刹那「目標を、駆逐する!!」島風「やっちゃうよー!」 (192)

……

「ティエリア、地球までの予想到着時刻はあとどのくらいだ?」

「またそれか、よほど待ち遠しいんだな」

「ガラでもないかもしれないが……もうあれから何十年も経っている。気にならないと思うか」

「僕は君と一緒ではない時に度々ヴェーダとリンクして地球の情報を得ていたからな」

「羨ましいものだ」

「ふふ、だろう?さて、予想時刻だったな、この速度でこのまま巡行すれば、残り……ん?」

「っ、なんだ、この感覚は」

「! 刹那、機体前方だ!」

「こ、これは!?」



「……」ニタァ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407664950

「人?違う、しかしこれは、この脳量子波はいったい!?」

「宇宙空間で単独行動する人間など存在しない、しかしこれは」

「また別の惑星の生命体か!?」

「……」チャキ

「攻撃!?くっ、止むを得ない、迎撃を」

「バックアップする! ……こ、これは!?」

「どうした!」

「これは、僕たちはいつの間にこんな座標に!これは、地球?いや違う、あり得ない!」

「話は後だ!いまはとにかく……!?」

「……」ニタニタ

「……」ニタニタ

「……」ニタニタ

「いつの間に、こんな数が!」

「くっ!」



ドンッ!!!

刹那「……ぅ……はっ!!」バッ

刹那「ここは……海?」

刹那「いつの間に地球に?あの敵は?クアンタは?」

ティエリア「落ち着け、刹那」

刹那「ティエリア、無事だったか」

ティエリア「あぁ、クアンタのコックピットは危険だから君の端末型ELSに一時的に転送させてもらったがな」

刹那「クアンタは……これか」

ティエリア「ああ、いま僕たちは海に漂うクアンタに乗っている……ELSが展開して浮力を維持しているおかげだ」

刹那「なるほど……しかし、俺たちはいつの間に地球に来たんだ」

ティエリア「わからない、しかし、2時間ほど前の謎の物体の襲撃の時、僕たちはすでに地球にいた」

刹那「なに?」

ティエリア「いや、正確にはこの惑星が地球だとは限らないが、宇宙空間にいたはずの僕たちは、いつの間にか『深海』にいて奴らの攻撃を受けたんだ」

刹那「深海?ばかな、ワープを行った覚えはない」

ティエリア「……もしかすると、ワープさせられたのかもしれないな」

刹那「……呼ばれた、ということか」

ティエリア「そんなに穏やかな考えならいいが」

刹那「わからないことが多すぎるな、とにかく、周辺に何かないか探してみよう」

ティエリア「あぁ。しかし、妙だな」

刹那「どうした」

ティエリア「いや、軌道エレベーターが見えないんだ……あれほどの建造物を解体などするはずがない、それも合わせて探索してくれ」

刹那「了解、クアンタ、行動を開始する」



刹那「周囲に島のようなものは見えないな」

ティエリア「高度は500mか、この高さで人工物や島が見えないとは、太平洋の中心付近にいるのかもしれん」

刹那「ヴェーダは?」

ティエリア「反応がない……地球ならあり得ないことだ、やはりここは……」

刹那「ん?」

ティエリア「どうした?」

刹那「この脳量子波は……」

ティエリア「感じたのか」

刹那「あぁ、恐らくこの方角だ」ギュゥン

「はぁっ……はぁっ……っ!!」ドンドンッ

イ級「ギィッ!」

「3隻目!きゃあっ!?」ドガンッ

「航空機!?そんな……」

ヲ級「……」ズズズ

「や、やるしかないけど、でも……」

ヲ級「……イケ」ブワッ

「ひっ……」



「GNソードビットォ!!」

ガキンッ!!

「え……」

「戦闘行動を中断しろ、さもなくば、武力行使も辞さない」

(機械の、巨人……?)

ティエリア「刹那、対象は先のアレと同じような敵だ、能力は未知数、油断するなよ」

刹那「わかっている、まずは……GNソードビット展開、フィールドで保護対象の守りを固める」

ティエリア「制御は任せておけ」

刹那「あぁ。では行くぞ」

ヲ級「……」ブワッ

刹那「敵のあれは遠隔操作兵器か?迎撃を試みる」

クアンタ「」ザンッ

艦載機a「アッシマーガァァァァァァ!!」

艦載機b「カナシイケドコレセンソウナノヨネ」

ティエリア「性能は低そうだな」

刹那「敵の戦力を奪う。とにかく今は撤退させる」

ヲ級「クッ……」ブワッ

艦載機c「モビルスーツノセーノーガ(ry」

刹那「やめろ!ここで退くのなら追撃はしない!」

ヲ級「……イケッ」

ティエリア「やるしかなさそうだ刹那、的の戦力を根こそぎ奪ってしまえ」

刹那(おかしい……敵にこちらを倒すという意思がない)

刹那(倒したいのはあの海を走る少女だけか?しかし此方に勝てないことは理解できるはず、なら……)



刹那「! これは!くっ!」

「え、巨、巨人がこっちに!」

ゴポァ

ヨ級「タイクウボウギョ!」チャキン

「ひっ!」

(ソナーにも反応なかったのに、なんで!まず、やられちゃう……)

シュパッドガン!

「……あ、あれ?」

ティエリア「刹那、ビットでフィールドをはっていたんだから焦る必要はなかっただろう」

刹那「わかってはいるが……どうだ、退く気になったか」

ヨ級「タイサァァ!ヲタスケェェェ!」

ヲ級「ジュンショウダ!クソッヒクゾ!」ザプザプ



刹那「……なんか、何処かで見たことがある気がするな」

ティエリア「気のせいだろう」

「あの……巨人、さん?」

刹那「ん?」

「あ、こっちの言葉わかるんだ……助けてくれて、ありがと」

刹那「礼には及ばない……しかし」

刹那(なぜ海の上に立っているんだ、この子は)

再開させてもらうぞ!艦むす!

刹那「見たところ怪我はないようだが」

「小破程度で済んでよかったー、これ以上やられたら遅くなっちゃう」

刹那「しかし、なぜお前は水の上に立っているんだ」

「へ?そりゃ艦娘だからだよー」

刹那「かん……むすめ?」

ティエリア(クアンタ内の情報には合致するものはないな、30年ほど前とはいえ、ヴェーダの情報は全て収まっているのに)

「そ!艦娘!私は駆逐艦島風、特に所属してる鎮守府はない、所謂野良艦ね」

刹那「? ……まるで意味がわからない」

ティエリア「僕もだ、一度彼女を連れて落ち着ける場所で話を聞こう。いま戦った奴らにまた襲撃されても厄介だ」

刹那「そうだな……島風といったな、できれば詳しい話を聞かせて欲しい、場所を移さないか」

島風「うん、いいよ。じゃは西南西に小島があるからそこにしようか」

トリップ付けといたほうがいいよ

キュイイイイン……ズンッ

島風「ほわぁー……近くで見るとすごーい、生き物みたい!」

ティエリア(まぁ生き物だからな)

刹那「いま降りる」ザッ

島風「おー、貴方が中に入ってたんだ……え”」

刹那「どうした」

島風「……ぎ、銀色の人間?」

ティエリア「刹那、肌の色を変え忘れているぞ」

刹那「あぁ、そういえば」

島風「小さな人間!?」

刹那「ホログラムも切り忘れていたか」

ティエリア「僕としては出してくれてる方がありがたいんだが」

島風「なんか妖精さんとは随分違うなー、貴方達何者?」

刹那「俺は刹那・F・セイエイ……ソレスタルビーイング、といって、なにかわかるか?」

島風「レタスビーンズ?サラダ?」

ティエリア「いよいよもってここは地球ではないな」

島風「え?なにいってるの?地球に決まってるじゃない」

ティエリア「……訂正だ、僕たちの知る地球ではない」

刹那「別次元の可能性もあるな、ワープの出口を間違えたか」

島風「なにいってるかよくわからない……」

>>36
そう?じゃあつける


~説明描写はトランザムバーナーッ!!~

島風「すっごーい!その、もびるすーつっていうので、そらをとんで戦ったの~!?」

刹那「かつての駆逐艦を人型に凝縮……?」

ティエリア「そして、海を荒らす深海棲艦とやらと戦う、か……荒唐無稽にもほどがあるな」

島風「それは貴方達もだよ、音の速さで動けるなんてすっご~い!」

刹那「……この子供が、駆逐艦……」

島風「主砲撃ってみればわかるかな?」

ティエリア「やめてくれ、見た目は小さいが、それが本当に12.7㎝砲と同じ威力だとすると近くにいる僕らが無事じゃすまない」

島風「ちぇ~っ」

刹那「ティエリア、どうする。ワープでもとの地球への帰り道を探すか」

ティエリア「迂闊にワープを行うのは危険だ、ここが元の次元と同じだとも限らない、座標がずれれば僕たちは星の中心に飛び込むかもしれないぞ」

刹那「そうか、こまったな……」

島風「どうしたの?帰れないならゆっくりしてけば?」

刹那「そういうわけにはいかない、なるべく早く帰らなければならないからな」

ティエリア「どうしたものか……」

「帰っていたか島風っ!鋼材をもってきておいたぞ!」

島風「あ、ぶしどー」

刹那「!? この声は!」

グラハム「!? こ、これは、ガンダム!?なぜここに!」

刹那「お前は、あのパイロットか!」

グラハム「そういう君は、あの時の少年か!」

島風「へ?え?知り合い?」

ティエリア「どういうことだ……」



刹那「突撃した後、気がついたらここにいた、ということか」

グラハム「ああ、海に浮かんでいるのを彼女に保護されたのだ。今はここの海軍に所属し、恩に報いるため彼女に定期的に資材を運んでいる」

ティエリア「凄まじい適応力だな」

島風「ぶしどーは面白いんだよー」

ティエリア(だろうな)

刹那「しかし、死んだはずの人間がいるとは」

グラハム「うむ、私も夢か何かと思ったが、一行に覚めない以上これは現実なのだろう」

グラハム「なにやら深い海の底に沈む、いや、引き摺り込まれる感覚とともに、気がついたら浮いていたのだ」

グラハム「異様の肌の白い、怪しく光る瞳の少女に……」

刹那「! それなら俺たちも見た」

グラハム「なんだと?」

ティエリア「どうやらこちらに引き摺り込んだのはやつと見て間違いないな」

島風「も、もしかしてそれって、レ級……?」

刹那「知っているのか?」

島風「うん、鎮守府所属の友達がね、そいつに挑んで、こっぴどくやられたって……」

島風「とんでもない火力に圧倒的な航空機搭載数、おまけに、なんでか雷装も完備してて……」

島風「それに、そいつは成長するらしいの、最近はこっちの攻撃を通さないオレンジの膜や、索敵兵装をのきなみお釈迦にするオレンジの光もあるって」

刹那「!! そ、それは!」

グラハム「うむ、察したとおりそれはGN粒子だと私は見ている」

ティエリア「なぜだ?そいつは……擬似GNドライブを搭載しているというのか」

島風「そ、そのオレンジの光の正体知ってるの?」

刹那「あぁ、恐らくこの世界には存在しないはずのものだ……」

刹那「まずいな、そうなると対話はおろか武力行使すらもままならない」

ティエリア「あの数だしな、しかし奴らが元の世界への鍵を握っているのも確か、どうするか……」

グラハム「簡単な話だ、彼女たちの力を借りればいい」

刹那「彼女たち?」

島風「あ!はーいはーい!」

ティエリア「なるほど、艦娘か」

グラハム「そうだ、彼女たちはもともと深海棲艦と対等に渡り合うための存在だ…GN粒子を奴が使い始めるまでは渡り合うほどの存在だった」

グラハム「少年よ、海軍に入れ、そこで彼女らを指揮する立場に立ち、深海棲艦を倒すための助けとなるのだ」

グラハム「私のようにな!」

刹那「しかし、この世界で戸籍もなにもない俺では」

グラハム「私が推薦しよう!この世界の軍というのは随分とゆるいものでな、海軍なら艦娘と提督一人づつの支持があれば即刻少佐にまでなって鎮守府の任につけるのだ」

ティエリア「適当すぎないか?」

グラハム「人手不足だからな、提督という業務は深海棲艦との戦いの最前線、やる気のあるものが少ないのだ」

刹那「なるほどな」

島風「じゃあ私が刹那を支持してあげる!」

刹那「いいのか?」

島風「もっちろん!」

刹那提督が鎮守府に着任しました!

刹那「本当に一日足らずで少佐として派遣されてしまったな……」

ティエリア「好都合とはいえ、不気味にすら感じるな……」

グラハム「先輩として、少年、君に提督業務の基本を記したメモを渡しておこう、参考にするがいい」

刹那「何から何まですまないな……」

島風「うーん、ついに私も鎮守府の艦娘かぁ~ワクワクするなぁ!」

刹那「しばらくはここで戦力を蓄えて行く形になるな」

ティエリア「あぁ、僕もサポートする。元の世界へ一刻も早く帰るため、あのレ級とやらを倒すために尽力するぞ」

島風「ふぁいと!おー!」

刹那「刹那・F・セイエイ、ミッションを開始する!」



「ふふふ、奴が来たようだね、よくやった」

「さぁ、いよいよ始まりだ、神たる僕と、生命の究極系深海棲艦の……」

「新たなる想像劇の」

刹那「早速メモを読んでみるか」

提督道ノ心得其ノ一
日々追加される任務をこなし功績をあげよ!
功績を挙げれば鎮守府が重要視されより多くの資材が配備される!

提督道ノ心得其ノ二
資材は鎮守府の生命線なり!
使いすぎて身動きができなくなるなどもってのほかだが、貯めすぎて鍛錬を怠るのもまた愚行なり!(イベント前は別だ!)

提督道ノ心得其ノ三
鎮守府にとっての戦力、これすなわち艦娘!
彼女らを慈しみ、愛で、酷使する事なかれ!

刹那「なるほどな……」

ティエリア「任務とあるな、今出されている任務を見てみるか」

刹那「あぁ」


☆建造を一回行え!

刹那「艦娘の建造か、今は艦娘が島風しかいない、戸惑う必要はないな」

ティエリア「今は運用しやすい駆逐艦や軽巡洋艦が配備されて欲しいものだな」

島風「お友達になれるかなぁー」ワクワク

刹那「頼んだぞ」

妖精ナージ「任せときな」

妖精キッド「とっておきの作るぜ!」

刹那「約一時間ほど、か……早いな」

ティエリア「船一隻作る速度とは思えん」

島風「そうかなー?おっそいよー?」

刹那「常識が違うのか……まぁいい、他の任務を……近代化改修?」

島風「それはね、他の艦娘の力を取り出して、他の艦娘を強くすることだよ」

刹那「取り出された子はどうなる」

島風「一旦普通の女の子になって、また戦いたいと思うなら建造作業で艦娘の力を注がれるんだよ」

刹那「なるほど、最悪の自体はなかったようだ、だが、他の艦娘はいない」

ティエリア「余裕がでて来てからやればいいだろう」

刹那「……まてよ?」チラ

鋼材「」テーン

ボーキ「」テーン

刹那「……」

ELS「」ゥニュル

島風「ひゃっ!?なんか変なのが!」

ティエリア「なにをする気だ!?」

刹那「敵にGNドライブを搭載した艦がいると聞いた、それに対抗する措置を講じる必要がある」ガツガツガツ

ティエリア「まさか!」

刹那「……できた、データを元に作った、GNコンデンサーだ。ELSが制御のバックアップを行ってくれる」

島風「そ、それを、わたしに……?」

刹那「そうだ」

島風「」

刹那「どうやらこれも近代化改修の内のようだな、GNコンデンサーを二機取り付けよう」

島風「ど、どこにやるつもり?」

刹那「魚雷発射管がちょうど良さそうだ、出撃する前におれとクアンタのところに来てくれ、GN粒子を供給する」

ティエリア「まぁ、ツインドライブで正真正銘GN粒子は無制限だからな……」

近代化改修に成功しました!

刹那「これで戦闘が終了するまでは薄いGNフィールドが装甲に加算される、島風の砲撃時にはELSが自動で解除するはずだ」

島風「うーん、なんかこの部分だけギラギラしてる」

刹那「資材が増えたらGNマルチプルカノンやGN魚雷、GN艦載機ビットやGNドラム缶の開発も行なって行こう」

ティエリア「ドラム缶ってなんだ」

刹那「よくわからないが沢山必要らしい、やつが言ってた」

ティエリア(本当によくわからない世界だ)

刹那「そろそろ建造が終わったか」

ティエリア「む、そうだな」

島風「まぁ私より速い艦はできないと思うけどね!」

刹那「そうだな、さて、誰が来るか……」



妖精ナージ「おう、提督、出来上がってるぜ」

刹那「すまないな……君が新しい艦か」

木曽「あぁ、木曽だ。お前に最高の勝利を与えてやる」

ティエリア「なっ、こ、これは……!」

刹那「どうした」



ティエリア「ロックオン・ストラトス……!?」

刹那「違う」

刹那「よし、二艦にもなった、経験を積ませるために演習を行い、其の後に出撃しよう」

島風「うーん、この装備慣れてないからありがたいカモ……」

木曾「お、なんだ?キラキラしててかっこいいじゃねぇか」

島風「そ、そう?えへへぇ~」

ティエリア「演習か、相手を探そう。さて、どんな相手がいるか……」

ーーー
元帥 バーニィ 提督Lv118 旗艦 翔鶴
大佐 赤い彗星 提督Lv53 旗艦 雷
少将 ぶしどー 提督Lv92 旗艦 不知火
中佐 ニコる 提督Lv22 旗艦 伊168
ーーー

ティエリア「強い相手ばかりだな」

刹那「あぁ……ぶしどーに頼もう、恐らくあいつだろ」

ティエリア「なに?勝てるとは到底思えないが」

刹那「それは仕方が無い。しかし圧倒的な負けもやる気を削ぐな、ここは一つ策をうっておくか」

ーーー

グラハム「もしもし、なに?少年か、なにか鎮守府で問題でも?なに、演習?ふむ、なるほど……」

刹那『相手は格上だ、艦の数は合わせてくれるが、厳しい戦いになる。しかしこれはあくまで演習だ、勝ち負けにこだわらず、多くを学んでこい』

島風「だってさー、むしろ勝ちたくなっちゃうよね、ああいうこと言われると」

木曾「だな、全力で撃ち抜いてやるぜ」

島風「あ、艦影が見えたよ、あれが相手かな」

「始めましてだな、島風型!」

島風「ふえ!?」

木曾「なんだ?どこにいやがる」

「とうっ!」

木曾「上から!?」

不知火「私は不知火!島風型という存在に心を奪われたものです!」デン!!

島風「」

木曾「お、おう……」

不知火「……おかしいですね、指令の教えてくれた口上はいつも相手がぽかんとします……不知火に落ち度でも?」

神通「はあ、はあ……早すぎます、不知火さん」

不知火「申し訳ありません」

木曾(いろんな意味で勝てなさそうなのが来たな)

神通「と、とにかく、演習を始めましょう、互いに少し距離をとって、そこから開始です」

木曾「わ、わかった」

不知火「では、よろしく」

島風「う、うん……」



島風「どうしよう、勝てる気がしない」

木曾「俺もだ……だが、やるしかない……島風、俺が前にでて敵の目を引く、お前は速度を活かして敵の側面に回り込んで魚雷を叩き込め」

島風「だ、大丈夫なの?」

木曾「安心しろ、お前に傷一つつけさせやしねぇさ」

島風「う、うん」キュンッ

木曾「さて……開始だ、な!」チャキン

不知火「」┣゛バババババババババ

木曾「って!突っ込んで来やがった!」

不知火「勝たせていただきます!!」ドンッ

木曾「うおお!?」

不知火「陽炎型の私には、センチメンタリズムな運命を感じずに入られません!この気持ち、まさしく愛です!!」ズガン

木曾「くそ!ふざけやがって、駆逐が軽巡に勝てるかよ!」

不知火「切り捨て御免!!」

木曾「貴様貴様ぁー!バカヤロォォーーー!!!」



島風「……えい」gnギョライッ

不知火「きゃあっ」大破!

神通「えっちょっ」



勝利!S

※ネタバレ
ブシドー=グラハム

>>99
釣り針大きすぎ

刹那「まさか、勝つとはな」

島風「うん……うーん、勝った気がしないなぁ」

木曾「あぁ、なんというか……」

ティエリア「まぁ、本来なら向こうは六隻の艦隊だったんだ、素直には喜べないだろう」

刹那「そういう理由ではないと思うが……まぁいい、先にいったとおり、出撃し深海棲艦を駆逐する」

島風「お、いよいよ?まっかせてー!」

木曾「今度はまともな戦いになるといいんだがな」



グラハム「そうか、負けたか……」

不知火「飛んだ茶番でした」

神通「あ、あの、それは少し……」

グラハム「ガンダムめ、私の顔にどれほどの泥を塗れば気が済むのだ……!」

神通「が、がんだむ?」

グラハム「第一艦隊を集めろ!次は私が旗艦をつとめる!」

神通「へ?ええ?」

私は我慢弱い!投下させてもらうぞ、ガンダムゥ!!



刹那「演習の最中にも開発を行なっていた。出撃前に装備していけ」

島風「このGN魚雷ってなんなのー?」

刹那「内部に高圧のGN粒子が入っている。それを炸裂させてダメージを与える」

木曾「普通の火薬となにが違うんだ?」

刹那「GN粒子には物体の質量を低減させる働きがある」

ティエリア「これを利用し、炸裂した粒子を大量に艦底に付着させ、浮力のバランスを崩し、転覆させるんだ」

刹那「威力の方も確保できた、問題はない。木曾、お前にはこれを」

木曾「へ?こりゃなんだ?」

刹那「GNマルチプルカノンだ。弾にGN粒子を塗布してある」

木曾「そりゃまたなんで?」

刹那「簡易的なGNフィールドが発生し、重力及び風の影響を弾が受けなくなる。空気抵抗も軽減するから精度は段違いのはずだ」

木曾「そりゃいいや、これで、狙い撃てってか?」

刹那「あぁ、期待しているぞ」

島風「じゃあいってきまーす!」

木曾「おいおい、飛ばしすぎて俺を置いてくなよ」



刹那「……やはり、俺もクアンタででた方が」

ティエリア「やめておけ、彼女たちの存在意義を奪う気か」

刹那「そう、だな……」

ティエリア「それに、あまりクアンタの力を当てにして敵がまとめてここに襲撃をしかけてらどうする」

刹那「ああ、わかっている……」

ティエリア「本当はあまりGN粒子を利用した装備も使いたくはないんだがな、これは仕方が無い、戦力が少ないからな」

刹那「……無事で、帰って来てくれるといいが」



島風「五連装GN魚雷!いっちゃってー!」パシュウウ

木曾「そのガラ空きの横っ腹、狙い撃つぜぇぇぇ!!」

イ級「ナントオォォォォォォ!!!?」

島風「勝った!」

木曾「ふふ、相手にならねぇな」

島風「じゃあー、どっちが先に鎮守府に帰れるか競争!」

木曾「おいおい、あんまり先行したら……ん?」

「」プカー

木曾「こいつは、奴らに捕まってた野良艦か」ザパァ

電「う、うぅ……」

刹那「怪我はないみたいだな……」

電「は、はい!ありがとうなのです!電と、申しますのです」

ティエリア「野良艦という話だったな、もしよければこの鎮守府に勤めてみないか?」

電「は、はい!こちらからお願いしたいくらいなのです!」

木曾「そうなると思ったぜ、ヨロシクな、電」

島風「私とかけっこしよー!」

電「はわ!?い、いまは疲れてるから休ませて欲しいのですー!」

刹那「また一隻、か」

ティエリア「戦力が増えないcb時代からは、このペースの戦力増強は考えられないな……」

妖精フェルト「て、提督、お客様が、見えてるよ?」

刹那「なに?わかった、迎えに行こう。ティエリア、彼女の受け入れ準備を頼む」

ティエリア「任せておけ」



ティエリア「さて、電、だったな」

電「はい!」

ティエリア「いまから配属部署等々の書類を書いてもらう。僕はあいにく体がないから僕の指示通りに」

ドクンッ……

電「はうっ!?」

ティエリア「どうした?」

電「う、うう、ううぅ……」ガクッ

ティエリア「おい!どうしたんだ!電!」

刹那「しかし、客とは一体……」

島風「まだ今日設立したばっかなのにねー」

木曾「おまけにこんな夜更けとは、礼儀をしらねぇとみたぜ、俺は」

「はは、すまないね」

刹那「! 貴方が」



ティエリア「妖精、彼女はどうしたのだ!」

妖精フェルト「わ、わからない……」

電「だ、誰、誰なの、です……ぅ!」ガクガク



刹那「それで、赤い彗星こと、シャア大佐。なぜこんな夜更けにここを」

シャア「君が着任早々に非常に有効な新装備を開発したと聞いてね、いてもたってもいられず、秘書艦とともに視察に来てしまった」

雷「ごめんなさいね!この人慌てん坊さんなの!」

シャア「ははは、よしてくれ雷」

島風(うわっ、このおっさんキモ)

木曾(いいのかよ、こんな提督で、俺は嫌だね)



ぷらずま「一体誰なのですかぁ!!ぷらずまの脳量子波に干渉して来たやつはぁぁぁぁ!!!」

ティエリア「」

妖精フェルト「」

刹那「ふう、やっと帰ってもらった」

島風「私のことジロジロみて来たよ、あー、怖かった」

木曾「まぁまぁ、わすれようぜこんなことはよ」

刹那「あぁ、そうだな……ティエリア、またせたな」ガチャ



ぷらずま「楽しいよなぁ!!イィーナァーズゥーマァーーーー!!!」ズドンドゴン!!

(やめるのです!こんなことはやめるのですぷらずま!)

ティエリア「くっ!やめろ!このままじゃ僕のデータの入った端末が!」

木曾「」

島風「え、なにこれは」

ぷらずま「ひゃっはーー!!このままこの鎮守府はこのぷらずま様が!」

刹那「ELS」

ELS「」ニュルリン

ぷらずま「おぷっ」



刹那「……おそらか、先に訪ねて来たシャア大佐の秘書艦の雷の脳量子波で」

ティエリア「姉妹艦は、みんなこうなのか」ゲッソリ

島風「そんなことはないと思うけど……」

木曾「多分こいつが特殊なんだろ」

電「」グッタリ

刹那「だといいが」

ティエリア「……まぁいろいろあったが、何はともあれこれで3隻か」

刹那「まだ心もとないな、せめて第一艦隊の六隻分は欲しい」

島風「おまけに、駆逐に軽巡だけだもんねー」

木曾「まぁ、確かに火力不足だな」

ティエリア「ここは一つ、資材を多く使って建造をしてみたらどうだ」

刹那「そうだな、艦隊の火力となる艦が欲しい」

ティエリア「ふふ、CBの頃はそれは僕の役割だったな、懐かしい」



刹那「今回は高速建造剤を使うか」

ティエリア「そうだな、では資材を適当に配分して、さて、たのんだぞ」

妖精J「うむ」

刹那「どんな船が来るか……」

ティエリア「……ん?」

刹那「どうした」

ティエリア「僕に似た脳量子波を感じたような……」

島風「わっ、はっやーい!もうできたよ!」

刹那「そうか」

「マイクチェック、1、2……うん」

刹那「お前が、新しい艦娘か」

霧島「ええ、金剛型四番艦、霧島です!ヨロシクお願いします!」

ティエリア「……」

霧島「あら、そちらの方は、妖精?」

刹那「いや、俺の補佐役のティエリアだ、実態はないが俺たちと同じヒトだ、仲良くしてくれ」

霧島「そうですか、ヨロシクお願いします」

ティエリア「あ、あぁ……」

島風「なんか、しっかり者って感じー」

木曾「これでお前らの御守りの負担がへるな」

島風「もー!なにそれ!」

木曾「ハハッ、ジョーダンだよ」ナデナデ

島風「も、もうっ///」

ティエリア(……なぜだ、彼女の中から、何か荒々しいものを感じる)

そして、刹那提督の第一艦隊の四隻は、比較的安全な海域とはいえ、着実に戦果を重ねていった

霧島「GNビッグカノン(GN41cm砲)、高濃度圧縮粒子塗布、主砲、発射!」ドカーン!

ル級「リリーナ……」ブクブク

刹那の開発したGN粒子を利用した装備は高い効果を発揮した

木曾「おれは木曾、12海里先まで狙い撃つ艦だぁ!」ズキューン

ロ級「ニイサン……」ズガーン!

また、その独特の扱いに慣れた四隻は凄まじいペースで練度を上げた

電「アイハブコントロール!電、戦闘に対して介入行動に入るのです!」

チ級「フ……オモシロイジンセイダッタ」┣゛ゴーン!

そして同時に、その戦いは確実に……世界の悪意の目を引いていた


ヨ級「タイサノキッスハイタダキダー!」

島風「GN爆雷!!」

ヨ級「ノワッ!タイサアァァ!!」大破!

島風「あ、仕留め損なっちゃった……」

電でアレルヤだけにGN電池…
ってやかましいわ!!

>>135
ん?

刹那「演習でも勝てるようになって来たな、みんなさすがだ」

島風「えっへへ~、そうよね!だって速いもん!」

電「電もがんばったのです!」

木曾(ぷらずまになんなきゃいい子なんだがなぁ)

霧島「クアンタ内部の簡易ヴェーダの予測さえあれば、当然の戦果です」キリッ

島風「む」

木曾「おいおい、俺らの練度もあってこそだろ、そんなヴェーダの予測に頼り切ったみたいなのはやめろって」

霧島「しかし事実です」

木曾「お前なぁ……」

電「や、やめるのです二人とも」オロオロ

刹那(昔のティエリアにそっくりだな)

ティエリア「……霧島、少しいいか」

霧島「はい、なんでしょうか」

ティエリア「戦いは、予測の外をいく出来事がいくらでもおこる」

ティエリア「確かに戦術予想は重要だ、しかしそれを盲信してはいけない」

霧島「ですが……」

ティエリア「いまはわかれとはいわない、だが、考えておいてくれ」

霧島「はあ……」

深海棲艦に対抗する力を手に入れた今も、人類は決定打を打つことができなかった
そんな状況にに対して四隻の艦娘が、妥当レ級を目指し行動を開始する
新艤装による戦いの変革
そしてその光によって生まれる影とは
機動戦闘艦カンムスOO

再生は破壊の始まりとなる

次回はお盆明けっぽい、あとドモン提督に期待大っぽい!
それでは、気合い!入れてぇ!……いるんだけどなぁー、あれー?あぁれぇー?

乙です

ル級「リリーナ……」ブクブク :ヒイロ

ロ級「ニイサン……」ズガーン :オルバ

チ級「フ……オモシロイジンセイダッタ」┣゛ゴーン! :ノリス

ヨ級「タイサノキッスハイタダキダー!」

ヨ級「ノワッ!タイサアァァ!!」大破!

そしてコーラサワーは
ヨ級「フジミノヨ級アラタメシアワセノヨ級ニナリマシタ」

になるのかな?

みなさんにも馴染み深い言葉でしょう、艦娘

実は案外、彼女たちの本性、あるいは本心、それは我々が想像するものとは全く別のものなのかもしれませんね

さて、刹那・F・セイエイたちが訪れた艦これの世界。ここではどういうわけか、敵がGNドライブを保有しているようです
それに対抗するため、そして元の世界へ帰る術を模索し、刹那たちは進撃を進めます
しかしそこに、新たなる刺客が、訪れようとしていたのです

それではぁ!!カンムスファイト!レディーーーーッッゴーーーーーーッッッ!!

木曾「この艤装にもだいぶ慣れたよな……っとぉ!」ズギャン

ワ級「オ・ノォォォーーーレェェェーーー!!!」

木曾「っし、狙撃完了。目標は撃沈した、木曾、帰投するぜ」

島風「護衛もなかなか大変だね~」シュパッ

ヨ級「マタカョオ!?」大破!

電「いま一番遠距離狙撃が得意なのは木曾さんなのです、電たちが守ってあげるのです!」

霧島「ええ、狙撃で敵を牽制、数を減らし、あとは私たちが仕留める、効率はいいですね」

木曾「うし、帰りは俺たちの通った海路だ、気楽に行こうぜ。無論警戒はするがな」




刹那「ティエリア、第一艦隊が帰投するようだ」

ティエリア「戦果は?」

刹那「敵は全撃破、損傷は島風にわずかにあるが支障はない」

ティエリア「ならいい……そろそろ彼女たち以外にも戦力が欲しくなるな」

刹那「あぁ、帰投したら新たに完成した艤装を装備させ、そのあとは第二艦隊の編成に取り掛かる」

ティエリア「そうなると事務処理が二倍になるわけだ、やれやれだな……僕はパソコンじゃないぞ?」

刹那「戦場にでている彼女たちに比べれば、どうということはない」

ティエリア「それはそうだがな……っと、刹那、そろそろだ」

刹那「そうか、行こう……」

ティエリア「建造されて、第二艦隊の旗艦を勤める船……一体、どんな船かな?」

妖精レイン「あ、提督。艦娘の建造、終了したわよ」

刹那「ありがとう」

「oh!アナタがワタシのテートクネー?」

刹那「そうだ、お前は?」

金剛「金剛型一番艦、金剛デース!!」

ティエリア「ほぅ、金剛型か、霧島に続けてなかなか戦力になりそうだ」

金剛「ワオ!霧島もいるノー?ヤル気でてきたネー!」

刹那「よろしくたのんだ」

金剛「まっかせてー!」

ティエリア「よし、では早速彼女に回収及び艤装の搭載を……」

刹那「っ!! この脳量子波は!」

ティエリア「どうした?」

刹那「金剛!すまない、すぐに出撃してもらう!」

金剛「え?what?なんなノー!?」

刹那「彼女たちが危ない!」

レ級「サガッテ下サイ!」ズギャアァン!!

電「きゃああ!」中破!

島風「電ー!」

木曾「っのやろぉ!!」ズギャン

レ級「自分ヲ捨テテ戦エル者ニハー!」バギンッ!

木曾「この貫通力の主砲でも歯がたたねえのかよ……!島風!電をフォローして逃げろ!」

霧島「こちらも、抑えつつ後退します!」

島風「う、うん!電、がんばって!」

電「ごめんなさいなのです……」

レ級「ターンエーヲ怒ラセルナ!!」ゴゴゴゴゴ

木曾「数が増えてるとは聞いてたが、まさかこんな海域にまで……踏ん張れよ、木曾……」

ついに!ついに地獄の残業が終わった!!なんという僥倖!生き恥を晒した甲斐が、あったというもの!
フォーメーションEでSSを投下する!

レ級「倒シマス!!」ズギャアン!!

木曾「うおっ!?この火力の砲撃をこんな連発するとは……霧島!分散して的をばらけるぞ!」ザザザザ

霧島「わかりました!こちらの火力で目を引きます!」ジャキン!

霧島「GNペースト塗布……41センチGNビッグキャノン、発射!!」ドガン!!

レ級「ターンエーデモ持ツノカコレ!?」ズドン!

木曾「くそっ、いま直撃したのに、小破にすらいたらねぇのかよ……!」

木曾(何とか敵が『こっちに』砲門を向けてくれればな……)

シュパシュパシュパッ……

ズドン!!

レ級「ウワアアァァァァアア!!!?」小破!

木曾「!」

島風「援護くらいできるもん!GN魚雷なら火力も十分!」

木曾「やるなおい!敵がバランスを崩した!」ジャキンッ!

レ級「僕ハ、戦イマス!!」チャキンッ

霧切「! 木曾に砲門が!崩れたバランスを利用しそのまま木曾に向けた!」

木曾「好都合だぁ!!いいぜいいぜぇ!そのまま馬鹿正直に、こっちを狙ってくれよぉ……!」キュイイイイン!!

レ級「トリガー!」ガチンッ!

木曾「狙い撃つぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ズドンッ!

レ級「コ、コノ衝撃ハ!マサカ、核爆発!?」中破!

電「す、すごいのです、砲門の中に弾を放り込んじゃったのです……」

木曾「おっしゃぁ!!合流してカバーしながら撤退だ!」

霧島「いえ、敵の主砲が潰れたいまなら倒せます!」ジャキンッ!

木曾「バカ!ここまでで十分だ!何をしてきやがるかわからねぇ!」

霧島「ここで倒せば、脅威は減る……」キュイイイイン!!

レ級「ソシエ!メシェー!」シュワンッ!!

艦載機ソシエ「メシェー!連携プレイヨ!」

霧島「なっ!艦載機!?」

霧島(まずい!この至近距離では回避が間に合わない!)

霧島(GNコンデンサーも主砲に回してほとんど残量無し、急加速もできない!)

霧島(くっ、データには艦載機も搭載しているとあったのに、なぜ私は油断を……!)

シュパァン……!

霧島(躱せない……)



ズガンッ!!

木曾「ぐぉっ……!!」大破!

霧島「!?」

木曾「ちっ……くっしょ……霧島、無事かぁ……?」ドロッ

霧島「あなた!眼帯をしていない方の目が!」

木曾「ドジ踏んだか……護衛艦として失格だな」

霧島「なぜ私を!」

木曾「んなことより……前を……」

霧島「!!」

レ級「アタッテクダサイ!」チャキンッ

霧島「許さないわ……GNビッグキャノン、三連射!!」ズガガガンッッッ!!

レ級「コノ衝撃!タダノ爆発ジャアリマセンヨ!」大破!!

霧島「耐えてください木曾!島風たちと合流します!」ザバザバ

木曾「う、くっ……」ダクダク

レ級「コノホワイトドールニハ!核弾頭ガ積ンデアリマスッ!!」シュパシュパァン

霧島「ここにきて雷撃まで!!」

島風「この距離じゃ魚雷を破壊できない……!」

艦載機ソシエ「イッケェェー!!」シュパァン

レ級「ウチマス!!」ドガンッ!!

霧島(この波状攻撃!艦載機のものと魚雷は防げても、主砲までは……!!)

霧島(くっ、木曾にまで損害を与えて、なんと無様な……)





ドガンッ!!



霧島「……?」

「私のハンドが真っ赤に燃える……」シュウウウウ……

レ級「!?」

「ユアデストロイとハウリィィング!!」ボワァァァ!!

霧島「こ、この声は、まさか……!」

金剛「真打は遅れてやってくるものネー!バァクネツ!GNフィンガアアアアアアアアア!!!」ズドオオオオオオオンン!!

レ級「ウワアアァァァァアア!!!?!!!」

金剛「チッ、マダ沈まないのネー……」

霧島「金剛お姉様……!」

クアンタ『どうやら間に合ったようだな……』キュイイイ……

霧島「提督まで!」

クアンタ『そいつはGNフィールドを展開できない、仕留めるならいまだ!新しい艤装を投下する、島風!』

島風「わ、私?わっとと……」パシッ

島風「これは……剣と、タービン……!?」

島風「やるっきゃない!連装砲ちゃん!つけるの手伝って!」



金剛「無駄無駄無駄ネー!防御に集中すれば、レ級「」だってこわく無いデース!」ズゴゴゴゴゴンッ!!

霧島「あの光る手で防いでる!でも、それだけじゃあ……」

金剛「ノープロブレム!もうすぐ彼奴はなます切りネー!」

霧島「な、なます切……?」



島風「接続完了!ちょっと荒っぽいけどいける……!!」キュイイイイイイイイ!!!!

島風「早く、何よりも早く!!」

島風「うわああああああああああ!!!」ズギャアン!!

レ級「ハ、ハヤイ!?」

島風「あ、あなたっておっそいのね……!!GNロングサーベル!!!!!」

斬!!!!

レ級「オ……同ジ艦娘ジャナイデスカ……ヒドスギマス!」轟沈!!



島風「はぁっ、はぁっ……い、いまの速さは……新しい、タービンの?」

島風「倒した……ん、だよね?」

レ級、撃破! S!



「なに?レ級がやられただって……?」

「……まぁいい、奴らがどんな策を用いようとも僕はその全ての上をいく……なぜなら」

リボンズ「僕は、創造主なんだから」


短くてすまないがここまで

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom