恭介「…クソッSSが思いつかん」理樹「何やってるんだろう恭介」 (32)

理樹部屋

真人「今日は恭介の野郎が来ねえな」

理樹「何やってるんだろうね」

謙吾「また漫画にでも熱中してるんじゃないか?」

鈴「とにかく行くぞ」

真人「おっ、乗り気だな鈴」

タタタッ



恭介部屋

ガチャ

真人「おーい!遊びに来たぜ恭介っ!」

カタカタ

恭介「……クソッ…何も思い付かねえ……」ガンッ

謙吾「あいつはパソコンの前で何をやっている?」

理樹「さあ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407496511

いつもの人かな?

恭介「…ん?理樹達か、見苦しい所を見せちまったな」

理樹「恭介…さっきなにやってたの?」

恭介「SSを書いていた…いや、書こうとしていた。だな」

理樹「SS?」

恭介「ああ、お前らに説明するにはまず2chからだな。いいか?SSって言うのはな~~」






恭介「~~って訳だ」

真人「なるほどなるほど」

謙吾「理解したのか?」

真人「いや全然」

理樹(恭介が言うにはこれまで1年近く同じ二次創作のSSを書いていたけど、とうとう描くネタが無くなったらしい…というかそんな事してたなんて全然気付かなかった)

鈴「別に描かなくていいんじゃないか?」

恭介「いや…俺の内なる心がそれを拒んでいる。今の俺は使命感に燃えてるんだよっ!!」

謙吾「無理してその二次創作のSSを描かなくてもいいだろう。例えばオリジナルとかな…」

恭介「ああ、俺だってたまには描くさ、だが俺はあの作品が好きなんだよ…!いつまでも続けていたんだ」

理樹「よく分からないけどその安価で行動スレにしたらいいんじゃないかな。ネタを考える必要は無いんでしょ?」

恭介「いやでもなぁ…アレをずっとやっていても読んでる奴は飽きるってもんだ」

理樹「だったらどうするのさ?」

恭介「だからこうして悩んでるんだ……いや、そうか!」

真人「また変な事考えやがったな」

恭介「理樹だ!お前が描け!」

理樹「ええーっ!?」

恭介「想像力豊かなお前なら描けるはすだ!」

理樹「いやいやいやっ!!」

恭介「ミッションを与えよう。作戦名・オペレーションSS作家は今日からお前だ!」

数日後

理樹「なんて言われてもなぁ…」

来ヶ谷「どうした少年?」

理樹「やあ来ヶ谷さん、実はかくかくしかじかで…」





来ヶ谷「ほう、恭介氏がそんな事を……」

理樹「それで僕にやれって言ったんだ」

来ヶ谷「ふふっ…恭介氏もなかなか見所があるな」

理樹「やめてよ…まだやるだなんて言ってないよ」

来ヶ谷「聞く所によるとその二次創作は恭介氏以外に誰もやってないんだろう?なら君が描かなければ誰が描く?」

理樹「うっ…」

理樹(そう言われると断りづらい……)

来ヶ谷「まあそうしょげるな、私がSSについて手とり足とり教えてやろう」

理樹「本当!?」

来ヶ谷「ああ、コツさえ掴めれば誰だって簡単さ」

理樹部屋

理樹「恭介からパソコンを借りてきたよ」

来ヶ谷「うむ、では早速取り掛かろう。こういうのはやりながら覚える方が早い」

パッ

理樹「じゃあ何てスレを立てようかな」

来ヶ谷「まずは流れを掴むために安価で行動モノを立ててみろ」

理樹「うんっ…えっと……『○○「安価で行動してみよう」』っと。本文には初心者だって書かなきゃね」

来ヶ谷「ストップだ」

理樹「ええっ?」

来ヶ谷「今…何を書こうとした?」

理樹「だから初心者だって…」

来ヶ谷「ダメだ、そんな物書いてはいけないよ」

理樹「なっ、何でさ?」

来ヶ谷「うん、別のスレを見てみたまえ」

カチッ



1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金) 20:15:21.22 ID:xAuca2HD0
こんにちは!お初目にかかります>>1です!少し注意書きをしたいと思います。

・初めてSSは初めて描くのでお手柔らかにお願いします
・キャラが若干崩壊しているかもしれませんが無理な人は回れ右
・コメントなどアドバイスがあったらどんどん書いていって下さい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407496511

初めてで安価とかなめてんのかと思うわな

来ヶ谷「こんな前書きされて見たい奴は少ないだろう。客観的に物事を見るんだ少年、それ書いた時点でかなりの奴が見る気を失うぞ。場合によっては冷やかしがつく」

理樹「う…確かにそうかもしれない……」

来ヶ谷「他にも腐る程SSはあるんだから初心者のSSなんか誰が好んで見る?どうせ後で分かる事なんだ、いいから黙って書け」

理樹「そうだね…」

理樹(来ヶ谷さんから凄い情熱を感じる)

次の為になるSSはここですか

理樹「名前は何にしようかな…」

来ヶ谷「なんだと?」

理樹「名前だよ。ここに名前欄があるじゃないか、せっかくだからペンネームみたいなのを…」

来ヶ谷「はあ…」

理樹(どうやらまた間違えたらしい)

来ヶ谷「それは固定ハンドル、通称『コテ』と呼ばれる物だな」

理樹「へぇ~それはなんでいけないの?」

来ヶ谷「いや、悪いと言うわけでは無いんだがな……」

理樹「?」

わろた
正直これは自分もSS作者に言いたいことだった

来ヶ谷「コテと言われる物は元々SSの為にあった訳じゃない。コテの定義を語るのはまた後にするとしてSSではあまり望まれない行為だな」

来ヶ谷「これは難しい話だがSSと言うのは元々作者と読者の間にある一期一会な物だと思う」

理樹「一期一会?」

来ヶ谷「そうだ、たとえ高評価されたSSでも低評価されたSSでもその場限りの楽しみだというのが私の考えだ」

来ヶ谷「所がコテを付けてみろ、あっという間に漫画の作者気取りの様に鼻につく。少なくとも同業者にはな」

理樹「別に悪いことじゃないと思うんだけど…」

来ヶ谷「だから難しいのだよ」

来ヶ谷「あくまで私個人の…その他大勢の意見であって、コテはあった方が良いという者もいる。大まかに分けると読者側は『コテがあった方が誰だか分かるしいいな!』となるし同じSS作者達は『作家気取りかよ死ねばーか』となる訳だ、もっと極端に言えば目立ちたがり屋がコテを付けると言っても過言ではない」

理樹「来ヶ谷さん大丈夫?美味しんぼのMac対Windowsみたいにメッセージ性しか見えてこないよ」

来ヶ谷「と、とにかく捉え方は人それぞれだが妬まれたく無ければコテはやめておいた方がいい。もっと言ってやりたいが自重しよう」

理樹(既に出来てないと思うな)

理樹「あっ、早速レスが付いてるよ!何々…『死ぬ』!?こんな物無視だ無視。安価下にしよう」

来ヶ谷「あ?今無視すると言ったか?」

理樹「ええっ?これも駄目?」

来ヶ谷「安価のお題を無下にする奴は一生ROMった方がいい。ROMについて分からない者は各自で意味を調べていてくれ」

理樹「なんでさ!?こんな無茶振り……」

来ヶ谷「無茶振りだからこそうまく捌いた時は賞賛を浴びる物だよ」

理樹「えっ?」

来ヶ谷「ゲームと同じさ、より難しいクエストを達成するほど良い報酬が手に入る。この場合の報酬とは付いてくる読者と賞賛レスだな」

理樹「でもこんなのどうやって…」

来ヶ谷「どれ下がっていろ。ストーリーを物凄いシリアスな雰囲気にしてやる」

理樹「いやいやいや!」

理樹「あっ、『いつもの人かな?』って来たよ!」

来ヶ谷「それは恭介氏の事だろう。なかなか固定客を掴んでいたようだな」

理樹「でもプレッシャーだなぁ…いつ恭介が復活していいようにじっくり考えなきゃ……」

来ヶ谷「安価SSでじっくりだと?」

理樹「だ、駄目?」

来ヶ谷「いいか、安価SSは速さが命だ。どれだけ早く次のお題を出せるかがな…」

理樹「それじゃ面白い物を描くのが難しいんじゃないの?」

来ヶ谷「や、それも両立する」

理樹「ええーっ!?」

来ヶ谷「『面白く描く』『早く描く』どちらもこなさなければならないのが安価SSの辛い所だな」

理樹「安価SSって実は難易度高かったの!?」

来ヶ谷「当たり前だ」

理樹「じゃあ何で最初に書かせたのさ…」

来ヶ谷「棗兄はずっとそういう系統のSSを書いていた様だし徐々に慣らしていく方法は合わん」

理樹「僕は合うと考えなかったの!?」

来ヶ谷「知るかばーか」

理樹「いやいやいや……」

来ヶ谷「とにかく早く次の展開を思い付いて早く実行に移すんだ!読者は待ってくれないぞ」

理樹「う、うん!ええと『トマトを食べた、これからどうしようかなそうだ>>…』」

来ヶ谷「待て!」

理樹「ええぇー…」

来ヶ谷「君の今の内容は関心しないな、安価を全く活かせてないじゃないか」

理樹「活かすっていったって…」

来ヶ谷「少年がやっていることはこうだ」


21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金

男「次は>>21だな」



21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金)

甲冑を着る


21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金

男「よーし!甲冑を着たぞ!それからどうしよう?そうだ>>23



来ヶ谷「こんなのは安価とは言わん。安価で事柄を決定しているだけだ!少しはその後の展開を自分で考えろ!」

理樹「でも着るだけじゃ思い付かないよ…」

来ヶ谷「そういう時は例えば甲冑を着ている最中に誰かに出くわしてアクシデントを起こすとか面白そうなイベントを安価から連想するんだ」

理樹「たっ、確かに…うん。僕頑張ってみるよ!」

来ヶ谷「うむ、頑張れ」

訂正

来ヶ谷「君の今の内容は関心しないな、安価を全く活かせてないじゃないか」

理樹「活かすっていったって…」

来ヶ谷「少年がやっていることはこうだ」


20名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金

男「次は>>21だな」



21名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金)

甲冑を着る


22名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/08/08(金

男「よーし!甲冑を着たぞ!それからどうしよう?そうだ>>23



来ヶ谷「こんなのは安価とは言わん。安価で事柄を決定しているだけだ!少しはその後の展開を自分で考えろ!」

理樹「でも着るだけじゃ思い付かないよ…」

来ヶ谷「そういう時は例えば甲冑を着ている最中に誰かに出くわしてアクシデントを起こすとか面白そうなイベントを安価から連想するんだ」

理樹「たっ、確かに…うん。僕頑張ってみるよ!」

来ヶ谷「うむ、頑張れ」

理樹(その後も来ヶ谷さんのアドバイスに従って順調に描いていった)

理樹「よし、そろそろ終盤かな…あっ……」

来ヶ谷「どうした?」


55 名前:ピクルスLOVE [saga] :2014/08/08(金

面白くないわ、こんなSSよく描けたわね?やっぱり夏休みにここへ来るのは間違いだったかしら


理樹「こんなのって……」

来ヶ谷「落ち着け少年、SSを書く以上こんなレスもありゆる。問題はその後の対処だ、こういう輩は作者に反応されるのを待ちわびているのが多い。だから>>1である君が反応したら負けだ。無視しろ」

理樹「でも批判されるとこみ上げてくる物があるよ……」

来ヶ谷「それがどうした?よく他のレスを見てみろ、賞賛されている方が多いだろう」

来ヶ谷「『10の褒め言葉より1の悪口』とはよく言ったものだな、私のオススメはNGにすることだ。そうすれば次の悪口なんか見えやしないさ」

理樹「うん…そうするよ」

カタカタカタカタ

理樹「……お、終わった…」

来ヶ谷「お疲れ様だな」

理樹「うん…まさかここまで続くとは思わなかったよ。あっ、『乙』って何個も来てるよっ!」

来ヶ谷「良かったな。それは良いSSを描いた証拠さ、もっと良い話を描けば『支援絵』なんていうSSの為にわざわざ絵を描いてくれる時もある物だよ」

理樹「へぇー!それを目標にしてる人もいるんじゃない?」

来ヶ谷「目標といえばプロからスカウトを待ち望んでいる奴らもいるな。ただ支援絵はとても嬉しい物だ。『あー!誰か描いてくれないかなー!』なんてレスしてみてはどうだ?」

理樹「露骨過ぎるよ!」

来ヶ谷「少なくとも>>1はいつまでも募集してます」

理樹「あざとい…」

ガタン

恭介「終わったようだな」

理樹「恭介っ」

恭介「見てみたが初めてにしては中々の物だったんじゃないか?」

理樹「そ、そうかな……」

来ヶ谷「では私の役目もこれで終わりかな」

恭介「おう、サンキュー」

理樹「ええっ?」

恭介「実を言うとな、理樹にはSSを描くという体験をさせてみたかったんだ」

理樹「じゃあ思い付かないってのも嘘!?」

恭介「半分そうだな、理樹に繋ぎのSSを描いてもらいたかった。ま、個人的にどんな物を描くのかも見てみたかったがな」

理樹「もうまた試すような事して…」

恭介「ふっ、悪い悪い。だがつまんなくは無かっただろ?」

理樹「…うん」

恭介「また描きたかったらいつでも言ってくれ、今日はお前にSSの素晴らしさを伝えたかったのさ」

理樹(恭介にまたしてやられた。だけど今回も恭介の言うとおり悪い気はしない、それはSSを描いた時の達成感…描いた後の労ってくれるレスがあるからこそなんだろう…つくづくSS作者というのは読者に支えられてるんだと感じた)


恭介「ひゃっほう!じゃあ早速今から2人でSS描くかっ!!」

理樹「い、今から!?」




恭介が必死こいてSS書くの想像したらワロタ


ピクルスさんは妹さんと一緒にちょっとこっちに来てもらおうか

これはリトバスSSに見せかけたSS講座ですね
是非ダンガンロンパで同じことをやってほしいもんだ、特に前書きについて

短歌の時みたいにみんなでアイデアを出しあってssを作る特別編はよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月07日 (火) 00:59:57   ID: 4W3sB8o_

乙。

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