俺「死にてー、過去に戻りてー」 (5)
俺「最近何をやってもダメ、この前の面接では爆裂な屁をこいて不採用……」
俺「俺の過去が変えれたらいいのになぁー」
母「俺ー、いい加減出てきなさい!!」
俺「(うるせー、ヒキニートには優しく対応しやがれ、自殺すんぞ)」
母「俺ー……ハァ…」トボトボ
俺「諦め早ぇwwww」
母「お父さん、今日も駄目だった…」
父「……そうか、後で俺が……行く」
母「俺……いつからこうなっちゃったの……」
俺「……何か悲しくなってきた」
俺「過去って変えられないのかなぁ」
???「俺くん、過去は変えれるよ!」
俺「え!もしかして、ドラえもん!?」
???「惜しいね、僕はドラえもんの孫の孫」
???「エモッモー・ドラドラ、さ!」
俺「エモ……ドラ??」
エモドラ「そう、僕は君の過去を変えにきたんだよ!」
エモドラ「でも変えるのは僕自身じゃない、君だよ!」
俺「は?意味わからんし」
エモドラ「過去変化機~♪」
エモドラ「この機会に過去へ行きたい年を言うと、その過去へ行けるし、その過去をまるまる消す事もできる!」
俺「そんな事したら、俺が消えて…」
エモドラ「大丈夫だよ、自分が産まれた年意外の過去を消しても、今の自分に何の影響もないよ」
エモドラ「産まれた日を消してしまうと自分も消えるけどね」
俺「そんなことができるの!?エモドラ、早く貸してよ!」
エモドラ「はい、俺君」
俺「じゃあ、まず、2013年!」
ブォン
俺「うわっ、本当に2013年?」
俺「いや本当だ、エモドラもいないし昨日買った同人誌もない!」
俺「やったぁ、本当に2013年だ!」
俺「まずは屁をこいた面接の日に行こう!」
ブォン
俺「よーしっ、会社にいこう!」
面接官「えー、俺く」
過去俺「(やばい、屁が……)」
ガチャッ
俺「やめろーーー!」ドゴォ
過去俺「いてぇ、誰だ……!」ブリブリブリビチビチビチビチブリッブリリッブリッ、プスゥ~
面接官「きみ不採用ね」
過去俺「はい……」
俺「やばい逃げよ」
俺「チッ、つまんねぇ」
俺「俺の最大のミス、1999年に行こう!」
1999年
俺は学校一のブスで有名なブス女に告白された。当然断ったが後日、ブス女家は宝くじ7億円を当て、一気に大金持ちとなった。
今は他の男と暮らしている。
その男はブス女の金のおかげで幸せに暮らしている。本当は俺が幸せになる予定だった。
俺「1999年、告白現場……と」
ブォン
ブス女「よかったら、お付き合いさせてください!」
過去俺「いや、当然無理やけ」ドゴォォォォォォボッコォォォン!!!
俺「そんなん言ったらブス女ちゃんが傷付くやろーーー!!」
過去俺「だだだだれ!?このオッサン!!」
俺「過去を変えにやってきた、お前の15年後の俺や!!!」
過去俺「なわけないやろボケ、誰」
俺「だから!!お前だよ!」
ブス女「あわわわわわわ」ウルウル
ブス女「あわわわわわわ」涙ダラダラ
ブス女「うわあああん!」タッタッタッタッタッ
俺「にげちゃった」
過去俺「結果オーライやな」
俺「もーしらん」
ブォン
誰も見なくて草
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