ルンファF 超短編
ラグナ×アネット
贔屓キャラの出番多め
思い出補正で書く
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アネット「おはよう、ラグナ!」
ラグナ「おはようございます。アネットさん」
アネット「相変わらず朝早いね〜。農作業って大変?」
ラグナ「やり甲斐はありますよ。自分が手塩をかけた野菜が実った時は特に」
アネット「いつも美味しい野菜作ってるよね、ラグナって。おっと、私は次の家に配達しなきゃ」
ビューーーン
ラグナ「気をつけてくださいね〜ってもう行っちゃいましたね。相変わらず脚が速いなぁ」
アネット「今日の配達終了!うー、汗かいた…メロディにお願いして温泉入れさせてもらおうかな…」
————温泉アレックスのゆ
アネット「メロディ居る?」
メロディ「ふぁー、何?アネット?配達?」
アネット「お願いがあるんだけど、朝風呂って出来るかな…」
メロディ「まだ開店時間じゃないんだけど…まあ、いっか。お代適当に置いておいてー。私、ちょっと外で日にあったてくる…」
アネット「ありがとう!」
ラグナ「ふう…ひと通り作業も終えたし、メロディさんに昨日頼まれてたハーブ届けなきゃ」
————温泉アレックスのゆ
ラグナ「あれ?メロディさんが2階に居ないな。出かけてるのかな?」
???「♪〜♪〜」
ラグナ「一階の方から鼻歌が聞こえる…お風呂掃除してるのかな?」
ラグナ「メロディさん、ハーブもってきまし…!?」
アネット「♪〜……ラ、ラグナ?」
ラグナ「…」
アネット「…」
ラグナ「ご、ごめんなさいいいい!」
アネット「ラ、ラグナのエッチ!すけべ!変態!!」
ラグナ「どうしてこうなった…」ズーン
メロディ「扉の前で何やってんのラグナ…」
ラグナ「メロディさん!?」
メロディ「あ、今日ハーブ持ってきてくれるって言ってたっけ。忘れてたわー、てへっ」
ラグナ「そうですね…これハーブになります…」
メロディ「…どうしてそんなに疲れてるの?」
ラグナ「いえ、なんでもないです」トボトボ
ミスト「あらあら、アネットさんどうしたんですか?カボチャみたいに顔を膨らませて」
アネット「…ラグナに怒ってるの」
ミスト「どうしたんですか?まさか…!目の前でカブを食べられたとか!」
アネット「そんなのでショック受けるのミストぐらいだよ…」
ミスト「そうなんですか?じゃあいったい何があったんでしょうか?」
アネット「お風呂覗かれた…」
ミスト「はい?」
アネット「ラグナにお風呂覗かれたんだ!ラグナがあんな事する人だと思ってなかった…!」
ミスト「ああ、つまり裸を見られて、激おこぷんぷん丸ってことですか?」
アネット「よくわからない表現しなくていいよ!?」
ミスト「私も似たような経験ありますけど…」
———ミストのとある回想シーンその1
ミスト「あらあら、雨で服が濡れてしまったわ、着替えなくっちゃ」
ラグナ「いやいやミストさん、勝手に人の家に上がってきて着替えないでください!!」
———ミストのとある回想シーンその2
ミスト「水着の更衣室に入ってくるなんて、ラグナさんって変態さんですか?」
ラグナ「こっち男子更衣室なんですけど…はぁ…」
———回想おわり
ミスト「とかされた事あるんですよ?もしかして私もラグナさんに怒るべきでした!?」
アネット(いやそれはミストに問題があると思うけど…)
翌日
ラグナ「ふう、畑に水撒き終わったかな。あれ…アネットさん」
アネット「!?」
ラグナ「昨日はその…ごめんなさい」
アネット「つーん!」
ビューーーン
ラグナ「ああ、行っちゃった…怒ってるようなぁ、どう見ても…」
ダニー「愛しのアネットさ〜〜ん。おはよう!」
アネット「…おはよう」
ダニー(あれ?アネットさん機嫌悪い!?いつもと違うオーラ身にまとってる!?なんなの!?)
うづき「どうした?アネット殿?」
アネット「うずきさん、おはよう。ごめん、ちょっと考え事してて」
うづき「ほほう?妾で良ければいつでも相談にのるぞ?」
アネット「ごめんね、心配かけて。でも大丈夫!」
<> <> <>
ダニー「って感じだったんだけど、ラグナなんかしらね?」
ラグナ「そ、そうなんですか?さ、さあ?」
ラグナ(どう考えても、すごく僕が原因です…)
ダニー「ここは、アネットファンクラブの団長として、なんとかしなければ!」
ラグナ「ファンクラブ!?いつそんなの出来たの?!」
ダニー「フッ…聞いて驚け、会員1号はこの俺だ!」
ワーグナー「ハーハッハッハ!2号は私だ!」
ラグナ「うわっ…ワーグナーさん!?」
ダニー「ワーグナーの旦那とは、アネットさんについて語り合ったら仲良くなっちまって、今では心の友よ」
ワーグナー「ハーハッハッハ!どうだラグナ!悔しかろう!」
ラグナ「なんで僕が悔しがらないといけないんだろう…」
クロス(…あそこの3人、楽しそうでいいなぁ)
ラグナ(…アネットさんすっごい機嫌悪かったらしい)
ロゼッタ「あ、ラグナ。今度お願いしたい野菜があるんだけど」
ラグナ(…どうしたら良いんだ)
ロゼッタ「ねえ聞いてるの?どうしたの?」
ラグナ「あれ?ロゼッタさんいつの間に」
ロゼッタ「…アンタ大丈夫?」
ラグナ「え?大丈夫ですよ。ははは…」
ラグナ(…ここは美味しいものをプレゼントするとか)
セルフィ「やっほーラグナ。この前欲しがってた料理の本の新刊仕入れたよ」
ラグナ(…うーん、駄目だ。それじゃあ、ただの餌付けみたいな事してるだけだ)
セルフィ「…少年は何を悩んでるのだね?」
ラグナ「うわあ!?セルフィさん覗きこまないでください」ドキドキ
セルフィ「いやあ、ラグナが珍しく真面目モードだったからお姉さん驚いちゃったよ」
ラグナ「あ、えーと…ちょっと、新しい料理を考えてたんです」
セルフィ「ほほう、手軽に食べれるものだったら私にも御裾分け欲しいな」
ラグナ「セルフィさんはしっかり栄養が取れる物も食べないとダメですよ」
セルフィ「いやいや、これ以上栄養取って成長されても困るよ」
ラグナ(成長?なんの話だろう?)
<> <> <>
セルフィ「あー、ラグナの様子?確かにおかしかったね。」
ロゼッタ「たぶん、原因はね…いたいた、アネット!」
アネット「ロゼッタとセルフィ?どうしたの?配達依頼かな?」
ロゼッタ「アンタ、ラグナと喧嘩した?」
アネット「エッ…ナ、ナンノコトカナ…」
ロゼッタ「やっぱり…どうせラグナが無神経なこと言ったんでしょ。ごめんねアネット」
アネット「そ、そうじゃないけど…なんでロゼッタが謝るの?」
ロゼッタ「そりゃ…私は、ラグナと前の村よしみだし?」
セルフィ「ほほう、そういえばロゼッタはラグナを追いかけてこの村に来たんだっけ?」
ロゼッタ「ちょっと、そんなんじゃないって!」
セルフィ「いやー情熱的だねえ。本のネタにしたいぐらいだよ」
ロゼッタ「勝手に本のネタにしない!原作料取るわよ!?」
セルフィ「えー…」
ロゼッタ「で、話がそれたけど。あの馬鹿が凹んでてさ、ちょっと見るに耐えないって言うか」
セルフィ「たしかに、ラグナがあんな暗い表情するのミストが誘拐された事件以来だねー」
アネット「…そんなに落ち込んでたの?」
セルフィ「そりゃあ、世界の終わりって感じだったよ」
ロゼッタ「お節介だと思うけど、仲直りして欲しいのよ。アネットもラグナのことも好きだし」
アネット「…うん、ゴメンネふたりとも、心配かけて」
<> <> <>
ラグナ「…どうやって許してもらう」
ラグナ(それにしてもアネットさんの姿、綺麗だったなぁ…)
ラグナ(いけない!これじゃあ本当に変態だ!ああ、自己嫌悪しそう…)
ラグナ「…はぁ」
ミスト「迷える子羊よ。その悩みを解消するためには、カブが必要です」
ラグナ「新手の新興宗教ですか!?」
ミスト「カブ教です!今作りました!カブの寄付が必要です!」
ラグナ「いつも送ってるじゃないですか」
ミスト「うふふ、実はちょっと自分にご褒美をあげたい気分なんです。」
ラグナ「それって自分が自分に送る行為ですよね!?」
ミスト「それでラグナさん凄く悩んでるように見えましたけど、何か有りました?」
ラグナ「凄い長い前置きでしたね!?ちょっとアネットさんと…」
ミスト「ああ、生まれたままの姿を見てしまった件ですね?」
ラグナ「な、なぜそれを…ハッ!?」
ラグナ(アネットさんはミストさんのところに居候させて貰ってるから、話を聞いてるのは必然)
ラグナ(だが問題なのはここで、ミストさんがその話を僕にしたということ)
ラグナ(ミストさんなら、今の件を住民に言いふらす可能性が大…!!)
ミスト「どうしました?」ニコッ
ラグナ「今の話、みんなには内緒で…カブ10個で手を打ちませんか」
ミスト「ニコッ」
ラグナ「に、20個!」
ミスト「ニコニコッ」
ラグナ「わかりました…30個で…」
ミスト「はいっ♪寄付ありがとうございます♪それにしてもラグナさん。乙女の素肌を見るなんてダメですよ?」
ラグナ「事故なんですよ…本当はメロディさんにハーブを届けに行っただけなんですけど。お風呂場から声が聞こえて、まだ午前の開店前だったのでメロディさんが掃除してると思ってたんですけど…」
ミスト「そうなんですか、任せてください!アネットさんに私が説得してみます!」
ラグナ「本当ですか?」
ミスト「泥船に乗った気持ちで待っててください!」
ラグナ(…ミストさんだと冗談に聞こえないよ!?)
ミスト「と言ってました」
アネット「…ふーん」
ミスト「やっぱりラグナさんの事、許せないというのでしたら、私がいい方法が知ってますよ!」
アネット「実はね、明日にはもう許そうと思ってたんだ。こんなの続けてもつかれるだけだからね。」
ミスト「あらら?」
アネット「でもそっか、故意じゃなかったんだね。」ホッ
ミスト「それじゃあ、ラグナさんを許しちゃう懐の深いアネットさんのために…今日の晩御飯はカブパーティーですね!」
アネット「ええー?って、なんでそんなにいっぱいカブあるの!?」
ミスト「うふふ、秘密です♪」
翌日
アネット「…おはよう」
ラグナ「あ、アネットさん!?おはようございます」
アネット「手紙きてるよ」
ラグナ「は、はい…」
アネット「…じゃあ」ビューーーン
ラグナ「よかった…話はしてくれるみたいだ。手紙ってなんだろう?」
『ラグナへ
ミストから聞いたけど、この前の件は間違えて覗いちゃったらしいね
でも女風呂に入る前はちゃんと中に人がいるかどうか確認しないとだめだよ
私じゃなくて別の人だったら大問題になってたかもしれないんだから気をつけないと
あなたが悩み事してると住民の人がすっごい心配してるんだから今回の件は許してあげる
アネットより』
ラグナ「ゆ、許してくれたんだ!よ、よかったぁー。今度、かぼちゃのタルト作ってあげよう」
ラグナ「アネットさーん」
アネット「ふぇ?ラグナ、どうしたの?」
ラグナ「かぼちゃのタルトを作ったんですよ。前より上手くなった自信があるので味見してもらおうかと」
アネット「…ラグナ、わかりやす過ぎ!」
ラグナ「ええ?」
アネット「許してもらったと言っても、どうやって話しかければいいか悩んだ挙句、食べ物で釣ろうとしてるんでしょ!?」
ラグナ「うっ…」
アネット「もう仕方ないなぁ、私のかぼちゃのタルトに対する評価は辛口だから覚悟してもらわないと!」
ラグナ「お手柔らかにお願いします」
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イ .i i. i-! !''":ァi'"`.ゝ! |´) |
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ノヘレ'iハ^:' 、 "| | ハ
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ラグナ「よし、今日は畑を耕して新しい野菜の種をまくぞ」
ビューーーン
ラグナ「この音…アネットさんかな?」
アネット「うわぁぁん、助けてラグナー!」
ミノタウロス「ブモー!」
ラグナ「えええ!?いつも追いかけられてるモコモコじゃなくてミノタウロス?!」
ワーグナー「ハーハッハッハ!ここは私に任せ…」
ミノタウロス「ブモー」ゲシッ
ワーグナー「グフゥー…」バタッ
ラグナ「何しにきたの!?」
アネット「らぐなぁ…」
ラグナ「アネットさんは僕の後ろに隠れてて!」
ミノタウロス「ブモー!ブモー!」
ラグナ「く、興奮している?!仕方ない!」スチャッ
ミノタウロス「ブモー!(そんな農具で何が出来る)」
ラグナ「とりゃああ!」ガツーン
ミノタウロス「ブモォハァ!?(ば、バカな鍬でこの威力…何者…)」ガクッ
ラグナ「もう大丈夫ですよ、アネットさん……アネットさん?」
アネット「あ、あのラグナ…その、安心したら腰ぬけちゃって立てない…」
ラグナ「大丈夫ですか?」
アネット「大丈夫じゃないかも…手紙配らないと…」
ラグナ「残りは僕が配りますよ、ルートは知ってますからアネットさんは休んでてください。」
アネット「そういえばラグナが配達ルートについて来たことあったね。実は配達に興味あったりして?」
ラグナ「ははは、いろんなことに挑戦したかったんですよ」
ラグナ(あれはアネットさんの手紙のリアクションを見たくて付いていったなんて言えない…)
アネット「ごめんね、じゃあちょっと任せちゃおうかな」
ラグナ「それじゃあアネットさんは…よいしょ」ダッコ
アネット「うひゃ!?なになに!?」
ラグナ「僕の家で休んで待っててください。」
アネット「そ、そこらへんで休んでるのでも大丈夫だよ、ほら荷物持ってて重いでしょ?」
ラグナ「そんなことないですよ、それに体格的にアネットさんは……うん、もう着きましたよ」
アネット「今、小さいって言おうと思ったでしょ!?言おうとしてやめたでしょ!?」
ラグナ「それじゃあ配達してきます」ササッ
アネット「…まったくもう」
ラグナ「僕の家の次はミストさんの荷物っと…」
月間カブマガジンの雑誌
男にカブを貢がせる50通りの方法の本
(なんだか読めない文字の手紙)
ラグナ「」
ラグナ(僕は何も見てない僕は何も見てない僕は何も見てない僕は何も見てない)ガチャッストンッ
ラグナ「さて、次はドロップさんやキャンディちゃんのとこだ。」
(前に住んでいた知り合いの手紙)
おすすめの釣り道具全種の本
ラグナ(普通だ!)ガチャッストンッ
ラグナ「次はステラさんとラピスさんか、こっちも普通だね」ガチャッストンッ
ラグナ「ミストさんが特別すぎるんだ…次はセルフィさんか」
ラグナ「セルフィさん本多いなー。…ん?なんだろこの手紙?」
『姫へ
城の者が大変心配しております。
今なら母君もお許しくださるでしょう。
お帰りになれるのを心よりお待ちしております。
じいやより』
ラグナ「名前が似てるから、宛先間違えてたのかなこの手紙?」ガチャッストンッ
ラグナ「メロディさんは相変わらず温泉関連かー」ガチャッストンッ
ダニー「おい、なんでお前が配達してるんだよ」
ラグナ「ダニーさん、おはようございます。」
ダニー「おはようさん。で、愛しのアネットちゃんは?」
ラグナ「アネットさんなら、ちょっと疲れて歩けなかったので、臨時で僕が配達してます」
ダニー「なにぃいい!?朝に拝めるアネットちゃんの笑顔がないなんて、俺はどうやって生きていけばいいんだ」
ロゼッタ「だったら死ねばいいんじゃない?朝からうるさいのよ」ゲシッ
ダニー「いってえ!何するんだ!鬼、悪魔、尻でか女!」
ロゼッタ「…え?」 ゴゴゴゴゴゴ
ダニー「なんでもないです」
ラグナ「ははは………」
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