西園寺「コミケ?」七海「うん」 (51)

西園寺「何それ」

七海「コミックマーケット。通称コミケって呼ばれているイベントだよ」

七海「毎年夏と冬で3日間に渡って開催されるんだ」

小泉「コミックってことは、漫画・・・とかかしら?」

七海「漫画・・・だけどちょっと違うかな」

七海「コミケっていうのはね、いわゆる同人誌即売会みたいなものだよ」

罪木「同人誌ってなんですかぁ・・・?」

七海「簡単にいうとね、ファンの人が書いた漫画だよ」

小泉「やっぱり漫画なのね」

七海「漫画・・・だけどちょっと違うかな」

西園寺「何このデジャブ感」



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山田「コミケと聞いて」

弐大「それで七海よ、そのコミケがどうしたんじゃ?」

七海「あのね、去年までは一人で行ってたんだけど」

七海「今年はみんなと行きたいなって思ったの」

狛枝「あははっ、嬉しいな。ボクみたいなゴミクズを誘ってくれるなんて」

西園寺「えーわたし興味ないから行きたくないんだけど」

七海「」シュン

小泉「ア、アタシでよければ一緒に行くよ?」アセアセ

七海「」パァァ

弐大「否、わしも行くぞ。七海にはいつも世話になっておるからのぅ」

七海「」パァァ

狛枝「ボクもご一緒させてもらっていいかな?」

七海「」パァァ

罪木「わ、私も・・・行きたいですぅ!」

七海「」パァァ

西園寺「・・・」

七海「」ジッー

西園寺「わ、わかったって!行くからこっち見んな!」

七海「ありがとう、みんな」パァァ

罪木「ふゆぅ・・・緊張してきましたぁ」

西園寺「じゃあ来んな!」

罪木「ふぇ、ふぇぇぇ!!??」

七海「じゃあみんな。コミケは明後日から開催だから」

七海「明日の23時にここのファミレスに集合してもらっていいかな?」

一同「はーい!」

その日の夜


西園寺(あーあ、なんかめんどくさいことに巻き込まれちゃったなぁ)

西園寺(まぁいいや、ゲロブタに全部奢らせよっと)


小泉(コミケ・・・ちょっと気になるわね)

小泉(ネットで調べておこうかしら・・・)


弐大「くそじゃぁぁぁぁぁ!!!!」


狛枝(コミケ・・・なんて希望に満ち溢れた言葉なんだ)

狛枝(わくわくしちゃうな)


罪木(ふゆぅ・・・お友達と遊びに行くなんて初めてですぅ・・・)

罪木(緊張してきましたぁ・・・!!)

翌日


七海「みんな、おまたせー」

西園寺「七海おねぇが一番来るの遅いってどうなの?」

七海「ごめんね、準備に手間取っちゃ・・・」

七海「西園寺さん!!」机バン!!

西園寺「」ビクッ

西園寺「な、なに!?」

七海「なんで着物なの!!??」

西園寺「なんでって・・・いつも通り着物を着てるだけじゃん」

七海「わかってない!わかってないよ!」

西園寺「何が!?」

七海「西園寺さん、明日死んじゃうよ!?」

西園寺「はぁ?」

小泉「あのね日寄子ちゃん、コミケっていうのはものすごく暑いイベントらしいの」

小泉「昨日ネットで調べたんだけど、去年は初日で21万人ぐらい来場したらしいの」

西園寺「21万人!?」

七海「うん、コミケは一大イベントなんだよ。もちろん今年の来場者も多いと思う」

七海「だから、そんな着物でいったら熱中症になるよ!」

西園寺「やっぱり帰っていい?」

七海「ダメ」

七海「みんな、飲み物は持ってきた?」

弐大「もちろんじゃ!ほれ、冷え冷えの水をたくさん持ってきたわい!」

七海「さすが弐大くんだね、頼もしいよ」

西園寺「えっ?みんな飲み物持ってきてるの?」

小泉「うん」

西園寺「わたし何も持ってきてないんだけど・・・」

七海「西園寺さん、死ぬよ!?」

西園寺「その言い方やめてよ!」

弐大「仕方ないのぅ。ワシの分を分けてやるわい」

七海「みんな、タオルは持ってきてるよね?」

罪木「はい・・・持ってきましたぁ」

西園寺「わたし、持ってきてない・・・」

七海「・・・西園寺さん」

七海「何しにきたの?」

西園寺「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

小泉「アタシ、タオル2枚持ってきてるから貸してあげるね・・・」

七海「あとは・・・空のペットボトルは持って行ったほうがいいかもしれないよ」

狛枝「何に使うんだい?」

七海「あのね、コミケはすごい行列ができるから、トイレに抜けるのは無理なんだ」

七海「だから、どうしてもトイレに行きたくなったときに使うんだよ」

弐大「ペットボトルをか?」

七海「うん、これがあれば列を抜けることなくトイレができるからね」

小泉「そ、それってつまり・・・」

七海「うん、ペットボトルに排泄す小泉「それ以上はだめぇぇぇ!!!」

弐大「クソじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

罪木「ふぇぇぇぇぇぇん!!!!!」

西園寺「帰りたいよぉぉぉぉぉ!!!!」

七海「持ち物はこれで大丈夫だね」

狛枝「まさかウィダ―インゼリーも必要だとは思わなかったなぁ」

七海「ウィダーボムをやられたときにやりかえさないといけないからね」

西園寺「ウィダーボム?」

七海「西園寺さん、ちょっとは自分で調べよ?」

西園寺「ごめんなさい・・・」

弐大「それで、なんでこんな時間にファミレスに集合させたんじゃ?」

七海「もちろん、今から作戦会議をするからだよ」

小泉「作戦会議?」

あれ?本編より絶望的??

七海「うん。これだよ」バサァ

狛枝「これは・・・地図かな?」

七海「コミケは人が多い分、計画を立てて行かないと、欲しい物が買えなくなったりするの」

七海「だから最初にどのコーナーを責めるか、チェックしておく必要があるんだ」

西園寺「そこまでするの!?」

七海「西園寺さん、コミケは戦場だよ」

西園寺「!!??」

狛枝「あっ!」

小泉「どうしたの?」

狛枝「今ツイッターを見たら、どうやら左右田くんもコミケに行ってるらしいよ」

七海「!!??」

七海「ちょっとそれ見せて!」バッ


和一・ネヴァーマインド『コミケ待機なう。もう2000人ぐらい並んでやがるw』


七海「狛枝くん!今すぐ左右田くんに電話かけて!」

狛枝「う、うん」

七海が違うベクトルで残念な子になってる


プルルルル


左右田「おう狛枝、どうした?」

七海「左右田くん!」

左右田「あん?その声は七海か?」

七海「徹夜は禁止だよ!!!!!!!!!!!」

七海「今すぐ戻ってきて!○○駅のファミレスで待ってるから!」

左右田「ちょっ、はっ?」

七海「来なかったら左右田くんとは絶交だから!!」


プツン


小泉「・・・ど、どうしたの?」

七海「コミケは徹夜が禁止されているんだよ・・・」

七海「散々徹夜はダメって言われてるのに・・・左右田くんには失望したよ」プクー

狛枝「よくわからないけど七海さんがそこまで怒るぐらいなら相当いけないことなんだね」


数時間後


左右田「・・・よぅ」

七海「あっ!左右田くん!」

七海「徹夜はダメだよ!」プクー

左右田「わ、わりぃ。どうしても欲しいグッズがあったから、つい・・・」

七海「たしかに徹夜はなくならないものだけど、それでもツイッターに書きこむのは危険だよ」

七海「炎上しても擁護してあげないよ?」

左右田「わ、わるかったって!」

西園寺「っていうかおにぃ、コミケとか行くキャラだったんだぁ」クスクス

左右田「い、いいだろそれぐらい!おれの楽しみなんだよ!」

左右田「っで、お前たちは何してるんだ?」

七海「私たちは一緒にコミケに行くんだよ」

左右田「マジか!西園寺、てめーもそういう趣味あったんじゃねぇかよ!」

西園寺「わたしは無理矢理連れてこられただけだし!」

七海「とにかく、始発までここで作戦会議だよ!」

これはちーたんも苦笑い……

小泉「千秋ちゃん起きて!」

七海「・・・Zzz」

西園寺「始発もうすぐなのに七海おねぇが寝てるってどういうことなのー!」

弐大「むぅ、仕方あるまい。七海はワシが担いで行く」

狛枝「とにかく、ホームへ急ごうか」


七海「あっみんなおはよー」

西園寺「おはよーじゃねぇよ!一人だけ寝やがって!」

小泉「まぁまぁ、ほら、始発の電車がきたわよ」

罪木「ま、満員電車ですよぉ!!」

七海「うん、みんなこの始発で会場に向かうからね」

狛枝「は、入れるかなぁ・・・」

西園寺「狭いよー暑いよー臭いよー」

小泉「日寄子ちゃん、がんばって」

七海「もうすぐ着くよ」


車掌「まもなくー○○駅―○○駅―」

小泉「よし、着いたわ」

西園寺「うぅ、疲れたよぉ・・・」

車掌「扉が開きます。ご注意ください」

七海「みんな、走って!」

西園寺「えっ?」


ガーー(扉が開く音)


オタク「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」ダダダダダッ


罪木「ひぇあっ!?」

弐大「乗客が一斉に走りだしたじゃとぉぉ!」

七海「まもなく列が形成されるよ!」

七海「みんな、はぐれないようについてきて!」ダッ

左右田「うぉぉぉぉぉ!!!!」ダッ

狛枝「小泉さん、大丈夫?」ダッ

小泉「あ、アタシは大丈夫!」ダッ

弐大「クソじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダッ

弐大がただ叫ぶだけ要員になってる気がするのは私だけなのかしら…


西園寺「ちょっみんなまって!着物だから走りずらオタク「ぶひぃぃぃぃぃl!!!」ダダダダダッ

西園寺「うわっ押すなよこのキモオタブタ野郎!」

西園寺「おねぇ、おにぃどこ!?」

西園寺「は、はぐれちゃった・・・うぅ・・・」

罪木「さ、西園寺さぁん!!」

西園寺「ゲロブタ!?」

罪木「こっちです!走れますかぁ!?」

西園寺「・・・う、うん・・・」

罪木「わ、私についてきてくださいぃぃ!!」ダッ

西園寺「ゲロブタ、たまには頼りになるじゃん・・・!」ダッ

罪木「ひぇぁぁぁあ!!!」スッテンコロリーン

西園寺「お前バカか!踏まれて死ね!」

七海「・・・」ムスッ

狛枝「なんとかみんな合流できたけど」

小泉「けっこう列の後ろの方になっちゃったわね・・・」

七海「西園寺さんと罪木さんがいなかったら・・・もっと前だったのに・・・」プクー

罪木「ご、ごめんなさぁい!!」

七海「特に西園寺さん!着物で来たの反省したかな?」

西園寺「う、うん・・・ごめん・・・なさい」

弐大「まぁまぁ、七海もそう怒るでない」

狛枝「それにしても、すごい人の数だね」

小泉「今日は平日なのに、こんなに来るものなのね」

七海「そうだね、でも去年よりは少ない・・・っと、思うよ?」

西園寺「あ、暑い・・・」

罪木「ふゆぅ・・・人が多すぎて動けませぇん」

狛枝「列が全然動かないね・・・」

七海「うん」

西園寺「小泉おねぇ、暇だからしりとりでもしよー!」

七海「西園寺さん!」

西園寺「今度は何!?」

七海「並んでるときはできるだけ体力を温存しておかないといけないよ」

西園寺「もう帰りたいよー!」

左右田「おい、列が動いたぞ!」

七海「みんな、はぐれたらダメだよ!」

狛枝「やっとこの暑さからぬけだせるんだね・・・」

左右田「言っとくが、会場の中も暑いから覚悟しとけよ?」

小泉「まるで地獄ね・・・」


スタッフ「ごち○さグッズ完売しましたー!」

オタク「うわぁぁぁぁぁぁ!!!もう死にたいぃぃぃ!!!!」

小泉「何だが向こう側が盛り上がってるわね」

七海「あっちは企業ブースっていって、グッズが販売されている方だね」

罪木「完売って・・・さっき列が動いたばっかりですよぉ!?」

左右田「人気のある作品なら即完売する場合が多いんだよ」

狛枝「だから徹夜してまで来る人が多いんだね」

七海「さぁ、そろそろ会場入りだよ」


ワイワイザワザワ


小泉「すごい・・・こんなにたくさんの同人誌が売ってあるなんて」

西園寺「ねぇねぇ、あそこにいるの辺古山おねぇじゃない・・・?」

七海「本当だ・・・ちょっと行ってみよっか」

辺古山「いらっしゃ・・・!!」

辺古山「お前たち、なぜここに!?」

西園寺「わー弱み発見しちゃったー!」

七海「辺古山さんが同人誌を書いていたなんて驚いたよ」

辺古山「あぁ・・・趣味で書き始めてな・・・今回コミケに出展することができた」

辺古山「ここで会ったのも何かの縁だ。ぜひ見て行ってくれ」

罪木「辺古山さん・・・絵がお上手ですねぇ」

小泉「ね、ねぇ・・・これって」


『くずぺこ日和!R-18』


狛枝「・・・絶望的だね」

辺古山「そ、それは悪いが売ることはできない//」バッ

西園寺「えーわたしたちお客なんだよー?」

西園寺「商売なめてんの?」

辺古山「こ、これだけは許してくれ・・・//」

左右田「なんで自分をモチーフに書いた本販売してんだよ・・・」

小泉「ちょっと//そこのメイド姿してるのって・・・//」

七海「売り子だね、コスプレしてお客さんを集める人だよ」

小泉「っじゃなくて!その・・・九頭龍じゃない・・・あれ?」

罪木「ほ、ほんとですねぇ・・・」

西園寺「おい九頭龍」

九頭龍「いらっしゃ・・・うぉあっ!?」

九頭龍「て、てめーらどうしてここに!!??」

小泉「それはこっちのセリフだよ!」


カシャッ

九頭龍「!?」

西園寺「お前のメイド服姿写真で撮っちゃったぁ!」クスクス

九頭龍「なっおいこらぁ!!」

西園寺「プークスクス!みんなに言いふらしてやる」

九頭龍「ま、まちやがれ!」

西園寺「は?誰に向かってそんな口聞いてんだよ」

九頭龍「うぐっ・・・ま、まってくれ・・・」

九頭龍「頼む・・・このことは内緒にしておいてくれ・・・」

西園寺「うーん、仕方ないなぁ」

西園寺「なーんて言う訳ないじゃん!」

九頭龍「・・・!!」

西園寺「わーい!帰ってからのみんなの反応が楽しみだねー!」

九頭龍「ま、まじで待ってくれ!そんなもんばらまかれたらおれは・・・」

九頭龍「もう学校に行けなくなっちまう!!」

西園寺「じゃあそれ相応のご奉仕しろよこのキモメイド野郎」

小泉「ひ、日寄子ちゃん・・・そろそろ向こうにいこっか・・・」

小泉「これ以上は本当に九頭龍、日寄子ちゃんのこと殺りかねないって・・・」

罪木「ふゆぅ・・・こっちにも私たちの本が置いてありますよぉ!」

小泉「見て!アタシと日寄子ちゃんの本があるよ!」


『まひひよティータイム』


西園寺「わーい!わたしこれ買おーっと!」

西園寺「ゲロブタ、これ買って」

罪木「ふゆぅ!は、はいぃ!」

小泉「日寄子ちゃん、蜜柑ちゃんに頼んだらだめだよ」

小泉「アタシと割り勘して一冊買おっか」

西園寺「うん!わかった!」

西園寺「ほんとゲロブタは使えないねー」

罪木「す、すみませぇぇぇん!!」

狛枝「あはっボクと日向くんの本もあるね」

売り子「裏側に本の中身を少し載せてますよ」

狛枝「本当かい?じゃあちょっと見せてもらおうかな」


『こまひな妄想伝記』R-18


七海「あっ狛枝くん。それは・・・」

狛枝「・・・」

狛枝「あははっ、参ったな。まさかボクと日向くんがそんなことをするなんて」

狛枝「とても興味深いけど、買っているのを日向くんにバレたら怒られちゃうからやめとくよ・・・」

罪木「あ、あのぅ・・・これくださぁい・・・」

売り子「はい、ありがとうございます!」

小泉「蜜柑ちゃん、何買ったの?」

罪木「ふゆぅ!えっと・・・その・・・」

西園寺「いいからさっさと見せろって!」バッ

罪木「ふゆぅ!」


『つみひよサーキュレーション』


西園寺「・・・」

罪木「す、すみませぇん・・・」

西園寺「ふざけんな!なんでわたしとゲロブタの本があるんだよ!」

罪木「ふぇぇぇぇ!!」

小泉「日寄子ちゃん!売り子さんの前でそれは言っちゃだめだって!」

七海「・・・」ジッー

弐大「七海、何を見てるんじゃ?」

七海「これだよ」


『真昼の身体inギャラクシー』R-18


弐大「・・・」

七海「これ、買っちゃおっと」

弐大「小泉にバレたらどうなってもしらんぞ・・・」

左右田「ソニアさんの18禁本!どこだどこだどこだ!?」

狛枝「左右田くん、そんなんだからかわいそうだって言われるんだと思うよ・・・」

左右田「う、うるせぇよ!」

西園寺「見て、わたしたちの何かがあるよ!」

七海「これはガチャガチャだね。中身は缶バッチみたいだよ」

小泉「自分のグッズってなんか恥ずかしいわね・・・」

弐大「否、せっかくだし一度回してみるとするかのぅ」


ガチャガチャ


弐大「むっ、左右田の缶バッチが当たったぞ」

西園寺「はずれじゃん」

小泉「回さなくてよかったわ」

左右田「なんでだよ!!」

七海「じゃあ次は私が回すね」


ガチャガチャ


七海「狛枝くんが当たったね」

狛枝「ボクみたいな奴が七海さんの手元にいくなんて嬉しいな」

西園寺「じゃあ次はわたしだねー!」


ガチャガチャ


西園寺「わたしが当たっちゃったよ!」

小泉「おめでとう、日寄子ちゃん」

西園寺「なんだか複雑な気分だよー!」

小泉「じゃあ次はアタシだね」


ガチャガチャ


小泉「唯吹ちゃんが当たったわ!」

罪木「次は私ですぅ」


ガチャガチャ


罪木「さ、西園寺さんが当たりましたぁ!」パァァ

西園寺「うわっ最悪」

罪木「な、なんでぇ!?」

左右田「よっしゃぁ!次はおれだな!」

左右田「ソニアさんが当たるまで回し続けるぜぇ!」


ガチャガチャ


ガチャガチャ


ガチャガチャ


小泉「アンタ、何回回してんのよ・・・」

七海「これで20回目だね」

左右田「くそぅ・・・なんでソニアさんだけ当たらねぇんだよ・・・」

西園寺「缶バッチのソニアにまで嫌われてるなんて絶望的だねー!」

左右田「うっせうっせ!まだ回してやるからな!」

七海「ストーーーーップ!!」

七海「回しすぎは他のみんなに迷惑だからやめましょう!!」



小泉「ふぅ、疲れた・・・」

七海「みんな、今日は一緒に来てくれてありがとう」

西園寺「まぁ、思ったよりは楽しかったし、別にいいけど」

罪木「ま、また誘ってくださぁい!」

弐大「ところで左右田が見当たらんのぅ・・・」

小泉「どうせまだソニアちゃんのエロ本でも探してるんじゃないの?」

西園寺「うわっ、きもすぎっ・・・」

狛枝「ははっ・・・」

七海「小泉さんのR-18本も売ってたぐらいだし、たぶんソニアさんのやつもあると思うんだけど・・・うーん」

小泉「そうなんだ・・・アタシの・・・」



小泉「えぇぇぇぇぇぇ!!!!????」



左右田……

弐大「そういえばそんなんあったのぅ」

小泉「あ、アンタも見たの!?///」

弐大「否!ばっちり見たぜよ!」

小泉「ば、ばかぁぁぁぁぁ!!!//////」パチーン

弐大「ぬぉぉぉぉぉ!!??」

狛枝「ははっ、まぁさすがに身内のR-18本を買った人はいないと思いたいね」

狛枝「そんな人がいたら、ボクはがっかりだなぁ。絶交するまであるよ」

七海「・・・」


七海(私、ネタで小泉さんのやつ買っちゃったけど・・・黙っていたほうがよさそうだね)


西園寺(言えない・・・こっそりゲロブタのエロ本買ったなんて言えない・・・)


小泉(じつはこっそり狛枝が女体化したエロ本買ったなんて言えない・・・)


西園寺「じゃあ、そろそろ行こうよー!」

小泉「うん、そうだね」

七海「あっホテルはこっちだよ?」

狛枝「ホテル・・・?」

七海「うん」

西園寺「な、なんでホテルに行くの?」

七海「えっ戦利品の確認をしないと」

小泉「それはお家に帰ってからでいいんじゃないかな?」

七海「えっ?」

小泉「えっ?」

七海「・・・うーん、よくわからないけど」



七海「とにかくみんな、明日もがんばろうね!」



一同「!?」


罪木「あ、明日も来るんですかぁ?」オロオロ

七海「うん、明日は企業ブースに行かないとね」

西園寺「もうやだぁぁぁぁ!!びぇぇぇぇぇん!!!!」

七海「さぁ、今から明日の作戦会議だよ!」フンス





狛枝「っというわけでみんな、コミケは楽しいイベントだけど、体力には気をつけてね」

小泉「熱中症対策もきっちりとね!」

弐大「並ぶ前にはしっかりクソしていくんじゃぞ」

罪木「えと・・・割り込みとかはダメですよぉ・・・」

七海「じゃあみんな」



一同「次は冬コミで会おうね!!!」



ってなわけで終わりです

見てくれた方ありがとうノシ

そしてコミケ行った人はお疲れ様ノシ

おつ



超高校級の同人作家が登場すると思ってたけどそんなことはなかった

おっつおっつ

徹夜もやけど、早朝電車降りて走るのも問題だよな

山田とは何だったのか

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