PSP,PSVita作品「ゴッドイーター2」の2時創作SSです
主にくすぐりという自分の性癖を満たすために執筆した者で駄文極まりないです。
文法間違い、キャラ崩壊、独自設定があります。苦手な方はお戻りください。
それでもいいという方、くすぐり好きな方はどうぞご覧ください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408182457
シエル・アランソンは自室のターミナルからデータベースを閲覧していた。
普段は神機の調節の申請や素材、道具の管理、得意のバレットエディットにしか使わないが、
ここには世界にアラガミが闊歩するようになる前からの書籍や映像作品などの資料が電子情報として記録されている。
娯楽や教養など保存されている情報は幅広く、富裕層や政治家、神機使いやそれに深く関わる人々の特権であり、楽しみでもある。
今回彼女が調べているのは、
「コミュニケーションの仕方も本当に多種多様なのですね…」
そう、より積極的に友人達と交流する方法であった。
彼女は幼少の頃からラケル博士に才能を見込まれ、1人で英才教育を受けてきた。
軍人としての訓練は感情を抑える訓練であり、同級生のような存在もいなかった。
ジュリウスとはそれなりに面識があったがお互い軽口をいうような性格でもなかった。
今はいないロミオがいなければ、彼女が入った頃のブラッドはより互いの軋轢が大きいものとなっていただろう。
今の自分は現隊長のおかげもあってブラッドのメンバーとも極東の皆とも打ち解けている。
しかしそれはまだ相手が誘ってきたことに応えるだけの受動的な部分が大きい。
自分から皆に触れ合っていきたいと彼女は考えていた。そんな中、彼女はある一つの小説を見つけた。
小説といってもそれはインターネットが一般にも普及していた頃の、個人が趣味で書かれたものだった。
内容はある秘密を抱えた内気な女子学生同じ高等学校の快活な少女に秘密がばれ、共有し仲を深めていくもの。その秘密というのが…
「くすぐり、ですか…」
シエルにとってくすぐりとは皮膚の敏感な部分に触れ、笑いたくなるようなムズムズする、擽感を覚えさせる行為という通り一遍の知識。
いたずらや古くは痛みに耐性を持つ者への拷問の類として使われていたということくらいである。
(これは、参考にしていいものなのでしょうか…)
正直あまり肯定的に捉えられるものではない。
幼少の頃レア博士に「折角可愛いのに笑わないなんて勿体無いわよ?」などといわれ軽くくすぐられた時、あまりのくすぐったさに彼女自身にとっても信じられないほど驚き、悲鳴をあげ、すぐに普段の姿から想像もつかないほどケラケラと笑ってしまい、しばらくからかわれたこともある。
感情を制御する訓練はしていたがあの時ほど顔から火が出る思いをしたことはない。
(しかし…私が人との接し方に対して経験も知識も少ないのも事実です)
自分にとってはいいものではなくとも、もしかしたら他の人にはそうでないかもしれない。
そして彼女は『くすぐりによる交流を深める作戦』が始まった。
あ、いまさらですが合いの手大歓迎です
数日後、シエルはあるチケットを2枚を手にエリナ?デア=フォーゲルバイデことエリナに話しかけていた。
チケットの内容は、
「え、大浴場の使用許可証?」
資源が貴重な今の世界は満足に水道などのインフラが通っているとは言い難い。
危険と引き換えに高水準の生活が約束されている神機使いですら決められた時間だけシャワーと石鹸を使用することを約束されている程度で普段は浴槽につかることもない。
今話題に出てきた大浴場は本来フェンリルの重鎮やそれに投資するような資産家、またはその親族が娯楽として使用するものだ。
「それすっごい珍しいんじゃないですか!?普通に買おうと思ったら神機使いの給料でも簡単にはいかない値段のはずだったけど」
「榊博士とツバキ教官に頂いたのです」
「2人に?」
「はい、先日、私がエディットしたバレットを見ていた榊博士とツバキ教官が短期的に前から思案されていたバレットエディットの講座の講師を務めてくれないかと頼まれまして」
「それでその講座を受けた銃型神機使い、神機の銃型を多用する方たちの戦績が向上、新しいバレットの開発にも予算が下りるようになったのです」
「その成果として表彰と何か褒賞の希望を聞かれたときに一緒に頂いたのです」
「シエル先輩やったじゃん!行ってきなよ、あれシャワーとは気持ち良さが全然違うんですから」
「はい、それで是非エリナさんもお誘いしたいと思いまして…安心してください、複数人使用可能のものですから」
「私を?そりゃ行けるのは嬉しいですけど、他のみんなは誘わないんですか?」
「実のところ、私はそういったところを使ったことがないんです。エリナさんはそういった所の作法にも詳しいですよね?」
「んーまあ家が家だから割とよく使ってましたけど、身内で行くんならそんなに気にしなくてもいいと思いますよ?それにせっかくみんなで行けるのにもったいないですって」
「大丈夫です、一週間に1度という制限を守れば特に使用期限はありませんので、とにかく、最初は2人でお願いしたいんです!」
この作戦を行うにはとりあえず2人きりになりたい。その意思で思わずシエルの語気が強くなってしまう。
「ちょっそんな強く言わなくても…はっはあ~ん」
しばらく遠慮していたエリナが急に得意げな笑みを浮かべシエルを見る。
(まさか、気づかれた!?)
もしこんな作戦を考えてることがばれたら逆にみんなに何をされるか分からない。思わず彼女の首筋から汗が出る。
「シエル先輩ってさ、みんなに頭がよくていろんなこと知ってるって頼りにされてますもんね~」
「え…?」
「そんな先輩がみんなの前で間違えちゃうのは恥ずかしいか~うん、わかってるわかってる」
「え?いや…はい」
どうやら違う方向に勘違いしてくれたようだ。
「まかせてよ、ちゃんと教えてあげますから!それじゃあ私任務あるから!空いてる日送るからスケジュールよろしくお願いしますね」
そういってエリナはどこか上機嫌に手を振って走っていく
(シエル先輩もそんなところあるんだな~こんな形でもせっかく先輩に頼られたんだから頑張らなくっちゃ♪)
(・・・とりあえずこれで第一段階は成功ですね)
数日後2人は大浴場にたどり着きシエルはエリナからなかの設備の説明を受けていた。ここは完全予約制となっており、今日は自分たち以外の予約者はいない、完全に貸切である。
「それにしても運がいいね、後に予約してる人がいると早く出ろって急かすやつもいるんだもん」
そういってエリナは服を脱いでいる。
下着は上下ともに清潔感と生地の質の良さを伺える白である。
一見すると健康的かつ年相応に華奢な体を包むそれを脱ぎ丁寧に畳んで脱衣かごにしまっていく。
神機使いの再生力の高さと新人という日の浅さゆえか、日々の激戦の中でも特に傷跡が見られない滑らかな肌が露わになる。
「そうですね…」(ついにこの時が来てしまいました、少し緊張しますね…)
その横でシエルもエリナにならって服を脱いでいる。
下着は上下ともにフリルのある薄いピンク色でありその中にはエリナとは対照的に豊満な胸が包まれている。
戦闘時に邪魔にならないよう普段はややきつめの服で絞っている双丘は拘束を解かれたことによりまた一つ大きく見える。
白い彼女の肌もまたエリナに負けず劣らず滑らかである。
激しい訓練とアラガミとの激戦のなかで鍛えられた身体能力を保ったまま一見女性らしい体のままでいられるのはアラガミ細胞の賜物ゆえか。
しかし神機を握りしめるその手は2人とも同年代の少女より厚くしっかりしている。
一見華奢に見えると前述した肢体も目には見えづらいが足腰や肩も引き締まって鍛えられている。
今はやや落ち着いているがアラガミが大量発生し連戦が続いた日はしばらく生傷が絶えない。
それだけの戦いを彼女たちは送っているのだ。
服を脱ぎ終えた2人が浴場の扉を開けると大浴場が広がっていた。
その広さや豪華さは普段のシャワー室とは雲泥の差である。
「ここに来るのも久しぶりだなー、神機使いになってからはあんまりいってなかったし」
「すごく広いですね・・・こんな場所があるなんて」
「でしょ?昔の極東はこれくらいあちこちにあったって話なんだけどねー。ま、早くかけ湯して入ろうよ」
「え、ええ」
そしてエリナがかけ湯で体を軽く洗いシエルもそれにならい小さなプールほどもある浴槽に浸かる。
「ふう・・・」
その気持ちよさはまさしく別格だとシエルは思った。
マグノリア・コンパスにいたころから個人の浴槽に浸かることはあったが、周囲の環境や教育のせいであまりのんびりとできるものではなかった。
大量のお湯に浸かるのがこんなに気持ちいいのかと、彼女は当初の目的も忘れて堪能した。
「シエル先輩ってさ・・・」
「え・・・はい、なんでしょう」
唐突にエリナが話しかける。その眼はどこか恨めし気にシエルの一点を見つめている。
「胸大きいよね」
「え!?」
「何食べたらそんなに大きくなるのよ、なんか生意気にお湯に浮いちゃってるし・・・
よく考えたらカノン先輩も大きいしナナ先輩もそこそこあるし、ジーナ先輩は・・・まあ大人の色気は十分にあるし私だけちんちくりんで・・・」
そういってエリナは自分の控えめな胸部を抱え込みぶくぶくと泡を吹く。
「だ、大丈夫ですよ。エリナさんは年相応ですし、それにとても可愛らしいですよ」
「分かってるけどさ・・・ちなみにいつごろから大きくなりだしたの?」
「ええと、身体測定から考えると13歳あたりから一気に」
「ぬあああああああああああ私もう14歳なのにーーーーーー!!」
「落ち着いてください!それに世の中には身体的発育が乏しい女性が好みな男性も」
「もういい!私体洗ってくる!」
エリナは勢いよく立ち上がり少しむくれながらシャワーの所まで歩いていき、椅子に座る。
(怒らせてしまいましたか・・・あ、でもあの小説ではこういう時こそくすぐって相手をリラックスさせていましたね、よし・・・)
「あのエリナさん、よければ背中をお流ししますが」
「え?でも先輩にそんなことさせるわけには・・・」
泡立てたシャンプーで髪を洗いながらエリナは遠慮する。
「構いません、こういう時こそスキンシップを図るべきだと思いますので」
「そ、そうじゃあお願いしようかな?」
了承はとれた。そう確信したシエルは湯船から上がりエリナの後ろにいすを置き、石鹸を泡立てる。
「ところでエリナさん」
「ん?」
「今私は自分の対人経験の少なさを補うためにいろいろと文献を読むのが日課となっているのですが」
「ああ、それでさっきスキンシップとかいってたのか・・・それで?」
「はいそれでその中には」
そういってシエルはシャンプーを洗い流すために腕を持ち上げ開かれたエリナの腋の下に静かに手を伸ばし、
ちょんっとつついた
「ひみゃん!?」
「こういったコミュニケーションもあるみたいですよ?」
「えっちょ先輩っふひひ」
風呂の蒸気、突然の異質な感触への驚きと、思わず自分の口から出てしまった間抜けな悲鳴から羞恥で赤くなったエリナが思わず振り返ろうとするが、
腋の下に入りこまれた人差し指がくにくにと動かされ思わず体をよじり、笑い声をあげてしまう。
「先程は本意ではなくとも怒らせてしまいました、是非、『これ』でリラックスしてください」
そういって少しずつ腋の下に入れる指の数を増やしていき、石鹸で包まれたよく滑る指を動かしていく。
「ちょっそんなのいらなあははははははくっふふふふふふふふふ」
(確か小説でも最初は拒絶されていましたからこのままでも大丈夫・・・)
「せんぱっ本当にやめきゃははははっはひひひひひ」
(・・・思ったより明確に拒否の意を示していますね)
そう思いシエルはくすぐりをやめ、腋の下から手を離す。
「はあ・・・はあ・・・な、何するんですか先輩!」
「す、すみません」
「何読んだか知らないけどさ、こ、こちょこちょとかしていい訳ないでしょ!!」
そうエリナは叫びながらシエルに詰め寄る。
(あ、今のこちょこちょって言い方可愛い、じゃなくて)
「本当にすみませんでした、まさかあんなことになるなんて」
「本当にくすぐったかったんですからねもう!!」
こんどはそっぽを向いてしまった。
「はい、まさかエリナさんがあんなにくすぐりに弱いとは知らず」
その一言にしかめっ面だったエリナの眉がぴくっと動く
「・・・え?今シエル先輩なんていいました?」
「いえ、ですからあんなにくすぐったさで取り乱してしまうとは知らず」
「な、なに勘違いしてるんですか!私がこちょこちょで取り乱すはず」
「え、しかし先程はそれで怒って」
「あ、あれは不意打ちだからです!真正面からならぜんっぜん平気ですから!!なんなら試してみてくださいよ!!」
どうやら変な方向にプライドを刺激してしまったようだ。そういってエリナは両腕を後ろに組み腋を広げている。
(これは・・・続けていいということですよね?)
今回はここまでです。版権物は初めてですがキャラの口調は思ったより気をつかいますね・・・特にエリナの目上の人への言葉遣いに苦戦しています。
続きは明後日にでも一気に投稿して終わらせたいと思います。感想、合いの手大歓迎です。
ここまで自分の自己満足の駄文に付き合って読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
うん可愛い>>1乙
>>1乙エリナ可愛い
GE2なかなか周りにやってる人いないんだよね…
くすぐりSSキタコレ
期待
こんばんは>>1です
>>21
>>23
可愛いと思っていただけたなら幸いです。自分の周りにもいないんですよね・・・PSPですからWiFiにも繋がりませんし
>>24
ありがとうございます!同行の士に会えて嬉しいです!くすぐりSSが増えて欲しくてなら自分で書こうと思ったのですが期待して頂けるなら幸いです。
コテハンが変わってしまったのですが昔自分が書いたくすぐりSSがまとめられてますので興味があったら是非ご覧ください
令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1893711.html
続令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1895539.html
昨日明後日に投稿すると書きましたが今夜少しだけ投下したいと思います。20日からパソコンを触れなくなってしまうのでそれまでには一区切りつけたいです。
今夜21時半投下開始します
そろそろ投下を開始します
合いの手大歓迎です
「それでは・・・」
そういってシエルは腋の下に手を伸ばし、その窪みに指を差し込む。毛の生えていないつるつるとした腋をゆっくりと丁寧に泡まみれの手でこそぐっていく。
「ふっく・・・く」
今回はエリナも笑いを何とかこらえている。また素早く指を動かしてもいいが今回は少し責める場所を変えてみた。腋の下から指を少し降ろし、あばらの感触があるところを指の腹でひっかくように責めていく。
「~~~~~~~~っ!?」
若干責められる場所が変わったせいかエリナは目をギュッとつぶり真っ赤になった顔をくしゃくしゃにして耐えている。エリナが目を閉じたことに気付いたシエルはあることを思いつき、一度手を止め、静かに移動する。
(・・・?)
(確か視覚を奪った状態でくすぐる場所を変えるのは効果的な手段だった筈)
そしてすかさず素早く足を持ち上げカリカリとくすぐり始めた
責めが途絶えたことを疑問に思い、少し目を開けようとしたエリナだが、その予想だにしなかった感触に思わず吹き出してしまう。
「ふみゅっ!?」
「くすぐりというのは腋の下だけでなく様々な場所が対象となり、弱点なども違うと聞きます。エリナさんは足の裏はどうですか?」
「こ、こんなの全然・・・っ平気っひひなんだから」
「そうですか、では少し責め方を変えてみますね」
そういってシエルは足の裏をカリカリとした責めからツボ押しマッサージのようにぐっぐと押していく
そういってシエルは足の裏をカリカリとした責めからツボ押しマッサージのようにぐっぐと押していく
「っっっっふっふふ・・・だ、大丈夫って」
同じ足の裏でも責め方を変えられたことにより、カリカリとした感触に慣れ始めた足に裏に新しい感触が襲ってくる。
もっとも耐性があるのか大笑いには至っていない。
「そうですね、では少し道具を使ってみましょうか」
道具とはなんなのかとくすぐったさでいっぱいになりかけている頭でエリナが考えているのをよそに、シエルは髪をとかすために持ってきたブラシを手に持つ。
そして、
「私の読んだ文献ではこういったものが有効と書かれていました」
やや硬めの毛のブラシでごしごしと足の裏をこすりはじめた。
「ひきっあはっははははっははははははひひひひひひひはははっはは」
今のが特に聞いたのかエリナの口から笑い声が一気に漏れ出す。
「せっせんぱっくっふふひひひそれひゃひゃ反則あははっははっははあはは」
「今回はかなり効いていますね」
「なっなにいってひひひひひひゃはははははは」
(面白いですね、これ)
今のが特に聞いたのかエリナの口から笑い声が一気に漏れ出す。
「せっせんぱっくっふふひひひそれひゃひゃ反則あははっははっははあはは」
「今回はかなり効いていますね」
「なっなにいってひひひひひひゃはははははは」
(面白いですね、これ)
そう思いながらシエルは自身の両膝でエリナの両足を挟むように固定してごしごしとブラシで足の裏を左右交互に刺激していく。
時々余ったほうの手で引っ掻いたりこちょこちょとくすぐり、慣れが来ないように気を付けている。
それに反応しエリナは膝より下をびくびくと痙攣しながら笑い悶えている。
ごしごしごしごしごしごしこちょこちょこちょこちょごしごしごしごしごしカリカリカリカリぐにぐにぐにごしごしごしごしカリカリごしごしごしごしごし
「きゃははははははっははははははっひあひひひひひひひひっふうふふふふふふぎゃひひひひひひひひひひひひくっふふふみゃあああああああ~~~~~!!!」
刺激の種類によって大笑いだったり、こぼれるような笑い声をあげたりと足の裏一つで様々な様子を見せるエリナはシエルの好奇心をさらに刺激していく。
(このままここを責め続けてもいいですけど)
こちょこちょこちょごしごしごしごしカリカリカリカリごしごしごしごしごしごしぐにぐにぐにごしごしごし
「ひゃっひひひひひひひひにゃああふふふふあふひゃひゃはひゃんであひばっかりいいいいいいいいいいいいい!!!????」
「そうですね、足の裏はこれぐらいでいいでしょう」
そういってシエルがくすぐるのをやめるとエリナはへなへなと仰向けに倒れこむ。
その下半身は余韻が残ってるのかぴくぴくと痙攣し続けている。
その様子が少しだけシエルに今まで感じたことのない、いたずら心のようなものを産み出す。
「ひい・・・ひい・・・」
相当大笑いしていたがくすぐりをやめると思ったより顔に生気が残っている。
やはり神器使いともなると基礎体力も違ってくるのだろうか
「そろそろ認めてはどうでしょうか」
「だ、誰が・・・わらひ、私は全然平気・・・」
「では、まだまだ続けても大丈夫ということですね」
普段の彼女からはまず出ない言葉。
それをいわせるほど今のエリナの姿は同性から見ても扇情的で思わず嗜虐心を感じさせてしまう。
「へいきだっていっひぇ、いってるでしょ・・・」
生来のプライドの高さからくる強気な言葉がそれを一層際立てる。
シエルは次は彼女の背中に手を伸ばしていった。
短いけど今日はここまでです。また明日も投稿できたらと思います。
感想ありがとうございます!これからも楽しんでいただけたら幸いです。
ここまで付き合って下さった読者の方がた、本当にありがとうございました!!
あ、後>>33
の神器は神機でした、誤字大変失礼いたしましたorz
笑い方が豪快だなぁ
過去作からしてガチだw
乙乙!誤字は適当に補完して読めるから大丈夫!
シエル可愛い
あと今更ながらアラガミ細胞じゃなくてオラクル細胞じゃね?
やべえニヤニヤする
乙
乙乙
これは期待できそうだ
皆さんこんにちは、ここまで読んでくださった方は改めてありがとうございます、>>1です
感想ありがとうございます!これからもどんどんコメントしてくださるとうれしいです!
>>37
最初はギリギリ我慢できるくすぐったさで「くっくく」って笑ってる所を書きたいんですけど、書いてるうちに頭の中の光景でくすぐりやくすぐられている人の感度がどんどん上がって大笑いになってしまうんですよね・・・
自分でも気を付けたいと思ってます
>>38
>>39
>>41
>>42
ありがとうございます!誤字はもちろん気を付けますがそういっていただけるときが楽になります。
アラガミ細胞⇒オラクル細胞の補足感謝です。
過去作もくすぐりSSを増やしたい、くすぐりの良さを知って欲しい、自分の読みたいシチュエーションが中々見つからない⇒なら自分で書こうなどという理由で書いたSSが少しでも楽しめて頂けたのなら嬉しい限りです!
まとめサイトにある前作の感想で「勃起したこういうのもいいなくすぐり最高」「スタイル抜群の巨乳美女がくすぐられるとか俺得」「漏らさない、というのもありだな」「この作者、分かってる」「メイドかわいすぎワロタ」「メタい話の所で握手したくなった」(他まとめサイト)
等の皆さんのコメントは自分ぐらいだろうなあ・・・と思っていた性癖が予想より理解して頂けたと、大変嬉しく思いました。
あれらのコメントを励みに新しく書き始めたこのSSが少しでも皆さんを楽しませることが出来たら幸いです。
今夜もまた21時半あたりに投下したいと思います。今日終わらせるつもりだったのですが当初の予定より内容が長引きそうです。頭の中でくすぐられてるエリナが可愛すぎてどんどん文章にしたい情景が増えていく・・・
今日完結を期待していた方々には申し訳ありません。少なくともシエル×エリナは20日以降しばらくパソコンを触れなくなるのでそれまでに終わらせます。
それでは
追記:いきなり長々とすみませんでしたorz
新型神機使い特有の感応現象とかシエルなら血の力「直覚」を活かしたシチュあると嬉しいなぁ
こんばんは
>>1です。
予定通り21時半から投下開始したいと思います。
感想合いの手大歓迎です。
それでは開始します
息切れによりわずかに上下するエリナの背中は、うつ伏せにへたり込んでることとようやく足の裏のくすぐりから解放されたことへの安堵感により物理的にも精神的にも完全に無防備となっている。
シエルはあえて「ではまだ続けても大丈夫ですね」という確認はとらずその背筋の、背骨の凹凸の部分をつーっとなぞった。
「ど、どうしたんですか・・・まさかもうおわりひゃん!?」
なにも反応しないシエルから言葉が来ると思い完全に油断していたエリナは背中からくるぞくっとした感触に不意打ち気味に反応し、可愛らしい悲鳴をあげてしまう。
「ではまだ続けても大丈夫ですね」
その反応にこれまで感じたことのない喜びを感じたシエルはあえて先程はいわなかった言葉をいい、もっとこの行為を続けるべく挑発を試みる。
その間も背筋を人差し指と中指でトコトコと歩くように刺激していく。
「だ、だかくっくく大丈夫ってふふっいってるでひょ・・・ひひ」
先程のような激しい刺激がないせいか単純に背中は比較的強いのかエリナは全身をぴくぴく震わせながら時々笑いこぼしながらも浴場の床に仰向けに貼りついている。
少しでもくすぐったさに翻弄されていない余裕のあるように見せたいのか、手足を理性で大の字に広げている。
しかし手足は自身の理性に逆らい少しでもくすぐられる場所を減らしたいかのようにぴくぴくと亀のように縮こまろうとしてしまう。
その結果、真っ直ぐに伸ばしたいと思っている彼女の肘がぷるぷると曲がり始め、同様にまっすぐ伸ばそうとしている足も内またになり始める。
先に彼女の名誉のためにいっておくとエリナは別に尿意は催していない。
しかし完全にぴっちり閉じてしまうことだけは避けながら無意識にうち腿をもじもじと擦りあわせようとする
それはまるで見えない枷に足首を固定されながら懸命に尿意をこらえてる状況を彷彿とさせる。
「ふっくく・・・くふっこ、こんきひゅっなの・・・ふふっふ」
しばらくその光景に吸い込まれるかのように見ていたシエルの好奇心やSっ気は収まらないどころかさらに高まっていく。
(他の部分を責めたらどうなるんでしょうか・・・エリナさんは一体どんな反応を)
そんな気持ちとともに背筋を中心に責めていたその指を肩甲骨に持っていく。
そしてその少しくぼんでいる部分を指でほじるように責め始めた。
「!?!?!?っ~~~~~~」
突然襲ってきた肩の少し下から来る一際大きな擽感にびくんっと大きく肩を震わせ、首まで出かかった声と息を首をぎゅっと縮こまらせて抑え込む。
この時懸命に伸ばしていた両肘を大きく曲げてしまうが、最初の刺激が落ち着く共に少しずつまた伸ばしていく。
しばらく肩甲骨を責め、時々慣れないよう腋の下より少し下のあばらの部分を背中からとっとっとっとっとピアノを弾くかのように刺激する。
指が体に小刻みに当たるたびに上半身を中心により一層体をぴくぴくと震わせる。
ひとしきり責めるとその後シエルはその少女らしさを残しつつも鍛えられた腰に蜘蛛のように広げた指をおき、第二関節より上だけをくにくにと動かす。
「ふひゃっひゃひひ・・・ふふふ・・・くく・・・こ、これな、きひ、ら」
「流石に背中は慣れてきたみたいですね」
シエルの言う通り流石に背中は慣れてきたのか小さく笑い声を漏らしつつもエリナは少し目に余裕を取り戻し、背中寄りの腰の刺激に耐えている。
それと同時に腹筋に近い所に手を置いたことによりシエルの指先に白いお腹の下にある鍛えられた腹筋がぷるぷると震えて縮こまりたい欲求と戦っているのが伝わる。
「くっくく・・・そ、そろそろわかっ、ったんじゃないで、すっふ、か?私がっふふこちょこちょに、強いってきゃふっ」
所々言葉を詰まらせながらそんなことをいうエリナ。
その顔は浴場の温かさか喉の奥まで来ている笑いたい衝動を抑える為かひくひくと引きつり紅潮している。
「そうでしょうか?私には辛うじてこらえてるように見えますが」
「そっふふそんなっこっひゃふっあるわははっけ」
それでも強情に強がり続けるエリナ。
そこでシエルは一度手を止める。
手を止めた瞬間「ぷはっ」っとエリナの口から息が吹き出しはーっはーっと息を整え始める。
そこにシエルはある提案をする。
「そうですね・・・そういえばまだお腹の方はくすぐっていませんでしたね」
「はあ・・・ぜえ・・・そ、そうだけど」
「では今からエリナさんには仰向けになっていただき、そこを私がくすぐります。3分間耐えられたらくすぐりに強いと認めましょう」
「さ、3分ってどう測るんですか・・・?」
「この浴場のシャワーは一度レバーを引くと3分ほどお湯が出続けるそうです。それで測りましょう」
「そしてエリナさん」
そこで一度言葉を切る。そして
「くすぐりに強いのでしたらまさか途中で体を丸めこんだりなんてしないですよね?」
それはいつもの彼女のように静かだが、いつもの彼女からは想像もつかないような挑発的な声。
その声にエリナは思わず
「あ、当たり前ですよ」
と返してしまう。
「では、一度体を引っ込めてしまったらそれこそ私の気が済むまでくすぐられるペナルティはどうですか?」
「えっそ、それは・・・ってそれじゃ私が得しないじゃないですか!」
突然の大きな制約に動揺するエリナだが流石にフェアじゃないと抗議の声をあげる。
「もし耐えきれたら・・・逆に私を好きにくすぐってもいいですよ?」
「え・・・?」
信じられない条件を持ち出すシエルにまた動揺するエリナ。
「ほ、本当にそれでいいんですか?」
(私がシエル先輩をこちょこちょする?いつも冷静で落ち着いてる先輩をめちゃくちゃに?)
興味は確かにある。
ここまで自分を翻弄したくすぐったさが目の前のおよそ大声で笑い悶える様と無縁そうな先輩に襲い掛かるとどうなるのか。
彼女の幼少の頃の話を知らないエリナにとってそれはまさに未知の領域。
それにここまで自分をくすぐり続けた先輩に公然とやり返すことが出来る。
「ええ、構いませんよ」
そして平然といい返すシエルの声と表情はエリナにこう思わせる。
目の前にいる自分を散々こちょこちょし続けた相手を思いっきりこちょこちょし返したいと。
その静かに自分の有利を確信しているその表情の変化の乏しい顔を思いっきり笑い悶えさせたいと。
「・・・いいですよ。約束ですからね」
そういってエリナは今度は仰向けになり体を大の字に広げる。
その表情は硬いが、同時に後3分を凌げば今度は自分が責め返せられるという期待も感じられる。
「では・・・始めます」
シャワーのレバーを降ろし、シエルがエリナの白く引き締まったお腹に手を伸ばす。
そしてまず腹筋の感じられるところをとっとっとっとっとと先程の背中のようにピアノ弾くように刺激する。
「ふくっ」
エリナは思わず漏れそうになる声を何とか抑えるが今までどこをくすぐられても笑い出そうとするお腹と肺を抑え込んできた腹筋は半ば攣るように強張り、電動歯ブラシのようにぶるぶると痙攣しだす。
そして固まった腹筋に10本の指を立て、鍛えたことにより感じられる凹凸を探るかのように指をその腹で横に引っ掻くように動かす。
「くひゅっっふふふはははっひひひ」
その感触に固められた腹筋がほぐれはじめ笑い声が大きくなりだすが体を丸めるには至っていない。
「意外と頑張りますね」
まだ時間に余裕はあるがもし負ければ自分がくすぐられてしまう。
くすぐられたのはあの時以来だがまず間違いなく自分は笑い悶え、それを彼女は見逃さず責めたてるだろう。
どこかそれを期待している自分を無意識に押しとどめ、内心彼女は焦り始めていた。
「でしたらこういうのはどうでしょうか?」
次に彼女はエリナの腹筋を揉むようにぐにぐにと揉みだす。その刺激は今までと一線を画すほど強く、手足を引っ込めようとするが、
「ちょっあははっひひせっせんぱっくくるきゃははふひひひひひひひひじゃなくっっへみゃあああふふふふ」
手足をばんばんと床にたたきつけ、首をぶんぶんと振りながら笑い悶えつつもなんとか耐えている。
後1分ほどでお湯が止まる。
(くっこのままでは)
焦りが強くなりだすシエルだがエリナは何とか体を引っ込めずに耐えている。
くすぐられてしまう自分を想像し、危機感を強く覚え始める。
(・・・ん?)
その時シエルはある感覚を覚える。
ずっとエリナの体をくすぐり続け観察した結果と彼女の血の力『直覚』が反応したのだろうか。
(エリナさんの体に線が見える・・・感じる?)
時間が止まったかのようにエリナのお腹を凝視し続けるシエル。
その感覚は明確になりだしやがてエリナの体から神経のような線や点が全身に張り巡らされているように感じることに気付く。
その線と点はたくさん集まっている部分とあまり集まっていない部分があり、腋の下や足の裏に集中している。
(これは、まさか・・・)
試しにシエルはその線をなぞるようにお腹に指を這わせた。
一方エリナは
(こちょこちょ苦しい、けど!こ、このままいけば勝てる、このまま!)
自分の勝ちを少しずつ確信し、その気持ちがよりくすぐったさに耐性を与えていく。
手足は相変わらず床に叩きつけれているが笑い声も早くに落ち着きだし、軽く漏れ出す程度になっている。
「くっく、ふふっふふ」
このまま行けばエリナが勝負に勝つだろう。その時
「!?!?!?ひ、ひゃああああああああああああああ!?!??!!?」
シエルが突然見え始めた線をなぞった瞬間、今までとは比べ物にならないくすぐったさが彼女を襲う。
その声に驚いたシエルが思わず手を離すがこの時彼女は仮説を立てる。
(この線は恐らく神経の線、いや昔見た医学書と少し違いますね・・・擽感を感じる部分を線と点にして表している・・・?私の血の力が何か反応を・・・?)
実際の所擽感を感じる仕組みというのは現状医学においてもはっきりとは解明されていない。
血液やリンパ線のあつまる危険部位を刺激されて感じる、痛覚神経が弱い刺激に反応してくすぐったさを感じてしまうなどの仮説はあるが、どれも確証には至っていない。
この能力はそれを解明する手がかりになりうる。他にも血管や体の継ぎ目など脆い部分を目視できれば医学だけでなく戦闘にも利用できる。が、今この状況ですることは一つ。
残り時間は30秒、シエルは自分の中にある感覚を元に線と点を凝視している。
その様子と先程の異様なくすぐったさからエリナは言い知れぬ不安を感じていた。
(え、な、なんなのさっきの今までのこちょこちょと比べ物にならなかったしシエル先輩目つき変わってるし!)
(・・・・・・・)
腹部を凝視するのをやめたシエルはゆっくりと線と点に従い指を伸ばしていく。
そしてその点と線が最も集中している腹部の中心近くエリナの可愛らしいおへそとその周りに点は突っつくように、線はなぞるように絡み合ってる部分は全体をまさぐるように両手の指で正確にくすぐりだした。
こしょこしょこしょこしょつんつんつんつんつんつーーーーーーー
「――――――――――――――――――――――ッッッッ!?!?」
最早声にならない叫び、理性を完全に押しのけエリナは体を縮めこんでしまう。
そして
「あっははははははっひひひっひひひひひひひひゃああああああああああああはははははっはははははっはははははははははははっひひひひひひひひひ」
一拍遅れてその小さな体からは想像もできない笑い声が浴場に響く。最早勝負のことなど完全に忘れて今も動き続けるシエルの指先が産み出すくすぐったさに悶えている。その様子は半ば機械的になっていたシエルに嗜虐心を呼び戻し、
「私の勝ちですね」
「はっひひひひうあひゃっはっはうはうはうははうはうはうじゃふあっははやひゃめへええええええええええええいっひっひひひひひひひ」
「自分がくすぐりに弱いと認めますか?」
「認めっひゃっはyはうはははははははあみとめるかりゃあああああははっはっははははっはあははははっは」
ここからキリのいいところまで即興なので少し遅くなります
「それでは約束通り好きにくすぐりますね」
もし今のシエルの顔を見たら誰もがこう思うだろう、楽しそう、と
「まず腋の下からいきましょうか、先程はすぐにやめてしまいましたし」
そういってどこか弾んだ声色でシエルは腋の下に手を伸ばしていく、
「けほっお、おねが、やめ」
そして今度は腋の窪みに見える点を意識してくにくにと動かしだした
「いやっはははっはははっはははういっひひひひいひひひひひひひあhsjうあhしゃははっはあははははははっははにゃんでっなんでさっきよっひひひひはははhりりいいいいいいいいいいいいいいい」
「いやっはははっはははっはははういっひひひひいひひひひひひひあhsjうあhしゃははっはあははははははっははにゃんでっなんでさっきよっひひひひはははhりりいいいいいいいいいいいいいいい」
「腋の下がくすぐりの定番というのは本当なんですね」
「はっひひひまはあはっはははっふいふふくあyははははきゃはははっはははははっはあははあっひひひやめひぇうぇひくきけっははっはははははははははあは」
「エリナさんは腋の下とおへそとその周りが弱いんですね」
「ひっふあはははっははいひひひひひひははやっははよわっよわいからああははひうふふふふははひっひひひひひひゆるひいぇえっききっひひひひひひひひ」
最早エリナにくすぐりに強いように見せかける意地は完全に消失しており、くすぐったさになされるがまま笑い悶え全身をガクガクと痙攣させている。
「もし両方を同時にくすぐったら・・・どうなるんでしょうね?」
そんな子供のような無邪気さとSっ気が混ざったような顔でシエルは右手で腋の下をくすぐりながら、左手をおへそに持っていく。
エリナが笑い叫びながら何かをいうがそれを無視し、両手で器用にかつてない速さと正確さでくすぐりだした。
くにくにくにくにほじほじほじほじつんつんつんつんこちょこちょこちょこちょこちょわしゃわしゃわしゃ
「――――――――ひゃあああああああああああああああああああああははうはjははははいひぎゃあっはっはははははっふふはははうははははっははあっははははは」
2つの弱点を同時にくすぐられることによりエリナの全身がよりいっそうガクガクと震えだす。そして、
「あっはっははふはうはははははっはあはははあっあっっあ~~~~~!!!!!」
2、3度全身を大きくビクンビクンと全身が大きく痙攣したかと思うと、がくりと気絶してしまった。
「・・・やりすぎてしまいましたか」
後には少し呆然としたシエルと、気絶してなおぴくぴくと全身が痙攣を残しているエリナが残されていた。
えー今夜の分の投下は以上になります。
シエルだからこそできるくすぐりはやりたいと頭を悩ませていたので>>46
の意見を参考にして書いてみたのですがいかがだったでしょうか?
こうして見ると自分の語彙力の低さが透けて見えますね、痙攣とか震わせるとか嗜虐心とか何回同じような言葉使ったか・・・
くすぐりはこれで終わりで後は最後に物語としての明日までに締めを書いてひとまずは完結としたいと思います。
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
乙
これは度を過ぎて逆にコミュニケーション取れなくなるパターン
シエルはぼっち長かったから限度が分からないのかもな
はやく隊長に会ってほしいですも…
笑すぎると死ぬ
マジで死ぬ
こんにちは>>1です。なんとか今夜中に終わりにできそうです。
>>74
>>76
まあ今回は結構意識してやり過ぎ感を出したつもりはありますね。
シエルというキャラが没頭すると止まらない上に少なくともこのSSではコミュニケーションの方法に見識が狭くまたよくも悪くも貪欲なふうに書いてきましたから。
後は前作で3回ほどくすぐりシーンがあってその内気絶するまでしたのは1回だけだったのでもう1回ぐらい書いてみたいというのがありました。
この後どうなるかはまた後程投下します。
>>75
すみません今回のSSは2人しか登場しない予定なんです・・・
続編を書くことになったら他のキャラも出るかもしれませんがゴッドイーターは主人公が声や見た目を自分で選べる分うまくキャラが固まらない、もしくは皆さんが望んでるようなキャラにはならないかもしれないので・・・
今夜もまた21時半ごろに投下して一度物語を占めたいと思います。
こんばんは1です。今スマホから送信しているためコテハンなどが少しおかしいかもしれません。急用が入ってしまい少し投下が遅れます。楽しみにしてくださっている方々本当にすみません。1時間後には投下ができると思います。
こんばんは1です。今スマホから送信しているためコテハンなどが少しおかしいかもしれません。急用が入ってしまい少し投下が遅れます。楽しみにしてくださっている方々本当にすみません。1時間後には投下ができると思います。
大変お待たせいたしました。投下を開始します。
数十分後
つーん
エリナが目を覚ました後二人は湯冷めした体を温めなおすため、もう一度湯船に浸かりなおしていた二人だが、エリナはシエルから顔をそらし完全にむくれていた。
「あの、エリナさん」
「・・・・・・」
先程から何度か呼びかけては無視されるを繰り返していたシエルが少しずつ言葉を紡いでいく。
「自分でもやってるうちによく分からない気分になったといいますか、ええと」
「・・・・・・」
「歯止めが効かなくなってしまって、いえ決して楽しんでたわけでは!」
「・・・・・・絶対楽しんでた」
「うう・・・はい、そうでした・・・ただ気絶してしまうとは思っておらず、ええと何がいいたいかといいますと」
おずおずと話しかけようとするシエルにエリナは不機嫌そうな表情なまま少しだけシエルの方を見る。
「・・・・・・何?」
「本当にすみませんでした!!」
座ったままでは申し訳ないのかシエルは勢いよく立ち上がり、深く頭を下げ始めた。
一瞬それに驚いたエリナだが
「・・・はあ」
「シエル先輩、みんなと仲良くなりたいんならあんまり深刻に頭下げないでください、こっちが悪いみたいじゃないですか」
「そ、そういうものでしょうか?」
「そういうものなの!そりゃ気絶させられるまでこちょこちょされるとは思わなかったけど普通に謝ればもういいですって!」
「ですが・・・」
「全く・・・先輩がもっとみんなと親しくなりたいって努力してるのは知ってるんですから、それならもう少し砕けてというか遠慮なくしてください」
「は、はい」
「ただ今回は遠慮が無さすぎ!今回はもういいですけど次あんなにこ、こちょこちょしたら本当に口聞いてあげませんからね!うう、なんか自分でこちょこちょっていっててくすぐったくなってきた・・・」
そういってエリナはむずむずする体を押さえるようにさすっている。
「はい、ありがとうございます・・・」
そういってシエルは重い気分のまま風呂に浸かりなおす。体育座りでうなだれているその様子はどうみても意気消沈している。
「だからもう怒ってませんから、最初に私が強がったのも原因の一つなんですしそんな暗い顔しないで下さいよ、せっかくのお風呂なのに」
「はい・・・」
「・・・あんまり暗いままだと」
その様子をみていたエリナががばっと飛び、シエルの腰に抱き着く
「今度は私がこちょこちょしちゃいますよ」
「えっちょエリナさ、きゃっあははは」
完全に不意打ちを食らったシエルは面食らったまま突然のくすぐったさに笑い出してしまう。
「お返しですよ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
その様子が気に入ったのかエリナは自分の体がむずむずするのをこらえてじゃれるように腰をくすぐる。
「きゃったふふふ・・・ああははっはははははははははははえ、えりなさ、ひゃんっはははっひひひひひひ」
シエルはこらえることもできず普段の変化の乏しい表情からは想像がつかないほどけらけらと笑い声をあげていく。
「なんだ、先輩も弱いじゃないですか」
「ははははふふふふふややめふぇやめてひっひひひひひひひひひ」
「あんなに私のことこちょこちょしといてこんなんで音をあげちゃんですか?」
「あ、あれはっふふふもういいってひゃん!?」
抗議の声をあげようとするシエルの背中をエリナは抱き着いたまま器用になぞりあげる。
さっきまでの負い目もあって抵抗の意思が弱いシエルはされるがままにお湯の中で体を震わせる。
「それに先輩が暗い顔してるのがいけないんですよ、ほら笑顔笑顔」
「ひゃひひひひひだ、だいじょうぶ、ですくっはははからごめんあっははっはごめんなさいっひふははははははは」
こちょこちょこちょこちょぐにぐにぐにぐにこちょこちょぐにぐに
「くっふふふあはああははははふふふあふはふうひひひひひひひひひひひひ」
10分後
「ぜえ・・・ひい・・・」
なんとか溺れまいと湯船から出たシエルは四つん這いになりなんとか倒れないところで息切れを起こしていた。
「あーすっきりした♪やっぱりこれぐらいはやらなくちゃね!」
一方よほど気分がよくなったのかエリナの顔からは先程のような怒りや呆れはなくなり、いつものような勝気な満面の笑みを浮かべている。
「さっき・・・ひい・・・もういいって」
「それはそれこれはこれ。やりすぎは厳禁だけどそのあたりの裁量は大事ですよー」
「う・・・はあっ・・・はひ」
「それにこっちの方が先輩としてもちゃんと貸し借りなしっていうか仲直りした気になれるでしょ?」
「そ・・・そうですね、ありがとう、ございます、ふう・・・」
「・・・それにしても~」
年相応にいたずらっぽい笑みを浮かべたエリナが四つん這いになっているシエルに近づき、その無防備な腰をつんっとつつく。
「ひゃあ!?」
「まさかシエル先輩がこんなにこちょこちょに弱いなんてね~」ニヤニヤ
「う・・・へ、変でしょうか?」
「別に?意外な弱点があって可愛いじゃないですか」
「か、かわいいですか」
「うん。もっとさ、色々みんなに見せていいと思いますよ、先輩の我儘なところとか、弱いところとか」
「先輩の落ち着いてる所はみんな頼りにしてますけど、そういう所を見せ合ってこそ助けあったり共感しあったり、そういうもんですよ?人と仲良くなるって」
「そうですか・・・そうですよね」
「うんうん♪今だって上手くやれてるんですし先輩なら絶対みんなともっと打ち解けあいますって」
(弱いところや我儘なところを見せてもいい、ですか)
そうやってしばらく談笑して二人の入浴は終わった。
なお、その後何を勘違いしたのかエリナのくすぐりに『弱いこと』や『強がって意地になって耐えてた』ことをシエルがお茶会で話してしまいしばらく極東支部で話のタネになったこと、
運悪くその時席を外してたエリナがそれを知り、彼女が怒り心頭にシエルに詰め寄るのはまた別の話。
「先輩の・・・バカーーーーーー!!!!!」
終わり
ふう・・・何とか書ききった、物語の締めの部分でしたがいかがだったでしょうか
一応補足ですがその後の二人の関係は特にひびは入っておりません。むしろシエルの人間らしいところをみてエリナや他の仲間もより彼女との距離を縮められたかと思います。
皆さんの感想や書き込みには本当に元気づけられ、何とか完走することができました。明日にでも過去ログ申請を出しておこうと思います。
ここまで読んでくださった皆さん、重ね重ね本当にありがとうございました!
このSSまとめへのコメント
やっぱりシエルは可愛い