福利厚生はどんな塩梅ですか？

フリーザ様「福利厚生は全社員共通ではなく、主に戦闘員と非戦闘員で別の手当が支給されます」

フリーザ様「通常の健康保険や雇用保険、年金制度はもとより、
戦闘員にはさらに傷害保険や殉職された場合の遺族年金等が手厚く保障されますよ！」

フリーザ様「さらにはお子さんがいらっしゃる方にはわが社経営系列の幼稚園に優先的に入園可能です。
昨今の幼稚園過密状態では嬉しい制度ですね」

フリーザ様「お子さんに関しては他にも就学に際して独自の奨学金制度を設けております。
家計の中で高騰しがちな学習費を負担少なくまかなえて安心ですねえ」

フリーザ様「社員の福利厚生はわが社が最も力を入れていると言っても過言ではありません！
さらに細かい質問があれば随時受付ますよ！」

フリーザ様「それでは>>7さん。他に質問はありますか？」

男性の育児休暇について

フリーザ様「まずわが社の給与システムとして、基本給プラス出来高制となっています」

フリーザ様「育児休暇中は2年まで基本給が全額支給されますよ」

フリーザ様「育児休暇中の基本給の額が育児休暇取得半年前から出来高を含めた全支給額の平均と比較して、
落差が大きいとされればさらに一定額の給与が支払われます」

フリーザ様「基本給全額支給される育児休暇は2年までと言いましたが、各々の事情によってさらに育児休暇を延長する事が可能ですよ」

フリーザ様「男性の育児休暇との質問でしたが、わが社では性別によって育児休暇の取得に差が出ないよう全力を努めていますね」

フリーザ様「特に初めてのお子さんが生まれた場合などには、なるべく両親ともに育休取得を推奨しております」

フリーザ様「さらにはわが社経営系列の医療関連部門より育児ロボットやベビーシッターの派遣なども行っていますよ！」

フリーザ様「長期の遠征中にお子さんがお生まれになる場合でも安心して育児をしていただけます！」

フリーザ様「育児のサポートは企業の義務ですからねえ。育児休暇に関しての主だったところはこんなものでしょうか？」

フリーザ様「つづいて>>13さん。何か質問はありますか？」

>>10

フリーザ様「ホッホッホ。今後の事業展開の前に、わが社の現在の事業内容を説明しますね」

フリーザ様「わが社では主に惑星の征服、開発、販売を一挙に行っている不動産関連事業です」

フリーザ様「そしてそれに必要なライフライン、医療、運輸、武器・宇宙船の製造なども行うグループ会社ですねえ」

フリーザ様「征服した惑星での人材発掘を発端とした教育関連も行っていますよ」

フリーザ様「さて、今後の事業展開についてですが、旧来は征服した惑星をそのまま販売していましたが
今後は惑星の開発に重点をおき、より資産価値の高い惑星とする事を目標にしていますよ」

フリーザ様「すなわち、惑星の販売だけではなく運営にも携わるわけですねえ」

フリーザ様「さらには惑星征服の過程で培った兵站運用を軸とした運輸関連とフード関連部門の事業拡大」

フリーザ様「そして医療関連と武器開発関連のより高度な研究も一つの目標としています」

フリーザ様「つまりは、わが社は経営を拡大するつもりでいるわけですね」

フリーザ様「この説明会もそれにともない、広く人材発掘を行う目的で開催しているのですよ」

フリーザ様「今後のわが社の事業がどうなるかは、得られた人材次第という見方も出来ますねえ」

フリーザ様「ホッホッホ。わが社の未来を担うのは、今ここをのぞいているあなたかもしれませんよ？」

フリーザ様「期待していますからね！オーッホッホッホッホ！」

フリーザ様「さて、本日の説明会はここまで。明日も継続して説明会を開催しますよ」

フリーザ様「そうですねえ。明日の最初の質問は今のうちに募集しておきますか」

フリーザ様「それでは>>23さん。何か質問はありますか？」

他惑星を侵害するのは犯罪じゃないの？

育児休暇とうで長期休むことになる場合、会社への復帰がネックになると考えます。
いわゆる寿退社とうの遠因になる訳ですが、育てた人材を手放すデメリットに関して
どうお考えで、また何らかの手を打っているのかお聞かせください。

フリーザ様「御機嫌ようみなさん。それでは質問の受付を再開しますよ」

フリーザ様「言い忘れていましたが、我々は地球時間で生活しているわけではないので
『明日再開します』などと言っても地球人から見れば不定期開催になってしまいますのでご了承お願いします」

フリーザ様「さて、質問は他惑星への侵略行為についてですか・・・」


フリーザ様「悲しいことに我々の仕事は、しばしば他星への侵害行為と見なされる事が多いのですよ」

フリーザ様「ですが、未開惑星の開拓は極めて文明的、平和的な行為なのです！」

フリーザ様「人間はいつまでもほら穴で焚き火を焚いて生きていてはいられません。
より優れた文明を取り入れる事で、人間を人間たらしめる文化が構築されていくのです」

フリーザ様「ですが、それを理解しないお馬鹿さんが多いのが現実です」

フリーザ様「大抵はその惑星の旧来の権力者がほとんどですねえ」

フリーザ様「そういった連中は何度対話を設けようとも、我々がもたらす文明がいかに人々を豊かにすると説明しようとも耳を貸しません」

フリーザ様「そしてあろうことか武力を用いて我々を排除しようと目論むのです！」

フリーザ様「ですが我々はその星の人々のために、命を賭してそういったお馬鹿さんたちと戦いますよ！」

フリーザ様「そして一度戦うと決めたのならば、その過程で死者が出る事もいといません」

フリーザ様「すべては全宇宙の人々の豊かな生活のためなのです」

フリーザ様「さて、質問としては『侵害行為が犯罪にあたるか？』でしたね」

フリーザ様「これは当然、犯罪にはあたりません」

フリーザ様「もちろん現地の人々への過度の暴力を用いれば罪に問われますがね」

フリーザ様「そういった不届きものについては、把握できしだい厳しい処分が下りますのでご安心ください」

フリーザ様「明確な規則については、有事の際と平時、その場が戦場であり戦闘中であるか否かで変わって来ますので細かい説明は省きますね」

フリーザ様「わが社が征服する以前と征服から15年後の人々の幸福度調査では、
わが社の征服後の方が幸福度が高いとの結果も出ています」

フリーザ様「フフッ。わが社に入社すれば、我々の征服を受け入れた星で
いつかあなたの名前が英雄として教科書に載る日も来るかもしれませんよ？」

フリーザ様「わが社は人々に幸福をもたらす企業なのです！」


フリーザ様「それでは、次の質問を受付ましょう。>>42さん、質問はありますか？」

>>42

>>32と間違えた

>>43
フリーザ様「それでは>>32の内容についてお答えしましょう(笑)」


フリーザ様「長期休暇後の復職ですか」

フリーザ様「わが社の育児休暇後の復職率に関しては、極めて高いと自負していますよ！」

フリーザ様「理由は様々ですが(なにぶん全宇宙には様々な価値観の星人がいらっしゃるので)
わが社独自の制度からなる、大きく三つの要因が考えられます」

フリーザ様「まず一つが収入面でしょうね」

フリーザ様「わが社では前述の通り、給与は基本給+出来高となっていて、その出来高の割合は比較的高めです」

フリーザ様「休暇中は基本給のみが支払われるので復職をすれば収入が増える社員がほとんどです
なるべく早期の復職を希望する者もおりますね」

フリーザ様「二つ目の理由は前述した豊富な育児に関する手当です」

フリーザ様「特に幼稚園への優先的な入園枠というのが、昨今の幼稚園待機児童の多さからも人気が高く
わが社の社員で居続ける方がかえって子育てが楽という意見をいただいていますよ！」

フリーザ様「わが社の社員でいる限り、充実の子育てサポートが受けられますのでご安心を！」

フリーザ様「もちろん入園後や奨学金を借りた後にわが社を退社なさっても
退園を迫られたり即座に返済が始まったりという事はありません」

フリーザ様「一度わが社の子育てサポートを受けたお子さんはあなたの退社後も一定の措置が取られますので大丈夫ですよ」

フリーザ様「急に援助を打ち切ったり子どもを人質に取るような職場では安心して働けませんからねえ」

フリーザ様「そして三つ目はわが社の職種の豊富さです」

フリーザ様「もし育児休暇後、あるいは長期の怪我病気の療養後に、前の職場への復帰が困難とされた場合には
他の部署への転属が出来ますよ」

フリーザ様「様々な星人が様々な職種に就いているわが社です。各々の事情に応じたきめ細かなサポートには自信を持っています！」

フリーザ様「各社員の事情を把握し、最適な職場環境を整える専門の部署を設けていますので、もし何かあればいつでも相談を受け付けています」

フリーザ様「異星人間でのトラブルも会社が全力をもって解決に導きますよ！」

フリーザ様「主に育児休暇後の復職についてお話しましたが、他にも様々な理由で長期間職場を離れる方もいらっしゃいますね」

フリーザ様「特に怪我や病気療養に関しては、そもそも長期間にならないように
メディカルカプセルやバイオロボットなどを用いての治療が受けられます」

フリーザ様「他部署への出向に関しては、元の職場に戻るか出向先の職場に残るかを選択出来たり
それがかなわない場合はボーナスの支給等で対応しています」

フリーザ様「復職や異動に関しては最大限の配慮を行っていますので、皆さんにもご納得いただけるかとおもいます」

フリーザ様「さて、こんなところでしょうか？」

フリーザ様「それでは次は>>55さん。何か質問はありますか？」

あまりにもワンマン経営がすぎるとの声を聞いたのですが
差し出がましいとは思いますが後進の育成はなされているのでしょうか

フリーザ様「そもそも未開惑星の征服は私一人でも十分なのです」

フリーザ様「会社を作り、雇用を生み出し、人を育てている事自体を後進の育成と考えています」

フリーザ様「まあ現在のわが社が親族経営なのは確かですが(笑)」

フリーザ様「手短かでしたが以上を回答とさせていただきますよ」

フリーザ様「ではお次は>>60さん。質問をどうぞ」

>>
48

スマンミスった>>48

>>62
フリーザ様「慌てずとも大丈夫ですよ」


フリーザ様「さて、伝統文化の破壊ですか・・・」

フリーザ様「先ほどももうしましたが、宇宙には多くの価値観があり、これは難しい問題なのです」

フリーザ様「そこで、征服する星のなるべく多くの方に我々の理念を理解していただき、
かつ負担少なくわが社の征服を受け入れていただくべく綿密な調査が行われます」

フリーザ様「具体的には調査員の派遣ですね」

フリーザ様「征服を予定している惑星には、事前に調査員を派遣しその星の文化等を調査、情報を持ち帰ります」

フリーザ様「その後は情報を元に会議を行い、その星に最も適した形での征服を試みていますよ」

フリーザ様「調査員の派遣や会議がいく数回に及ぶ事もあり、最初の調査から征服まで数十年にわたるケースもしばしばです」

フリーザ様「それ位我々は未開惑星の現地の人々へは配慮を欠かしておりませんよ！」

フリーザ様「それでも結果的に衝突が起こる事もありますが、なるべく穏便な形での解決を試みていますね」

フリーザ様「征服した惑星はもはやわが社の一部なのです。お互いが尊重し合えなければ仕事は出来ないでしょう？」

フリーザ様「文化に関しては以上でしょうか」

フリーザ様「それでは本日最後の質問、>>68さんお願いします」

グリーザ様にとって就職とは？

フリーザ様「ホッホッホ、フリーザと申します(笑)」

フリーザ様「私にとっての就職、仕事とは・・・ですか」

フリーザ様「生活の一部、人生の一部。といったところですかね」

フリーザ様「仕事がすべてと思っては生活が乱れ、蔑ろにしては退屈な人生になりますからねえ」

フリーザ様「ですが、皆さんには皆さんそれぞれの価値観で仕事をしていただきたいですね！」

フリーザ様「わが社には皆さんのどんな価値観でも受け入れる用意がありますよ！」

フリーザ様「それでは本日はここまで」

フリーザ様「次回の質問は・・・あらかじめ二つくらい募集しておきますか」

フリーザ様「では>>74さん、>>77さん。質問をお願いしますね」

フリーザ様「ではまたお会いしましょう。ご機嫌よう！」

フリーザ様は何でも願いが一つ叶うとしたら、何を願いますか？

戦闘員としては特選隊を目指したいのですが
あのノリについて行けるか不安です

フリーザ様「皆さんご機嫌よう。さっそく質問に答えていきますよ」


＞フリーザ様は何でも願いが一つ叶うとしたら、何を願いますか？

フリーザ様「不老不死ですね」

＞戦闘員としては特選隊を目指したいのですが
＞あのノリについて行けるか不安です

フリーザ様「ギニュー特選隊に入りたいのならば、ギニュー隊長に気に入られる必要があるので
ノリについていけないならば厳しいかもしれませんね(笑)」

フリーザ様「そこで提案なのですが、手だれを数人集めて自分の部隊を作って入社されるというのはいかがでしょうか？」

フリーザ様「わが社ではよそで活動していた団体が丸ごとわが社の傘下に入る事も珍しくありませんので」

フリーザ様「働きが認められれば昇進して特選隊として私の直属部隊となる事だってありますよ！」

フリーザ様「それでは、本日も新たに質問を受け付けていきましょうか」

フリーザ様「そろそろ皆さんもわが社についてわかってきたのではありませんか？」

フリーザ様「では>>83さん。質問をどうぞ」

>>75

＞会社の組織図はどうなっていますか


フリーザ様「組織図ですか・・・」

フリーザ様「実のところを言いますと、わが社は急激に拡大している組織という都合もありまして、
明確な組織の指揮系統が曖昧な部分が多々あるのが現状なのです・・・」

フリーザ様「さらには軍事上の機密・社外秘などもありまして、かなり大雑把な説明になる事をご了承ください」

フリーザ様「組織の頂点としては、グループの会長として私の父のコルドがおりますが、
これは実際にはほとんど形骸化しています(グループ全体に関わる事態や緊急の際にアドバイスを頂く事はあります)」

フリーザ様「そして私がグループのメイン事業である惑星調査・征服・開発部門と人材育成に関わる部門の長。
兄のクウラがそれ以外の開発・流通部門の長だったのですが、兄は最近は実質隠居を決め込んでいるので(この時点で組織図がめちゃくちゃです)
その部門も私が見ています」

フリーザ様「・・・組織の大枠がかなりむちゃくちゃなので、比較的わかりやすい戦闘を担当する部門の解説をしましょう！」

フリーザ様「戦闘部門には私以下、作戦を担当する首脳陣、私直属の戦闘部隊・特選隊などがあります」

フリーザ様「そして首脳陣以下に戦闘部隊があります(私がそちらを直接指揮する場合もあります)」

フリーザ様「戦闘部隊では大きく戦闘員部門と医療や補給、事務や広報を担当する補給部門がありますねえ」

フリーザ様「戦闘部隊の特徴としては、後方支援を担当する補給部門の者でも戦闘が可能な戦士であるという事でしょうか」

フリーザ様「戦地に赴く以上は最低限身を守れないといけませんからね」

フリーザ様「戦闘員部門の戦士は自らを上級戦士、補給部門の戦士を下級戦士などと呼ぶ人間もいますが、その境目は曖昧です」

フリーザ様「具体的にはその部隊を率いる責任者がわが社に所属する戦士の中から適性に合わせて部隊を選出します」

フリーザ様「上級戦士は戦闘のみ、下級戦士は雑用もする戦士。と思っていただいておおよそ間違いありませんよ」

フリーザ様「以上のように、実際の組織編成や指揮系統は関わる案件やその時の人材に合わせて変化するというわけですね」

フリーザ様「わが社では社員の評価や仕事の手順についても、その現場の上長に一任する場合がとても多いです」

フリーザ様「これも多くの星人がわが社に所属し、膨大な価値観の中で生まれた一つの方法なのだと理解ください」

フリーザ様「あまり説明になっていなくて申し訳ありません。でも、これだけ大雑把でも問題なく機能しているのですよ！」

フリーザ様「わが社は組織としてまだまだ未熟！今後あなたたちの入社に伴いもっと変化していく事でしょう！」

フリーザ様「さて、では組織図に関しては一応のおしまいとさせていただきます」

フリーザ様「それでは>>92さん。質問はありますか？」

地球のアニメやマンガなどのカルチャー、多彩な食文化等といった娯楽はフリーザ様から見ても他の銀河で利益を期待できると思いますか？
こういった娯楽は地球はとても進んでいると思うのでフリーザ様の意見が聞きたいです

フリーザ様「カルチャーの輸出ですか・・・」

フリーザ様「現在わが社では娯楽文化の輸出入のノウハウに欠けている面があり、商品としてはあまり重視していません
(個人間での趣味の共有の範囲では盛んに行われているようですが)」

フリーザ様「もしあなたが地球の娯楽文化、カルチャーの輸出に興味がお有りなのでしたら、わが社でその知識を活かしてみませんか？」

フリーザ様「ちなみに、わが社における地球征服の際には
地球の豊富な窒素と清潔な淡水・海水を活かした農業による食糧生産を軸とした開拓を行う予定ですよ」

フリーザ様「それだけでも地球は魅力的な惑星です。もっと価値があるのならばなお頼もしいですねえ」

フリーザ様「それでは本日最後の質問としましょうか。>>97さん、お願いします」

上

フリーザ様「戦闘力に関する質問が多いようですね」

フリーザ様「前述の通り戦士の選出は現場の上長の判断に一任していますので、
仮に戦闘力一桁でも才能や能力を評価されれば戦士になることは可能です」

フリーザ様「戦闘力一桁の地球人がわが社で支給する装備やトレーニング機材をフルに活用すれば、
戦闘力換算でおよそ200相当までは高める事は可能かと思われます」

フリーザ様「しかし、戦闘部隊の戦士は下級戦士であろうともその戦闘力はだいたい400以上(平均700くらい)
上級戦士ともなれば2000程度はざらにいるので、正直戦闘力一桁では厳しいかと思いますねえ」

フリーザ様「しかし、地球人には変身をせずとも戦闘力を大幅に上昇させる不思議まパワーがあるとも聞き及んでいます！」

フリーザ様「その力を使えばあなたにも戦士として活躍するチャンスはありますよ！」

フリーザ様「まあ、もしも戦士になれずとも悲観する必要はありません」

フリーザ様「何度も言うように、宇宙には本当に多くの価値観があるのです」

フリーザ様「あなたの戦士としての能力よりも、あなたのもっと別の能力を必要とする人が必ずいるはずですよ」

フリーザ様「ですから、もっと今のあなたに自信を持ってください！」

フリーザ様「わが社ではあなたの能力を活かすべく、全力でサポートいたしますよ！」

フリーザ様「それではいつものように、次回の質問を受け付けてから終了としますか」

フリーザ様「まことに残念ではありますが、次回の質問会を最終回とさせていただきますよ」

フリーザ様「私ももっと皆さんの質問にお答えしたいのですが、なにぶん次の仕事が控えておりますので」

フリーザ様「それでは三問受け付けます。>>105、>>108、>>110さん。質問をお願いします」

フリーザ様「それでは皆さんご機嫌よう！オーッホッホッホッホッホ！」

ご家族のかたはなにをされているのですか？
噂ではお兄様は優秀な方だとか……

女性の採用枠について

幼児をたった一人で他の星に送り込んだという話を聞いたのですがどういう意図があったのですか？

フリーザ様「ご機嫌ようみなさん。まことに残念ですが本日が最後の質問会ですよ」


＞ご家族のかたはなにをされているのですか？
＞噂ではお兄様は優秀な方だとか……

フリーザ様「父はグループの会長。兄は役職に就いていましたが隠居すると言ってぷらぷらしてますね」


＞女性の採用枠について

フリーザ様「宇宙には地球人でいう男女のような性別だけではない星人も大勢います」

フリーザ様「性別はあっても機能に実際ほとんど違いがわからないような星人もいますし、逆にまったく異なる能力を持つ者もおります」

フリーザ様「ですので、特に性別に応じて採用枠を設ける事は基本的に行っておりませんよ」

＞幼児をたった一人で他の星に送り込んだという話を聞いたのですがどういう意図があったのですか？


フリーザ様「わが社でそのような事例があったのですね。恥ずかしながら把握しておりませんので部下に少し調査させましょう」

フリーザ様「しかしながら、わが社では基本的に各星人たちの文化や風習を尊重しており、
仕事の手順から子育ての方法までを各人に一任しています」

フリーザ様「もしその事例がその場の星人たちの風習に則ったものであれば、特に問題にするつもりはありませんよ」

フリーザ様「情操教育の観点などから、わが社ではなるべく子育てに参加する事を推奨していますが
子育ては育成カプセルに入れて放置する事が習慣付いた星人たちも多いのです」


フリーザ様「さて、新たに質問を募集していきますよ！」

フリーザ様「では>>115さん。質問をどうぞ」

>>107

＞ライバルとなる企業などはございますでしょうか？

フリーザ様「惑星販売業を営む企業は多いですね。個人で営む方もいらっしゃいます」

フリーザ様「おそらくわが社が最大手と考えていますが、宇宙は広いです。
我々がまだ知らない場所でわが社よりも大手の企業が存在しても不思議ではありません」

フリーザ様「惑星販売不動産業界はまだまだ開拓の余地がある分野でもある、という事ですねえ」


フリーザ様「それでは>>119さん。質問をお願いします」

>>111

＞未成熟な惑星を征服した場合、御社の理念が混入することにより、その文明で将来的に生まれうる文化は消滅してしまうのではないでしょうか。
＞そこで伺いたいのですが、征服の選定はどのような基準なのですか？


フリーザ様「ふむ、将来生まれたかもしれない文化ですか。難しい問題ですね」

フリーザ様「まず征服の選定基準についてお答えしましょう。これは単純に利益が出そうな惑星を選んでいますよ」

フリーザ様「他にも様々な基準から征服惑星を選定しますが、一番はそこですねえ」

フリーザ様「我々も商売ですので、利潤なくしては生きられません」

フリーザ様「そして未成熟な文明の惑星を征服する場合、我々は最大限その星の人々が幸福になれれば良いと考え征服します」

フリーザ様「良かれと思って征服するのです」

フリーザ様「ですが、その後その星が実際に幸せになれるかどうかに関しては責任を持ちません」

フリーザ様「未来に責任を持つ事は誰にも出来ないのです」

フリーザ様「我々はただ、我々に出来得る最大の努力をするのみなのです」

フリーザ様「確かにわが社が関知することにより、その星の未来は大きく変わってしまうでしょう」

フリーザ様「ですが、我々が関わらなくともその星は明日隕石が落ちてきて消滅するかもしれないし、
他の異星人が攻めてくるかもしれません」

フリーザ様「そんな中、我々は自分自身の仕事をするだけなのです」

フリーザ様「彼らの『もしも』を考えるのではなく、現実的な将来を考える事を優先しているとも言えましょう」

フリーザ様「理想的な未来を選択できるとは限りませんが、それでも我々はより良い未来のために努力をしているのですよ」

フリーザ様「誰しも自分の未来は自分だけのものなのですからねえ」


フリーザ様「それでは、次の質問に移らさせてもらいましょう」

フリーザ様「では>>127さん。質問はありますか？」

有給の買い取り等の制度はありますか？

＞有給の買い取り等の制度はありますか？

フリーザ様「部署にもよりますが、惑星ごとに一日の時間の長さが異なるため、あまり積極的には行っていませんね」

フリーザ様「各部署ごとに異なるルールで行っている場合はありますが、わが社としては有給は買取でなく消化していただきたいものです」

フリーザ様「それでは>>131さんに質問をうかがいましょう」

しっかりしてんだな～

＞しっかりしてんだな～


フリーザ様「おそれいります」


＞スカウターについて質問です
＞スカウターが異常動作し、爆発する事例が報告されていますが回収はしないのですか


フリーザ様「調査を行ったところ、戦闘力100程度あれば怪我をする事はないレベルでの爆発だったとの事ですので、さほど問題とはしていません」

フリーザ様「コスト的には壊れやすいというのは困り物ですので、現在壊れにくい新型を開発中ですよ！」

フリーザ様「では次の質問を受け付けますよ」

フリーザ様「そうですね。>>137さんはありますか？」

昼飯は社員食堂かなにかあるのでしょうか

＞昼飯は社員食堂かなにかあるのでしょうか

フリーザ様「部署にもよりますが有りますよ」

フリーザ様「わが社にはフード部門もあり、食糧の生産から加工、提供まで行えますので」

フリーザ様「メニューは場所によって様々ですねえ」

フリーザ様「お値段も有料、無料、社員割引までいろいろです」

フリーザ様「おっと、遠征中の戦士は基本的に無料で食事が提供されますよ！」

フリーザ様「レストランが無いような場所への遠征では会社が食事を提供しなくてはなりませんからね」

フリーザ様「質問では昼食についてでしたが、独身社員向けに朝食付きの社員寮を建設したところ、
大人気となってなかなか引っ越したがらない社員が続出しておりますね」


フリーザ様「さて、いよいよ最後の質問となってしまいました」

フリーザ様「名残惜しいですが、これも仕方がない事なのです」

フリーザ様「それでは最後の質問、>>141さんお願いします」

フリーザ様みたいな偉大な人になるにはまず何を心がけるべきでしょうか。

＞フリーザ様みたいな偉大な人になるにはまず何を心がけるべきでしょうか。

フリーザ様「お褒めにあずかり光栄です(笑)」

フリーザ様「そうですねえ。自分のしたい事に最大限の努力をはらう事でしょうか」

フリーザ様「私がこれまでしてきた事はそれだけですね」

フリーザ様「さて、ここまでの間貴重なお時間をさきわが社の質問会をご覧くださりまことにありがとうございます」

フリーザ様「まだまだ皆さんとお話足りないのですが、ここで質問会を終了とさせていただきます」

フリーザ様「皆さんも今まで以上にわが社の事を理解していただけたのではありませんか？」

フリーザ様「わが社ではわが社に必要な人材を広く募集しております」

フリーザ様「わが社に必要な人材。それは、ありのままのあなたなのです」

フリーザ様「わが社は多くの星で、多くの星人と関わる仕事です。故に求められる仕事やサービスも多岐にわたります」

フリーザ様「ですので、必ずしも『何かが出来なくてはいけない』『こういう理念を持っていなくてはならない』と言った基準はありません」

フリーザ様「今のあなたがありのままで働ける職場、それがわが社なのです！」

フリーザ様「ですので、わが社では基本的に入社試験などはありません。わが社で働き、その対価を得るつもりがある方は誰でもわが社に入れます」

フリーザ様「わが社はあなたに最高の職場を提供する用意がいつでもあるのですよ！」

フリーザ様「もしわが社で働きたいとお考えでしたら、いつでもどうぞ！どこでもわが社の関係部署の門を叩いてください」

フリーザ様「わが社はいつだってあなた方をお迎えいたしますよ！」


フリーザ様「・・・とは言っても、地球人はまだ宇宙航行技術が未発達ですので、そちらからわが社に来るのは難しいと存じます」

フリーザ様「ですので、入社のための迎えの宇宙船を派遣いたしますので、興味のある方はそれにお乗りください」

フリーザ様「適性審査ののち、あなたを理想的な職場に自動でお連れいたしますよ！」

フリーザ様「宇宙船の到着は地球時間換算で今より約200年後を予定しています」

フリーザ様「それでは皆さんといっしょに働ける日を心待ちにしていますよ」

フリーザ様「ではその日までご機嫌よう！オーッホッホッホッホ！！」


～これにて、質問会の全行程を終了させていただきます～

仙豆を取りに行かなきゃ…(使命感)