めた変にこてこてしてないあっさりスープに絡み合う太麺と、店長が我が子のように手間暇かけながら長時間じーっくり煮込んだ煮卵とチャーシューがもう美味しくて美味しくて凛は感謝感激なんだにゃあ・・・」
海未「・・・?凛は魚介スープが好きなのですか?」
凛「そうだよー。初めて食べた豚骨がこってりギトギトしてて、それ以来魚介しか食べなくなったにゃ。ラーメン仲間にはもったいないと言われてるにゃ・・・」
海未「ふふふ。凛はお魚が嫌いなのに魚介スープが好きって、なんだかおかしいですね」
凛「そ、そういえばそうかも・・・。いやでもお魚さんはあのビジュアルが気持ち悪くて・・・」ブツブツ
海未「クスクス」
ズルッズッズーッ
チュルチュルチュルルン
・・・・・・・・・
・・・
凛「(き、気まずいにゃ・・・ただでさえご飯の時に喋るのは苦手なのに、その相手が海未ちゃんだなんて・・・うぅ)」
海未「・・・凛」
凛「!!?どうかしたのかにゃあ・・・?」
海未「凛は、私のことが嫌いですか?」
凛「(ドキッ)そ、そんなこと、ないよ」
海未「そうですか・・・。最近、喋るときに目を合わせてもらえなくて少し悲しいです」
凛「・・・ごめんなさい。練習の時、凛にキツイから、ちょっとだけ怖いなって思ってるにゃ・・・」
海未「そんなに、怖いですか?」
凛「うぅ・・・最初の頃はそんなに感じなかったんだけど、最近は・・・」
海未「そう、ですか・・・」
凛「ごめんなさい・・・」
海未「いえ。私、μ'sのメンバーに、八つ当たりしていたのかもしれません。謝るのはこちらのほうです」
凛「八つ当たり・・・?」
海未「・・・ここでこんな話をするのもあれですし、場所を変えましょう。近くに、公園がありましたよね?そこで・・・」
凛「う、うん・・・」
___コウエン
凛「海未ちゃん。ゴチになりましたにゃ」
海未「いえいえ。気にしないでください。凛も、いい店を紹介してくださってありがとうございます」
凛「えへへへ・・・。それで、話って?」
海未「・・・・・・」
凛「もしかして、よくぼーっとしたり怖い顔したりしてたのって、このことと関係があるの?」
海未「・・・・・・そう、ですね」
凛「なにか、あった?」
海未「・・・凛は、穂乃果とことりが・・・その。女性同士でお付き合いしてるのは知ってますよね?」
凛「?あぁ・・・二ヶ月くらい前からだっけ?あの時はびっくりしたにゃあ。前から仲が良かったのは知ってたけど、女の子同士で付き合うなんてどうかしてるとおもったにゃ」
海未「・・・・・・」
凛「あ、いや、続けてほしいにゃ(うぅ、また変なこと言ったかにゃ?)」
海未「・・・ふぅ。この際はっきり言いましょう」
海未「私は穂乃果が好きです。ずっと昔から、私は穂乃果を一人の女性として愛していました・・・いえ、愛しています」
凛「っ?!えっ・・・?!」
海未「でも私は、ことりと違い行動しなかった。穂乃果に嫌われたくない一心で、自分の気持ちを押し殺していました。意気地なしだったってわけです」
凛「そんなこと、ないよ。海未ちゃんは凛々しくて、かっこよくて・・・」
海未「・・・違う!!そんなのは私じゃない!!!穂乃果の、穂乃果への想いを必死に隠して、気付かれないようにキツく振舞って、目の前で、想い人を幼馴染に、とられて・・・」
凛「海未・・・ちゃん?」
海未「・・・すみません、急に大声だしたりして。びっくりしましたよね・・・」
凛「ごめんなさい。凛、さっき無神経なこと言って、海未ちゃんの気持ち知らなくて・・・」
海未「いいんですよ。同性同士の恋愛なんて、異端ですから。」
凛「ねぇ海未ちゃん。せっかく公園にきたんだし、遊ぼうよ!」
海未「え?」
凛「凛ブランコしたいにゃあ!」
タッタッタッ
海未「ちょ、凛?」
凛「ほらーっ海未ちゃんも早くおいでよーっ!」
海未「は、はぁ・・・」
___ブランコ
キーコキーコキーコ
キィキィキィ
キーコキーコキーコ
凛「みてみて海未ちゃん!凛こんなに高くこげるよーっ」
海未「危ないですよ!よそ見しては・・・」
凛「えへへっぶらーんぶらーんにゃーんっ」
___スベリダイ
凛「いくよー?それーっ!」ドンッ
海未「きゃっ・・・あれ?」
凛「どうどう?しゅーって楽しいかにゃ?」
海未「不思議なものですね。小さいころはどこまでも滑っていけるような気がしたのに、今となってはつかの間です」
凛「えへへ、しゅーっ」
ドンッ
海未「いたた・・・危ないですよ凛!まだ人がいるのにそのまま滑ってきては・・・」
凛「ごめんにゃあ」ギュウッ
海未「!!!り、凛・・・!?」
凛「確かに、凛は海未ちゃんの事が苦手だったにゃ。でも今は違う。」
海未「凛・・・?」
凛「海未ちゃんが落ち込んでるのを見ると、悲しい。元気になってほしいって思うにゃ。これっておかしいかにゃ?」
海未「・・・いえ」
凛「凛はその、海未ちゃんのこと、お姉さんみたいに思ってるにゃ。海未ちゃんの中では穂乃果ちゃんしかないの?もっと楽しいこともあるよ!穂乃果ちゃん以上のいい人が現れるかもしれないよ?えっと、だから、そのお・・・」
凛「元気だしてほしいにゃ・・・」
海未「っ・・・凛・・・」
海未「そう、ですよね。凛の言うとおりです。あぁ、なんてくだらない悩みを抱えてたんでしょう」
凛「海未ちゃん?」
海未「喉、乾いたでしょう?ジュースでも飲みましょう」
___ベンチ
凛「ぷはぁっ!最高にゃあ♪」
海未「凛はオレンジジュースが好きなのですね」
凛「ううん。100%の果物ジュースが好きなの」
海未「いちご、とか?」
凛「?いちごジュースなんて飲んだことないよっ?」
海未「そ、そうですよね!すみません」
凛「海未ちゃん、元気になったみたいでよかった。顔色よくなったもん」
海未「そうでしょうか・・・?確かに、凛と話したら元気がもらえたような気がします」
凛「よかったにゃ♪」
海未「あの、凛」
凛「どうかしたか・・・んんっ!?」
チュッ
一旦休憩
夕方、また浮上したいと思います
これより再開します。
現在進行形で書いていきます
凛「あ、あ、あ、あう、う、海未ちゃ・・・今、凛に・・・!」
海未「はい、唇にキス、しました」
凛「強調しなくてもいいよっ!//偶然?偶然だよね!?」
海未「今のは私の意思です。私が、凛にキスしたいと思ったので、キスをしました」
凛「ひ、酷いにゃあ!うぅ・・・凛の、ふぁ・・・ふぁーすときす・・・」
海未「ふふ、奪っちゃいました」
凛「う、海未ちゃんはまだ穂乃果ちゃんが好きなんでしょっ!?//それをこれからゆっくりと乗り越えて次のステージへとぅーびーこんてぃにゅーう?とかそういう流れじゃないの!?!//」
海未「凛。少し落ち着いてください。はい、ミルクティー」
凛「」ゴッキュゴッキュゴッキュ
海未「間接キス、ですね」
凛「!!?//」ゲホッゲホッゲホッ
凛「もう!からかうのはやめてほしいにゃ・・・」
海未「ふふ。凛が可愛くて」
凛「だ、だからからかうのは!//」
海未「ほんとの気持ちですよ。・・・でも、ほんとにどうしてでしょうね?凛の言うとおりです。私は穂乃果のことを諦めきれていません。」
海未「・・・ねぇ凛。あなたは、その。交際・・・いや、お付き合いに対してどう思っていますか?」
凛「・・・?それは女の子同士で・・・ってことかにゃ?」
海未「いえ、異性同士でも同性同士でも。どうおもいますか?」
凛「ううーん・・・。お互いが好きあっていて一緒にいたいって思うこと・・・じゃないかにゃ?」
海未「では、お付き合いをして何をするのでしょう?」
凛「そ、そりゃあ・・・手を繋いだり・・・一緒に帰ったり・・・キ、キスしたり・・・」
凛「これ以上言わせないでほしいにゃあ//」
海未「ふふ、ありがとうございます。でも、今凛が話してくれたことって、キスはともかく花陽といつもしていますよね?凛は花陽の事が好きでしょう?二人はお付き合いをしているのですか?」
凛「そんなことないよ!かよちんは幼馴染にゃ。お付き合いとかそんな話じゃないにゃあ」
海未「でも、花陽は一人の女性ですよ?それに、穂乃果とことりも私も幼馴染同士です。十分対象になるはずです」
凛「そ、そうだけど・・・海未ちゃんは何が言いたいのかわかんないにゃ・・・」
海未「私は確かに穂乃果が好きだった。でもそれ以上に、穂乃果とことりと私の幼馴染という関係を壊したくなかったんです。三人だと何をするのも楽しかった、辛いこともあった。でもこの幼馴染をいう関係が心地よかったんです」
海未「まぁ、見事に壊されてしまったわけですが」
海未「そうなると、もう、元の幼馴染には戻れません」
凛「・・・?どうしてにゃ?」
海未「凛、私はね?お付き合いとは相手を縛り付けることだと考えています。他の人に、この子は私のものだから手をだしちゃだめですよっていう見えない鎖で縛りつけることだと思うんです」
海未「実際、手を繋ぐことも一緒に帰ることもキスをすることも。お付き合いをしていなくてもできますし、お付き合いをしているのに他の人とそのようなことをすると浮気と言われます」
凛「そ、それは悲観的に考えすぎなんじゃないかなぁ?好きだから誰にもとられたくなくって、えっと、その・・・」
海未「ううん。質問に答えてくれてありがとうございます。今まで話したことは忘れてください」
凛「えっでも、海未ちゃん」
海未「今まで凛に辛くあたってしまいすみませんでした。・・・これからまた、仲良くしてもらえますか?」
凛「!!もちろんにゃ!凛、もっと海未ちゃんと仲良くなりたい」
海未「・・・」ニコッ
海未「それでは、そろそろ帰りましょうか。もう真っ暗です。送ります」
凛「じゃ、じゃあお言葉に甘えるにゃ」
海未「・・・」フルフル
凛「海未ちゃん?」
海未「やっぱり、やっぱり無理ですよ・・・今は割り切れたとしても、あの二人が一緒にいるところをみたら、私はどうなるかわからないです!耐えられませんよ、こんなの・・・っ」
凛「海未ちゃん・・・泣いてるの・・・?」
海未「私は、凛が思ってるほど強くもないしかっこよくなんかありません。ただの弱虫、で・・・!」
ギュッ
凛「そんな辛そうな顔を見せるのは、凛だけでいいよ。凛は海未ちゃんの味方だから、だから、凛にだけは甘えてほしいの」
海未「そんな、凛、やめてくださいっそんなこと言われたら私、凛のことしか考えられなくなって、迷惑をかけてしまいます・・・っ」
凛「迷惑だなんておもわないよ!凛は海未ちゃんを放っておけない!ただそれだけなの。」
凛「まだ、ラブとか愛とかわかんにゃいけど、支えてあげたいって思う。この気持ちは本当だから・・・だから凛を頼ってほしいよ」
海未「凛・・・」
凛「・・・」チュゥッ
海未「!!?」
凛「えへへ、仕返しにゃ。照れくさいからほっぺたまでだけど」
海未「う・・・うぇ・・・」
凛「海未ちゃん?」
海未「ひっく、ひっく、うぇぇん」
凛「・・・目一杯泣くといいよ。凛が全部貰ってあげるにゃ」
海未「うっ、ぐすっ、凛ッ、うぇぇぇん・・・・・・」
_____________
_______
___
凛「落ち着いた?」ナデナデ
海未「ええ。・・・みっともない姿を見せてしまい、申し訳ありませんでした」
凛「ほんとにゃ。凛の憧れの先輩を返してほしいにゃあ」
海未「お恥ずかしい・・・」
凛「冗談だよっ」
海未「私は、凛を頼ってもいいんですね?」
凛「うん」
海未「後悔、しませんか?」
凛「するわけないにゃ」
海未「・・・」
カプッ
凛「いっ・・・・・・う、海未ちゃんなにするの?!ちょっと痛かったにゃあ・・・」
海未「契約・・・」
凛「え?」
海未「いえ、なんでもありません。これから、よろしくお願いしますね?」
凛「?・・・うんっ」
_____________
_______
___
契約・・・
なんとも支配的で束縛的な言葉にゃ。
思えばこの事をもう少し気にするべきだったのかも。
凛と海未ちゃんの奇妙なお付き合いはこの時間、この場所から始まったのでした
以上で起承転結の起終了です
自己満足で書いていますがやっぱりコメントをもらうと嬉しいですね^p^
ひと段落ついたので今日はここまで。
明日気分で進めるかもしれません
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろっ!/
___リンノヘヤ
凛「(あ・・・海未ちゃんに噛まれた首筋のとこ、赤くなってる・・・)」
Prrrr... Prrrr...
凛「あれ、海未ちゃんだ」
ピッ
凛「もしもし?」
海未「夜中にすみません。伝えたいことがあって・・・」
凛「・・・?どうかしたかにゃ?」
海未「私が噛んだところ、赤くなってたりしますか?」
凛「そうそう。今同じこと考えてたんだよ。海未ちゃんってエスパー?」
海未「ただの内出血なので深刻に考えないで大丈夫ですよ。それから・・・あまり人に見せないでください。何かで隠してほしいです」
凛「どうして?」
海未「凛と私の、特別の証。」
凛「えへへ、特別かぁ。・・・凛、まだ実感ないや」
海未「私もです。それではそろそろ寝ましょうか?愛してますよ、凛」
凛「凛も海未ちゃんのことが好き。これからもっと好きになりたいにゃ」
海未「ふふ、おやすみなさい・・・」
ピッ
凛「特別の証・・・かぁ。ちょっと照れくさいにゃ//」
絆創膏だったら上手く隠れるかなぁ?
再開します。今日はあまり進めないかと。
のんびり更新します。
とりあえず書き溜め投下。
(文体が今までと違います。SS初心者ゆえすみません)
___ツウガクロ
花陽「えぇっ?!凛ちゃん、海未ちゃんと付き合うことになっちゃったのぉ?!」
凛「えへへ・・・結果的にそうなったにゃ」
花陽「で、でもどうして急に・・・」
凛「凛にもよくわかんないけど、でもこれでよかったんだと思う」
真姫「なによ、それ」
凛「真姫ちゃん?」
真姫「どうしてよ?!今まで海未のことは苦手だなんて言ってたじゃない。それがたった半日で、どうしてこんなことになっちゃうのよ!!」
花陽「ま、真姫ちゃん落ち着いて!」
凛「わかんないけど」
凛「けど、海未ちゃんは凛が守ってあげなきゃいけないって思ったんだ」
真姫「っ・・・なによそれ・・・意味わかんない」
花陽「あ、り、凛ちゃん。あそこに・・・海未ちゃんが・・・」
かよちんが言われ目をやると、少し先の電柱で本を読みながら誰かを待っている様子の海未ちゃんがいたにゃ
凛「あ、おーい!海未ちゃーん!」タッタッタッ
海未「!凛、危ないですよっ」
凛「えっ?わっ・・・・・・!」
キキーッ
ブロロロロロロロロロ・・・・・・
この時、一瞬のことすぎて、凛には何が起こったのかわからなかったにゃ。
それよりも
轢かれそうになった凛の腕を引っ張った海未ちゃんがそのまま・・・
海未「」チュッ
凛「?!?!!!?う、海未ちゃん?!」
海未「大丈夫。電柱に隠れて、花陽たちには見えません」
凛「そ、そういう問題じゃ・・・んぅっ」
海未「」チュッ、チュゥ、チュ・・・・・・
凛「や、う、海未ちゃん・・・・・・//」
真姫「ちょっと凛ー?!大丈夫?!」
海未「・・・」パッ
凛「だ、大丈夫!//」
真姫「・・・あなたたち、なにしてたの?」
凛「えぇっ?!//な、なにもしてないよ!!」
真姫「ふうん・・・・・・」
花陽「ハァッ、ハァッ・・・・・・凛ちゃん、大丈夫?」
凛「う、うん・・・・・・」
花陽「海未ちゃんがたすけてくれたんだね。もうダメだよ凛ちゃ・・・」
海未「ダメですよ凛。もう少し周りを見て行動しないと」
凛「はーい。ごめんなさいにゃ・・・」
花陽「・・・・・・」
海未「それでは、行きましょうか」オテテニギニギ
まきぱな「!」
海未「凛は危なっかしいですからね」
凛「ひどーい!わんちゃんみたいに散歩されてる気分にゃ!」
海未「ほら、早くしないと遅刻してしまいます」
凛「はあい」
キョウハネーショウテストガアルンダー
ホゥ。デハ、イイテンガトレタラゴホウビデスネ
ホントニ?!
_____________
_______
___
花陽「・・・」
真姫「・・・」
まきぱな「」ギリッ・・・
【真姫視点】
やっぱり、あの時のモヤモヤは気のせいじゃなかったのね。
元は花陽が、凛と海未の仲がよくなれば・・・なんていうから。
でも、どうして海未が?
海未は穂乃果のことが好きなんじゃないの?
まったく・・・・・・とんだ伏兵だわ。
ライバルは花陽くらいだと思っていたし・・・
「・・・木野・・・・・・・・・」
さて、これからどうするか。
μ'sの活動の邪魔になると思って我慢していたのに、こんな形でぬけがげされるなんて!
あんなポッと出にとられるなんて、ほんと、イミワカンナイ
「西木野!!」
真姫「は、はいっ?!」
「一番後ろの席の奴が小テストの回収だ。ぼーっとするなよ」
真姫「ヴェェ?小テスト?!」
私の目の前には、白紙のテストの用紙。
クラスメイト「クスクス・・・フフ・・・・・・・・・」
はぁ。最悪。
_____________
_______
___
キーンコーンカーンコーン
ワイワイガヤガヤ
アーオナカスイター
オヒルオヒルーッ!!
真姫「・・・・・・(はぁ、最悪。ちょっとぼーっとしすぎかしら)」
凛「まっきちゃーん!」ギュゥッ
真姫「?!・・・びっくりさせないで!いっつも言ってるでしょ・・・//」
凛「えへへ・・・真姫ちゃんのびっくりした顔、凛好きだよ」
真姫「なっ・・・//」
花陽「もう凛ちゃん。真姫ちゃんを困らせちゃダメだよ。さ、ご飯たべよ」
凛「うん。そうだね~」
・・・よかった。
お昼は変わらないのね。
いつも通りのメンバー
いつも通りの食事
そう、いつも通りが好き
変わってしまうのは、いや
真姫「っ?!?」
何気なく廊下に目をやると、そこには。
瞳をこれでもかというほど大きく見開きながら、まるで死人のように
こちらを一点凝視する海未の姿があった
凛「・・・?あっ海未ちゃんだ!どうしたの?」
凛が駆け寄ると、
さっきの恐ろしい顔が一転していつもの海未に変わった
海未「いえ。お昼ごはんを一緒にと思いまして」
真姫「(え・・・)」
凛「にゃあ!食べるにゃあ!」
真姫「(・・・・・・めない)」
海未「ふふ、よかった。では仲庭にでも行きましょうか」
真姫「(・・・認めない!)」
凛「じゃあ、かよちん真姫ちゃん、凛行ってくるね?」
花陽「う、うん・・・・・・」
オナカスイタニャア
オオメニツクッタノデイッショニタベマショウ?
ホントニ?!
真姫「行かないで!!!!!」
_______。
あたりが一気に静かになり、
皆の視線を一身に浴びているのがわかる
そりゃ、クラスメイトが突然大声をだすんだもの。びっくりするわよね
少し、反省
凛「真姫、ちゃん?」
真姫「行かないで、凛」
海未「・・・・・・それって、どういう意味でしょうか?」
真姫「海未は言葉の意味もわからないの?凛を連れていかないでって言ってるの」
海未「はて、恋人同士がお昼休みに一緒にご飯を食べるというのは、至極当たり前のことだと思うのですが」
ザワザワザワ
ホシゾラサンとソノダセンパイツキアッテタノ?!
オンナノコドウシデ?
ジャアナニコレ?シュラバ?
エーウソー!!
真姫「っ・・・・・・」
海未は一体なにを考えているの?!
こんなことが学校中に知れたら、μ'sの活動にも支障をきたすかもしれない
そんなこともわからないほど、海未はバカじゃない
μ'sよりも、凛が大事ってことなの?
海未「・・・凛、ごめんなさい。真姫も嫌がってるみたいですし、バラバラで食べましょう」
凛「えー。そんなぁ・・・」
がっかりする凛を引き寄せて、耳打ちをする、海未
何を話しているの?
凛は、もう私の知ってる凛ではないのかしら?
しばらくして海未は去り、ニコニコ笑顔の凛はこちらに戻ってきた
花陽「凛ちゃん。海未ちゃんと、なに話してたの?」
凛「秘密にゃあ♪さっご飯たーべよっ」
花陽「そ、そうだね・・・」
あぁ、苦しい
そして海未は、怖い。
私が凛を、守らなきゃ_______。
本日の更新は終わりかと。
時間と気分でおまけを書くかもです
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
いいねいいね増えて欲しいね
ところで前にもうみりんヤンデレSSあったけどそれってあなた?
なんだったかな、凛ちゃんが穂乃果ちゃんの真似するやつ
※今回のおまけはおまけというよりはショートストーリーに近いです
※ギャグ。完全なるギャグ
>>69
ちがいますよ~。
ぶっちゃけSS初投稿です。
というより、うみりんでヤンデレってありふれたネタなのか・・・・・・
私、西木野真姫は、
人生最大の山場にたたされている
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ
心臓が早鐘のように鳴っているのがきこえる。
破裂しそう・・・
緊張しているの?この真姫ちゃんが?
真姫「っ・・・・・・ぁ・・・・・・//」
身体が、熱い
興奮と羞恥がごった煮で、頭の中が真っ白・・・
真姫「・・・・・・するわよ・・・・・・凛//」
真姫「私の初めてを・・・・・・あなたに・・・」
そう、
西木野真姫は、始めようとしていた。
キ ス タ ッ プ を
_____________
_______
___
数日前_____。
___ブシツマエ
はぁ。
どうして凛はあんなに可愛いのかしら。
ぷにぷにほっぺも甘い髪のにおいもなにも塗っていないのほんのりピンク唇ももう全部可愛い。クンカクンカ。
どうしてあなたは私を翻弄するの?羽まみれエンジェルなの?私、キューティーパンサーになるわよ?狙った獲物は逃がさないわよ??
キミのくせに心揺れちゃうじゃない!早くリンリンリンガベーを鳴らしなさいよ!私、北海道から沖縄まで離れていても飛んで行ってあげるから!!
「わっ、どうしたの?」
・・・・・・?部室に誰かいる・・・
今日は私が一番乗りだと思っていたのに、だれかしら?
??「ふふ、穂乃果ちゃん・・・かわいい♪」
「きゃ~くすぐったいよ」
この声は、ことりと穂乃果かしら?
・・・二人はいったいなにをしているの?
ことり「ん・・・ちゅっ・・・・・・//」
「え、ちょっとやだ、なに触ってるの!」
!!!
まったく二人は部室でなにイチャついてるのよ!
ドアバーーーーーーーン!!!
真姫「ことり、穂乃果!部室で淫らなことは・・・え?」
・・・あれ?
穂乃果がいない。さっきはいたはずなのに。
ことり「あ、真姫ちゃん♪」
真姫「穂乃果をどこに隠したの?穂乃果をだしなさい!」
ことり「・・・?穂乃果ちゃんはきてないよ?」
真姫「嘘・・・でもさっき声が・・・」
ことり「・・・あぁ。これのことかな?♪」
ブシモッ
「穂乃果がサポートしちゃうよ~」
真姫「・・・これって・・・」
ことり「真姫ちゃんスクフェスをしらないの?私たちμ'sがアプリになったんだよ!」
真姫「!!!!??!!!!?」
真姫「そ、そ、そんなの知ってたわよ・・・なんてったって・・・真姫ちゃんなんだから・・・」
ことり「ん?そう♪」
真姫「そ、それでことりは何をしてたの?」
ことり「キスタップだよ?」
真姫「キスタップ?」
ことり「そ。ホーム画面でキャラにタッチすると反応してくれるんだけど、それをチューして反応してもらうんだ♪」
ことり「こんな風に」
ことり「」チュッ
「もう!それ以上やると、穂乃果おこっちゃうよ!」
ことり「あぁん♪穂乃果ちゃんに怒られちゃった」
真姫「!!?」
ことり「チューした気分になるでしょ?」
真姫「そ、そうね・・・!」
これは、やるしかないわ・・・!
真姫「ことり。今日は気分が悪いから帰るわ。」
ことり「え?で、でも真姫ちゃ」
ことり「いない?いつ帰ったの・・・?」
___カイソウオワリ
溜めてたお年玉で220連回したわ
さすが真姫ちゃんね。凛URを二つ覚醒させることに成功したわ!
真姫「ふふ、どうしてまきりんURはまだなのかしら・・・」ウットリ
今回キスタップに使うのはピュア凛覚醒URよ。
ハァハァ・・・覚醒前のはしゃいでる凛も可愛かったけど、この凛も最高ね。
脇が見えそうで見えないのがハァタマランだわ。
真姫「いくわよ・・・凛・・・」
ゴクリ
真姫「ハァ・・・ハァ・・・凛・・・っ//」
チュッ
「もう!いい加減にしないと怒るにゃー!」
真姫「」ブハッ
怒った凛も可愛いわね!!!
もっと私を罵って!!!!!!!
こんな気持ち悪いことをしてる私をもっと冷たい言葉で!!冷たい視線で!!!!
真姫「」チュッ
「もう!いい加減にしないと怒るにゃー!」
真姫「」ゴポォッ
凛がまた怒った!!!!
ありがとうございますありがとうございます!!!!
もっと!!!!もっとよ!!!!真姫ちゃんを満足させるにはまだまだ足りないわ!
真姫「」チュッ
「もう!いい加減にしないと怒るにゃー!」
真姫「」チュッ
「もう!いい加減にしないと怒るにゃー!」
真姫「」チュッ
「もう!いい加減にしないと怒るにゃー・・・
怒るにゃー・・・・・・・・・
怒るに・・・・・・
怒・・・
その日、西木野真姫ちゃんの部屋では
一夜ずっと凛ちゃんの罵る声がきこえてたそうな・・・
めでたしめでたし♪
ちゃんちゃん♪
おまけが長くなってしまい申し訳ないです。
正直本筋のこのあとの展開がどろどろずぶずぶの予定なのでこんなアホみたいな話が書けてちょっと楽しかったです
本筋のことりはここにでてきたのとは違いかなり腹黒のド畜生にする予定です
テス
↑は>>1です
携帯からもいけるか確認してみました。
もしなにかあった場合、携帯からも投稿すると思います。
明日は少しだけですが更新します
それでは、おやすみなさい
これより再開します
15時から私用のためあまり進まない予感
※これより真ことりちゃん出てきますが、上にもあるようにまっ黒です
※>>1のどS心全開でキャラ崩壊レベルです。かなり調子にのった感があります
※コトリスキーのかたは閲覧注意
【海未視点】
私は、悪い子なのでしょうか?
空いた心の隙間を、凛という存在で埋めて。
乾いた心を、凛という存在で潤して。
でも、凛という存在が私を輝かせてくれる。
凛がいるだけで、私が生きていることに価値を見いだせる。
そして、彼女の全てを支配することに、興奮する。
あの純真無垢の瞳が、私だけを見ていると思うとゾクゾクする。
彼女のテリトリーを踏み荒らしていると胸が高鳴る。
海未「私は、悪い子なのでしょうか?」
ことり「うーみちゃん♪」
海未「・・・・・・ことり」
一人中庭でお弁当を食べていると、ソイツはやってきた。
ニヤニヤと、なにを考えているのかわからないその笑顔。
あぁ、捕まってしまった。早く、逃れたい
ことり「あれれぇ?一人なんだね。てっきり凛ちゃんと食べてるのかと思ったよ」
海未「あなたに関係ないでしょう?」
ことり「関係あるよ」
ことり「海未ちゃん。凛ちゃんと付き合うことになったんだね。ふふ、よかった」
海未「・・・ありがとうございます」
ことり「勘違いしないでね。今のよかったはあくまでも、ことりに対してだから」
ことり「穂乃果ちゃんを見つめるあの忌々しい視線がなくなるんだと思うと、ことり嬉しい♪」
海未「・・・っ」
ことり「ことりたちが付き合ったあとも、海未ちゃん、穂乃果ちゃんのことずーっとみてたよねっ。穂乃果ちゃんはおバカだから気付いてなかったみたいだけどぉ、ことりはバッチリ気がついてたよ?」
ことり「でもぉ、そんなおバカな穂乃果ちゃんだーいすき♪しつこい海未ちゃんだいっきらい♪」
海未「私は・・・・・・ただっ・・・・・・っ」
ことり「はぁ・・・あの時の海未ちゃんの顔を思い出すと、ことり、興奮しちゃうよぉ・・・」
ことり「絶望に歪んで、この世の終わりみたいな顔の海未ちゃんが・・・」
海未「やめてください!!!!」
ことり「・・・」クスッ
海未「もう・・・・・・やめて、ください」
ことり「やだなぁ、泣かないで海未ちゃん。ことりはただ、祝福にきただけなんだから」
海未「もう、私に関わらないでください!」
ことり「もちろんだよ♪ふふ、そろそろ行くね。穂乃果ちゃんが心配してるだろうし」
海未「・・・」
ことり「じゃあまた練習の時に会おうね。大丈夫だよ。凛ちゃんには一切手だししないから♪」
ことり「・・・ふふ、突然約束を破っちゃうかも♪」
海未「・・・っ」
凛は、私が守らなければ_______。
あの女に、汚される前に。
あぁ、凛、私以外を見ないでください。
私のそばで、ずっと、ずっと_______。
今日は、空が青いなぁ。
私は空を仰ぎながら、自然とその名前を口にしていた。
海未「穂乃果・・・・・・」
【凛視点】
___ブシツ
気まずい。
気まずいにゃあ・・・。
お昼の一件から、真姫ちゃんはなんだかそっけなくなったし(そのわりには、ずっと近くで見張られてる気がするんだけど・・・)、かよちんもなんだかポーッとしてることが多くなったし・・・。
そのなかでも一番おかしいのはことりちゃん。
凛が動くたびにちょろちょろついてきてくるんだにゃ!
どうしたのって聞くと、なんでもないよってはぐらかすし・・・
さっきからずうっと凛のとなりでニコニコニコニコ。
にっこにっこにーじゃないんだから・・・
あーあ。
海未ちゃんまだこないかなぁ・・・
ことり「凛ちゃん、今海未ちゃんのことかんがえてたでしょ?」
凛「えぇっ?!」
エスパーかなにかかにゃ?
真姫「・・・」
うぅ。
海未ちゃんって単語が出るたびに真姫ちゃんは一層凛のことを見てくるし・・・
今日はみんなおかしいよ・・・。
凛「ま、真姫ちゃん」
真姫「・・・なに?」
凛「はやく、練習したいね。みんなまだかにゃあ?」
真姫「・・・そうね」
気まずいにゃあ・・・
ガチャッ
海未ちゃんかにゃ?!
にこ「にっこにっこにー♪」
凛「なんだお前か」
にこ「ちょっ!あんた仮にも後輩じゃなかったっけ~~~???」グリグリグリ
凛「い゛い゛た゛い゛い゛に゛ゃ゛あ゛あ゛」
ことり「ふふふ」クスクスクス
ことり「凛ちゃんって本当におもしろいよね。ゲージにいれて飼いたいなぁ♪」
_______。
ことり「冗談だよ?♪」
凛、ことりちゃんの気に触るようなことしたかにゃあ?
ガチャッ
絵里「おはよう・・・」
凛「絵里ちゃんー!きてくれてうれしいにゃあ!」ピョンピョン
絵里「ふふ、どうしたの?」ナデナデ
凛「えへへー♪」
にこ「ちょ、ちょっとお!にこの時の扱いが違うんじゃない?!」
凛「だってにこちゃんだもん」
にこ「りぃぃぃんんんん???!!」
凛「こ、怖いにゃあ・・・」
ことり「ふふふふふ・・・」クスクスクス
にこりん「」ゾクゥ
絵里「来てないのは、えーっと・・・穂乃果と海未と希かしら?」
絵里「何故かはわからないけど、希は遅れるって言っていたわ。あとの二人で理由のわかる人はいる?」
ことり「穂乃果ちゃんは先生に呼ばれて職員室に行ったよ。たぶん、補習じゃないかなぁ海未ちゃんは・・・わかんないや♪凛ちゃん知らない?」
凛「し、知らないよ?(どうして凛に振るのかにゃあ・・・)」
絵里「そう。海未にしては珍しいわね・・・。まぁここで待っていてもなんだし、先に屋上でストレッチ始めましょう。さ、みんな着替えて」
___オクジョウ
ことり「ふふ、よろしくね?凛ちゃん♪」
凛「う、うん・・・・・・」
ど、どうしてことりちゃんが相手なのー?!
_____________
_______
___
「1.2.3.4・・・・2.2.3.4・・・・・・」
ことり「うわぁ。凛ちゃんやわらかぁい」
凛「あ、ありがとにゃ・・・」
ことり「次はことりの番だよ。思いっきり伸ばしてくれていいからね」
凛「うん・・・」
ことり「ねぇ、凛ちゃん。ことり気になってたことがあるんだけど・・・」
凛「何?」
ことり「首筋の絆創膏。どうしたの?♪」
失礼
ちょっとスランプに陥ったので一旦中断して練り直してきます
凛「・・・・・・え」
ことり「普通、そんなところに怪我なんてするかなぁって思って。どうしてできたのかなぁ?」
凛「え、えと・・・これは、その・・・・・・・・・」
凛「ね、猫ちゃんに引っ掻かれたんだにゃ・・・にゃはは・・・・・・」
我ながら酷い嘘にゃ。
猫アレルギーなのは皆知ってることなのに・・・・・・
もう、どうにでもなれ、にゃ!
ことり「ふうん。そっかぁ。凛ちゃんって猫みたいだけど、猫ちゃんと仲良くないんだね」
・・・?あれ?
乗り切った・・・・・・?
凛「そ、そうなの!つらいにゃあ~。凛はこんなに猫ちゃんが大好きなの・・・」
グイッ
ことり「嘘つき」
っ!!!!!
キィィィィ・・・・・・
海未「すみません。遅れてしまって・・・・・・」
絵里「あら、海未。どうしたの?心配してたのよ?」
海未「お昼休みから体調を崩してしまい、保健室で寝ていました・・・。連絡せずにすみません」
お昼休みから保健室で寝てた・・・・・・?
なら、授業中もいなかったってことだよね
わからない、なんて。
ことりちゃんは嘘をついていたってこと・・・・・・?
・・・・・・ことりちゃんは、なにを考えているの?
ことり「・・・・・・?」
ことり「」ニコッ
凛「」ビクッ
・・・怖い。
ことりちゃんは要注意人物にゃ。
絵里「で、体調の方はどうなの?帰ったほうがいいんじゃないかしら?」
海未「いえ、平気ですよ」
真姫「私情はなしで、医者の卵として言わせてもらうけど、お昼休みから連絡もできないほど倒れていたのに、激しい運動なんて無理よ。帰った方がいいわ」
海未「・・・・・・ほんとうに、私情は挟んでいないのですね?」クス
真姫「・・・えぇ」
海未「二人とも、心配しなくても平気ですよ。今日は見学してますから。もちろん、無理だと思ったらその時点で、自己判断で帰りますし」
絵里「わかったわ。」
真姫「・・・」
凛「海未ちゃん・・・・・・」
海未「そうだ。穂乃果は補習が長引いているらしく、練習にはこれないそうです。希も、気分がすぐれないらしく保健室で寝ています」
絵里「海未と入れ替わりになったってこと?」
海未「そうですね」
絵里「そんな素振り見せてなかったのに・・・希ったらどうしたのかしら?」
にこ「ほーら!いない組の確認もできたことだし、とっとと振付けの確認するわよ!」
絵里「・・・そうね。皆立ち位置について!三人抜けてるけれど、意識しながら踊るのよ!」
_____________
_______
___
「「「お疲れ様でした~!」」」
___コウモンマエ
凛「んー・・・・・・疲れたぁ。海未ちゃん、一緒にかーえろっ」
海未「そうですね。帰りましょう」
真姫「・・・凛。花陽と私もついていくわよ」
海未「というのは?」
真姫「ついていくというより、帰る方向が同じなんだから仕方ないじゃない。何か文句あるの?」
花陽「・・・。」
穂乃果「おぉーい!!!!みーんなぁー!!!!!」
凛「あ、穂乃果ちゃんだ!おーい!!」
穂乃果「もしかして、ちょうど今終わったとこ?!」
海未「そうですよ」
穂乃果「あちゃー!一足遅かったかー!」
穂乃果「・・・あ、でも!ことりちゃんと一緒に帰れる!よかった~」
ことり「・・・あ、こんなところにいたんだね穂乃果ちゃん。探したんだよ?」
穂乃果「ことりちゃん!探してた?どうして?」
ことり「ことり、ちょっと用事があるから、海未ちゃんと一緒に帰ってくれるかなぁ」
海未「・・・!」
穂乃果「用事?穂乃果もついていこうか?」
ことり「ううん。大丈夫だよ。先に帰ってて」
ことり「・・・あ、でも海未ちゃんとは一緒に帰れないのかなぁ?」
穂乃果「え?どうして?」
ことり「だって、海未ちゃん、凛ちゃんと付き合ってるんだもんね?♪」
シン、と
空気が張り詰めていくのがわかる。
この女は、本当に読めない。いや読ませようとしていないからだろうか?
天然での一言なのか、それとも、計画的な一言なのだろうか?
どちらにしろ、その一言には、この場の人々を黙らせる力を持っていた
穂乃果「・・・えっ?海未ちゃん、そうだったの?」
海未「えぇ・・・まぁ」
穂乃果「えー?!なんで穂乃果には知らせてくれなかったのさー!幼馴染でしょー?!」
海未「・・・」
穂乃果「うぇっへっへ。だったら、おじさん気を遣っちゃうなぁ~」
ことり「やだ穂乃果ちゃん、酔っ払いのおじさんみたい♪」
穂乃果「うがー!襲っちゃうぞー?!」
ことり「いやーん♪」
海未「・・・でも。帰る方向は一緒ですから。」
海未「固まって帰るのがいいでしょう?ほら、帰りますよ、穂乃果」
穂乃果「え?う、うん」
ことり「・・・」クスッ
凛「う、海未ちゃん待って・・・」
まきぱな「・・・。」
_____________
_______
___
___カエリミチ
こんなに辛い帰り道は、初めてにゃ。
空気が重い。どんより。
・・・今日は、あんまりいい日じゃなかったな・・・
真姫「・・・凛。どこまでいくのよ。私たちはここで曲がらないと帰れないわよ?」
凛「あ、うん・・・そだね・・・」
穂乃果「だって!海未ちゃん、送ってあげなきゃ!」
海未「そ、そうですね」
凛「海未ちゃん・・・?」
海未「・・・」
花陽「・・・凛ちゃんには、私たちがついてるから大丈夫だよ」
真姫「そうね。行きましょ?凛」
凛「・・・うん」
海未「ぁ・・・・・・」
どんどん、海未ちゃんが遠くになっていく。
どうして、追いかけてきてくれないの?
どうして・・・
_____________
_______
___
真姫「・・・凛」
凛「何」
真姫「話があるの。今日、家にあがってもいいかしら」
花陽「真姫ちゃん・・・」
凛「・・・別に、勝手にすればいいにゃ」
花陽「凛ちゃん!真姫ちゃんの話ちゃんと聞いてあげてよ!」
凛「・・・はいはい」
花陽「凛ちゃん・・・」
真姫「別に、構わないわ。とにかく、今日は家にあがらせてもらうから」
_____________
_______
___
___リンノヘヤ
凛「で、話って何?」
真姫「率直に言うわ」
真姫「海未とわかれなさい」
凛「・・・どうせそんなことだろうと思ってたにゃ」
真姫「あなたのことを思って言ってるの」
凛「これは凛たちの問題なんだから、真姫ちゃんは関係ないでしょ!真姫ちゃんは凛の何?!」
真姫「関係あるわよ!!!」
真姫「私は、私はっ!!凛が好きなんだから!!!!」
ううーん眠い
これにて終了です。
なーにが起承転結の起だよ。
まだ始ってすらないです^p^
今のままだと海未ちゃんはただのタラシーチカ(・8・)
頭の中の構想だと、海未ちゃんヤンデレ化までまだ少し・・・
それまでどうか>>1をみすてないでくださいOrz
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
明日はたぶん更新はなしかと・・・
できるとしても22時くらいになると思います
このSSの絵里がかしこくかわいくありますように…
凛「ま、ままままま真姫ちゃん?!//」
真姫「好きよ。私は凛が好き!照れ屋なところも、笑顔が似合うところも、元気なところも、ちょっと子どもっぽいところも、アホっぽいところも全部好きなの!」
真姫「・・・海未より、ずっと前から!!!」
凛「真姫、ちゃん・・・」
真姫「だから許せないのよ!!海未は・・・いったい凛の何を知ってるのよ・・・?」
真姫「っ・・・グスッ・・・・・・」
凛「真姫ちゃん・・・泣いてるの?」
真姫「凛も、凛もさっきのでわかったでしょう?!海未は、凛のことを好きなんじゃない。穂乃果の代わりにしてるだけよ!!」
っ・・・・・・!
その言葉で、さっきの帰り道のことがフラッシュバックした。
違う、だってあそこで凛と一緒だったら穂乃果ちゃん一人になっちゃうもん!
海未ちゃんは、穂乃果ちゃんを一人にしないように穂乃果ちゃんを選んだんだ!
真姫「凛も凛よ!!あなたは海未の事が好きなんじゃない。恋に恋をしているだけ!」
凛「そんなこと、ないもん!」
真姫「あるわよ!!!」
凛「じゃあこの守りたいって気持ちは何?!」
真姫「それは、好きって気持ちなんかじゃない・・・ただの、エゴよ・・・」
言い返せなかった。
そして、それ以上に、こんなに凛のことを思ってくれてる真姫ちゃんの言葉の一つ一つで、胸が痛くなった。
ドンッ
バサァッ
凛「いっ・・・・・・真姫ちゃん、なにするの・・・?!」
プチッ プチッ プチッ・・・
凛「や、やめて・・・脱がさないで・・・」
真姫「凛。ここからはあなたが決めて。海未と別れないのなら、このままあたしを突き飛ばして。諦めてくれるなら・・・このまま、あたしを受け入れてほしいの・・・」
凛「っ・・・・・・ぁ・・・」
プチッ、プチッ
真姫「・・・凛・・・っ」
失礼。
ほんとに一瞬で失礼します。
動悸が激しいのでこれにて終了です。
URがうみりんの可能性ですね。
嬉しいです
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
携帯からすみません
>>1です。
これから忙しくなるため、更新激減するという報告だけしにきました。
毎週日曜に一気に更新するつもりです(毎日一瞬だけ更新というのも手?どちらがいいでしょう?)
それでは
携帯からすみません
>>1です
これから忙しくなるため、更新が激減するという報告だけしにきました。
毎週日曜に一気に更新するつもりです(毎日一瞬だけ更新するというのも手?どちらがいいでしょう?)
それでは
長らくお待たせしました
これより再開します。
他の日が更新できないかわり、日曜は一日更新日とすることにします。
余力があればですが、金曜日にも微更新するかもしれないです
【真姫視点】
あぁ、私、なにしてるんだろ・・・・・・
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンッ
心臓が、早鐘のようにうつ。
私って、卑怯ね。
凛が突き飛ばせないことをわかってて、こんなこと
私は、悪い子になってしまったの?
凛「っぁ・・・真姫ちゃ・・・」
真姫「ボタン、全部外れちゃった。・・・意外と可愛いブラジャーつけてるのね」
凛「!!や、やだっ・・・」
軽く、軽く抵抗してくるようになったが、それでも全力ではない。
真姫「」カプッチュゥゥ・・・
凛「いっ!!いたぁっ・・・」
痛々しい程真っ赤に、凛の胸元を彩るソレは、私が今、たった一瞬でも凛を独占したという証だった
真姫「好き、好きよ、凛」
凛「いや・・・いやぁ・・・」
ピンポーン
・・・・・・・・・だれかしら?
【凛視点】
ピンポーン
ビクッ
突然の来客に驚いたのか、真姫ちゃんは少し凛のそばから離れ、
助かった、と
反射的にそう考えてしまった
・・・ねぇ、真姫ちゃん、どうしてこんな酷いことす・・・
ピンポーン
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
ドンドンドンッ
ドンドンドンッ
ドンドンドンッ
ドンドンドンッ
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
真姫「・・・一体だれ?!迷惑じゃ・・・・・・っ!!」
と、窓をのぞく真姫ちゃんが、独り言のように呟いたこの言葉を、凛は聞き逃さなかった
真姫「・・・・・・海未っ・・・」
凛「!!!」ダダダッ
真姫「あ、凛っ!」
乱れた服を着直しつつ、一気に階段を駆け降りる。
海未ちゃん!海未ちゃん!海未ちゃん!!!!!
ガチャッ
凛「海未ちゃん!!」バーンッ
ドアをあけると、魚が死んだ時のように、ドヨンと濁った瞳をした海未ちゃんが立っていた
凛「っ!!・・・どうし、た、の?」
海未「・・・凛、少し部屋にお邪魔しても構いませんよね?」
凛「えっ?!や、今はだめにゃ・・・お部屋散らかってるしそれに・・・」
海未「何か隠さなければいけないことがあるのですか?ありませんよね?私たち、恋人同士なんですから。ね、凛?」
ぁ・・・
この海未ちゃんは、怖い。
本能的にそう感じ取った。
凛「ど、どうぞ・・・。凛の部屋は、二階だよ」
海未「それでは、失礼しますね」
靴を脱ぎ、階段を上っていく海未ちゃん。
海未「それと、凛」
海未「服が乱れていますよ。真姫となにかあったのですか?」
・・・ばれてる!
___リンノヘヤ
海未「・・・」
真姫「・・・」
・・・・・・うぅ
さっきからずーっとこんな風で、凛耐えられないにゃ・・・
凛「り、凛お茶淹れてくるね!」
海未「いえ、結構です」
真姫「そうね、私もいらないわ」
海未「凛に気を遣わせるなんて、何様ですか?」
真姫「それはお互い様。アポなしで急に訪問するなんて、礼儀がなってないわ」
海未「私と凛は、恋人同士なんですけどねぇ・・・」
凛「にゃ、にゃぁぁ・・・」
い、いつまでこの睨みあいが続くのかにゃあ・・・
海未「で、あなたは一体、私の凛に何をしたのですか?場合によっては、それなりの対応をとらせていただきます」
真姫「・・・海未だって。凛を放っておいて、穂乃果と何をしていたのかしら?」
海未「・・・っ!」
真姫「あなたね。私に何か物を言う前に、自分の行動を改めたらどうなの?あなたのせいで凛は傷ついたの。それはわかってるの?」
海未「それ、は・・・」
真姫「穂乃果のことが好きなんでしょ?!どうして!凛にまで、凛、にまで・・・」
凛「真姫ちゃん!も、もう十分にゃ!凛は平気だから、大丈夫だから・・・」
海未「・・・穂乃果のことは、もう諦めました」
凛「え・・・?」
海未「いいんです、もう」
海未「真姫、私はあなたに酷い仕打ちをしてしまいました。凛を、無理やり奪い取るようなこと・・・。確かに私は、凛のことを想う気持ちは、真姫より劣っています。逆もまた然り、凛もそうなのでしょう。」
海未「でも、それでも、私は凛のこと愛していきたい、守ってあげたいと思っています。だから、どうか、認めてください」ドゲザー
凛「にゃっ!う、海未ちゃん?!」
真姫「そ、そんな真似やめてよ!そんなこと、されたら、認めないといけなくなるじゃない・・・」
海未「真姫の判断で、構いませんよ」
真姫「・・・凛は、どう思ってるのよ?」
凛「え?」
真姫「・・・さっきの返事、聞かせてほしいの。今、ここで」
凛「真姫ちゃん・・・」
凛「・・・凛、真姫ちゃんの気持ちには答えらえないや。真姫ちゃんの言うとおり、凛と海未ちゃんは好き同士で付き合うことになったわけじゃないけど、でも、そんなのまだまだわかんないにゃ。まだ付き合って二日目なんだし」
凛「それに、それ以上に、真姫ちゃんは友達以上恋人未満でしかみれないにゃ・・・にゃはは」
真姫「・・・そう」
凛「ごめんね、真姫ちゃん」
真姫「・・・わかったわ」
真姫「海未、なら一度だけ凛と二人きりでデートさせて?」
海未「デート、ですか?」
真姫「そうしたら、凛のこと、諦めるわ」
凛「・・・」
海未「・・・わかりました。いいでしょう」
真姫「・・・ありがとう。またいろいろ連絡するわ。」
凛「うん。わかった」
真姫「じゃあ、そろそろお暇させてもらうわ。・・・凛。酷いことして、ごめんなさい」
そういって、すこしションボリした顔をしながら、真姫ちゃんは凛の部屋から出て行った。
これで、よかったのかな?
_____________
_______
___
凛「・・・海未ちゃんは、ほんとに穂乃果ちゃんのこと、いいの?」
海未「・・・えぇ。もう完全に吹っ切れました」
凛「ほんとに?」
海未「ほんとに。」
凛「ほんとのほんと?」
海未「ほんとのほんとです。」
凛「・・・よかった」
海未「・・・私は今日から凛キチになります!」
凛「え?」
海未「凛。私を選んでくれて、ありがとうございました。その代りに、いっぱいいっぱい貴方を愛したいと思います」
凛「・・・うん!凛も、大好きだよ」ギュゥッ
海未「・・・そうだ。お風呂に入りましょう」
凛「えっ?!なんで急に?!」
海未「沸かしてもらえますか?温度は熱め。42度でお願いします」
凛「う、うん・・・わかった」
_____________
_______
___
___オフロバ
にゃ、にゃぁぁぁぁぁぁ//
凛も海未ちゃんもすっぽんぽんにゃ
恥ずかしすぎるにゃあ・・・//
海未「凛、顔が真っ赤ですよ。やはり熱さのせいですかね・・・」
凛「そ、そうだよ!ほんとにあっついにゃー!なんで42度なのー?!」
海未「だって・・・。」
海未「血流がよくなると、痕も消えるのが早くなるでしょう?」ニッコリ
凛「・・・?どういう意味?」
海未「ふふ。凛は知らなくてもいいですよ。じゃあ、あと500数えたらあがりましょう」
凛「ご、500ぅ!無理にゃあ・・・」
海未「大丈夫ですよ。せーの、いーち、にーい、さーん、しーい・・・・・・」
これで、問題も解決。
穏やかな日々が戻ってくる、かにゃ?
以上で今日の更新終わり。
ではでは、また来週・・・・・・
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
報告が遅くなりすみません。
今日は気分がすぐれない為、更新を明日に延期します
明日も続く場合は、今週の更新は中止ということでお願いします。その場合は再度報告にきます
申し訳ありません。
18:00以降の更新となると思います
昨日はすみませんでした。無事回復です。
長らくお待たせしました。
これより再開します
それからの毎日は、本当に幸せだった。
朝は海未ちゃんのモーニングコールから始まり、
昼は中庭でお昼を食べて、
もちろん、帰り道も一緒!
海未ちゃんってばすっごく厳しくて、いつものラーメン屋には行かせてくれないのにゃ。
しばらくいってないし、おじちゃん心配してるんだろうなぁ
でも、でも
それ以外はすっごく優しくて、凛に時計とか猫の置物をプレゼントしてくれたんだよ!
えへへ。
猫ちゃんは机に置いて、時計も毎日つけてるんだ!
・・・なんかね。海未ちゃんといると、なんでも見透かされた気分になる。
凛のこと、全てをわかっているような、そんな感じ・・・
これは、かよちんや真姫ちゃんといるときとは違う
だからかな?
海未ちゃんと一緒にいると、安心するんだ。
まるで、本物のお姉ちゃんみたいなんだ。
凛は、海未ちゃんと、ずーっと一緒。ずーっと、ずーっと・・・・・・
ずっと、一緒ですよ
_____________
_______
___
ズ、ズズ、ズーーーーーーーー・・・・・・
真姫「ちょっと凛。行儀悪いわよ」
凛「海未ちゃんとおんなじこといってるにゃあ」
真姫「・・・もう。今日くらい海未の話はやめてよ」
凛「えへへ。そうだね」
今日、真姫ちゃんと二人でデートにきていた。
_____________
_______
___
海未「行動可能範囲は電車二駅!」
凛「えー!狭すぎにゃあ!」
海未「二人で逃避行されても困りますからね!これでも譲歩したほうです」
真姫「別にそんなことしないわよ・・・」
海未「手つなぎは認めましょう。でも!!キスはなし!キスはなしですからね!!!凛はキスに弱いんですから!もし凛の身に何かあると考えると私は、私は・・・!」
海未「・・・あれ?凛?」
_____________
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___
真姫「でも、よかったの?何も言わず抜け出すようなことして」
凛「ああなるともーっと条件つけられちゃうし・・・。せっかくのデートなんだから、楽しみたいでしょ?」
真姫「・・・そうね//」
凛「じゃあいこっ!この街でも十分楽しめるにゃ!」
___キッサテン
ズ、ズズ、ズーーーーーーーー・・・・・・
真姫「ちょっと凛。飲み終わってるのに啜るのやめなさいよ。行儀悪いわよ?」
凛「海未ちゃんとおんなじこといってるにゃあ」
真姫「・・・もう。今日くらい海未の話はやめてよ」
凛「えへへ。そうだね」
___クレープヤサン
チョコバナナクリームスペシャルト、トマトツナクレープニナリマス
アリガトウゴザイマシター
真姫「ずいぶん並んだわね・・・。さすがことりのオススメの店だわ」
凛「どうして真姫ちゃん、人気店にきてるのに惣菜系なの?!」
真姫「だ、だってトマトが・・・」
凛「凛、甘いクレープ以外を食べてる人初めてみたにゃ!」
真姫「!!じゃあ、今私は凛の初めてなのね?!」
凛「?そう、なのかなぁ・・・?」
真姫「ワ、ワタシガリンノハジメテリンノハジメテリンノハジメテ・・・・//」
真姫ちゃんはどうやら酷い勘違いをしているご様子にゃ
___ネコシャシンテン
凛「わー!みてみて!猫ちゃん可愛いにゃあ!!」キラキラ
真姫「ほんと。よく撮れてるわね」
凛「わわわ~//猫ちゃんいっぱいにゃあ!かわいいにゃあ・・・」ウットリ
凛「あ!猫ちゃんのしおりが売ってる!買ってくるにゃあーっ!」タッタッタッ
真姫「・・・本物の猫みたい・・・」
うーんすみません
眠気半端ないのでここで終了します(変なミスばっかり申し訳ない・・・)
少し反省して、もう少し話を練り直してきます。
来週にこうご期待。
あと、pixivにここに投稿したのを推敲し、まとめたものを載せてます(まだ①までですが)
よかったら探してみてください
P.S
公式でうみりんに>>1のライフは0です・・・
これより再開します
今回は本編は短いですがおまけも書く予定
あと余談ですが、この話の中の時期は一期と二期の間、夏休みくらいの設定です
___ゲームセンター
凛「やっぱりおでかけと言えばここだよねっ」
真姫「ふふん。コインゲームなら真姫ちゃんに任せなさい!」
凛「えー?!そんなのツマんないにゃ!やっぱりUFOキャッチャー・・・」
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
スゲェ ナンダナンダ?? トップジャネエカ・・・
ザワザワザワヤザワザワ
真姫「なんだか向こうが騒がしいわね・・・」
凛「ちょっと行ってみる?」
___オンガクケームコーナー
ザワザワザワザワザワザワザワザワヤザワザワザワザワ
ツインテールスゲー・・・ ブッチギリジャネーカ
にこ「ふふんっ。ちょろいわねー、景品のぬいぐるみ、お一つ無料は頂いていくわよ!」
凛「にこちゃん・・・なにやってるの?」
にこ「??!!!!!????」
真姫「」カミノケクルクル
にこ「あ、あんたたちなんでこんなところに!!」
凛「それはこっちのセリフにゃあ」
真姫「スクールアイドルフェスティバル大会・・・ねぇ。ぬいぐるみだなんて、可愛い所あるのね」
にこ「~~~~!!!!//こ、これはこころ達のプレゼント用よ!!勘違いしないでよね?!」
凛&真姫「ふうん・・・」
にこ「ええい!あんたたちも参加しなさい!勝負よ!!!!」
_____________
_______
___
凛「いやあ。完勝だったにゃあ!」
真姫「そうね、楽しかったわ」
凛「にこちゃんの去り際。覚えてないさいよ~!!が強烈だったにゃ・・・ぷぷっ」
真姫「そうね、あの顔を思い出すと・・・ふふっ。」クスクス
あはははは・・・・・・・・
凛「そうだ。・・・はい!」ヌイグルミムリョウケン
真姫「ええっ!別にいいわよ。私、ぬいぐるみとか趣味じゃないし・・・」
凛「ううん。真姫ちゃんにあげるにゃあ。優勝したのは真姫ちゃんなんだし!」
真姫「でも・・・。」
真姫「そうね。じゃあ、もらうわ」
凛「ぬいぐるみ、なににするの?」
真姫「そうね・・・」
真姫「これにしようかしら?」
凛「・・・なにこれ?ストラップ?しかもこれ、簡単にとれちゃうよ。どうせならおっきい、とれにくいのがいいと思うにゃあ」
真姫「これでいいの。だって・・・」コインチャリン
ウィーン・・・・・・
ポテッ
真姫「はい。」ストラップー
凛「え?」
真姫「お、お揃いできるでしょ!」
凛「・・・ふふっ。そうだね、ありがとう、真姫ちゃん」ニコッ
真姫「・・・別に。私がしたかっただけだから・・・」
凛「えへへ。なんか照れちゃうにゃあ//」
真姫「上手いこと黄色がとれたわね。なら私は赤色にしようかしら?」
スミマセーン
コレクダサイ・・・・・・
真姫「(凛とお揃い・・・自分でしといてあれだけど、恥ずかしい・・・)・・・//」
凛「もう夕方だねぇ・・・そろそろ帰ろっか?」
真姫「そうね//」
凛「・・・ねぇ。最後に、あれしていこっか?」
_____________
_______
___
凛「あはははっ!真姫ちゃん、全部の写真で照れてるにゃあ」
真姫「し、仕方ないでしょ!//プリクラなんて初めてなんだから!//」
凛「そのわりには、ラクガキがノリノリじゃない?」
真姫「それは・・・絵を描くのは得意だし・・・//」
凛「へぇ・・・・・・・・・あれ?」
ニャーン
真姫「あら、可愛い猫ね」
凛「うぅ。凛は触れないにゃあ」
真姫「そっか。アレルギーだったわね・・・」
凛「うう。こんなに可愛いのに、ツライにゃあ・・・・・・」
ニャーン
パクッ
タッタッタッタッタッタッ
凛「・・・あっ!凛のストラップ!返してにゃあー!!」ネコオイカケ
真姫「ちょっ、凛!!」
_____________
_______
___
___ミシラヌアキチ
凛「ハァハァハァ・・・・・・猫ちゃんいたにゃ・・・!」
ニャーン
ポイッ
タッタッタッタッ
凛「よかったにゃあ~・・・真姫ちゃん!ストラップ取り返したよ!」
真姫「それはよかったけど・・・ここ、どこかしら・・・?ずいぶん走ったわね・・・」
凛「たしかに・・・帰れるかなぁ・・・?」キョロキョロ
凛「・・・!うわあ、真姫ちゃん見て!おっきい木だねぇ・・・!」ミアゲ
真姫「ほんと・・・樹齢はどれくらいかしら。幹の太さからして、相当なものだと思うわ」
凛「・・・不思議な場所だね、ここ。なんか、落ち着くっていうか・・・」
真姫「たしかに。都会の真ん中に、こんな場所があるなんて・・・」
凛「えへへ。走り回って、凛疲れちゃったにゃ。もうちょっと、ここにいたいにゃ」
真姫「・・・ええ。でも、暗くならない内には帰るわよ?」
【真姫視点】
ザアアアアアアアア・・・・・・
さっきまでいた場所と違って、私たちが迷い込んだ場所には、爽やかな心地いい風が吹いていた。
なんだか、「不思議の国のアリス」みたい
凛「えへへ。今日は楽しかったね、真姫ちゃん」
真姫「・・・そうね」
凛「クレープ食べて、写真展に行って、ゲームセンターでにこちゃんと勝負して・・・」
凛「お揃いのストラップにプリクラ。思い出いっぱいにゃ」
真姫「そう、ね」
凛「・・・今日も一日終わっちゃうね。明日からまた学校かぁ」
・・・そうだ。
日が落ちれば、このデートは終わる。
デートが終われば、凛は海未の元に行く。
そうすれば、もうこんな風に二人きりでいれることはなくなる。
・・・・・・考えたくない。そんなの、考えたくない___......
凛「真姫ちゃん、どうしたの?帰れるか心配?」
真姫「べ、つに。そんなんじゃないわよ」
凛「じゃあ、どうしてそんなに泣きそうな・・・」
ギュッ・・・・・・
凛「ま、真姫ちゃん?!」
真姫「お願い。今だけはこうさせてて。今だけは、私だけの凛でいてほしい」
凛「・・・うん。わかったよ」
真姫「凛。ごめんなさい、ごめんなさい。この前、あんな酷いことしてしまって・・・」
凛「ううん。凛は平気だよ。」
真姫「そのことが、ずっと、引っかかってて、凛は、私に幻滅したんじゃないかって」
凛「そんなことないよ。むしろお礼を言いたいくらいにゃ。真姫ちゃんのおかげで、凛は海未ちゃんとちゃんと向き合えるようになったんだよ?」
真姫「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
凛「謝らないで真姫ちゃん」
真姫「ごめん、なさい」
凛「もう、謝らないで・・・」チュウッ
真姫「・・・??!!」
凛「今だけは、真姫ちゃんの凛だから」
真姫「・・・っ//」
凛「ご、ごめんね。びっくりさせちゃったかにゃ・・・?」
真姫「・・・っぐす・・・そんなんじゃなくて」グスッ
凛「泣いてるの・・・?」
真姫「だって、何回も夢にみたことが、今叶ったんだもの・・・っ。嬉しくて、ちょっぴり複雑」
真姫「・・・・・・私は、凛が好きよ。ほんとに、好きなんだからっ!!ずっと見てたんだから・・・ぁ」
真姫「でも、悔しいっ。とられたのもそうだけど、躊躇して、行動にだせなかった自分が悔しい・・・っ」
凛「・・・っ。ごめんね、真姫ちゃん、ごめんね・・・」
真姫「」チュウッ
凛「んうっ・・・・・・?!」
真姫「・・・仕返し//」
凛「ふ、ふふっ。真姫ちゃん、顔が涙と鼻水でぐしゃぐしゃにゃあ」
真姫「ええっ、嘘!やだ・・・」ゴシゴシ
凛「ゴシゴシしちゃだめだよっ。はい、ハンカチ」
真姫「・・・ありがとう//」フキフキ
真姫「ねぇ、凛、もう一回だけ・・・」
凛「・・・うん//」
チュゥ・・・・・・
幸せな時間。何回も夢にみた瞬間。唇が触れ合う、この一瞬。
私は、神様なんて非現実的なもの信じちゃいないけど。
この時だけは、お願いしてしまった。
都合のいい時だけ信じるなんて、ちょっと都合がよすぎるかしら?
でも、ほんとうにいるのならば、叶えてほしい。
お願い。
この時間が、この瞬間が、この一瞬が、ずっと、続きますように。
私が大好きな人が私のものであるこの時が、ずっと続きますように___.....
凛ちゃんがちょっとビッチくさくなってしまって申し訳ないです
今回はここまで。
とりあえずこれでしばらくは、しつこいまきりんは一旦終了。
これからちょっと血なまぐさくなるかもしれません
おまけ書く時間なくなってしまったので、明日時間があれば、また書きにきます・・・
それでは、せーのっ
\うみりんもっと増えろ!/
報告が遅れてしまったこと、無断で更新を滞らせてしまったこと、本当に申し訳ありません。
>>1は最近、家庭のほうで不幸があったたために、ちょっとというかしばらくは立ち直れそうにありません。
なので、しばらく更新は不定期にさせてもらいます。
ふらっと立ち寄ってみたら、あ、更新されてる。程度に思いながら読んでもらえたらと思います。
文章かなりおかしいです、お察しお願いします。
来年の今頃までには終わってることを願います……
真姫ちゃんとキス、してから丁度一週間がたった。
学校では毎日当たり前のように顔を見合すけど、あの日以来、ぱったりと二人で話すことはなくなった
それはそれでちょっと寂しい、かな?
凛(真姫ちゃんの唇柔らかかったな・・・)
「・・・ん」
凛(髪の毛もいいにおいだったし・・・)
海未「凛!」
凛「!!!にゃっ?!」
海未「さっきからぼーっとして・・・どこか具合でも悪いのですか?」
凛「そ、そんなことないよ!ちょっと考え事してただけにゃ」
海未「考え事、ですか?・・・まったく、英語を教えてほしいと頼んだのは凛のほうでしょう?」
凛「ううー。ごめんなさいにゃあ・・・」
海未「まったく・・・。でもまぁ、かなり長い時間集中してやりましたし、もうひと頑張りしたら休憩しましょうか。ほむ饅があるのでその時に食べましょう?」
凛「にゃっ?!がんばるにゃあ!」
海未「ふふ、休憩と聞いた瞬間に元気になりましたね」クスクス
(酉上手くいってますかねこれ・・・。とりあえず生存してます)
テス
皆さんお久しぶりです。
覚えてる方はいらっしゃるでしょうか?>>1です。
消えてる間にも保守してくれた方々、ありがとうございました。
ただ、再開はもう少し先になるかと・・・
早くて二月半ば。最悪三月半ばには完全復帰できるはず。いやさせます・・・!
落ちてたら落ちてたでその時は新スレたててほそぼそと書きつづけますので、もうしばらくお待ちくださいorz
P.S
海未ちゃんがかなりHENTAIになりそうな冬がくれた予感
テス
長らくお待たせしました>>1です。
ようやく、長く辛い山場を乗り越えることができました・・・!
拙い文章でありますが、見捨てず保守やコメントしてくださった方々
本当に感謝しています。
長くあけてしまった理由は・・・時期的に話さなくてもわかってしまうでしょうか?
さて、これから再び投稿を再開するつもりなのですが、
長くあけている間に、もう一度設定を練り直したり、構成を考えなおしたりしました。
そのために、話のつじつまがあわなかったり、あれ?こんなネタあったっけ?
ということがあるかもしれませんが、大目にみてやってください・・・。
あと文体が変えたため(?)気持ち悪く感じるかもしれません。
それでは再開します。
あ、海未ちゃんHENTAI注意!
______...
うぃ・・・うぃず?うぃずってどう訳せばいいのっ?!
えっとですね。これは付帯状況のwithと言いまして・・・
avoid、promise、stop、escape、decide・・・。・・・どれが動名詞をとってどれが不定詞をとるのか覚えらんないにゃー
ふふ。強引ですがわかりやすい裏技のような覚え方を教えましょうか
えええ?このpatって何者にゃ・・・?!
pat・・・うぅ・・・pat様・・・・・・・・
にゃっ?!急に頭抱えてどうしたの?!
_____
___
_
凛「うー・・・。もう何も頭にはいらないにゃ。断固休憩を要求します!」
海未「そうですねぇ、かなり長い時間がんばりました。休憩しましょう。ほむ饅とお茶のおかわりを用意してきますね?待ってる間、楽にしてて構いませんよ」
凛「わーいやったにゃ!」ゴローン
海未「・・・湯の温度は60度、茶葉は・・・このくらいですね」
お茶を淹れるのは好きだし、
それを振舞う相手が特別な人だと思うと、いつもより気合がはいってしまう。
盆にほむ饅をのせた皿と急須を置き、恋人の元へ向かった。
海未「凛、お茶が入りましたよ。・・・凛?」
襖を開くと、そこには机に突っ伏してスヤスヤと寝ている恋人の姿があった
海未「がんばりすぎて、疲れてしまったのですね。」
寝かせておいてあげましょう。
そう思い、盆を机の上に置き、奥からタオルケットを持ってきてかけてやる。
海未「さて、凛が起きるまで自分の勉強でもしましょうかね」
課題のでていた数学の問題集を開き、とりかかる。
・・・が、くうくう寝ている凛を前にして集中できずに途中で手が止まってしまう。
海未「(集中できませんね・・・)」
すぅ・・・すぅ・・・
海未「ふふ。やはり凛は可愛いです。μ's内・・・いえ、他のどのスクールアイドルよりも可愛いです」
そんな事を言いながら、顔を覗き込む。
長いまつ毛、少し開いた小さな唇、ピンクのほっぺた
あぁ、可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ可愛いなぁ・・・・・・
・・・・・・少しくらい、舐めたりなんかしても構いませんよね?
いいえ、いいはずです。
だってこんなに可愛いんですから。
無防備な凛がいけないんです。ええ、いいに決まってます。
一歩、二歩と恋人の傍に寄り、
顔をあと3cm・・・2cm・・・1cm・・・と近づける
凛「ふ、ふふ・・・くすぐったいよぉ・・・・・・」
海未「!!!お、起きていたのですか・・・?!」
凛「くすぐったいよ・・・かよち・・・むにゃ・・・・・・」
海未「かよ、ち・・・?」
凛の口からでてきたその名前は、明らかに私の名前ではなかった。
海未「花陽・・・花陽・・・。・・・そう、ですよね。幼馴染ですもの。仲がいいですから、ね」
胸の奥がざわつき、喉がカラカラと乾いてくる
・・・赤黒いどろどろしたナニかがとぐろを巻いて、グラグラと身体を震わせる。
この感情は一体なんなのだろう?
始まりたくなる、りんりんring a bell♪
突然鳴り始めた凛の携帯の着信音でハッと我にかえる。
海未「いけませんね・・・少し疲れてるのでしょうか」
すっかり冷めてしまっているお茶を飲み干し、音の鳴っている鞄の中から携帯を取り出し、凛の身体を揺さぶる
海未「凛、凛。起きてください。携帯が鳴っていますよ」
凛「う、ん・・・。あれ・・・凛寝ちゃってたのかにゃ・・・」
海未「急ぎの用かもしれません。早くでてあげてください」
凛「にゃ・・・海未ちゃんありがと」pi
もしもし、お母さん?どうしたの?
そう凛が話し始めてから、あまり会話の内容を聞かないように努めた。
どうやら相手はお母様のようだ。
外も暗くなってきているし、早く帰ってこいと言われているのだろうか?
凛が電話をしている間、なんだか落ち着かなくて、
なんとなく目線を机の方に戻した。
海未「(・・・?凛、ペンケースにストラップなんかつけていましたっけ?)」
黄色の猫のストラップ。
クラスはおろか学年すら違うため、凛の勉強道具をみる機会は少ないが
少なくとも一か月前はつけていなかった。
海未「(いえ。凛は元々ストラップの類をつけたがるタイプですし、別に気にする程のことではありませんよね。普通のことです、よね)」
普通のこと。
・・・普通の事なのに、何故かすごく気にかかった。
凛「ふー。ごめんね海未ちゃん。電話終わったよ」
海未「いえ。お相手はお母様ですか?」
凛「うん。ご飯はどうするの?って。帰りにラーメン食べて帰ろうかなって思ってたからいらないって言っちゃった」
海未「またラーメンだなんて、身体に悪いですよ。・・・よかったら食べて帰りますか?」
凛「本当っ?!」
海未「ええ。いつも食べる時は一人ですし、むしろ一緒に食べてほしいです」
凛「わーいっ食べる食べる!」
海未「わかりました。・・・休憩もとれたことですし、勉強を再開しましょうか?」
凛「うぐ・・・まだやるのぉ?」
海未「当たり前です。期末試験も迫ってきてることですし、がんばりましょう?」
凛「うう、はぁーい」
それから、凛は嫌そうに英語の参考書を開く。
海未「・・・そういえば、私のあげた腕時計、つけていないのですね・・・?」
今まで全然気にならなかったのに、どうしてだろう?すごく気になってしまった。
凛「あ、ごめんね海未ちゃん。たまにつけるの忘れちゃうんだ」
海未「・・・。」
凛「にゃっ!いつもはつけてるんだよ?!ほんとだよ!」
海未「・・・いえ。これからは忘れないでくださいね・・・?どこへでかけるにも、必ず。朝起きてから夜寝るまで、肌身離さないでください」
凛「う、うん。わかったにゃ・・・?」
それでは、再開しましょうか。
そう言って、凛の参考書に目をやる。
・・・本当に忘れないでくださいね?
そうでないと、私が、凛の事を、ミウシナッテシマイマスカラ___
このSSまとめへのコメント
こういうギスギス系はなぜか読みたくなってしまう
つまらない
めっちゃ続き気になるわ
うみりん一筋にしろ
自分で書いて、どうぞ
ことりの不遇率…
くっさw
いやはや目が離せません