小松伊吹「麻の中の蓬」 (57)
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
当SSはアイドル名「ことわざ」でタイトルをつけているシリーズです。
今回は今までのおさらいのようなお話。
以前のお話に戻る場合はSS wikiを通ってください。
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%80%91%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%81%96%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
前回
片桐早苗「登竜門」
片桐早苗「登竜門」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1406/14061/1406121971.html)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408203867
─ 前回のお話 ─
・『しゅがーはーと』こと佐藤心をスカウト
・NNN芸能社から挑戦状を受けた
─ 事務所・事務室 ─
佐藤心「プロデューサー!社長言い負かせて採用してもらったよ☆やったぜ。」
モバP(以下P)「これは・・・おめでとうございます、でいいのかな?」
心「はぁとのドキドキッハートを社長が認めてくれたって事なんだし☆こまけぇ事は無視ムシ☆」
P「そうですね。どうなるかとずっと心配でした・・・」
心「なぁに?はぁとの事心配してくれるんだ☆」
P「・・・アナタが社長に対して俺と同じような行動をしない事を願ったというか・・・」
心「腹パンすっぞ☆」
P(それが怖いんだって・・・)
P「さてと、ハートさんはしばらくはレッスン漬けですかね」
心「ええー!?はぁとはもうステージで歌ったんだよ?もう素質も十分だって☆」
P「『腰痛い☆』とか『あー吐きそ☆』とか言ってたのはどこの人でしたかね?」
心「どっこの人かなー?」
P「少なくとも口からそんな言葉が出る間はまだ平気です。本当にキツいのなら言葉の一つも出ないはず」
心「ちょっとちょっと♪はぁとは○○プロのアイドルの最年長なんでしょ?体労わって☆というか労われ☆」
P「本当に倒れそうになったなら付きっ切りで介抱しますよ」
心「ほぅ、付きっ切り・・・。でもさ、はぁとのプロデューサーからの評価ってどーなん?最低レベル?☆」
P「評価か・・・そうですね、ハートさん、アナタはとても強い人だ。だけどその強さはまだ精神的なものだけ。心身ともに強くなって欲しいのです」
心「・・・・・・」
P「ハートさん?」
心「とうっ!」ゲシッ
P「いでぇっ!?スネ、スネは痛いって!!」
心「まぁたクサイセリフ言っちゃってー☆言うなよ、恥ずかしくなるだろー?」
P「かっこつけてる訳じゃないんですが」
心「え、素なの?(素に戻る)」
P「多分」
心「ちなみにプロデューサーさ、モテてんの?」
P「多分」
心「告られた回数は?☆」
P「・・・・・・わからないッス」
心「とうっ!!!」ゲシッ
P「ヴォッ!?」
心「そんなプロデューサーに免じてレッスン頑張ってあげよう☆あとで飲み物持って来いよ☆」
P「あ、はい」
─ 事務所・給水所 ─
梅木音葉「あれが・・・新人さん、ですか」
喜多見柚「なんかさー、ずば抜けてるよね」
音葉「ええ・・・私たちより遥かにアイドルのために生まれてきたというか」
柚「明るさの他になんかあるよネ、なんて言うんだっけ・・・」
音葉「オーラ、でしょうか」
柚「そうそう、それそれ。すっごいよねー」
音葉「そのオーラのせいでしょうか、Pさんはどこか畏まってる気もします」
柚「そっかな?どちらかと年上だからじゃない?あのシュガットハートって人、雪乃サンより年上みたいだし」
音葉「・・・Pさん、何歳でしたっけ・・・?」
柚「・・・・・・」
音葉「・・・・・・」
柚「アー、止めよう止めようやめやめ」
音葉「そうですね・・・止めておきましょう」
小松伊吹「おっす、Pじゃん。今日も胃は元気ー?」
P「元気、たぶん元気」
P(伊吹が部屋に入ってきた。彼女は夕方から仕事で俺も付き添う事になっている)
伊吹「はははっ、まぁPなら怪我してもすぐ復帰するもんね。モテる理由はそこかっ?」
P(伊吹のモテるという言葉に少々眉を顰めてしまう)
P「・・・・・・むぅ」
伊吹「んー?どうしたの?今の考えるところあった?」
P「いや、それがな、何人かに言い寄られて今保留中だけど、そもそも女性関係の問題についてじっくり考えた事なかったなーって」
伊吹「うわっ、世間の男性が聞いたらキレられそうだね」
P「わかってるわい!・・・でもさ、なんでこうも次々と俺の側に来ようとするのかな?」
P(彼女はガチで引いていた。だが、すぐに表情を変えて俺の質問に答えようとする。切り替えの早さが伊吹の強みだ)
伊吹「さぁ?フェロモンじゃない?」
P「フェロモン・・・?モテるフェロモンってあるのかな?」
伊吹「知らないよ、専門家じゃないし」
P「まぁ、そうだよなぁ・・・。それじゃあ俺の顔はどうよ?」
伊吹「アタシからすれば中の中から微妙に上ぐらい。でも悪くないよ、磨けばいくらでも誤魔化しが効くよ」
P「うーむ、格別イケメンってわけでもないか・・・」
伊吹「イケメンだからモテるってわけでもないけどね」
P「ますます分からないな。みんな俺のどこがいいんだろう、こんな贅沢な悩みは高校時代に来て欲しかったよ」
伊吹「え、なんで?」
P「就職で芸能界を選ばずに済むから」
伊吹「あー、把握。そうだよね。今の状態、下手したら死人出しそうだしね」
P「そんな結末だけは迎えたくない。迎えさせてたまるか、伊吹も含め事務所の皆は俺の家族みたいなもんだからな」
伊吹「へー、かっこいいじゃん」
P「そうか?ありがとう」
伊吹「じゃあさ、一旦ここまでの成り行きまとめてみたら?」
P「成り行き?」
伊吹「Pが好きって子との出会いと今の関係をラインナップしてみなよ」
P「うわ、なんかストーカーみたいで気持ちわる」
伊吹「アンタのことでしょーが!!」
P(でも文字に書き出すというのは大事だ。仕事の日報と同じだ)
P「試しにやってみるか」
CASE1:藤居朋 大原みちる
伊吹「なんでこの2人が一番上に・・・ってああそうか」
伊吹「この2人はPの従妹か」
P「うん。朋もミッチーも俺の従妹、10年以上の付き合いだ。ずっと昔から一緒にいたからどのタイミングでそんな感情沸いたか想像できない」
伊吹「アタシさー、朋がPの従妹だって聞いた時は驚いたよ。アンタPの事好きだと言ってたじゃないかってね」
P「朋から相談受けてたんだ」
伊吹「うん、その時の事務所での朋の同い年はアタシだけだったしね。朋からよく服とかアクセサリーとかそれこそアンタと結婚したいけどどうすればいいって聞かされてたよ」
伊吹「その後に従兄妹って発覚するんだから結婚とか大丈夫か!?って心配したけどね」
P「一応、従兄妹の結婚は可能だ」
伊吹「そうそう、それ知ってさ、なんか妙に納得しちゃったんだよね」
P「納得?」
伊吹「Pとずっと一緒にいたんだから、今更いなくなるなんて思いたくないって話よ」
P「・・・そっか」
伊吹「ミッチーも同じなんじゃないかな。Pの事が好き、ってよりもいない生活がない方がおかしいまで悟っちゃったんじゃないかな」
P(依存、ってやつなのかな)
CASE2:藤居朋 並木芽衣子 五十嵐響子
伊吹「なんでまた朋書いたの?」
P「一応、すべての始まりみたいな、ね?」
伊吹「なんだっけ、この3人がまとめて結婚しろー!って言ってきたんだっけ?」
P「うん、あの時はまさか今のような状態になるとは思わなかった」
伊吹「アタシは修羅場になるのは薄々感じてたかなぁ」
P「ホント?」
伊吹「実は芽衣子さんからもPに対する恋愛相談があったんだよね」
P「わーお・・・」
P(苦虫を噛んだような表情で明後日の方向を見る伊吹。その表情からは面倒という意思表示が手に取るように分かった)
伊吹「ってか、半分ノロケだよ」
並木芽衣子『プロデューサーってイケメンじゃないけどイケメンだよねー(意味不明)』
芽衣子『プロデューサーって色んな場所行ってもなんだかんだで適応しちゃいそうだよねっ、もっと一緒に旅行したいなー』
芽衣子『きゃー、伊吹ちゃん聞いて聞いて♪一昨日プロデューサーにちゅーしちゃったの!!』
伊吹「ってな感じで」
P「Oh・・・」
伊吹「アタシの中じゃ修羅場だったよ。同い年の朋に味方するか、ユニットのリーダーである芽衣子さんの味方をするか」
P「なんだかスマン」
伊吹「まぁ、今となっては修羅場どころの話じゃなさそうだけどね」
P「俺もだいぶ馴染んできてるのが怖いよ」
伊吹「芽衣子さんはいつであったの?」
P「芽衣子は俺が大学卒業してこの会社に入社したときだね。○○プロ第一号と言っても過言じゃないね」
伊吹「時間的にも十分なのね」
伊吹「響子の方はどう出会ったの?」
P「響子は社長の案で求人を出した時に入ってきたメンバーなんだ、美玲とか由愛とかと」
伊吹「あれっ、意外」
P「響子は元々、清掃員か何かのアルバイトと勘違いしてたみたいでね」
伊吹「響子はキレイ好きだもんなぁ、でもそれが今では・・・何してたっけ?」
P「俺もよく分からんが・・・子供に固執してる素振りは見たことがある」
伊吹「子供?」
P「いや、響子に告白される前なんだがな」
五十嵐響子『Pさん、自分の子供にはどんな名前をつけますか?』
響子『Pさんの今日のスーツ、なんだか卒業式とかに着ていく服っぽい・・・。ええっああっ!!バカにしているわけじゃないです!ただ・・・』
響子『結婚したら・・・3人は子供欲しいかな・・・、ってPさん!?わわわっ、聞かなかった事にしてください!!』
P「当時にしては微笑ましいが今となっては怖い」
伊吹「響子は何かと真面目な所あるからな~、でもさ、子供が欲しいだけなら相手は誰だっていいわけじゃん」
伊吹「なんでPなのかな」
P「・・・さぁ?」
伊吹「やっぱフェロモンなんじゃない?」
P(俺もそういうフェロモンなんじゃないかと思えてきた・・・)
CASE3:相原雪乃
伊吹「雪乃さんねー」
P「雪乃さんは俺の最初にスカウトしたアイドルだ」
伊吹「知ってる。Pが入社する前に大学生の時にスカウトしたんだよね」
P「二人三脚でここまで来たんだ。恋愛感情はともかく、信頼は一番だよ」
伊吹「その信頼が恋愛と勘違いされてるのとか?」
P「これはつり橋効果だと思ってる」
伊吹「つり橋効果?」
P「知らないかな?えっと、人間ってドキドキするタイミングって多々あるよね?高い所に立ったり、車に轢かれそうになったり」
伊吹「そうだね、もしかしてそれを恋と勘違い、とか?」
P「そゆこと。恋愛話好きな子から見たらすっごい冷めた目線だけど」
伊吹「P、それ雪乃さんの前で言わないようにね?」
P「・・・・・・うん」
伊吹「多分、雪乃さんとPが一緒に事務所にいる時に暴漢が入ってきたーって時だよね?」
P「そうだね。外で雪乃さんが切られて事務所に逃げ込んできたんだけど、暴漢も一緒に入ってきちゃって、そこにあるスッポンでなんとか撃退できた時の話」
伊吹(ずっとトロフィーと一緒にリボンのついたスッポン置いてあるなーって思ってたけど、もしかして雪乃さんのしわざ?)
P「その時、俺のお腹刺されちゃったんだけどさ、その時に雪乃さんが色々こんがらがったせいじゃないかなぁって」
伊吹「ニュースになるほどだったもんね」
CASE4:イヴ・サンタクロース
P「出会いは公園で彼女がお金なくなって困ってた所を助けた感じかな」
伊吹「イヴねー、あの子的に考えられるのは・・・」
P「考えられるのは?」
伊吹「テキトーなんじゃない?」
P「て、テキトーって・・・」
伊吹「なんというか」
【幸せが一番ですよね→好きな人がいるって幸せですよね→Pさんが恩人ですよね→Pさんが私の好きな人なら幸せですよね♪】
伊吹「こんなイメージ」
P「いや、そんなはずは・・・」
伊吹「もしくは麻の中の蓬って感じで!」
P「それは善人に囲まれたときに言われる言葉だ」
伊吹「ちぇー、合ってると思ったんだけどなー」
P(周りに流されているだけ、ってのは確かに合ってそうだ)
CASE5:梅木音葉
伊吹「音葉ねー、よく話す仲だけどさ」
P「彼女いわく、色々積もったものがキスで爆発したとか」
伊吹「え?音葉とキスしてたの?」
P「あー・・・うん、音葉と桃華のお迎えパーティーした時にさ、俺が間違えてお酒一気飲みしちゃったんだ。それで屋上で風に当たってた時に色々あって・・・」
伊吹「え?えっ?」
P「えっと、何に驚いてるの?」
伊吹「ちょっと待って、アタシの記憶が確かならその日に芽衣子さんから」
芽衣子『プロデューサーとまたキスしちゃったんだー♪』
伊吹「って言われたはずだけど・・・」
P「まだ酔ってたのかな?実は芽衣子と音葉の3人でキスしたんだよねコレが・・・」
伊吹「ぶっ」
P(男としてはすごく喜んだけどね、自分の唇に美女2人の唇が触れてるなんて)
伊吹「よくそんな事して死なないわよね、P」
P「音葉は妄信的というか・・・」
伊吹「妄信的?」
P「俺の口下手もあるんだけどさ、自分を俺の妻だと思い込んでいるというか思い込ませているというか」
伊吹「あ、それ聞いたことあるかも。私は妻のオトミだー、って何言ってるんだろって思ってたけど」
P「やっぱり周知の事実か」
P(口は災いの元というのはどうやら本当のようだ)
CASE6:若林智香
伊吹「智香は覚えてるよ、アタシの次にスカウトされた子だしね」
P「智香なぁ・・・どうにかならないのかなぁ・・・疲れた顔してると飛び込んでキスしてくるの・・・」
伊吹「毎日毎日チューしててPは飽きないの?」
P「今更止めろって言えないんだよね・・・チューした日の智香は物凄く調子良いんだよ」
伊吹「まるで儀式だね!スポーツ選手のゲン担ぎみたいなもんだよ」
P「・・・マジでどうしてこうなった」
伊吹「智香にキスされたのは何回?」
P「もう覚えていません・・・3日に1回はしてる気がします・・・」
伊吹「少なくとも100回は越えてるわけですかい」
P「うっ・・・肺がギュッって締め付けられる・・・」
伊吹「そうやってるから智香にキスされるんだよ」
P「くそう、俺は智香がああなった理由教えてほしい・・・」
伊吹(分かるのはPが落ち込んでると智香がPにキスするって事)
伊吹(もはや日常茶飯事になりすぎて、アタシや皆、肝心のPまでもがその時になって拒まなくなってしまったというレベル)
伊吹(でも本当にPの事好きなのかな?智香がキスしまくってるのに朋とか肇とか羨ましがらないもん、何か裏がありそうな・・・)
CASE7:杉坂海
P「海もスカウトだったな、伊吹の前。芽衣子と一緒に海に行った時に見かけて声をかけたんだ」
伊吹「海と言えば・・・元々あの子はPに親近感持ってたらしいよ」
P「そうなのか?」
伊吹「なんか兄貴っぽいって。兄弟の家族がいる人間みたいで自分にそっくりだ、ってね。実際、朋とミッチーの兄貴だったわけだし」
P「ふーむ、それが恋愛感情に繋がるのか?」
伊吹「さぁ?あ、でも待って」
P「ん?」
伊吹「海はアレだよ、罪悪感」
P「罪悪感!?俺、海になにか・・・」
伊吹「だってさ、海が怪しくなったのってあの事故からじゃない?」
P「そういえば・・・」
P(事故と言えば海と一緒に崖から落ちた時の話だな。海は擦り傷で済んだけど、俺は横っ腹にグサリと枝が刺さった)
P「あの日を境に確かに海の態度が変わった気がする」
伊吹「やっぱり罪悪感だね。ウチはもうPさんを傷つけたくないんだ!みたいな」
P「解消してやりたい・・・」
CASE8:早坂美玲
P「飛ばそう」
伊吹「ちょっと待ったぁ!何かあるな、何かあるな絶対!」
P「美玲は・・・うん・・・」
伊吹「最年少だね、この名前の羅列からすると」
P「先ずは・・・美玲も多分、雪乃さんと同じ系列なんだ」
伊吹「ほー」
P「前に女子寮に強盗が入ったけど、内部の人間が追い返したってヤツ覚えてる?」
伊吹「あー、そんな事もあったよね。って、ああっ!アタシのカードキー使われたんだった!思い出したらムカムカしてきた!」
P(亜季ちゃんが盗んだんです。だから飛ばしたかったんだよなぁ・・・俺が女子寮のほかの階行ったのもあるし)
P「まー、その時にちょうど居た俺が美玲に襲い掛かっていた強盗を追い返したって感じかな」
伊吹「そうねぇ、確かに雪乃さんと似てるかも」
P「んじゃ次に」
伊吹「待って待って、そんなに次に行きたいって事は他にも何かあったんでしょ!?」
P[明後日の方向を見る]
伊吹「言わないと雪乃さんにPさんの趣味は9歳ぐらいの男児ですって言う」
P「それは嫌だな」
伊吹「じゃあ言ってもらおうか。んで、何があったの?」
P「過程は言わない。美玲とディープキスした」
伊吹「は?」
P「だから濃いーのやったんだよ・・・」
伊吹「ふぁ?美玲と?」
P「酔っ払ってたのも相まってね、美玲に押し倒されてそのまま・・・」
伊吹「よ、よりにもよって最年少とおま・・・」
P「ソレ以来、お酒飲むと胃が跳ねる」
伊吹「トラウマになってるじゃないの!!」
伊吹(しかし美玲がねぇ・・・根が真面目だから例え好きだとしてもそこまでチャレンジするとは思わなかった)
CASE9:藤原肇
伊吹「これは要因はともかく雪乃さんのせい」
P「確かストレスチェックだっけ?俺も急に言われてビックリしたんだけどさ」
伊吹「まぁ、対策とか経験って大事だしね。その面は重要だと思うよ?でもそのクジの中にキスなんて入れてりゃねぇ」
P「レッスンに支障は出てないけど、今後のアイドル活動に問題が起こるとマズい」
伊吹「初めから好きな人がいますって言ってるようなもんだしね・・・肇は大和撫子っぽい印象があるから人気出るよ、間違いなく」
P「うわーん・・・」
伊吹「でもさ、キス1つで陥落ってPの技術力もドンドン上がってるね」
P「それ上がってるの・・・下がってるの・・・?」
伊吹「・・・少なくともPの血の気は下がってるんじゃないかな・・・」
CASE10:西島櫂
伊吹「なんで櫂の名前入ってるの?」
P「正直、俺も入れようか迷ったんだけど・・・この並んでる名前のメンバーとよく一緒にいるのを見るんだよね」
伊吹「へー」
P「出会った時に問題起こしちゃったから、もしかしたら何か企んでるのかもってのも含めて・・・」
伊吹「問題?何かやらかしたの?」
P「出会いがロッカーの中と言ったら察してくれるか?」
伊吹「いやいや、意味わからないから」
P「響子ととある大学に撮影に行った時な、響子を誘拐しようとした学生がいてね」
伊吹「初耳」
P「その学生が俺にバスケットボールをぶつけてきたんだ」
伊吹「いたそ、アタシのダチにそれで鼓膜破れたヤツいたよ」
P「オマケに校舎の外階段でな」
伊吹「もしかしてそれで落ちたってこと?」
P「そうなるね。落ちた先が女子水泳部の部室で、そこのロッカーで櫂と出会ったって感じかな」
伊吹「なーんか、どこにも恋愛要素ないようだけど」
P「ちょっとハプニングあったけど、本当に特になかったよ」
伊吹「ハプニング?」
P「櫂と俺が一緒に転んで、あの子が俺の股間に顔面ダイブしてな・・・あれ、もしかしたらコレのせいで恨み持ってるんじゃ・・・」
伊吹「股間に顔面ダイブ・・・」
P「ああぁぁぁぁっ、櫂はもしかして俺を呪ってるんじゃ・・・!だから、ワザとこの○○プロに入ったんだ・・・!か、櫂の手を汚させない・・・汚させる前に謝らなきゃ・・・で、でもこういうのって死んで詫びるしか・・・!」
伊吹「あーあー、なんで死ぬまで行くんだか」
P「だけど」
伊吹「少なくとも櫂はなんとも思ってないよ」
P「その確証は・・・」
伊吹「昨日、雪乃さんの特別レッスンに櫂も参加してた。あの地獄のようなレッスンをちょっとしたセクハラでこなす方が凄いと思うな」
P「そ、そうなのか?」
伊吹「そうだよ?特別レッスンの度に絶望的な顔をする人が何人もいるんだよ?あの亜季とか」
P「い、意外だわー」
伊吹(でも前になんでPの事好きなグループの中に櫂がいるのかと聞いた時)
西島櫂『えっ・・・!?いやー、あはははっ、まぁ、うん・・・そーいう事なんだよ、ね?わかる?』
伊吹(って、誤魔化してたのはもしかして・・・股間ダイブが原因?)
伊吹(うっそ、あの子ってばとんでもない所に突撃して発情って・・・世の中何があるか分からんもんねー)
CASE11:涼宮星花
P「問題視してるのがこの子よ」
伊吹「Cuプロの涼宮星花・・・アタシたち○○プロの人間からすると本来であれば敵の存在」
P「その涼宮さんが誘拐されかかった所を救ったのが始まり。そして一緒に病院に送られる所まで雪乃さんと同じ流れ」
伊吹「おっそろしいわー、2度あることは3度あるって言うし・・・また別なプロダクションの子も同じ目に合わせちゃうんじゃない?」
P「襲われて~のパターンは既に美玲が同じ目に合ってるようなもんだからなぁ」
伊吹「言われてみれば」
P「既に3度目。ただこればかりは何とも言えない」
伊吹「なんで?」
P「まずは俺の監視下ではないという所だ。俺が我慢すればいい、で済まないレベルの危険性を含んでる」
伊吹「確かにね。マスコミも有りもしない事書いてるみたいだし」
P「次にあちらの上の人間が俺と涼宮星花がくっつく事を推奨してるみたいっぽいのよ」
伊吹「結婚しちゃえ、って?」
P「うん。彼女直属のプロデューサーが言ってるんだから違いない」
伊吹「あれ、プロデューサーにもう会ったんだ。普通、怒りそうな気もするけど」
P「女性のプロデューサーだったしなぁ・・・いや、この場合はプロデュンヌか。どうにしろ、恋愛関連の問題事には慣れてるのかもしれん」
伊吹「女性だからって恋愛強かったら今頃Pの周りはもっと修羅場ってたよ」
伊吹「平時は猥談するだけで顔真っ赤にする集団だから、命狙われてないんだからね」
P「胆に命じておきますっ・・・」
伊吹(それにしてもおかしいなぁ、忍ちん(工藤忍)の話だと男性のプロデューサーしかいないって話だったはずなんだけどなぁ)
P「うーん・・・」
伊吹「どうしたん、納得できないとか?」
P「いや、この名前の羅列を見れば見るほど自分が自分じゃなく感じてくるというか・・・あははは・・・」
伊吹「勘違いから来てる子も居そうだけど、基本はPに恋してるからね?」
P「しかもそれを公にして対立が起きていない謎の現象・・・もしかしたらやはり皆は俺に恨みとか・・・」
伊吹「ないない、あっちもPも初心で加減が分からないだけだって」
P「だといいんだけど・・・って全然良くないよ!」
伊吹「はははっ、Pってばポジティブなんだかネガティブなんだか分からないね」
P「自分でもそう思うよ、良いって思った事はすっごく興味出るんだけど、やった後で後悔がドッと来るんだよね」
伊吹「後悔ねぇ、最近はそんな調子見えなかったけど」
P「忙しかったからね。1年前から見て倍の数のアイドルとその候補生がいるんだ、自分でも無茶してると思ってるよ」
伊吹「候補生・・・ずっと思ってたんだけど普通アイドルの養成所から貰ってくるとかいう流れじゃないの?」
P「養成所を使うのは確かに良い手だと思うよ。でも俺が直接スカウトする形が多いし、何よりバックダンサーとかを自社で賄う形が多いからね」
伊吹「言われてみれば。こないだの美羽の学校でライブした時もスカウトしたばっかの美羽をバックダンサーとして使用してたね」
P「現場が一番人を育てるからね。練習をより多くこなした人間が実力を持つのは当然だけど、その練習で得た力を100%発揮できるようにするには現場を何度も経験しなくちゃいけない」
伊吹「なるほどねー。育成と実践を両方やってればすぐに育ちそう」
P「中堅の会社だから出来る柔軟さって所かな。出来ればこのメリットを保奈美にはガンガン利用して欲しいんだけど」
伊吹「保奈美?」
P「あの子はレッスン中毒って感じなんだよね。すごくストイックでガンガン実力上がってるんだけど、自分に妥協を許さないってスタイルで仕事与えられるタイミングでも『まだダメ』って言って断っちゃったからね」
伊吹「柚くらい肩の力抜ければ良さそうだね」
P「ああ。柚は間違いなく長く広くやっていけるよ」
P「おっと、ずいぶん話しちゃったね」
伊吹「解決には至ってないけどね。Pが優柔不断だから・・・」
P「すいません」
伊吹「そーいや、今日の仕事ってなに?」
P「あれ、言ってなかったっけ?」
伊吹「うん、まぁ余程ひどい仕事じゃない限りは断る気もないし何が来ても問題はないんだけど」
P「えっと・・・確か・・・」
伊吹「なぁに?覚えてないのぉ?」
P「す、すまん!スケジュール帳には載ってるから・・・って、げっ」
伊吹「ひっどい声出してるなんて何さ、書いてないとかー?」
【ウェディングイベントの撮影】
伊吹「は?」
P「・・・・・・」チラッ
伊吹「・・・・・・」
P「・・・・・・」
伊吹「・・・・・・」チラッ
P(目と目が合って思わず恥ずかしくなった。先ほどまで恋バナ(?)してた事もあり、アンテナは敏感だった)
伊吹「・・・・・・////」
P「・・・・・・////」
伊吹「だーっ!!////なんで恋バナの相談受けた後にその相手のために花嫁衣裳着なきゃいけないんだ!!」
P「お、落ち着け!着ても俺のために着るんじゃない!!」
伊吹「でも付き添いあるでしょ!?////アンタが持ってきた仕事でしょ!?」
P「アッハイ」
伊吹「う゛ーっ!!変な事が頭にちらついて顔が熱くなるぅ!!」
P「へ、変な事?」
伊吹「聞くなぁぁぁぁぁっ!!!!」
ヤケクソになった伊吹はこの日一番の収益を上げたという。
そんな自棄になった彼女は色々な事を口走り、中でも
伊吹『ほらほら、遊びなんだから、永遠の愛ぐらい誓っちゃえって♪』
と、Pに挑発するような口調を一日中繰り返していた。
だが見事に○○プロ全域に伊吹のこの仕事で発した一字一句が伝わってしまい相原雪乃が代表するPさん大好きクラブ一同によってしこたま絞られたという。
終わり。
以上です。今回はここまでです。
読んでくれた方はありがとうございます。
ここの所、内容が長いモノが多かったのでコンパクトを目指して作ってみました。
「麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)」とはいい人と交流すれば自然に影響されていい人になる事のたとえ。いい環境によって善が生まれる事のたとえです。
恋愛をプラスと見立てるならAが好きな人をBが好きになって、そのBが好きな人をCが好きになって、とウィルスみたいに蔓延していく・・・なんて事が起こっていたら現実は今頃人口減ってますねw
さて、次回は
・村上巴「塞翁が馬」
その次に
・喜多見柚「人こそ人の鏡」
を予定しています。
そういえばガチャで巴ちゃんと美玲ちゃんが同時に出されてましたね。
ものすごく可愛くて喉から手が出るレベルです、手に入れなくては・・・。
ではまた。
この後、没ネタ予定の2~3レス程度のおまけを書くかもしれません。
以下、おまけ
俺はモバP。
現在は○○プロダクションというアイドル事務所で22名の女性アイドルの面倒を見ている。
仕事で、プライベートで女性に囲まれ、若干トラウマを抱えるがそれでも楽しくやっている。
加えて特筆するような事はないが、頑丈さと運の良さは売りにしているつもりだ。
え?
トラウマじゃなくて女性関係って書けって?
そうだったね・・・実はトラウマとしてはもう一つ抱えてる事がある。
朋「あ゛あ゛あ゛・・・」
朋の生理の時期である。
─ 事務所・事務室 ─
櫻井桃華「朋さん、ソファの背もたれに乗っかって寝るなんてお行儀が悪いですわよ?」
朋「うるさーい゛、あ゛ぁ゛~」
桃華「ど、どうしちゃったのでしょうか?」
杉坂海「あはは・・・朋は生理で体調不良なんだよ。桃華はまだ生理というか初潮来てないのかな」
桃華「生理、初潮・・・月経の事ですわね。わたくしはまだですわ、もうそろそろ来てもいいと思うのですが」
海「12、13歳が平均年齢だったはずだし、もうそろそろだよ」
朋「生゛理゛痛゛・・・の地獄まであとちょっとね・・・」
桃華「生理痛・・・そんなに酷いのでしょうか」
海「そうだねー、人によってマチマチだけど朋は格別酷い感じかなぁ」
海「・・・ってかピル飲んでなかったの?」
朋「飲み忘れたぁぁ・・・」
桃華「ピル?避妊薬ですわね、どうしてそれが?」
海「生理痛の痛みを減らす性質もあるからキツい人は飲んどけって感じかな」
桃華「まあ、わたくしも常備しておいた方がよさそうですわね」
朋「ウヴヴヴヴウ・・・頭いった~い・・・」
海「ちなみに星座の運勢は?」
朋「蟹11位」
海「そりゃこうなるねぇ」
P「ただいま」
海「おかえりPさん」
桃華「Pちゃま、おかえりなさいですわ」
P「さっきケーキ屋寄ってきて買ってきたんだ。みんなで食べてくれ」
桃華「これ、海外のケーキ店のモノですわね」
P「ああ、新宿に支店が出来たって聞いて買いに行ってみたんだ。女性客ばっかりで気恥ずかしかったよ」
海「はははっ、女性アイドルに囲まれてるのに何言ってるんだか」
P「お前らは家族みたいなもんだしなぁ・・・」
海(家族ねぇ・・・本当の家族になるのは誰になることやら)
海「お皿持ってくるよ」
桃華「ではわたくしはティーの準備をさせてもらいますわ!」
P「朋、お前の好きなモンブランも入ってるから食べてくれ」
朋「ふぁい・・・」
海「美味しかったね。桃華、今度はウチらで買いに行こうか」
桃華「そうですわね。わたくしもご贔屓にしようと考えてた所ですわ」
朋「はぁ・・・」
海「どうしたの?ケーキまだ残ってるし、食が進まない?」
朋「いや、そうじゃないわ。ものすんごい美味しいし」
海「それならどうして」
朋「一か月前のこと思い出してよ」
桃華「一か月前・・・?」
P『会議室のエアコン増やしといたんだ。ほら、あの部屋妙に広い癖に1個しかエアコン付いてないし、今後の事も考えてね』
海「確か、Pさんがエアコン買ってたね。半分ポケットマネーで買ったんだっけ」
朋「多分、アレはアタシのせい」
海「うぇっ!?」
朋「アタシさ、昔から生理痛酷くてその度に家族に迷惑かけてたのよ」
朋「でも従兄のPはアタシの生理痛の事なんて知らなかったわけよ。ましてやPは男の子だしね」
桃華「いくら血の繋がりがあったとしても常日頃一緒にいるわけではありませんものね」
朋「それで・・・夏休みの時で、Pが一緒にいる日だったんだけどその日たまたまアタシは学校登校日だったのよ」
海「宿題とか出す日だね」
朋「でもアタシはちょうど生理来ちゃって立ってもフラフラするレベル、誰かに迷惑かけたくなかったし学校休んだのよ」
朋「そこにPは『なに学校休んでんだ、早く行ってこい』って言ってきたのよ。Pが生理知らなかったとは言えムカついちゃってね」
海「それで?」
朋「Pに頭突きかましたのよ」
2人「は?」
朋「こう・・・胸の辺りにね。ゴーンッと」
桃華「そ、そ、それで・・・どうなったのですの?」
朋「Pは肋骨骨折して、加えて折れた骨が食道に刺さって緊急入院」
海「は、はぁ!?どんだけ力込めてたんだい!」
朋「アタシだってあんな事になるとは思ってもなかったわ!」
朋「頭に募る激痛と目の前で血反吐吐いて倒れるPであの空間はカオスだったわ」
桃華「そりゃそうですわ!」
海「Pさんの怪我体質は昔からかっ!!」
朋「それ以来、どんな状況でもアタシはPに怪我はさせないと考えるようにはなったけどね」
朋「反面、Pはトラウマ抱えちゃったみたいでね。アタシが生理の時にストレス溜まらないようにって動くようになっちゃってね・・・」
海「あー・・・じゃあ、このケーキは」
朋「アタシのストレス解消用よ、まったく・・・」
海(なんか複雑。このケーキ、ウチらの分はオマケなのか・・・)
海「じゃあ、Pさんは朋の生理のタイミング分かってるんだな」
朋「どうせPの事だから手帳のカレンダーにでも書いてあるんでしょ」
海「ありえるねぇ、それ」
しばらくして・・・。
千川ちひろ「ん~甘い~♪このチーズタルトおいし~♪」
「ただいま帰りましたー」
ちひろ「おかえりなさい、保奈美ちゃん、肇ちゃん、それに音葉ちゃんも」
ちひろ「外で一緒になったんですか?」
藤原肇「はい、レッスンが終わって外出た時にちょうど音葉さんがいたので」
西川保奈美「この後、一緒にお食事に行きましょうという話になったんです」
ちひろ「羨ましいなぁ・・・」
梅木音葉「ちひろさんも・・・一緒にどうですか?」
ちひろ「ごめんなさい、今日は残業確定なの」
音葉「お疲れ様です・・・なんだか申し訳ありません」
ちひろ「そんな気にやまなくても。みんなのためだと思ったらホラ元気元気!」
保奈美「無理と無茶だけはしないでくださいね?」
ちひろ「もちろんですよ。甘いモノも頂きましたし」
肇「甘いモノ・・・そのケーキですか?」
ちひろ「プロデューサーさんが買ってきてくれたんです。皆さんも・・・ってそうでしたね、この後食事でしたね」
保奈美「冷蔵庫に入れてあるなら、私は朝一で食べますね」
ちひろ「も、もちろん入れてますよ!」
肇「本当ですか?ちひろさん、管理は杜撰って聞いてますから・・・」
ちひろ「やめて!アブない動画をネットに保存しちゃった話はやめて!!」
保奈美「怪しいところですが、今回は信じますよ?」
ちひろ「ずっと信じて!お願いだから!」
保奈美「大丈夫です、信じてますから」
音葉「ところでPさんはどこでしょうか・・・?」
肇「カバン置いてありますし、どこかにいるとは思うのですが」
ちひろ「プロデューサーさんならシャワー浴びてますね。なんでも今日はシャツがへばり付くぐらい汗をかいたと言ってましたし」
肇「覗きに行ってみようかな・・・」
音葉「覗くくらいならお背中流しますと言って・・・堂々と入った方がよろしいかと・・・」
肇「そうですね、確かにそれなら自分も裸に・・・」
ちひろ「おーい、アイドルとしてその発言は物騒ですよ?」
肇「あっ、ごめんなさい」
音葉[首を縦に振る]
保奈美(相変わらずPさんの事が好きなメンバーは行動がぶっ飛んでますね・・・って)
保奈美「これは・・・手帳?」
ちひろ「ああっとそれはプロデューサーさんの手帳ですね。さっき確認してたので片づけるの忘れてただけかと」
保奈美「なるほど、プライベートの事も書いてあるかもしれないので触らずに・・・」
音葉[無言で開く]
保奈美「ち、ちょっと!音葉さん!勝手に見てはダメですって」
音葉「妻のオトミです・・・。夫の行動は妻である私も把握しておかなくては・・・」
肇「・・・・・・」チラッチラッチラッ
保奈美「あー・・・Pさんに怒られても知りませんよ?」
音葉「大丈夫です、Pさんに罵られるという新たな音と快楽が得られるならそれはそれで・・・」
肇「・・・」ジー
保奈美(なんという果敢さ・・・いや無謀?肇ちゃんも瞳孔開くくらいガン見してますし・・・)
音葉「はっ・・・これは・・・!」
【△月□日 朋 生理】
音葉「と、朋さんの・・・」
ちひろ「朋ちゃんは生理痛酷いって聞いてますし、プロデューサーさんが把握していても当然だと思いますけど」
保奈美(そうですよね、Pさんと朋さんは従兄妹だと聞いてますし、知ってても当然と言えば当然・・・)
音葉「肇ちゃん・・・これは間違いないですね・・・」
肇「ええ、これはどうみてもタイミングを見計らってる書き方です。つまり・・・」
保奈美(???)
2人「Pさんは朋さんを孕ませようとしているっ!!」
保奈美「 」
ちひろ「 」
ちひろ(ど、どうしてそういう思考になるんですかぁぁぁっ!!!!)
その後、5人ほどPに月経周期を伝えるアイドルがいたとか。
おまけ終わり
以上です。質問等あればどうぞ
>>53
乙
ちょっと待ってくれ
抜いてくるから
この件についてミッチーは知っているのだろうか
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